皆さん、こんにちは！

『Manor Lords』が早期アクセスを開始してから1年が経ちました。正直、それほど時間が経ったような気はしていません。上手くいくことだけを願いながら、リリース前日に発売用のビルドをアップロードしたことを今も覚えています。あれから1年が経ちました。

さて、これからどうなっていくのでしょうか？

まだやるべきことは山積みですが、最近は新要素の開発と改善に取り組んでいます。今回は、チェンジログや最終的なものをお見せすることはできませんが、今後予定しているコンテンツを少しだけお見せしたいと思います。まだ開発途中のものですが、今後どのような方向に本作進んでいくのかをお分かりいただけると思います。

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『Manor Lords』の成長に伴って、ソロ開発プロジェクトとして始まった本作も、現在はプログラミングやアート、デザインやAIなどの才能溢れる開発スタッフと共に開発を進めています。

Nathan (マップデザイン)、TomとKurtis (プログラミング)、Niklas (AI)、Basia (2Dアート)、Nocolas (3Dアート)、そしてDarrenとJames (ゲームデザイン)たちを迎え入れました。また、技術サポートや品質管理、移植を専門とするスタジオQLOCなどとも開発を進めています。

そしてもちろん、私も開発に参加しています🙂

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AI領主が村を築き、管理することができるようになりました。開発初期には搭載されていなかった生活区画や裏庭拡張、2世帯住宅などに関するさまざまなコンセプトを取り入れる必要があったり、市場に関する私たちの認識を改める必要もありました。

AIが区画ツールを上手く利用できるようにさまざまな工夫を凝らしてきました。まだ現在もAIの都市計画能力を改善しようと取り組んでいるところですが、その後は交易や農業が行えるように開発を進めていく予定です。

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地域の生産と消費に関する情報を表示する新たなスクリーンの開発にも時間をかけています。

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好感度の変動が少なくなるように変更が施され、過去の出来事より最近の出来事がより影響を与えるようになりました。

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多くの建物が維持費を必要とするようになります。例えば、鍛冶屋は継続的に工具を必要とし、鉱山は継続的に板材を必要とします。
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また、維持費を上げることで生産効率が挙げられるようなシステムも開発していく予定です。

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新たに2種類の建物を追加する予定です。豊かな資源から永続的に石を採掘することができる「採石場」、高度な石造建築に必要となる石灰を生産する「石灰窯」を予定しています。

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城を追加したことで、パスファインディング機能や当たり判定に新たな課題が生まれたので、その修復にかなりの時間を費やしました。

これまで『Manor Lords』の世界は常に2Dとしてコード化されていたので、コリジョン問題の解決が容易で、かつゲームの最適化にも繋がっていました。しかし、それでは人が上に登れて、同時にその下を人がくぐり抜けていくような「適切な」門を実装することはできません(2Dで考えると、当たり判定が発生してしまうから)。そこで、私はこの問題を調査し、複数の階層をサポートできるようなパスファインディングを構築しました。ただ、それを導入するための余分な計算コストが割に合うかどうかは現在テスト中です(この機能は「門」のためだけに実装されているので、理論的には守備隊を配備することでチート的な利用ができてしまうのです)

また、他のパスファインディングシステム(例えば、Flow FieldやContinuum Crowdsなど)のほうが『Manor Lords』に適しているのではないかということも検討しました。しかし、本作にはグリッドがなく、巨大な「オープンワールド」であるため、現在の解決案がベストであることが分かりました。とても時間のかかった目に見えない努力ですが、確信を得るためには必要なことでした。
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これは少し愚かな判断ですが、ユニットが経路を見つけやすくなるように、壁を厚くしたり通路を広くしたりするようなことは極力避けるようにしています。というのも、可能な限り現実的なサイズ感を再現したいと考えているからです──小さな扉や細い通路など。まるで中世の建築家が、大勢の兵士たちが城内を動きにくくするようにしていたのと同じです。
興味深いですね。

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私たちは現在、水車のプロトタイプを構築しています。より史実性を高めるために水路のシステムを導入すべきだという歴史専門家の方もいらっしゃるので、同意を得られるまでは追加は保留です。

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高い崖は少し邪魔だったので、よりスムーズに動くようにカメラのコードをリワークしました。
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まだ、デザイン段階ですが、あともう少しで完成しそうです。次回のアップデートで可能であればお見せする予定です...きっともうすぐです！

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UIに存在していた開発途中のものを、より適切なものと入れ替え始めています。

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地域に川がある場合、それを池の代わりに釣り場として活用できるようになります。

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城の一部構造物(レベル1)をリワークしました。

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新たなマップ資源のロケーション・デザイン。

とりあえず、今のところはここまでです。
いつも皆さんからのサポートやフィードバック、ミームなどには本当に感謝しています。
とても忙しい1年でしたが、今後さらなるコンテンツをお見せできることを楽しみにしています。

いつもありがとう。
Greg