Total War: WARHAMMER III

Total War: WARHAMMER III

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初心者のテキトー紹介:ハイエルフ編
Por yasima630323
どこまでも新米プレイヤーによるガバガバ勢力紹介、第6弾は「ハイエルフ」です。
「ウルサーン島」に住む長命種族で、正義感に溢れた高潔な者が多いとされますが、
尊大かつ傲慢な性格で、互いに争ったり味方のはずの人間を見下したりもします。
ダークエルフ、ウッドエルフはハイエルフから派生した種族です。
非常にバランスの取れたユニット群が特徴で、初心者にもオススメですが、
その分DLC勢力は癖の強い独自ギミックを搭載しており、なかなか飽きさせません。
3にはプレイアブル勢力はなく、2本体、2のDLC+無料DLCで使用可能になります。
用語などは全て「JAPANESE Language MOD」の内容に準拠しています。
   
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ハイエルフの種族特性
  • 約束の地「ウルサーン島」に住む高貴なる秩序側種族で、
    デーモン達の大規模な流入を防ぐ"大渦動"を守っています。
    ウルサーン島にて隆盛を極め、各地へと旅立って支配地を広げていきました。
    人間に魔法を授けるなど秩序側として協調したこともありましたが、
    一部エルフの叛乱や互いに反目するドワーフとの戦争を経て勢力が弱体化。
    当時の不死鳥王(ハイエルフの王様)の命により、ウルサーン島復興のために
    海外の支配地を放棄しウルサーン島へと民を帰還させた過去があります。
    ※帰還命令を拒否し、森に住み続けることを決めたのがウッドエルフです。
    現存したハイエルフの数は決して多くはありませんが、
    それでもなお日々自らを磨き、故郷を守るために奮闘しています。

  • ハイエルフの長所は、非常にバランスの良いユニット群です。
    歩兵に騎兵、投射兵に兵器、魔法使いにモンスターユニット、
    それぞれが下級から上級まで不足なく戦力が揃っています。
    ハイエルフ共通のパッシブアビリティで、HPが25%以上あれば
    白兵防御(回避)が大きく、白兵攻撃(命中)が少し上がるのも特徴です。

  • 魔法の知識にも優れており、9つの体系にアクセスできます。
    獣、死、火、天空、生命、光、金属、影、高位、
    ハイエルフの魔術師はこれら9つの体系のうち1つを極めています。
    "峻厳なる"エルサリオンも高位の体系の呪文を使用できるほか、
    テクリス、"輝きの"アラリエル、ロアマスター・オブ・ホエスは
    一人で複数の体系の呪文を少しづつ習得できます。

  • ハイエルフの難点としては、投射兵器が1種類しかないこと、
    HPがあまり高くないこと、防具(防御力)が飛び抜けて高くはないこと、
    DLCを導入しないと徹甲投射が可能な投射歩兵がいないこと、
    ヒーローの雇用施設がやたら高ランクに設定されていたり
    通常ユニットの雇用施設と乖離していたりして雇用しにくいこと、
    まともなロードやヒーローを雇用するのに影響力が必要となるため
    他の種族よりも序盤から軍団を増やしにくいことです。
ハイエルフの種族独自ギミック
  • 格闘の奥義
    ハイエルフ(勢力ではなく生物種として)のユニットが持つ能力で、
    HPが最大値の25%以上あれば、白兵攻撃値が少し、
    白兵防御値が大きく強化されるというパッシブアビリティです。
    一部の上級ユニットが持つ完全上位互換能力として、
    白兵攻撃値も大きく増加する"格闘の習熟"も存在します。

  • 影響力
    戦闘で勝利する、ヒーローアクションの成功などで増加する独自資源です。
    これは後述の"宮廷内の謀略"、イベント、ロードやヒーローの雇用に使用します。
    イベントによる突発的な消費に備え、100ほどは保持しておきたいところです。

  • ロード/ヒーローの雇用
    ハイエルフ勢力ではロードやヒーローを雇用する際、
    任命費の金銭の他に影響力を同時に消費する必要があります。
    消費する影響力が多いキャラはレジェンダリーロードにも匹敵する特性を、
    影響力が必要ないキャラはマイナスの特性を持っており、戦力になりません。
    このため、他の種族に比べると軍団数を増やしにくくなっています。

  • 宮廷内の謀略
    影響力を消費し、2勢力間の外交関係を改善/悪化させるコマンドです。
    同じ勢力に何度も謀略を仕掛けると、段々と消費する影響力が増えていきます。
    名前に反し、何故かハイエルフ以外の勢力も対象に取れてしまいます。

  • 支配度による様々な都市要素の増減
    支配度による影響が他種族より大きく、その州の発展度のほか、
    収入やローカル募兵枠などが支配度によって増減します。
    支配度が中央値より高ければ増えますが、低いと減少するため、
    娯楽施設(支配度アップ)を州都に建てることが重要となるでしょう。
    このためか、ハイエルフは娯楽施設にも少し収入を得られるほか、
    娯楽施設の収入を補強する建物も存在します。

  • 秘儀"請願"
    金銭を消費し、大きな効果を持つ儀式を行うことが出来ます。
    効果は即時終了or数ターン持続し、その後にクールダウン期間が発生します。
    また、どの勢力も合計で4種類の秘技を使用可能ですが、
    使用するにはそれぞれのアンロック条件を満たさねばならないほか、
    1つの秘技を使うと数ターンは他の秘技も使えなくなります。
    専用の秘儀が使用可能な勢力もあります。

  • カインの剣
    ウルサーン島の北にある"カインの聖域"を占領し、
    ユニーク建築物を建てると"カインの剣"を入手可能になります。
    カインの剣を入手すると、指導者の白兵戦能力が上がるものの、
    治安や全軍団の維持費、外交関係にペナルティを負います。
    剣の効果(ペナルティ含む)は時間経過で段々と強化されていきます。
    カインの剣を持っている指導者を倒すことで剣を奪うことができますが、
    この時に"剣を祭壇に返す"道を選ぶことも可能になっています。
    また、剣の効果の強化時にも同様に選択が発生しますが、
    効果が最大になってしまうと敗北する以外で手放せなくなります。

  • 諜報活動
    他勢力と同盟を組んだ時、貢献値を多く獲得できます。
    また、同盟相手の領土に前哨地を置くと影響力も得られます。
    ※TW:WH2の頃にあった"交易協定を結んだ他勢力の領土の視界が得られる"効果は
     あまりに強力だったからか、本作ではなくなってしまいました。

  • ウルサーンの庇護者
    アヴェローンの専用ギミックです。
    指導者アラリエルはハイエルフ勢力の中でも特別な存在で、
    ウルサーン島を外敵から守る庇護者としての使命を帯びています。
    これを再現し、島全体からアラリエルへの信頼度が設定されており、
    信頼度が多ければプラス効果が、少なければマイナス効果が発生します。
    ウルサーン島が全てハイエルフに占領されている時に増加し、
    他の種族が都市を占領していると著しく低下します。

  • 大地の苦悶
    アヴェローン専用のギミックです。
    ウルサーン島に一なる混沌による"腐敗"が広まると様々な悪影響を受け、
    アラリエルが戦闘で使用可能な魔力が減少してしまいます。
    しかし、ペナルティを受けるほどに混沌勢力に対する敵意が高まり、
    領土内での平均で腐敗が25溜まる毎に悪影響が膨れ上がる一方で
    ウォリアー・オブ・ケイオス、デーモン・オブ・ケイオス、
    ノルスカ、ケイオスドワーフとの戦闘時にアラリエルの武器攻撃力が、
    誰が相手でも常時"森の精霊"の攻撃力・防御力が強化されます。
    なお、ヘルプにはスケイヴンやビーストマンも対象と書かれていますが、
    実際の効果の対象に彼らは含まれていません
    ※おそらく、ヘルプの内容が2から変わっていないせいだと思われます。

  • 自然の諸力
    アヴェローン…と言うよりアラリエル専用のギミックです。
    指導者のアラリエルが訪れた自勢力の領土には、一定期間持続する
    支配度・発展度・腐敗の減少などへのボーナスが発生します。

  • 死の標的
    ナーガリズ専用のギミックです。
    キャンペーン開始時に中立or敵対勢力のキャラクターが3人、
    殺害のターゲットとして(ランダムに?)選ばれます。
    ターゲットを戦闘で倒すかヒーローアクションで負傷/暗殺すれば、
    それぞれに設定されているボーナスを獲得できます。
    標的が全滅するか20ターンが経過すると、次の標的が選ばれます。
    達成できないままターンが経過してもデメリットはありません。

  • 軍団の態勢:忍び寄り
    ナーガリズ専用の移動スタンスです。
    軍団の移動スタンスに通常移動がなく、代わりに"忍び寄り"になっています。
    これは通常移動と同様に動けるほか、敵に攻撃を仕掛けた際に
    待ち伏せ戦になる可能性が発生するという、上位互換の態勢になっています。
    ただし、待ち伏せの態勢よりも待ち伏せ戦になる確率が低下するほか、
    (敵の動きを見るに)視認されなくなるということはないようです。

  • 軍団の態勢:影の道の通行
    こちらもナーガリズ専用の進軍スタンスです。
    ドワーフやグリーンスキンの"地下移動"と同じ効果の移動スタンスで、
    位置を指定して地形無視のワープを行うことが出来ます。
    また、この態勢の選択中はほとんどの損耗を受けず、
    敵の待ち伏せを発見しやすくなる効果もあります。
    ただし、距離を問わず一度の移動で全ての行動力を使用してしまい、
    ターン中に少しでも移動しているとこの態勢を選択できません。

  • ドラゴン慣らし
    ナイツ・オブ・カレドール専用のギミックです。
    一定ターンが経過するとドラゴンに戦いを挑むクエストが発令され、
    指定された場所に行くと選択肢が発生し、見送るか戦うかを選びます。
    見送る場合でも金と引き換えに影響力を獲得できるなどのボーナスがあるため、
    まだ勝てないという場合でもとにかく現地に行ってみることが大切です。
    戦いを選び、勝利すればイムリックが特性を得られるほか、
    そのユニークドラゴンを威名ユニット扱いで雇用可能になります。
    いずれも強力なドラゴンとその眷属の軍団に勝たなければなりませんが、
    ショートクリアなら2回、ロングクリアなら5回全てに挑む必要があります。
    なお、最初は2番目に強い"災厄の"シャコロットのクエストから始まるようです。

  • アセル・タマラ
    イヴレス専用のギミックです。
    アセル・タマラはエルサリオンの父の時代に存在したイヴレスの東にある砦で、
    過去の大戦で廃墟となり、現在まで手付かずのまま残されています。
    唯一残った地下牢に敵キャラクター(ロードやヒーロー)を捕虜として拘置し、
    教化して解放するか処刑することで専用資源"監視者の供給品"を獲得、
    供給品を使用してアセル・タマラの施設を修復する…という流れになります。
    このシステムに関連して、イヴレスの全軍団はアビリティ"監視者の檻"を持ちます。
    戦闘中に1回だけ使用可能で、効果適用中の敵キャラクターを倒す(確率100%)か
    戦闘で撃破or自動戦闘で勝つ(低確率)と敵キャラクターを捕獲できます。
    地下牢に空き枠がなければ捕獲は出来ないので、地下牢は常に空けておきましょう。
    捕獲した敵キャラクターに専用画面から教化・処刑・尋問を実行でき、
    その結果として"監視者の供給品"などのボーナスを得られます。
    供給品を5つ使うことでアセル・タマラの施設を1つ修復、または強化できます。
    裏技…というほどのものでもないですが、捕虜はずっと置いておけるので、
    厄介なレジェンダリーロードを地下牢に封印しておくことも可能です。
    捕虜を拘置している間、その種族との外交関係が悪化しますが、
    その種族との戦闘時に統御度ボーナスを得られます。
    なお、捕虜が所属する勢力が滅亡した場合、捕虜は消滅します。

  • ミストウォーカー
    イヴレス専用の特殊なユニット群です。
    初期配備として少し配備されているものの、最初は雇用出来ません。
    雇用するには首都である本拠地トル・イヴレスをランク3まで発展させるか、
    アセル・タマラの施設"ミストウォーカーの指揮所"を修復し、
    トル・イヴレス以外の都市に"ミストウォーカーの本拠"を建築すればOKです。
    一般ユニットながら雇用上限があり、アセル・タマラの施設を修復する、
    トル・イヴレスを発展させるなどの条件で雇用可能数が段々と増えていきます。
    エルサリオン以外のキャラクターはスキルでミストウォーカーを強化できませんが、
    アセル・タマラの施設を修復すれば全てのミストウォーカーを一括強化できます。

  • イヴレスの霧
    イヴレスの専用ギミックです。
    アセル・タマラの施設を修復したりトル・イヴレスを発展させたりすると、
    専用の"ラドリエルの祝福"というポイントが徐々に増えていきます。
    これが一定値に達すると、トル・イヴレスを不思議な霧が覆い始めます。
    霧の中にいる敵は損耗を受け、行動力が減少し、統御度が下がるほか、
    味方は待ち伏せ成功率が上がるなどのボーナスを受けます。
    また、トル・イヴレス防衛時に使用可能な軍勢アビリティも解禁されます。
    "ラドリエルの祝福"をさらに貯めるとイヴレスの霧のレベルが上がり、
    トル・イヴレスのみならずウルサーン島の自軍領土や同盟国まで霧が広がるほか、
    霧の効果や軍勢アビリティが段々と強力になっていったり、
    新たな軍勢アビリティ(こちらもトル・イヴレス防衛時限定)が追加されたりします。
各勢力紹介
  • イーテイン
    公子ティリオンが率いる種族の代表勢力です。
    首都ロザーンを保有するほか、初期州が4都市を抱える大型州のため、
    州の経済力においては他のハイエルフ勢力を凌駕しています。
    勢力効果はハイエルフとの外交関係が少し高い状態からスタート、
    カインの祠の建設期間半分、歩兵と騎兵の雇用ターン-1の3つですが、
    実質的に歩兵と騎兵の雇用ターン減少しか効果がありません。
    初期戦力はメイジ(天空)、スピアマン×3、ロザーン・シーガード(盾)×2、
    シルバーヘルム(盾)とフレイムスパイア・フェニックスと盤石です。
    初期敵対勢力は超越の教団のみですが、西のカレドールと仲が悪いほか、
    南の海上にドレッドフリートがいるので注意が必要でしょう。
    勝利条件はナガロンド、及び悦楽の教団の撃破ですが、かなり遠いです。

  • オーダー・オブ・ロアマスター
    ティリオンの弟テクリスが率いる勢力です。
    大陸の南の端からスタートと守りやすい位置から始まり、
    初期戦力もソードマスター・オブ・ホエスにフロストハート・フェニックス、
    イーグルクローボルト・スローワー、ロアマスター・オブ・ホエスと十分です。
    勢力効果は秩序側との外交関係が少し高い状態からスタート、
    同盟先のユニットを募兵する時の費用半額、
    ロアマスター・オブ・ホエス、メイジ、アーチメイジの初期ランク増加、
    ソードマスター・オブ・ホエスとフェニックスの雇用費-25%。
    勝利条件は4勢力の撃破。全て直近に存在し、1つとは最初から敵対状態です。
    仲が良い勢力が多いため協定を結びたいところですが、
    あまり無節操に結ぶと領土を広げられなくなってしまいます。
    協定を結ぶのは最低限にしておいた方がいいでしょう。

  • アヴェローン
    当代の"永遠の女王"である"輝きの"アラリエルが率いる勢力です。
    ウルサーン島の守護者という役割を担っている勢力で、
    外敵がウルサーン島にいるor領土に腐敗が広がるとペナルティを負うという
    デメリットが明記されている珍しい勢力効果によって表現されています。
    外敵がいなくなればペナルティが消えるどころかボーナスがあるので、
    他のハイエルフ勢力以上に"ウルサーン島の防衛"が重要になるでしょう。
    勢力効果は上記ペナルティ&ボーナスのほか、専用の請願が使える、
    宮廷内の謀略のコスト減少、ハンドメイデンの雇用上限アップ、
    イスハへの請願の対象に森の精霊を追加、首都の専用建築物で森の精霊を雇用可能、
    本来はランク4都市でないと雇えないシスターズ・オブ・アヴェローンと
    ハンドメイデンをランク3都市でも雇用可能、と豊富です。
    初期配備にツリー=キン、シスターズ・オブ・アヴェローンがいるものの、
    投射兵器や飛行ユニットがないため、攻城戦に苦戦すると思われます。
    対単体に強いユニットも不在でロードやヒーローに対処しにくく、
    主に敵全体を敗走・潰走させて勝つ方針で戦うこととなるでしょう。
    最大の問題は、主力となるであろうシスターズ・オブ・アヴェローンと
    森の精霊の相性が最悪に近いレベルで悪いことです。
    ※森林内での戦闘で強化されるものの火炎に弱い森の精霊に対し、
     シスターズの弓は火炎属性なために2割ほど誤射が痛くなるうえ
     木々に矢が遮られがちになる…という具合に全く噛み合いません
    勝利条件はウルサーン島内にいる3勢力の撃滅です。

  • ナーガリズ
    暗殺者アリス・アナールが率いる勢力です。
    かつて初代不死鳥王が率いた最も強大な王国でしたが、
    その息子マレキスと仲間達が内戦を引き起こすなど色々やらかした末に、
    遂にはティラノクを巻き込んで国土が物理的に崩壊したという悲惨な過去があります。
    その後は一貫してダークエルフ殲滅を至上命題に掲げて活動しています。
    (マレキスと愉快な仲間達はダークエルフとなって出奔しました。)
    勢力効果は専用ギミック"死の標的"、全軍団の行動力+10%、
    暗殺専用ヒーローを呼び出せる請願が使用可能、グローバル募兵ターン-1、
    軍団の態勢の通常移動が"忍び寄り"に変更&"影の道の通行"が追加、
    専用ユニット"シャドウ=ウォーカーズ"を雇用可能、と便利なものが揃っています。
    初期戦力は下級ユニットばかりですが、シャドウ=ウォーカーズが2つ配備され、
    開始する都市で最初からシャドウウォリアーが雇用できるため
    (シャドウ=ウォーカーズも雇用可能ですが2ターンかかります)、
    これらのユニットを上手く使えば攻城戦でも十分に勝利可能です。
    初期位置はウルサーン島…ではなく海を挟んでその北側にあり、
    周囲は敵対勢力、および仲が超悪い勢力しかいない孤立状態から始まります。
    加えて勝利条件がナガロンドの撃破(初期位置から北西方向に在住)、
    およびナーガリズ州(海を越えて南方。ダークエルフが占拠中)の奪還で、
    勝利に向かおうとすると戦線を多く抱えがちになるでしょう。

  • ナイツ・オブ・カレドール
    竜の公子イムリックが率いる勢力です。
    ウルサーン島に存在するカレドールに属する騎士団ではありますが、
    周囲と関係が悪いあちらと違い、唯一の"竜の公子"が率いる勢力として
    ウルサーン島外に出征し、ティリオンやテクリスに同調して戦っています。
    初期位置はウルサーン島から遥か彼方の荒野、周囲に同族も友好勢力も皆無、
    それどころかほぼ敵対勢力しかいない四面楚歌の状況から始まります。
    状況が厳しい代わりに指導者が強く、初期戦力に上級騎兵"ドラゴンプリンス"、
    そして下級とはいえ大型モンスターの"サンドラゴン"もいます。
    勢力効果は専用ギミック"ドラゴン慣らし"、専用の請願2つ、
    ドラゴンプリンスとドラゴンの雇用ターン-1と、終盤に強いものが多いです。
    勝利条件は北のリクタス氏族と南東のポックスメーカー・オブ・ナーグル殲滅、
    それに加えて"ドラゴン慣らし"のクエストの2回攻略です。

  • イヴレス
    "峻厳なる"エルサリオンが率いる勢力です。
    ウルサーン島外縁部の東側に居を構える監視者達で、
    過去に島を脅かしたグリーンスキンの大襲撃を退けた過去があります。
    監視者の任を全うしつつ、グリーンスキン及びその他の脅威を叩き潰すべく
    旧大陸"オールドワールド"のバッドランドへ攻め入る展開になります。
    最初から2軍団を抱えている非常に珍しい勢力ですが、
    片方はウルサーン島、片方はバッドランドの海上にいるため相互援護できず、
    ウルサーン島の方にも敵がいるため、いきなり2正面作戦になります。
    勢力効果は専用ギミック"アセル・タマラ"と"イヴレスの霧"、
    専用のミストウォーカー系ユニットを雇用可能、
    全軍に敵を捕らえて地下牢に送るための軍団アビリティ"監視者の檻"を追加、
    専用の請願1つ、槍歩兵とレンジャーの初期ランクアップです。
    アセル・タマラ強化のため、しばらく手動戦闘にこだわる必要があります
    (自動戦闘でも敵将の捕縛は可能ですが、かなり低確率です)。
    初期配備にはミストウォーカーユニットが2種1ユニットづつ存在するほか、
    ロアマスター・オブ・ホエスもいるなど粒揃いではありますが、
    これらが2軍団に分散しているため、どちらも戦力が不足気味になります。
    クリア条件はアセル・タマラのアップグレードを5回行う、
    バッドランド~サウスランドにいる4勢力(プレイアブル勢力2つを含む)の滅亡です。
序盤の動き方の一例:難易度ノーマル想定
  • イーテイン
    まず北西にいる敵軍団を倒し、そのままリセアンの塔も落とします。
    募兵と回復を挟みつつロザーンに戻り、初期州を統一しましょう。
    あまりモタモタすると、アンゲリアルをサフェリに取られてしまいます。
    手動戦闘で被害を抑えるようにして連戦すると良いでしょう。
    序盤のうちにアヴェローンやイヴレスと交易協定を結ぶのをお勧めします。
    初期州の統一後は迷うところですが、サフェリの打倒を狙うと良いでしょう。
    サフェリは同族ですが、位置的に攻め滅ぼされることを期待できず、
    かといって仲が良くもなく、領土内に鉄資源を保有しているため、
    経験値稼ぎも兼ねて滅ぼしてしまっても良いかと思いました。
    ロザーンの東にいるスカルクラッグも早期に排除したいですが、
    イヴレスが早々に攻め込む可能性が高いため、州統一は無理でしょう。
    本作は州を丸ごと保持できないと損なので、イヴレスに任せる方が良いでしょう。
    一段落した辺りで西を見ると、カレドールがドレッドフリートに滅ぼされて
    そのままティラノクへと攻め込んでいるかと思います。
    クエストをこなしつつアラスタールを雇ってロザーン防衛を任せ、
    ティリオンを南の海上に派遣してガレオン船の墓場を攻撃・殲滅しましょう。
    殲滅後は取って返し、ウルサーン島本土に上陸した海賊を倒せばOKです。
    あとはエリリオン(アヴェローンと不仲なので攻撃して大丈夫でしょう)、
    生き残っていればティラノク、北方のダークエルフ勢力などを攻撃して平定し、
    折を見て西に渡ってナガロンドと悦楽の教団の撃破に向かいましょう。

  • オーダー・オブ・ロアマスター
    まずはテクリス軍にオバルモン君を合流させ、サルトラエルを撃破します。
    その後はドーンズライト、トル・サーピンダルと落として初期州を統一しましょう。
    北にいるズラトランとは不可侵・交易協定を結ぶのも良いですが、
    東のラスト・ディフェンダーと最初から不可侵協定を締結済みなため、
    ズラトランと協定を結ぶと地続きで攻められる場所がなくなってしまいます
    協定を結ばず放置し、オラクル・オブ・ティーンチ撃破後に潰すのもアリです。
    次のターゲットは北東側の3つの廃墟に住んでいるモービダス氏族です。
    戦力を整えて東進し、ラスト・ディフェンダーより先に州を取りましょう。
    州を支配したらドーンズライトまで戻りつつクエストをこなし、
    回復後に南東へ向けて海上を進み、ヴォラルトラクスに上陸・占領しましょう。
    南極の西側はゴースト・オブ・パワシュが削ってくれると思うので、
    こちらは宿営で回復しつつ東進し、州都まで進みましょう。
    ユニットの雇用が大変なので、ユニットを消滅させないように戦いつつ、
    危ないかなと思ったら"イスハへの請願"を使いましょう。
    州都攻めの際に"ヴォールへの請願"を使うのも良い手だと思われます。
    オラクル・オブ・ティーンチを放置しているとモリモリ強大化していくため、
    出来るだけ早期に渡海し、育つ前に潰したいところです。
    この後は30都市の占領/破壊/殲滅を目指し、南極を東進したり、
    サウスランドへ戻って北上したりしてガンガン攻めていきましょう。

  • アヴェローン
    まずは北側のスカージ・オブ・カインを攻撃し、初期州を取り戻します。
    不死鳥門を奪取できれば一段落…ですが、敵軍団が居座っている場合、
    おそらく手動戦闘で奪取することはかなり難しいと思われます。
    (筆者は"損害が多い勝利"と判定される戦力で何度も挑み、全敗しました。)
    アラリエルを待ち伏せさせても駐留する敵軍団は全く出て来なかったので、
    戦力を増やして自動戦闘で攻略するしか手はないかと思います。
    その後は一旦停止して初期州へ戻り、東側のサフェリを攻略しましょう。
    同族ながら仲が非常に悪く、いつ宣戦布告されてもおかしくないうえ、
    勝てば安全な内地が手に入るという利の多い戦いになります。
    サフェリの軍団は北の都市に来ていると思われるので都市ごと叩き潰し、
    回復したら州都→南側の都市と攻撃して州を統一しましょう。
    初期州の南には超越の教団がいますが、この辺でイーテインが始末してくれます。
    次はバフ発動のために州都あたりを通りつつ、不死鳥門から北へ出て
    スカージ・オブ・カインと戦って滅亡まで追い込みましょう。
    この時点で西側はティラノクがドレッドフリートに押し込まれていますが、
    彼らが完全に潰されるまではこちらはほぼ安全となります。
    時間のあるうちに東側のセデューサー・オブ・スラーネッシュを片付けましょう。
    あとはドレッドフリートを追い出せばウルサーン島の安全を確保できます。
    その後はウルサーン島を防衛しつつ、渡海して北西方面へ攻め込みましょう。

  • ナーガリズ
    ※ナーガリズ州を優先して確保するルートです。※
    まずはカロンド・カルを蹴散らし、初期州と隣の州を統一します。
    攻城戦は苦戦するように思えますが、初期配備にいるグレートイーグル、
    そしてシャドウ=ウォーカーズとシャドウウォリアーを上手く使えば、
    攻城塔や破城槌を用いずとも余裕を持って勝利可能です。
    初期州の統一後は必ず布令「間断なき警戒」を1ターンだけ選び、
    ハンド・オブ・シャドウクラウンを召喚する請願をアンロックしましょう。
    "死の標的"の達成によって資金と影響力を稼ぎたいので、
    シャドウクラウンは序盤からガンガン召喚していくと良いでしょう。
    カロンド・カルの滅亡後、初期州南側のドラウンドが宣戦してきます。
    首都で第二軍団を作りつつ、ドラウンドを打倒して鉤爪海岸を統一しましょう。
    鉤爪海岸の州都には港があるので、ここからナーガリズ州へ出港します。
    スカージ・オブ・カインかセデューサー・オブ・スラーネッシュが占拠しているので、
    まずは南にあるトル・ドラニルを叩いて上陸し、北進すると良いでしょう。
    占領後は敵対した軍勢を徹底的に潰し、ナーガリズ州以外のウルサーン島の都市は
    他のハイエルフ勢力に譲渡して各種協定を結びましょう。
    (ナーガリズ州以外は気候風土の相性がイマイチになっています。)
    ウルサーン島が平和になったらアリスの軍団を初期州方面へ戻し、
    その代わりに州都側で第三軍団を作ってナーガリズ州へ派遣しましょう。
    ウルサーン島は近くに悦楽の教団がいるため、攻められないとも限らないからです。
    第二軍団は宣戦布告してきたナガロンドの迎撃や海上探索でレベル上げを行い、
    アリス軍団が戻ったら連携してナガロンド領へと攻め込みましょう。
    ナガロンドの滅亡後はその周辺の勢力をボコり、クリアへ進めばOKです。

  • ナイツ・オブ・カレドール
    まずはヘルハイン氏族を潰して州を統一します。
    西のカラク=アズールは仲が悪くないので、放っておいて大丈夫です。
    南にあるナガッシザールには大戦力を抱えたスケイヴンがいるため放置し、
    東のサンダーガットに喧嘩を売って州を奪ってしまいましょう。
    ただし、州都付近は沼地になっていて損耗が発生するので、
    宿営の態勢を取るか、損耗を無効化する請願を使って移動しましょう。
    次はキャラバン・オブ・ブルーローズと戦いたいところですが、
    彼らの領土は都市と都市が少し離れており、長期戦になりがちです。
    あまりモタモタしているとカレドールが滅ぼされてしまい
    合併イベントが消えるため、ここは確保した港を通って南へ移動し、
    ポックスメーカー・オブ・ナーグルの領土を強襲します。
    クエスト発令から6都市を攻略するとカレドールと合併できるので、
    合併して周囲のハイエルフと協定を結び、財政の改善を図りましょう。
    元カレドールの領土は他勢力へ売却するのも良いでしょう。
    ウルサーン島に軍団がいても使わないので、エレソンド軍団は解体します。
    その後は北上し、キャラバン・オブ・ブルーローズと戦います。
    あとは"ドラゴン慣らし"をこなしつつ、リクタス氏族の方へ進撃しましょう。
    ※ドラゴン慣らしの遭遇クエストは現地に行く必要があります。
     勝てそうになくてもイベント選択で資金と交換で影響力が貰えたりするので、
     とりあえずは行っておくと良いでしょう。

  • イヴレス
    バッドランドの海上にエルサリオンの軍団とロアマスター・オブ・ホエスが、
    トル・イヴレス付近にアーチメイジ(天空)の軍団がいる状態で始まります。
    どちらも交戦中の敵勢力が目前に存在するため、二正面作戦になります。
    本攻略例では任務の都合もあり、両面で戦っていくプランを採用しています。
    …が、少ない都市で最初から2軍団を運用しなければならないため、
    しばらくの間は凄まじい財政難を背負いながら戦い続ける必要があります。
    壊滅した部隊を再建する費用もないため、戦闘は必ず手動で行い、
    可能な限りユニットの消耗を抑えながら戦うと良いでしょう。
    戦闘の機会が多いため、上手くいけば捕虜を多く獲得できることが利点です。
    ※二正面作戦が嫌な場合は、エルサリオン軍団をウルサーン島に戻し、
     帰って来るまでの間にアーチメイジ軍団でトラリニア占領までを行います。
     エルサリオンが帰って来たら軍団を統一してアーチメイジを解雇し、
     それ以降はエルサリオン軍団でスカルクラッグと戦います。
     こちらの進め方では財政が多少マシになるものの、
     セデューサー・オブ・スラーネッシュ等の動きによって暇になるほか、
     結局はバッドランドに行かなければならないため、クリアまでが長くなります。
     また、ウルサーン島西側に進出してしまうとダークエルフに宣戦されがちで、
     余計な戦線を抱え続けてウルサーン島を離れにくくなってしまいます。
     さらに、こちらがバッドランドから撤退してしまったことで
     コーンやビーストマンが好き放題に暴れまわり、続々と都市を燃やされます。
     炎上中の都市は彼らを滅亡させないと全く入植できないようなので、
     後々のバッドランド攻略が大変になってしまう場合もあります。 
    (エルサリオン側)
    ロアマスター・オブ・ホエスと合流して上陸し、グロンチ・ミンゴルを攻撃します。
    続いてガルバラズ、ストームヘンジと進み、州を統一しましょう。
    資金不足を解消するため、ガルバラズを急いでランク3に発展させて
    オースゴールド鉱山(毎ターン資金+1000)を建てるのをオススメします。
    州の統一後はゴル・ガザンを攻撃し、トップノットを滅亡させましょう。
    次はティーフ・スナッチ、ハービンジャー・オブ・ディザスター、
    エグザイル・オブ・コーンなど、好戦的な勢力と順次戦っていきます。
    特に後者2勢力は、生きている限り彼らに殲滅された都市に入植できないため、
    勢力が拡大する前に退場させてしまう方が良いと思われます。
    攻撃していくと視認範囲も広がるため、交易協定も結んでいきましょう。
    周囲一帯を平定したら軍備を増強し、ブラッディハンド討伐を狙って南征しましょう。
    …が、南側一帯に広がる砂漠は相性最悪の気候風土なので、
    道中でも戦っていくとなると凄まじく苦労することになります。
    ケムリやシグマー教団などの勢力とは軍事通行権を結び、素通りしたいところです。
    (ウルサーン島側)
    まずは目前のスカルクラッグの軍団と戦います。
    勝利後はトラリニアを攻撃・占領し、北イヴレス州を統一しましょう。
    この際、首都トル・イヴレスを他勢力に譲渡するかどうかの選択肢が出ますが、
    保持すると多量の影響力が、譲渡すると25000もの資金が貰えます。
    個人的には保持する方が得が多いと思うので、そちらをオススメします。
    この後は南イヴレス州へと攻め込み、スカルクラッグを滅亡させましょう。
    エルサリオン側と違って攻城兵器がないので、攻城戦で苦労すると思います。
    攻城塔や破城鎚、ヴォールへの請願を使い、何とかして突破しましょう。
    スカルクラッグの滅亡後は少し暇なので、海で探索を行い資金調達をしましょう。
    探索時のイベントで戦闘になればレベル上げもできるため、一石二鳥です。
    ただし、その辺をうろついている海上のローグ勢力には注意しましょう。
    しばらくすると初期州北側のコシークが滅ぼされてしまうので急いで帰還し、
    犯人であるセデューサー・オブ・スラーネッシュと戦いましょう。
    戦力的に余裕がないほか、ドラウンドなどの他の敵対的な勢力もいるため、
    時には敵軍団をこちらの都市側に引き込んで戦うことも重要となります。
    (こちらの領土で戦えばイヴレスの霧の効果を得られるからです。)
    クリア条件の達成はエルサリオンに任せ、こちらは領土の拡張と発展に尽くしましょう。
    なお、イヴレスの霧の効果範囲がウルサーン島内のみという都合もあるため、
    ウルサーン島の外にまで出張って行く必要性は薄いと思われます。
指導者&ロード紹介
  • ティリオン
    ハイエルフ最強の戦士と謳われる公子で、イーテインの指導者です。
    完全な白兵特化型ロードで、レベルを上げると重装軍馬に騎乗可能になります。
    ロード効果はロザーン・シーガードの初期ランクアップ、
    下級&中級ユニット5種の維持費半減と中盤までの助けになるものですが、
    イーテインが凄まじい財力を誇る勢力ということもあって影が薄く、
    終盤になるとほとんど無用の長物になってしまう場合が多いでしょう。
    固有スキルツリーは選択式で、指揮官・指導者としての能力を高めるツリーか
    支配度の低下と引き換えに個人の戦闘力を大きく高めるツリーを選べます。
    筆者のオススメは難易度がノーマル以下であれば断然後者ですが、
    それ以上の難易度では支配度や財政のバランスが変わってくるため、
    一概にどちらが優れているとは言えなくなります。好きな方を選びましょう。
    ○○への奉納系スキル以外、特定の兵種を強化する固有スキルがないものの、
    自分の好きなユニットを自由に雇用して軍団を作れるとも言えます。
    難点は騎乗物が重装軍馬しかなく、飛行不可能なことです。

  • テクリス
    世界でも指折りの魔術師で、オーダー・オブ・ロアマスターの指導者です。
    ティリオンの双子の弟であり、首都ロザーンとウルサーン島を守る兄と異なり
    全世界を混沌から守る使命感と広い視野を持ち、島を離れて活動しています。
    兄と違って虚弱体質であるらしく、完全な魔術師タイプのロードです。
    ロード効果もそれに相応しく、蓄積できる魔力の最大値が多いほか、
    毎戦闘で数回だけながらもファイアボールがコスト0+無詠唱で使えます。
    呪文ツリーは多種の属性のものが1つづつ並び、最後に大技を習得できるほか、
    パッシブアビリティツリーでは詠唱呼応型パッシブを9個も覚えられます。
    白兵戦はからきしですが、ステータス強化ツリーに防御アップスキルがあるほか、
    レベルが上がると重装馬やアーケイン・フェニックスに騎乗できるので、
    (相手と戦い方を選べば)多少の白兵戦は対応できるようになります。
    フェニックスに乗ると飛行可能になり、ファイアボールの射線を通しやすくなるため、
    基本的にはこれに搭乗することを目標にレベルを上げるといいでしょう。
    ※フェニックスへの搭乗にはDLC"The Warden and The Paunch"が必要です。
    兄と同じく、特定の兵種を強化するスキルがありません。
    得意な戦法や相手、習得した呪文に合わせて軍団を組みましょう。

  • "輝きの"アラリエル
    第11代目の"永遠の女王"で、アヴェローンの指導者です。
    3体系の呪文を使える魔術師型のロードで、呪文ツリー前半で補助呪文、
    後半で攻撃呪文がそれぞれ習得できる変わった構成になっています。
    魔術師型ゆえに白兵戦能力はからっきしなのですが、
    何故か固有スキルや特性で武器強度・対大型ボーナスが盛られがちで、
    対大型であれば攻撃するだけならそこそこ戦えたりします。
    一方、防御・耐久力はいつまでもペラペラなままなので、
    敵の後方から突撃させたらすぐに離脱させるべきでしょう。
    固有スキルツリーは択一形式で、片方は勢力全体を強化するもの、
    もう片方はアラリエルの軍団と本人を強化するものになっています。
    このような択一型ツリーは基本的に本人を強化する方が強いとされますが、
    アラリエルに限っては前者の方が選ばれやすくなっています。
    何故なら、前者にはシスターズの雇用ターン短縮スキルがあるからです。
    後者には森の精霊の強化スキルがありますが効果量が低く、
    森の精霊は他の強化手段がほぼないため、どうしても人気がありません。
    レベルを上げると重装軍馬、グレートイーグルに騎乗できます。

  • アリス・アナール
    "影の王"と謳われる暗殺者で、ナーガリズの指導者です。
    攻城兵器にも匹敵する射程を誇る強弓を持つのが最大の特徴です。
    この弓は徹甲ダメージ割合が高いうえに装填時間も速く、
    敵ロードやモンスターユニットを狙撃するのに持って来いの性能です。
    また、実はこの強弓は攻城兵器扱いでもあるようで、
    攻城戦時に防塁塔や城壁、城門を指定して攻撃することができます。
    反面、防具値や白兵防御は低めで、白兵戦には向いていません。
    レベルを上げても騎乗物に乗れないため、足の速い敵から逃げられません。
    アビリティで幻影を作りつつ隠れられるので、接近されたらすぐ使いましょう。
    ロード効果はシャドウウォリアーとシャドウ=ウォーカーズの維持費半減、
    待ち伏せの成功率アップの2つのみですが、高い効果を期待できます。
    固有ツリースキルはシャドウウォリアー&ウォーカーズの強化、
    全軍の投射強度アップなど、専用ユニットの強化に秀でています。

  • イムリック
    竜と心を通わせられるというカレドール唯一の"竜の公子"で、
    竜鱗騎兵ドラゴンプリンスを率いるナイツ・オブ・カレドールの指導者です。
    盾がないものの防具値が高く、白兵攻防値も高く隙がないうえ、
    最初から騎馬に乗り、突撃ダメージを上げるユニーク武器も持っています。
    ロード効果は軍団の移動力アップ、山岳と砂漠の消耗に耐性を持つ、
    各種ドラゴンとドラゴンプリンスの維持費減少と強力です。
    ドラゴン慣らしのクエストをクリアすると、さらに特性を得られます。
    黄色ツリーの中間にあるアビリティが固有のものに変わっており、
    敵の白兵攻防値を大きく下げるものと武器強度を上げるものになっているほか、
    固有ツリーで軍団も自分も強化できる、全ての敵に炎に対する脆弱性を付与できる、
    固有スキルで自分の武器を火炎武器化&火炎魔法を習得できるなど、
    最終的にハイエルフの中でも飛び抜けて高い戦闘力を獲得します。
    レベルが上がるとドラゴン"ミナイスニア"に騎乗でき、
    一部ステータスが少し下がるものの、総合的にはさらに強化されます。

  • エルサリオン
    "峻厳なる"エルサリオンの異名を持つ、イヴレスの指導者です。
    ロアマスター・オブ・ホエスのロード版…にとどまらず、
    魔法戦士型のロードとして完成された能力を備えています。
    白兵戦性能はティリオンやイムリックには劣りますが十分にあり、
    高位系統の呪文を習得可能なほか、ステータス強化スキルも習得できます。
    "格闘の奥義"は専用パッシブ"厳格なる規律"に置き換わり、
    残りHPに関係なく"格闘の習熟"を発動している状態になっています。
    また、専用パッシブアビリティ"ミストウォーカーの連射"により
    白兵戦中に空から降り注ぐ魔法の矢による援護を受けられるのも特徴です。
    (ただし攻撃範囲が結構広く、味方にもガンガン当たります。)
    固有ツリーでは投射ユニットに一定間隔で矢弾を補充させるパッシブ、
    軍団の全ユニットに"厳格なる規律"を与えるスキルなどを習得できるほか、
    固有スキルで軍団のミストウォーカーユニットを強化することも出来ます。
    レベルが上がると重装馬やグリフォンに騎乗できるようになり、
    ロアマスター・オブ・ホエスと違って敵に機動力負けすることもありません。
    高位体系呪文のツリーは初期状態だと途中で止まってしまいますが、
    クエストバトルに勝利することで全て習得可能になります。
    ロード効果は不毛の荒野で損耗しない、グリーンスキンとの戦闘時に恐怖を獲得、
    槍歩兵とレンジャーの統御度と白兵防御をアップ、と堅実なものです。
    前衛で止めて後衛で撃つ要塞戦法を採用するのが良いでしょう。

  • "ホワイトライオンの"アラスタール
    イーテインでのみ雇用可能なレジェンダリーロードです。
    クレイスの王子ではあるものの、国には属さず不死鳥王の護衛を務めています。
    ウルサーン島に危機が迫った時には不死鳥王の意志に従って派遣され、
    諸勢力と協同してハイエルフの敵に対処する…とされています。
    クレイス出身なだけあり、ライオンユニットのコストが下がる特性があるほか、
    防御力を高めるユニーク防具(外せません)を持って仲間になります。
    固有スキルと特性が共にライオンユニットに関するもので一致していること、
    最上級の一般ロードと違って必要な影響力が30と少ないことも特徴です。
    色々と上手くいけばライオンユニットが登場し始める頃に雇用可能となるので、
    早期に第二軍団を作りたい時に重宝する、非常に頼れるイケメンです。
    なお、原作であるWarhammer FantasyBattleの世界には存在せず、
    Totalwar:WarhammerⅡの開発時に慈善団体が行った企画で誕生したそうです。

  • プリンス
    完全白兵型の一般ロードです。
    ハイエルフ系ロード特有の○○への奉納系スキルがあるほか、
    レベルを上げるとグリフォンやサン&スタードラゴンに騎乗可能で、
    ノーブルと違って良質の盾を持っているのが特徴です。
    一般ロードの中では最も頑丈なところがアピールポイントで、
    スタードラゴン搭乗時のステータスはスキル込みでかなり高くなるため、
    同じ完全白兵型のティリオンとの違いを出すことが出来るでしょう。

  • プリンセス
    弓を携えた近接投射歩兵の一般ロードです。
    特徴はアーチャーと同じ射程の弓を持っていることで、
    全方位への移動間射撃でガンガン敵を射抜いてくれます。
    反面、防具値や白兵防御が低めで、長時間の白兵戦には向きません。
    赤スキルツリーの中間&最終スキルが装填速度強化パッシブということもあり、
    基本的には味方の近くで射撃戦に従事させるのが良いでしょう。
    レベルが上がると重装騎馬、グレートイーグルにグリフォン、
    ムーン&スタードラゴンに騎乗できるようになります。
    耐久面の弱さを補ったり射線が通りやすくなったりするため、
    騎乗物には積極的に乗せると良いと思われます。

  • アーチメイジ
    9系統のうち1つを極めた魔法使い型の一般ロードです。
    習得できる呪文は自分が極めている系統のものだけに限られますが、
    魔術の扱いに優れていることの表現か、最初から"魔力の導管"を習得しています。
    また、赤スキルツリーの中間&最終スキルが統御度アップアビリティではなく
    周囲の味方の装填速度を上げるパッシブアビリティに、
    青ツリーの交易品増加スキルが拠点略奪強化になっているのも特徴です。
    メイジと異なり、レベルを上げると最終的にドラゴンに騎乗できます。
    影響力を消費して強力な特性を持っている個体を雇用できるほか、
    特定兵種を強化する"○○への奉納"スキルも習得可能なので、
    レジェンダリーロードにも劣らない活躍が期待できます。
ヒーロー紹介
  • ノーブル
    1人だけなら早期雇用が可能な、白兵型の一般ヒーローです。
    (雇用上限増加にはランク4の建物が必要なので、2人目以降は登場が遅いです。)
    早期雇用できるためか、スペックはロアマスター・オブ・ホエスの下位互換で、
    投射攻撃手段も盾も持っていないなど厳しい部分があります。
    しかし、対大型突撃防御&カウンターを持つ、騎乗物があるなど
    ロアマスター・オブ・ホエスにない強みもあるほか、
    交易や外交関係をほんの少し補助する固有スキルを習得できます。
    直接戦闘にはほぼ役立ちませんが、数が揃えば効果は大きくなるでしょう。
    在地の交易品生産量をアップする恒常スキルも持っているので、
    序盤は軍団に入れて戦い、中終盤は工作員にして影響力稼ぎや視界取り、
    資源産出施設の多い州に大量に置いて産出量を増やすなど、
    ゲーム進行に合わせて活躍の場を変えていくと良いでしょう。
    レベルを上げると重装馬、グレートイーグル、チャリオットに乗れます。

  • ロアマスター・オブ・ホエス
    魔法戦士型の一般ヒーローです。
    雇用条件が"州都に大文書館(ランク4の建物)が必要"なだけはあり、
    魔法戦士なのに完全白兵型のノーブルよりも高いステータスを持っているほか、
    普通の質ではあるものの盾を備えており(ノーブルは盾を持っていません)、
    しかも"格闘の奥義"が上位の"格闘の習熟"になっているという贅沢ぶりです。
    呪文は攻撃用と補助用のものを計6個、詠唱呼応型パッシブを2つ習得可能で、
    白兵戦用のステータスを高めるスキルも普通に習得できるため、
    遠近どちら寄りにも育成でき、プレイヤーの頭を悩ませてくれます。
    欠点は雇用までがかなり遠いこと、騎乗物がないこと、
    対歩兵戦は得意なものの大型ユニットの相手が苦手なこと、
    "魔力の導管"を習得できない(特性で得られる場合もあります)ことです。

  • メイジ
    生命/炎/高位/天空/光/影/死/金属/獣の9系統のうち1つを極めた魔法使いです。
    一般ロードのアーチメイジのヒーロー版といったところですが、
    ロードではないので○○の奉納系スキルがない、騎乗物がチャリオットまで、
    "魔力の導管"を初期習得していない、などの差異があります。
    白兵型ロードの補佐に1人つけると良いでしょう。
    なお、炎のメイジだけはサンドラゴンに騎乗できるようになります。
    ハイエルフ勢力にはドラゴンやフェニックスなどの火炎攻撃を行える
    ユニットが多いこともあり、炎のメイジは相性が良いと言えます。

  • ハンドメイデン・オブ・エヴァークイーン
    白兵戦も出来る投射型の一般ヒーローです。
    簡単に言うとシスターズ・オブ・アヴェローンのヒーロー版ですが、
    白兵戦用の得物が剣から槍に変わり、対大型突撃防御と対突撃カウンター、
    移動間射撃、近くの味方の装填速度を上げるパッシブなどが追加されています。
    ハイエルフには珍しく、白兵戦の徹甲ダメージ割合が高いうえに
    対大型ダメージボーナスも備えていますが、防具は薄めで盾もありません。
    基本的には魔法火炎弓の移動間射撃で敵を削るのが仕事になるでしょう。
    専用スキルツリーは3つある中から1つだけを選んで習得する形式で、
    攻撃強化、防御強化と妨害技、キャンペーンスキルの3種類があります。
    レベルが上がると重装軍馬に乗れるため、移動間射撃がさらに活かせるようになります。
    頼れるスナイパーですが、雇用可能になるまでが遅いという難点もあります。
    ※アヴェローンでのプレイ時のみ、少し早く雇えるようになります。

  • ハンド・オブ・シャドウクラウン
    ナーガリズ専用の請願で呼び出せる特殊なヒーローです。
    色々なアビリティを持つものの、軍団に合流させられない工作専用ヒーローで、
    対キャラクター用ヒーローアクション"暗殺"の成功率が100%である代わり、
    暗殺を行うと自分も死亡するという使い捨てユニットになっています。
    召喚クールダウンは15ターンなので、死の標的の暗殺用に雇って使いましょう。
    なお、戦闘に参加できないのに3Dモデルはしっかりと作られており、
    戦えないのが勿体ないぐらい非常にカッコ良く仕上がっています。必見。
ユニット紹介:近接歩兵
  • スピアマン
    槍と大きな盾を持つ下級近接歩兵です。
    高めの統御度、白兵防御、質の良い盾を持っているのが特徴で、
    大型ユニットの突撃への耐性や対突撃カウンター能力も備えています。
    その一方で防具(防御力)や武器強度(攻撃力)、突撃ボーナスは低めで、
    対大型ダメージボーナスがあるものの、やはり打撃力は高くありません。
    防具値の低さは白兵戦ならパッシブアビリティ"格闘の奥義"で、
    対投射攻撃なら盾(正面で受ける投射攻撃を55%で無効化)でカバーできるので、
    戦列を組んで敵を待つ、防御的な運用に相応しい性能になっています。
    敵を止めた後の攻撃は他ユニットに任せましょう。

  • ホワイトライオン・オブ・クレイス
    白いライオンの外套と大斧を持った、頑丈な中級近接歩兵です。
    徹甲ダメージ割合の高い武器、投射抵抗を持つライオンの毛皮が特徴で、
    "格闘の奥義"が発動していれば低めの白兵防御も補えます。
    また、森林内を減速なしで動けるパッシブアビリティがあるうえ、
    森林内で戦うと白兵攻撃&防御にボーナスを受けられます。
    防具値もなかなか高く、頼れる攻撃型ユニットと言えるでしょう。
    弱点は、HPが25%を切ると白兵防御がスピアマン以下になることです。

  • ソードマスター・オブ・ホエス
    重厚な鎧と大剣で武装した上級近接歩兵です。
    徹甲ダメージ割合が高く対歩兵ボーナスのある大剣を持つうえに
    白兵攻撃&防御も高く、さらにパッシブ"格闘の習熟"で強化されるため、
    中終盤における対重装歩兵戦では無類の強さを誇ります。
    盾は持っていませんが、特性"矢の叩き落とし"によって正面からの投射攻撃を
    その巧みな剣術で切り払い、ある程度は無効化することも出来ます。
    防具値も高いものの、戦線を維持する役割にはあまり向いていないので、
    脇備えとして両翼に配置し、敵の側面から攻撃させると良いでしょう。
    雇用施設が他のユニットと完全に分かれていることが難点です。

  • フェニックスガード
    神殿の護衛兵であるハルバード歩兵で、上級近接歩兵に相当します。
    対歩兵・攻撃向きのソードマスター・オブ・ホエスとは対照的に、
    対大型ボーナス・対突撃防御&カウンターを持つ防御向きユニットです。
    盾はないものの、代わりに物理抵抗を持っているので、
    戦列を構成するユニットとして並べておくと良いでしょう。
    統御度が高く恐怖を与える効果もあるので、戦線維持能力は高めです。
    難点は雇用・維持コストの高さ、雇用の手間でしょう。
    上級歩兵というだけはあり、雇用にはランク5の建物が必要になります。

  • レンジャー
    両手に剣を装備した軽装歩兵で、下級近接歩兵に相当します。
    防具値は低いものの、身軽さゆえの回避力を表現してか物理抵抗を持ち、
    序盤での対歩兵白兵戦はスピアマンよりも秀でていると言えます。
    一方、投射攻撃に対する防御力はスピアマンに及ばないので、
    脇備えにして側背面や後衛を狙うのが良いでしょう。
    スピアマンや弓兵が対応しにくい森林戦にも対応可能なほか、
    足が速く、維持コストがかなり安いことも特徴です。

  • シルヴァリンガード
    スピアマンの上位ユニットに相当する中級近接歩兵ユニットです。
    攻撃性能に関してはあまり変化が見られず頼れないものの、
    対大型突撃防御が対突撃防御(大型以外にも有効)にパワーアップしたほか、
    防具などのスペックも向上し、さらに呪文抵抗も獲得しています。
    雇用施設がランク3なので普通の都市にも建てられるため、
    中盤からでも雇用しやすくなっているのも長所と言えるでしょう。
    スピアマンと入れ替えて編入し、戦列を構成させましょう。
    ランクが近く競合しやすいロザーン・シーガード(盾)と比較すると、
    投射攻撃がない点で劣り、人数や防具値、白兵戦性能などで勝っています。
ユニット紹介:投射歩兵&兵器
  • アーチャー、アーチャー(軽装鎧)
    優れた射程距離を誇る弓を携えた下級投射歩兵です。
    他種族の投射歩兵よりも少し射程が長く、精度も良好なのが特徴で、
    大抵の投射歩兵との撃ち合いではほぼ確実に先手を取れます。
    一方で防具値はペラペラなため、応射されるとズタズタにされます。
    "格闘の奥義"を持っているものの、それを含めても白兵戦能力は低く、
    騎兵や戦闘生物などに絡まれたら即敗走も十分あり得ます。
    近接歩兵を盾に、固まって戦わせましょう。
    軽装鎧版は防具値がある程度上がった上位版ユニットで、
    敵の応射によるダメージを多少は軽減できるようになっています。
    しかし、防具の強化度合いはあくまで"ある程度"でしかなく、
    白兵戦に耐えられるようになったわけではありません。
    弓の性能もそのままなので、更新するかは考えものです。

  • ロザーン・シーガード
    首都ロザーン付近の海上警備を担当する特殊投射歩兵です。
    盾を捨てて弓を持ったスピアマンという感じの複合ユニットで、
    白兵攻撃面はスピアマンより少し強くなっているものの、
    人数がアーチャーと同規模まで減り、白兵防御が落ちています。
    一方、弓の性能だけを見るとアーチャーに劣っています。
    とはいえ、他種族の弓兵には依然として有利~互角程度の性能はあり、
    盾以外の保有するアビリティはスピアマンと同じなので、
    遠近両対応可能な汎用性の高いユニットと言えるでしょう。
    スピアマンやアーチャーの完全上位互換になっていない辺り、
    上手く調整されているのではないでしょうか。
    後衛の護衛役と投射攻撃要員を兼ねて起用するのも良いでしょう。

  • ゲートガード
    ウルサーン島にある門の守備隊"専用"の特殊投射歩兵で、
    プレイヤーが雇用して軍団に編入することはできません。
    性能的にはロザーン・シーガードの上位ユニットというところで、
    アーチャーと同じ弓を持っていることが最大の長所と言えます。
    パッシブアビリティの面でもシーガードと同じです。
    盾がないので、防壁の上で敵弾を防ぎつつ戦わせましょう。

  • ロザーン・シーガード(盾)
    スピアマンと同じ良質の盾を追加装備したシーガードです。
    盾を得た以外には白兵防御が上がり、速度が少し落ちています…が、
    元々突撃させるユニットではないため、速度の劣化は問題ありません。
    白兵戦能力がスピアマンを上回ったものの、やはり人数では劣っているほか、
    同格の槍歩兵であるシルヴァリンガードには劣っています。
    弓の性能はアーチャーに劣るものから変わっていません。
    しかし、良質な盾を持ったことで敵の投射歩兵に強くなったため、
    長所である汎用性がさらに向上していることは確かです。

  • シャドウウォリアー
    ロングボウと剣を持った遠近両用の戦士です。
    アーチャーより投射攻撃力が少し高く、先陣配置、忍び寄り、
    移動間射撃(全方位)のゲリラ戦用アビリティを備えた特殊部隊で、
    走りながらでも遠距離の敵を正確に射抜いてくれます。
    矢弾数と人数はアーチャーに劣りますが、気になるほどでもありません。
    白兵戦に関するステータスはレンジャーに近いものの、
    あちらと違って対歩兵ボーナスや物理抵抗が備わっておらず、
    技術研究やスキルで白兵戦能力を強化できないという問題もあるため、
    あくまで白兵戦は弾切れ時の最終手段と考える方が良いでしょう。
    防具値が低く盾もないため、足を止めての撃ち合いも得意ではありません。
    長射程曲射弾道全方位へ移動間射撃が可能という
    個性を活かした機動射撃戦と奇襲でこそ真価を発揮するでしょう。

  • シスターズ・オブ・アヴェローン
    ロザーン・シーガードやシャドウウォリアーと同じく
    白兵戦も出来る投射ユニットの1つで、上級投射歩兵に相当します。
    携えた弓が最大の特徴で、長射程かつ曲射弾道ながら徹甲ダメージ割合が高く、
    魔法属性(物理抵抗無効)と火炎属性(炎上中は回復半減)も付いており、
    ゲーム中盤~終盤で登場する重装兵に非常に有効になっています。
    投射歩兵としては破格の白兵戦性能も備えています…が、
    防具値やHPが低く、あまり長期間の白兵戦には耐えられません。
    白兵戦はあくまで弾切れ時の最終手段として考え、
    基本的には強力な投射歩兵として運用していくのが良いでしょう。
    欠点は雇用施設がランク4かつほぼ独立したものであること、
    雇用・維持コストが高く雇用に2ターンかかることです。
    アヴェローンではランク3で雇用可能になり、主力として活躍しますが、
    勢力専用ユニットの"森の精霊"にもほぼ特効レベルで有効なせいで
    誤射がめちゃくちゃ痛い
    という欠点があります。

  • シャドウ=ウォーカーズ
    シャドウウォリアーの上位版で、ナーガリズ専用ユニットです。
    人数が減少し雇用ターンが延びたものの、性能が全体的に向上し、
    さらに白兵でも投射でも毒を付与できるようになりました。
    (毒:一定時間だけ移動速度と攻撃力が低下する状態異常)
    敵の移動速度を下げる効果で退き撃ち性能が大きく強化されたほか、
    攻撃力低下効果によって前線支援能力も向上しています。
    派手ではありませんが、勢力専用だけあって強力なユニットに仕上がっており、
    しかもランク2の建物で雇えてしまうというオマケ付きです。
    雇用に2ターンかかるのは痛手ですが、その価値はあると言えるでしょう。

  • イーグルクローボルト・スローワー
    大鷲を模した形状の大型野戦弩砲で、勢力唯一の投射兵器です。
    火薬砲のような威力と長射程はないものの、精度に優れています。
    また、対大型ダメージボーナスのある大型のボルト(初期状態)のほか、
    ボタン一つで対歩兵ボーナスのあるボルト束に切り替えられます。
    山なり気味の弾道なこともあり、攻城戦でも野戦でも使えるでしょう。
    軍団の編成や戦況に合わせたモードチェンジが活躍の鍵です。
    対歩兵用のボルト束はかなり広範囲に散ってしまうため、
    歩兵型ロードを狙う際は通常ボルトを使う方が良いでしょう。
ユニット紹介:近接騎兵&チャリオット
  • エリリアン・リーヴァー
    ハイエルフ軍随一の速さを備えた軽装騎兵ユニットです。
    足の速さで敵をかく乱したり、先陣配置を利用して奇襲したりと、
    ゲーム中盤までならば多岐に渡る活躍を期待できます。
    "格闘の奥義"のおかげで白兵戦能力も下級騎兵としては高めで、
    最高速で突撃ボーナスを最大限に乗せた一撃はなかなかの威力です。
    …が、HPが減れば"格闘の奥義"の効果が消えてしまい、
    そもそもの防具値は至って普通なので、過信は禁物です。
    基本通り、側背面からの突撃と離脱を繰り返させると良いでしょう。

  • シルバーヘルム、シルバーヘルム(盾)
    エリリアン・リーヴァーの倍以上の防御力を持つ重装騎兵です。
    先陣配置を失い、速度と白兵防御が少し低下していますが、
    それ以外のステータスは全てが上昇しています。
    シルバーヘルム(盾)はシルバーヘルムが盾を装備した上位ユニットで、
    白兵防御もエリリアン・リーヴァー以上になっています。
    投射攻撃に耐えられるようになり、後衛を襲撃しやすくなりました。
    雇用するのは盾持ちが登場するまで待った方が良いでしょう。

  • イシルマール・チャリオット
    重装馬が曳く戦車で、対歩兵ボーナスを備えています。
    1両あたりの耐久力や突撃性能はシルバーヘルムよりも上で、
    大きな当たり判定と速度を活かした突撃は高い破壊力を誇ります。
    反面、1ユニットあたりの構成車両数がたった数両と非常に少なく、
    敵中で足を止めることが騎兵以上にタブーになっています。
    突撃させた後はすぐに退避させるようにしましょう。

  • ライオンチャリオット・オブ・クレイス
    馬ではなくホワイトライオンが曳く、巨獣チャリオットです。
    イシルマール・チャリオットよりも防具は劣りますが、
    巨獣ユニット特有の恐怖を引き起こす効果、そこそこの投射抵抗、
    対歩兵ボーナスに加えて高い徹甲ダメージ割合を持っており、
    強攻型チャリオットと言える性能に仕上がっています。
    基本はイシルマール・チャリオットと同じように運用すればOKです。

  • ドラゴンプリンス
    シルバーヘルム(盾)を一回り強化した性能を持つ上級騎兵です。
    速度と白兵防御以外は全てスペックアップし、物理&火炎抵抗を得て、
    パッシブアビリティ"格闘の奥義"が"格闘の習熟"に強化されています。
    物理抵抗と格闘の習熟のおかげで突撃後の反撃ダメージを抑えられるので、
    シルバーヘルム(盾)よりも長持ちするようになりました。
    とはいえ、流石に白兵戦に完全対応できているとは言い難いので、
    やはり突撃と離脱を繰り返す常道の戦術を徹底するのが良いでしょう。
ユニット紹介:投射騎兵&チャリオット
  • エリリアン・リーヴァーアーチャー
    弓を装備したエリリアン・リーヴァーで、唯一の投射騎兵です。
    白兵防御と突撃ボーナスが減少したものの、
    一般的な投射騎兵よりもかなり長射程の弓を持っています。
    全方位に対しての移動間射撃も可能なため、近接歩兵を狙い、
    "押さば引き、引かば押す"の陽動・嫌がらせを安全に行えます。
    投射歩兵との撃ち合いは完全に不利ですが、反撃しない敗走兵や
    ロクな反撃が出来ない投射兵器が相手ならば一方的に狩れます。
    有利に戦える相手を選び、常に距離を保って戦いましょう。

  • ティラノク・チャリオット
    複数の弓兵が乗り込んでいる投射チャリオットユニットです。
    全方位への移動間射撃、対歩兵ボーナス付きの突撃・白兵攻撃と
    汎用性のあるユニットですが、決して万能ではありません。
    一度の射撃で3連射するとはいえ、1ユニット3台と人数が少なく、
    総火力はエリリアン・リーヴァーアーチャー(45人)以下と思われます。
    白兵・突撃性能でもイシルマール・チャリオットには届かず、
    足を止めて殴り合おうものなら即座に溶けること請け合いです。
    本ユニットの採用は汎用性を見込んでのものとなりますが、
    有効に使うにはプレイヤー操作が必須となり、負担になります。
    雇用は1~2ユニットにとどめ、他は操作の必要がないユニットで固めましょう。
    基本は投射に専念。状況によっては白兵モードにして突撃。
    突撃後は長時間白兵戦をせずに離脱。これらを徹底すれば戦果を挙げられるでしょう。
ユニット紹介:戦闘生物&モンスター
  • ウォーライオン・オブ・クレイス
    ウルサーン島に生息する野生の白いライオンです。
    エリリアン・リーヴァーに近い軽装騎兵のようなスペックで、
    少し防御力が劣る代わりに攻撃性能が高くなっています。
    中程度の投射抵抗と恐怖を与える効果もあるため、
    対歩兵・騎兵戦よりも後衛狩りの方が適性が高いと言えるでしょう。
    また、エリリアン・リーヴァーより速度が少し遅いですが、
    "健脚"のおかげで走破性はこちらが勝り、総合的には同等と言えます。
    難点は統御度が少し低いこと、"格闘の奥義"がないことです。
    ※後者はハイエルフではない全てのユニットに該当します。

  • グレートイーグル
    ハイエルフの友とも言われる、誇り高い大鷲です。
    騎兵すら上回るほどの速度で飛行し、急降下して攻撃します。
    当然、飛行中は地上にいる敵から白兵攻撃を受けません。
    武器ダメージや白兵攻撃値、突撃ボーナスも相応に高く、
    速度を乗せた側背面からの奇襲攻撃は高い破壊力を発揮します。
    難点は、1ユニット1体しかいない大型モンスターユニットの割に
    HPと防具値が低いこと、投射攻撃に対して無防備なこと、
    白兵以外の攻撃手段(投射攻撃、アビリティなど)を持たないために
    攻撃すると必ず耐久面の脆さを突かれてしまうことです。
    序盤は投射攻撃を受けない距離を飛び回り、囮役を務めると良いでしょう。

  • フレイムスパイア・フェニックス
    ウルサーン島に住む不死鳥で、グレートイーグルの上位ユニットです。
    総攻撃力が低下してしまったものの、徹甲ダメージ割合が上がり、
    火炎攻撃になったほか、状況によっては魔法攻撃化もします。
    また、魔力が溜まると白兵攻撃が魔法化しダメージ耐性を獲得する能力、
    瀕死になると急速回復する"新生"、炎を落として攻撃する能力を備えています。
    機動力と耐久力もグレートイーグルから向上しているため、
    対歩兵・騎兵戦で有利に立ち回れるようになったと言えるでしょう。
    難点は、向上したもののまだまだ頼りない耐久面、
    地上にいる間や白兵戦中は炎を落とすアビリティが使えないこと、
    稀に"新生"に失敗して即死する場合があることです。

  • フロストハート・フェニックス
    齢を重ねたフレイムスパイア・フェニックスで、
    炎ではなく霜と強烈な冷気を纏うようになった氷の不死鳥です。
    加齢と氷の重さからか、若い頃よりも速度などが低下していますが、
    その分だけ他のステータスが向上して白兵戦に強くなりました。
    また、炎の竜巻を起こす必殺技や"新生"を失ってしまったものの、
    周囲の敵ユニットの速度と攻撃力を低下させる能力を得たほか、
    白兵攻撃を当てた敵の速度を大きく下げる"凍傷"を獲得しています。
    総じて白兵戦適性の高い大型飛行モンスターと言えるでしょう。

  • アーケイン・フェニックス
    フレイムスパイア・フェニックスを純粋に強化した上位ユニットです。
    性能が全般的に向上したほか、必殺技の範囲が直線状に変更され、
    "新生"が攻撃能力を付与された"炎からの再誕"に置き換えられています。
    防具値はフロストハートに劣るものの、HPが高く物理耐性があるため、
    総合的に見るとそれほど明確に劣っているとは言えません。
    基本的な運用法はフレイムスパイア・フェニックスと同様ですが、
    復活能力の都合上、HPが危険域になる前に味方と離す必要があります。
    ※復活時の炎ダメージは味方も容赦なく巻き込んでしまうため。

  • サンドラゴン
    赤い鱗を持つ若いドラゴンで、大型の飛行モンスターユニットです。
    フェニックスに速度が少し劣るものの、攻撃性能で勝っています。
    白兵攻撃のほか、アビリティで火炎弾ブレスを吐くことが出来ます。
    ブレスは魔弾魔法なので命中率が高く、単体に大ダメージを与えられます。
    アビリティの射程は短めですが、HPが高く投射抵抗があるため、
    接近するリスクはフェニックス系ユニットよりも少し低くなっています。
    総じて対大型ユニットに向いたユニットと言えるでしょう。

  • ムーンドラゴン、スタードラゴン
    サンドラゴンが成長した成竜の中級ドラゴンと、
    それがさらに成長した聡明な老竜の上級ドラゴンです。
    齢を重ねるごとに速度と突撃ボーナスが少し下がっていくものの、
    それ以外は全般的に強化され、ブレスも高威力化しています。
    ブレス以外のアビリティは変わらないので、運用法は同じです。
    なお、スターよりもムーンの方がブレスの性能は上になっています。
ユニット紹介:森の精霊
※アヴェローンのみ雇用できます。
 雇用するには首都にユニーク建築物を建てる必要があります。
 どのユニットも一律で
 ・火炎による被ダメージ:+25%
 ・先陣配置 ・物理抵抗:20%
 ・恐怖/恐慌を受けない ・恐怖を引き起こす
 ・木々を通り抜ける ・森の中にいると白兵防御アップ
 ・白兵武器が魔法属性なので物理抵抗を無視する 
 …といった特徴を持っています。
 難点は首都のある州でしかローカル募兵できないこと、
 指導者アラリエルの固有スキルと特性でしか強化できないこと、
 主力となるシスターズ・オブ・アヴェローンとの相性が悪いことです。

  • ドライアド
    森の精霊の中では下級歩兵に相当するユニットです。
    立場としてはレンジャーが最も近く、総HPと統御度で劣るものの、
    防具値はあちらの倍あり、他のステータスでも上回っています。
    ※総HPの差は人数差によるもので、1体あたりのHPはこちらが上です。
     攻撃力は対歩兵ボーナスを含めてもこちらが上ですが、
     対歩兵ボーナスには白兵攻撃(命中率)向上効果もあるため、
     どちらが優れているかは相手にも左右されます。
    欠点は"格闘の奥義"がないこと、火炎攻撃に非常に弱いことです。
    範囲火炎魔法を受けた日には、一瞬で灰となるでしょう。

  • ツリー=キン
    森の精霊の中級歩兵に相当する巨獣歩兵です。
    ハイエルフの中級歩兵に比べて攻防に優れているほか、
    対大型ユニット限定の突撃防御、投射抵抗も持っています。
    難点は白兵攻撃値(=命中率)が低いこと、巨獣歩兵ゆえに少人数なこと、
    異様に足が遅いこと、対大型ボーナス持ちユニットに弱いことです。
    軽装甲で徹甲ダメージ割合の低い敵が相手なら、強味を押し付けて戦えます。
    なお、通常は大型ユニットが森に入るとペナルティを受けますが、
    ツリー=キンは森の精霊なのでペナルティを受けません。

  • ツリーマン
    森の精霊の上級歩兵に当たるモンスターユニットです。
    対突撃防御や恐慌を与える能力を持ち、粘り強く戦えます。
    同格のムーンドラゴンと比較すると、攻撃アビリティや飛行能力がなく
    攻撃面と機動力で劣る代わり、防御面で勝っていると言えます。
    とはいえ武器強度は十分に高く、徹甲ダメージ割合も高くなっているため、
    重装歩兵が相手でも正面から殴り合える性能は確保されています。
    多数を雇用して主力に…という運用はコスト面から考えても無理なので、
    1~少数を編成して囮にしつつ、増強・回復呪文で補助しましょう。
    ツリー=キンと同様、大型ユニット特有の森林内ペナルティを受けません。
ユニット紹介:ユニークドラゴン
※ナイツ・オブ・カレドールでのみ雇用可能です。
 雇用するにはまずクエストをクリアする必要があります。

  • "生命の護り手"ブリューオー
    ユニークドラゴン一番手の強化されたフォレストドラゴンです。
    ※フォレストドラゴン:ウッドエルフ勢力のモンスターユニット。
    ステータス上は通常モンスターユニットであるムーンドラゴンに近く、
    攻撃性能が下がった代わりに防御性能と機動力が上がっています。
    飛行する大型モンスターには珍しく"森での潜伏"を持ち、
    森の中での戦闘時に白兵防御が向上する能力も備えています。
    また、軽度の物理耐性と白兵毒攻撃も持っているため、
    ムーンドラゴンよりもかなり耐久力が高くなっていると言えます。

  • "炎の王者"ゴルディナール
    ユニークドラゴンの二番手で、非常に強力なサンドラゴンです。
    その強化具合は凄まじく、ムーンドラゴン以上の性能を手にしています。
    通常版からステータスとブレスの威力が上昇したほか、中程度の火炎耐性、
    先陣配置、フレイムスパイア・フェニックスと同じ"新生"を持っています。
    全ドラゴンで最高の移動速度と突撃ボーナスを持っているので、
    敵の側背面から速度を乗せて突撃させたいところです。

  • "凍て付く息の"ラムルー
    ユニークドラゴン三番手、ムーンドラゴンの強化個体です。
    速度と白兵攻撃以外のステータスは通常版よりも高く、
    一部ステータスは上位ユニットのスタードラゴンすら上回っています。
    また、白兵攻撃に"凍傷"効果(当てた敵の速度ダウン)、
    周囲の味方の統御度を上げるパッシブアビリティ"鼓舞"、
    周囲の敵の速度を下げるパッシブ"戦慄のオーラ"が追加されています。
    ブレスの威力は通常個体より減少し、火炎属性が消えたものの、
    二つ名の通りに"凍傷"効果を備えており、敵を逃がしません。
    単独でも味方と連携しても強い、優秀なモンスターユニットです。

  • "災厄の"シャッコロット
    ダークエルフのユニットであるブラックドラゴンの強化個体です。
    ユニークドラゴン勢の副将ポジションということで当然強く、
    上級ドラゴンのスタードラゴンに劣る点は白兵攻撃以外ありません。
    ブレスの威力はムーンドラゴンと同等レベルに高いうえ、
    当たった敵の統御度を一時的に下げる効果も持っています。
    遅めの登場に相応しい性能を備える強力なドラゴンです。

  • "永劫の"イムレイス
    最後にして最強のユニークドラゴンである、スタードラゴンの強化個体です。
    速度以外のステータスが全てシャッコロットを超えているほか、
    白兵攻撃に対大型ダメージボーナスが追加されています。
    白兵戦闘を行っている時間に比例してパワーアップする能力、
    統御度が一切減らない"不変不動"も持っているため、
    高いHPと合わせて白兵戦に特化した性能になっていると言えます。
    …とはいえ、単独で突っ込ませて勝てるゲームでもないので、
    他のユニットと歩調を合わせ、時にはブレスで援護することも重要です。
    ※ブレスは通常のスタードラゴンと同じものを搭載しています。
ユニット紹介:ミストウォーカー
※イヴレスでのみ雇用可能です。
  • アセル・タマラ・フェイスベアラー
    良質な盾を備えたミストウォーカーの剣歩兵です。
    現指導者エルサリオンの父モラニオンに仕えた兵士達で、
    グリーンスキンの襲撃時に一度逃げ出した恥を雪ぐために戦います。
    シルヴァリンガードの得物を変更して性能バランスを整えたような性能で、
    周囲の味方の統御度を上げるパッシブアビリティ"鼓舞"、
    統御度が半分以上の時に攻撃性能が上がる"熱狂"を持っています。
    大盾と少々の投射抵抗はあるものの対突撃防御がないため、
    シルヴァリンガードのように敵を待ち受ける運用法はイマイチです。
    積極的に敵歩兵に仕掛け、"熱狂"の乗った攻撃を叩きつけましょう。

  • トル・イヴレス・スパイアガード
    槍と弓を装備したミストウォーカーの特殊投射歩兵です。
    白兵戦能力以外を大幅強化したゲートガードと言えるスペックで、
    最大の特徴は、他の投射歩兵の倍はある"矢の所持数"です。
    投射強度も少し高く、射撃戦で後れを取ることはそうそうありません。
    白兵戦能力はゲートガードと同じですが、アビリティが進化しており、
    対大型突撃防御が対突撃防御に強化されているほか、
    "鼓舞"に統御度が減らない"不変不動"を備えています。
    いざという時の白兵戦も出来ないことはない、万能選手と言えます。

  • センチネル・オブ・アスタリル
    特殊な強弓を備えたミストウォーカーの複合投射歩兵です。
    最大の特徴は射程が長く徹甲ダメージ割合の高い投射攻撃で、
    これを当てられた敵は(wikiによると10秒間)盾の効果が低下します。
    その代償としてリロードが物凄い遅いという弱点もありますが、
    短所を補って余りある長所を持っていると言えます。
    白兵戦能力はスパイアガードを防御寄りに調整した感じで、
    良質な盾を装備していますが、突撃防御は対大型限定になっています。
    あくまで射撃戦が本領で、格闘戦はオマケと割り切った方がいいでしょう。

  • スカイホークス
    高い貫通力を誇る短弓と双剣を持つ、強攻型の複合投射歩兵です。
    シャドウ=ウォーカーズに近いユニット特性を持つ遊撃兵で、
    先陣配置+忍び寄りを持つために奇襲が得意なほか、
    全方位射撃が可能なうえに移動間射撃を持つため、退き撃ちも容易です。
    また、白兵攻撃にも投射攻撃にも対歩兵ダメージボーナスがあり、
    軽装甲の歩兵が相手であればかなりのダメージを稼げます。
    短弓には貫通力があり、敵を貫いて奥の敵に当たることもあるようです。
    白兵戦能力はかなり攻撃寄りなため、継続戦闘が不得手なほか、
    徹甲火力がないので重装甲の敵に対しては有効打を与えられません。
    また、投射攻撃の射程が短いことも難点の一つです。

  • ナイツ・オブ・トル・ガヴァル
    グリフォンに騎乗したミストウォーカーの巨獣騎兵です。
    1ユニットに3体しかいない少数精鋭ユニットですが、
    その分だけ武器攻撃力やHPが非常に高く、そこそこの投射抵抗、
    巨獣騎兵なので恐怖・恐慌、そして"鼓舞"を持っています。
    スペックが高いのでHP回復魔法や補助魔法との相性が良く、
    それらの魔法で支援しつつ戦えば、かなり粘り強く戦えます。
    白兵防御があまり高くなく"格闘の奥義"もないため、
    槍兵相手の白兵戦だけはそれほど長くは耐えられません。
    やはり騎兵の基本通り、突撃と離脱を繰り返すと良いでしょう。
ユニット紹介:威名ユニット
  • サイオン・オブ・マスラン、ピュアメイン・カンパニー
    スピアマン、ホワイトライオン・オブ・クレイスの威名ユニットです。
    前者は対大型突撃防御が対突撃防御に強化されたほか、
    一定条件下で周囲の味方にダメージ耐性を与える能力を得ています。
    後者は周囲のロードやヒーローに物理抵抗を付与する能力、
    攻撃した敵の防具値を下げる"破砕"を獲得しています。

  • キーパー・オブ・フレイム、ファイアボーン
    フェニックスガード、ドラゴンプリンスの威名ユニットです。
    前者は武器が魔法武器化したほか、死亡時に必殺技を放ちます。
    後者は対大型ダメージボーナスと火炎武器を獲得したほか、
    元々持っている火炎耐性も少し向上しています。
    武器強化の影響でトロールや森の精霊に強くなっています。

  • ラハグラズ・プライド、オーメン・オブ・アスリアン
    ウォーライオン・オブ・クレイス、
    アーケイン・フェニックスの威名ユニットです。
    前者は一定範囲の敵の速度と統御度を下げるアビリティを、
    後者は周囲の味方への恐怖・恐慌を無効化するパッシブを獲得しています。
    オーメン・オブ・アスリアンはハイエルフの威名ユニットで
    唯一の大型モンスターなので、その点だけを見ても非常に優秀です。

  • タロンズ・オブ・トル・カレダ、ストームライダー
    アーチャー(軽装鎧)、ロザーン・シーガードの威名ユニットです。
    前者は投射攻撃が火炎武器化したほか、威力が上がり、
    攻撃した敵の火炎抵抗を下げる特性、火炎耐性を獲得しています。
    また、"格闘の奥義"が"格闘の習熟"に置き換えられていますが、
    白兵戦性能が低い弓兵なのであまり活かせません。
    攻撃した敵に火炎に対する脆弱性を付与する能力が非常に便利で、
    特にアヴェローンでのプレイ時に重宝するでしょう。
    後者は先陣配置、移動間射撃、恐怖を与える効果を獲得し、
    白兵も投射も強化されて長所の汎用性がさらに高まっています。

  • ザ・グレイ、エヴァークイーンズ・コートガード、
    ヘラルド・オブ・ウインド
    シャドウウォリアー、シスターズ・オブ・アヴェローン、
    エリリアン・リーヴァーアーチャーの威名ユニットです。
    ザ・グレイは隠れたまま射撃可能になる"狙撃"能力と
    味方の速度を上げつつ発見されにくい状態にするアビリティを、
    コートガードは"鼓舞"と魔力充填速度上昇のパッシブを獲得し、
    ヘラルド・オブ・ウインドはアビリティの獲得はないものの
    移動速度と突撃ボーナスが大きく増加しています。