Sid Meier's Civilization VI

Sid Meier's Civilization VI

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メモの切れ端
By mamezo99
個人用メモ。シビロペディアの抜粋。
   
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日本の特徴
  • 侍は技術「戦術」を研究すると生産できるようになる。
    移動力2、近接戦闘45、生産コスト180。
    ダメージを受けても戦闘ペナルティが発生しない。

    • 侍までの技術
      陶磁器(25)-筆記(50)-通貨(120)-数学(200)-戦術(300)

      筆記(50):『他の文明に出会う』 《キャンバス》
      通貨(120):『交易路を1つ建設する』 《商業ハブ》
      数学(200):『異なる専門区域を3つ建設する』
      戦術(300):『槍兵でユニットを倒す』

    • あると良さそうな技術

      a)採鉱(25)-青銅器(80)『蛮族ユニットを3体倒す』 《兵営》
      b)占星術(50) 『自然遺産を発見』 《聖地》
      c)畜産(25)-弓術(50) 『投石兵でユニットを倒す』 弓兵ユニット。
      d)採鉱(25)-石工術(80) 『採石場を建設』 都市攻撃可能になる。破城槌ユニット。
      e)畜産(25)-騎乗(120)-徒弟制度(300) 『牧草地を作る』『鉱山3つ建設』 《工業地帯》

  • 明治維新
    別の区域に隣接している区域は通常の隣接ボーナスを追加で得る。

    通常、区域を2つ隣接させると+1ボーナスを得られる。
    日本は区域を1つ隣接させることで+1ボーナスを得られる。
    ※都心も区域。

    区域を多く隣接させることでボーナスを得られるので、都市の間隔を狭くすると区域を密集させやすい。
    区域の設置は都心から3マス以内。他都心の横は設置出来ない。
    タイルの所属を変更するときは、都市の『市民を管理』から【交換】で可能。
    ※注意として、交換が可能なタイルはその都市と繋がっている必要があり、他都市の区域でふさがれていると交換できない場合があるので前もって所属タイルを考えておく必要がありそう。


    • 隣接ボーナスのある区域
      聖地、キャンバス、*港、商業ハブ、工業地帯、劇場広場

    • 隣接ボーナスの無い区域
      兵営、*用水路、飛行、宇宙、娯楽、*近郊部

    • 都市2つの例:Aを重視。


    • 都市3つの例:

  • 海岸線にいる陸上ユニット、浅瀬にいる海上ユニットの戦闘力上昇
    日本が海沿いで戦うと神風が吹く?

  • 兵営、聖地、劇場広場、3つの区域の建造時間が半分
    軍事、宗教、文化をバランス良く伸ばす文明という扱いかな?
海で行こう
日本のもう1つのボーナスである海岸線にいる陸上ユニットと浅瀬にいる船の戦闘力があがる特性を上手く使えないか考え、海上ユニットを調べてみる。


  • 海洋近接戦闘
    名前
    技術
    資源
    近戦
    遠戦
    対空
    移動
    生産
    特殊
    UPG後
    ガレー船
    帆走術
    25
    3
    65
    キャラベル船
    ロングシップ
    帆走術
    30
    3
    65
    ノルウェー固有
    キャラベル船
    キャラベル船
    地図製作法
    50
    4
    240
    装甲艦
    装甲艦
    蒸気機関
    石炭
    60
    5
    380
    特殊
    駆逐艦
    駆逐艦
    諸兵連合
    80
    50
    4
    540
    潜水艦発見

  • 海洋長距離戦闘
    名前
    技術
    資源
    近戦
    遠戦
    対空
    射程
    移動
    生産
    特殊
    UPG後
    カドリレーム
    造船
    20
    25
    1
    3
    120
    フリゲート艦
    フリゲート艦
    横帆船
    45
    55
    2
    4
    280
    戦艦
    戦艦
    鉄鋼
    石炭
    60
    70
    65
    3
    5
    430
    航空・核防御
    ミサイル巡洋艦
    ミナス・ジェイラス
    *ナショナリズム
    70
    80
    75
    3
    5
    430
    ブラジル固有
    ミサイル巡洋艦
    ミサイル巡洋艦
    レーザー
    70
    85
    85
    3
    4
    680

  • 海洋略奪
    隣接するまで見えないユニット
    名前
    技術
    資源
    近戦
    遠戦
    対空
    射程
    移動
    生産
    特殊
    UPG後
    私掠船
    *重商主義
    40
    50
    2
    4
    280
    沿岸部襲撃
    潜水艦
    シードッグ
    *重商主義
    40
    50
    2
    4
    280
    イギリス固有
    敵の船を拿捕
    沿岸部襲撃
    潜水艦
    潜水艦
    電気
    65
    75
    2
    3
    480
    原子力潜水艦
    Uボート
    電気
    65
    75
    2
    3
    430
    ドイツ固有
    視界+1
    外洋戦闘+10
    他ステルスの発見
    原子力潜水艦
    原子力潜水艦
    電気通信
    ウラン
    80
    85
    2
    4
    680
    核兵器搭載可

  • 海洋輸送
    名前
    技術
    資源
    近戦
    遠戦
    対空
    射程
    移動
    生産
    特殊
    UPG後
    空母
    諸兵連合
    石油
    65
    3
    540
    航空機2輸送


社会制度「対外貿易」にある政策「海運業」は序盤に船を使うのなら効果が高そう。

政策「海運業」:太古および古典時代の海洋ユニットに対する生産力+100




フリゲート速攻:
帆走術(50)-造船(200)-地図製作法(540)-横帆船(660)

帆走術(50):『沿岸に都市を建設する』
造船(200):『ガレー船を2つ所有する』
地図製作法(540):『港を2つ建設する』
横帆船(660):『マスケット銃兵でユニットを倒す』

・あると良さそうな技術
占星術(50)-天文航法(120)

占星術(50):『自然遺産を発見する』 <聖地>
天文航法(120):『海洋資源を2つ開発する』 <港>

フリゲート艦以降の海上戦闘ユニットは、上端の技術だけでは取得不可。


適当に思いつく戦術など
「人は石垣、」

維持費のかからないユニットを大量生産し、都市や国境に壁を作る。もしくは攻める。

近代までいけば維持費が3以下のものも維持費0に出来るが、現実的なのは太古・古典時代の維持費1以下ユニットの使用となるだろう。



維持費を減らす政策
政策
時代
社会制度
効果
徴兵(軍事)
太古
労働徴発
ターンごと、ユニットごとの維持に必要なゴールドが1減る。
国民総動員令(軍事)
近代
戦時動員
ターンごと、ユニットごとの維持に必要なゴールドが2減る。

維持費の安いユニット
名前
近戦
遠戦
射程
移動
生産コスト
維持費
特殊
戦士
20
2
40
0
鷲の戦士
28
2
65
0
アステカ固有
捕獲・労働者として使用可
投石兵
5
15
1
2
35
0
戦闘車
30
3
55
0
シュメール固有
平坦な場所から移動で移動力4
斥候
10
3
30
0
弓兵
15
25
2
2
50
1
ガレー船
25
3
65
1
ロングシップ
30
3
65
1
ノルウェー固有
沿岸襲撃、沿岸移動力4
破城槌
2
65
1
支援ユニット
近接ユニットの防壁ダメージ最大
槍兵
25
2
65
1
対騎兵ユニット
重装歩兵
25
2
65
1
ギリシャ固有
重装歩兵と隣接で戦闘力+10
ヒッタイト・チャリオット
28
2
65
1
平坦なタイルから移動で移動+1


ユニットを強くする方法
  • 地形効果
    防御側のいる地形により防御ボーナス、近接ユニットが川を越える場合の攻撃ペナルティ。

  • 文明・指導者特性
    日本の場合、海岸線にいる陸上ユニットと浅瀬にいる海上ユニットの戦闘力+5。

  • 大将軍・大提督
    時代にあった大将軍が居ると周囲2マスのユニットは戦闘力+5、移動力+1。
    大科学者にユニット回復効果のある人物がいる。

  • 戦闘ユニットの昇進
    戦闘ユニットは経験を積むとレベルがあがり強化される。
    レベルが4程度にあがると2回攻撃や射程+1が付くのでかなり強くなる。

  • 政治体制
    政治体制
    時代
    効果
    寡頭制
    古典
    すべての近接陸上ユニットの戦闘力+4
    共産主義
    近代
    陸上ユニットは防御力+4
    ファシズム
    近代
    すべての戦闘ユニットの戦闘力+4

  • 政策
    政策
    時代
    効果
    宗教戦争(軍事)
    ルネサンス
    他の宗教を信じる文明との戦いで戦闘力+4


  • 社会制度「軍の伝統」
    すべての戦闘ユニットが側面攻撃と支援攻撃のボーナスを得る。
    5と同じなら、攻撃対象ユニットの周りに味方ユニットを多く配置しているとボーナスが大きくなる(未確認)。

  • 宗教

    戦いに使えそうな信仰
    パンテオン
    効果
    炉の神
    太古と古典時代のユニットに対する生産力+25%
    戦の神
    聖地区域から8マス以内で倒した敵戦闘力の50%を信仰ボーナスで得る。
    入信の儀式
    蛮族の前哨地を一掃する毎に信仰+50
    癒しの神
    聖地区域と隣接するタイルで回復+30

    エンハンサー
    効果
    十字軍
    この宗教を信仰している他国都市近くで戦闘力+10
    信仰の守護者
    この宗教を信仰している友好都市近くで戦闘力+10

    使途のレベルアップ
    レベルアップ
    効果
    異教徒の改宗
    隣接するすべての蛮族を改宗させ、自分の味方にできる。
    従軍牧師
    使途が衛生兵として機能し、1タイル以内にいるユニットが回復する。


  • 軍団、大軍団
    産業化時代以降の政策「ナショナリズム」の研究が完了すると、同じ種類の軍事ユニットを統合し1つのユニットにすることが可能になる。統合すると「軍団」となり戦闘力+10。「戦時動員」を研究したあとは3つのユニットを統合し、「大軍団」を編成できるようになる。戦闘力+7

    一部の大将軍、大提督は「軍団」「大軍団」「艦隊」「大艦隊」を作ることが出来る。
技術ツリー


水域
都市を築く場所の近くに水資源があるかどうかで初めの住宅の値が変わる。
何も無い - 最大人口2(住宅2)
沿岸 - 最大人口3(住宅3)
川、湖、オアシス - 最大人口5(住宅5)

水事情は都心の隣に用水路タイルを追加することで改善可能。
用水路 - 川、湖、山岳の隣、かつ都心の隣。住宅=6か元の+2のどちらか大きい値になる。
住宅
都市に収容できる市民の上限数。
都市は市民1につき食料2を消費。余剰食糧が一定数貯まると市民が増える。
余剰食糧が無い場合は都市の成長は止まり、食料が不足していると市民が減っていく。

市民が住宅より2以上少ない場合、100%成長。
市民が住宅より1少ない場合、50%成長。
市民と住宅が等しい場合、25%成長。
市民が住宅より多い場合、0%成長。



建造物。穀物庫(住宅+2)、下水道(住宅+2)など。
施設。農場、牧草地、プランテーションなど。(住宅+0.5)
区域の建造物。兵舎、大学など。
近郊部区域。<産業時代>


※近郊部、用水路、遺産は人口配置の必要なし。
幸福度と設備
  • 幸福は都市の人口が期待するだけの設備があるかどうかで決まる。
    人口が3に達したあとは、人口が2増えるたびに設備1が必要。

    「興奮している」 - 成長+20%、産出量+10%
    「喜んでいる」 - 成長+10%、産出量+5%
    「満足している」 - 修正なし。

    不満が高まると、成長率と産出量にマイナス修正。
    「不安を感じている」 - 成長がとまり、反乱軍が出現することがある。


  • 設備は高級資源、総合娯楽施設区域の建設物、都市の建築物(動物園やスタジアム)などで増える。
    一部の遺産、政治政策、宗教でも増やすことが可能。
    戦争による疲労と財政破綻は都市の設備を減少させる。

    高級資源は帝国全体の設備を最大で4増やし、設備の少ない順に4つの都市が選ばれ、各都市の設備が+1。

    10ゴールドの赤字、設備-1、1ユニット解隊
    20ゴールドの赤字、設備-2、2ユニット解隊

区域
  • 技術で解放されるもの
    区域
    技術
    隣接ボーナス
    隣接ボーナス値
    聖地
    占星術
    信仰
    自然遺産+2、山+1、森+0.5、区域+0.5
    キャンパス
    筆記
    科学力
    山+1、熱帯雨林+0.5、区域+0.5
    兵営
    青銅器
    天文航法
    ゴールド
    沿岸資源+1、区域+0.5
    商業ハブ
    通貨
    ゴールド
    港+2、川+2、区域+0.5
    用水路
    工学
    工業地帯
    徒弟制度
    生産力
    鉱山+1、砕石場+1、区域+0.5
    飛行場
    航空技術
    宇宙船基地
    ロケット工学

  • 社会制度で解放されるもの
    区域
    社会制度
    隣接ボーナス
    隣接ボーナス値
    総合娯楽施設
    遊びと娯楽
    劇場広場
    演劇と詩
    文化力
    遺産+1、区域+0.5
    近郊部
    都市化
    住宅
    ※近郊部参照

  • 都市の区域数
    都市人口
    区域数
    1-3
    1
    4-6
    2
    7-
    3
    4
    5
    6
    7


※日本の明治維新は、隣接ボーナス:区域+0.5が+1になる。
近郊部
近郊部は特殊な区域で、都市が収容できる人口を増やす。アピールという近郊部と観光力に関わる隣接ボーナスがある。
アピールは国立公園、シーサイドリゾートの配置条件解除にも影響。

隣接
自然遺産、+2
聖地、劇場広場、総合娯楽施設、遺産、+1
山岳、沿岸、森、オアシス、+1
川か湖の上、+1
工業地帯、兵舎、空港、宇宙基地、-1
熱帯雨林、湿原、氾濫原、-1
略奪されたタイル、-1


アピール
「最高」 - 住宅+6。
「素敵」 - 住宅+5。
「平凡」 - 住宅+4。
「不快」 - 住宅+3。
「最悪」 - 住宅+2。
戦争による疲労
頻繁に戦争をしている国は、生産性と国民の幸福度が低下します。
戦争による疲労は戦闘のたびに蓄積していき、他国の領土で戦ったり、自軍のユニットが撃破されたりすると、蓄積はより大きくなります。
ユニットが核兵器によって撃破された場合には、一段と大きな疲労が発生しますが、自分が核兵器を用いた場合に発生する疲労はそれすら上回ります。
開戦事由を持たずに宣戦を布告した場合は、戦争による疲労の蓄積が増加します。

戦争による疲労は、自国のすべての都市に対してマイナスの設備として作用し、都市の成長力と生産性を低下させます。

戦争による疲労は戦争中も少しずつ減っていきますが、減り方が最大になるのは誰とも戦争していないときです。
日本
歴史的背景
2千年もの間、閉鎖的な島国として守りを固めていた日本は、つづく激動の2世紀で世界有数の工業力と経済・文化の面で最も影響力をもつ文明の1つとなった。生け花や歌舞伎、武士道を生んだ民族が今度は漫画、アニメ、寿司、そして相撲を世界にもたらしたのだ。歴史ある伝統の「和」(英語では「ハーモニー(調和)」と訳される)は、良きにつけ悪しきにつけ、進歩と利益にとって代わられた。

日本で初めて記述された書物である『古事記』(紀元前712年頃)には、原初の5代目の神の後に生まれたイザナギとイザナミの兄妹神が、434の日本の島々を創り出したと記されている。巨大な矛で海をかきまぜると、槍から垂れた水滴が陸地となり、兄妹はそこに住まい、他の多くのカミ(神、霊的存在)を生んだという。現実はこの物語よりももう少し散文的だった。日本列島が大陸から切り離される4万年前、人々は地峡を渡り、約2万9千年後にアジアから切り離された。紀元前660年にはすでに文明が存在し、太陽の女神天照の子孫とされる天皇も存在していたようである。

日本の「有史時代」は3世紀頃からはじまるが、それ以前の西暦57年の後漢時代の書物にも、捉えどころのない記述が残っている。この「古墳時代」に日本では複数の軍事的な氏族が興った。中でも本州の南中央部にいたヤマトが支配的となったが、その過程で多くの血が流れたことは間違いない。他氏族をすべて屈服させたヤマトは、自らを統一された日本列島の帝であると宣言した。しかし続く2世紀にヤマトの権勢は次第に衰え、朝廷の権力は野心的な豪族(当時の日本における「領主」)によって徐々に侵食されていった。

ヤマト政権初期の数世紀の間に日本の農民は鉄製の農具を使うようになっていった。鉄製の農具のおかげで農耕が発達し、米を栽培する田が大きく広がった。米は味が良く、栄養価も高かったため、すぐに日本食に欠かせない食材となった。この農地拡大によって少ない人数で非常に多くの食料生産が可能になったため、豪族は余った労働力を軍事に注ぎ込めるようになった。こうして、「傍で仕えるもの」を意味する侍という新たな階級が日本社会に生まれた。あらゆる封建領主が私兵を抱えるようになるのに時間はかからなかった。また、この時期に日本は隣国から当時の先端技術をいくつも取り入れたが、中でも重要なのは中国から伝わった筆記だろう。筆記とともに宗教(儒教)が入り、6世紀には仏教も伝来した。

初期の将軍は、天皇から任命される官職の1つで、正式には征夷大将軍(「蛮族遠征軍の総司令官」)といった。征夷大将軍の役割は、蝦夷(えみし)やアイヌなど、天皇の支配を頑なに拒む勢力を平定することだった。やがてこの称号は世襲となり、将軍は単なる軍事的指導者ではなく帝すら凌ぐ実質的統治者として認識されるようになる。当然、将軍の地位を巡って内紛が多発した。西暦1185年、源平の合戦において源氏は当時将軍家だった平氏をほぼ完全に滅ぼした。源氏はすぐさま法を定めて封建制度を確立し、天皇を表舞台から引き下がらせて単に崇められるだけの名目上の支配者にした。

源頼朝が没すると、その妻の一族である北条氏が幕府を支配した。北条氏について特筆すべきは、時宗の時代にモンゴルの侵略を2度撃退し、禅宗を広め、「武士道」を完成に至らしめるのに貢献したことだろう。モンゴルの侵略は、日本の歴史にとって2つの極めて重要な意味を持つ。まず従来の刀ではモンゴル軍の鎧(茹でて硬化させた分厚い革でできていた)の前に折れてしまいがちだったため、その心配を払拭するために刀工の手によって名高い「日本刀」が生み出されたこと。そして、このモンゴルによる侵略は、侍が本土の同胞以外と戦ったわずか3度の機会のうちの最初のものだったということだ(他の2回は1592年の朝鮮出兵と1609年の琉球征服)。そう、侍はもっぱら同国人同士で斬りあっていたのである。


その後も北条氏は権力を保ったが、1333年、後醍醐天皇が実質的な支配権を皇族に取り戻そうと反乱を起こした。倒幕には貴族に加え、武士、そして僧兵の協力を得ていた。しかし後醍醐天皇に味方した主要勢力は、獲得した利益の分配に不満を抱き、1336年に反旗を翻して天皇を北の吉野山へ追いやった。その後の60年間は、北朝と南朝の2つの朝廷が存在し、日本の統治は二分された。名目上の南朝の天皇の統治が続いていたが、実験を握っていたのは足利幕府だった。1391年、朝廷が再統一され、将軍足利尊氏が権力の座に就いた。

ここから日本は「戦国」として知られる時代に突入する。この150年間は、社会的な大変動、暗殺を含む政治的陰謀、大名同士の軍勢によるほぼ絶え間ない軍事衝突に彩られている。しかし、そんな時代にも花開いた文化はあった。この時代に築かれた壮麗な城は芸術の域に達し(現存するものもある)、兵士は多様な武器に熟練した。ヨーロッパの貿易商が銃をもたらした後は、マスケット銃の扱いもそこに加わった。戦国時代は忍者が活躍した時代でもある。やがて、才気あふれる織田信長の下、天下統一はほぼ成し遂げられたが、信長は不幸にも1582年に最も信頼していた部下に裏切られ、志なかばにしてこの世を去る。その後も多くの血が流されたが、ついに1603年、信長と国境を接していた大名であり盟友でもあった徳川家康(最も有名な侍の1人)が将軍の座に就いた。

こうした時代にヨーロッパ人も日本にやって来ていた。まず1543年、中国へ向かっていたポルトガル、スペイン、さらにオランダとイギリスの貿易商が日本に立ち寄り、イエズス会、ドミニコ会、フランシスコ会の宣教師たちが布教に努めた。だが新たな将軍は、貿易のために築かれた居留地や教会は、実のところヨーロッパ人による侵略の前触れではないかという疑念にかられていた。実際、キリスト教は急速に広まり、虐げられてきた農民の間で特に流行していた。1637年、約3万人のキリスト教信者(ほとんどが百姓)と浪人(君主をもたない侍)が起こした島原の乱は、将軍が派遣した大軍によって鎮圧された。

将軍の施策は徹底的だった。島原の乱の後、徳川家光の下でいわゆる鎖国(隔離法)が開始され、後継者によってつづく250年の間に強化された。長崎の出島から出ることを禁じられたわずかのオランダ人と中国人を除き、宣教師や貿易商をはじめとするあらゆる外国人が追放され、朝鮮との交易は対馬に限定された。入国しようとする外国人も出国しようとする日本人も、ただちに死刑に処された。カトリック教徒は追放され、カトリックの学校や教会は取り壊された。大名の改宗も禁じられ、違反した者にはやはり死刑が待っていた。(日本における標準的な刑罰である)

鎖国政策のおかげかどうかはわからないが、250年以上にわたる江戸時代に日本は社会と文化の最盛期を迎えた。また江戸時代は比較的安定した平和な時代でもあった(たとえ刀の切っ先を突きつけての強制的な平和だろうが)。浮世絵、歌舞伎、そして文楽は見事な作品を生み出し、琴や尺八の最も有名な曲もこの時代に作られた。芸者は単なる芸人(あらゆる意味で)から、洗練された女性らしさの極みへと進化を遂げた。侍が芸術を後援したことで、全国に優雅な景観や建築が広がった。社会構造は厳格なものとなり、その体制下では人口の約85%を占めた最下層の百姓から250名の大名まで、各々が身分と責任を受け持った。身分を逸脱したことに対する罰は厳しく、また即座に行われるものが多かった。茶を飲むことから自害まで、あらゆることが厳格に儀式化されていた。

日本が平穏だったのは、1853年にアメリカのマシュー・ペリー提督が訪れるまでのことだった。ペリーは4隻の近代的な軍艦の砲撃準備を整えて江戸湾を航行し、開国して西洋と規制のない貿易をおこなうことを日本に要求した。翌年ペリーは7隻の艦隊を引き連れて再び来訪し、武力を背景にして将軍に日米和親条約を結ばせた。それから5年以内に、日本はほとんどの西洋諸国と同様の条約を結ぶ「喜び」を味わった。今まで犯されることのなかった門戸を外国の軍に踏み荒らされ、火力によって圧倒された恥辱の中で徳川幕府は倒れ、実質的な権力は天皇のもとへ戻ることとなった。

1867年に即位した精力的で若い明治天皇は、国の上から下まで飲み込む抜本的な改革の時代を開始した。その目的は、日本の近海を航行していた軍艦の所有者である欧米諸国に匹敵する軍事力と経済力を獲得することにあった。1912年までに政府は封建制度を廃止し、ほとんどの大名の領地を「天皇の統治」下に置き、その大半を百姓に与えた。また、信仰の自由を定め、貿易を推進し、武士階級を実質的に廃止した。より実際的な面では、殖産産業を奨励し、ヨーロッパ諸国に倣った立憲君主制を確立した。そして1873年、日本は全国的に徴兵制を敷き、日本帝国陸軍および海軍を創設した。

その改革は非常に効率的で、日本はアジアの大国として急速に頭角を現した。やがて、これも西洋を真似、植民地帝国の建設にとりかかった。1894年、日本は朝鮮の支配権をめぐって瀕死の中国と対立した。日本はやすやすと勝利を収め、朝鮮、台湾、澎湖諸島、遼東半島の「独立」を獲得した。しかし列強諸国は遼東半島を中国に返還させ、中国はそれをすぐにロシアへ貸与した。日本は激怒し、その結果とした1904年に勃発した日露戦争は、日本には「西洋」の列強を叩きのめす力があることを証明する機会となった。第一次世界大戦では、日本は敗北したドイツが太平洋とアジアに所有していた領土を獲得するチャンスを得た。次に日本は中国を少しずつ侵食しはじめ、満州に進出してほぼすべての国を驚愕させた。しかし、世界恐慌とブロック経済は、全体主義的な軍国主義による政権掌握に拍車をかけることになる。1930年代終盤、欧米の民主主義国家と日本帝国の衝突はもはや避けられない情勢になっていた。

中国でおこなわれた「残虐行為」、フランスのナチスドイツへの完敗に便乗したインドシナ進駐、満州でのソ連との衝突が報じられたのにともない、アメリカでは民衆の反日感情が高まっていった。それから間もない1941年、日本はアメリカとイギリスに宣戦を布告。第二次世界大戦に参戦した。だが、最初こそ驚異的な成功を収めたものの、その後日本は総崩れとなり、配色が濃厚となった1945年8月、原爆によってとどめを刺された。しかし、アメリカの占領下、日本はフェニックス(日本風に言えば「鳳凰」か)のごとく蘇り、世界有数の経済力、技術力、文化力を有するに至った。

プレイ
日本でのプレイレポ 「難易度 王、速度 標準、広さ 標準」
方針:明治維新の活用と侍速攻の実験。

侍は「戦術」技術で解放される。「戦術」の最速技術開発ルートは以下。
  • 陶磁器(25)-筆記(50)-通貨(120)-数学(200)-戦術(300)
    筆記(50):『他の文明に出会う』 《キャンバス》
    通貨(120):『交易路を1つ建設する』 《商業ハブ》
    数学(200):『異なる専門区域を3つ建設する』
    戦術(300):『槍兵でユニットを倒す』

科学優先で「教育」まで進めるときは以下の様になり、「戦術」までのルートと非常に近い。
  • 陶磁器(25)-筆記(50)-通貨(120)-数学(200)、畜産(25)-騎乗(120)-徒弟制度(300)-教育(390)
    騎乗(120):『牧草地を作る』
    徒弟制度(300):『鉱山を3つ建設する』
    教育(390):『大科学者を獲得する』

「戦術」までの最速を試み、その後「教育」を目指してみる。


その場で都市を作る。
都市の詳細を見ると人口1、宮殿(生産+2、ゴールド+5、科学+2、文化+1)
総収入は、科学力+2.8、文化力+1.4、信仰+0、ゴールド+5.2となっている。

科学は建造物(宮殿)より+2、人口により+0.7、設備により+5%(+0.1)
文化は建造物(宮殿)より+1、人口により+0.3、設備により+5%(+0.1)
ゴールドは建造物(宮殿)より+5、設備により+5%(+0.2)

と、なっている。科学と文化は人口増加で増やすことが出来そうだ。

初期位置は北と南に山がある。聖地とキャンバスは山との隣接ボーナスが+1あるので利用してもいいが、明治維新を利用して密集した区域を作りたいというのもあるので東か西に拡張を考える。

戦士はそのまま西の探索、生産は斥候、研究は陶磁器。

8ターン、斥候完成。次はモニュメントを選んでみる。
12ターン、<法典>完成。規律、都市計画を選択。次は<対外貿易>を選択。
原住民から青銅器のブースト。
17ターン、ドイツの斥候と接触。モニュメント完成。開拓者の作成開始。
ドイツに使節を送る。南に蛮族の野営地を見つけたので、斥候と戦士を向かわせる。
23ターン、<対外貿易>完成。次は<古代の帝国>を選択。
27ターン、開拓者完成。交易商の購入。開拓者の生産指示。
28ターン、ドイツと友好関係となる。
30ターン、第二都市『東京』建設。
蛮族に交易商が略奪された。「通貨」のブーストを得ることは出来ていたが・・。
32ターン、通貨研究完了。数学の研究開始。
34ターン、<古代の帝国>完成。<演劇と詩>選択。
38ターン、開拓者生産完了。キャンバス区域の生産開始。

区域はすべて作ることはまず不可能で、序盤だと2種類か3種類ぐらいまでだと思うので何を優先するか考える。候補は、キャンバス、聖地、商業ハブ、劇場広場、工業地帯。
どんな勝利でも利用できそうな研究と工業の2つ、残り1つは劇場広場にしてみる。

41ターン、『岡山』建設。
42ターン、パンテオン創始。ドイツのパンテオンのおかげか?信仰が産まれていた。国境の拡張レート+15%を選択。
49ターン、<演劇と詩>完成。<職人技>開始。
55ターン、<職人技>完成。<労働徴発>開始。
59ターン、<労働徴発>完成。<政治哲学>開始。ドイツとの友好宣言を更新。

62ターン、ドイツが都市国家「ナン・マドール」に宣戦布告。

63ターン、京都のキャンバス区域で図書館が完成。労働者の生産開始。
「数学」の研究完了。「戦術」の研究開始。

京都の人口が4になり、区域の2つ目を建設できるようになったので、劇場広場を作ろうとしたが・・。
採鉱を取っていないせいで、森のある場所に建設が出来ない。「戦術」の研究を一旦止めて、「採鉱」を研究する。(要2ターン)

69ターン、ドイツが「ナン・マドール」占領。
70ターン、「採掘」研究完了。「戦術」の研究を再開。
71ターン、<政治哲学>完了。寡頭制を選択。<歴史の記録>開始。
76ターン、大科学者ヒュパティア。図書館を作るだけの能力で微妙だったが、大科学者を獲得したために「教育」のブーストを得た。
80ターン、「戦術」研究完了。

科学力+27.2、文化力+9.9、ゴールド50-2
『京都』人口4、住宅8、設備1/1、満足している
『東京』人口3、住宅5、設備0/1、腹を立てている
『岡山』人口3、住宅5、設備0/1、腹を立てている

最速で「戦術」を目指したが、80ターンというのは早いのだろうか?
高級資源を取っていないので、不満がたまっている。
生産コスト180の侍を作ることを考えると、社会制度<封建制度>の取得や、工業地帯の建設も考えたほうがいいかもしれない。生産力12の京都で侍を作ると15ターンかかる。

「灌漑」研究開始。

81ターン、<歴史の記録>完了。自然科学・政策カードを使ってみる。
自然科学・政策カード:キャンバス区域の隣接ボーナス+100%

科学力+27.2→+36.9

キャンバスの隣接ボーナスが+10あったので、それが倍になったようだ。
明治維新の区域隣接ボーナスの扱いが、+0.5の+100%+100%=+1.5となるのか、(+0.5の+100%)= +1...+1の+100%=+2 のどちらで扱われるか気になっていたがどうやら後者らしい。

91ターン、大作家屈原。


まともに探索をしていなかったが、どうやら半島の狭い場所で入り口をドイツが塞いでいる形のようだ。
ドイツとは友好関係を結んでいるので、このままヌクヌクと科学か文化勝利でも目指すか・・。

94ターン、「徒弟制度」完了。
99ターン、「教育」完了。

マップ上の資源を取り除けるときの条件がよく分からない。
区域を隣接させるのに邪魔なのだが・・。

109ターン、<封建制度>完了。
113ターン、スキタイと接触。
124ターン、<中世主義>完了。

劇場広場区域の隣接ボーナス+100%のカードを使用してみる。
文化力+29.2 → +33.4

132ターン、「工業化」<公務員制度>完了。
138ターン、当初は侍で戦争をするつもりで寡頭制を採用していたが、内政ばかりやっているので共和制へ変更。キャンバス、劇場広場、工業地帯の区域隣接ボーナス+100%ボーナスの3つを使用。

文化都市国家のクマシに遭遇。今まで貯めていた代表団4を送り、宗主国となる。

150ターン、<商業共和制>完了。
153ターン、ドイツとの友好関係が維持できなくなった。「科学理論」研究完了。
161ターン、ドイツとの友好宣言。

他の国は戦争をしているが、内政でまったり。空いている狭い土地に都市を出してみる。

185ターン、「化学」研究完了。近代になった。
ドイツとエジプトが中世。スキタイがルネサンス。

現在の勝利状況を確認
  • 科学勝利
    スキタイ、1位、技術27、科学力+43.9/T。
    日本、5位、技術22、科学力+68.8/T。

  • 文化勝利
    ドイツ、1位、観光力+20/T、文化力+18.4/t。
    日本、4位、観光力+16/T、文化力+78.8/t。

  • 制覇勝利
    スキタイ、1位、軍事力971、プレイヤースコア226
    日本、7位、軍事力318、プレイヤースコア191

  • 宗教勝利
    1位は未遭遇。
    ドイツ、2位、改宗都市9、信仰力+78.6/T
    日本、2位、改宗都市0、信仰力+5.4/T[/ist]

    対戦車兵を作れるようになったので、その気になれば大陸制覇も出来そうだ。
3 Comments
ted.nomura.m2 Oct 18, 2023 @ 6:33pm 
Great contents and summary!
Fantastic Mr. Fox May 18, 2023 @ 5:28pm 
you couldn't translate this?
Joshybones Nov 19, 2021 @ 6:30pm 
great guide... no clue what it says, but great guide