評価が「圧倒的に好評」なのと、セール時69円の安さにつられて購入しました。結論から言うと、とても面白かったです。

ジャンルは２Ｄサイコロジカル・ホラーアドベンチャー。音や光、血の演出（なかなかうまいと思います）で直接的に怖がらせる場面もありますが、どちらかというとジワジワと精神的な恐怖を煽るタイプですね。
ややチープで、不気味で、ほのぼの？したグラフィックは独特の味があり、作品のテイストにマッチしていると思います。

DISTRAINT（動産差し押さえ）とタイトルにあるように、物語は主人公のPriceくんが、仕事として、借金などの理由でどうしようもなくなった人達のところに行き、立ち退きの契約を迫っていく流れになります。追い出された人達はすぐに新しい家が見つからなかったり、お金が苦しかったりで、当然幸せな末路を辿れるはずもなく・・・
良心の呵責に苦しみながらも、貧しいアパートぐらしのPriceくんはお金のためと仕事を続けていくがやがて・・・
結末はなかなかに衝撃的で、道中わからなかった部分が最後にそういうことかと判明したときはゾクゾクするものがありました。ホラーというより、Priceくん（＋α）の人間ドラマとして、面白いストーリーでした。

プレイの感触としては、古き良きコマンド総当たり式のアドベンチャーゲームの趣がありましたね。
特定の人物に話しかける、あるいは！マークの出る場所を調べてアイテムを発見し、それを特定の人や物に突きつけることで先に進めていきます。たまに出て来るパズルも良いアクセントになっています。
しかし、ところどころどうやって進めればいいかわかりづらい場面があり、スムーズなゲームプレイの妨げになっていると感じました。唯一そこは批判したい部分です。

クリアまでの時間は２～３時間。実績は取り逃がさなければ１周で全て取得できます。
日本語には残念ながら対応していませんが、特にスラングまみれだったり、難解な内容ではないですし、自分のペースで読み進められるので、多少の英語力があれば問題ないと思います。私は最初から最後まで通して１０個程わからない単語があり、辞書をひくことになりましたが。当然ですが内容がわからず進めて面白い類のゲームではないのでそこはご注意ください。

以上を総じておすすめとさせて頂きます。お読み頂きありがとうございました。

２D横スクロールのホラーゲーム。主人公は仕事で様々な理由で立ち退きをしなくてはいけない人達に退去通達をして契約書にサインさせていくが良心の呵責やストレスで幻覚が見え始めるといったもの。定価が５８０円と値段相応で数時間でクリアできる短編物となっています。セール時は１００円未満で売られているときもあります。

かわいらしい見た目だけど本格的な精神的ホラーゲーム

すこし謎解きに迷って２時間半でクリア！話も演出もよく出来てると思う。ビックリ多めだから苦手な人は注意。今ならなんとセールで９９円！٩( 'ω' )و

【言語】日本語化されました
【難易度】やさしい
【実績難易度】簡単
【実績コンプリート時間】2時間半

横スクロールのみの2Dドット絵ホラーアドベンチャーです。
仕事のストレスでさまざまな幻覚を見るようになり、現実との区別がつかなくなるというホラーものです。ちょっとグロ系なのかな？私はあまり怖くありませんでしたが、雰囲気ホラーだと思います。

グラフィックが綺麗なので、雰囲気がいい。
ありがたい事に、現在は非公式の日本語化MODもあるのでストーリーもわかります。
また今は公式で日本語化されてますのでストーリーも楽しめます。
クリアまで2時間ほどのゲームなので、過度な期待をするとあっさり終わるのでがっかりするかもしれませんが、低コストのシンプルなゲームを探している人にはピッタリだと思います。

個人製作のインディーゲーム。
軽いパズルを解きつつ、基本一本道のストーリーを楽しみ、全実績も含めて2時間ぐらいでクリアできる。
主人公プライスが「DISTRAINT（動産差し押さえ）」の名の通り、支払いのできなくなった人のもとへ向かい退去通達をし、その犠牲によって上がっていく収入との葛藤に悩む、というストーリー。
日本語化されています。


・ディフォルメされたドットデザインだけども、ホラー要素がしっかりと描写されている
・ポストエフェクト（ライティング、フィルターなど画面効果）によってドットのチープさを感じないビジュアル
・すごくシンプルなパズル。詰まることはほとんど無い。ストーリー重視のゲームデザイン
・プライスの内面の葛藤を納得いく内容で描いている。（だよねー…と共感できる）
・セール時にはびっくりするぐらい安くなる


・進行不能バグにたまに遭遇する
・ホラー要素とストーリーとの関連性がちょっと疑問。プライスの葛藤が主だと思うのだが、ホラー要素が入っていなければいけない理由が薄い
・ちょっとキャラデザインが微妙（これは好み）
・横スクロールのみのステージデザインの為、部屋に入ったり通路に出たりした際、現在位置がわかりづらい（これはちょっと気になった程度）
・邦題が何も伝わらない。「ドットホラーストーリー」って…


結論、オススメする にしています。
正直に言うと、このゲーム面白いか？と問われた際、「ちょっとしたショートムービーを楽しんだぐらいの感覚」と答えると思います。

ですが、個人で強い情熱を持ち、ゲームを完成させてリリースまで持っていくというのは誰にでもできることではないので、そういった個人のインディーゲーム開発者を応援したい気持ちもあってオススメにしています。
今後も大手では出てこないインディーゲーム開発者ならではの視点でのゲーム（それとゲームにかける情熱）を楽しみにしています。

象に追いかけれらて翌朝になると、そこから何も操作できなくなる。
英語わからないけどやってみたら英語は進めた、日本語版だからなの？
日本語でプレイしたいので何とかして欲しい…。
とても好きな雰囲気で楽しみにしていて、2も一緒に購入したのでこのままでは悲しすぎる。

どんよりねっとりとしたイヤ～な感じの暗さのホラー。
デカい音での驚かしやゴア描写が割とある。
日本語訳についてはストーリーを読み解くうえでは特に問題ないレベルだと個人的には思う。
主人公の葛藤がストーリーの主軸となっているので、ストーリーに入り込むほどしんどくなってくる。

セールの時は2桁円まで下がるのでかなり購入のハードルは低いと思う。
ぜひ元気なときにやってください…。

日本語化MOD有
ホラー苦手な自分でも出来たのでそこまで怖くはないですが、グロテスクな表現が苦手な人は注意かもしれない
だいたい二時間程度でクリアできると思います
たまに100円以下で投げ売りされてるときあるのでそこを狙ってみてもいいかもしれない

ちゃんと２もやろうね

キーボードで操作していると、時々勝手に動き出してしまい、そうなるともうどのキーを打っても反応しなくなりゲームを終了することもできなくなる。
こまめにセーブしたいができない時もあり、雰囲気はすごく好きなのにそのせいでゲームを進めるのが苦痛になってくる。

貧乏生活から抜け出すために不動産屋で働き出世を目指す主人公のプライス君が良心の呵責を感じながら土地から家から人を追い出す仕事をし続け、そして・・・という物語の選択肢無し一本道ホラーアドベンチャーゲームです。
面白かったです！ホラーがお好きなお方や物語を追うのがお好きなお方にお勧めです。
独特のドット絵背景が素敵で、独特のデザインのキャラクター達も素敵です。
BGM・SE共に良く、音響効果による演出も見事でした。
途中途中で突然ビックリさせるような演出が入るので苦手なお方は少し身構えておいたほうがよいかもしれません。

ボロアパートに住みコーヒーの一杯も満足に飲めない貧乏生活をしているプライス君が、お金持ちになるために不動産屋の社員として仕事をし続けます。
プライス君の仕事は”立ち退き契約書”にサインを貰うこと。
自身が出世してお金持ちになるために他人の家を土地を差し押さえ立ち退かせる。
仕事をすればするほど心の奥底からの良心の声が大きくなり止めに来る。
自分かお金か、心の声を聞くのか抑えつけるのか、苦悩・葛藤・響いてくる声は止まらない・・・というホラーストーリーです。
タイトルの「DISTRAINT」は「動産差し押さえ」という意味だそうで、まさにこの物語にピッタリなタイトルで素敵です。

少し残念だったのは、意図的にダッシュ(走る)が出来ない点と物語が少し短い点です。
私はプライス君の心情の設定からわざと歩みを遅くしているのだろうな～、と思って走る機能がないことは演出の一部として納得しましたが、走れないのは人によってはイライラするかもしれません。
そして物語が少し短いのが残念でした。
プライス君の仕事と苦悩・葛藤の物語をもう少し長く綴って欲しかったです。
後１つか２つ仕事の描写があればなぁ、と思ってしまいました。
あ、後もう一つ。
日本語翻訳は問題なかったのですが、キャラクターの発言の文字色が間違っている箇所がチラホラと見受けられました。
あれ？今の発言はこの人？・・・いや違うな、こっちの人だ。と文章を読んでいて”うっ”と止まってしまう箇所が何箇所かありました。
そこが少し残念でした。

物語は一本道でエンディングも一つです。
プレイ時間は全実績解除のために２周したとしても、恐らく２～４時間ぐらいだと思います。
私はかなりゆっくりプレイしたので５時間以上かかりました。
ホラーストーリーがお好きなお方、物語を追うのがお好きなお方にお勧めします。