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Showing 1-10 of 26 entries
118 people found this review helpful
9 people found this review funny
33.1 hrs on record
【良い点】
👍グラフィックの綺麗さと軽さ
👍ステルスで基地を開放した時の達成感
👍爆発・放火・狙撃、なんでもありのドンパチ感
👍大量のFT地点設置によるストレスのない移動
👍最初から最後まで通してCOOP可能
👍多少抜けているが便利な味方AI
👍相変わらずキャラの濃い敵キャラクター
👍いつものFARCRY

【悪い点】
👎強制的に進むストーリーミッション
👎武器の少なさ・カスタマイズ性の低さ
👎形骸化したハンティング
👎あまり代わり映えのないロケーション
👎マッチメイキングなし(フレンドとのみCOOP可能)
👎進行不能に陥るバグの数々
👎消化不良エンディング

評価項目
点数
グラフィック
8/10
サウンド
9/10
ゲームプレイ
6/10
ストーリー
4/10
総合評価
6.5/10

■ レビュー本文
今作の舞台はアメリカのモンタナ州、のどかな田舎のホープ・カウンティ。そこにはびこる、ファーザーことジョセフ・シードの率いる終末思想のカルト集団「エデンズ・ゲート」を相手に戦っていくことになる。やることは基本的に今までのシリーズとほぼ同じで、各地区で基地を制圧・解放しつつストーリーを進めていく。

敵の幹部は3つの地区にそれぞれ分かれており、各地区で敵を撃退したり破壊工作をすることで”レジスタンスポイント”が溜まっていく。このレジスタンスポイントが最大まで溜まるとその地区の幹部との決戦が始まり、3人の幹部を倒すことでファーザーとの最終決戦が始まる。各幹部もいい感じにイカれており、それぞれ毛色の違うボス戦が用意されているため、このあたりはプレイヤーを飽きさせないよう良い工夫がなされていると言える。しかし、レジスタンスポイントが一定数貯まる毎に強制的にその地区の幹部に関するストーリーミッションが進行するため、そこでゲームのテンポが悪くなってしまっているのが残念なところ。主人公はピ○チ姫ばりに拉致されてはその都度救出されることになり、プレイしているとああまたこの展開か、とうんざりしてしまうこととなる。おまけにパートナーを連れていても拉致時とボス戦は1人(COOPだと2人)きりで共闘感が余り感じられない点もプレイしていて気になった。

ストーリー関連ミッションのテンポの悪さは残念ではあるが、基地の解放や面白おかしいサブミッション、宝探しなどの要素はこれまでのFarcryシリーズが楽しめているのであれば間違いなく楽しめる水準だと言えるので安心して欲しい。また、今作ではパートナーとなる味方AIを最大2人まで連れて歩けるようになっており、それぞれが持つ固有の能力は戦闘やステルスにおいて非常に役に立つので、どんどん活用していくとゲームをより楽しめるだろう。

ロケーションに関しては、アメリカのモンタナ州にあるのどかな田舎ということもあって、3や4程の秘境感がなく、マップ自体も高低差に乏しくちょっと物足りない感があった。景観は素晴らしいがどこにいってもあまり代わり映えがせず、似たゲーム性のUBI製ゲーム、Ghost Recon Wildlandsと比べるとどうしても見劣りしてしまう。シリーズおなじみのウィングスーツも出番が減ってしまい、パークを取得してFT時にエアドロップを選択できるようになるまでは日の目を見ることがない。

これまでのシリーズから引き継いでいる要素に関しては今作でも大体楽しめるものとなっているが、Farcryシリーズの特徴の一つであるハンティングに関しては今作では形骸化してしまっている。これまでだと集めた動物の皮でクラフトしたり、クラフトのために特殊な敵をハントしにいったり、ハンティングにしっかりと意味があったのだが、今作では集めた皮はただ単に売るだけという換金アイテム扱いになっていしまっている。一応それぞれの動物の皮を一定数集めることでパークポイントがもらえるのだが、そもそもパーク自体がそれほど魅力的なものが揃っているわけでもなく、必要そうなものをいくつか取ったらあとはそこまで必要でもないという状態になってしまっている上、パークポイント自体も他の方法で簡単に手に入ってしまう。加えて、今作では武器の種類が乏しく、カスタマイズにおいてもサイトとサプレッサーを1つずつアンロックしてしまえばそれで終わりという程度になっているため、そこまで金が欲しくなるという場面も少ない。装備品のアップグレードのために皮を集めるのが面倒に感じるユーザーも当然いたのだろうが、自分としては今作のハンティングの仕様は少しばかり寂しく感じてしまった。

以下エンディングについてのネタバレ含む

そして、今作において最も評価が分かれるであろう点が、なんとも後味の悪いエンディングである。ファーザーとの最終決戦時にプレイヤーには「逃げる」か「戦う」の2つの選択肢が提示される。ここまでプレイしてきたユーザーの殆どはおそらくここで「戦う」を選ぶだろう。しかし、この選択による結末はバッドエンドに直行。世界はファーザーの言ったとおり、本当に核によって崩壊を始め、これまで協力してきたレジスタンスの面々は全滅。最後はバンカーでファーザーと2人きり取り残され物語は幕を閉じる。なんとも救いようがない。結局物語冒頭でファーザーを捕まえずに立ち去るのが最も賢い選択だったのである。このエンディングに辿り着くためにさんざん敵を殺して仲間を失ったのかと思うとやるせない。自分としてはこのエンディングはいただけない。


■ 総評
ここまで悪いところばかりクローズアップしてしまっているが、全体的にはいつものFarcryという感じで、基地解放や幻覚世界での戦闘など、これまでのシリーズを楽しめているのであれば変わらず楽しめる出来にはなっていると思われる。あらは目立つがベースはしっかりとしているので、クリアまでは楽しくプレイすることができた。また、今作はフレンドとストーリーミッションを含めて最初から最後までCOOPでのプレイが可能となっており、この点は今までのシリーズよりも良かったといえる。やっぱりこのシリーズは馬鹿なことをして騒ぐのが楽しいので、この仕様はありがたかった。欲を言えばフレンド以外ともマッチングできるようにもしてほしかったところ。総合評価は上でも書いている通り6.5/10と手放しで褒められる出来ではないが、クソゲーと言って投げ捨ててしまうのはもったいないため、様子を見ている人は半額程度まで値下がりしたくらいで購入を検討してみてはいかがだろうか。
Posted April 3.
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39 people found this review helpful
2 people found this review funny
3.4 hrs on record
【良い点】
👍値段の割に良質なグラフィック

【悪い点】
👎マップの端から端まで何度も往復させるようなレベルデザイン
👎全くロジカルでないパズル
👎取ってつけたような大音量ドッキリ
👎テンポの悪いカットシーン

■あらすじ
兄弟であるArasErhanは幼少期を奇妙な出来事の起こる古い祖母の屋敷(No70)で過ごした。祖母の死から20年後、二人の兄弟はそれぞれ別に暮らしていた。そんなある日、Erhanは家の中の何かがおかしいことに気づき、その原因を探るも途中で忽然と姿を消してしまう。Aranは長らくErhanと連絡が取れなかったため、遂に彼の足跡をたどることを決意した――。Erhanの身に何が起こったのか、No70での奇妙な出来事は何だったのか、その謎を追うホラーパズルアドベンチャー。

■レビュー本文
雰囲気のあるトレーラー、ゴージャスなライティング、独特のギミック・・・・・・。それらに惹かれて本作を購入しプレイしてみたわけだが、グラフィックに関してはなるほど、値段の割には中々のクオリティである。特に屋外のマップは夕日が映え、環境の美しさが際立っていた。
廃墟と森、そしてきれいな夕日が印象的だ
が、しかし、肝心のゲームプレイに関しては非常にフラストレーションの溜まる出来であったと言わざるをえない。

まず、とにかく無意味なほどにマップを行ったり来たりさせられる。例えると、
左端のスイッチを押したら右端のドアが開き、そのドアの先にあるギミックを解くために左端にあるアイテムを取りに行き、戻ってギミックを解くと左端にあったドアが開く
こんなレベルのめんどくささである。一直線に進ませろとまでは言わないものの、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか。

そして次にプレイヤーの頭を悩ませるのが、もはや推理させる気のないパズルだ。普通パズルというからには、解答へと導くための示唆、ヒントがあってしかるべきなのだが、本作では必要なアイテムを取得後、初めてギミックに触れるようになる。当然それまでなんの示唆もないことが多い上、一部はもはや意味不明なアイテムの組み合わせと使い方をするので、結局プレイヤーは周りのものにひたすらクロスヘアを合わせてインタラクトできるかを逐一試さなくてはならない。しかも、今まで何もなかった場所に脈絡なく必要なアイテムが現れることもあるため、プレイヤーはアイテムを拾ったりギミックを動かしたりするたびにマップを往復して探索をする必要が出てくる。さらに、アイテムを拾うためにはそれに密着するほど近づく必要があるので、部屋の隅々まで歩き回って視点をグリグリ動かす必要まである。推理もクソもなくひたすらオブジェクトをセンターに入れてクリック、これをパズルと呼ぶなら大体のFPSはパズルと呼べるだろう。
以下、このゲームにおけるパズルの一例(ネタバレにもなる為伏せてあります)
地下で洗剤を拾った! → 実はスタート地点(2回の奥)にあった鏡が汚れていた! → 鏡をキレイにしたら後ろの壁にパスワードが! (汚れている旨の記述が一度もない)
部屋に閉じ込められた! → 床に落ちてた記事を拾ってドアの下に通してみた! → ラジオペンチが拾えるようになったからそれで壁に刺さっていた釘を抜いてみた! → 抜いた釘を鍵穴に差し込んでみた! → 下に通した記事を引っ張り戻してみると鍵が乗ってた!(全体的に意味不明)
扉を開けるのにアイテムが3つ必要だ! → 2つは見つかったからはめ込んでみた! → 序盤に通り過ぎた部屋のテレビの角に最後のアイテムが出現した! (脈絡がなさすぎて地道な探索が不可欠)
全部が全部この調子というわけではないが、とにかくパズルの出来は全体的に良いとは言えず、折角の良いグラフィックなどを楽しむ心の余裕をプレイヤーから奪ってしまっていると感じた。

また、ホラーとしての出来に関しては、これまた微妙と言わざるをえない。プレイヤーを不安にさせるような雰囲気はほとんどなく、その状態から放たれる大音量系ジャンプスケアは実に滑稽なものであった。やはりこういった脅かし方はそもそもの雰囲気がベースにあって初めて楽しめるものであり、それができていない状態で使われるとただのチープな演出としか思えなかった。

最後に気なったのが、これが意図したものなのかどうかは分からないが、全てのカットシーンにおいて、演出が終わったと思われる(画面に変化がなくなる)のに、その後数十秒に渡って次の場面に移行しないという点である。このせいでカットシーンに入るといちいちテンポが悪くなり、ゲームプレイを阻害していると感じられた。もしこれが意図しないものであるならば、今後のアップデートで改善されることを期待したい。
なんの変化もなくなったカットシーンを数十秒見せつけられる

■総評
グラフィックはよくできているもののストーリーに起伏がなく、肝心のゲームプレイがあまり楽しめないので、パズル部分などは諦めてウォーキングシミュレータと考えて購入を検討するといいかもしれない。ボリュームは初回プレイで1~2時間程度と短めだが、値段が手頃なこともあり、その点に関して大きな不満はない。実績も1つを除いてストーリーを進めれば勝手に解除されていくので、実績解除が好きな人にはオススメ。トレーラーやスクリーンショットを見て購入を考えているのであれば、とりあえず一旦待って、セール時にあまり期待せずに買うといいだろう。
Posted January 19. Last edited January 19.
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46 people found this review helpful
18.6 hrs on record
【良い点】
👍ダイナミックかつユニークな演出
👍サイバーパンクなビジュアル
👍引き込まれるストーリー
👍世界観を深めるアパート住人との会話と幾つかのサイドストーリー

【悪い点】
👎微妙な操作性(特にしゃがみ時、壁際)
👎自動セーブのみ

■あらすじ
他人の脳をハックすることで調査を行うオブザーバー、その一員であるダニエル・ラザルスキは、ある日、長らく行方の分からなかった息子アダムから奇妙な通信を受け取る。その通信の発信源であるアパートの一室に向かったダニエルを待っていたのは、凄惨な事件現場だった――。なにが現実でなにが虚構なのか、現実世界と精神世界が入り乱れるサイバーパンクホラーアドベンチャー。

■レビュー本文
本作は、その演出の巧みさから話題を呼んだ人気ホラーゲーム『Layers of Fear』(過去レビュー)を開発したBloober Teamが手がける、ストーリー・世界観重視のホラーアドベンチャーだ。舞台は2084年、ディストピアと化したポーランドのクラクフにある集合住宅。そこで起きた事件の謎を、オブザーバーとしての能力を駆使して追っていくこととなる。ゲームのビジュアルは映画『ブレードランナー』を彷彿とさせ(ちなみに主人公の声は、同映画に出演したRutger Hauerが務めている)、サイバーパンクや退廃的な雰囲気が好きな人にとっては垂涎モノの出来栄えである。

ゲームプレイは2つのパートに分かれており、一つは現実世界で起きた事件を捜査する捜査パート、そしてもう一つは他人の精神世界に侵入して記憶や恐怖を追体験するハッキングパートとなる。捜査パートでは電磁スキャンと生体スキャンを使い、犯行現場に残された証拠などを探していくほか、アパートの住人に聞き込み調査を行って情報を集めていくことができる。住人との会話では事件に関する情報を得る以外にも、世界観を補完するような話を聞けたり、別の案件が浮上したりと会話の内容が多岐にわたっていて中々に興味深い。嬉しいことに本作は日本語に対応している(翻訳ミス若干多し)ので、世界観を堪能したい人は積極的に住人に話を聞きに行くといいだろう。
住人との会話はドアのインターコムを通して行われる
ハッキングパートはこのゲームのメインとも言えるパートで、対象の人物それぞれで全く異なる精神世界を見ることができる。精神世界はどれも不気味かつ不条理であり、前作『Layers of Fear』で見られた巧みな演出や奇抜なビジュアルが、よりいっそう磨きをかけてプレイヤーの心を乱しに来る。雰囲気としては、いきなりびっくりさせるような演出は少なく、じわじわとくるサイコスリラーよりで、目まぐるしく景色が変わる演出が多用されるため好みによって賛否の別れるところとなるかもしれない。(※以下ネタバレ含む)物語の後半では、他者の脳へのハッキングを多用したことによる影響で、現実世界と精神世界の区別が曖昧になってくる。今現在自分がどちらに置かれているのか分からず不安になってくる演出・ストーリーは見事なもので、プレイしていて何度も驚かされた。
精神世界では現実とは一味違った恐怖を味わえる

プレイしていて気になった点としては、まずは操作性の悪さだ。全体的に動きがもったりしていて思ったように動きづらく、しゃがみ時には近くのオブジェクトに干渉して意図しない方向に身体が向いてしまうことが多々あった。FoVの狭さやカメラの揺れ等も相まって、特に捜査パートでは若干ストレスを感じた。
次に挙げられるのは、セーブ機能が短い間隔での自動セーブしか無い点である。章ごとの区切りもなく、少し前からやり直そうと思っても最初からまるまるやり直すほか手立てはない。特に本作では収集物が全編に渡って多数あるうえ、一度取り逃したら取りに戻れないものも多く、全実績を解除しようとするとかなり気を使わねばならなかった。というか実際1個だけ取り逃してまるまるやり直した

総評として、サイバーパンクという言葉に興味があるのならプレイして損はしない。加えてホラーが好きというならば、これをプレイしない理由があるだろうか。翻訳に若干の荒があるが、ストーリーを追う上ではほぼ問題はなく、Observerの世界観にどっぷりと浸ることができる。前作『Layers of Fear』とはまた毛色の違う作品となった今作だが、その面白さは必ずやホラーゲーム好きをうならせることになるだろう。
Posted January 17. Last edited January 17.
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68 people found this review helpful
4 people found this review funny
50.2 hrs on record
【良い点】
👍美しい大自然
👍獲物に近寄る際の緊張感
👍木々のざわめきや小鳥の囀りといった環境音

【悪い点】
👎両極端な難易度のハンティング部分
👎大小様々なバグ
👎武器種間での大きな格差

雄大な大自然を堪能しつつ、時には待ち、時には追うことで狩猟を楽しむハンティングシミュレータ兼ウォーキングシミュレータ

- 圧倒される自然のグラフィックとサウンド
このゲームは名前の通り、ハンティングゲームであるものの、実際には獲物を探して歩く時間が非常に長い。そんな時間でもプレイヤーを楽しませてくれるのが、リアリティ溢れる自然とサウンドである。地面には草が生い茂り、見上げれば立ち並ぶ木々が風に枝を揺らし、時折枝葉の隙間から覗く陽の光がこれまた美しい。また、こういった自然に囲まれた中で聞こえる動物の鳴き声や風の通り抜ける音、草木をかき分ける音や足音といったサウンドが、ハンティングにおける高揚感を産んでくれる。加えて、プレイヤーは装備としてカメラも持っており、これを使えばHUDを排除した綺麗な写真を取ることができる点も評価したい。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1225690552

- シビアな狩猟体験、動と静のバランス
ゲームのメインであるハンティングに関してだが、始めたてで何も分からずにフィールドをうろつくと小一時間は散歩するだけになる心折設計である。一応説明はメニュー内のCODEXから一通り読めるものの、まずはコミュニティにある有志のガイドなどに目を通しておくといいだろう。
――――――――――
基本的にこのゲームにおけるハンティングは"追う"と"待つ"に分かれており、始めたての頃は"追う"ことが多くなる。フィールドをぶらつきながら動物の足跡を探し、鳴き声が近くで聞こえたら静かに近づき、撃つ。こう書くと実にシンプルにも思えるのだが、実際には風向きや自身の出す騒音、また獲物からの可視性などに配慮しなければならず、難易度は高めである。対して、ある程度プレイをしていると"待つ"頻度が非常に高くなってくる。動物はそれぞれ対応するCALLER(笛など)が用意されており、レベルが上がるに連れてそれをアンロックできるようになる。それをピーピージャカジャカ鳴らすと向こうからワラワラと寄ってくるので、一気にハントが楽になる。チョロい。また、"追う"にしても、対応するCALLERさえ持っていれば、足跡を追うというよりも、新鮮なう○こを追うという状態になることもしばしば。
――――――――――
要するに、ハンティングは序盤が大変なのに対し、レベルが上がると途端に楽になるという両極端な難易度なのである。この"追う"と"待つ"のアンバランスさに関しては後々調整が入れば、ハンティングシミュレータとしてもっと面白くなるのではないだろうか。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1223782218

- バグによって損なわれるゲーム体験
発売当時よりも大分マシになったとは聞くが、それでもバグはまだまだ多い。ボーダーレスでプレイするとUIのクリック判定がずれたり、ダッシュトグルがうまく機能しなかったりなど、その程度ならまだ良いのだが、しゃがむと即死する、目の前の獲物が突然遠くにワープする、乗り物に触れたら数百メートルふっとばされるなどハンティングシミュレータとしてのゲーム性を損なうものも未だ多く残っており、早期の改善が望まれる。

【総評】
ゲームプレイの大部分がフィールドの探索になるので、ウォーキングシミュレータ系が苦手でないならおすすめしたい。メインとなるハンティング要素については、如何に高いスコアを叩き出すかで楽しめるものの、野生動物や武器の種類がまだまだ物足りないので、今後のDLCやアップデートに期待したいところ。今のところDLCで乗り物の追加やマップの追加(それに付随する動物の追加)など、ユーザを飽きさせない姿勢が見られるので、自分としてもこれからをぜひ応援していきたいと思う。
Posted December 8, 2017. Last edited December 8, 2017.
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48 people found this review helpful
1 person found this review funny
4.1 hrs on record
【良い点】
👍深海の暗く重苦しい雰囲気
👍重厚なサウンド
👍捻りのあるストーリー
👍日本語対応 Thanks for Japanese localization!

【悪い点】
👎没入感をそがれるモーション
👎わかりづらいマップの導線・演出
👎手探り感の強い謎解き

暗い深海にたった一人、僅かな装備と酸素を頼りに脱出を試みるストーリードリブン型のサバイバルアドベンチャー


- ビジュアルとサウンドで表現された重く、暗い雰囲気
グラフィックスは最近の他の作品と比べると若干見劣りするものの、プレイしていて鬱々としてくるような暗さ、不気味さがあり、その点ホラーとしての雰囲気はよく出ていたと思う。サウンド面でも響くような重低音がプレイヤーの不安感や恐怖心をうまく煽っているよう感じられた。ストーリーの語りも淡々とした静かなもので、プレイ中の閉塞感・孤独感にマッチしていた。しかし、このようにうまく深海の雰囲気や臨場感が演出されている一方で、モーションのチープさや超自然的な演出の多用で没入感が削がれてしまっていたのが非常に残念だった。特に敵対する深海生物や謎の潜水服たちのモーションはかなり不自然で、全体的に動作が足りない、緩急のない動きになっていた。

- 次にどこへ行くのか、どうすれば良いのか
ゲームをプレイしていてストレスを感じたのは、マップの導線や行き先を示す演出がわかり難く、次にどこへ行けば良いのか、どこで何をすれば良いのかということが全体的に不明瞭だった点である。特に一度演出を見逃すと、先に進むためのキーアイテムがどこにあるのかさっぱりわからなくなる箇所があり、自分はそこで一度躓くことになった。また、一部ギミックが正常に作動しなかったせいで進行不能になったものの、そもそもそれ自体に気づかずにひたすら探索し続けたこともあった(これは自分にも問題がある気がするが……)。元々視界が悪いこともあるので、とにかくもう少し自然に流れがつかめるような作りであればより楽しくプレイできるのではないだろうか。

【総評】
良くも悪くもメタスコア(68/100)が妥当な評価じゃないかなと言う印象。荒削りな部分も目立つが、深海の雰囲気の演出やストーリーはよくできていたと思う。VR環境でプレイしてみるとまた没入感や臨場感といった点で更に評価が上がるかもしれない。一応VRでプレイできる環境はあるので後日また試してみようかと思う。ちなみにクリアまで大体3~4時間程度のボリュームなので、定価だとちょっと高めに感じるかもしれない。

【余談】
ゲームのオプションにヘッドボブの項目があるのだが、コレがどうも機能していない(おま環?)。おかげで終始ホバー移動状態だったのがちょっと残念だった。
Head Bobbing effect always disabled even if it's enabled in option.
Posted April 2, 2017. Last edited April 2, 2017.
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85 people found this review helpful
4 people found this review funny
121.8 hrs on record
【良い点】
👍立体的に広いマップ
👍美しい景観
👍豊富な武器とアタッチメント
👍バリエーション豊かなキャラメイク
👍自由度の高いゲームプレイ
👍キャラクター同士の掛け合いやラジオ
👍Ansel対応

【悪い点】
👎淡々と進んでいきがちなミッション("単調"と言うよりかは演出が足りない)
👎理不尽な敵スポーン
👎不親切なマッチング仕様
👎乗り物の挙動/操作

大規模麻薬カルテル "サンタ・ブランカ" を根絶するため広大なボリビアへと潜入するオープンワールドTPS


- 圧倒的スケールで描き出されるボリビア
このゲームを始めてまず思うこと、それはとにかくマップが広いということである。しかもただ広いだけでなく、それぞれの地域に特色があり、新しい地域に足を運ぶごとに思わずその景色に見とれてしまう。この景色の綺麗さはそのままプレイを続けるモチベーションにもつながるだろう。「あそこに滝が見えるから行ってみよう」とか「この山からの景色がキレイそうだから登ってみよう」といった具合に、ミッションの合間、ちょっとした移動時間に息抜きで探索できるのもこのゲームの魅力の一つである。Nvidia Anselにも対応しているのでスクショも非常に捗る。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=893281847

- 好きなときに好きな服装・装備を
キャラクターや銃器のカスタマイズの豊富さは、本作の大きな魅力として挙げられる。キャラクターであれば頭・顔から足まで細かく服装や装備を設定でき、銃器であればサイトやアンダーレール、バレルやマズル等を好きなようにカスタマイズすることができる。また、どちらもゲーム中いつでも変更することが可能なのも嬉しい点である。そのためミッションによって狙撃に徹したり、近距離戦闘に特化したりといった楽しみ方もできる。多少便利すぎる気もするがゲームとして面白いので良しとしよう
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=882956860

- ミッションの攻略法は無限大
ミッション攻略における自由度の高さも本作のウリで、こっそり忍び込んでステルスするも良し、正面突破でランボープレイするも良し、他にも遠距離からの狙撃や空からの奇襲、レベルが上ってくれば爆薬ドローンで爆殺なんてこともできてしまう。マップに点在する拠点は数が多いにも関わらずそれぞれしっかりとした作りになっているものが多く、特に大型の拠点であると索敵から作戦の計画、そして実際に実行するまでの流れがが非常に楽しく感じられた。どの順番で倒していくか、狙撃をするならどこに陣取るか、どこから侵入したらうまくいきそうかなど、そういった戦略を考えることに時間を掛けるのもこのゲームの醍醐味である。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=886163057

- 所々に現れる理不尽さ・不満点
概ねゲームプレイは楽しいし、(自分の環境では)特に動作が不安定なこともないのだが、やはり不満な点もいくつかある。ここではマッチングについての不満を特筆する。
マッチングについて
まず、なぜホストになることを選択できないのか。メインストーリーの進行度はホストに依存するので、いざマッチングしてみたら自分がまだクリアしていないミッションがクリア済になってしまうといった問題が発生する。故にストーリーをちゃんと進めたいならフレンドとプレイするか、ソロで一通りクリアしておくしかない。次に、なぜ難易度が同期されないのか。例えば4人全員がバラバラの難易度設定にしてマッチングした場合、ホストの設定に統一されるとかではなく、そのまま個人の設定が反映される。そのため3人が最高難易度でヒイヒイ言っている中、1人だけ最低難易度に設定しているプレイヤーが無双するという状況が起こり得る。なぜこの仕様にしたのかは甚だ疑問である。

【総評】
マップはかなりの広さで、ロケーションは豊富、景色は素晴らしく、自由度は高いと、オープンワールドとしてはかなりの高水準ですべての要素がまとまっている。服装や装備のカスタマイズが充実している点も高く評価でき、あとはマルチプレイ周りの改善や追加のコンテンツ次第といったところだろうか。マップ探索が好き、ステルスが好き、銃をいじるのが好き、こういったことに当てはまる人は是非このゲームをプレイしてもらいたい。

【余談】
敵勢力の一つ、その名前はユニダッド(UNIDAD)。ユニタッドでもユニダットでもユニマットでもない。ゲームの最初から最後までいるくせに一向に名前を覚えてもらえないウザい悲しい存在だ。
Posted March 30, 2017. Last edited April 2, 2017.
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93 people found this review helpful
6 people found this review funny
34.2 hrs on record
【良い点】
  • 序盤から中盤にかけてのホラーらしい演出
  • 敵のデザイン、イカれたキャラクター性
  • FPSとしての基本を押さえたアクション
  • 懐かしのシステム

【悪い点】
  • 物足りないボリューム
  • 終盤になるにつれ薄れるホラー感
  • 少ない敵の種類
  • 規制関連(下の方に詳細)

得体の知れない一家が住まう、狂気漂う洋館からの脱出を図るサバイバルホラーシューティング

若干ネタバレあり

■ 帰ってきた、ホラーとしてのバイオハザード・・・
TPSからFPSへとモデルチェンジし、より一層場面の緊迫感や恐怖感が伝わりやすくなったおかげか、非常にホラーとしての出来は素晴らしい。と、言いたいところだが、終盤は実に最近のバイオらしいモンスターパニック&オカルト的な展開になっている。体験版であるBeginning Hourをプレイし、ホラー作品としての期待を大いに寄せていた自分にとってこの終盤になるに連れ恐怖感の薄れるような展開は残念であった。序盤のドキリとさせる演出、嫌な予感を感じるようなロケーションが光っていただけに実におしいと感じる。ちなみに中盤あたりのホラー部分はバイオハザードと言うかすごくF.E.A.R.っぽい印象があった。というか完全にF.E.A.R.。
序盤の演出をちょろっと紹介
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=853271168
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=853283026

■ ベイカー一家のイカレ具合が魅力的
Beginning Hourでファミパンとして定着したジャックを始め、マーガレット、ルーカスのぶっ飛び具合が非常に良い。特筆すべきはやはりファミパンことジャックで、ゲーム中ではバラエティに富んだ登場の仕方、退場の仕方で楽しませてくれること間違い無しである。そのしぶとさは今までのシリーズで言うウェスカーのそれに近い。地味に難易度によって演出が変わるポイントもあるので、彼の雄姿を見逃さないよう各難易度で周回しよう!


■ ボリューム、敵の種類、ボス戦、色々物足りない
ゲームクリアまでの時間は、難易度やプレイスキルにもよるが、大体6~10時間程度。ホラーゲームとしては正直この位の長さがちょうどいいということもあるが、やはり値段がそこそこ張るためボリューム不足を感じる人も少なくないだろう。現時点で全実績解除にかかる時間もおよそ20~30時間程度となっている。また、敵の種類が少ない点もボリューム不足を感じる原因だといえる。敵はモールデッドと呼ばれるものが3種類(2足、4足、デブ)、虫が3種類(うち2種類はトラップのようなもの)で計6種類、あとは数体のボスがいるのみである。そして何よりも物足りないのはボス戦で、殆どのボスは決まった倒し方のようなものがあるので、高難易度においてはもはや通常の敵のほうが脅威である。(自分の場合死因の8割が4つ足モールデッド、1割がその他モールデッド、残り1割がボス)

■ このゲームにおける表現規制について
このゲームの購入を考えている人は、まず表現規制に関する状況をよく調べて、その上で購入するかどうか、どのバージョンを購入するか検討してほしい。

現在販売されているバージョンは(表現規制に関して言えば)3つ、CERO Dに相当する通常版、CERO Zに相当するグロテスク版、そしてSteamの外部で販売されている海外版である。この3つのうち、表現規制がかかっていないのは海外版1つのみで、通常版はもちろん、名ばかりのグロテスク版も一部シーンでは規制が入っている。グロテスク版においては規制の入るシーンは通常版と比べて少ないものの、一部かなり演出が変わっているシーンもあるので、多少手間はかかるが自分としては海外版をおすすめしたい。

各バージョンの比較などはおそらく検索すればいくつか出るかと思うのでそちらも参照されたし。


【総評】
ややボリューム不足を感じるものの、全体的にホラーとしては演出もよく、シューターとしての楽しさもあるので、ホラーゲーム好きでFPSが苦手でなければオススメ。一応ストーリーはマルチエンディングではあるが、そんなにがっつり分岐があるわけではないのでそこには期待しない方がいい。序盤は先が読めず、ファミパン一家のお陰で良質なホラー体験ができ、後半はいつものバイオハザード的展開である意味安心する。インベントリのシステムや体力表示、用途不明のからくり屋敷など、旧作の要素をうまく引き継ぎながらも新しいシステムや雰囲気なども取り入れており、これまでのファンも新規のプレイヤーも楽しめるゲームとなっている。これからもバイオハザードシリーズが続くのならば、ぜひともまたこの作風で作って欲しいと思う。
Posted January 30, 2017. Last edited January 30, 2017.
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102 people found this review helpful
11 people found this review funny
67.4 hrs on record
【良い点】
  • 豊富なロケーション
  • レトロな雰囲気(音楽含む)
  • 激しい銃撃戦
  • 魅力的なキャラクター
  • 感情豊かな表情・モーション
【悪い点】
  • 単調すぎるミッションと言うかほぼコピペ
  • 活かしきれていないオープンワールド
  • 多彩なバグ
  • 微妙な最適化
  • 通り抜けられない茂み
  • 予約限定特典(限定とは言っていない)

架空の都市ニューボルドーを舞台に、裏切りによってファミリーを殺されたリンカーン・クレイの復讐譚を描いたオープンワールドクライムアクション


- リンカーン・クレイの復讐譚と成り上がるまでの記録
この物語は、リンカーン・クレイが所属していたファミリーの仇を取る復讐劇であると同時に、仲間を集め、自分のファミリーを成長させていく経緯を描いたものでもある。ストーリーテリングはドキュメンタリー風のムービーで進行し、幾つかの選択要素による分岐もある。ストーリーは実に王道の復讐譚という感じで非常に手堅い面白さがあったが、逆にいうと起伏や意外さに欠ける一面もあったので一長一短といったところだろうか。

- ミッションの単調さが数多くの良い点をぶち壊す
戦闘は激しい銃撃戦が味わうことができ、テイクダウンの爽快感は素晴らしい。ドライブでは美しい景観を眺めるもよし、レトロな曲を聞くも良し。ラジオの曲も豊富で、ニュース内容はストーリーと関連しているなど芸が細かい。またキャラクターたちの表情が非常に豊かで、まるで本物の人間のようである。このように良い点が非常に多いし、他にも褒めるべき点は多々あるのだが、とにかくミッションの単調さが酷い
ミッションは大きく分けて3つ、シノギを邪魔してシマを奪い、最終的には重要人物を殺害していくストーリーミッションと、3人の腹心と関連するサイドミッション、そしてひたすら往復作業を繰り返すお使いミッション(扱いはサイドミッション)である。ストーリーミッションはいくつかのエピソードにおいて演出的もしくはロケーション的な目新しさがあるものの、基本的な流れはほぼ全て敵のシマで物(人)を壊(殺)しまくってシノギを邪魔する→怒った元締めが表に出てくるので殺す→シマを押さえたら重要人物を殺しに行くという感じである。加えて元締めの出現する場所はシノギを邪魔する際に一度訪れた場所なので目新しさは皆無と言っていい。そしてサイドミッションに至っては、3人の腹心関連・お使い、どちらもそれぞれ内容がまるっきり同じである。まさにコピペ。例えば腹心関連であれば、3人それぞれから3回ずつミッションを受注できるのだが、その内容が3回ともトラックを盗むだけ、ターゲットを殺すだけといった具合であり、一応1回目の前と3回目の後にストーリーが語られるものの、ストーリー性はほぼないと考えて差し支えないだろう。お使いミッションに至ってはやたら遠くて入り組んだ「バイユーファントム」という地域に行って帰ってくるだけ。何回でも受注できる稼ぎ用のミッションであり、クリアまでの間にやる意味は全く無い。

- 単調さに拍車をかける要因は他にも……
移動手段として徒歩の他にボートや車も用意されているものの、シノギを邪魔するための破壊→移動→破壊→移動...と、とにかく移動が多い(時間も結構掛かる)ことも単調さを感じる要因の一つであると思う。加えて移動ルートを限定するためか、通り抜けられない茂みが多数設置されており、目の前に目標があるのに遠回りをさせられたことも少なくはない。これは特にバイユーファントムと呼ばれる湿地帯において顕著で、車で移動しづらい地形な点も相まってかなりのストレスであった。自分は結局実績100%達成までプレイした訳だが、乗車中のラジオがなければマウスをぶん投げていたかもしれない。また、それぞれのシマに存在する中ボス的存在「元締め」だが、これがそこら辺の雑魚とほぼ変わらない点も単調さを感じる要因として挙げられる。交戦中なら格闘キー2回、ステルスでなら1回押すだけでその場にへたり込むので、登場を引っ張る割に呆気なさすぎる戦闘力である。特別な攻撃手段等も特に持ち合わせてはいない。

【総評】
銃撃戦がアツい、ストーリーも良い、景観も素晴らしい、けれどもミッションが単調すぎるので一周でお腹いっぱいといった印象。自分は実績を埋めるために周回したが、ストーリー分岐があるものの、作業感の増す2周目は流石に飽きがきた。しかしクソゲーと言い切ってしまうには褒めるべき点が多く、1周目は結構楽しめたので個人的評価は7/10といったところ。しかしこれをフルプライスで他人に勧められるかと聞かれたら答えはノーである。まだ最適化やバグ取りが十分でない点も踏まえ、購入するか迷ってる人はもう少し待ってみるが吉。

以下余談
広大なマップの各地に収集物が配置されているが、集めたからと言って特に何かがあるわけではない。実績もない。エロ本見たい人以外は無視してよし。自分は勝手に実績があると思いこんでせっせと集めていたが、あとでよく見たら全く関係なくて泣いた。
予約限定特典を後から普通に販売するならその旨を最初から言ってほしかった。$5で販売するなら予約するよりも一ヶ月後に安くなった本体とDLC買えばよかったじゃないかと泣いた。
Posted December 2, 2016. Last edited December 2, 2016.
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37.5 hrs on record
【良い点】
  • テンポの良いアクション
  • ユニークな世界観
  • 豊富な武器種
  • 機能の充実したフォトモード
  • 耳に残るメインメニューのテーマ
【悪い点】
  • 中途半端なハクスラ要素
  • 唐突なエンディング
  • 大雑把なバランス調整

豊富な武器を使って大量の敵をひたすらに捌いていく爽快感が売りのニンジャアクションFPS


-前作からどう変わったか
主な変更点、追加要素は下記の通り
  • COOPモード
  • ハクスラ要素
  • 属性(Elemental)の概念
  • ミッションが受注形式に などなど…
他にもダッシュがスタミナ制でなくなるなど幾つか変更・調整がなされている。全体的に前作からブラッシュアップされた形となるが、追加要素であるCOOP、ハクスラ、属性といった要素に関しては賛否が別れるところだろう。

-追加要素の賛否について
COOPモード
こういったツッコミどころ満載なゲームを友人とワイワイプレイできるという点に関しては大いに評価したい。やはりゲームは大勢で楽しむに限る。しかし一方で、COOPらしい要素というものがほとんど存在しないというのは残念な点である。例えば仲間を蘇生させたり、アイテムを融通し合ったりということができればもう少しCOOPの意義が出てきたのではないかと思う。現状は装備品の効果が多少仲間に影響するくらいで後はシングルプレイと変わらないといった状態である。

ハクスラ要素
この要素が楽しめるかどうかで本作の評価はかなり変わってくると言えるだろう。簡単に説明すると敵の落とす強化アイテムを使って武器やキャラクターのステータスを強化・改造するというやりこみ要素なのだが、いかんせん本作におけるハクスラ要素は中途半端なのである。マップに配置されている箱や敵からドロップする武器の性能自体には差がない点、強化アイテムがTier分けされている割に上位Tierでもぼろぼろ落ちる点、最上級Tierのものにはマイナス効果も付属していて場合によっては下位のほうが使える点など粗が多く挙げられ、現状ではこれをやりこみ要素としてゲームを長く続けるということは難しそうである。

属性効果(耐性や弱点含む)
これまた大きく賛否の別れる要素だと思われる。強化アイテムの中には武器に炎・雷・氷・毒といった属性を付与するものがあり、それぞれの属性に得手・不得手とする属性がある。じゃんけんといえば分かりやすいだろうか。他のゲームで言えばBorderlandsの属性要素とほぼ同じである。これによって相手によって属性を切り替えるというテクニカルな面が生まれ、更に楽しめる人がいる反面、戦闘のテンポを落としてしまうので煩わしいと感じる人も多いのではないだろうか。自分の場合は前者なので特に気にすることはなかったが、このゲームに単純な爽快感を求める人にとっては微妙な要素となってしまったようだ。

-戦闘の爽快感は健在
とにかく斬って撃って爆散させての派手で爽快な戦闘を楽しめるので、前作の戦闘が楽しめた人はほぼ今作も楽しめると言っていいだろう。ただ先程述べた通り幾つかの要素が足を引っ張る可能性もあるのでそこだけは注意してほしい。今作では武器種がかなり増えており、近接武器一つとっても刀からチェーンソー、鉤爪や鎌など様々なタイプのものが存在する。武器は同時に8種類まで持てるという点も戦闘の幅が増えて嬉しいところ。また、強化アイテムの中には弾丸を爆発させるなど武器の性能を大きく変化させるものもあり、自分のお気に入りの戦闘スタイルを探すのもひとつの楽しみ方だと言える。

-その他見どころ、不満点など
もう一つ良い点としては、スクショ好きとしては非常に嬉しいフォトモードがある点だ。COOP時には使えないが、自分のお気に入りの場所や場面を探してマップを探検するのも戦闘に疲れた頃にちょうどいいリフレッシュとなる。
その他不満点としては、パートナーであるカミコの印象が前作のホージに比べて薄い点、そしてエンディングが結構唐突な点で、"えっ、これで終わり?"と感じてしまう人は他にもいたのではないだろうか。

【総評】
ある程度のハクスラ要素はあるものの、結局本作は敵を倒す気持ちよさ、爽快感を求めたシンプルなアクションゲームであると言える。その点においては前作の良さを引き継いでおり、ファンの期待に応える良作であると思う。また、世界観や濃いキャラクターたちも魅力的で、プレイすればニンジャの何たるかを身をもって味わうことができるだろう。値段もお手頃なので気になっている方にはぜひ購入して遊んでみてほしい。
一点、現在日本語には対応しておらず、英語が苦手な人はストーリーを追うことが困難であると思われるので購入する際にはそのことも念頭において検討したほうがいいかもしれない。
まぁぶっちゃけストーリー分からなくても全く困らないけどね!
Posted November 24, 2016. Last edited November 25, 2016.
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19.9 hrs on record
【良い点】
  • 不安を煽る演出
  • 不気味さを醸し出す絵画
  • 臨場感を高める綺麗なグラフィック
【悪い点】
  • どこかで見た演出

    Originally posted by Oscar Wilde, The Picture of Dorian Gray:
    Every portrait that is painted with feeling is a portrait of the artist, not of the sitter.

    画家の狂気に満ちた館をさまよい歩く、ストーリーを追っていく形式の一人称視点探索ホラーアドベンチャー
    http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=710166978
    -さっきまでこんな扉あったっけ……?
    このゲームにおいて特筆すべきはなんといっても秀逸な演出面だろう。ちょっと視線を逸らしただけで今までそこになかったものが現れたり、絵画や部屋の雰囲気が変化していたり、そしてどこからともなく聞こえてくるうめき声・囁き・足音などなど、うまくプレイヤーの恐怖や不安を煽ってくる演出が散りばめられている。特に視線の移動によって起きる演出は絶妙で、場面の切り替えや小物の配置がスムーズに行われる様はぜひとも一度体験してもらいたい。

    -綺麗なグラフィック故の臨場感
    ホラーに必要なのはプレイヤーをいかにゲームの中に引きこむかだが、このゲームは美麗なグラフィックや歩く際の足音や揺れと言った音響・演出、どれをとっても素晴らしく、プレイ中は高い臨場感を得られた。特に繊細なモデルやテクスチャ、ライティングによって演出された洋館は、暗く静かな舞台としてプレイヤーに不安や緊張感を与えるのに一役買っている。また飾られている絵画もどこか不気味さを感じさせるものが多く、まさしく画家の狂気が感じられるといったところだろう。

    -リプレイ性のあるマルチエンディング方式
    このゲームは周回を重ねることで幾つかの演出の変化が見られ、また収集できるものも増えていくとのことである。そしてプレイ中エンディングまでに主人公が取った行動によってストーリーが変わるというマルチエンディング方式となっている。エンディングは全部で3つあるので、1周目をプレイしてこのゲームを楽しめたのなら、周回を重ねてすべてのエンディングを見てみてはいかがだろうか。

    【総評】
    不安を煽る演出をうまく使った、今までやってきたホラーゲームの中でも上位に食い込む良作である。もともと絵画を不気味に感じたことのある人も少なからずいるだろうが、このゲームはそういった心象をうまく利用していると思う。びっくりさせるような演出もそこそこあるが、じわじわと来る不安や恐怖、狂気を味わいたいという人がいたらぜひともこのゲームをおすすめしたい。
Posted June 30, 2016. Last edited June 30, 2016.
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