Counter-Strike 2

Counter-Strike 2

Tidak cukup rating
CS:GO サーバ構築 Windows編
Oleh MelonSoda
紅白戦・クラン戦を行うためのサーバ構築及びGOTV導入方法について説明します。
   
Penghargaan
Favorit
Difavoritkan
Batalkan favorit
サーバを建てるに当たっての注意点
本ガイドは2016年8月8日に作成されたものです。紹介しているプラグインの提供が終了している場合があります。

プラグインの公開を開始しました。
MSS Match Plugin[github.com]
上記のプラグインをそのまま利用することで、当ガイドのセッション
4.ESL - CEVO Server Configのダウンロード
9.lo3loader & mapchangerの導入
を飛ばすことができます。
2019年7月13日 更新

紅白戦・クラン戦を行うためのサーバ構築及びGOTV導入方法について説明します。

サーバを建てるのに必要なものは、
  • サーバとして利用するPC(ゲームをプレイするPCと違うものにしておくのが望ましい)
  • インターネット環境(光回線推奨)
  • CS:GOを購入しているアカウント
  • Windowsの簡単な操作知識
です。

作業をするに当たってファイルの拡張子を予め表示するようにしておくとスムーズになります。
またこのガイドではDドライブ(D:\srcds\cs_go)にサーバファイルを保存する前提で書かれています。保存先は人によって異なると思うので適宜変更して行ってください。

セッション内容は、
  • 1~7 サーバ構築
  • 8~9 プラグイン導入
  • 10 GOTV導入
です。

Donate
https://steamcommunity.com/tradeoffer/new/?partner=102128352&token=WuKdPoQv
1.SteamCMDのダウンロード
まずサーバ用のデータをダウンロードするためにValve Developer CommunitySteamCMDをダウンロードします。



steamcmd.zipを解凍しsteamcmd.exeを起動します。
突然プロンプトが出てきてダウンロードが始まりますが、そのまま待ちます。
以下の画面になったらquitで終了します。



steamcmdというフォルダが作成され、いろいろなファイルがあることを確認できますが、その中のsteamcmd.exeを起動します。
※このセッションはサーバのアップデートでも行う作業です。



ここでSteamにログインする必要があります。普段使っているアカウントでログインする方は、

login "username" "password" "steamguard"

匿名でログインする方は、

login "anonymous"

を入力します。steamguardはログインすると求められる英数字5桁のアレです。
サーバ用のファイルをダウンロードするだけなのでどちらでも問題ありません。

次にインストール先を決定します。ここでは D:\srcds\cs_go に保存することにします。

force_install_dir D:\srcds\cs_go

次にどのゲームをインストールするかを決めます。ここではCS:GOをインストールするので、

app_update "740"

を入力します。

すると以下の画面のようになります。
少し時間がかかるのでその間に違うセッションを済ませておきましょう。



ダウンロードがすべて完了すると、



と表示されると思います。この状態になったらウィンドウのバツを押さずに、

quit

で終了してください。

もしダウンロードの途中で以下の画像のようにエラーが起きてしまった場合は、



app_update "740"

を入力すると途中からダウンロードが始まります。
2.Game Server Login Tokenの作成
Steam Game Server Account Managementにログインします。



App IDに 730
メモにはサーバー名などを入力します。
作成をクリックします。



すると英数字の文字列が発行されたかと思います。この英数字はあとのセッションで使うのでメモ帳などに書き留めておいてください(書き留めておかなくても再度ログインすれば確認することができます)。
3.server.cfgの作成
サーバに必要なコンフィグを作成します。
ここでは必要最低限の説明しかしないので必要に応じて適宜変更してください。
※server.cfgには基本的にゲームの設定は書きません。

hostname "Counter-Strike: Global Offensive" sv_lan "0" sv_region "4" sv_password "password" sv_minupdaterate "128" sv_maxupdaterate "128" sv_mincmdrate "64" sv_minrate "5000" sv_maxrate "0" log on sv_logbans "1" sv_logecho "1" sv_logfile "1" sv_log_onefile "0" sv_logflush "0"

hostname
これはサーバ名になります。デフォルトのままだと自分のサーバだとわかりづらいので、[JP] MelonSoda CS:GO Serverなどにするのが一般的だと思います。

sv_password "password"
これはサーバに入るためのパスワードです。無記入の場合誰もが入れるサーバになるので、入る人を制限したい場合は設定しておくことをおすすめします。

これらを編集した上でメモ帳に貼り付け拡張子を.txtから.cfgにしてください。

※以降のセッション:バッチファイルの作成でtickrateを決めます。その際に64にする場合は、
sv_minupdaterate "64"
sv_maxupdaterate "64"
としてください。

保存先はD:\srcds\cs_go\csgo\cfgです。
4.ESL - CEVO Server Configのダウンロード
CEVO[cevo.com],FACEIT[www.faceit.com]などのサーバ設定をそのまま使えるようにESLやCEVOといったサイトからコンフィグをダウンロードします。このセッションはマッチメイキングと同じ仕様にしたい場合、飛ばしても問題ありません。以下のコンフィグはどちらも同じようなもの(厳密には違うかもしれない)で好きな方を選んでください。

①ESL Server Configをダウンロードする場合
ESL[play.eslgaming.com]でcfgをダウンロードします。
※上のリンクからコンフィグがダウンロードできない場合は、検索エンジンでESL CS:GO Server Configを検索するとすぐ見つかると思います。



ダウンロードしたcsgo_esl_serverconfig.zipにはいろいろ入っていますが、今回使うのはesl5on5.cfgだけなので他は消しても構いません。

ここで都合上、esl5on5.cfggamemode_competitive_server.cfgにリネームします。

保存先はD:\srcds\cs_go\csgo\cfgです。


②CEVO Server Configをダウンロードする場合
CEVO[cevo.com]でcfgをダウンロードします。
※上のリンクからコンフィグがダウンロードできない場合は、検索エンジンでCEVO Server Configを検索するとすぐ見つかると思います。



ダウンロードしたcevo.cfggamemode_competitive_server.cfgにリネームします。

保存先はD:\srcds\cs_go\csgo\cfgです。
5.ポート開放
ポート開放をしなければLANの自分しか接続することができません。
ポート開放は家庭のネットワーク接続やルータによるので各自調べてもらう必要があります。

プロトコル
UDP,TCP
ポート番号
27015
を指定してください。
またサーバとして使うPCはIPアドレスを固定することが望ましいです。

コントロールパネルネットワークと共有センターアダプターの設定の変更イーサネットインターネット プロトコル バージョン4
で確認できます。



AtermWG1800HPを例に挙げると、



で行うことができます。

「開放くん」などといったポート開放ソフトを利用してのポート開放はおすすめしません。
検索エンジンで「製品名 ポート開放」と調べれば、よほど珍しい製品や業務用ルータでない限り出てくるはずです。
6.バッチファイルの作成
CS:GO Dedicated ServerはGUIでの起動も可能ですが、CUI(コマンドライン)のほうが何かと便利なのでCUIでサーバを起動させるためのbatファイルを作成します。

メモ帳を開き、

start /abovenormal srcds -game csgo -console -usercon +game_type 0 +game_mode 1 +mapgroup mg_de +map de_dust2 +maxplayers 10 +sv_lan 0 +port 27015 -tickrate XXX +sv_setsteamaccount XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX -net_port_try 1 +rcon_password XXXXXXXXXX

を貼り付けます。

-tickrate XXX
サーバ側の処理回数です。2016/02/01現在MMを含む公式サーバは全てtickrate 64、FACEITはtickrate 128で稼働しています。

+sv_setsteamaccount XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
ここにはGame Server Login Tokenを入れてください。

+rcon_password XXXXXXXXXX
これはリモートコントロール用のパスワードです。ゲーム中にゲーム設定を変更したい時に、
ゲームのコンソールを開きrcon_password XXXXXXXXXXを打ち込んでからrcon sv_cheats "1"のようにするとサーバに反映させることができます。

最後に保存し拡張子を.txtから.batに変更します。

保存先はD:\srcds\cs_goです。
7.サーバ起動
上記の作業が確実に終わっていればサーバは完成しています。
作成したbatファイルを起動します。



バージョンやプラグインの有無で若干異なりますが画像のようになっていれば成功してると考えて良さそうです。 Public IPと書いてあるところがサーバのIPアドレスになります。

他の人を呼ぶときには、

connect XXX.XXX.XXX.XXX:27015;password XXXXX

を教えてあげるとスムーズにジョインすることができます。



注意すべき点として自分がサーバに入る場合(LAN内の場合)は、 LANのタブから入る必要があります。
8.Metamod:Source & SourceModの導入
前のセッションまでで紅白戦はできるのですが、プラグインがないのは何かと不便です。
このセッションではプラグインを使うのにに必要なMetamod:SourceSourceModを導入していきます。

まずMetamod:Sourceを導入します。
Metamod:Source[www.metamodsource.net]Metamod:Sourceをダウンロードします。



MM:S X.XX.X, Windowsをクリックしたあと、4つあるうちのどれか1つのミラーからダウンロードします(どれもファイルに違いはありません)。

解凍するとaddonsフォルダがあるので、D:\srcds\cs_go\csgoに保存します。


次にSourceModを導入します。
SourceMod[www.sourcemod.net]SourceModをダウンロードします。



DownloadsStable Buildsをクリックしたあと、Windowsをクリックしダウンロードします。

解凍するとaddonsとcfgフォルダがあるので、D:\srcds\cs_go\csgoに保存します。




この位置にaddonsフォルダがあることを確認してください。

これでMetamod:SourceSourceMod導入は完了ですが、はじめから不要なプラグインがいくつも入っているので無効化しておきましょう。

D:\srcds\cs_go\csgo\addons\sourcemod\pluginsの中に入っている拡張子.smxと付いているプラグインをすべてdisabledフォルダに移動させます。
9.lo3loader & mapchangerの導入
紅白戦をするのに便利なlo3loaderとマップ変更に便利なmapchangerを導入します。



Thiry blog様[blog.five-seven.net]のサイトからlo3loadermapchangerをダウンロードします。

lo3loaderを解凍すると、
  • addonsフォルダ
  • cfgフォルダ
  • changelog.txt
  • readme.txt
  • readme_en.txt
があります。

cfgファイルの中にあるesl5on5.cfgが古い可能性があるので、セッション:ESL Server Configのダウンロードを参考に新しいものと交換してください。

導入に必要なのはaddonsフォルダcfgフォルダのみなので、他のテキストは目を通しておいてください。

保存先はD:\srcds\cs_go\csgoです。


mapchangerを解凍しCSGOフォルダを開くとと、
  • csgoファイル
  • mapchanger.txt
があります。

保存先はD:\srcds\cs_go\csgoです。


これでlo3loaderとmapchangerの導入は完了です。
lo3loaderとmapchangerの使い方についてはreadme.txtを読んでください。
10.DEMO録画の為のGOTV導入
ここではGOTVをDEMO録画に使うための設定を解説します。GOTVを観戦者向けにする場合は他の設定が必要になります。こちらのガイドも参考になるかもしれません。

4.ESL Server Configのダウンロード
でダウンロードしたファイルの中にある、eslgotv.cfgを使用します。

tv_title
hostnameと同じにするかhostname - GOTVにすると良いかもしれません。またDEMOのサーバ名にもここで指定した名前が表示されます。
例.[JP] MelonSoda CS:GO Server - GOTV

tv_name
GOTVも一人のプレイヤーとしてカウントされます。そのGOTVの名前です。
例.[JP] MelonSoda CS:GO Server - GOTV"

tv_autorecord
手動でも録画開始・停止は可能ですがtv_autorecord "1"に設定しておくことでMAP起動後自動的に録画開始されます。

tv_snapshotrate
GOTVのDEMOの1秒あたりのスナップショット数です。この数値によってDEMOファイルの大きさが変わってきます。tickrate 128のサーバでもtv_snapshotrate "32"あれば十分だと思います。

tv_maxrate
CSGOデフォルトのrateは196608なのでtv_maxrate"196608"で良いと思います。

以上を変更したら保存してください。

保存先はD:\srcds\cs_go\csgo\cfgです。

このConfigを読み込ませるため、D:\srcds\cs_go\csgo\cfgに保存されているserver.cfgを編集し最後にexec eslgotv.cfgを付け加えてください。

6.バッチファイルの作成
で作成したstart.batを編集して、

+tv_enable 1 +tv_port 27020

を追加してください。

これで導入は完了です。サーバをいつも通りに起動させるとGOTVも起動します。
DEMOはD:\srcds\cs_go\csgo\に保存されます。