大きな期待をしなければ悪くないゲーム。今後どこまでアップデートされていくのかが最大の楽しみ。

＊＊＊以下2021年1月23日に追記＊＊＊
大型アップデートが来てちょっと良いゲームになった

・ジャンルは「メトロイドヴァニア」「月下の夜想曲」
・ドット絵、音楽、遊んだ感じ良質
・おねうち価格
・ロードス島要素は無くは無い
・ボリュームはレビュアー達のプレイ時間で察しよう
・ボス戦が良い
・ザコ戦はなんか単調

ロードス島で月下ってずいぶんな販売戦略だな！買い。
フルリリースとなる次の大型アップデートも楽しみ。

苦手ジャンルではあるけど（何度も死んでる）、開発発表から期待して、めちゃし狙っていたので
ディードを操作できるだけで満足です。（武器でレイピア以外使うのはちょと違和感あるけど）
とりあえずステージ２まではクリアーできたので今後の展開が楽しみな作品
他のNPCロードスメンバーも出てくるしロードスファンには是非とお勧めします。
ここの開発は、似た作品で東方関連で２作品出してますがそちらもクオリティーは高く値段もリーズナブルで満足です。

購入ポイントとして、狙っている人は早期アクセスの時に購入すればまず極端に大幅なセールすることないと思うので、早期アクセス中であれば安く手に入ると思うのでタイミング逃さないようにすることをお勧めします

キャッスルヴァニア系統としては非常に良作。
優れたドットアニメーション、良質な音楽、少し考えるとわかるギミック、適度なやりこみ要素。
全てが高水準にまとまっており、かつバランスが良い。

欠点を上げるならば、ロードス島戦記を少しだけ知らないとシナリオの意味が分からなくなってしまう点。
なにせロードス島戦記の原作の文庫本が角川文庫から発売されたのがが1988年（！！）である。
ある程度の年代の人は教養のようなものであるが、若い世代には…？というところである。

しかしその「ある程度の年代」の人間としてはキャッスルヴァニアでドット絵と言うのが、非常に刺さる。刺さりまくりである。しかも異常に滑らかに動くし、かつ原作の空気を崩さない、いい塩梅なのである。
ディードリットなどは書く人によって顔が変わってしまうキャラクタなのだが、それがドット絵で空想の余地を残しつつ、しかし全体の空気は間違いなくディードリットなのだ。これはたまらん。

要するにだ。俺もトロコンしたんだからお前らもやれ。やりなさい。

アーリー開けてクリアしたのでレビュー。
操作性の良さ、敵を倒す爽快感が売りのアクション方面に比重を置いたメトロイドヴァニアです。
全体的なプレイの流れとしては、武器が方々に落ちていたり売っていたりして、それらを集めつつボス部屋に到達して次のステージへ、という感じ。
レベル制を採用しており、レベル上昇によってダメージが上がっているようです。（レベルに関してはほとんど気にしていなかったので確証が持てない）
順当にプレイしたらおそらく6～9時間程度、上手い人なら5時間以内にクリアできるかも、というくらいのボリュームです。値段の割には遊べる時間は短いですが、このゲームとしては適正な長さだったと思います。

まず良いところを。
先述の通り、操作していて苦がなく次へ次へと進めます。風の精霊による滞空や二段ジャンプは操作の快適さにかなり貢献しており、武器攻撃も（範囲が広いものを選べば）当てやすいです。ヒットボックスを大きめにしている印象。
画面上に映っている全ての敵を対象としたホーミング攻撃（だいたいの敵はこれ一撃で死ぬ）を気軽に撃てるのは賛否両論あると思いますが、さくさく進めて楽なので私は割と好きでした。こんな楽に進めるメトロイドヴァニア見たことないよ！　ちなみにボス戦もこれ連打になります。
ボスの難易度は極めてちょうどよく感じました。基本的に一回負けるか負けないかというくらい。こう書くとぬるすぎるのでは？と感じるかと思われますが、条件を満たすと持続回復できるシステムがあり、ダメージを受けてじわじわ回復して……を繰り返すため割とスリルはあります。勝ったときにHPが低かったら「ふう……ギリギリだったぜ」と思える理論。

ゲーム部分の悪いところとして、ボス戦闘や操作性自体は良いものの肝心のメトロイドヴァニア要素がほぼ死んでいることが挙げられます。
探索面は非常に単調で、合間に挟まる歯車ギミック（弓を使って動かす）がそれをごまかしている感じ。色付きの扉が各所に配置されており、どこかにあるスイッチを押すと対応した色の扉がすべて解放されます。地図に扉の位置が出るので探索はスムーズなのですが、変なルートを探してみたり、ズルできないか試してみたり……というメトロイドヴァニアの楽しいところはほぼ無いかも。
扉を排してもっと有意義な体験がある仕掛けにすればよかったと思います。水の中で呼吸ができるアイテムや、スライディングで狭い通路を通り抜けられるアイテムがあったにも関わらず、それらを使える場所は2～3か所と極めて少なく。
せめて「鍵があれば通れて当たり前の通路」である扉を、「ワンアクションでクリアできる障害」である深い水場や狭い通路に置き換えるだけで、凝ったところのないマップを漫然と魔法を撃ちながら進むだけの現状の退屈さをある程度排せたのではないかなと思います。楽なのはいいんですけど、楽じゃなくて楽しむためにゲームをしているので……。（でもさっき楽だから好きとか言ってたじゃん）
武器はいろいろあって面白い……と言いたいのですが、ぶっちゃけ水増しです。もっと数を絞って武器の強さや使いやすさの差の刻みを大きくすれば、使い心地の変化や状況に対する使い分けを楽しめたように思います。微妙にスペックが違うだけの武器があまりに多すぎる……。進行に必要となる武器や魔法は最初に手に入る弓を除いて存在しないのもあり、この手のアイテムの配置に意図を感じない（適当に置かれている）のも残念に思いました。
あと細かいところを挙げるとすれば、一部のクソ配置とそれを助長するシステム面のアシストの無さです。敵は画面外から撃ってくるのにこっちの矢は画面外に出た瞬間消えるのひどいし、カメラは常に自機固定なので矢の射程が狭いという。

音楽は必要十分、グラフィックはドット絵の横スクロールとしては極めて高水準です。主人公のドットアニメは枚数が多く（むやみに増やしすぎてメリハリのないアクションになっている部分もある）、操作の気持ちよさに繋がっています。
一方でストーリーは虚無でした。ゲーム自体は探索含め無心で遊べるくらいには面白かったのに、ストーリーの虚無さが割と致命傷で、正直一番評価を下げたのはここです。原作を知っているのに何も楽しめないとはこれいかに。
メトロイドヴァニアでもロードスのゲームでもなく、ボス戦とアイテム掘りを楽しむゲームだと思って買うとよいでしょう。私はメトロイドヴァニアでロードスのゲームだと思って買ってしまったのでサムズダウンしておきます。

XBOX Oneコントローラーを使用。アーリーアクセス時点のエリアクリア済み。アップデート後に追記予定。

『東方ルナナイト』の『Team Ladybug』が贈る、『ロードス島戦記』の横スクロール探索型アクション。突然見知らぬ場所で目を覚ました主人公『ディードリット』、ここが何処なのか、答えを求め、おもむろに歩き出すのであった。


◆ 過去作から引き続き、丁寧なドット絵の書き込みとキャラクターの細かい仕草や動きが魅力的。流石は『東方ルナナイト』の制作陣といったところだろうか。



◆ レベル、装備、アイテム、MP消費によるスキル等々、インスパイア元である『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』の基本に忠実な作りになっている。探索する事で入手できるスキルの仕様はどちらかといえば『ルナナイト』のモノに似ているだろうか。


装備品は『近接攻撃用の武器一種（剣や槍等）』と『遠距離用の武器一種（弓）』が装備可能。武器毎に攻撃力と連射速度（攻撃速度）が異なる。遠距離武器はパズルの攻略や仕掛けを作動させる為に使用する場合もある。

各種装備品は敵を撃破でドロップするか、店で購入可能。また、装備品は装備する事でしっかりと外見が反映される。



◆ 主人公は精霊の力を切り替えることで、様々な恩恵を得ることができる。本レビュー執筆時点では使用可能な精霊は二種類あり、使用中は滑空する事ができる『風の精霊』、特定のオブジェクトを爆破可能な『炎の精霊』が使用できる。


使用中の精霊に対応した属性の攻撃を無力化する事も可能で、それを応用して進む場所もある。
弾幕系で稀に見かける能力といえば分かり易いだろうか。メトロイドヴァニア系であれば『Outland』で似たような能力が存在している。




◆ 現在はアーリーアクセス中の為『30～50分』程でクリア可能。
ただ、『Team Ladybug』の作品はクオリティが高いが、完成後もボリュームは少なめなモノが多いので購入を検討されている方はそちらを留意して欲しい。



◆ 敵が武器や道具等のアイテムをドロップするのだが、『モンスター図鑑』の様な機能が現状では無く、どの敵が何をドロップするのか分かり難い。

こちらはアップデートで対応されそうな機能なので、今後に期待したい。



◆ 本作は間違いなく良作ではあるが、特徴的な要素はほぼなく、現状では良く出来た『月下の夜想曲』クローンの域を出ない。無個性と言い換えても良いだろう。



ストーリーも良い意味で薄いので『ロードス島戦記』シリーズを知らない方でも楽しめるようになっている。ボリュームは少なめだが、良く出来た良作。完成後であればプレイして損をする事は無いだろう。

ただ、辛口評価になるかもしれないが、上記したように個性の無い作品とも取れる本作は、メトロイドヴァニア系で他にプレイしたい作品があれば、あえてオススメする程ではない。


プレイ動画をアップしているので、気になった方はこちらを参考までにどうぞ。https://youtu.be/gwvA9eI-ZlM

他にもアクションやメトロイドヴァニア系をSteamキュレーターで紹介しています。
良かったら御覧ください。

アーリーアクセス
ロードス全く知らなくても純粋にメトロイドヴァニアとして楽しめます
アイテム収集要素などもありやりこみ要素もバッチリ
今後に期待

グラフィックで惹かれて早期アクセス中に安かったので購入、自分には合わなかったかな
序盤のボスは良く出来ていて、行動パターン見切って殴る王道的な作りでアーリーアクセスでは期待してたけど
中盤や後半のボスや雑魚の行動パターンの作り込みやバランス調整が大味になってゲーム体験としてもあまり新しい要素がない

別にレベル上げしなくてもクリア出来るが、序盤から後半にかけて敵の経験値がほとんど増えないのでレベル上げはつまらないしハクスラ的なドロップ収集の楽しみもない、店もあるが消費アイテム以外は固定アイテム以下の性能ばかりでお金を稼ぐ楽しみもないので、そういう要素を期待してる人にはオススメしない

グラフィックやアクションは作り込まれていてやりごたえがあるのですが、
プレイ時間が短い（1時間で終わる） ことに不満があります。

アーリーアクセスの踏破率は20％、これが製品版になって5倍のボリュームになったところで5時間程度。私にとって満足できるボリュームではありません。

私には、ボリューム不足の 原因は明白 かな、と映りました。それをお伝えしてレビューの代わりといたします。



私にとって、不満点はボリュームだけです。
そして、その不満点はすぐに解消されるのではないかと思います。

なぜボリュームが出せないか？　

それは、
与えられたアクションを味わう間もなく次の追加アクション要素を与えるから、
だと私は感じました。



通常、アクションゲームにおいて「二段ジャンプ」や「スライディング」などは動きの幅を大きく広げる重要な要素だと思います。

例えば「二段ジャンプ」であれば物語の中盤あたりに登場し、通常のジャンプでは届かない崖を飛び越えたり、高い段差を登ったりなど自由度をグンと広げてくれます。

操作は快適になり、これまで苦戦していた敵やギミックを悠々クリアできるようになって、もはや別のゲームを遊んでいるかのように楽しく興奮できます。

そして、段階的に「大ジャンプ」「ゆっくりと降下」などを経て、（それぞれのギミックを堪能した後）やっと浮いたまま移動できる「ホバリング」に到達するものだと思います。

しかし、このゲームは最初の追加アクションが「ホバリング」です。


通常アクションを堪能する間もなく、いきなり最強のジャンプを手に入れるわけです。

これでは普通のアクションゲームなら味わえたであろうヒヤヒヤするジャンプステージや、あとちょっとで届く崖などのギミックが味わえず、ある種の興ざめになってしまうのではないかと思います。

せめて、1体くらい 基本アクションで立ち向かうボス を用意してくれても良かったのに……。

私の感覚では、 基本アクションの状態で現在のマップボリューム くらいあってもやりすぎではないと思います。

なにしろ、このゲームの基本システムには

• レベルアップ要素
  
• 武器を変更すると速度や射程も変更
  
• お金と買い物システム

が標準搭載されているので、キャラを育てカスタマイズする楽しみがあるのですから。



このゲームの基本アクションは

1. 攻撃
   
2. バックダッシュ
   
3. ジャンプ
   
4. ジャンプ攻撃（8方向）

の4つのアクションがあり、さらにいくつもの追加アクションが搭載されています。

1. ホバリング（X軸Y軸移動可、攻撃可）
   
2. 弓（角度調整可、跳ね返りあり、紐を切るギミックあり）
   
3. 属性切り替え（風/火、レベルアップあり、属性による無敵効果あり）
   
4. 魔法攻撃
   
5. スライディング（攻撃判定あり）

などなど……

追加アクションはそれぞれが大きなギミックで、操作感やゲームの自由度を大きく変えるものだと思います。

個人的には、上に挙げた5つだけで十分複雑で面白いと思います。
（武器、スキルは増やす予定だそうです。開発者さんの注意書きより）

目まぐるしい、早回しの映画を見ているような感じを味わうのは、それらを堪能する時間があまりにも少ないからでしょう。

単純にマップを広げるのはダメでしょうか？

休憩所と休憩所の間が長い難所を作るとか、通常モンスターを少し大きくして強くしたエリートモンスターを配置したりするなど、ありきたりのメトロイドヴァニアの演出を取り入れるだけでステージは広がるでしょうし、プレイ時間は何倍にも広げられるように思います。

アクションは十分。むしろ豊富すぎます。足りないのはそれを味わうステージだけです。それはコピペで作れるような単純なマップ拡大で良いと思います。水増ししないとちょっと濃すぎるし飲み込めないのです。


最後に、個人的にこういうものが来たらいいなと思う追加要素（アクション、ギミック）を書いて終わりにしたいと思います。

• かまいたちの飛ぶ剣
  
• 盾などパリィの要素
  
• 無敵の付いたバックダッシュ
  
• 非常に素早く長いスライディング（ダッシュ攻撃）
  
• 二段ジャンプ
  
• 天井まで届くジャンプ
  
• 透明化
  
• 中ボス、エリートモンスター
  
• それぞれの追加アクションを駆使して戦うボス
  
• ジャンプで落ちないように進むマップ
  
• 水中マップ
  
• 攻撃で壊れる壁、隠しマップ

以上です。ありがとうございました。

ロードス島戦記が2D探索型アクションゲームになって帰ってきた！

アクションの出来も良くてキャラクター（ディードリット）が良く動く。
武器の種類を変えるとモーションが変わるので細かい。今後増えたりするのかな？
このジャンルのアクションゲーの基本は押さえてあるので操作してて楽しいです。

大体1時間程度で配信されている部分は終わりましたが特にバグも無く丁度いい難易度で快適にプレイ出来ました。
ボリュームが増えていけば立派なゲームになるんじゃないでしょうか。今後に期待します。
この値段で今後の開発に期待できそうなので買い。エルフは良いぞ。

最後にアリウムの二又槍は長ネギだと思う。お勧め武器です。

現在、アーリーアクセスでアップデート間隔は2か月以上、開発進捗のお知らせなしの放置状態です。購入の際には注意しましょう！

小説「ロードス島戦記」を題材とした探索型の2Dアクションゲームです。グラフィックはドットで描かれています。

1. 近距離、遠距離両方の攻撃手段があります。
   
2. 斑鳩、シルエットミラージュ、outlandのようなキャラクターの属性の概念があります。
   
3. 探索を進めると取れるアクションが増えます。
   
4. コンボ・連撃などの要素はない。
   
5. パズル要素あり。
   
6. キャラクターの成長要素あり。
   
7. 敵キャラからの接触ダメージあり。
   
8. 敵キャラへのダメージによるノックバックなし。

1.について：
最初は近距離攻撃のみですが、序盤で遠距離攻撃の手段がでるのでアクションが苦手な人には助かる点だと思います。

2.について：
「精霊の切り替え」という形でキャラクターの属性の変化させてマップのギミックを突破したり、相手の攻撃を無効化することができます。
似た概念の作品を挙げましたが、現在の属性は画面上部のHP、MPバーの色と攻撃時のエフェクト、及び、追従する小さい精霊でしか見分けが出来ないので、他作品に比べて非常に分かり辛いです。

3.について：
アイテムや能力によって取れるアクションが増えるため、ある程度の探索は必須となります。

4.について：
現状では全て武器が単発で威力、硬直の長さ、射程距離により使い分けするようになっています。

5.について：
進行に必須の場所では難易度は低め、脇道のような場所では難易度が高めに感じました。

6.について：
敵を倒すことによって経験値を稼いでレベルアップが出来ます。レベルが上がると攻撃力と防御力が上昇します。HPとMPはアイテムを入手することで上昇します。

7・8.について：
項目の通りです。これらが苦手な人は注意しましょう。

• 今後のアップデートに期待する人
  
• 積極的にフィードバックをしたい人
  
• ロードス島戦記のコレクターズアイテムとして欲しい人
  
• キャラもストーリーも分からなくても良いから、グラフィックはドットで難易度が低めの探索型の2Dアクションゲームを遊びたい人

1.キャラクターゲームとして
ロードス島戦記のキャラクター、主にディードリットが動くのを見て満足できる人向けです。それ以上でもそれ以下でもありません。
ディードリットのドット絵とアニメーションだけは良くできています。

2.読み物として
ストーリーは原作を知らない人へのフォローが一切ありません。また、原作を知っているとしても謎の場所で一人目覚めてNPCに核心をそらした曖昧な台詞を投げ掛けられつつ探索を進めるので、未実装である結末が分かるまでストーリーが不明瞭です。

原作を読んでいることが前提となっており、原作を知らない人へのフォローが一切ありません。

また、2020年2月20日(木)に投稿された『ロードス島戦記』を2Dアクションゲームに！『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンス―』3/13アーリーアクセス開始！と言う題名のお知らせに

ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー の投稿を引用：

新作小説『ロードス島戦記 誓約の宝冠』に至る空白の期間を描きます。

との記載がありますが、現verでは繋がりが全く読み解けません。この部分は非常に不安です。

また、2020年2月20日(木)に投稿された『ロードス島戦記』を2Dアクションゲームに！『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンス―』3/13アーリーアクセス開始！と言う題名のお知らせに

ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー の投稿を引用：

新作小説『ロードス島戦記 誓約の宝冠』に至る空白の期間を描きます。

との記載がありますが、これは正確な表現ではありません。「新作小説『ロードス島戦記 誓約の宝冠』に至る空白の期間のある出来事を描きます。」がより近い表現になります。ある出来事を描くだけなので、原作と繋がりがあるかと言えばある程度のものです。また、クレジットからストーリーはTeam Ladybugが書いており、原作者の水野良先生はストーリーに関わっていないようです。更に、原作無視の設定が幾つもあります。最も許せないのが安易なディードリットのサラマンダーの使役。原作既読ならあり得ない。ハイエルフにとって火がどのような扱いか分かっていない。
以上から、早期アクセス故かどうかは分かりませんが、読み物としては評価できません。

3.探索型アクションゲームとして
「マップが見辛い」「現在の自身の属性が分かり辛い」「エフェクトが主張しすぎて敵弾が見辛い」「撃破エフェクトがボスと雑魚で同じ」など視覚的部分が非常に弱いです。
攻撃モーションに関して、アニメーションの微妙な変化はありますが1種類を除き全て横薙ぎと突きで距離以外の当たり判定は同じです。複数の武器の種類を用意している意味がありません。
マップ構成も意図が不明。ストーリーに関連した構成ではないので、ただのTeam Ladybugの先発タイトルのクローンです。ロードス島戦記である必要は一切ありませんでした。

4.全体を含めて
現状では上記のお勧めに該当する人以外は正式リリースが行われるまで待つことを強く推奨します。

ifの話なら許容したとしても原作と繋がると謳った以上、原作と異なる設定を持ち出した時点で一切お勧めしません。このゲームの話を知らなくても原作には影響はないです。
また、キャラクター・シナリオを省いたとしたら、量も質も値段相応程度の探索型の2Dアクションゲームです。
このクオリティと値段なら「Pharaoh Rebirth+」「Momodora: Reverie Under The Moonlight」「Environmental Station Alpha」などのより良質な探索型の2Dアクションゲームを購入できますので、特に理由がなければそれらを先に購入することを強くお勧めします。
もし、水野先生へのお布施という意味で購入を考えるのなら、小説を買った方が有意義だと思います。