Foxhole

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Foxhole初心者向けガイドpart3 拠点建築編(塹壕堀り-改造-拠点アップグレード)
By Jakigann
塹壕陣地の掘り方や各種ベースの説明です
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拠点建築と陣地構築
Foxholeではワールド固有の拠点や構造物以外にプレイヤーベースで拠点建築や陣地構築を行えます。
戦況に合わせて陣地構築をして戦争を有利に運びましょう。また陣地構築には大量のリアル労働力と資材が必要です。また陣地を維持するのにも特定のアイテム(消耗品)が必要になります。

拠点は主に2つあり
ワールドベース:ゲーム内世界で固定された拠点で再建はできても新しく別に建てることはできません。ありとあらゆる戦闘行為はこのワールドベースを巡って繰り広げられます。タウンベースやレリックベースがこれです。
プレイヤーベース:プレイヤー自らが建築できるベースです。あらゆるベースはワールドベースの攻略/防衛のために建築されます。フォワードベースやバンカーベース、揚陸艇などがこれです。

 


まずゲーム内の存在する拠点について説明します。
実際にバンカーの掘り方などを確認したいのであれば”拠点建築に必要なツール/車両と基本操作”まで飛ばしてください
タウンベース
タウンベース
 
タウンベースは都市の中心施設です。都市に存在する工場や倉庫はタウンベースを占拠して特定のアップグレードを完了させないと再建できません。タウンベースを占拠しないと工場などは再建できないので戦略上非常に重要な拠点となります。

タウンベース付近でCVやモバイルクレーンを建造できます。

リージョン内でも特に中心的な都市のタウンベースは勝利点が設定されており、このタウンベースを一定数確保した陣営が戦争に勝利します。現在の勝利点状況はマップ左上で確認できます。


勝利点の確保だけでなく勝利点が設定されている中心的な都市に工場やリファイナリーなど兵站にとって重要な施設が揃っているため、このタウンベース付近は大激戦になりやすいです。
タウンベースには1~3までのTierが設定されており、タウンベースアイコン上の星の数で確認できます。
Tierを上げるにはプレイヤーがリスポン設定をしてアップグレードを進める必要があります。アップグレードの進展速度はプレイヤーの数や活動量(リスポン数など)や貯め込まれている物資量によって増減します。より活動的なタウンベースはアップグレードが早く進みます。
※アップグレード進展速度のシステムは他の拠点も同じです

 
タウンベースには銃眼が取り付けられています。AIが機能していると自動的に敵に向かって発砲し、Tier3になると敵車両に対してATRを射撃します。
拠点内の「X」印近くでQキーを押すとプレイヤーが銃眼に入れます。機関銃を持っていれば近づく敵歩兵をなぎ倒せます。


タウンベースアップグレード

アップグレードを進めるにはリスポン設定をしてアップグレードアイコンを左クリックします。
上図のように緑色のチェックマークが付いていれば設定完了です。
アップグレード速度は物資の残量によって変動するためサルベージを数千個納品すると早く進みます。
アップグレードは上から順番に完了していきます。
Provisional Garrison 完了まで10~75分
臨時のAIを付けます。10人以上がリスポン設定するとアクティブになります。タウンベースは半径150mにAIを付けます。人数が多いとすぐ完了しますが、僻地戦だと人が少ないためアップグレードが完了するまで時間が掛かります。また10人以下になるとAIが切れるので注意が必要です。

※アップグレードが完了するまで10人以上がリスポン設定してもAIは付きません

Small Garrison 完了まで8~72時間
範囲内に常時AIを付けます。タウンベースがTier 2になります
10人以下でもAIが付くため、まともに防衛したいのであれば真っ先に完了させたいアップグレードです。また効果範囲内の防衛設備(土嚢、ピルボックスなど)1つに付きガリソンサプライ2つ消費されます。

ガリソンサプライとは防衛設備を維持する消耗品です。これが無くてもAIは機能しますが、無くなってから一定時間経つと"自然崩壊"(Decay)が始まります。一定時間掛けて耐久度が減少していき最終的には消滅します。

そのためガリソンサプライの補充も考慮した規模の陣地構築を行う必要性があります。

Large Garrison 完了まで2~3日
効果はSmall Garrisonと同じです。タウンベースがTier3になります
防衛設備1つに付きガリソンサプライが1つ消費されます。
つまり維持費が半分です。後方地帯のベースであれば先にこのアップグレードを終えてから陣地構築を始めたほうがガリソンサプライが少なくて済みます。


ベースのガリソン/バンカーサプライ消費量はUI右上に表示されています。
この画像では1時間あたり202ガリソンサプライを消費しています。

・ガリソン/バンカーサプライ
防衛設備を維持するサプライには2種類あります。
ガリソンサプライ:あらゆる防衛設備(土嚢、有刺鉄線、塹壕、ピルボックス/ライフルガリソンなど)に適用されます。よくわからなければこちらを使う
バンカーサプライ:バンカー構築物(バンカー本体、塹壕、ライフルガリソンなどのバンカー系の建築物)だけに適用されます。自分が管理しているバンカーにはこちらを入れる


ガリソン/バンカーサプライの残量は資材系タグで確認できます。

Industry 2~3日
リファイナリー/工場/物資集積所など兵站関係施設の建築が可能になります。
アップグレードの完了に2~3日はかかるため、一瞬であれタウンベースが敵に奪われると最低でも2~3日間は上記施設が使えなくなります。また物資集積所を再建すると保管されていた1/4の物資を奪えます。保管されていた敵物資を全ロスさせることができるためタウンベース攻略後は真っ先に完了したいアップグレードです。
また陥落しそうな都市の物資集積所に物資を保管していたのであれば、退避させるかPublicに放出して使ってもらいましょう
この仕様があるため最前線近くの倉庫に大量の物資を保管するのはおすすめできません

Occupied Town
ガリソンハウスやセーフハウスの建築が可能になります。
 
 
ガリソンハウスは都市付近にある家を要塞化したものです。窓にAI機能が付いており近づいた敵歩兵を迎撃してくれます。またタウンベース同様に「X」印近くでQを押すと窓に入れます。耐久度は高いですが死角が多いデザインになっているため接近するのは容易です。
ガリソンハウスはタウンベース同様Tier1~3が設定されています。
Tierが高いほど耐久が高く、Tier3では敵車両に対してATRを射撃します。
タウンベースのTierと連動しているためTier2のガリソンハウスはSmall Garrison
Tier3のガリソンハウスはLarge Garrisonのアップグレードが必要です。

 
ガリソンハウスは120mmや150mmなどの砲撃で破壊されると再建できなくなります。
このため激戦区となった都市は荒廃します。

Fortifications
モーターハウスや沿岸砲の建築ができます。

モーターハウスは100発までモーター弾がスタックするインベントリを5スロット備えた防衛施設です。射程100mかつ連射速度が早く、狙った位置に着弾するため超強力です。
モーター弾自体の威力はそこまで高くありませんが高い命中率と連射速度のため戦争序盤の軽装甲車なども簡単に撃破できます。
このため都市を攻略するにはモーターハウスを破壊しておく必要があり、砲撃兵器が無い戦争序盤での都市攻略は非常に難易度が高くなっています。

沿岸砲はSeaport付近に設置されています。
半径150mに入った敵船に対して砲撃を行います。このため沿岸砲近くに船で近づけません。また強襲上陸も行えません。
セーフハウス
セーフハウス
 
セーフハウスは都市に最低でも1棟は存在する防衛拠点です。中規模な都市だと2棟、重要な拠点は3~4棟、後方の大規模生産都市では6~7棟存在します。
ワールド固有のため再建だけ行えます。またアップグレードが特徴的で砲撃に対して強い耐性をもたせることができます。

※セーフハウス近くでCVやクレーンは作れません


セーフハウス自体にも各Garrisonアップグレードが必要です。セーフハウスは半径100mのAIを維持できます。

Radio Station
半径80mのレーダーが機能します。

Artillery Shelter
セーフハウスだけが持っている強力なアップグレードです
外側からの攻撃では耐久が30%以下になりません。
30%以下にするには内部に爆発物を投げ込むか撃ち込む必要があります。
このためシェルター付きのセーフハウスを砲撃で破壊するのは無理です
戦車砲や30mm、RPGの攻撃ですら外側に当たると30%以下にならないため、扉や窓を狙って内部を撃つ必要があります。
 
シェルターアップグレードが完了すると窓や内部に鉄枠が付きます。

セーフハウスの再建はタウンベースのアップグレードが必要なのでセーフハウスが落ちてもタウンベースさえ維持できれば再建できます。
レリックベース/キープ
レリックベース
 
四方にAI付き銃眼が付いている小さな要塞。銃眼には近づいてQキーで入れる
アップグレードは各Garrisonのみ。
AI範囲が半径150mあり耐久度が高い。交通の要衝に位置していることが多いためレリックベースを巡って戦闘が繰り広げられやすい。

キープ
 
ワールド内で特定の位置に存在する要塞。AI範囲は半径80m
耐久度は高いが図体がデカイので被弾しやすい上に銃眼が付いていないので気づいたら壊れてる
ボーダーベース
ボーダーベース

ボーダーベースは各リージョン間に特定の条件下で建設可能なベースです。
ワールド固有のため再建のみできます。AI範囲は40m

6角形のリージョンは更に細かく”地域”で区切られています
地域支配権はタウンベースおよびレリックベースに紐付いています。
タウンベースかレリックベースを占領すると地域が占領した陣営の色に変わります。
(ワーデン:青 コロニアル:緑 中立:白)


ボーダーベースの再建には先程の”地域支配権”が大きく関わってきます。
1陣営が”地域支配権”を独占しているリージョン間でのみ再建できます。
上図だと真ん中上がワーデン、真ん中下がコロニアルが完全に支配しているリージョンです。この2つのリージョン間でボーダーベースが再建できるようになります。両陣営の”地域支配権”が存在するリージョンは除外されます。

中立状態の地域は無視されます。地域内で1つだけ保持していたタウン/レリックベースが破壊されると"相手陣営がリージョンを独占している"と見なされ、ボーダーベースが再建可になります。
またこの条件になると味方陣営側のボーダー沿いでは味方レーダーが無効になります
これは侵攻する側への救済措置で、ボーダー沿いでの侵攻準備が悟られにくく設定されています。
つまりボーダーに近すぎる位置に防衛ラインを作ってしまうと気付かないうちに壊されます

その他にも再建に必要な条件や特徴があります
  • 破壊されてから45~60分間は再建できません
  • 味方陣営側リージョンにあるボーダーベースは再建できません
  • 敵陣営が味方陣営側にボーダーベースを建築済みだと味方陣営は再建できません
  • 近づいてEキーを押すだけで再建できます
  • ソルジャーサプライやライフル、B-matなど基本的な物資が一定量入っています
揚陸艇(Landing Ship)
揚陸艇


プレイヤーが浜辺に展開できる強襲揚陸艇です。
コストは300R-matと初期の侵攻に耐える物資を備蓄しておく必要があるので1~2人では使えない。
AI範囲は100mだが臨時のAIしか付かないので10人以上はリスポン設定しないとすぐ破壊される可能性あり。

揚陸艇にはHome Islandから直接リスポンできます。
揚陸艇からの引き出し速度は他のベースと比べて早いです

上陸直後だとプレイヤー不足になってる場合が多いので、見つけたらリスポンしてみましょう
フォワードベース
CVと300 B-matさえあれば建築できるリスポン拠点です。
バンカーベースと違ってTierごとに固有名詞があります。AI範囲は80m

Tier1:エンキャンプメント

※12.7mmのダメージが通ります
HE10個ほどで壊れるほど耐久が低い上に修理コストが300B-matなので非常に弱い
砲撃を受けているのであれば確実に壊れると考えたほうがよい
ガリソンサプライが切れてから自然崩壊が始まるまで100時間、耐久が減りきるまで70時間あるので自然崩壊に強い

Tier2:フィールドベース

12.7mmのダメージは防ぐ
エンキャンプメントの約2倍の耐久度
Small Garrisonアップグレードが完了したエンキャンプメントを改築して建築します
※技術開発が必要

Tier3:アウトポスト

HEなら70個ほど耐えるため非常に硬い
リペアコストが100B-matのみなので修理効率がダントツで優秀
しっかり修理し続ければ戦車に撃たれていても問題なし
自然崩壊開始時間:135時間後 自然崩壊するまで:80時間
Large Garrisonアップグレードが完了したフィールドベースを改築して建築します
※技術開発が必要

長所
  • コストがB-matだけなので素早く低コストで建築できる
  • 省スペースなので山の上やちょっとした隙間などに建築しやすい
  • ベースが自然崩壊するまでの時間が長い
  • Tier3にアップグレードすると爆発物に対する耐性が高くなる
  • Tier3へのアップグレードコストが100B-matのみ
短所
  • アップグレードがGarrison系しかない
  • Tier1, 2の耐久度が低いため砲撃を受けるとすぐ壊れる
  • ベース内部に入れないorスペースが狭いので砲弾や手榴弾などから身を守れない
  • 周りにピルボックス系の防衛施設しか建築できない
  • 銃眼が付いていないので拠点単体で敵歩兵や車両を迎撃できない
  • Tier2, 3へのアップグレードはGarrison系アップグレードの完了だけでなく技術開発も必要

使い所
  • バンカーベースを建築できない狭い位置にリスポン拠点を建てたい時
  • パルチザンのリスポン拠点として
  • 自然崩壊までの時間が長いことを利用して後方地帯の隙間埋めに
  • 少しでも早くリスポン拠点を確保したい時
  • 臨時の砲弾取り出し拠点として
  • サルベージフィールドに倉庫や防衛用として

アウトポストまでアップグレードすれば強いが建築したてのエンキャンプメントは主戦場の激しさに耐えられる耐久度を持ち合わせていないので、僻地や比較的後方で見かけやすい
素早く建築が可能なため奇襲に向くかと言われても建築中のマップアイコンは敵味方問わず表示されてしまうため簡単に位置を特定されてしまう。耐久度の低さも相まって1~2人でも壊しに来たらほぼ終了
なので味方AI範囲に近く、主戦場ではない方向に側面攻撃用として建築されやすい
主戦場でなければコストも低く建てやすいため必要だと思ったら建築してみよう。
バンカーベース
CVと300B-matの他に6マス以上のバンカーを掘る必要あり
6マス以上のバンカーが繋がっていればどんな形でもバンカーベースを建築できる

Tier1
 
※12.7mmのダメージが通ります
バンカーベース本体はTier1だが周りのバンカーはTier2になっている
エンキャンプメントと違って本体がTier1であっても周りをTier2にアップグレードすれば建築直後であっても実用的な耐久度を得られる

Tier2

耐久度がより高くなる。フィールドベースと違ってアップグレードに技術開発が必要ない。
Small Garrisonアップグレードが終わっていればすぐに改築できるのが利点

Tier3

コンクリート製のバンカーベース。
爆発物への耐久が高くなり、上図のバンカーベースを破壊するには170個近くのHEが必要になる。その代わり建築コストが高い

長所
  • 建築直後であってもバンカーをアップグレードすることで耐久度を得られる
  • 6マス以上のバンカーを繋げればいいので地形に合わせて様々な形にできる
  • 特殊なアップグレードを完了することでライフルガリソンなどのAI付き塹壕陣地を建設できる
  • ライフルガリソンなどを組み込めばバンカーベース単体で敵歩兵や車両を迎撃できる
  • 屋根があるので砲撃や手榴弾から身を隠せる
  • バンカー内にベットや司令室などを設置することで様々なバフを得られる
  • Tier3のバンカーベースは極めて固いため戦争序盤で破壊することはほぼ不可能

短所
  • バンカーを掘らないといけないため建築までに時間がかかる
  • アップグレードを進めるには数多くのバンカーとインテリア(ベットや司令室のこと)を設置しないといけないため多くのB-matと手数が必要
  • 修理効率が良くなく、砲撃を受けるとB-matが溶ける
  • Tier 3のバンカーベースは強力だがアップグレードの時間と建築作業時間と資材の運搬および加工の時間がかかる
  • 自然崩壊の開始時間と破壊されるまでの時間が短いため、バンカーサプライの管理が必要
  • 塹壕1本ですらバンカーサプライを消費するため計画的に建てないとサプライ消費量が維持できない多さになる

フォワードベースと比べて「より多くの手間とコストを支払って、より多くの耐久と追加効果が得られる」
バンカーベースで特定のアップグレードを完了するとライフル/ATガリソンなどが建築できる
ピルボックス類と比べて耐久度も威力も強力
またバンカー内にインテリアを設置するとソルジャーサプライの消費量が軽減されたりATガリソンの連射速度が上昇する。基本的にはバンカーベースを建築した方がよい。


その代わり自然崩壊開始時間が短いため定期的なサプライの補給が必要
バンカーベースアップグレード

バンカーベースのアップグレードは数が多く、リアル2~3日かかるものもあります。

インテリア

真ん中と右の列はバンカーベースと接続されたバンカー内に一定数以上のインテリアが必要です。
この定数を下回るとアップグレードが進みません。アップグレードアイコンにカーソルを合わせると現在有効なインテリア数とアップグレードに必要なインテリア数が表示されます。

インテリアには2属性あります。同じ属性のインテリアが必要です。

インテリアは銃眼や土嚢の取り付けと同じ方法で行います。
また1つのバンカー内に1つのインテリアしか設置できません。そしてインテリアの設置数によって様々なバフを得られます。インテリアの設置数が多いほどインテリアの種類が増えます。

・ベッドルーム/ロッカー/トイレ
リスポン時に1%の確率でSSを消費しません
最大スタック数:10
※基本的にはこれを8~12マス分作れば十分です

・流し台/台所/食品庫
AT/榴弾砲ガリソンの反撃速度が2%上昇します
最大スタック数:20 (40%早くなる)

・無線室/チョークボード/戦略マップ
Observation towersの範囲が1%広がります
最大スタック数:20

・作業台/コンピューター
ストームキャノンとインテリジェンスセンターの電力消費量が1%少なくなります
最大スタック数:20

ガリソンツリー
:インファントリーガリソン
ライフルガリソンとMGガリソンが建築できます。必要インテリア数は6マス
基本的にこのアップグレードさえあれば防衛ラインとして機能します。
30分ほどでアンロック
:ATガリソン
対車両の強力なガリソンです。歩兵にはATピルボックス同様発砲しません。
ガリソンに近づくか攻撃をした車両に対して対戦車砲を撃ちます。
できればこのアップグレードまで進めたいですが、アップグレードまで時間がかかります。
5~15時間でアンロック
:榴弾砲ガリソン
ガリソンに攻撃を加えた敵に対して榴弾砲を撃ち返します。
一定範囲内に近づいても撃たれはしません。射程は400m程度あるので120mm/150mm砲は必ず反撃を受けます。建築にはコマンドツリーのコンクリートアップグレードも必要になるため、強力ではあるものの実質的なアンロックまでリアル4~6日ほど必要

コマンドツリー
:オブサベーションバンカー
広範囲のレーダー機能を持つオブサベーションバンカーがアンロックされる。Tierやインテリアによって視界が広がる。1000V以上の電力が必要
Tier2:半径130m
Tier3:半径180m (インテリアで最大216mまで増加)
:コンクリート
接続された塹壕/バンカーをTier3にアップグレードできるようになります。
このアップグレードが完了していないとTier3 BBや榴弾砲ガリソンは建築できません
:デプロイメントポイント
ホームアイランドから直接このバンカーベースにリスポンできます。タウン/レリックベースと同じ感じです。
:アドバンスドバンカー
ストームキャノンやインテリジェンスセンターがアンロックされる
アンロックまで3日

・ストームキャノン


300mm砲弾を使用する射程400~1000mの長射程砲。
砲弾の射撃、砲の旋回、砲の射程距離調整に電力が必要。発電機を接続すると一定時間ごとに一定量蓄電される。また建設完了してからコンクリートが乾くまで48時間待つ必要がある。

・インテリジェンスセンター

大型の無線傍受アンテナ 効果範囲は500~2000m
狙った先の一定範囲内に存在する敵の監視塔類を傍受し、味方の監視塔のように機能させます。
傍受した監視塔の情報は味方陣営全員が確認できます。傍受は15分間続きます。


アップグレードの諸注意
  • 各種アップグレードやインテリアのバフ効果などはバンカーとバンカーベース本体が塹壕で接続されている必要があります。
  • アップグレードの適用範囲はBoB本体から40マスまでです。("1マス"とは塹壕やバンカー1つのことです)
  • 41マスからはバンカーのアップグレードが適用されないため各種ガリソン類は建築できません
  • バンカーベースを2つ建設し、塹壕で接続させ、それぞれガリソンツリーとコマンドツリーのアップグレードを進めれば2倍早くアップグレードが進みます
  • バンカーベースを破壊されても再建すればアップグレードは維持されます
  • 敵CVに1秒でも建築作業をされるとアップグレードはリセットされます。このリセット行為を"タップ(Tap)"と呼びます
拠点建築に必要なツール/車両と基本操作
ハンマー
ピルボックス類の建築や修理、バンカーのアップグレードに使います。
ほぼ全ての工程はハンマーを使います。

シャベル
塹壕やバンカーを掘ります。
掘った直後のバンカーはただの箱なので扉すら付いていません。
ハンマーとB-matを使ってアップグレードしないと使い物にならないので注意しましょう。

コンストラクションビークル
ワールドストラクチャーの再建やフォワード/バンカーベースの建築/再建はこの車両が必要
技術開発が進むとピルボックス類も建築できるようになる。ハンマーより効率がいい

モバイルクレーンと同じく特定のワールドストラクチャー付近でも建造できます
建造可能なワールドストラクチャー:
※セーフハウスやフォワード/バンカーベースでは建造できません
アーム部分にもヒットボックスがあり、対象に近すぎると引っかかってアップグレードができない


基本操作
ハンマーやシャベルを持った状態でBキーを押すと建築メニューが出ます。
 
左はハンマー、右はシャベルです。
ハンマーは建築だけでなくアップグレードにも使います
シャベルは塹壕やバンカーを掘るためだけに使います

建築したい構造物のアイコンを左クリックします。
扇状の範囲は射界です。AIや中に入ったプレイヤーはこの範囲内を射撃できます。右ドラッグで回転
”~m to nearest Base”と表示されているとAIが付きます


AI範囲外だと"Not connected to Base Structure will decay"と表示され、ブループリントが黄色になります。この状態でも建築はできますが、AIは付きません。また建築してから一定時間後に”自然崩壊”が始まります。


マップ上のオブジェクトや地形、他の建築物に被っていると建築できません。


またリージョンのボーダーから150m以内はラピッドデコイゾーンです。
この範囲内のあらゆる建築物は早く自然崩壊します。この自然崩壊はAI範囲内であっても防げません。そのため一時的な仮拠点であればボーダー沿いに建設できますが、中長期的な防衛ラインは建築できません。


ボーダーから150m以内だと"NEAR BORDER: WILL RAPIDLY DECAY (NOT PREVENTABLE)"と表示されます。この状態でもAIは機能します。


問題なければ左クリックをするとブループリントが表示されます。
これを必要な建築材料(ほぼ全てベーシックマテリアルを使用)をバックパクインベントリ内に入れた状態で左クリック長押しで建築します。
※建築をキャンセルしたいのであればハンドガンなどで射撃してください


塹壕陣地とアップグレード
塹壕の掘り方と埋め方
シャベルを持ってBキーを押すと掘れる塹壕類が表示されます。


左クリックで選択し、右ドラッグで回転させます。
もう一回左クリックで杭とロープで区切られた建設場所が出るので掘りましょう


一定回数掘ると塹壕/バンカーが完成します

 
また塹壕やバンカー系は他の塹壕などに”スナップ”します。
Shiftを押すとスナップが解除されより細かい位置調整が行えます。

 
フォックスホール(蛸壺)は1~2人用の塹壕です。
掘るまでの時間が非常に短く、砲撃や銃弾から身を守れます。
ただ狭いため手榴弾1発で100%無力化されます。
また塹壕内からの射界を遮ってしまうため掘る位置に注意が必要です。


フォックスホールや砲撃孔、Tier1の塹壕はシャベルで埋めることが可能です。
Fキー→埋める対象をEキー→Fill inを選択します。
他の建築や移動の邪魔になっているのであれば埋めてみましょう。
砲撃孔は埋めるのに時間がかかるので無理に埋める必要はありません。


塹壕とバンカーの改造

塹壕は掘った直後に使えますが敵に制圧されると敵に再利用されてしまいます。
またバンカーは掘っただけだと扉すら付いてないので中に入れません。
ベーシックマテリアルを使ってより防衛に向いた塹壕陣地に改造できます。

 
Fキーアップグレードモードに切り替えます。
対象の塹壕にカーソルを合わせるとハンマーマークが出ます。
Eキーを押すと改造アイコンが表示されます。
マウスホイールで設置位置を変更できます

右クリックで改造を削除できます。設置時の半分のコストが必要です
有刺鉄線を削除したいのであれば、有刺鉄線アイコン上でマウスホイール→削除したい有刺鉄線に合わせる→右クリックで削除できます。
敵の塹壕を確保した際に有刺鉄線などを削除すると喜ばれます
最前線になるためベーシックマテリアルの重量軽減が付く工兵装備があると便利です。

塹壕・バンカーの保護システム

塹壕やバンカーの建築には多くの労力と時間がかかるためグリーフィングの対象になりやすいです。そのため建築者や同スクワッドメンバーだけ増築できるようになる保護システムがあります。
保護される期間は48時間です。継続的に保護したいのであれば定期的に期間を延長する必要があります。

:塹壕やバンカーを保護します。建設者のみが行なえます。また保護した時点でアクティブなスクワッドにアクセス権を渡します
:アクセス権を渡すスクワッドを選択します。建設者のみが行なえます。
:保護済みかつ接続されているバンカーや塹壕の期限を一括更新します
:保護を外します
:バンカーや塹壕を即座に破壊します。建築から3時間以内、近くに敵がいない、Tier1のみと制約があります。

※前線で保護機能は使わないでください
保護されると新しくバンカーや塹壕が接続できず再建もできなくなるため陣地の拡張ができなくなります。あくまでも自分や同スクワッドメンバーのみが建築する中間~後方地帯のバンカーでのみ使ったほうがいいです。

塹壕の改造一覧と効果
  • 有刺鉄線:触れたプレイヤーの移動速度が遅くなります。塹壕に敵が入るのを防げます。塹壕内からであれば有刺鉄線は乗り越えられます
  • 土嚢:塹壕内からの射線を塞ぎます。また塹壕内から乗り越えができなくなります。味方陣地側に向けて土嚢を設置すると相手が塹壕を奪ってもすぐに再利用できないので奪い返しやすいです。
  • 坂:歩きで塹壕を出入りできます。手榴弾が投げ込まれた際の脱出などに使えます。


バンカーの改造一覧と効果
  • 扉:塹壕からバンカーへの出入り口です。

  • 銃眼:バンカー内から射撃できるようになります。狙撃銃、精度の高い重機関銃などは防げません。手榴弾も慣れれば銃眼に投げ込めるようになりますが、引っかかることも多いです。
※下3つはTier 2以上のバンカー専用
  • 土嚢:バンカー上でも遮蔽が取れます。またバンカー外に敵が張り付いても敵の射線を塞ぐことができます。
  • ハシゴ:上部からバンカー内へ出入りできます。降りる前と登りきった後に若干のアニメーションがあるので撃ち抜かれやすいです。
  • バンカー後ろの階段:歩きでバンカー上部にアクセスできます
 


 
塹壕やバンカーのアップグレードは上図のようにやります。


他にも地形や戦場に合わせてバンカーを工夫できます。

またこれらの塹壕陣地はあくまでも"遮蔽"の一つに過ぎないので敵の攻勢を防ぐには必ずプレイヤーが中に入っている必要があります。
より本格的かつ効果的に防衛を行うにはAI機能が付いたライフル/ATガリソンが必要です。
ガリソン建設とStructural integrity

各種ガリソン類の建設にはアップグレードの完了したバンカーベースと接続する必要があります。
上図ではバンカーベースから建設予定地にトレンチコネクターを繋げています。
基本的には最初に予定地を繋げてみてから本格的に掘ると間違いが少なく修正がしやすいです。


 
接続できたのでライフルガリソンのアイコンが押せるようになってます。
ライフルガリソンにアップグレードしていきます。
黄色い棒状のものはパイプネットワークです。発電機から各バンカー施設に配電するためのものです。一定電圧以上の電力を供給するとライフル/ATガリソンに照明が付き、夜間であってもAIの視界が短くなりません。

 
ライフルガリソンが出来たので、そのままTier2にアップグレードします。
ライフルガリソン下は空間があるので銃眼を取り付けたりインテリアを設置できます。

Structural integrityとは?
Fキーでアップグレードモードに切り替え、バンカー類にカーソルを合わせると各種情報が得られます。その中に”Structural integrity”があります。
Structural integrityは0~100%の数値が設定されておりゲーム内では以下のように表示されます。
  • High:100%~75%
  • Medium:75%~50%
  • Low:50%~25%
  • Critical:25%以下
Structural integrityは1マスバンカーで100%であり、以下の要因で徐々に下がります。
  • バンカーの数(多いほど下がる)
  • バンカーのTier(Tierが低いほどバンカー数による低下率が大きい)
  • ライフルガリソン/エンジンルームなどが接続されている(ただの"バンカー"が一番低下率が低い)

Structural integrityが低いとどうなる?
  • バンカー数による耐久度増加率が下がる
  • 耐久度に対してより多くの修理コストがかかる
つまり大きくすればするほど、耐久度の割に修理コストが大きいため脆くなります
このためTier1,2のバンカーを建設するのであれば標準で3マス、多くても5~6マス程度にしておくとよいです。これ以上増やしても耐久度があまり増えないのに対して修理コストは大きく増えます。
かと言って1,2マスだけだと耐久度が低いためすぐ破壊されてしまいます。
その他色々Tips
プレイヤーがバンカー内にいるとTier1→Tier2→Tier3へのアップグレードが行えません
なにかVCで言われていたら少し退いてあげましょう