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Kure's Rimworld of Magic Class Expansion Pack 日本語翻訳追加
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SPQR  [developer] Oct 8, 2021 @ 5:28pm
クラス解説
これはKure's Rimworld of Magic Class Expansion Packの作者がコミュニティスレッドに掲示した
「Mod Documentation」の一部を訳出したものです。原文はこちら
https://steamcommunity.com/workshop/filedetails/discussion/2236103336/2845669419704657710/

自分で発見する楽しみを損ないたくない方は、見ないことをおすすめします。
以下に、作者は各クラスの基本的な特徴を簡単に述べています。全部で53種類。
(11/28 ルーンナイトが増えたよ)
(11/30 花咲きの剣士と貪欲者が増えたよ)
(12/2 メックハンターが増えたよ)
(1/11 ガンスリンガー、大地の守り手、シャドウブリンガー、ケミパンクが増えたよ)

--デュアルクラス(魔法戦士)--
・赤魔道士(RedMage) - 接近戦と遠距離戦の両方に対応できる、芸達者な魔法戦士です。スキルを使って一時的に接近戦と遠距離戦のどちらかに特化することができます。また、マナとスタミナの再生速度を増やすスキルを持っているため、自分や味方がより多くのアビリティを短い間隔で使うことができます。(さらに重要なことに、エクスプロージョンが使えます)
・忍者(Ninja) - 多くの小技を持ち、それぞれのアビリティは有機的に連携しています。どちらかといえば1体ずつ敵を間引いていく戦いが得意ですが、状況に応じて範囲攻撃もできます。しかしリソース管理が難しく、育っていない序盤はどのアビリティを使うか、どのように戦うか悩むことになるでしょう。生身の敵に対してはとても強力です。
・エレメンタルガンナー(ElementalGunner) - 遠距離から持続的に大量のダメージを与えることに特化しています。このmodで最も殺傷力の高いクラスのひとつで、純粋な攻撃スキルだけを持ち、他にはどのような絡め手も使いません。
・リーパー(Reaper) - 敵陣に潜り込み、敵の精神をさまざまにかき乱して混乱を引き起こす悪魔のようなクラスです。
・魔狩人(Pridestalker) - 弓を使うハンターです…が、それ以上に、動物を召喚する様々な魔法を使い、敵を数で圧倒することができます。加えて、自分自身を(望むなら敵も)動物に変身させることができます。
・黄昏の運び手(Duskbringer) - 光と闇が両方そなわり柔軟さが特徴のクラスです。頑強な前衛、攻撃魔法に長けた後衛、機敏な潜入暗殺者、あるいは上手く使えばこれら全ての役割を一人で果たすことができます。状況に応じて光、または闇に特化することでステータスボーナスが得られます。
・デッドアイ(Deadeye) - 遠距離戦に特化したスナイパーで、いくつかの特殊な魔法具を使いこなす点がRoMの狙撃手と違います。特定の場所に潜伏し、照準や射撃速度にボーナスを得ます。より強力な射撃のために魔法を使うこともできますが、マナの再生能力がないため使い所が重要です。
・スペルシーフ(Spellthief) - 敵陣に潜入して妨害するのに長けた魔法使いです。味方や敵のアビリティをコピーすることができます。単一の敵との戦いは得意ですが、複数人を一度に相手取るのは厳しいかもしれません。
・ガーディアン(Guardian) - 剣と魔法を駆使して味方を守ることに特化した強靭な守護者です。普段はスタミナプールがロックされており、マナを消費してプールを有効にしなければスタミナを消費する技能は使えません。しかしその分、技能はどれも強力です。
・トゥルバドゥール(Troubadour) - 弓矢と音楽の力で味方を支援します。高い汎用性を持ち、敵にダメージを与えるだけでなく味方の回復や保護、さまざまなバフをかけることができます。ただし、ほとんどのアビリティは自分自身にかけることができません。
・ギャンブラー(Gambler) - カードを引くことで味方の回復や援護、ダメージやデバフなど多彩な戦術が使えます。事前にカードを引く必要があることから、長時間の戦いや、強力なカードを引いたらすぐに行動に移せるような戦いで力を発揮します。逆にカードを揃える前に敵に襲われた場合、その能力はあまり役に立ちません。
・貪欲者(Ravenous) - あらゆるものを食べるクリーチャーです。食べ物、敵、死体、木、建物などを捕食し、それらを原料にして酸による攻撃を加えることができます。前衛であるとともに遠距離砲兵としても機能するユニークなクラスです。通常このクラスを遊ぶには、特性を持つNPCから採用するか、もしくはゲーム開始時に入植者に割り当てるしかありません。
・シャドウブリンガー(Shadowbringer) - 暗黒の力を利用して敵を倒す前衛です。消耗戦に長け、倒れた敵を利用したり傷を受けることで発動できるスキルを持ちます。しかし、いくつかのスキルは味方も傷つけるという欠点があり…仲間から離れて一人で戦うべきでしょう。
・大地の守り手(Warden) - 土魔法を扱い格闘もできるバトルメイジで、中衛に向きます。タンク役として有能であり、味方のサポートもでき、大ダメージを与えるスキルを備えています。しかし、そのような強力なスキルセットの代償として、特に初期はマナやスタミナが枯渇しやすいという欠点もあります。


--戦士クラス--
・擲弾手(Bombardier) - 遠距離攻撃と陣地攻撃が得意で、接近戦用のスキルは持ち合わせていません。壁を越えて敵を爆撃することができます。
・レイルブレイカー(Railbreaker) - 近接戦闘で自分ごと敵を爆殺する破天荒な格闘家です。スキルのコスト及びクールダウンがとても小さく、短時間で膨大なダメージを叩き出しますが、それは自分自身に与える爆発の反動ダメージをどうにかできるならの話です。
・サムライ(Samurai) - 攻撃と防御のどちらもそつなくこなす中~近距離型戦士です。弱点は移動スキルを持たず、機動力に劣ることです。素早く敵を蹴散らしますが、長期戦向きではありません。
・バーサーカー(Berserker) - シンプルかつ強力な戦士です。任意に凶暴化でき、制御不能になる代わりに恐ろしいほどの自己バフを得て戦います。他の入植者にとって危険ではありますが。このクラスを使うなら、Don't Drop WeaponのようなMODが役立つでしょう。
・霊媒師(Scion) - 各種の○○拳を使う格闘型クラスです。優れた戦闘能力に加え、内政でも様々な役割を果たします。それぞれのスタンス効果には長所と短所があり、選択を誤ると自分を危険に晒すかもしれません。
・ペスト医師(Plaguedoctor) - ダークファンタジーでお馴染み、みんな大好きなアレです。長い間寝込むような病気や衰弱を即座に治すことができます…が、危険と副作用が伴います。
・ガジェッティア(Gadgeteer) - コロニーを発展させる様々なお役立ちスキルを兼ね備えた、内政/支援クラスです。戦いの場での役割はあまりありません。
・メディック(Medic) - 多くの単体バフスキルと回復スキルを持つ、内政/支援クラスです。自身の戦闘能力は貧弱です。
・鉄鎖使い(Chainwarden) - 戦場での機動力に優れ、範囲攻撃もでき、スタンや引き寄せで敵の動きをコントロールできる中衛戦士です。
・奇襲者(Ambusher) - ステルス、トラップ、そしてすぐれた白兵戦能力で敵を待ち伏せして戦います。
・妨害者(Saboteur) - 敵陣の背後に回り込み、時限爆弾を仕掛けて敵の陣地や地形、建築物を破壊にし、誰にも気づかれないうちに立ち去ることができます。
・勇者(Aspirant) - 最初はRoMのどんなクラスよりも弱く、ほとんど役に立ちませんが、ゲーム終盤では素晴らしいポテンシャルを発揮します。レベル180前後で全てのスキルとステータスが上限に達します。通常このクラスを遊ぶには、特性を持つNPCから採用するか、もしくはゲーム開始時に入植者に割り当てるしかありません。
・ホークアイ(Hawkeye) - 弓術を駆使するクラスで敵を狙撃で打ち倒すのが得意です。他の多くのクラスと違い、その性能は装備する武器に大きく依存します。
・戦列支援兵(SupportSpecialist) - ショットガンを使い重要なターゲットを倒したり、味方を回復したり、支援したり、他にも様々なスキルを持ちます。しかし、他のクラスに比べてクールダウンとコストが全体的に高くなっています。
・潰し屋(Scrapper) - ステゴロと機動力が特徴的な、一撃必殺の無力化技を数多く持つ一騎打ちの達人です。同時に複数の敵を相手取るのは苦手かもしれません。
・霊能者(Mystic) - 気(chi)を使って戦う汎用性の高い中衛戦士です。クールダウンが短く、強力な技を使うことができます。しかし気の容量に制限があるため、どのアビリティを使うか優先順位をつけることを強いられます。気が足りなくなると、その戦闘能力は大きく落ちます。
・破術士(Spellbreaker) - 心理戦に長け、大規模な混乱を撒き散らす生存性の高い戦士です。戦士や魔術師を倒すことに特化しており、単一目標を無力化する技を多く持っています。ただし、純粋な戦闘能力は他のクラスに劣ります。
・帯電者(Thunderblessed) - 稲妻の破壊力を駆使する戦士です。近距離での強力な範囲攻撃スキルを多く持っており、一度に多数の敵を殲滅することができます。その攻撃力の代償として他のクラスに比べて脆く、一つのミスが怪我や死を招くかもしれません。また、仲間から十分に離れて戦わない場合、ほとんどのアビリティは味方にも危害を加える可能性があります。
・竜騎士(Dragoon) - 高い機動力を持つ近接戦士です。ジャンプすると敵の攻撃目標から外れるので、それを繰り返すことで敵の攻撃をかわしつつ戦うことができます。対個人、対集団のどちらにも対応できますが、一つ一つのアビリティのコストとクールダウンは重くなっています。
・ガンブレイカー(Gunbreaker) - 近距離で銃器を使う、攻撃力の高い戦士です。事前に弾倉を蓄えて戦闘に備えてさえいれば、強烈な攻撃を連続して繰り出すことができます。ほとんどのアビリティは発動後に短時間のダメージ軽減を与えるため、見た目の印象よりもずっと防御力があり、敵を吹き飛ばしている限りは攻撃を受け止め続けられます。
・小銃手(Gunner) - 強力な単発式銃器を使います。チャージすることで、手数の不足を補うアビリティを使用できます。
・ウォーリア(Warrior) - 盾役と攻撃役のどちらにもなりうる、柔軟な戦いができる近接戦士です。重要な場所の守りに置くと良いでしょう。
・ノーマッド(Nomad) - 弓を使った遠距離攻撃と接近戦ができる頑強な中衛戦士です。範囲攻撃、盾役、遠距離戦、近距離戦、機動戦、いずれにも適応できますが、どの分野でも特化したクラスには劣り、あるアビリティを使う状況は他のアビリティを腐らせてしまいます。
・ホロスミス(Holosmith) - 素早い範囲攻撃が得意な、敏捷な戦士です。普段はスタミナプールが無効になっており、戦闘中のごく短時間しか本領を発揮できません。その代わり、アビリティはどれもかなり強力です。
・シェフ(Chef) - 味方の睡眠や食事の欲求を和らげ、デバフを解消し、コロニーの活動を円滑にする支援クラスです。戦闘でもちょっとした攻撃は可能です。
・鉱山技師(Miner) - 岩山を簡単に砕くことができる内政クラスです。トラップの達人でもあります。
・ストライカー(Striker) - 防御や回復を犠牲に、迅速で攻撃的な戦闘スタイルを持つ格闘家の変形クラスです。
・花咲きの剣士(Blossom Blader) - 自然を愛する戦士です。自然と触れ合い、また薬草を採集することによって戦闘能力を高め、毒と出血を武器に戦います。戦闘においては、非常に短いクールダウンで次々に攻撃を繰り出すことができますが、貯めていたハーブがなくなるとあまり役に立たなくなります。
・メックハンター(Mech Hunter) - メカノイドや重装甲の敵を倒すのが得意な射撃クラスです。それ以外の敵に対しても状況に応じたアビリティを使って戦うことができます。
・ガンスリンガー(Gunslinger) - 機動力の高い射撃クラスで、弾丸を撒き散らして広範囲を制圧するのが得意です。戦闘前にスキルを準備しておくことで連続でスキルを叩き込むことができます。
・ケミパンク(Chempunk) - 己の身体を改造して毒の武器に変えた戦士です。耐久力のある前衛であり、範囲攻撃を得意とします。しかしそれらのスキルによって自分自身もダメージを負うことがあります。アビリティは低いコストと短いクールダウンで連発できますが、使いすぎは死に繋がります。

--魔術師クラス--
・ハービンジャー(Harbinger) - 敵に呪いをかけ、衰弱させるデバフを与える魔術師です。対個人に特化しており、マナ効率はよくありませんが、視線が通っていなくても対象を呪うことができるため、安全な場所から危険な敵を無力化するのに非常に役立ちます。また、生きているポーンの命と引き換えに死者を復活させる魔法を持っています。
・七色魔道士(ChromaMage) - 多くの強力な魔法を習得できる魔術師です。しかし、レベル30までしか成長しません。したがって、プレイヤーはどのスペルを習得し、どの能力を伸ばすべきか、決断を迫られることになります。
・風魔道士(WindMage) - 機動力と敵の妨害に長けた魔術師です。攻撃力はそれほど高くありませんが、マップ上を自由に飛び回り、敵を無力化したり味方を支援する技を豊富に持っています。
・クレリック(Cleric) - 中衛で活躍する回復役兼支援魔術師です。短射程ながら非常に素早く回復魔法を使うことができ、攻撃スキルもいくつか持っています。また、マナの再生速度を早めることによって次々と魔法を連発することができます。しかし、クレリックの使う魔法は他のクラスのそれよりも高コストであるため、クレリック自身は激しい魔力の衰弱と戦うことになります。
・枝木使い(Arbormancer) - 植物を媒介にした魔法を持つ、(植物さえあれば)万能の魔術師です。当たり前ですが、屋内や氷上では役に立ちません。また、彼らの魔法の多くは植物それ自体を破壊し、彼らの魔法の使用に悪影響を及ぼすことに注意してください。
・防衛魔術師(Keeper) - 基地防衛に特化した魔術師です。防壁やタレット網をその場で構築したり、戦闘が始まる前であっても様々な魔法を使って防御を充実させることができます。
・探求者(Starseeker) - 最初はRoMのどんなクラスよりも弱く、ほとんど役に立ちませんが、ゲーム終盤では素晴らしいポテンシャルを発揮する魔術師です。レベル180前後で全てのスキルとステータスが上限に達します。通常このクラスを遊ぶには、特性を持つNPCから採用するか、もしくはゲーム開始時に入植者に割り当てるしかありません。
・アトロナック(Atronach) - 自分だけではマナの再生ができない魔術師で、その運用には何らかの形で外部からマナを得る方法を見つける必要があります。その代わり、強力な魔法をあやつります。通常このクラスを遊ぶには、特性を持つNPCから採用するか、もしくはゲーム開始時に入植者に割り当てるしかありません。
・神託者(Oracle) - マップ全体に届く魔法を持ち、安全な場所から味方を援護したり、敵を攻撃したり妨害したりできる魔術師です。欠点としては、魔法の発動が遅かったり、威力も弱かったり、効果が不安定だったりすることがあげられます。味方に一日一回限りのランダムで強力なバフをかけることができ、コロニーの発展にとても役立ちます。また、味方を復活させる高等魔法も持っています。
・破壊魔術師(BlackMage) - 要は某ゲームの黒魔道士ですが、RoMに既に黒魔術師がいて紛らわしいのでこのような名前になりました。それはさておき、彼らは完全に戦闘に特化した魔術師であり、間断なく攻撃魔法を唱えつづけることができます。防御力はとても低く、武器の使用にもデバフがかかり、内政も苦手としていますが、ひとたび襲撃が来れば高等魔法を乱射して大軍を片手で捻ります。
・学者(Scholar) - 味方にシールドを貼り、敵を妨害する優れた支援魔術師ですが、自分で戦う能力はありません。死者を復活させる高等魔法を持ちます。
・ルーンナイト(RuneKnight) - 事前にマナを注入したルーンを用意しておくことで、強力な呪文を素早く連続で唱えることができる特殊な戦闘魔術師です。攻撃、防御、そして回復の魔法を使うことができます。事前に用意されたルーンを用いた魔術は詠唱に伴うマナの弱体を受けることはなく、クールダウンもごく短時間で済む長所があります。しかしルーンを貯蔵するのに時間がかかることと、準備不足だと固有スキルを使うことができないのが短所です。


--RoM基本クラスの変更--
・放浪戦士(Wayfarer)/放浪魔術師(Wanderer) - クラスアップでランダムな技能を習得することはなくなり、代わりに他のクラスからいくつか有用なアビリティを得られるようになりました。序盤のサバイバル生活ではとても役に立ち、安定してきた中盤になると少し影が薄くなり、ゲーム終盤では再び本領を発揮するクラスになっています。
・武術家(Monk) - 気を消費して発動する2つのスキルを追加します。高コストで短時間の無敵を付与する「無念無想」と秘孔を突いた数秒後に敵を即死させる「秘孔拳」です。
・司令官(Commander) - 3つの新しいスキルを追加します。「各個に撃て!」は広範囲の味方に射撃速度バフを与え、「挑発」は敵を激怒させて凶暴化させ、「外交折衝」は他の派閥の人間相手に成功した場合、即座に派閥関係を改善します。
・聖騎士(Paladin) - 魔法戦士クラスに変更されました。また、味方に反射シールドを付与、遠距離から敵1体をスタンさせる、周囲の敵を挑発して自分自身に攻撃を集中させる、といった3つのスキルを追加します。
・ドルイド(Druid) - 味方単体をバフする2つのアビリティを追加します。攻撃力を強化する「テイルウインド」と防御力を強化する「堅牢な樹皮」です。
・秘術の魔法使い(Arcane Mage) - 「魔力の壁」と自分自身のマナ再生能力を劇的に向上させる「クリアマインド」の2つのアビリティを追加します。
・混沌魔法使い(Chaos Mage) - 「混沌の流儀」はより多くの魔法に対応します。

加えて、フェイスレス(Faceless)の「ミミック」や「レギオン」は追加されたアビリティのほとんどをコピーすることができます。派生クラスのスキルをコピーした場合、元クラスの強化の度合いに関わらず常に最大ランクのスキルを使用できます。
Last edited by SPQR; Jan 10, 2022 @ 8:07am