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54.5 hrs on record (24.3 hrs at review time)
Early Access Review
2023年9月現在のバージョンについてのレビューです。

ゲームシステムはまあふつうに「エイジオブエンパイア(戦争抜き)」という感じで、新奇性はあまりないと思います。
ブリテン島の北方、スコットランドのなかでも長く厳しい冬で知られるハイランドで、命すら危ぶまれるほどの寒さを乗り越えて氏族を繁栄させるという舞台設定が個人的に好きです。
(わたしが、バッグパイプがBGMな時点で加点する人間であることを差し引いたほうがいいとは思います。)
涙も凍る寒さに震え、不毛のボグ(泥炭地)からピートを掘り、寝ている間に死なないだけの熱を何とか確保する、というハイランダーロールプレイにニコニコになる人向けにおすすめします。

なお、戦闘がないのはアーリーアクセスだからではなく、トレーラーを見るに、意図的に要素として含めていないようです。
なので、完成まで待ってもイングランドからアングロサクソンが攻めてきたりはしないはず。
Posted September 15, 2023. Last edited September 15, 2023.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
5 people found this review helpful
1 person found this review funny
101.8 hrs on record
全体的な印象としては時間がかかる。基本の難易度が結構高く、数回やり直したこともあるが、初回クリアまでちょうど100時間を要した。敵が悪魔の群れで、研究ツリーにオカルト研究が含まれるのが特徴的か。

・システム
ジャンルとしてはクラフト主体のサバイバルもの。戦闘はスクエアベースのリアルタイム式。
体力、飢餓、睡眠が設定されており、飢餓状態が続くと体力が漸減して死ぬほか、配給する食料の種類や疲労度によって労働効率が上下する。
拠点での労働によるクラフトをし、装備を整えて敵が待ち受けるマップで戦闘をすることで物資を集め、研究を進めるというのが大体の流れ。
また、他にも生存者の拠点が存在し、定期的な交易のほか、依頼の達成で友好度が上げられる。友好度が下がり過ぎると襲撃されることも。
各キャラクターは労働や戦闘で経験値を獲得でき、スキルポイントの消費で能力増強や特定の武器防具の装備が可能になる。

・ストーリー
3人で山に遊びに行ったら突然悪魔に襲われ、命からがら逃げだしたものの、市街地は悪魔たちが密集していてとても近寄れない。山に潜み、体制を整えて生き延びるという筋。
全編テキストベース進行な上にかなり薄味なので、ストーリーに力が入っているという印象はあまり受けない。
結末は2パターンあるが、絵が数枚とナレーションで終わりな上に最終ミッションの終わらせ方で分岐するので回収も簡単。

+生産管理の自動化
最終的に数十人のキャラクターを管理するため、自動化には力が入っており、労働内容によって作業の得手不得手や好みを考慮して優先度を設定できる。また、クラフトも指定数を下回ったら自動で生産開始を設定でき、なんらかの警告が出るまで放置できるようになる。

+スキル設定
初期設定されている職業に応じたスキルを伸ばすことで各キャラクターに特徴が出てくる。労働効率上昇や戦闘関連パラメーターの上昇のほか、高レベルの聖属性・魔属性の武器・防具は装備するために各々必要スキルがあり、全員最強装備で固めればOKという事態にはなりにくい。

+舞台設定
現代世界に悪魔が襲撃して阿鼻叫喚という、サバイバルクラフトものとしてはちょっと独特な舞台設定で、聖別された銃や呪いのこもった弓などが登場する。好きな人は好きだろう。
登場悪魔は西洋主体だが、なぜか殭屍キョンシーも出てくる。

-研究開発
初期は割合サクサク進む印象だが、終盤になると敵の強化に装備強化が遅れがちになる。ツリーを進行していくと、研究開発に必要なポイントが指数関数的に増大するが、研究要員は指数関数的に確保することが難しいためだ。そのため、終盤になると研究開発が終わるまでの時間つぶしで探索や依頼をこなすような状況になり、ちとダルい。
また、研究ポイントのほか研究資料等が必要となる研究があるが、探索か交易でしか入手できず、気を抜けば部隊全滅があり得る難度の探索か、とてつもない高値を払うことになる。

-交易
商品の価格が全体的に足元を見た売値で、高レベル装備の素材を探索パーティ全員分買うというようなことはまず無理なバランスである。探索への圧力としてのバランス設定化とは思われるが、とても不足した消耗品を買う程度での使用をする気にはならない。

-戦闘
マップ上の探索地点を指定すると、スクウェアベースのリアルタイム戦闘(スペースキーで時間停止可能)が開始される。
敵味方ともに遠距離攻撃 対 近接攻撃でペナルティが付く。当然射程の長い武器の方が攻撃できる範囲が広く有利だが、ペナルティでバランスをとり、近接担当のキャラクターを作る必要性を上げているのだろう。
基本的には敵の数の方が多く、視界が設定されているため、少数の敵を釣ってチマチマ潰していくのが基本戦術となるが、とんでもない長射程かつ視界が広い敵が登場し、姿が見えないうちに攻撃されるケースが増えてくるとなかなかのストレス。
また、HPがゼロになると時間をかけて育てたキャラクターも即死する。
ちなみに、通常戦闘はHPバーだけが表示される簡易処理が可能で、ノーダメージで倒せる敵相手であれば即終了できる。厳しい戦闘が続く中、この機能はありがたかった。

・総評
オカルト要素が入ったちょっと毛色の違うサバイバルゲームがやりたいという人にはお勧めできるかと思う。
ただし、全体的に難易度上昇が結構急で、装備でカバーしようとすると時間がかかるため、ちょっと気軽にクリアとはいかないし、ストーリーも薄味で再プレイを促す内容ではない。
段々とキャラクター数、クラフト品目などが増えていき、自動で生産が進むさまを眺めて楽しめるのであれば買い。
Posted March 22, 2021.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
2 people found this review helpful
6.1 hrs on record (3.9 hrs at review time)
普段は根暗だけど夢の中ではとっても粗暴なそぼこさんが暴力的に解決する、サイケデリックな色遣いのベルトアクション。
ボリュームは値段なりかな?ステージが3つしか無いのでオマケのタイムアタックまでひととおりやっても3時間で終わる。
Turtles in Time等でもお馴染みの、左右に敵を振り回す投げ(敵に接近すると自動でつかむ->矢印キー左右を交互に入力)が有るのだが、
・単純に一発が強い(強めの雑魚が3回振り回すと死ぬ)
・振り回している間は無敵
・当然振り回している敵にも当たり判定が有る
・最後に入力した方向に敵を投げ飛ばすのだが、これにも当たり判定が有る
と異常に強力。
あと、シューティングでいうボムも3発あるので、難易度はかなり低い。
しかも廊下にたくさんある花瓶でセーブができるので、死んでもやり直しがそれほど辛くないはず。
一目見て明らかなストーリー分岐はあるけど、まあ有ってないようなもの。

ボリュームとか手ごたえの面では期待できないけど、アクションが得意ではない自分としては十分楽しめた。
Posted February 24, 2020.
Was this review helpful? Yes No Funny Award
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