FINAL FANTASY TYPE-0 HD

FINAL FANTASY TYPE-0 HD

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零式の世界観と、基礎用語
By Yuu from JAPAN
造語やら専門用語が多い今作で躊躇する人が多いゲームですが、世界観がわかればゲームの面白さが増すと思い、世界観を簡単にまとめてみました。
極力、ネタバレ要素を含まないよう気をつけました。間違ったところがあれば、ご指摘いただけると幸いです。
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零式の世界観と基礎知識
世界観
  • 死んだ人間の記憶」がなくなる世界。
  • 街に帰還した時、死亡キャラが自動復活する。
    死亡時におこる記憶の喪失も起こらない。これは、とある人物による「死者の記憶が残る」特別仕様の蘇生のようだが…
  • 召喚獣の召喚には「死」が伴う。リレイズしてれば死なない。
    朱雀のルシ:セツナは死なずに召喚可能。
  • 操作キャラはマザー・アレシアを信奉する零組12名と、別組から来たマキナとレム。14名。
  • 零組12名はクリスタルジャマー(クリスタルの魔力供給の封印)の影響を受けない。
    マキナとレムや、常人は影響を受ける。

よく出る用語
  • 一般的な住人の認識では、アギト=救世主、フィニス=破滅破壊、最後の審判
  • オリエンス=物語の舞台の世界の名称
  • ペリシティリウム=オリエンス4国それぞれに存在するクリスタルを管理する国家機関。

ペリシティリウム(国家機関)と、クリスタル
主要な4カ国があり各々がクリスタルを所持
  • 朱雀クリスタル(朱雀領ルブルムが管理)
      魔法、召喚獣が得意。動力源はクリスタル。零組所屬。
  • 白虎クリスタル(ミリテス皇国が管理)
      機械帝国。動力源はクリスタル。
  • 蒼龍クリスタル(コンコルディア王国が管理)
      モンスター使い、住人が小柄、女王アンドレアは乙型ルシ。
  • 玄武クリスタル(ロリカ同盟が管理)
      古風な武人の国。クリスタルの力で人体改造など。
      ゲーム開始直後、白虎・ミリテス皇国から放たれた「アルテマ弾」で滅亡。










ルシ
各国にあるクリスタルにより「ある命」を受け不老の超人となった者。身体に刻印がある。
徐々に自我を失い、各々の国のクリスタルの使命のみに動くようになる。
クリスタルの使命を果たせばクリスタルに浄化し「ルシの輝石」となり、失敗すればシ骸となり怪物化する(劇中で怪物化するNPCあり)。
オリエンスには、基本は甲型、乙型の2名が各クリスタル傘下にいて、欠員が出ると新たなルシが選ばれる。

・甲型ルシ スーパーサイヤ人的な圧倒的パワータイプ
、、、朱雀…シュユ卿(朱雀の無敵のスーパーヒーロー的存在、人間性は失われつつある)
、、、白虎…ニンブス(古参。シドにクリスタルを抑えられ粛々と従うダークヒーローポジション)
、、、玄武…ネタバレにつき内緒
、、、蒼龍…ソウリュウ(全長1.6kmの龍)、アンドレア王女の護衛の女性のXXXX

・乙型ルシ スタンド使いの様な特殊能力を持つタイプ
、、、朱雀…セツナ(かなりの古参、全召喚獣を死なずに召喚可能)
、、、白虎…クンミ(新参、元科学者、機械増強操作の能力)、謎のルシ(ネタバレにつき秘密)
、、、玄武…アトラ(「ルシの輝石」を集めている)
、、、蒼龍…アンドリア女王(予知能力、心を通わす能力)
ファブラ神話(ファブラノヴァクリスタリス)
読むとややこしくなりますが、FF13、FF15、FF零式がすべて同じ神話の中の世界だとわかる。
またどのNPCが、どの神々(ファルシ)の意思を体現しようとしてるのか考察しながら遊ぶとより面白いです。

ファブラ神話とは、
FF13プロジェクト(FF13、FF13-2)、FF15(旧ヴェルサス)、FF零式、
などの作品の中で語り継がれている神話。世界設定の根幹。

Originally posted by author:
公式
http://www.jp.square-enix.com/company/ja/news/2006/download/release_060509_01.pdf

公式動画が転載されたもの
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17119845

有志がメチャクチャわかりやすく解説したファブラ神話
★めちゃわかりやすい
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17119667

まずファブラノヴァクリスタリスの神話体系(以後ファブラ神話)には、全能神ブーニベルゼと呼ばれる、多くの神話でいう創造神的な神がいる。

ブーニベルゼは、母神ムインを倒して世界「可視世界」を手に入れるが、手に入れた「可視世界」は、あらゆるものが有限であると気づく。つまりは、すべてが滅びる運命にあると気づいたのです。
愚かなブーニベルゼは、これは母神ムインが、この世界に残した呪いと考え、母神ムインが死後に行き着いたとされる「不可視世界」へと至る道を探しムインを倒すことを追求し始める。
※不可視世界=我々現代人が言うところの「死後の世界」的な次元のことと思われる。

ブーニベルゼは、その探索のため以下の三神を生み、「不可視世界」が見つかるその日まで、クリスタルと化し眠りにつく。

ブーニベルゼが生み出した三神は、
ファルシ=パルス
ファルシ=エトロ:女神
ファルシ=リンゼ:女神

※ファルシ=適当に言うと神が生み出した下級神みたいな意味合い。
※ルシ=適当に言うとファルシが選んだ強力な存在、或いは、人にファルシに近い力を与え昇華させた超人。

■パルスは、世界の開拓と「不可視世界」への扉を探す使命を与えられた。その目的のため、ファルシとルシをつくって、世界をドンドン広げ、FF13の世界やら、FF15の世界やら、FF零式の世界やら、我々がFFをプレイしている地球のある世界も切り開き続けて、「不可視世界」を捜し求めていると思われる。
■エトロは、ブーニベルゼが誤って母神ムインそっくりに造ってしまったため、彼女には力を何も与えなかった。
■リンゼは、エトロの代わりに生み出され、クリスタル化して眠りについているブーニベルゼの守護と、世界が終わる時にブーニベルゼを目覚めさせ世界の終わりを知らせる使命を与えた。守護神と称えられることが多いが、世界が終わるのを待っている神ともいえる。ちなみにFF13だと人間を皆殺しにして世界をおわらせ「不可視世界」を開こうともしている。とりあえず、その目的のため、この神もファルシとルシをつくっている。

パルスやリンゼといった神々も「新しい神ファルシやルシ」を作ることができ、その親族の体系は樹形図のようになっておりその樹形図の中にいる神々はそれぞれに異なる世界(FF13やFF15や零式などの世界)を見守っている。

※零式オープニングに出てくる2人の神はパルスの樹形図にいる存在と、リンゼの樹形図にいる存在と思われる。語りは、エトロか?








パルスは世界を開拓していくために、リンゼは世界を守護するために、それぞれがファルシとルシを生み出していく。

エトロはというと、何の能力も与えられず、自身の無力さを嘆いて、自らを引き裂いて「不可視世界」に下ります。その時飛び散った血から人間が生まれますが、人間は生まれて死ぬだけの存在でした。

「不可視世界」にたどり着いたエトロは、先に「不可視世界」に至っていたムインに会いに行くが、ムインは既に「不可視世界」のいわゆる混沌の渦に飲み込まれつつあり、エトロに「世界の均衡を崩すな」と説いて消滅する。
実は、ブーニベルゼが恐れた「可視世界」の存在が滅びるのは、呪いではなく運命であり、世界の総和は定められていて、「可視」と「不可視」の世界が分け合っています。その均衡が崩れれば、やがて、世界は崩壊してしまいます。
それを知っていたムインがエトロに「世界の均衡を崩すな」と伝えましたが、エトロにはその意味がわからなかった。

やがて、いつしか人間が寿命を迎えるとエトロの堕ちた混沌の世界「不可視世界」に来るようになった。孤独になったエトロは、生まれて死ぬだけの人間に親近感を覚え、「可視世界」にいる人に混沌を与え、人は自身の中にある混沌を「こころ」と呼んで感情を持つようになった。「こころ」は力になるはずでしたが、人はまだそれを知りませんでした。
結果として、全能神ブーニベルゼが治める「可視世界」で、人間が「こころ」という「不可視世界」の産物を抱えることで、世界の均衡は保たれている状態となった。
※エトロは人間に力を与えることが好きなようで、召喚獣などを「不可視世界」からつかわしたりしている。零式の世界オリエンスでは、命と引き換えだが、、、、

やがて、人間は
「パルス」を支配者。
「リンゼ」を守護者。
「エトロ」を死神。と考え、崇めた。

そして全能神ブーニベルゼは、「不可視世界」を見つけだしたという報告が入る永遠が終わるその日まで、眠り続ける。


FF13や零式で、どの登場人物がパルスの樹形図の神なのか、誰がリンゼの樹形図の神なのか、おのずと分かってくると思います。


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以下の動画は、上記の「ファブラ神話体系」と、「零式」の世界の関連を
わかりやすく説明するため有志が作成したもの
零式のネタバレ要素も含まれる動画なので閲覧注意 
※1週目クリア後+ENDING補完ムービー閲覧後推奨
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17852989
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1 Comments
Iso-nyang Jul 16, 2023 @ 1:42am 
フィニスはラテン語で”終わり”という意味です。英語のFInishの語源となった言葉ですね。
パージはラテン語で”清める”という意味ですね。この二つは少なくとも造語じゃないです。