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手紙は複数を相手にはできない。双方向ではない。必ずタイムラグが生じる。いつ、どんな状況で読まれるかも指定できない。一いっ旦たん手を離れると取り消しや修正はできない。送り手と受け手が同じ時間と状況を共有することはできない。すれ違いや誤解をはらむ不ふ憫びんな媒体。それが手紙である。だからこそ、今の時代に手紙を再度推奨したい。一方通行の手紙だからこそ、書き綴る者、読み解く者が互いに歩み寄ることができる。すなわち手紙を交換することで自おのずと思いやる力、想おもう力が補われるからだ。

小島秀夫《創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち》

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信件无法以多个对象为目标，但也不是双向的，总会产生时间差。而且也无法指定收信人在何时、怎样的情况下去读。一旦离手，就不能撤销或修改。要求寄信人与收信人共有同样的时间和状况是不可能的。
充满误传和误解的麻烦媒介，这就是信。正因如此，我才想在这个时代重申信件的重要性。因为信件是单向的，所以写信者和收信者才能够达成共识。也就是说，互相写信是对同理心、想象力的一种补充。

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𝘼𝙣𝙙 𝙞𝙣 𝙩𝙝𝙚 𝙙𝙖𝙧𝙠𝙚𝙨𝙩 𝙣𝙞𝙜𝙝𝙩
𝙄𝙛 𝙢𝙮 𝙢𝙚𝙢𝙤𝙧𝙮 𝙨𝙚𝙧𝙫𝙚𝙨 𝙢𝙚 𝙧𝙞𝙜𝙝𝙩
𝙄'𝙡𝙡 𝙣𝙚𝙫𝙚𝙧 𝙩𝙪𝙧𝙣 𝙗𝙖𝙘𝙠 𝙩𝙞𝙢𝙚
𝙁𝙤𝙧𝙜𝙚𝙩𝙩𝙞𝙣𝙜 𝙮𝙤𝙪 𝙗𝙪𝙩 𝙣𝙤𝙩 𝙩𝙝𝙚 𝙩𝙞𝙢𝙚

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