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0.6 hrs on record
ひたすら廊下を進んで(時々戻って)ボタンを押すだけのクソゲー
#THECORRIDOR sucks.
あっボタン以外にプラグもあったか。まめやなおまえ
と思いきやクソゲーに見えるのは開発者が意図的にそうしているからだ!
かかったなアホが!
でなおしてまいれ
Posted December 24, 2020. Last edited December 24, 2020.
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9.2 hrs on record (5.8 hrs at review time)
狂気度50%オフのデススロットル
2020/11/26現在、全実績解除は不具合のため不可能となっているが、
やれることはやりきったので記念を兼ねて。

概要
2128年 中央ヨーロッパ ヒンデンブルグ
そこは悪徳企業ガンブリコープが撒いた麻薬によって、
狂人や犯罪者が闊歩するやべー都市と化した。
ガンブリコープはヒンデンブルグを武装した壁で囲い、
さながら監獄のようにすることで事態の収拾を図ろうとしたが、
当然ながら内部はメチャクチャ、
その状況でプレイヤーはヒンデンブルグから脱出するため、
タクシードライバーとして合計160人の運送をしなければならない...という
ヒンデンブルグをKEMO Cityに変えたらまんまデススロットルじゃねえか!
とたまげるくらいのコンセプトまんまゲー
ちなみに日本語非対応

いいとこ
・不具合に対する開発者の対応が比較的早め
・流すにはそこそこ広いマップ、各マップも似たりよったりではなく、個性が感じられる
・そこそこ豊富な車載武器(初期マシンガン+最大4種まで)
・繰り返し聴いても(それほど)飽きないラジオのBGM

わるいとこ
いいところより悪いところのほうが目立つのだが、そういうもんなのだ。ゆるして
・武器をバリバリ撃って、なんでもかんでも吹っ飛ばすゲームだと思うと肩透かしを食らう
  全ての武器は所持段数が限られており、武器ショップ以外での補充ができないこと、
  また、デフォルトの車載マシンガン以外はそこまで所持段数が多くはないため、
  あくまで自衛としての武器であり、無闇矢鱈に使用していいものではない
  車を破壊したら弾が手に入るとかなら良かったのにね
・マップで変化をつけてはいるが、運送の仕事が単調すぎる
  仕事を大別すると以下の3種類しかないため、160回も同じようなことをやると飽きる
  ①乗客をA地点からB地点に運ぶ
  ②目的地に居る、または移動しているターゲットを破壊(または殺害)する
  ③目的地まで爆弾(+乗客)を運ぶ
・全体的にチグハグ感を感じる
  街にファクションは3つ存在し、評判値もそれぞれに用意されているのだが、
  上げたからと言って特にメリットはない(実績のみ)
  見た目オッサンの乗客を乗せたらサイボーグだった
  見た目デブのオバハンの乗客を乗せたらねーちゃんだった
  など、外見と乗客のイメージが一致していない
  「チタニウムアーマー」を装着したはずなのに、扱いがシールドで、
  バッテリーが減ると防御効率が落ちる
  などなど、首を傾げたくなる要素が多数散見される
・一般車、通行人が激しくウザい
  後ろを走っていたら後部車載機銃をバラ撒いてきた
  後ろを走っていたら地雷をバラ撒いてきた
  交差点を曲がったら正面から衝突して乗り上げた
  着地したと思ったら、後続車に跳ね飛ばされてビルの屋上に着地した
  などなど、基本的に自車は一般車より当たりが弱く設定されており、
  しかも通行車両はこちらのことなどお構いなしなので、
  ここは土浦かあるいは和泉かと疑いたくなるような惨状になることがしばしばである
  また、銃や火炎瓶を持ってこちらに向かってくるやつはさておき、
  そうでない通行人も自殺願望があるのか、堂々と道の真ん中を歩いていたり、
  そもそも道路に幾つも地雷やら爆発性のドラム缶やらがすっ転がっているので、
  ことヒンデンブルグにおいては快適な走りとは程遠い世界が待っている
・車の操作性があまりよろしくない
  ホバーカーという設定なのでやむを得ないのかもしれないが、
  クイックすぎるハンドリングや、バックから前進に切り替えた時の発進の遅さが気になる
  特に後者は一般車がウザいことと相まって、フラストレーションが溜まる一因である

総論
いろいろこき下ろしてしまったが、デススロットルを自分達の手でリメイクしよう、
というその意志は嫌いではないし、相応の出来には仕上がっていると言える。

ただ、残念ながら本歌取りとはいかず、
ほんけのなぞり、または模倣品レベルに留まってしまっている。
全裸にペニスサックのアルビノ兄ちゃんが乗り込んできたと思ったら、
「俺の写真見る?アンタの写真も見せてくれよ」
などと気さくに話しかけてくるほんけに比べたら、狂気度50%オフと言ったところだが、
そもそもデススロットルの開発は後のロックスタートロントである。
流石に相手が悪いと言わざるを得ない。

その辺を知ってるオッサンオバハンが、「ああこんなゲームもあったねえ...」
と回顧しつつプレイするには(お値段的な意味でも)丁度いいのだが、
デススロットル(またはハードロックキャブ、カランティーン)って何?
という若年プレイヤーには、残念ながら現状ではあまりオススメできるものではない。

要するにロートルゲーマー向けってことだな!
Posted November 26, 2020. Last edited November 27, 2020.
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0.4 hrs on record
A:呪われよ
B:苦しみを選ぶ
C:注意
D:何故あなたはミルクを買うか


しい選択だ。あ    なたは思
ってい
る。どんなミルクを買おうが、ど
ん       な薬をのも
         うがそ        れは
あな       たと

  緑だと。そうだろ
う?
  そう さ、私の感じとものすべて。
されがあなたのもなだ。
これはそんなゲームだ。
これはそん
なゲームだ。これはそんなゲームだ。これはそん
なゲームだ。これはそ
んなゲームだ。これはそんなゲームだ。
     こ

   は
                      そ

 な
                   ゲ       ー
     ムだ
Posted August 31, 2020. Last edited August 31, 2020.
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3.2 hrs on record
廉価版Actiom Verge

日本語レビューが全然なかったのと、全実績解除記念を兼ねて

概要
タイトル通り、Mech Chip(Mechのコアみたいなもの)を操作して、
施設内のガーディアンとボスを倒す非常にシンプルなメトロイドヴァニア
Mech Chip自身は移動速度とジャンプ力こそ高いものの、全く攻撃手段を持たないため
施設内の各所にあるMechを利用して先に進むことになる

いいとこ
・マップの構造がシンプルで、イベント進行でマップの構造が変わったり、
 戻れなくなるということがないので気軽に進行できる
・2時間程度で全実績解除できてしまうお手軽感
 
わるいとこ
・他のメトロイドヴァニアに比べるとやっぱり内容的には薄い
・1番目(JumpMech)と2番目(TankMech)が異常なまでに強いため、他のMechが空気
 8番目(NinjaMech)は移動速度・攻撃力ともに優秀だが、
 最後のガーディアンを倒した時点で使用できるようになるため、今更感がパない

総論
Gato RobotoやAxiom Verge、Shadow Complexをはじめ、
先駆者かつボリューム満点の類似ゲームがあるため魅力を感じにくいが、
他はない500円(セール時には200円程度)という安さが嬉しい。
ワゴンゲーにしてはちゃんとメトロイドヴァニアしており、
通しプレイでバグが散見されるということもなかったので、
良作ワゴンゲーがお好きな人にはオススメできる。たぶん。
Posted March 8, 2020. Last edited March 8, 2020.
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8.6 hrs on record
NESチックな横スクロールソウルライクアクション

全実績解除記念
非セール時にはお値段が4桁のため若干割高感があるが、セールで確実に3桁になるため
セール時の購入をおすすめしたい

あらすじ
 ある時襲来した、自己進化する生合成生命体によって人類は死滅した世界。
 かつての街には灰がつもり、致死性の霧が空を覆っている。(ちょっとメトロっぽい)
 そんな世界で唯一生き残った人間の少女(名前無し)は、メッセージを受け取る。
 そこには、「もしこれを受け取ったら、太陽神殿の最上階に来て欲しい」と書かれていた。
 少女は一縷の望みをかけて、神殿に向かうことを決意する。送り主は一体何者なのか...

いいとこ
・高難易度
  ソウルシリーズを意識したのかもしれないが、難易度はかなり高い。
  主人公の敵となる、いわゆるモンスターは、1回や2回の攻撃で倒すことはできない。
  しかも敵から食らうダメージがでかい。
  最初のうちは次のセーブポイントまで行くまでに何度も死ぬ。
  が、行動にはパターンが有るため、ちゃんと見切ればノーダメージで倒すこともできる。
・モンスターのデザイン
  サイレントヒルとはちょっと方向性が違うが、特に大型のモンスター(いわゆるボス)は
  「なんだこれは...たまげたなあ」とか「うわぁすごいよぉ」と思うことは間違いない。
  小型の敵についてはちょっと可愛らしいものもあるが、主人公に対する殺意は十分である。
・ENシステム
  各モンスターにはHP(白)の他にEN(青)の値があり、
  ゲーム中で手に入るいくつかの武器は、ENに大きくダメージを与えるものがある。
  ENを0にするとその敵は無防備な状態となり、与えるダメージが2倍となる。
  また、ENが再チャージされる前に敵を倒すと、弾薬および体力回復が手に入る。
  ENが0になった時に、その場に立ち尽くすものや、ひたすら突進してくるもの、
  全く行動に変化のないものなど、それぞれのモンスターで行動パターンが違うため、
  ENを削ってから倒すか、それとも一気にHPを剥ぎ取るかで悩みどころとなる。
・あんまり救われないストーリー
  世界観全体としても、ストーリー的にも、状況的に救いがないのでやむを得ない感はある。
  むしろここからハッピーエンドな流れを用意しなかったことを評価したい。
  最後の選択によってはいくらか救いはあるが...程度。

わるいとこ
・高難易度
  理不尽とは言わないが、開幕からぶっ飛ばしていくくらいには高難易度である。
  初期状態のツルハシ一丁では、殆どの敵に負けるくらいへなちょこな主人公で、
  テーザーが手に入ればかなりマシにはなるのだが、
  逆にサブ武器が揃うようになるとパワーゲーム化する傾向があるため、
  バランス取りが極端と言わざるを得ない。
・マップ間の繋がりが分かりにくい
  同じ区画(マップ)に複数の入り口があり、何度か行ったり来たりすることになる。
  そのため「あれ?ここは前来た場所?それとも別のとこだっけ?」みたいな混同をしやすい。
  特に、次にどこに行ったらいいかわからなくなった時がしんどい。
・サブ武器が優秀すぎる
  手持ちのツルハシ(または消化斧)は射程が限られており、
  殴りに行く際にこちらもダメージを食らうことが多い。
  それに比べると一部のサブ武器が非常に優秀で、
  それさえあればクリアが可能なくらいである。
  サブ武器は使用する度に弾薬を消費するのだが、随所にある箱や敵から回収できるので
  サブ武器でゴリ押しが出来てしまう場面がある。特にプラズマグレネードとSMGがヤバい。
・説明が不親切
  主人公の行く手を阻むマップの各所にある石像は、
  サブ武器のハンドキャノンで破壊することができる。
  が、その説明は一切ない。せめて説明くらいくれよ。

総論
 全実績解除に2周プレイが必要で、トータルで7-8時間くらいのボリューム。
 真エンドは2周目でないと見られないので要注意。
 ちょっと手応えのあるゲームを1000円以下でプレイしたいというのであれば
 適当ではなかろうか。
 ちなみにメトロイドヴァニア的な要素はハンドキャノンくらいしかないので、
 そっちに期待すると肩透かしを食らうと思う。
Posted December 28, 2019. Last edited December 28, 2019.
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5.1 hrs on record (4.1 hrs at review time)
小粒ながらインディゲームらしい脱出ゲーム

全実績解除できたのでレビュー

概要
 1日を終えて家路へ向かう主人公。
 疲れからか、不幸にも終点駅に到着してしまう。
 当て所無くとある部屋に迷い込んだ主人公に対し、
 部屋の主、Davidが言い渡した滞在の条件とは...。

いいとこ
・1プレイが短い
  プレイを始める前に「セーブ機能はないよ!」と警告が出るが、
  よほど手間取らない限り、おそらく1プレイ30分以下程度の小粒感である。
  初回プレイこそ戸惑うものの、仕掛けが分かってしまえば10分以内にクリアできるので、
  リトライする気力も湧こうというもんである。
・マルチエンド
  現在は7つのエンディングが用意されている。
  真エンド以外は一癖二癖ありそうなエンディングであり、
  クロノ・トリガー調と言うよりはクロノ・クロス調の意味深なエンドとなっている。
・脱出ゲーでありながら、脱出ゲーに収まらない仕掛け
  もちろん普通に自分だけ脱出してもいいのだが、それでは真のクリアにはならない。
  部屋の時空間パラドックスと、それにまつわる人間関係を解いて初めて真エンドとなる。
 
わるいとこ
・字が見づらい
  特に黒背景に青文字はやめてくれ、裸眼視力0.1以下の俺に効く。
   → 11/16のFixでだいぶ見やすくなった
  また16:9のフルスクリーンでプレイすると、ドット間の間隔が空きすぎて、
  字だけでなく部屋全体も見づらくなるので、ウインドウモードでプレイするほうが良い。
  ウインドウモードでプレイする場合、タイトルにも注目してやってほしい。
・UI的に操作できることがわかりにくいものがある
  初回プレイで特にハマることだと思うが、
  テレビとラジオが操作できることが直感的に分かりにくい。
  それ以外で特に困ることはなかったが、両者共ストーリーの主軸となるオブジェクトなので、
  もう少し手心というか、分かりやすいようにして欲しいところだった。
・日本語に対応していない
  しょうがないね。

総論
 自己防衛エンド以外は条件が分かりやすいので、
 全実績解除にそこまで苦労することもないと思われる。
 全体的にインディーズらしい脱出ゲームという仕上がりで、かつバグも見当たらないし、
 無料だからやってみたらええんちゃう。

その他
 ラジオはダイヤル部分でマウス左を左右にドラッグすることで周波数と音量を調整できる。
 テレビはダイヤルの下にあるボタンをクリックでスイッチのON/OFF
 ダイヤルの左または右側をクリックすることでチャンネルを変えられる。


※以下重篤なスポイラー。これからプレイしようという人は見ないほうがいい。

・回転錠の開け方
番号は105.3のテーブルの裏側に書いてある。2桁目を最後に合わせないと開かない。

①パラドックスEND
部屋のパラドックス数が1つ以上の状態で、自分だけ部屋から脱出する。
Davidを怒らせると、強制的に②か③エンドになるので注意。


②殺されるEND
Davidにひたすら会話しまくって怒らせる。
その後、Davidに部屋から脱出することを提案すると拒否されるが、
駅まで戻ってくるとDavidが追ってくる。そのまま捕まって殺される。


③一人で逃げるEND
部屋の全てのパラドックスを解消した状態で自分だけ部屋を出るか、
追ってきたDavidから逃げて電車に乗る。
後者の場合、部屋のパラドックス数は関係ないため、クリアまで短時間で済む。


④一緒に逃げるEND1
Davidが怒っていない状態で、部屋から脱出することを提案する。
Davidと2人で幸せな脱出をして終了。


⑤一緒に逃げるEND2
全てのテレビのチャンネルを5に合わせると、テレビを通してKarisと会話できる。
部屋のパラドックスを全て解消した状態で、
ラジオを一番左か一番右に合わせると、Karisが出現、合流できる。
Davidが怒っていない状態で、部屋から脱出することを提案する。
David・Karisと3人で幸せな脱出をして終了。


⑥二人とも殺されるEND
Karisと合流するまでは⑤と同じ。
Davidにひたすら会話しまくって怒らせ、部屋から脱出することを提案する。
Karisと2人で部屋を脱出した後、追ってきたDavidに捕まって殺される。


⑦自己防衛END
全てのParadoxを取り除くまでは③と同じ。
Davidにひたすら会話しまくって怒らせ、部屋から脱出することを提案する。
その後、追ってきたDavidから逃げて線路に降りると、
Davidもそれを追って線路に降りてくるので、電車が来る前に自分だけホームに上がる。
Davidは電車に轢かれて死亡、自分だけ電車に乗って終了。
Posted November 15, 2019. Last edited December 28, 2019.
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0.9 hrs on record
百合ゲーかと思いきやその内容は...

以下ネタバレ注意
この話の設定をめちゃめちゃ盛って重くするとThe Cat Ladyになる
逆に言うとHarvester Gamesのあのクソ重い設定はプレイしていて辛い、という人への

百合鬱ストーリー入門としては丁度いいのかもしれない

そもそもこの話における百合要素なんて、某探偵オペラのオペラ要素くらいな感じなので、
そういうのを過度に期待してはいけない(戒め)

もし貴方がThe Cat Ladyをプレイしていなくて、
またこのゲームをプレイして気に入ったなら、是非プレイしてみるといい
やっぱミカルスキーおじさんは変態なんだなってよく分かるゾ

https://store.steampowered.com/app/253110/The_Cat_Lady/
Posted August 3, 2019. Last edited August 3, 2019.
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16.8 hrs on record (5.6 hrs at review time)
Skautfoldシリーズ1作目(レビュー時点で3作目まで発売中)

全実績解除したしシリーズも完結したので記念レビュー

概要
 1897年 ブリタニア神聖帝国 ドーセット
 Walthamと名乗る人物によって呼び起こされ、
 死んでも時間を巻き戻して復活させられる、ご無体な契約を結ばされた主人公が、
 館に蔓延る超常の霧を払うために、館の調査を始める...という、
 なんというか、紅魔異変とブラボとクトゥルフを大鍋にぶち込んで煮込んだような物語
 元はTELEGLITCH調の見下ろしアクションゲーだったようだが、
 最終的にダンジョン&ドラゴンズ調の2Dベルトアクションに落ち着いた様子
 たぶん作者はダクソよりブラボ派なんだろうなあって思うくらい、システムがブラボに似ている

いいとこ
・フォロワーでありながら、そこそこ完成度が高い
  ダクソまたはブラボのシステムと、
  クトゥルフD20における探索者のじわじわ来る恐怖感をうまくミックスしていたり、
  2Dベルトアクションゲーの基本(Z軸の有効性など)もちゃんと押さえていたり、
  難易度は高めと言っても、いわゆるクソゲーにありがちな理不尽な難易度ではない
  最悪、レベルを上げて物理で殴ればなんとかなる
・そのくせ有料版でもそこまで高くない
  マルチエンド全部、クリア後の隠し要素(後述)までプレイすると、お値段相応だと思う
  ただし全実績解除には、相応のプレイスキルか時間が要求されるので、そこだけ注意
・少人数開発のわりには、音楽がとてもよい
  低予算ゲーではBGMなしになりがちだが、
  自己主張せず、それでいてちゃんとゲームの雰囲気ともマッチしたBGMが用意されている
男女平等にモツが抜ける
  しかもちゃんと口から血を吐いて死ぬ
  メイドさんのドット絵とか結構kawaiiけど、それでも口から血を吐いて死ぬ
  え?倫理観?見た目が人間なだけで実は魔法生物でしょヘーキヘーキ

わるいとこ
・システムが不親切
  死ぬだけでなく、自己強化でも正気度が下がるシステムを採用しており、
  また正気度を失えば失うほど敵が強くなる仕様のため、
  ロクに強化もしないまま立て続けに死ぬと、敵は強いのに自分はへなちょこで、
  死がさらに次の死を呼ぶ厄介なシステムとなっている
・説明も不親切
  ダッシュ中に攻撃することで出せる突きや、
  前転中に攻撃することで出せるアッパー切りなどの説明が一切ない
  特にダッシュ突きは1対1の状況においてかなり強いので、
  できれば使用できる攻撃方法の一覧などが欲しいところ
・その他気になった点
  懐中時計は自キャラが所持しているはずなのだが、
  今の時間(=正気度)を確認できなかったり、
  隠しボスの部屋に入るために正気度を下げるのがわりと手間だったり、
  複数のセーブデータをロードすると、隠しモードが未開放の状態になってしまったりと、
  若干の粗が目立つ
・日本語に対応していない
  念

総論
 難易度が高い上に、(正気度的な意味で)救済措置がないのは確かだが、
 ガードで遠距離攻撃以外の攻撃をほぼ防ぐことができる上、
 スタミナがマイナスになってもガードはできるため、
 慣れないうちでも敵のパターンが把握しやすくなっている
 また、正気度については0になっても能力などにペナルティはないので、
 Vitaeを貯めて地味に強化し続けるなら、必ずどこかで立て直せるはず
 本格的に敵が変異し始めるのは正気度30を切ってからなので、
 10回や20回死んだところでそこまで問題はない、諦めずがんばろう

 ダクソを途中で投げた自分が問題なくクリアできたので、
 よほど2Dアクションが下手な人でも、1周する頃には慣れるものと思われる
 システム的にはダクソ/ブラボよりはまだ有情と言えるのではないだろうか
 少なくともDarkMausよりは間違いなく有情だと言える

 とは言え、ダクソをマルチの数の暴力とエスト瓶とゴリ押しで進める人には
 おすすめできないのも確か


その他
 このゲームには無料版があるため、ストーリーだけサラッとプレイしてみたい人は
 無料版をプレイしてみることをオススメします

 Q:有料版と無料版の違いは?
 A:有料版には以下のモードが追加されています
   ・ボスの四騎士から1人を選んでほんへをプレイできる、四騎士モード
   ・強くてニューゲーム(NewGame+)モード
   ・サバイバルモード
   ・ボスラッシュモード
   ・実績
   それ以外は全部一緒です。無料版でマルチエンディング(4パターン)も全部見られます
   ただし、自動セーブの上、プレイ中の行動によってエンディングが変化するため、
   全部のエンディングを見ようとすると最低2週は必要です

 https://store.steampowered.com/app/820400/Shrouded_in_Sanity_Freebirth/

じゃけん動画の宣伝もしましょうね
https://www.youtube.com/watch?v=IaV66ogZuqI
Posted June 30, 2019. Last edited August 4, 2019.
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1 person found this review funny
11.5 hrs on record (7.7 hrs at review time)
買おうかどうか迷ってる人に

ゲームの良し悪しは別として、このゲームは「続編ありき」の展開となっており、
プレイ中に明かされない伏線とか、次回に引っ張ったストーリーとか、
「Katana ZERO」のタイトルからして、プレイできるのはストーリーの序章的な部分のみと思われる。

また、不幸な目に遭う年寄りや子供、男も女も容赦なく死ぬ展開、薬物キメまくりの世界観など、
まっとうなお話ばかりを見てきた人にはちょっとばかりキツい展開が用意されている。
常日頃「かわいそうなのは抜けない」と嘯く人や、
Hotline Miamiを「うわぁ...」と思う人にはおすすめできない。

そういうのは気にしないとか、それでもいいという人だけ購入するんだぞ!分かったな!

個人的に世界観はさておき、次作に引っ張る気満々なのはちょっとなあ...と萎えた
Posted April 30, 2019. Last edited April 30, 2019.
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37.9 hrs on record (32.9 hrs at review time)
俺はSFステルスゲーをプレイしていると思ったら、いつの間にかBLAME!の世界にいた

そんな感じのゲーム
何を言っているのかわからねーと思うが、正直俺もどう言っていいのかわからなかった...

概要
数世紀の冬眠から目覚めたEn(主人公 変な髪型)が、
肉体を立方体に変化させられた仲間を元に戻すために
かつて栄華を極めたであろう遺跡「宮殿」をひたすら奥へと進んでいくお話
プレイヤーには知る由もないが、登場人物達はかつて競合の関係にあったらしく、
「宮殿」を進むにつれ、少しずつその関係が明らかになっていくならない
プロローグ含め全6ステージ

いいとこ
・BLAME!的巨大構造物の描写
 BLAME!ほど無機質でも乱雑でもないが、惑星規模の「宮殿」のデザインは
 某オロキンタワーを彷彿とさせる上、SFチックでとてもよろしい
 第一種臨界不測兵器ほどではないが、銃の作りなんかもなかなかいい感じ
・強要しないステルス
 ステルスゲーは基本的に発砲などの荒事を起こさせないよう、仕様で縛ることが多いが、
 ECHOは、「自分の取った行動は、次のサイクルで敵も使ってくる」ルールがあるため、
 自分のプレイスタイルによって、敵の反応が変わるようになっている
 ルールや仕様でステルスを強要させるのではなく、
 プレイヤーが自然とステルスを選択する(もちろん荒っぽく行ってもいい)ため、
 (敵が超反応だったり、1発食らっただけで即死のような)理不尽なステルスになっていない
・敵の描写
 物言わぬ自分のコピーが無表情で殺しにかかってくる様は、なかなか来るものがある
 ふと気づいたら周りの人間が無表情でこっちを見ていたくらいのホラー感がある
・バランス取りの上手さ
 登場当初は動くことすら難儀していたコピーが、次第に滑らかに行動してくるように、
 ルールに慣れた頃に新しいルールをぶっこんでくるタイミングと、
 それをストーリーにちゃんと絡めてくる上手さがある(後半はだいぶムチャクチャになるが)

わるいとこ
・プレイヤーに丸投げする気満々のストーリー
 ストーリー自体、ちゃんと考証するには要素(証拠)が足りなすぎるし、
 どこかしらに説明がつかない点が生まれてしまうため、
 「適当に意味深な内容盛り込んでおいたら、あとはプレイヤーが勝手に云々してくれるやろ」
 みたいな丸投げ感をものすごく感じる
・周回要素の薄さ
 一応周回要素・隠し要素はないこともないが、所詮はオマケ要素程度でしかないので
 周回をするモチベーションに繋がるかと言うとそうでもない
・ダレる
 最初と最終ステージ以外では、登場する敵に変化がないことと、
 見た目こそ変わるがステージ自体もそこまで大きな変化はないため、
 3ステージ目か4ステージ目くらいで次第にダレてくる
 ストーリーが中途半端に長いことと、単なる場面移動シーンがカットできないことも一因
 もう少しピリッとした印象を与える何かがあればまた印象も変わったのかもしれないが...

総論
とりあえずストーリーを見つつ1周する分にはなかなか良いゲーム
巨大構造物とか異星人の残した遺産とか異化作用とか
そんなキーワードにピンとくる人は触れてみてもいいかもしれない

じゃけん動画の宣伝入れましょうね
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1410679635
Posted March 11, 2019. Last edited June 30, 2019.
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