Subscribe to download
M&T JP

• M&T本体
  
• M&T JP

• M&Tの日本語化はこのmodで完結しておりますので、バニラの日本語化modは不要となっています。ご注意ください。
  
• M&T JPでは、M&T3.0の日本語化のみを行っています。それ以前のバージョンについては日本語化をしておりません。

Europa Universalis IVでは、普段であればビサンツ帝国の命運がまさに潰えんとする1444年からゲームが始まる。
しかし、このMEIOU & Taxes(以下M&T)では1世紀近く早い1356年から始まる。この戦乱の時代では、神聖ローマ帝国の帝冠はルクセンブルク家にあり、中国では元が紅巾の乱によって数多もの後退を重ねている。中央アジアではモンゴル帝国の残滓が着実に衰退していく中で、ティムールという男がその身に無限の野心を募らせている。

教皇庁、カトリック教会の長となる組織では汚職が蔓延していた。その一方で、教皇庁のお膝元であるイタリアでは、「神曲」「カンツォニエーレ」のように新たな時代—ルネサンス—を感じさせる文芸が蕾を結ぼうとしている。時代が下るにつれて、カトリック諸国はルネサンスという花にどのように対応するか選ぶこととなるだろう。人文主義や宗教改革はM&Tの世界ではより躍動感を持って迫ってくるだろう。

来たる宗教改革では、多文化帝国は大きな困難に見舞われるかもしれない。イングランドが英国国教会へと改宗しようとした際には、ハイランダーやアイルランドの民はカトリックをより熱心に信仰した。スペインがカトリックの擁護者として立ち振る舞う最中で、オランダはプロテスタント信仰とイベリアへの反骨心を磨き上げていった。宗教改革では隣人ですら明日は友であると限らない。遠くの反抗的な地方ならばどうなるか、言葉を重ねる必要はないだろう。

そのような世界において、各国は外だけでなく中にも大きな関心を寄せる必要があった。M&Tにおいては階級はこの上なく重要な役割を果たす。
貴族は徴税人であり、兵士を募る存在であり、土地の所有者であり、地方での権力者だ。市民は街で経済を回す存在であり、数々の物品を生産している。聖職者は宗教を解釈する存在であり、時には君主や貴族よりも上の地位を占めることすらある。
彼らを蔑ろにして国は成り立つのだろうか？答えは断じて否だ。

そのような国内だが、君主には官僚という心強い手足が存在する。彼らを使いこなして国家を中央集権化していくことも出来るが、往々にして手痛い出費を払うこともあるだろう。

国内を富ませるには何が必要だろうか。とあるEU4プレイヤーは「Economic ideasとQuantity ideas」と答えるかもしれない。しかし、M&Tにおいては別の回答が用意されている。インフラストラクチャへの投資、州での各種政策の制定、知識水準を向上させるために学校を建てる、家を用意して人口を増やす……等々だ。

「Victoria」シリーズで見たこともあるPOPシステムだが、M&Tにも存在している。国内外の人口集団がシミュレートされ、経済・人口動態がよりリアルに体験できることだろう。

この混沌に満ちた世界を、よりリアルな体験で味わおう

• Discord[discord.com]
  
• 翻訳作業所[paratranz.cn]
  
• M&T 3.0

コメント、もしくはdiscordにて報告して頂ければ幸いです。

FUNさんにはフォントなどで多大な尽力を頂いたため、この場を借りて今一度お礼を申し上げます。