Darkest Dungeon®

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DarkestDungeonキャラクター解説&TierList(なるだけネタバレ無)
By CiderNZ
今更ながら全DLC盛りの最高難易度をクリアできたので、数多のキャラロストとゲームオーバー経験によって培った知識をまとめて、キャラの解説と個人的TierListも作ってみました(意外とキャラクターに関する日本語ガイドが少ない!)。
ネタバレはなるだけしない(ボス等の詳細は書きません)ように心がけ、アドバイス程度になるようにとどめています。
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はじめに
このゲームにおいて「使えないキャラ」というのは存在しません。自分がTierList下位にランク付けしてしまったキャラといえども、その使い勝手や他キャラと組み合わせる手間暇とそのリターンを天秤にかけてその評価にしたのであって、必ず輝く場面はあります。
また、「このキャラとこのキャラの組み合わせが最強なのにエアプか?」と思った方は気軽にコメントで教えてください。
本題&解説
個人的キャラクターTierListがこれです。






同じランクでも左に位置してる方が個人的には評価が高いですが、誤差の範囲です。てかもはや「好み」のレベル。DLCのマスケティアは石弓射手と同様です。

さて上から順に解説に移ります。キャラ名の後の()内は適正のある位置。

【S】
・フラジラント (1・2列目)
DLCのキャラクター。主に出血状態の付与によって戦う前衛。
その出血ダメージは威力範囲(加えて発動率)ともに優秀であり、後述のペスト医師と近い存在。
だがこのキャラクターだけの長所として、体力が低下したとき限定ではあるが超強力な回復スキルを持ち、発狂状態となってしまったときでも固有の状態となってそれはむしろメリットにすらなる。
デスブロー耐性まで持っており、圧倒的な場持ちの良さと道中・ボス戦ともに優秀なその攻撃性能からこの評価。ただし出血が効かない「アンデッド」が多い廃墟だけはキツい。

・修道女 (3・4列目)
ザ・ヒーラー。「とりあえず」でパーティに採用して良いくらい。回復役はこのキャラ以外だと神秘主義者が候補に挙がるが、回復専門として考えるなら修道女一択といえる。
個人・全体回復を状況によって使い分け、手が空いてるときは気絶攻撃をぶち込むこともできる。
基本後衛だが、自己強化攻撃とメイスによって攻防一体のロマン前衛となることもできる(一応それ専用のトリンケットまである)。

・盾を破りし者 (1・2・3列目)
DLCのキャラクターで前衛。
なんと防御力無視の攻撃を全ポジションの相手に打てる。自身も列を移動しつつ戦い、1~3列目ならどこにいても問題なし。
毒攻撃も持っており、レベルを上げれば低威力ながら全体毒付与も可。おまけに攻撃を二回まで無効にするスキルまである。
体力は並で特段回避力が高いわけでもないが、専用トリンケットにより体力や防御力を上げることができる。
……とまあ、明らかに最強の一角なのだが、このキャラクターがいる状態でキャンプすると一定確率で悪夢を見て戦闘になる。これが曲者で、夜間襲撃と違ってあらかじめ回避することはできないし、このキャラクターに対して大きなストレスを付与してくる。ボス前に悪夢見たら大変。
この悪夢は一定回数クリアすると無くなり、逆にキャンプ時このキャラにバフが付くようになるのだが、それまでがとにかく長い。特に低レベル時は悪夢の戦闘が結構キツかったりする。
計画的に育てていかなければならないキャラクターだが、防御力&ポジション無視攻撃が特にボス戦で光るのでSランク。


【A】
・没落者 (1・2列目)
攻撃力、体力ともに高い前衛。特に攻撃力は最高。
自身の体力とストレスを回復する手段も持っており、単体で完結している。
しかしやや命中率が低いことによる不安定さ、敵の前2列しか攻撃できないためにボスによっては活躍しづらいという欠点もある。だがそれを補って余りあるパワー……特に道中は本当に頼りになる。

・ペスト医師 (3・4列目)
毒と気絶で相手に負荷を与える後衛。
毒の威力と範囲は広く、先述のフレジラントに近い。あちらとの違いとして、敵の3・4列目に気絶攻撃をすることができる。これがとにかく強い。道中はもちろん、結構ボスにも。
他人の出血と毒を治しつつ微回復する技も持つ。これは一見大したことがないが、状態異常も治せるためデスドア状態を救うには最高。
最高の支援性能を持つが、体力が低い割に回避性能が特段高いわけではないという大問題がある。
ペスト医師には優秀なトリンケットがあり、それを採用したいため回避性能もそれほど上げられない。
回避系の奇癖が付いてれば……まあ、犬使いや重騎兵でガードしてあげると安心ではある。

・追い剥ぎ (1・2・3列目)
自分も敵もある程度位置を問わず攻撃でき、高い回避性能を持っている。
このゲームでは体力以外にストレスという要素もあるため、回避性能は非常に重要。
どの列でも戦えると書いたが、おすすめは最初に最前列に置いておくこと。
そうすることで威力150%で目の前の敵に攻撃しつつ一歩後退できる。これが非常に強力で、運が良ければ初っぱなからクリティカルで一人倒せたりするので最高。奇癖「熱心」と相性が良い。


・荒くれ者 (1列目)
最前列で戦う前衛。高威力の出血攻撃や敵の最後尾攻撃、前二人への気絶攻撃などなかなかユニークな攻撃性能を持つ。
ただし高性能な技は、使うと2ターンの間自身の攻撃力が下がるデバフが付与されてしまう。
体力や回避率は並だが、自身の状態異常と体力を回復しつつ攻撃力を上げる技も持つ。
前衛なのに減衰無しで最後尾へ攻撃できるのは対ボス要員としても優秀なため、高評価。

・賞金稼ぎ (1・2・3列目)
高めの攻撃力と、1~3列目なら戦えるという万能性。
敵の位置も1~3列目なら攻撃でき、さらに後ろの敵を引っ張る技や気絶技も持つ。
敵を「マーク」すれば超大ダメージも期待できる。
多様な戦法とその攻撃力が強味だが、反面並程度の体力と回避率なのでいささか防御面に不安がある。
「人間」属性の敵に強いので、樹海だとアドバンテージあり。

・石弓射手 (3・4列目)
後衛アタッカー。
「マーク」された相手に大ダメージを与えることができ、3・4列目の敵に命中率とクリティカル率を下げるデバフをかけることもできる。
敵の後衛にはこちらにストレスを与えてくる攻撃をしてくる敵が多いので、そいつらを処理できるのは便利。
特に「マーク」対象に対するダメージは凄まじく、そのクリティカル性能も相まって対ボス戦では最大級のダメージソースとなり得る。
ただしダメージソースとして運用するにはどうしても「マーク」が必須なため、パーティ編成もそれ用に調整する必要が出てくる。
DLCのマスケティアは同様の性能だが、筆者はなんとなくマスケティアの方が好き。

・墓荒らし (2・3・4列目)
列を行き来しつつ戦う回避型アタッカー。
140%の威力で攻撃しつつ2歩前進する「突き刺し」が強力で、前に出過ぎた時は2歩下がりつつ次のターンの攻撃力をほぼ倍にする「影隠し」が使える。
敵の位置を選ばない毒攻撃もあり、場面を問わず活躍することができる。
何気に防御無視攻撃まで持ってる。筆者個人的にはめっちゃ好き。

・ジェスター (2・3列目)
後ろにいれば出血攻撃かストレス回復やパーティ強化、前にいれば普通に攻撃もできる。回避力が最高。
ストレス回復は長いダンジョンや「忌まわしき者」がいるパーティでは必須級になることもあるため有用。そうでないときでもパーティのストレスを減らせるので村に帰って休む必要が無くなるため、やはり有用。
このキャラ独自の性能として、あらゆるスキルを使うたびに「フィナーレ」の攻撃力が上がっていく。この「フィナーレ」は一度の戦闘で一度しか使えないが、破格の攻撃力を誇るので良い感じのところで文字通り「フィナーレ」を迎えてあげよう。


【B】

・神秘主義者 (1・2・3・4列目)
どこにいても戦える、メインの役目は多分ヒーラー。
攻撃力は修道女ほどではないが控えめで、前にいれば敵を気絶させたり、後ろにいれば敵を引っ張ったり可能。「マーク」もできるため上の石弓射手パーティの回復役に。
やはり特筆すべきはその回復技だろう。このスキルは一人を対象とするのだが、回復量が0~22程とランダムなのである。おまけに低確率ではあるが出血の可能性もあり。
一気に20近く回復できることもあるので、それが引ければ最高なのだが、ひどいときは0回復+出血付与なんてことも……。
その不安定さがなによりのネック。
一応「異形」属性の敵に対して威力が上がるため、入り江ではアドバンテージを得る。

・古物収集家 (3・4列目)
後衛の特殊要員。
はっきり言って戦闘は苦手。では何をするかというと、このキャラがいるだけで所持アイテムの上限が上がり、特殊な換金アイテムを入手できるようになるため、金策が捗るのである。ちなみに思ったより捗る。金が必要な時はこいつを連れて行こう。
一応毒付与や、味方全体の回避力を上げるスキルを持つ。これでかげぶんしんさながらに回避力を積もう。

・犬使い (2・3・4列目)
後衛。
敵の位置を問わず攻撃でき、敵全体を出血させることも可能。味方全体のストレスケアもでき、加えて味方一人をガードすることまで……。
と、こう書くと非常に強いのだが、万能というよりかは中途半端な感が否めない。
攻撃力は元々やや控えめで、出血は数値が低く、ストレスケアはジェスターと違って味方を選べない上に確率&低数値。
ただ、(例によって)「マーク」することができ、また自身の攻撃も「マーク」の恩恵を受けるため、それ用のパーティの編成に組み込むのも良い。石弓射手と後衛するかもしれないが……。
「ビースト」属性の敵に対してダメージが上がるため、巣窟では活躍しやすい。


【C】
・クルセイダー (1・2列目)
前衛。高耐久の前衛職。
仕事は割と平凡な感じ。耐久力を上げつつ自身をマークさせる、いかにもタンク的なスキルの他、気絶攻撃、味方の体力とストレスを微回復する技も持つ。基本的に1・2列目に位置するのだが、3・4列目から一歩前進する「聖槍」という技があり、この技はクルセイダーの技で最もクリティカル率が高いので3列目スタートも良い。逆にこの技以外では敵の3・4列目の敵を攻撃できない。
「アンデッド」に対して特効があり、廃墟では有用。普通にBランクで良かった。

・忌まわしき者 (1・2・3列目)
前衛。
このキャラは非常に特殊で、「変異」を使用することで人間形態と怪物形態とを使い分けることができる。
人間形態では2・3列目が適正で、気絶攻撃と毒攻撃を持ち、自身の体力とストレスを回復するスキルも持つ。
だがやはりメインは怪物形態で、まず「変異」することでパーティ全体に微量のストレスを与え、そして変身中は継続的に自身へストレスを与え続ける。
だがそのようなデメリットの分、攻撃力はかなり高い。
また、人間形態に戻ることによってパーティ全体のストレス値を微回復(与えたストレスには及ばない)。
忌まわしき者はこの二形態を上手く使い分けるのが重要。そしてジェスターか犬使いというストレスケア要員を組ませるのも大事。

・重騎兵 (1・2・3列目)
ザ・タンク。ほぼ前衛。
クルセイダー以上にタンク職に適したキャラクター。
味方をガードした上でカウンタースキルを発動することができるのは重騎兵のみ。
パーティ全体にバフをかけたり、敵を気絶&押し込むこともできる。
しかし攻撃力自体は控えめで、意識して守らないといけないキャラがいる場合に輝く。
4列目にいるとバフが付くトリンケットがあるけど、正直あまり有用でないと思う。




あとがき--ちょっとした攻略知識的なのも含む
・Tier Cのキャラ、特に忌まわしき者と重騎兵は今回のプレイではほとんど使用しなかった。忌まわしき者はストレス負荷が有害すぎる割にもっとダメージを出せるキャラがたくさんいるため。重騎兵は「守り」に寄り過ぎてて、長期戦になりがち(=ダメージは防げてもストレス溜まっていく)ため。

・でもCはみんなBにしといても良かったとは思う(保険)。



・基本的にボスに対しては後列(3列目からで良い)へのちゃんとした攻撃手段を用意していくこと。普通に前列にいるボスも多いが、後列への攻撃ができないとそれだけで詰み得る相手も。石弓射手やマスケティアがメインアタッカーに変わり、惚れる。ちなみに筆者は樹海のボスで大量に死者を出した。

・ラストダンジョンであるダーケスト・ダンジョンについては少し攻略調べちゃっても罰は当たらないと思う。大事に育てたパーティで挑まなきゃならず、撤退しても確定で一人ロストするという仕様の割に、2、3回目の攻略はあまりにも初見殺しが過ぎる。


・奇癖について。個人的にはやはり回避力が上がるものを優先して固定していくべきだと思う。「聡明」なんかは最高。逆に「不屈の精神」を固定したキャラに限って即デスブローする……フレジラントもそうだけど、デスブロー耐性をアテにすると心が壊れる!


・steamワークショップにスキン追加MODが色々ある!!!

・筆者はサーカス日本語化とスキン追加(R18)とゲーム速度が速くなるやつを入れたよ。
1 Comments
平地风雷 Feb 18 @ 9:48pm 
日本网友玩这个的这么少么,都没人发言回复