Total War: WARHAMMER III
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初心者のテキトー紹介:エンパイア編
От yasima630323
まだまだ新米プレイヤーが紹介するガイド、第4弾は人間の国「エンパイア」です。
(モデルは16~17世紀の神聖ローマ帝国とのことです。)
各ユニットの性能は平凡気味ですが、多様な兵種を取り揃えているのが特徴です。
3にはプレイアブル勢力がなく、1本体、1or2or3のDLCで使用可能になります。
また、無料DLCで追加のヒーローを雇用可能になるほか、
レジェンダリーヒーローの"ウルリカ"は、"TotalwarAccess"に登録し、
マイページ→steam連携すると使用可能になります。
用語などは全て「JAPANESE Language MOD」の内容に準拠しています。
   
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エンパイアの種族特性
  • 2500年もの歴史と広い版図を持つ、世界最大級の人間の国家です。
    ドワーフに教わった冶金技術、エルフに学んだ魔法を使いこなし、
    世界最先端技術である火砲を中心とした精強な軍隊を保有しています。
    多数の"選帝侯"から皇帝を選ぶ仕組みのため、決して一枚岩ではありませんが、
    それでも新皇帝"カール・フランツ"の指揮のもと、外敵の侵攻に日々抗っています。
    また、国祖である戦士の神"シグマ―"を信仰する宗教が存在するのも特徴です。

  • エンパイアの特徴は、やはり多様なユニットを擁することでしょう。
    "ファンタジー世界の人間は何でもできる"の原則に違わず、
    槍や大剣を振るう歩兵、弓や鉄砲を担ぐ投射歩兵、
    突撃槍や銃火器を持った騎兵、大型砲を運用する砲兵部隊、
    8つの体系の呪文を使用する魔法使いなど、多くのユニットがあります。
    これらのユニットを自由に組み合わせ、柔軟な軍団編成を行うことこそ
    エンパイア、ひいては人類の真骨頂と言えるでしょう。
    特に火砲が優秀なため、これを中心にした戦術が有効です。

  • エンパイアの魔法使いは8つの体系の魔法を使用できます。
    獣、死、火、天空、生命、光、金属、影、
    これら8つの体系の呪文にはそれぞれに特徴があり、
    帝国の魔法使い達は必ずどれか1つの体系を極めています。
    他種族と違い、極める体系によって習得スキルや騎乗物が少し違ったり、
    見た目が明らかに違うのも特徴です(普通は体系が違っても同じ外見)。
    呪文を使用できるのは指導者"バルタザール・ゲルト"(金属の体系)、
    一般ヒーローの"バトルウィザード"(いずれか1つの体系)です。
    ※一部ウィザードの雇用にはsteamから無料ダウンロードしたり
     トータルウォーアクセスとsteamを連携させたりする必要あり。

  • 短所は、これもファンタジー世界の人間の原則通りですが、
    "人間本体のスペックが低い"ことが第一に挙げられます。
    盾や対大型ユニット突撃防御&カウンターなどの特性は豊富にあっても、
    防具や白兵攻撃&防御などの数値は上位ユニットでもイマイチなため、
    近接歩兵だけで押し切る戦い方はどうやっても不可能です。
    騎兵や投射兵器など、他のユニットと組み合わせての運用が必須となります。
    各ユニットへの理解度の深さが強さに直結するので、
    知識を蓄え、考え、適時実践することが求められる種族と言えるでしょう。
    他にも飛行戦力がロードとヒーローのみ、といった難点もあります。
エンパイアの種族独自ギミック
  • 信望ポイント
    エンパイアにおける皇帝カール・フランツの影響力を表します。
    戦闘に勝利する、イベントなどで入手できるほか、
    各NPC選帝侯の服属度に比例して毎ターン入手できます。
    これを消費して政治工作コマンド(後述)を行ったり、
    ランダム発生イベントで良い結果を選択したりできます。
    突然の消費に備え、常に1000ほどは残しておきたいところです。
    アップデートにより、ライクランドの独自システムになりました。

  • 政治工作
    信望ポイントを消費して行う特殊外交コマンドです。
    様々な効果を持つ皇帝の勅令を出したり、
    選帝侯(自分を含む)間の外交関係を上下させたりできます。
    外交関係の調整は回数を重ねるほど消費する信望ポイントが増えていきます。
    信望ポイントは他でも必要になるため、使い過ぎには気を付けましょう。
    アップデートにより、ライクランド専用ギミックになりました。

  • 帝国の権威
    エンパイアの各州をどれだけエンパイアが領有しているかを表す要素です。
    エンパイア系(自勢力や選帝侯勢力)が州を領有していると権威値が上がり、
    権威値が多ければ勢力全体に発展度や支配度のボーナスがありますが、
    少なければ逆にそれらに対するマイナス効果などが発生してしまいます。
    初期状態ではライクランドとヴィッセンランド専用ギミックですが、
    他のエンパイア系勢力でもエンパイアに入植するとこのギミックが起動します。

  • 選帝侯
    合併などで州都を自分の領土にすると、ロードを選帝侯として配置できます。
    ロードを配置すると、配置された場所に応じたバフを受けます。
    このバフはロードとその軍団だけでなく、勢力全体に影響を及ぼすものもあります。
    また、その地域の精鋭部隊である州軍ユニットを雇用できるようになるほか、
    選帝侯の武器である魔剣「ルーンファング」を入手できます。
    ルーンファングも場所によって別の物が用意されています。
    なお、ルーンファングは選帝侯以外でも自由に装備可能です。
    NPC選帝侯勢力と合併した時、その領土の選帝侯が空位になるので、
    合併後はすぐに新たな選帝侯を設定するのを忘れないようにしましょう。
    アップデートにより、ライクランド専用ギミックになりました。

  • NPCの選帝侯
    ゲーム開始時、自勢力の領土以外は各選帝侯が率いる勢力が治めています。
    彼らには自勢力への"服属度"が設定されており、
    服属度は外交関係に比例して上下するほか、イベントなどで変動します。
    これが最大(10)の時に合併の勅令を使用すれば合併できますが、
    逆に低いと内戦状態になってしまうこともあるようです。
    外敵に占拠されたエンパイアの都市を攻撃して奪還した時、
    "選帝侯に返還する"を選べばそのまま渡せるほか、服属度が上がります。
    NPC選帝侯の勢力が滅亡してしまっても、その州の都市を敵から奪還した際、
    もしくは廃墟と化したその州の都市にアクセスした際に
    "選帝侯に返還する"を選べば勢力が復活し、服属度が上がります。
    なお、彼らにこちらから宣戦布告すると服属度ペナルティ
    (他の選帝侯の服属度が一律で2下げられる)を喰らってしまいます。
    アップデートにより、選帝侯間では宣戦布告をしなくなったようですが、
    ランダムイベントで敵対する可能性があるため、油断は禁物です。
    アップデートにより、ライクランド専用ギミックになりました。

  • 選帝侯の州軍
    各州の州都をライクランド領にして選帝侯を置くと、
    領内でその州の州軍ユニットが雇用できるようになります。
    州軍ユニットは少し強化されたり別の特性を持ったりしたユニットで、
    特に雇用施設は必要ありませんが、一度に1ユニットしか雇えません。
    一度雇うと、一定ターン(最低10ターン)が経過するまで雇用できません。
    威名ユニット同様、選ぶと次ターンを待たず即雇用できますが、
    あちらと異なり初期ランクは最高ではありません。
    ライクランド以外の勢力でも(獲得方法が異なりますが)使用可能です。

  • 本土からの称賛
    狩猟団遠征隊だけの独自システムです。
    まず、ランク3以上の雇用に関する設備を作れない状態から始まりますが、
    一定ターンごとに本土からユニットが支給され、雇用費なしで編入できます。
    拠点を獲得したり港をアップグレードしたりすると称賛ポイントが溜まり、
    20溜まるごとに支給されるユニットのランクが上がったり、
    上位のユニットが本土から送られてくるようになったり、
    雇用設備を自分の領土に建てられるようになったりします。
    なお、称賛ポイントは拠点を失陥すると減ります。
    要するに、攻撃して支配領域を広げればいいというわけです。
    下記の"敵愾心"と密接に関係しています。

  • 現地勢力の敵愾心
    こちらも狩猟団遠征隊だけの独自システムです。
    自勢力の軍事行動によって現地勢力の"敵愾心"が上昇します。
    これにより全域の支配度が下がったり、敵が強化されたりする代わり、
    本土からの支給が早く到着するようになります。
    また、敵愾心が溜まると敵軍に襲撃されるイベントも発生します。

  • ウルフハルトの狩人
    こちらも狩猟団遠征隊だけの独自システムです。
    条件を満たすことで、4人の特別なヒーローが仲間になります。
    彼らには独自のクエストが複数用意されており、
    達成することで武器や特性などを入手してパワーアップしていきます。
    クエストには選択肢が設けられていることがあり、
    その場合、プレイヤーはマルクス・ウルフハルトとして物語に介入します。
    全員のクエスト全てにシナリオテキストが用意されており、
    ラストリアの地に流れ着いた"はみ出し者"の彼らがマルクスに出会い、
    紆余曲折を経て"ウルフハルトの狩人"になる過程を味わえます。
    ロールプレイ的には全員をマルクスの軍団に編成して使いたいところですが、
    マルクスを含めた5人の中で壁役になれる頑丈な前衛が1人しかいないため、
    編成バランスが悪くなってしまうという問題があります。
    (投射ヒーローは基本的に単体ユニットに強く、範囲殲滅が苦手です。)

  • ナガッシュの書
    シグマ―教団だけの独自システムです。
    条件を満たすと魔導書"ナガッシュの書"を封印することができ、
    1~8巻のうち、どの書を封印したかで異なるボーナスを得られるほか、
    封印した冊数の合計に応じて特別な武器が獲得できたり
    州軍ユニットを雇えるようになったりと、別のボーナスを得られます。
    4冊は"特定の野盗勢力を倒す"と手に入り、
    残りの4冊は"特定の都市を占領する"と手に入るようになっています。
    戦う必要があるので、ヒーローを派遣しての消化は不可能です。
    片道10ターン以上かけ、道中にある他勢力の領土全てに無断で侵入し、
    辿り着いた先で野盗or勢力に宣戦して戦わなければいけません。
    1軍団だけの野盗勢力ならまだしも、都市を持っている勢力に宣戦すれば
    何軍団も持っている相手(とその友好勢力)と戦わないといけないことに…。
    極めつけに、全ての書がクリア目標の敵勢力とは正反対の方向にあるうえ、
    最寄りの野盗が持つ1冊以外はとんでもなく遠い場所に存在します。
    幸い、クリアするのに必須ではありません。
    近場にあって封印しやすい1冊以外は無視して進めるのが良いでしょう。
    なお、"ナガッシュの九書"と表記される場合がありますが、
    これは別に間違っているわけではなく、ナガッシュの書は9冊あります。
    …が、9冊目はフォロワー・オブ・ナガッシュが持っており、
    これは奪取することができないため、本システムは最大8冊になっています。

  • 帝国砲術学校
    ヴィッセンランド専用のギミックです。
    イベントや銃砲ユニット(火薬式の武器を使う投射ユニット)や大型兵器が
    戦闘で敵に与えたダメージに応じて手に入る設計図を消費することで、
    全軍の投射ユニットにアップグレードを施して強化したり、
    特殊ユニット群"アメジストユニット"を獲得できたり、
    アメジストユニットに専用のアップグレードを施せたり、
    軍団アビリティである"アメジスト砲弾"を入手できたりします。
    砲術学校そのものにランクがあり、要件を満たすことでランクが上がって
    報酬を受け取れたり、新たなアップグレードを解放できたりします。
    ランク上昇で貰える装備品はマスターエンジニアかエンジニア専用なので、
    最初からいるエンジニアか新たに雇った軍団長に渡しましょう。

  • モールの庭
    こちらもヴィッセンランド専用ギミックです。
    視認できているエンパイア領土(自領土以外もOK、外敵が占領していたらダメ)に
    "モールの庭"という地下建築物を設置することができます。
    これを建てることでエルスペスがそこへ瞬間移動することが可能となるほか、
    庭のある地域に侵入しても外交ペナルティが発生しなくなり、
    さらに他勢力の領土であっても兵の回復・補充が可能となる効果があります。
    また、メリット効果を持つ3つの建物から1つを建てることもできます。
    庭の築造を他のエンパイア系勢力から咎められることは一切ありませんが、
    既に庭がある都市を殲滅されたり、非エンパイア系勢力に占領されたりすると、
    そこにあった庭も同時に破壊されてしまうという弱点があります。

  • アメジストユニット
    帝国砲術学校のランク2要項を全て満たすと雇用可能になるユニットです。
    軍団に編入する手順としては、
    1.学校のアメジスト工房で設計図を支払ってユニットを買う
    2.編入したい軍団をクリックし、アメジストユニット募兵ボタンを押す
    3.金銭を消費し、買っておいたアメジストユニットを編入する
    …となっています。1.の時点ではお金はかかりません。
    アメジストユニットは強力ですが、1軍団5ユニットまでの制限があります。
    ※エルスペスは勢力専用の技術研究でこの制限を緩和できるようです。
    アメジスト工房で専用のアップグレードを施せますが、
    これは通常の砲術学校アップグレードにさらに上乗せされるようです。

  • アメジスト砲弾
    帝国砲術学校のアメジスト工房で購入できる軍団アビリティです。
    3種の砲弾があり、購入した分だけ全軍団で使うことができます。
    購入には設計図が必要で、持っておける砲弾は各3発までです。
    発動指示から着弾までがウルトラ遅いという欠点があります。
各勢力紹介
  • ライクランド
    エンパイア皇帝"カール・フランツ"が率いる代表勢力です。
    初期位置のライクランド州は帝都アルトドルフの他に3都市を抱えており、
    総合的な発展速度と金銭出力はかなりのものがあります。
    南西方向にヘルムガルト砦があり、少し守りやすいのも長所です。
    勢力効果は選帝侯システム、エンパイア領内なら出入りが完全に自由、
    同盟時の貢献値アップ、キャンペーンマップ上の行動力アップ、
    そして同盟相手が多いほど発展度にボーナスがつく、と多めです。
    同盟しないと2つの効果が死ぬので同盟したい…ところですが、
    迂闊に同盟すると敵を余計に抱えがちになるため、無闇な同盟は禁物です。
    初期配備はハルバード兵に臼砲、ハンドガンナー×2、ライクスガード、
    カルロブルグ・グレートソード(州兵版グレートソード)と、バランスよく揃っています。
    クリア条件はバロウレギオン、及びズィルバニアの撃破です。
    東西どちらからも積極的に攻められるうえ、北はビーストマンにグリーンスキン、
    ウォリアー・オブ・ケイオスなどもいるため、激戦が予想されます。
    NPC選帝侯達を上手く壁に使うなどして敵を防いでもらいつつ、
    自分で1勢力づつ相手取って滅亡させるなど、一工夫が必要になるでしょう。
    国境を接すると即宣戦されることもよくあるので、早期合併も考えものです。
    NPC選帝侯を壁にしようと領土を返還すると自領を積極的に増やせず、
    交易相手も増えにくい(領土数が増えると交易協定締結が容易になる)ため、
    ゲーム中盤になるまでは財政難気味になりやすいのが欠点です。

  • 黄金魔術師会
    謎の黄金マスク"バルタザール・ゲルト"が率いる勢力です。
    勢力効果は専用システム"魔法大学"、全軍団の魔力蓄積値+5、
    バトルウィザードの初期ランク+2と、魔術師に特化しています。
    エンパイア領内…ではなく東の果て"キャセイ"の地から始まりますが、
    何と初期都市がなく、1ターン目の内に敵都市を奪う必要があります。
    幸い、初期配備に投射兵器のヘルストームロケット発射機があるほか、
    グレートソード、クロスボウ兵×2などバランスよく揃っています。
    初期配置の西にいる西部州路とは最初から不可侵&軍事通行権を結んでおり、
    こちらの初期交戦勢力と仲が悪いため、交易もすぐ結べるでしょう。
    彼らはそう簡単に滅亡しないので、壁にしつつ侵攻方向を決めましょう。
    ショートクリア条件は"魔法大学のアクションを12アンロックor実行"ですが、
    そのために必要な専用資源"魔術論文"は主に戦闘で得られるため、
    必然的に戦闘を重ねていくことが求められます。

  • 狩猟団遠征隊
    モンスターハンター"マルクス・ウルフハルト"が率いる勢力です。
    エンパイア本土から離れたラストリア大陸に居を構えています。
    勢力効果は上記の独自ギミック以外はリザードマン勢力との外交値低下、
    狩猟団大隊長の初期ランクアップ、以上の2つのみと非常にシンプルです。
    初期配備にはヒーローがいないものの近接歩兵が多く、
    狩猟兵×2、弓兵×2、ウォーワゴンと投射戦力も充実しているうえ、
    最初の本土からの増援が数ターンで到着するので、かなり恵まれています。
    ただし初期配備に攻城兵器がないため、そのままでは攻城戦で苦戦するでしょう。
    最初の増援でウォーワゴン(臼砲)、またはグレートカノン砲を調達したいところです。
    ショートキャンペーンのクリア条件が称賛値100(最大値)、
    プレイアブル勢力5つの撃破と大変ですが、やりがいがある勢力です。
    2の有料DLCが必要なだけはあると言えるでしょう。

  • シグマ―教団
    シグマ―教団の長"謹厳なるヴォルクマール"が率いる勢力です。
    こちらもエンパイア本土から離れ、南の砂漠の港からスタートします。
    "ナガッシュの書"を集め、封印しながら不死者を殲滅する…はずなのですが、
    上述した通りナガッシュの書はクリアに一切関係ありません
    勢力効果はウォリアープリーストとウィッチハンターの初期ランク増加、
    苦行者・フリーカンパニー民兵隊・エンパイア騎士の強化、
    "戦いの祈祷"と"告発"のクールダウン軽減と多めです。
    …が、勢力効果の対象ユニットは全部下級ユニットなので、
    ロードとヒーローでどれだけ支援できるかが勝負の分かれ目になります。
    初期配備は苦行者以外が各1ユニットしかおらず、動かしにくくなっています。
    クリア条件はドラッケンホフ・コンクラーヴェ、オラクル・オブ・ティーンチの撃破ですが、
    後者は遥か遠くの南極(気候風土の相性が最悪、吹雪による損耗あり)にいる上に
    非常に手強いユニットだらけ+軍団のワープ移動などのギミックがあり、
    前者もすぐ近くにいる割に結構強い(好戦的ではないことが救い)など、
    ショートキャンペーンの目標ですらクリアは困難を極めるでしょう。
    初期州の都市が2つしかなく、周辺に交易してくれる勢力が皆無、
    主力ユニットである苦行者の維持費が意外と高いなど、貧乏なのも弱点です。
    ロングクリアの条件がショートクリア達成+"エンパイア全土の領有or同盟"と意味不明、
    勢力専用ギミックの存在意義が分からないなど、個人的にはリワークしてほしい勢力No.1です。

  • ヴィッセンランド&ナルン
    紫晶魔術師会の一員である"エルスペス・フォン・ドラッケン"が率いる勢力です。
    すぐ北にライクランドが存在するという恵まれた立地から始まりますが、
    クリア条件に北東方面に鎮座するフェカンディティの滅亡が入っているため、
    早めに選帝侯の外交値を上げ、軍事通行権を取っておくと良いでしょう。
    最大の特徴は勢力効果の一つでもある"帝国砲術学校"で、
    火薬を使うタイプの投射ユニット(=銃砲ユニット)をアップグレードしたり、
    専用資材の設計図を使ってアメジストユニットを雇用したりできます。
    他の勢力効果は、銃砲ユニットの維持費減少(全軍)、研究速度増加、
    大型兵器と銃砲ユニットの取得経験値増加(全軍)となっています。
    また、独自システムの"モールの庭"の使用も可能です。
    初期配備はグレートカノンにヘルストームロケット発射機、
    ハンドガンナー、その上位ユニットであるナルン・アイアンサイドと、
    4種もの徹甲投射ユニットが配備されています。
    勝利条件は砲術学校の成長、ズィルバニアとフェカンディティの滅亡です。
序盤の動き方の一例:難易度ノーマル想定
  • ライクランド
    ※プレイする毎に状況が激しく変動します※
    まずはライクランド州のエンパイア分離派を攻めます。
    東→南→西と続けて都市を陥落させ、ライクランドを統一しましょう。
    2ターン目開始時、1ターン目で最後に選択していた都市に
    ランダムな呪文体系のバトルウィザードが1人出現するので、
    皇帝陛下の軍団が駐屯する都市を選択してターンを終えるのを推奨します。
    バトルウィザードはそのまま陛下の軍団へ合流させましょう。
    ライクランド州の統一後は北上してミドンランド州へ入り、
    残る初期敵対勢力であるウォーヘルド・オブ・ワン=アイを倒しましょう。
    この時、ミドンランド領の都市に隣接する形で敵を待つと良いでしょう。
    (戦闘になった時、ミドンランド領の都市防衛隊が協力してくれます。)
    ウォーヘルド・オブ・ワン=アイ領となっていた都市はミドンへ返還し、
    次は近くにいるブラックピット部族を攻撃して滅亡させます。
    取り戻した領土は選帝侯へ返還し、ライクランド州へ戻りましょう。
    この辺りでバロウレギオンかズィルバニアから宣戦布告されます。
    片方から宣戦布告されたら、もう片方と戦っている選帝侯へ援軍を送り
    (自軍ではなく勅令コマンドによる援軍派遣を使います。)、
    少しでも長持ちしてくれるように祈っておきましょう。
    マリエンブルグは選帝侯ではないものの、こちらに宣戦してくる可能性は低めです。
    バロウレギオンと戦って時間稼ぎをしてくれるので、生かしておいても良いでしょう。
    ただし、援軍の派遣を使うほどではありません。選帝侯に使いましょう。
    (バロウレギオン編)
    マリエンブルグ近くの砦はまず取られていると思われるので、
    ここを足掛かりにして攻め込んでいくと良いでしょう。
    確実にアルトワ州は取っているため、ここを奪って自国領とするのがオススメです。
    彼らの本拠地であるブラックソーン居留地は相性の良くない山岳都市なので、
    占領後にクーロンヌへ譲渡してあげるのが良いでしょう。
    バロウレギオンの打倒後に余裕があれば、マリエンブルグも倒してしまいましょう。
    マリエンブルグ領は自国で占領しても良いですが、北の蛮族と接することになるため、
    戦線が増えてしまう可能性があることに留意しましょう。
    それが嫌であれば、ノルドランドへ返還してあげても良いかと思います。
    ただ、マリエンブルグは大きな港(ユニーク建築物)があって収入が多いため、
    自国で占領する旨味も大きくなっています。占領しても良いでしょう。
    (ズィルバニア編)
    宣戦布告された時点で、ほぼ確実にライクランドの近くまで来ています。
    敵軍団を順次蹴散らしつつ、敵に奪われたエンパイア領土を奪還していきましょう。
    奪還した都市は選帝侯へ返還しても良いですが、こちらで占領する方がオススメです。
    相手はかなりの大勢力なので、こちらの戦力を磨り潰される前に停止し、
    増えた財力を元手に第二軍団を作って追いつかせると良いでしょう。
    彼らの本拠地は20ユニットの防衛隊を要する大都市なので、
    最後まで油断せずに攻め切って滅亡させましょう。
    (その後)
    バロウレギオン、ズィルバニア両勢力を滅亡させればクリア条件は達成されます。
    あとはフェカンディティやボーンラトラー、北のノルスカ系勢力などと戦い、
    勅令による選帝侯との合併も駆使して30都市領有を目指しましょう。

  • 黄金魔術師会
    初期都市がないため、まずは目前の敵軍に何としても勝ちます。
    そのまま霊風の神廟を占領するとイベントが発生します。
    (これは神廟の都市レベルが2になる選択肢が良いかなと思われます。)
    占領後は南東に進んでいき、初期州を統一しましょう。
    初期都市がない+州都が遠いため、序盤はとにかく貧乏です。
    呪文とヘルストームを上手く使って損害を抑えながら戦いつつ、
    織物小屋や特産品を作って収入を上げていきましょう。
    その後はイェンファン遊牧民を滅ぼすまで戦います。
    滅ぼした際にもイベントが発生しますが、絶対キャセイに残りましょう。
    (エンパイアに戻る選択肢を選ぶと、また無拠点状態に戻ります。)
    次の標的は西のキャラバン・オブ・ブルーローズ、
    北にいるキョンシー叛乱軍、東のスピリット・オブ・ジャングルと
    ディフェンダー・オブ・グレートプラン(従属勢力)になります。
    東側のリザードマン勢力はあまり好戦的でないことと
    スピリット・オブ・ジャングルがホード勢力で居所を掴みにくいため、
    西か北のアンデッド勢力を叩きに行くのが丸いかと思われます。
    同盟相手の西部州路が西進してしまうとこちらが進出できなくなるので、
    ここは西に向かってキャラバン・オブ・ブルーローズを叩きましょう。
    あとは都市開発しつつ戦闘を繰り返し、クリアを目指しましょう。

  • 狩猟団遠征隊
    前提として、狩人クエスト達成に重きを置いた進行例になります。
    まずは目前の軍団を撃破し、イザタルのモニュメントも攻撃・占領しましょう。
    勢いのまま州都を攻めたいところですが、攻城兵器がないので勝てません。
    ここはスピア兵(盾)や弓兵を雇いつつ、本土からの支給を待ちましょう。
    支給ユニットはグレートカノン&アウトライダー(グレネード)を貰い、
    マルクス軍団に編入したらスペクタズマを攻めましょう。
    戦力的には五分~やや有利ぐらいですが、グレートカノンで防衛塔を破壊し、
    投射ユニットで削っていけば少ない被害で勝利できるでしょう。
    初期州統一前にヘルトヴィヒ、後にカララが加入します。
    それぞれソテクの脊柱とスランワペクに向かわせ、他の狩人を登場させましょう。
    ※スランワペクに向かった狩人は、そのままトラシュ領内に入らせると
     ヘルトヴィヒのクエストを進めることができます。一挙両得。
    また、この辺りで玉翠宮と協定を結び、彼らを北側の壁としましょう。
    初期州統一後は南下し、ボルドローに先んじてトランシュラを取りましょう。
    ヨーレックのクエスト進行に木材(トランシュラにある資源)が必須なため、
    ここを押さえないと今後のクエスト進行に支障が出るからです。
    ボルドロー遍歴団の機嫌取りのため、ブレトニアの好感度が上がる技術を
    なるべく早めに取得しておきましょう(金7000が必要となります)。
    トランシュラ占領と同時期ぐらいから第二軍団を作っていき、
    サウザンド・マウ、ブラデッド・ワンダラーといった不仲な勢力から
    いつ宣戦布告されても良いように、スペクタズマを守ってもらいましょう。
    玉翠宮が苦戦しているようであれば、代わりにブルーバイパーを殴って
    奪取した都市を玉翠宮へ差し出し、軍事通行権を得ておくと後々楽になります。
    スランワペク占領はスランワペク(勢力)が健在の内にやっておきたいですが、
    この後アウェイクンドにも喧嘩を売るため、もう少し後でも構いません。
    並行してアウェイクンド領内を襲撃し、ヘルトヴィヒのクエストを進めましょう。
    そのまま覚醒の地を落とせばヘルトヴィヒのクエストは残り1つ、
    レベルを15に上げるだけなので、用済みになったアウェイクンドを潰しましょう。
    カララやロドリックもレベルアップでクエストが進行するので、一石二鳥です。
    以降は宣戦布告してきた敵勢力に応じて動くことになると思いますが、
    サウザンド・マウ、ブラデッド・ワンダラー、アウェイクンド、
    そして最大の敵勢力であろうイツァなどが立ち塞がって来るでしょう。
    玉翠宮が生きている間に南側の敵性勢力と戦いつつ第三軍団・第四軍団を作り、
    北上させてヨーレックのクエスト目標である大理石を取りに行きましょう。
    おそらくエショアトルが確保しているので、宣戦布告して叩き潰せばOKです。
    次のクエスト目標である黒曜石は元アウェイクンド領の南にあるので、
    そちらもマルクス軍団で確保しておくとスムーズにクエストが進みます。
    これで狩人クエストも大体終わったはず(カララのクエストは簡単なので割愛)なので、
    あとは全員のレベルを上げつつクリア目標の5勢力をブッ潰しましょう。
    なお、バグか不明ですが、狩人たちのクエストが消えることがあったり、
    逆にクエストのクリア条件を達成していないのにクリアになったりします。
    やり直せるよう、こまめにセーブしておくと良いかもしれません。

  • シグマ―教団
    前提として、"ナガッシュの書"の存在を完全に無視した進行になります。
    ウィッチハンターと合流してデューンキングダムを蹴散らします。
    1ターン目からウォリアープリーストを雇用できるので、
    必要だと思えば雇用し、次ターンでヴォルクマール軍団に入れましょう。
    初期州の統一後は東に進みたいところですが、まず無理です
    アントックやバガールへ到着する前にドラッケンホフに奪われるからです。
    ヴォルクマール軍団をどれだけ補強しても、この時点では勝てません。
    (Ver.5.xのパッチ群でヴァンパイアカウントのユニットが強化されたせいです。)
    幸い、いきなり宣戦布告してくることはないので、東は捨てて北進を推奨します。
    募兵しつつラカフ朝に喧嘩を売り、エル=カラバッドを占拠しましょう。
    その後は最寄りのアルカーンの黒の塔に向かいたいところですが、
    防衛部隊が多いうえにラカフ朝の軍団がいるため、戦力が足りません。
    第二軍団を作る時間も財力もないので、ここは絶望の池、ザンドリと攻めましょう。
    (ザンドリはオリーゴ騎士団が治めていますが、潰して大丈夫です。)
    この辺りでラカフ朝が動くと思うので、その隙にアルカーンの黒の塔を取り、
    外へ出たラカフ朝の軍団や取られた都市も潰して州を統一しましょう。
    ラカフ朝の軍団が動かなければ、アルカーンの黒の塔を包囲して落とせばOKです。
    その後は新たに得た州を開発しつつ西進し、フォロワー・オブ・ナガッシュ、
    シュヴァリエ・ド・リヨネース、テガン十字軍と戦っていきましょう。
    グレイベアードの探鉱隊が生きていれば、他勢力に取られている彼らの都市や
    テガン十字軍の都市を奪って譲渡し、不可侵・交易・軍事通行権を結びましょう。
    彼らが既に滅んでいたらアタラン山脈も自軍で占領することになりますが、
    気候風土の相性が良くないため、宝石鉱山だけ建てて開発は後回しでOKです。
    西側の平定が終わったら首都付近へ戻り、東側にいるケムリやドラッケンホフ、
    南のブラッディハンドらと戦いつつ徐々に南下していきましょう。
    最終的にオラクル・オブ・ティーンチを撃破すればクリアになるはずです。

  • ヴィッセンランド&ナルン
    開始後すぐ外交を行い、エンパイア系勢力と不可侵協定を結びます。
    ライクランドと比べると序盤から貧乏で、州内の都市数も少なく、
    付近の都市に特産物を生産できる施設が多いため、
    少しでも早く外交値を上げて交易協定を結び、財政の足しにしましょう。
    軍事面では、定石通りに初期州の平定に取り掛かるべきでしょう。
    設計図取得のため、銃砲での攻撃を意識的に行うと良いと思います。
    ヴィッセンランド統一後はプファイルドルフを攻め落とし、
    初期交戦勢力のコート・オブ・ナイトを滅亡させます。
    次にブラックヴェノムの籠るシュタインガルトとソル砦を落とせば、
    当面は大きな危機に陥ることはなくなるはずです。
    南東のオーガが金銭を要求してくる場合がありますが、
    金銭を渡すか戦うかは自分の陣容や状況を考慮して判断しましょう。
    付近にスカル=テイカーがいたら、設計図稼ぎを兼ねて潰します。
    周囲のドワーフやウッドエルフ勢力とは戦わずに協定を結び、
    東のズィルバニアの侵攻に備えて都市の開発に勤しみましょう。
    やがてズィルバニアがNPC選帝侯をボコボコにし始めるため、
    彼らと軍事通行権を結び、ズィルバニアを逆侵攻してやりましょう。
    アヴァーランドあたりが主に攻撃されると思うので、
    ある程度ボコらせつつ滅亡しない程度に救援し、合併しましょう。
    状況を見つつ動き、最後にフェカンディティを滅ぼせばクリアは目前です。
    ※ライクランドが調子よく育っていけば、こちらが行く前に
     フェカンディティを倒してくれていることもあります。
    "帝国の権威"のこともあるので、主に帝国領内の外敵と戦いましょう。
指導者&ロード紹介
  • カール・フランツ
    エンパイアの新皇帝で、ライクランドの指導者です。
    心理的な影響を受けない効果や"鼓舞"を持っているほか、
    選帝侯の武器であるルーンファング"ドラゴントゥース"を装備しています。
    ロード効果で中立地帯で負傷兵が補充されたり、
    州軍部隊の維持費が軽減されランクに応じて攻撃力が上がったりします。
    固有スキルで近接騎兵(特にライクスガード)、グレートソード、
    州軍ユニットを強化する皇帝らしいスキルを習得できるほか、
    キャンペーンに影響を与えるスキルも獲得できます。
    戦場の花形となる近接騎兵やグレートソードを強化できるので、
    所謂"鉄と金床"戦術への適性が高く、白兵戦に秀でたロードと言えます。
    スペックの低い戦列兵を主軸にせざるを得ない序~中盤は
    ドラゴントゥースのアビリティを使い、性能差を補っていきましょう。
    レベルが上がると重装軍馬、飛行騎馬インペリアルペガサス、
    そして強い絆で結ばれたグリフォン"デスクロー"に騎乗できます。

  • バルタザール・ゲルト
    見るからに怪しい黄金マスクが特徴の、黄金魔術師会の指導者です。
    魔法のみならず科学への探求心も旺盛らしく、技術者学校にも名を知られています。
    黄金マスクをしているのは爆発事故で負った傷を隠すためだとか…?
    金属体系の呪文の使い手で、攻防の増強・妨害に優れます。
    ロード効果は、呪文が詠唱できる味方の取得経験値アップ(全軍)、
    自分の金属呪文の消費魔力減少、防具値アップ(全軍)の3つです。
    固有スキルツリーやツリー外スキルで自分・味方の防具強化、
    ヘルストームロケットの強化、歩兵の武器強化などを習得できます。
    HPや防具値が低いこともあって最初は間違いなく弱いですが、
    レジェンダリーロードの名に恥じない強力なキャラクターです。
    レベルを上げると重装馬、ペガサス"クイックシルバー"に騎乗可能になります。
    なお、後で習得できるパッシブの発動条件もあるため、白兵戦は厳禁です。
    エルスペスの実装前は全ての大型兵器をカバーしていましたが、
    実装後はそちらに譲り、こちらはヘルストーム専門になりました。

  • "謹厳なる"ヴォルクマール
    厳つい面構えとハゲ頭を備えた、一大宗教組織シグマ―教団の長です。
    前線で味方を支援しつつ戦う近接戦闘型のロードですが、盾がなく防具が低め、
    武器強度もあまり高くなく、各種アビリティの使用が前提の性能となっています。
    防具値の低さはレベルを上げ、重装軍馬に騎乗できれば緩和されます。
    固有特性は支配度の増加のほか、苦行者とエンパイア騎士、
    迫撃歩兵のフリーカンパニー民兵隊の性能を強化するものです。
    基本的なスキルツリーはアーチレクターとほぼ同じですが、
    青ツリーの中間スキルがウォリアープリーストに関するものに変わり、
    "戦いの祈祷"ツリーに祈祷のクールダウンを軽減するスキルが追加されています。
    固有ツリーでは苦行者・フリーカンパニー・エンパイア騎士の攻撃面の強化、
    軍団の全ユニットの武器を火炎武器化+徹甲ダメージちょっとアップ、
    同じく軍団全ユニットの死傷者補充率アップ+パッシブ"悔悟者の力"を付与と、
    苦行者、エンパイア騎士、フリーカンパニー民兵隊の強化に振り切っています。
    ※悔悟者の力:苦行者が持つダメージ軽減パッシブアビリティと同じもの。
    レベル16になると戦祭壇(チャリオット)に騎乗し、必殺技や恐怖・恐慌を得ますが、
    白兵攻撃と白兵防御がガタ落ちするという見逃せない欠点もあります。
    固有強化対象が揃って低級ユニットだったりクセが強かったりで、
    "正解"の軍団を作ろうとするとかなり苦労します(してます)。
    しかし、固有スキルで強化された苦行者の火力はグレートソードにも負けず、
    フリーカンパニー民兵隊やエンパイア騎士も性能が1ランク以上は上昇します。
    エンパイアが誇る大型投射兵器と組み合わせ、数でゴリ押しましょう。

  • マルクス・ウルフハルト
    帝国が誇る最精鋭の斥候で、狩猟団遠征隊を率いるハンターです。
    元はとある村に住む平民の猟師でしたが、村を襲った怪物たちに報復し、
    遂には単身で滅ぼし尽くして"伝説の猟師"と称えられました。
    その功績を耳にした皇帝に召し出され、太古の魔法弓"琥珀の弓"、
    さらに帝国の狩猟元帥の地位を与えられて現在に至ります。
    徹甲ダメージ割合が高く対大型ダメージボーナスのある弓を持ち、
    全方位に対して移動間射撃が可能で、森でも移動速度が落ちません。
    投射攻撃の性質や最初から対単体ユニット限定の攻撃技を備えるなど、
    単体、特に大型単体ユニットへの投射攻撃に特化した性能を持っています。
    ロード効果は弓兵と狩猟兵の維持費半減、軍団全員に"森の住人"を付与、
    自分の待ち伏せの成功率向上、敵の待ち伏せの看破率向上の4つです。
    固有スキルが多く、自分や軍団、狩猟兵を強化するツリー、
    自分の投射攻撃に関するツリーのほか、足止めアビリティも得られます。
    スキルで強化できる兵種はほぼ狩猟兵のみ、次点で弓兵ぐらいですが、
    軍団全員に森の住人(木をすり抜けられる)を付与する能力により、
    木々が多い戦場でも大型ユニットを平地同様に動かすことができるため、
    投射騎兵やウォーワゴンなどもそこそこ運用しやすくなっています。
    難点は防具値が低いこと、そして騎乗物がないことです。
    騎兵やモンスターに狙われたらまず逃げきれないでしょう。

  • エルスペス・フォン・ドラッケン
    紫晶魔術師会でも異端とされる魔術師で、ヴィッセンランド&ナルンの指導者です。
    強力な死の魔法が使えるほか、レベルが上がるとドラゴンに騎乗できます。
    また、レベルが上がると3つの専用アイテム(軍旗扱い)を入手でき、
    軍団のヒーローに与えてパワーアップさせることができます。
    (最後の1つだけは自分でも装備できるので、編入するヒーローは2人でOKです。)
    ロード効果は吸血鬼の損耗への耐性、死の呪文のクールダウン時間減少、
    自分に物理抵抗と健脚を与えるアクティブアビリティの3つです。
    初期習得のアクティブアビリティは序盤では逃げに使える程度ですが、
    ドラゴンに騎乗すれば自分を強力な壁役にできるようになり、大化けします。
    固有ツリーでは敵のデバフや呪文の強化などのスキルを得られます。
    ヴィッセン自慢の銃砲ユニットと共に遠距離戦闘に徹しましょう。

  • ボリス・トートブリンガー
    片目を奪ったビーストマンに復讐心を燃やす、ミドンランド選帝侯です。
    プレイアブル勢力ではありませんが、合併すれば自勢力に加入してくれます。
    エンパイア将軍を少しだけ強くしたステータスを持っているほか、
    最初からレア装備"ウルリックの白い外套"を装備しており、
    さらに指導者(レジェンダリーロード)扱いなので戦死しません。
    特性やスキルツリーは通常のエンパイア将軍とほぼ同じものですが、
    黄色ツリーの最後のスキルが"コロッサル・ストライク"に変わっていたり、
    最初から固有パッシブアビリティ"弱者の粉砕"を持っていたりします。
    ※弱者の粉砕:統御度半分以下の敵を弱らせるアビリティ。
    欠点は、盾の性能がエンパイア将軍より低いことです。
    ライクランドでプレイするとすぐ北側にミドンランドが存在するため、
    滅ぼされても復興させやすく服属度を簡単に稼げるようになっているほか、
    ミドン外周にも他のNPC選帝侯領がある=合併後も緩衝地帯が残るため、
    最初に合併する選帝侯として選ばれることが多いかと思います。
    合併後に改めてミドンランド選帝侯に任命すれば"熱狂"も付与され、
    さらにルーンファング"レッグバイター"も入手可能です。
    ライクランドにおける2人目の軍団長として活躍してくれるでしょう。

  • エンパイア将軍
    鎧と良質の盾を備えた、近接戦闘型の一般ロードです。
    ペガサスやグリフォンに乗れる以外に特徴がありませんが、
    純粋な白兵戦能力や突撃力では一般ロードの中で最も優秀です。
    グリフォンに乗れれば敵に恐怖を与える効果を得られるので、
    単体強化アビリティも併用し、前線へ突撃させましょう。
    ランク12になると2つの固有ツリーから片方を習得できます。
    一方は自分の戦闘力を、もう一方は部隊を強化するものになっており、
    片方を取得するともう片方は封印されてしまいます。
    以前は他の一般ロードに劣るという見方が多かったものの、
    アップデートでこの固有ツリーが追加され、評価が上がりました。

  • アーチレクター
    シグマ―教団に所属する聖句師長で、近接戦闘型の一般ロードです。
    ヴォルクマールの廉価版のような性能ですが、こちらの方が少し頑丈です。
    多くの範囲強化アビリティを持ち、仲間を支援しつつ前線で戦います。
    防具値が将軍よりわずかに高いですが、盾を持っていません。
    ヒーロー版のウォリアープリーストよりアビリティが強力なのも長所です。
    レベルを上げると重装軍馬に乗れるので、機動力が上がります。

  • 狩猟団大隊長
    斥候を担当する帝国狩猟団の幹部で、白兵&投射型のロードです。
    マルクス・ウルフハルトをダウンサイジングしたような性能ですが、
    投射ダメージの徹甲割合が低い、敵に火炎に対する脆弱性を付与するアビリティや
    火炎ダメージを与えるアビリティを持っているなど、違う部分もあります。
    スキルで弓兵や狩猟兵の射程、スピア兵などの攻撃面を強化できるため、
    より攻撃性の高い軍団を形成することが出来るでしょう。
    全方位へ移動中射撃が出来るため、退き撃ちも得意な方です。
    対大型ボーナスもあり、こちらより足の遅い大型ロードは一方的に倒せるでしょう。
    欠点は騎乗物がないことで、騎兵やモンスターからは基本的に逃げられません。

  • マスターエンジニア
    帝国が誇る技術者で、機械・大型兵器の支援が得意な投射型ロードです。
    ステータスだけ見れば白兵も投射も狩猟団大隊長に劣りますが、
    得物のグレネードランチャーで敵の体勢を崩せたり、
    初期習得アビリティで味方に弾薬を補給出来たり、
    兵器を強化するパッシブを持っていたりと、結構差別化されています。
    黄色スキルツリーは投射武器強化が多く、自分の身体能力はあまり上がりません。
    その代わり、レベルを上げると重装馬、白兵能力が少し上がる機械馬、
    そして何と蒸気戦車"スチームタンク"に乗ることができます。
    レベル12で2つから選択できる固有スキルツリーは、
    片方が自分の戦闘力を、もう片方が軍団を強化するものになっています。
    大型兵器を中心にした軍団を作る際に、是非雇用したいところです。
特殊ヒーロー紹介
  • ウルリカ・マグドーワ
    人のために戦うヴァンパイアで、近接投射魔術師なる超万能選手です。
    TotalwarAccessとsteamアカウントを連携させてからキャンペーンを始め、
    指導者のレベルが12になると発生するクエストを最後まで進めて
    仲間として迎え入れる選択肢を選ぶと加入してくれます。
    HPや防具値は低めなものの、歩兵型ロード&ヒーローとの白兵戦に強く、
    クロスボウ以上の射程を誇る強弓を持ち、影の体系の呪文も使えます。
    さらに、固有特性で同行中の軍団の近接歩兵を強化してくれるほか、
    スキルで同行中の軍団の行動力を増加させてくれます。
    アンデッドなので統御度が尽きるとHPが凄い勢いで減少しますが、
    統御度が一定値まで減ると一時的に減らなくなるパッシブも習得できます。
    さらにレジェンダリーヒーロー扱いなので戦死しなかったり、
    スキルツリーを進めると多数のアビリティを習得できたり、
    少しレベルが上がると重装馬に騎乗して逃げ足を確保できたり、
    加入時にユニーク装備品2つ&同行者1名を持ってきたりと超有能で、
    間違いなく加入させる苦労に見合った戦力になるでしょう。
    難点は、自分で操作しないと性能を引き出しきれないことでしょうか。
    アビリティも呪文も多すぎるため、習得するスキルを絞るといいでしょう。

  • テオドーア・ブルックナー
    一兵卒から成り上がった処刑人で、近接型のレジェンダリーヒーローです。
    仲間に入れるには騎兵に注力する必要があり少し苦労しますが、
    ユニーク装備3つを持って仲間入りしてくれる強力なユニットです。
    2種の自己強化と1種の敵弱体化のアクティブアビリティを持ち、
    レベルを上げるとデミグリフに騎乗できるようになります。
    固有以外のスキルツリーはエンパイア隊長と同じですが、
    固有ツリーで次々に自己強化スキルを獲得していき、
    ツリー最後のスキルでは"HP20%以下の敵を処刑する"能力を得られます。
    また、デミグリフを強化する固有スキルも習得できます。
    とにかく戦闘力が高いため、是非軍団に入れて運用しましょう。
    ウルリカと同じく、加入の苦労に見合った優秀なキャラクターです。

  • ロドリック・ド・ランギーユ
    狩猟団遠征隊でのみ加入する、ブレトニア歩兵のヒーローです。
    父であるランギーユ公の命を受け、財や名誉を得るべく来訪した騎士で、
    スランワペクにてリザードマンの奇襲を受けて従者達は全滅。
    それから数か月の間、単身生き延びてきた不屈の心と体を持つ男です。
    何の変哲もない騎士ですが、彼の来訪にはとある裏事情があり、
    話を進めていくと彼も"はみ出し者"だと分かるシナリオになっています。
    狩人チーム唯一の純粋な前衛で、鎧と盾を備えています。
    リザードマンと因縁があり、彼らとの戦闘時に軍団を強化します。
    性能的には徒歩状態のパラディン(ブレトニアのヒーロー)に近いほか、
    戦闘後の資金や都市破壊の報酬が増えるスキルも覚えられます。
    クエスト2の選択次第でロドリック専用の武器を得られる
    (話の上ではマルクスが受け取るものの、実際はロドリック専用)ほか、
    最後のクエストを終えると攻撃アビリティを習得します。

  • ヘルトヴィヒ・ファン・ハル
    狩猟団遠征隊でのみ加入する、元医者のウィッチハンターです。
    ウィッチハンターの名門「ファン・ハル家」の出身ですが、
    ある事情から家業を避け、優秀な外科医となった"はみ出し者"です。
    何らかの理由でエンパイア本土の医院を離れてラストリア大陸に辿り着き、
    現地の人間を救済しつつ、ウィッチハンターとして何者かを探し続けています。
    ステータスは通常のウィッチハンターより少し強いという程度ですが、
    ヴァンパイアコーストとの戦闘時に強化される特性があります。
    カララと同時期に登場しますが、正規の手段で登場することはないでしょう。
    ※登場条件は"ヴァンパイアコースト暴徒に宣戦布告"ですが、
     視界に収める前に必ず滅亡するため、その救済措置として登場するようです。
    クエスト報酬で2つの"道"を選ぶ(プレイヤーの助言に従う)ことが可能で、
    選択によってその場でヘルトヴィヒに追加されるスキルやアビリティ、
    最後のクエストを達成すると貰えるユニーク装備が変わります。

  • カララ
    狩猟団遠征隊でのみ加入する、ウッドエルフの近接投射歩兵です。
    寡黙かつ孤独に狩猟を行う典型的なウェイストーカーながら、
    他のエルフと異なりラストリア大陸を狩りの場に選んだ"はみ出し者"です。
    憂鬱そうな態度とは裏腹に、明確な意思を以て強獣を狩り続けています。
    白兵攻撃&防御値自体は高いものの防御・耐久面が貧弱で、
    攻撃範囲が狭いせいか、近接歩兵ユニットと斬り結ぶことは苦手です。
    一方で投射歩兵としての実力は高く、長射程を誇る魔法属性の弓を持つほか、
    遠距離攻撃アビリティ、味方の投射兵強化パッシブアビリティ、
    移動しながら全方位へ射撃できる、隠れたまま射撃できる"狙撃"など、
    ゲリラ戦に秀でる投射歩兵として完成された能力を持っています。
    同行する軍団の行動力を上げる能力も持っているので、
    マルクスの軍団に編入して運用するのが最良かと思います。
    仲間入りが早いため、他の仲間へアクセスする役割も持てます。

  • ヨーレック・グリム
    狩猟団遠征隊でのみ加入する、ドワーフのマスターエンジニアです。
    発想力に優れた凄腕の技術者で、独自に生み出した数々の発明品を持ち、
    材料調達を兼ねてラストリア大陸のジャングルを闊歩しています。
    元はバラク=ヴァールの技術者ギルドにいたようですが、
    何らかの理由で技術者ギルドを追放された"はみ出し者"で、
    現在は"ソテクの脊柱"にあるドワーフの居住区に住んでいます。
    徹甲投射ヒーローとして優秀なほか、技術研究の研究力が上がります。
    カララと同じく軍団の行動力を上げてくれるスキルを持ち、
    特性でヒーローアクションの費用が少なく成功率が上がっています。
    軍団の投射系ユニットを強化するスキルが多いので、
    やはりマルクスの軍団に編入して使っていくのが良いでしょう。
    主力ユニットの狩猟兵を強化できるという時点で既に強いですが、
    クエストを進めると、とある限定ユニットを貰えます。
    …が、クエストの進行が狩人の中でも際立って面倒臭く
    全クエスト達成は最後になるというプレイヤーが多いでしょう。

  • ゴトレック&フェリックス
    流浪の旅をする人間とドワーフのコンビです。
    どちらも近接型ヒーローで、難易度の高いクエストをこなすと加入します。
    ドワーフのゴトレックはさぞ防御力が高いのだろう…と思いきや、
    スレイヤーなので防具値は0で、継続的な戦闘には向いていません。
    その代わり攻撃性能は高く、騎馬に近い性質を持っていると言えます。
    人間のフェリックスはまずまずの戦闘力を持っていますが、
    同行しているロードやヒーローを強化することに長けています。
    基本的には同じ軍団に入れて運用していくと良いでしょう。
    以前のバージョンでは一定ターンが経過すると離脱してしまいましたが、
    現バージョンでは加入にクエストが必要な代わりに離脱しなくなりました。
ヒーロー紹介
  • エンパイア隊長
    エンパイア将軍のダウンサイジング版とも言える近接戦闘型ヒーローです。
    スペックがエンパイア将軍より少し低く、グリフォンに乗れない(ペガサスまで)、
    周囲の統御度をサポートするアクティブアビリティを覚えない、などが異なります。
    雇用上限を増やしやすく、まずまずの戦闘能力を持っているうえ、
    レベル10になると自身の戦闘力をさらに上げられるほか、
    12では同行している近接騎兵か近接歩兵を強化するスキルを得られます。
    工作アクションはどれも敵に直接損害を与えるものなので、
    大量に工作員として動員し、侵攻の先触れに使う手もあります。
    以前はエンパイア隊長と同じ理由で評価が低かったですが、
    アップデートで固有スキルが追加され、少し評価が上がりました。

  • ウォリアープリースト
    シグマ―教団の戦う司祭様で、アーチレクターのヒーロー版です。
    防御寄りだったアーチレクターと対照的に、白兵攻撃が高くなっています。
    多彩な支援アビリティを備えているのはあちらと同じなので、
    味方の前衛に混じって戦いつつ、アビリティで支援しましょう。
    軍団に同行すると死傷者の補充率が上がるため、
    単独で動かすより軍団に加えた方が活躍できるでしょう。
    ペガサスやグリフォンには乗れませんが、重装軍馬に騎乗可能です。

  • ウィッチハンター
    隠れた混沌の信奉者を狩ることを生業とする投射型ヒーローで、
    フリーカンパニー民兵隊をヒーローにしたようなキャラクターです。
    白兵戦性能は隊長やプリーストに劣りますが、魔法武器を持ち、
    さらに同じく魔法属性でリロードが非常に速いピストルを装備しています。
    近くの敵の防御力全般を低下させるアクティブアビリティを持つため、
    これとピストルを駆使して短時間で敵ロードを狩ることが可能です。
    ただし、ピストルの射程はフリーカンパニー民兵隊と同じで、
    アビリティの射程はさらに短いため、接近には大きなリスクが伴います。
    ここ一番で光るタイプのヒーローと言えるでしょう。
    騎乗物がなく、真価を発揮するには熟練を要するため、
    単独ユニットとして暗殺に勤しんでもらうのも一つの手です。

  • バトルウィザード








    8つの呪文体系のうち、いずれか1つを極めた高位魔術師です。
    スペックは全員ほぼ同一で、各体系の多彩な呪文を使用可能です。
    アンバー(獣)はインペリアルグリフォンに騎乗できる(他はペガサスまで)、
    ブライト(火)は火炎武器を持っているなど、微妙に異なる点もあります。
    また、アップデートで追加されたスキルツリーによって
    自分の体系の呪文のクールダウン時間を減少させたり、
    呪文の消費魔力を軽減できたりするスキルを習得可能になりました。
    このツリーの最後のスキルは、各体系で全く別のものになっています。
    例えばブライトウィザードは火炎呪文を使えるために
    火炎に対する脆弱性を相手に付与できる狩猟団大隊長と相性が良い、
    唯一回復呪文を持ち強化も得意なジェイドウィザードは
    単体性能が高いスチームタンクやデミグリフ騎士と好相性であるなど、
    他のユニットと組み合わせてこそ真価を発揮できるでしょう。

  • エンジニア
    アウトライダーと同じ6連騎兵銃で武装した、中堅の機械技師です。
    マスターエンジニアと同様、黄色ツリーに投射武器強化が多く、
    あまり自分のステータスを上げることができません。
    やはり本領は軍団内の機械・大型兵器を支援することでしょう。
    10秒足を止めていると、次に移動するまで精度と装填速度が上がる
    パッシブを習得できますが、射程が短めなので活用はちょっと大変です。
    固有ツリーの最後のスキルで自分の投射武器を強化できるほか、
    戦場でグレネードに切り替えることができるようになります。
    レベルを上げても戦車には乗れず、騎乗物は機械馬止まりです。
    逃げ撃ちに徹する戦法を採用する場合、重装馬のままでも良いかもしれません。
    ※機械馬より重装馬の方が少しだけ移動速度が速いです。
ユニット紹介:近接歩兵
  • スピア兵、スピア兵(盾)
    槍を携えた下級近接歩兵ユニットです。
    戦闘力は低いものの、対大型突撃防御&カウンター能力があり、
    対大型ダメージボーナスも持っているため、騎兵対策として有用です。
    コストが安く、雇用施設なしで雇えるのも特徴のひとつです。
    防具が薄く盾がないため、投射攻撃に非常に弱くなっています。
    盾持ち版は普通の質の盾を追加装備したスピア兵の上位ユニットで、
    正面から飛来する軽度の投射攻撃を低確率で無効化できます。
    白兵防御値が通常版から少し向上していることも特徴で、
    コストも高くないため、主力戦列歩兵として多めに雇用しましょう。

  • ソード兵
    剣と普通の盾を持った下級近接歩兵ユニットです。
    盾以外の特性がないものの、攻撃と防御のバランスが良く、
    スピア兵が苦手とする対歩兵戦を担当してくれます。
    防具や徹甲ダメージの割合はあまり高くないので、
    中盤から出現するようになる重装兵には苦戦するでしょう。
    質量が軽く、対大型防御や対大型ダメージボーナスもないため、
    投射ユニットの護衛役としての適性は高くありません。

  • ハルバード兵
    スピア兵の強化版に相当する中級近接歩兵ユニットです。
    下位であるスピア兵よりステータスが全体的に強化されたほか、
    武器の徹甲ダメージ割合が増え、重装騎兵にも対応可能になりました。
    一方、防具はスピア兵と同じで盾もないので、投射攻撃が苦手です。
    エンパイアが誇る優秀な投射ユニットに敵の投射ユニットを撃破させ、
    投射攻撃で受ける被害を少なくすることが運用の秘訣と言えるでしょう。
    敵の正面に立つ位置は盾を持ち白兵防御が高いスピア兵(盾)に任せ、
    戦列の端や投射ユニットの護衛として少数を雇用する、という形もオススメです。
    モンスターユニット対策にもなる優秀な歩兵ユニットです。

  • グレートソード
    頑丈なプレートメイルを着込み、大剣を携えた上級歩兵です。
    立場的にはソード兵の上位ユニットに相当します。
    防具値と武器強度、徹甲ダメージ割合が高めで、
    対歩兵ダメージボーナスもあるため、重装歩兵に強く出られます。
    しかし、盾を失ってしまったので投射攻撃(特に徹甲)が苦手で、
    白兵攻撃はソード兵と同じ、白兵防御に至ってはソード兵以下と、
    決して完全上位互換のユニットというわけではありません。
    コストも高いので、主力戦列歩兵として大量に雇用するのではなく、
    少数を脇備えや予備兵力として配置するのがオススメです。

  • 苦行者
    鎧を纏わず、両手にメイスを持ったドMおじさん軍団です。
    防具値が0で白兵防御も低いものの、白兵戦に入ると白兵防御が上がり、
    さらに少々の物理抵抗を得るパッシブアビリティを持ちます。
    効果は一時的ですが、ドMなので白兵戦に負けているとリロードされます。
    武器強度がソード兵より高いうえに"熱狂"と"不変不動"を持ち、
    軽歩兵に対してはなかなかのペースでダメージを与えられます。
    ※熱狂:統御度が半分以上だと攻撃性能アップ。
     不変不動:統御度が最大値から減らない。
     この相乗効果で、死ぬまで熱狂状態を維持します。
    不変不動ゆえにモンスター相手でも士気崩壊を絶対起こさないため、
    死者は多くなりますが、モンスターへの壁役としても使えます。
    長く白兵戦をしているとどうしても犠牲が増えがちなこと、
    投射攻撃にめっぽう弱いことが弱点です。
ユニット紹介:投射歩兵
  • 弓兵
    雇用施設なしで雇える最下級の投射歩兵ユニットです。
    投射攻撃以外のスペックは後述のクロスボウ兵と同じですが、
    リロードが少し速いものの射程が短く、単発当たりの攻撃力で劣ります。
    徹甲ダメージがほぼないので、重装甲の敵には歯が立ちませんが、
    軽装甲が相手であれば、集中攻撃でそこそこの火力を出せるでしょう。
    コストも安いので、資金難でも数を揃えたいなら採用できます。

  • クロスボウ兵
    エンパイアにおける基本的な投射歩兵ユニットです。
    弓兵より射程が長く、単発威力も上がっています。
    雇用には施設が必要なため、弓兵で十分とするプレイヤーもいますが、
    射程40の差は大きく、投射兵同士の撃ち合いで有利になる場合もあります。
    徹甲ダメージの割合が低いのは変わらないので、
    重装甲の相手は後述のハンドガンナーに任せましょう。

  • ハンドガンナー
    単発装填式の長銃による徹甲投射攻撃を行う投射歩兵です。
    何よりの特徴は、"徹甲投射攻撃が出来る"点に尽きます。
    リロード速度はクロスボウ兵と同じ、射程は少しだけ劣りますが、
    重装甲の相手にはかなり高いダメージを与えられるでしょう。
    欠点は、直射弾道であることです(クロスボウは曲射)。
    正面に味方がいると誤射したり、そもそも撃たなかったりします。
    丘の上や斜面の中腹に陣取らせて射線を確保する、
    戦列歩兵の前に立たせて射撃させてから後ろへ下がらせるなど、
    運用には少し工夫が必要となるでしょう。

  • フリーカンパニー民兵隊
    剣とピストルで武装した民兵で、迫撃歩兵と称されます。
    速度や武器強度以外のスペックはソード兵より低く、盾もありません。
    その代わりに射程が短いフリントロックピストルを持っており、
    前進しながら射撃できるため、これが"迫撃歩兵"の由来になっています。
    どちらの武器も徹甲ダメージ割合が低く、重装兵の相手は無理ですが、
    脇備えとして置いておき、味方の前衛と戦闘中の軽歩兵を側背面から撃つ、
    敗走する敵を撃ちながら追いかけるなど、独自の運用が可能です。
    先陣配置を持つため、予め森に伏せておくのも良いでしょう。

  • 狩猟兵
    強弓を持つ精強なハンター部隊で、弓兵の上位ユニットです。
    本体スペックはクロスボウ兵より少し上程度のものですが、
    弓の性能向上が凄まじく、射程と威力がクロスボウと同等になったことに加え、
    対大型ダメージボーナスまで追加されたため、モンスターに強くなりました。
    おまけに前方限定ながら移動中射撃が可能なため、追撃も容易です。
    先陣配置、忍び寄り、森の住人と、特性を3つも持っていることも良い点です。
    ※先陣配置:戦闘開始時の初期配置エリアが拡大する。
     忍び寄り:平地でも森の中にいるかのように不可視状態になれる。
     森の住人:森に入っても速度が下がらない。
    弱点は徹甲ダメージが低いことぐらいでしょうか。
    また、敵の騎兵や飛行巨獣などからは流石に逃げられません。
    マズい相手が近づいてきたらコッソリと逃がしましょう。

  • ナルン・アイアンサイド
    ナルン砲術学校で学んだ銃手で構成される鉄砲隊で、
    ハンドガンナーの上位ユニットに当たる徹甲投射歩兵です。
    速度と射程距離は変わらずに人数が減少しているものの、
    それ以外の性能がどれも向上している上位互換ユニットです。
    特にリロード速度の向上が大きく、人数低下による手数の減少を補っています。
    また、命中精度とリロード速度を強化するパッシブを持っていますが、
    これの発動条件は"10秒間動かない"ことで、移動した瞬間に効果が消えます。
    真価を発揮させるためには戦場の先を読む力が必要となるでしょう。
    基本的にはハンドガンナーと同様に運用していけば問題はありません。

  • ホーホランド・ロングライフル
    高い威力と優れた射程距離を誇る狙撃銃を持つ投射歩兵ユニットです。
    隠れながら射撃しても見つからない"狙撃"を持っていることもあり、
    森や丘の上から一方的に撃つことこそが肝要と言えます。
    その高い投射性能と引き換えに、人数はアイアンサイドよりも少なく、
    リロード速度も遅いなど、"狙撃すること"に振り切った性能になっています。
    当然、白兵戦では歩兵どころか戦闘生物や軽騎兵にすら勝てないため、
    他の投射歩兵よりも位置取りに気を使う必要があるでしょう。
    決してハンドガンナーやアイアンサイドの上位ユニットではありません。
ユニット紹介:近接騎兵
  • エンパイア騎士
    重厚な鎧と盾を持つ重装騎兵で、下級の衝突騎兵ユニットです。
    防具値が高く盾を持っていますが、人数が少ないため攻撃が集中しやすく、
    白兵戦能力があまり高くないこともあり、被害が大きくなりがちです。
    真価を発揮するには、突撃と離脱を繰り返させる必要があります。
    騎兵の中ではコストが低いですが、役目は十分に果たしてくれるでしょう。
    徹甲ダメージの割合が高くないことが欠点です。

  • ライクスガード
    皇帝の私設軍たる精鋭重装騎兵で、中級の衝突騎兵ユニットです。
    エンパイア騎士からほぼ全ての性能が強化されており、
    特に突撃ボーナスなどの攻撃に関するステータスが上がっています。
    その分だけコストも上がり、独自の特性もありませんが、
    基本に忠実な騎兵運用ができさえすれば大きな戦果を挙げられます。
    対大型ボーナスもあるため、騎兵やモンスターに突撃してもいいでしょう。
    エンパイア騎士と同様、徹甲ダメージ割合は高くありません。

  • ブレイジング=サン騎士団
    タラブハイムに所属する騎兵隊で、中級の衝突騎兵ユニットです。
    防具値と白兵防御はエンパイア騎士にも劣るものの、
    攻撃性能ではライクスガードをも凌ぐものを持っています。
    また、"再生"持ちや森の精霊などに有効な火炎武器、
    受ける呪文の威力を25%軽減する呪文耐性を備えています。
    やはり徹甲ダメージ割合は高くありません。

  • 黒薔薇騎士団
    3のDLCで登場した新顔で、中級の"近接"騎兵ユニットです。
    突撃ボーナスがライクスガードの半分ほどしかない代わりに、
    体力・白兵攻撃・白兵防御の面ではライクスガードを上回ります。
    特に白兵防御が高く、対歩兵ボーナスも備えているため、
    突撃後の白兵戦への適性が高くなっています。
    恐怖や恐慌を受け付けない特性があることも特徴です。
    同格の騎兵2種と同じく、徹甲ダメージ割合は高くありません。

  • デミグリフ騎士
    ワシの頭とライオンの身体を持つ"デミグリフ"に乗った騎兵で、
    帝国騎兵における最精鋭の衝突巨獣騎兵ユニットです。
    人数が減ったものの、ライクスガードよりステータスが高くなったほか、
    徹甲ダメージ割合が上がったため、重装歩兵に有効なダメージを叩き込めます。
    巨獣ユニット特有の恐怖を与える特性もある(恐慌はありません)ため、
    敵の側背面から突撃した時に敗走させやすくもなっています。
    長柄武器を持たない歩兵に当てましょう。
    1体あたりのステータスが高いため、バフ効果や回復と好相性です。

  • デミグリフ騎士(ハルバード)
    盾と突撃槍を捨て、ハルバードに持ち替えたデミグリフ騎士です。
    白兵能力と突撃ボーナスが少し減って盾を失った代わりに、
    大型ユニットへのダメージボーナスを獲得しています。
    歩兵相手でも使えないことはないと思いますが、やはり本領は大物狩り。
    騎兵やモンスターに対して突撃させるべきでしょう。
    通常のデミグリフ騎士と同様、補助呪文や回復と相性が良くなっています。
ユニット紹介:投射騎兵&チャリオット
  • ピストリアー
    2挺のピストルを持った軽装騎兵で、下級投射騎兵ユニットです。
    移動しながら全方向にピストルを撃つことができます。
    射程はフリーカンパニー民兵隊よりも短いものの、
    威力とリロード時間は同じで、一度の攻撃で2連射します。
    人数が少なくステータスが低いこともあり、投射ユニットに弱いです。
    徹甲ダメージもほぼないので、軽装近接歩兵への嫌がらせ、
    敗走する敵への追撃などに従事させると良いでしょう。
    敵兵を追う際は射撃モードではなく、白兵モードにすると足が止まりません。
    ※白兵モードがオフだと、敵が射程に入ると足が止まってしまいます。
     任意射撃モードであれば白兵モードでも射撃してくれます。

  • アウトライダー
    最新式の多銃身騎兵銃を持った軽装騎兵で、上級投射騎兵ユニットです。
    ハンドガンナーより人数と威力と射程、そして命中精度が劣りますが、
    移動速度は雲泥の差なほか、射撃位置がちょっと高く射線が取りやすかったり、
    前進時限定ながら移動中に射撃可能だったりします。
    また、一度の射撃で6連射するため、全て当たれば瞬間火力は高めです。
    ピストリアー同様に投射歩兵には弱いため、近接ユニットを狙いましょう。
    敵の投射ユニットを狙う場合、突撃することも一考に値します。
    敗走する敵兵を追う場合は白兵モードがオススメです。

  • アウトライダー(グレネードランチャー)
    得物をグレネードランチャーに持ち替えたアウトライダーです。
    空中の敵を狙えなくなり、射程が短くなってしまったものの、
    着弾さえすれば高いダメージの爆発を起こして敵を吹き飛ばせます。
    徹甲ダメージ割合が少ないので、重装甲の敵にはアウトライダーを当て、
    こちらは軽装の敵に向けて撃ち込んでやりましょう。
    最も注意すべき点は、味方に誤射した時に大被害が出ることです(1敗)。
    ※エンパイアの歩兵はグレートソード以外みんな軽装です。
     グレートソードでもそこそこダメージを受け、統御度がモリっと減ります。

  • ウォーワゴン
    2頭の重装馬が曳く重装馬車で、投射チャリオットユニットです。
    馬車には6人の鉄砲隊が乗り込んでおり、全方位へ自由に射撃してくれます。
    1ユニットが数両と少なく、射程はハンドガンナーより短いものの、
    6人それぞれに射撃するうえにリロードも速く、火力はまずまずあります。
    単位時間当たりの総火力と速度はアウトライダーに劣るものの、
    前進射撃しか出来ないあちらと違って全方位へ移動中射撃が可能なほか、
    馬車1台当たりのHPが高く、防具値も高くなっています。
    また、チャリオットなので突撃で敵を跳ね飛ばすこともできます。
    しかし白兵戦性能が低く、かつ馬車の台数が非常に少ないため、
    敵の近接ユニットに接触して停止することはを意味します。
    …が、防具値が低い投射歩兵が相手であれば話は別です。
    投射歩兵と足を止めて撃ち合ってもこちらが不利になるだけなので、
    近接ユニットを避けつつ速度を乗せ、質量を活かして突撃しましょう。
    なお、白兵戦モードにしないと敵を指定しての突撃はできません。
    射撃と突撃を上手く使い分ける必要のある、少し扱いの難しいユニットです。
    砲術系施設の1つ目さえあれば雇用できるのも長所の一つと言えます。

  • ウォーワゴン(臼砲)
    鉄砲隊ではなく臼砲を積載したウォーワゴンです。
    性能的には臼砲の上位ユニットという感じで、砲性能は同じですが、
    それ以外の全ての面において強化されています。
    特に速度が向上したことと走行可能になったことが大きく、
    いざという時の逃走や陣地転換を容易に行えるでしょう。
    歩兵が運用する臼砲と違い、射手がいなくなって射撃不能になる、
    砲が先に壊されてしまう、といった事態に陥らないのも◎です。
    チャリオットなので突撃で敵を跳ね飛ばせますが、
    白兵能力は絶望的に低いので、突撃は最終手段だと思いましょう。
ユニット紹介:投射兵器
  • 臼砲
    爆発する砲弾を高く撃ち上げる、短砲身の榴弾砲です。
    徹甲ダメージの割合が低く、重装甲の敵には有効打になりませんが、
    軽装甲の敵には大きなダメージを与えて吹き飛ばせます。
    急角度で撃ち上げるため、攻城戦でも安定した壁越え射撃が可能です。
    精度があまり良くないので、ロードではなく通常ユニットを狙いましょう。
    撃ち上げ弾道なことを活かして白兵中の味方を援護できそうですが、
    この精度の悪さが災いし、敵諸共に味方も吹き飛ばしてしまうことが多いです。
    また、弾が実際に落ちてくるまでに時間がかかるため、
    高速で移動する騎兵などを狙っても上手く当たらない場合があります。
    プレイヤーによって評価はまちまちで、長く使う人もいれば
    すぐに上位のグレートカノン砲に乗り換える人もいます。
    対峙している敵勢力によって使い分ける、というのもアリでしょう。

  • グレートカノン砲
    高い徹甲ダメージを誇る砲丸を放つ大砲です。
    高い火力と長い射程距離を誇りますが、直射弾道なので使いにくく、
    爆発しないので地面と水平方向への加害範囲は臼砲に劣ります。
    しかし貫通力が高く、命中精度もなかなか良いので、
    重装甲の敵やモンスターの数を確実に減らしてくれるでしょう。
    攻城戦では防壁や防塁塔の破壊に活用できます。

  • ヘルブラスター連装砲
    小口径砲を9本束ね、砲架を回しながら連射する野戦砲です。
    1発の威力と射程距離はグレートカノン砲に劣るものの、
    砲丸を一気に9連射するため、短時間で大きな被害を与えられます。
    リロードの早さも特徴で、カノン砲の半分もかかりません。
    有効射程内に敵を引き込めば、あっという間に挽き肉ができるでしょう。
    グレートカノン砲と同じく直射弾道なので、位置に気を付けましょう。

  • ヘルストームロケット発射機
    大きな車輪が付いた、移動式の多連装ロケット砲台です。
    緩やかな曲射弾道を描いて飛行するロケットを3連射します。
    射程はグレートカノン砲以上で徹甲ダメージ割合が高く爆発もしますが、
    原始的なロケットゆえに"命中精度が悪い"という致命的な欠点があります。
    前線で敵と組み合っている味方を支援しようものなら、
    間違いなく味方の背中に何発か当たって大変なことになります(n敗)。
    遠距離から単体ユニットを狙撃するのはほぼ不可能ですが、
    どこかに当たればいい通常ユニットが相手ならば問題ありません。
    木々のない平原においては特に性能を発揮してくれるでしょう。
ユニット紹介:機械兵器、魔法チャリオット
  • 《ハイシュの魔光》召喚器
    光耀魔術師会が製作した、魔光投射チャリオットです。
    重装馬車に強烈な閃光を放つマジックキャノンを積載しており、
    乗り込んだ2人のライトウィザードによって運用されます。
    射程はヘルブラスター連装砲と臼砲の中間ほどですが、
    10秒当たりの砲火力はヘルブラスター連装砲の倍以上あります。
    砲弾には魔法+火炎属性が付いているため、木の精霊などに強く、
    敵を燃えやすくする狩猟団大隊長やブライトウィザードとの相性は抜群です。
    また、周囲の味方の防御力を上げたり、敵の魔力充填速度を下げたりと、
    少なからず役に立つであろうパッシブアビリティも備えています。
    欠点は弾が少ないこと、投射兵器と違って1ユニット1体編成なことです。
    速度が他のチャリオットより遅く、白兵戦能力も絶望的に低いため、
    突撃は最後の悪あがきに取っておきましょう。

  • スチームタンク、スチームタンク(連装砲)
    頑強な鋼鉄の装甲と主砲を備え、蒸気機関で駆動する戦車です。
    車体正面に備える主砲、上部砲塔から蒸気を吹き出す蒸気砲、
    指揮者のピストル、そして車体から噴き出す蒸気で攻撃します。
    ※内訳は、主砲が投射武器(ユニットカードに書いてある投射武器)、
     指揮者のピストルと蒸気砲がサブ投射武器(弾数は100発ほどらしい)、
     車体から噴き出す蒸気は白兵武器(弾数無限)となっています。
     主砲とサブ投射武器は任意射撃をオフにすれば撃たなくなりますが、
     オンであれば主砲以外は白兵戦中でも見境なしに撃ちます。
    通常型の主砲は小口径化されたグレートカノン砲で、
    射程・単発火力・命中精度・貫通力の面で優れています。
    連装砲型の主砲はさらに小口径化された三連装回転砲身式カノン砲で、
    総合火力(一度の射撃で3連射)・装填速度の面で優れています。
    移動速度も突撃ボーナスも高く、白兵戦でも十分活躍できますが、
    本質的には投射チャリオットに近い性能になっています。
    それゆえにチャリオットと同じく絶望的な白兵防御が弱点ですが、
    160もの防具値を誇る重装甲である程度はカバーしています。
    また、全方位からの軽い投射攻撃を一定確率で弾く能力も持っているので
    (弾ける確率は正面→側面→背面の順で大きく低下していきます)、
    相手が歩兵であれば射撃戦であってもそうそう遅れは取らないでしょう。
    前進中であれば主砲が撃てるため、投射ユニット狩りも得意です。
    不変不動、恐怖・恐慌といったアビリティまで揃っている、
    エンパイアが誇るエースモンスターユニットと言えるでしょう。

  • ランドシップ
    名は体を表すを地で行く、蒸気船に車輪を装着した大型兵器です。
    ほとんどの性能がスチームタンクに劣りますが、特筆すべきは"手数の多さ"です。
    正面下部に小口径化したカノン砲(タンクの主砲より少し弱い)を備えるほか、
    見張り台や上下甲板には新型の回転銃身式騎兵銃を持った甲板員がズラリと並び、
    白兵武器として艦底部左右に各3門のスパイク発射機構(いわゆるパイルバンカー)、
    そして船体から蒸気を噴き出す機構までも備えています。
    ※内訳は、主砲がメイン投射武器(ユニットカードに記載されているもの)、
     甲板員の騎兵銃がサブ投射武器(詳細不明だが弾には限りがある模様)、
     スパイクと蒸気噴出が白兵攻撃(おそらく弾数無限)、となっています。
     スチームタンクと同様、任意射撃ボタンがオンになっていれば
     主砲以外は白兵戦中であってもガンガン撃ちまくります。
    移動速度や質量の凄まじさから"突破力"が高くなっているようで、
    勢いをつけて突撃させると敵歩兵を次々に跳ね飛ばしていく光景が見られます。
    甲板員の射点がかなり高い位置にあり、白兵戦中の味方の支援を楽々行えるため、
    基本的には投射、隙を見て突撃…と、投射兵器寄りの運用をすべきでしょう。
    (甲板員は自分の真下あたりですら普通に射撃してくれます。)
    突撃させる際は加速力と最高速度を上げるアビリティを併用しましょう。
    明確な欠点は白兵戦能力の低さ、図体の大きさでしょうか。
    スチームタンクと違って恐慌を与える効果がないのも弱点です。
    なお、HPが0になる際に爆発します。最終手段として覚えておきましょう。

  • オブシナイト・ジャイロコプター
    狩猟団遠征隊でのみ使用可能なドワーフの飛行機械です。
    ドワーフ勢力で使用可能なジャイロコプターの改造タイプで、
    HP・防具値・統御度・白兵防御・投射直撃ダメージが少し高い代わり、
    機首砲の弾数がかなり少なく、移動間射撃が不可能になっています。
    ただ、大きく使い方が変わるようなものでもないため、
    基本的にはオリジナルと同じように運用すれば大丈夫です。
    ヨーレック・グリムのクエストを進めると入手できます。
ユニット紹介:州軍ユニット
  • ウルリック剣士、エルドレッド・ガード
    ソード兵の強化ユニットであるミドンランドの州兵と
    スピア兵(盾)の強化ユニットであるプファイルドルフの州兵です。
    前者は白兵攻撃、武器強度、突撃ボーナスが少しだけ高く、
    "熱狂"と恐怖を与える効果が追加されました。
    後者は防具が倍以上に、盾が高品質になり、"鼓舞"が追加され、
    "対大型突撃防御"が"対突撃防御"に強化されています。

  • ノルドランド海兵、カルロブルグ・グレートソード
    ハルバード兵の強化ユニットであるノルドランドの州兵と
    グレートソードの強化ユニットであるライクランドの州兵です。
    前者は速度が少し上がり、対大型突撃防御が対突撃防御に強化され、
    パッシブアビリティ"粗暴"が追加されています。
    ※粗暴:統御度が少し上がり、統御度が半分以上あれば疲労を無視する。
     疲労:歩く以外に何をしても溜まり、一定値溜まるとスペックが下がる。
    後者は統御度が減らなくなり、周囲の味方を強化する能力を得ています。

  • スタールリバー・パトロール、グンダーマンズ・シュアファイア
    クロスボウ兵の強化ユニットであるスタールランドの州兵と
    ハンドガンナーの強化ユニットであるホーホランドの州兵です。
    前者は投射ダメージが少し高く先陣配置が可能になり、
    矢を当てた敵ユニットの移動速度を一定時間低下させます。
    後者はスペックが向上し、忍び寄りと先陣配置が追加されました。

  • スタボーン・ブルズ、"不滅の光輝"騎士団
    エンパイア騎士の派生ユニットであるオストランドの州兵と
    エンパイア騎士の強化ユニットであるオスターマークの州兵です。
    前者は盾を失い、突撃ボーナスが低下した代わりに
    徹甲ダメージ割合が上がり、白兵戦性能が少し上がっています。
    また、恐怖や恐慌の効果を受けなくなりました。
    後者は盾の質が上がって魔法武器を装備しているほか、
    周囲の敵の白兵攻撃を下げるパッシブが追加されています。

  • モール騎士団、ノーブルサンズ・アブロード
    エンパイア騎士の強化ユニットであるシルバニアの州兵と
    ピストリアーの強化ユニットであるアヴァーランドの州兵です。
    前者は防具値が少しだけ上がり、盾の品質も良くなったほか、
    恐怖・恐慌を与える効果、周囲の白兵戦中の味方に
    心理的な攻撃を無効化する効果を与えるパッシブが増えました。
    後者は防具、白兵攻撃と防御、投射威力が上がっています。
    ※シルバニア州:ドラッケンホフ城が州都になっている州です。

  • ボーダーマン、ソートソン砲、エンペラーズ・レイス
    アウトライダー(グレネード)派生のウェイストランド州兵、
    臼砲の強化ユニットであるタラベックランドの州兵、
    スチームタンクの強化型であるヴィッセンランド州兵です。
    ボーダーマンは人数が増え、投射武器の攻撃力は同じなものの
    徹甲ダメージが占める割合が上がっています。
    ソートソン砲は投射攻撃の威力がほんの少しだけ増え、
    魔法&火炎ダメージになり、爆発が味方に当たりません。
    エンペラーズ・レイスは投射ダメージが少し増えたほか、
    大砲に当たった敵の統御度を少し下げる"炎上"効果、
    周囲に高温の蒸気を吹き出して攻撃するアビリティ"緊急用蒸気弁"、
    死亡時に大爆発を起こすパッシブアビリティ"ドカーン!!"が追加されました。
    ※ウェイストランド州:マリエンブルグが州都になっている州です。
ユニット紹介:威名ユニット
  • シグマーズ・サン、魂の贖罪士
    それぞれソード兵、苦行者の威名ユニットです。
    前者はHP、武器強度、突撃ボーナスが向上し、不変不動が付きました。
    後者は人数が増え、その分だけ合計HPも総火力も増えています。
    どちらも基本的な運用法はベースユニットと変わりません。
    ※不変不動:統御度が下がらない=死ぬまで敗走しない。

  • スタールランズ・リベンジ、シルバーバレット
    フリーカンパニー民兵隊、ハンドガンナーの威名ユニットです。
    前者はピストルが高威力化+徹甲ダメージ割合が増加しました。
    また、恐怖や恐慌などを受けなくなるパッシブも獲得しています。
    後者は長銃が長射程化+徹甲割合アップ+魔法武器化したほか、
    "忍び寄り"を得て平地でも隠れられるようになりました。

  • ツィントラー・ライクスガード、アルトドルフ近衛騎士団
    ライクスガード、デミグリフ騎士(ハルバード)の威名ユニットです。
    前者は心理的な攻撃に対する耐性、先陣配置を得ました。
    森や丘の裏側に隠し、奇襲する運用をしやすくなったと言えます。
    後者は元々あった恐怖に加え、恐慌効果が追加されています。
    突撃した際に一層敗走しにくくなったと言えるでしょう。

  • テンプルホフの神光、"魔女への鉄槌"砲
    《ハイシュの魔光》召喚器、グレートカノン砲の威名ユニットです。
    前者は周囲の味方の統御度を向上させるパッシブ、
    敵を拘束する呪文"ネット・オブ・アミントク"を得ました。
    この呪文は魔力を使わないものの3回の使用制限があり、
    射程が100しかないため、奇襲された時に使うのがいいでしょう。
    後者は砲丸が魔法武器化して弾数が増えたほか、
    軽度とはいえ物理抵抗を獲得しています。

  • サンメーカー、デスジャック
    ヘルストームロケット発射機、弓兵の威名ユニットです。
    前者はリロード時間が延び、弾数が22発から8発に減じたものの、
    1射あたりの連射数が3倍になり、火炎武器化しています。
    後者はスペック面での強化は全くないものの、
    先陣配置、忍び寄り、狙撃の3パッシブを獲得しています。
    ※先陣配置:戦闘時の初期配置エリアが拡大。
     忍び寄り:平地でも敵に接近されるor射撃するまで見えなくなる。
     狙撃:見えない状態のまま射撃可能になる。
    これらの相乗効果により、好きな場所から一方的に射撃できます。
    投射ダメージは同じなので、重装甲の敵には効きません。

  • ホワイトウルヴズ、ブラックライオン
    狩猟兵、ウォーワゴン(臼砲)の威名ユニットです。
    前者は白兵戦闘能力が向上し、周囲の味方の統御度を上げる"鼓舞"、
    恐怖・恐慌などを受けない効果を獲得しました。
    …が、投射歩兵である本ユニットにとってはほぼ無用の長物で、
    最初から最高ランクであることが一番の長所と言えます。
    後者はウォーワゴンにヘルブラスター連装砲を積載したユニットで、
    弾数と射程がヘルブラスター連装砲より少し低下したものの、
    それ以外のスペックが全体的に向上しています。
    特に速度の向上と走行可能になったことが非常に大きく、
    奇襲された時の逃走や陣地転換が容易になりました。
    直射軌道ゆえに射線取りが難しかったヘルブラスターの弱点を克服しています。
    欠点は…1ユニットしか手に入らないことでしょうか。

  • グリュンデルズ・ディフェンダー、ヘルギグ・イェーガーコーア
    スピア兵(盾)、ホーホランド・ロングライフルの威名ユニットです。
    前者は対大型突撃防御が対突撃防御にパワーアップしたほか、
    周囲の大型兵器と機械兵器に物理抵抗を与えるパッシブアビリティ、
    心理的な攻撃(恐怖・恐慌)の影響を受けなくなる効果を得ました。
    後者はナルン・アイアンサイドと同じパッシブを得たほか、
    防具値が向上し、投射攻撃にシールドブレイク効果が追加されました。
    ※シールドブレイク:ヒット後10秒間、盾の発動率を下げる。

  • ワンダー・オブ・エイジ号
    ランドシップの威名ユニット…というかバリエーションユニットです。
    "鼓舞"を得たほか、前方上部甲板に臼砲が1門追加され、
    見張り台以外の甲板員の武器がグレネードランチャーに変更されています。
    この武器はアウトライダー(グレネードランチャー)のものと同じと思われ、
    騎兵銃よりも射程が短いものの、軽装甲の敵に対して有効になっています。
    前方上部甲板の正面を向いていた甲板員2名が臼砲と入れ替えで消えたため、
    船体前方直下に群がる敵を倒す手段がなくなっているのが弱点です。
    なお、ユニットカードに記載されている矢弾・射程距離・投射強度は
    通常のランドシップと異なり、臼砲のものになっています。
    主砲の性能は通常のランドシップと同じと思われますが、
    ユニットランクが最初から最大なので、装填速度が速くなっています。
ユニット紹介:アメジストユニット
  • アメジスト・アイアンサイド
    ナルン・アイアンサイドの強化ユニットです。
    防具値が大きく&白兵戦防御が少し強化され、恐怖効果が付きました。
    その結果、少しの白兵戦になら耐えられるようにはなりましたが、
    人数が少なく武器が弱いため、耐えることしかできません。
    やはり本領は魔法弾になった鉄砲による射撃戦にあると言えるでしょう。
    他のユニットと一緒に整列させようとすると、何故か近接兵扱いされます。

  • アメジスト・アウトライダー
    アウトライダー(グレネードランチャー)の強化ユニットです。
    人数、防具値、統御度、白兵戦攻防、突撃ボーナス、弾数が増え、
    恐怖を与える効果を得て、グレネードが魔法弾になっています。
    特に防具値の増量が凄まじく、ある程度の白兵戦に耐えられます。
    逆に言えば、人数と魔法弾化以外の投射騎兵としての性能は同じなので、
    基本はアウトライダー(グレネードランチャー)同様に運用しましょう。

  • アメジスト・ヘルストームロケット発射機
    ヘルストームロケット発射機の派生ユニットです。
    魔法弾になったほか、直撃・爆発のダメージが低下したものの
    着弾した時に黒い球のようなエネルギーを残すようになりました。
    このエネルギーは少しの間残留し、ダメージを与え続けるようです。
    対建築物ダメージアップの特性がなくなっていることに注意しましょう。

  • アメジスト・ランドシップ
    ランドシップの強化ユニットです。
    全ての武器が魔法武器化し、恐慌を与える能力を得ています。
    それだけと言えばそれだけですが、火砲や手数の多さを考えれば
    物理抵抗を持つユニットに対しては大きな火力アップが見込めるでしょう。
Комментариев: 2
yasima630323  [создатель] 12 ноя. 2024 г. в 0:56 
日本語化MODの作者様!コメントありがとうございます。
この素晴らしい作品に出会えたのも貴方様のおかげであります。本当に感謝してもしきれません。
何かお気付きの点があればお知らせくださいませ。
yagimaya0401 8 ноя. 2024 г. в 6:09 
DLCのリリースなどにも対応して内容をちゃんと更新しているのが偉い!