Total War: Warhammerシリーズの集大成。前作前々作含めた全勢力でプレイできる「Immortal Empires」が正式実装され、今後の更なる発展にも期待がかかる。
個人的に「The Realm of Chaos」キャンペーンは正直しんどいだけだったので、サンドボックスで好きなように遊べるIEを是非プレイしていただきたい。

なおVer2.4.0より、「3」でImmortal Empiresをプレイするために「1」「2」本体の購入は不要になった。あくまで購入した分の勢力でしかプレイできないが、単体で全勢力が殴り合う世界大戦に挑むことができる。過去作のDLCも「1」「2」本体無しで購入できるようになった。いきなり数万円はたいて全て揃えても圧倒されるだけなので、気になった勢力やレジェンダリーロードがいたらそれぞれ導入してみよう。

「3」では領地交換やレベルアップの自動化、他勢力ユニットの招集など、欲しかった機能が目白押し。前作プレイ済みの方には無条件でお勧めできるが、「3」から新規はちょっと入りにくいかもしれない。
というのも新規勢力は四大邪神のデーモン軍団が目玉であり、人間で善寄りのKislevとCathayはファンタジー的には脇役に甘んじるような存在である。端的に言うと「3」本体だけでプレイできる勢力は悪魔勢が推されまくっているので、IEでは他の種族もプレイしてみてほしい。
もう「3」単体でIEが遊べるようになった以上、ここから始める以外にもはや選択肢は無いと言っていい。

ゲーム的にはいつも通り、内政要素は簡潔で、戦術要素が肝となる。いかに相手の部隊を打ち破るか、指揮官としての腕がリアルタイムの戦場で試される。
チュートリアルは充実しているものの、戦闘面では説明しきれていないほど細かい要素が多くある。ユニットごとのステータス、能力、相性、スペル、いろんな要素が複雑に絡み合う。
ウェブページや動画から重要そうな情報を集めてみた。長文になってしまったが、どうにも勝てない場合は参考になるかもしれない。



＜近接攻撃＞
・「Melee Attack」と「Melee Defense」の数値は近接戦の攻撃力と防御力ではなく、攻撃の命中しやすさと回避しやすさを表す。
35％を基準として数値の差がそのまま付与され、例えばこちらのMAが相手のMDより20大きいなら命中率は55％になる。（最大90％、最低8％）たとえ強力なハンマーの一撃でも当たらなければノーダメージ。
・命中判定が出た場合、「Weapon Strength」のダメージ量と「Armor」による軽減率でダメージが確定する。
WSは基礎ダメージと貫通ダメージで分かれており、後者はARの計算を無視する。
基礎ダメージは(100-AR値*ランダム(0.5～1))％に軽減される。相手のAR値が50ならば与える基礎ダメージは実数値から50％～75％分となる。
ARの高いユニットは壁役として優秀だが、貫通ダメージの高い相手には不利となる。
逆に貫通ダメージの高いユニットは高価な上に基礎が低いことが多く、ARの低い雑魚相手には持ち腐れになってしまう。
・ユニットを構成するそれぞれの個体には向いている方向があり、側面を攻撃されるとMDが40％ダウンで計算され、背面からだと70％もダウンする。囲まれると結果的に被ダメージ量が大幅に増える。士気にも大きな影響が及ぶため、巨大モンスターでも安易な特攻は控えるべし。

＜突撃＞
・敵ユニットに右クリックして突っ込ませると突撃となる。移動命令で走らせてぶつかるだけでは突撃扱いにならない。
・ユニットは「Charge Bonus」を持ち、接近して突撃態勢に入ると13秒間、指定の数値がMAとWSに同じ分加算される。（毎秒7.7％減少）WSは基礎と貫通ダメージの割合で分配される。
・騎兵などの大型ユニットは自分より小さい敵に突撃すると吹き飛ばしつつ衝突ダメージを与える。相手より巨体かつ移動スピードが速いほど衝突ダメージと突破力が増す。坂を下ると移動スピードが上がるので更に勢いも増すが逆もしかり。なお、敵を吹き飛ばすほど突破力が鈍っていくため、敵陣中のド真ん中で止まってしまうことも。
・槍兵など突撃耐性持ちのユニットは待機しているとその場で構え、騎兵などの大型ユニットの突撃ボーナスを無効化する。ただし側面や背面からの突撃は防げず、上記の側面背面のMD低下も相まって粉砕される。
また一部のエリートユニットは大型だけでなくあらゆるユニットの突撃を無効化できる。
・突撃は疲弊度が大きく蓄積されるので、前線に残り続ける歩兵などでの多用は禁物。
・士気が崩れて敗走している敵に近接攻撃すると、突撃や13秒など関係なく常にボーナスが適用されたダメージ計算を行う。大概、背面を晒して逃げているのでMDも大幅に下がっている。

＜遠距離攻撃＞
・遠距離攻撃は狙った敵が遠いほど外れ、近いほど命中しやすくなる。ただ期待値に決定的な差は出ないので、接近されるリスクを取るぐらいなら下記の高低差を意識した方が良い。
また射撃物自体に追尾性能はないため、足の速いユニットを標的にさせて弾薬を浪費させる戦術も有効。
・ダメージ量は「Missile Strength」で計算され近接攻撃のWSとは別に設定されている。WSと同じく基礎と貫通ダメージがあり、基礎はARで軽減される。
・確率が発生する近接攻撃と違って射撃物が直撃した瞬間に命中判定だが、一部のユニットは「Shield」を装備しており、指定の角度からの射撃物を確率でノーダメージにする。ただし、矢や弾丸などに限り、攻城兵器の弾や魔法弾、ドラゴンの炎などは防げない。
・一部の射撃物には貫通能力があり、例えば大砲の弾ならサイズの小さい歩兵を大量に貫く。一方、敵のサイズが大きくなるほど貫通しなくなる。
・さらに一部の射撃物はMSの中に爆発ダメージも持ち、密集している敵に対して効果的だが味方を巻き込む危険性も高くなる。

＜高低差＞
・敵より高い位置から攻撃すると最大30％のボーナスダメージ、かつ低い位置からの攻撃を最大30％ダメージ軽減する。坂の上や壁の上からの攻撃が当てはまる。空中ユニットも地上ユニットより高い位置にいれば当然ボーナスが適用される。
・遠距離攻撃だけでなく近接攻撃でも適用される。上記の突撃の件もあって、坂を駆け下る一撃は非常に強力。

＜範囲攻撃＞
・ユニットに複数の個体がいる場合、それぞれの個体別に体力が用意されており、全体体力から個体数分で割った数となる。体力6000で120体とすれば1体につき50となる。
・ロードやヒーローといった単体キャラ、一部大型ユニットは、一振りで複数の敵を巻き込むスプラッシュアタックを持っている。
隠れステータスとして、ユニットによって一度にダメージを与える最大個体数は決まっており、例えば最大6体でWSが600だとすれば、1体につき与えるWSが100ずつに分散される。
一度に10体ぐらい吹き飛ばしたとしても、最大6体までなら実際にダメージ計算されるのも6体のみであり、残りは全くダメージが入らない。さらに対象となった個体ごとにMAとMD、ARの計算がされるので、全員ノーダメージの可能性も発生しうる。
・攻撃範囲に特定のユニット（ロードやヒーロー、一部大型ユニット）がいた場合、必ずその個体にのみWSが集中し、他の個体は吹き飛ばされてもダメージ判定にならない。複数優先される個体がいた場合はランダムで1体のみ全ダメージを負う。
例えばロード同士の1対1の殴り合いになればダメージが分散されないので、周りが巻き添えで吹き飛ばされてもロードだけが体力のしのぎを削ることになる。

<スペル>
・戦闘画面の右下にある砂時計は「Winds of Magic」と呼ばれるシステムで、スペル使用時に消費されるマナのようなもの。
砂時計のうち下に溜まっているのが現在使えるマナ量（「Power」）で、上に残っているのが今後使える残りマナ量（「Power reserve」）。
通常、Power reserveから10秒につき1のPowerが溜まる。
・溜まるスピードはスキルやアイテムなどで速められる。戦闘終盤の死屍累々の状態で使っても遅いので、早めに溜めて連発することが鍵となる。
・パッシブスキルなどで得られる「Spell Mastery」はスペル効果を上昇させる。（スペル説明欄では「Intensity」という表現、最大200％）
ダメージ量だけでなく、MAやMDといったステータスのバフ、デバフ数値も上昇する。
・スペルは「Lore of Magic」という種類ごとにまとめられている。Lore of Fireであれば火属性、Lore of Shadowであれば影属性といった形。
スペルが使えるロードとヒーローはいずれか一種類のLoreに属しているが、ごく一部には複数使えるキャラも存在する。
・ロードとヒーローは属したLoreごとに設定されたパッシブスキルを習得でき、スペルを使うと発動できる。Fireに属している場合、スペルのどれか1つを使うと全ての敵の火耐性を数秒間低下させ、Shadowの場合は味方の移動スピードを上昇させる。
・レベルアップによってスペルの2段階目を習得すると、強化版の「Overcast」が使えるようになる。スペルを2回選択すると発動できる。
ただし、通常版と違い暴発して自身に大きなダメージが入る可能性がある。スペル自体は必ず発動できるので、捨て身でも使うべきかどうか考える必要がある。
・スペルにもARに対する貫通ダメージの概念がある。100％貫通するスペルもあるが、それ以外はARで軽減される。

＜ダメージ属性と耐性＞
・ダメージ属性には「Physical」「Magical」「Fire」の3種がある。近接攻撃と遠距離攻撃、スペルにそれぞれ設定されている。またMagicalとFireが複合していることもある。
つまりPhysical、Magical、Fire、Fire＋Magicalの4種のパターンが存在する。明らかに物理で殴っているのにMagical属性という場合もよくある。
・上記のARの計算の後、属性に対して耐性を持つ場合、そこから更にダメージが増減する。
-「Physical Resistance」は指定のパーセント分、近接攻撃と遠距離攻撃のPhysicalとFireのダメージを軽減する。FireもMagicalと複合していない限りはこの耐性で軽減されるので注意。
-「Fire Resistance」はFireとFire＋Magicalのダメージを軽減する。なお植物型ユニットなど一部は「Fire Weakness」を持ち、ダメージが増える弱点になる。
-「Missile Resistance」は全ての属性の遠距離攻撃ダメージを軽減する。矢でも火炎砲弾でも等しく軽減できる。
-「Spell Resistance」は全ての属性のスペルダメージを軽減する。つまり通常の近接攻撃と遠距離攻撃には無関係。
-「Ward Save (Damage Resistance)」は全属性、全種類のダメージを軽減する。強力だが基本的にレアアイテムやスキルでしか習得できない。
・総合的に見るとMagicalは専用の耐性が存在しないため、基本的にPhysicalよりダメージが通りやすい。Fireは耐性が多いが、弱点とするユニットもいる他、回復を50％阻害する特殊効果も持つ。
・複数の耐性による軽減率は合計90％まで加算される。相性の悪い敵にはとことんダメージが入らない。
・更に一部ユニットは「Bonus vs. Infantry」「Bonus vs. Large」を持つ。突撃と同じく、特定タイプの敵を攻撃する際に指定の数値がMAとWSに同じ分加算され、WSは基礎と貫通ダメージの割合で分配。全てのユニットはサイズがSmallかLargeどちらかに分類される。「Bonus vs. Infantry」は歩兵だけでなくSmallユニット全てが対象なので注意。

※日本語化MOD公開により一部更新

全体的にTotalwar Warhammerシリーズに期待したことは一通りそろっている正当な続編という印象。

2と比べてキャンペーンの細かい部分で改良が加えられているのが良かった。
例えば外交画面からの領地の交換。2までは仲のいい他勢力に隣接拠点を取られた場合地域独占ボーナスをあきらめて泣き寝入りをするしかなかったがMODなしで領地を交渉材料にできるようになったのはうれしい変更。
同じく外交画面からCIVみたいに自動で取引に釣り合うお金を計算してくれたりする機能も地味に便利。
ロードの装備変更クールダウンもなくなっているため好きなタイミングで装備を付け変えて問題なくなった。
他にもPublic orderによる都市への影響やユニットランクによる能力の増減が一目でわかるようになるなど非常に目立たないところが改良されているのは小さな積み重ねながらゲームプレイのストレスを軽減させてくれる。



戦闘面では考えることが増えた印象。
2までは投石機などの攻城兵器は撃てば撃つほど敵に損害を与えられていたが、今作は平地で何も考えず撃つと敵AIが着弾地点を判断して軍を上下に移動させて躱してくるのには驚いた。もちろん膠着状態の集団に打ち込むのが強力なのは今まで通り。
都市責めにも変更が加わっており、今までのように街の外で迎え撃つというシチュエーションではなく街中で市街戦が行われるようになった。町のマップはほとんどがかなり入り組んだ地形になっており、何も考えず突っ込ませると団子になって敵の魔法や大砲で一網打尽にされてしまう。その分こちらも数を用意して4方向ぐらいから攻め込むとあっさり占領できたりと工夫が面白い。少なくとも最初は。
市街戦の防衛側は時間経過で増えるお金のようなものを使い、タワーディフェンスのようにバリケードや固定砲台を建設して戦闘を有利に進められる。なので時間がたてばたつほど防衛側が有利になるというバランスになっている。ある事情から後半防衛戦が増える可能性があるのでプレイヤーには有利かもしれない。
負けた場合も勝った場合も戦闘開始前の状態からやり直せる「リマッチ」機能が追加された。今まではクイックセーブからロードしなおさなければならなかったので手間が省けていい。


2023/4/10 　追記
既にイモータルエンパイアゲームモードが追加され、総勢22派閥 86ロードで遊べるようになった
しかも混沌の4勢力の問題であるユニットのバリエーションが低い件についても以前のアップデートでケイオスウォリアーのような人間ユニットを大幅に増やすことで実質解決した
非常に満足いく更新が続いてとてもありがたい…
今後はケイオスドワーフ勢力の追加やノルスカ勢力のリワークも予定されているらしく、かなりバリエーションに飛んだ遊びがまだまだできそうで嬉しいところ
もうあまり不満はない



不満点は、発売直後でしょうがないとはいえ2と比べて勢力がまだ少ないこと。
2発売時点と比較してみると

2 : ハイエルフ・ダークエルフ・リザードマン・スケイブンの4勢力10ロード(DLC無し)
3 : キスレフ・キャセイ・ケイオスのデーモン・ティーンチ・スラーネッシュ・ナーグル・コーンの7勢力9ロード(DLC無し　オーガ勢力はDLC)

であり勢力数で言えば倍近く健闘しているように見える。
しかしロード数で言えば負けており、しかもケイオスのデーモン勢力は4つのケイオス勢力のごちゃまぜ軍なのでユニット的には目新しさはない。そして4つのケイオス勢力も一部コンパチ的なユニットがありモーションの差異など作りこまれている形跡は認められるがユニットとしてのインパクトが薄い。
体感では2の2/3程度の勢力数に思えてしまうのは惜しいところ。

また、キャンペーンマップには2までに存在した勢力が点在しているが、まだMortal Empireモードも実装されておらず2までのマップと照らし合わせて楽しめる程度の存在。なのでカールフランツやマンフレッドフォンカーシュタインもマップにいるだけでプレイアブルではなく、NPCとしても交戦性も低く少し強いモブに過ぎない扱い。データとして存在しているのならバトルモードで遊ばせてほしかった思いはある。

ちなみに、2の勢力数はEoVモードで12勢力39ロード　MEモードで15勢力69ロード(!)である。
オーガを入れても8勢力11ロードの今、これからMEやDLC勢力が追加されるのに大いに期待したい。

2023/4/14 追記

1年寝かせてしまった。
その間に日本語MODが出て、重かった8人coopの最適化も問題なく、インモータルエンパイアが前作をもっていなくともプレイできるようになっていた。
前作のゲーム本編を持ってなくて、やりたかった1や2のDLC勢力は、対象のDLCだけ購入すれば使えるように
なんだこの神ゲー

もりもりとMODも増えているし、オールドワールド大人気っすね

カオスドワーフも出たし、あとはジャパンが出るのを待つだけになったな
海外の人が考えた侍と忍の国
なあ
俺は見たい
DLC頼むぞ


やっと出ましたTotal War: WARHAMMERの最終章です。
いろいろと書きたいところですが、まだ数時間ですので少なく
なんといっても今作のいい点は、 ”マルチ時に行う内政が同時進行になったこと”
各プレイヤーのターンという概念が無くなり、プレイヤー全員が１つのターンで行動し、全員がターン終了を押した時点でNPC国家の行動処理に移るのでストレスがない。(少なくとも前作よりは
戦闘処理だけは各プレイヤーの画面が止まるので、処理の関係上、そこだけは仕方がないなと思っています。
8人coop出来ますし、キャンペーンの複数人マルチ対戦も出来ます。


ルールブック第8版に掲載されているすべての種族を登場させると話している（この３だけで、という話ではないです）ので今作も無料DLC、有料DLCで国家が追加されていく形にはなるでしょうね。
１と２、そして過去作のDLCを購入している全員が待っているであろう、インモータルエンパイアDLCが出るとやっとオールドワールドのMAPが完成されます。


これだけははっきりと強く伝えたかった

シリーズ通して1000時間ほど楽しませてくれたことに感謝を

10年近く前に作られた1作目は欠陥だらけの掘っ立て小屋みたいなものだったけれど、増改築を繰り返して今となっては素晴らしく住み心地の良い物件に仕上がってます。

ようこそ、ここがRTSプレイヤーの最後の楽園です。

電子ウォーゲームの大家であるTotal WarシリーズがWarhammerを選んだことは、正しい選択であることを認めない人はいないでしょう。
ゲームの中で生き生きと動き回るキャラクターを差配して、勢力を拡大させる楽しみはボードゲームとは全く別の体験で素晴らしいとしか言えません。
もし、RTSやRPGが好きなお友達がいるのであれば、ぜひ一緒にプレイしてほしいです。お高い初期投資に見合う価値はあるはずです。

DLCが高額すぎる、中身が薄すぎるなど様々な批判はありますが、このゲームをここまで育て上げてくれたCAを信じてます。
あ、でも日本語追加していただけるとありがたいですね。

めちゃくちゃ面白い。私にとっては神ゲーです。
日本語MODのおかげで、全て日本語で何不自由なく遊べます。
MOD作者の方には本当に感謝しています。

Total War シリーズは THREE KINGDOMS でハマって、その流れでこの WARHAMMER3 も購入し、まだ初回プレイ途中ですが、こちらも現在進行形でどんどん沼にハマってます。
WARHAMMER3 は現在もアップデートが継続されているだけあって、更に様々な面が快適になっていると感じています。
THREE KINGDOMS ではPC推奨環境を満たしていても、大規模戦闘時にカクつきやCTDすることがたまにありましたが、こちら WARHAMMER3 では、今のところカクつきやCTDも一切無く、とても快適にプレイ出来ています。
また、どちらの作品も戦闘前後には長めのロードを挟みますが、そのロード時間も、体感的には WARHAMMER3 の方が短く感じます。
長めのロード時間は欠点ではありますが、それはゲームの仕様上致し方ないことだと思いますし、その分、戦闘中やキャンペーン中には、途切れることなくとても快適にプレイ出来ています。
もちろん、今後もシリーズ新作やアップデートで、どんどんロード時間が短くなってくれることを期待しますが、個人的にはロード時間は許容範囲内です。
以下、いくつか好きな点や不満点を書いておきます。

【好きな点】
１．細部まで作り込まれた大規模戦闘
　　このゲーム最大の魅力は、やはり戦場での大規模戦闘だと思います。
　　戦場マップや各ユニットは美麗で、細部まで丁寧に作り込まれており、本当に感動するレベルで素晴らしいと思いました。
　　各ユニットには様々な種族、種類があり、それぞれが待機中、戦闘中にも多彩なアニメーションで動いてくれるので、見ていて楽しく、戦闘の没入感を上げてくれます。
　　戦闘の仕組みや操作に若干の慣れは要るものの、シリーズを重ねてきただけあって洗練されており、UIや説明もわかりやすく、とても楽しいです。

２．親切でわかりやすく、ボリューム満点なチュートリアル
　　チュートリアルだけで１つのシナリオが楽しめる作りになっています。
　　また、やれること、やるべきことを段階的に増やしていってくれるので、操作を一つずつ覚えていくことができ、かなり充実したチュートリアルだと思います。
　　チュートリアルのストーリーも個人的に好みなものだったので、WARHAMMERの世界は初めてでしたが、このチュートリアルでWARHAMMERの世界観にがっつり没入できました。
　　ゲームを始める前には、本編開始勢力はキャセイとかを考えていたのですが、あまりにもチュートリアルの出来が良かったので、開始勢力としてチュートリアルに関係が深いキスレフを選んで楽しんでます。

３．魅力的なMODが多数ある
　　Steamワークショップには魅力的なMODが数多く公開されており、不満な要素があればMODを使って改善出来たり、ゲームに＋αの要素を増やしたりできるので、とても楽しいです。

【不満点】
MODを使うことで不満点はほぼ無いくらいですが、要望的なことを書いておきます。
１．公式では日本語対応していない。
　　もし日本語MODが無ければ、このゲームを体験することすら出来ませんでした。
　　どうか今後のシリーズでは公式に日本語対応してくれることを願うばかりです。

２．キャラクタークリエイトがない。
　　このゲームにはキャラクタークリエイトが無いので、自分好みのキャラをロードやヒーローとして作成して登場させるといったことは出来ません。
　　カオス勢力のデーモンプリンスというキャラには、それっぽいクリエイト要素があるようですが、やはり自分の思い通りのロードやヒーローを作ってこの世界で遊びたい。
　　現状、このゲームはDLCで新しいキャラを増やしたりする販売方法をとっているようなので、キャラクリ要素は望み薄ですが、最終のアップデートとかで出来るようにならないかなー、ベルセルクのガッツ風キャラとか作って遊べたら最高なのになー等と思います。

３．日本風勢力が無い。
　　ファンタジー世界なので日本風勢力が無いのは仕方ないのかもしれませんが、中国風キャセイやロシア風キスレフなど多様な勢力があるだけに、やはり日本風の侍を使って遊びたいと思ってしまう。
　　DLCの情報とかを見ても、今後、日本風勢力が追加されるのは望み薄かもしれませんが、もしかしたらと期待はしてしまいます。
　　ただ、公式のバニラゲームには日本風勢力は無いものの、MODでは日本風MODを作ってくれている方々がおられるようです。
　　私自身、まだ初回プレイ中でバニラ勢力で遊んでいるところなので、次のプレイで楽しもうと思ってそれらの日本風MODは未導入ですが、どれもMOD説明や画像を見ているだけでワクワクするほど魅力的なMODでした。
　　私がこのゲームを購入する際、日本風勢力の有無は購入を決めるきっかけにもなりましたし、私と同じような方もおられるかもしれませんので、ワークショップで見つけることのできた魅力的な日本風MODをいくつかご紹介しておきます。
　　　・Roar of the Jade Sea : Yin-Yin, the Sea Dragon
　　　　（キャセイ派閥の一つに日本風勢力追加。見た目もWARHAMMER世界観にマッチした日本風という感じで素晴らしい。特に侍と忍者には一目惚れ。）
　　　・The Ronin, a Bladelords of Nippon Prologue
　　　　（戦闘中に用心棒として現れる侍風ヒーロー追加。めちゃくちゃカッコいい。作者さんのグループは更なる日本風MODを開発中だそう。）
　　　・IEE Nippon Cathay Faction Reskin
　　　　（IEEと呼ばれるImmortal Empires Expanded MODを使用して遊ぶ際に、キャセイ派閥の一部ユニットを日本風にリスキンしてくれる。これも侍がカッコいい。）

長々と書きましたが、これから購入を検討されている方に何か一つでも参考になることがあれば幸いです。
個人的には大満足の神ゲーなので、こんな面白いゲームを世に送り出してくれた開発者の方々や素晴らしいMOD作者の方々に感謝しています。

・・・ん？日本の会社なのに日本語対応してくれないSEGA？・・・知らない会社ですね。

リリースからしばらく経ち、ゲームが安定的になったのでお勧め。
面白い点
・様々な種族がいる(人間だけでなく悪魔や吸血鬼、オーク、オーガなど)
・戦略ゲームなので多少内政に自由度がある（都市の発展や収益、要塞化など）
・手動戦闘が楽しい（慣れに時間がかかるが、MODのサポートを追加も可、面倒ならスキップもできる）
・AIも改善されておりMODなしの環境でも十分楽しめる
・有志のMODが豊富にある（日本語化やユニット増加、UI変更、異なるゲーム体験など）
・マルチで8人まで、かつ同時にターン進行可能（手動戦闘時に他プレイヤーにユニットを渡すこともできる）
不満点
・手動戦闘の読み込み＆マップ読み込み、相手ターンに時間かかる(勿論PCスペックに依存、SSD推奨)
・MODなしの環境→AIの動きが自爆特攻したり軍作らずひたすら金温存していたりなど雑→MODの必要性
・手動戦闘時、撤退した敵が内部に侵入していって気づいたら占領活動している
・アップデートのたびMODが軒並み更新必要になる(更新必要なMODは使えなくなる)

総評として慣れるまで覚えることが多いが、ゲームは面白いのでお勧めです。

イモータルエンパイアBETAを一通りプレイしてのレビュー
純粋に面白い！
最初からこれをリリースすればよかったのにと思う
ただBETA版ということもありパッチが多く、そのたびにニューゲームを強いられるのは少し痛い。
ハードかレジェンドでプレイをオススメする
ノーマル以下は簡単すぎるためあまりプレイする価値ない

ケイオスリアルムキャンペーンは相変わらず面白くない
ストーリーに合わせるためにゲームシステムが粗末なものになっている
何かと強制させらるためプレイヤーストレスが蓄積するだけで残念でならない
DLCでケイオス軍が増えたがぶっちゃけ強すぎてただただレイズしまくるだけ

※MODが優秀なものが多く、リリース当時よりは楽しくなった
一部勢力はMODのおかげで大分楽しくなったため、あくまでバニラ版の評価としてとらえてほしい


ケイオス以外の勢力で開始した場合、ケイオス軍が沸くタイミングはレイトゲームでよい
　というのも、ケイオス軍と隣接している勢力は序盤から難易度が高い
　ダークエルフの場合、ノースカやヴァルキアから交渉を迫れるタイミングがあるが
　それを拒否した場合ほぼ戦争になる
　ダークエルフは序盤から強い勢力ではあるものの、ヴァルキアはかなり厄介になるので注意

おそらくニッポンとアラビーは今後追加される
　アラビ―はほぼ確定。マップが存在する
　マップにはニッポンは存在しないものの右端の小さい孤島がものすごく怪しい
　おそらくマップの都合上で本来のニッポンの島の実装が難しかったため、小さくした可能性あり
　ストーリー上ニッポンは鎖国状態にあるため、ラストリアにいるエンパイアと同じように
　探索にくるという立て付けでゲームスタートするのではないかと妄想してみた　
　ちなみにスケイブンのスニッチは間接的にニッポンと関係している
　
攻城戦で飛行ユニットが壁に近づくと敵が後退していく
　ある意味優秀ではあるが、敵が壁から降りるため攻城戦をしている意味がなくなる
　なんなら敵のタワーも稼働しなくなるしまつ。明らかにWH2の方が攻城戦の難易度は高かった
　人によってはこれでよいのかもしれないが、個人的には謎仕様
　壁を越えたあとのだだっ広い広場でのチマチマした戦闘と、敵の建築物の無限湧きが続くため
　ストレスマックスになる
　

腐敗の消耗と連戦での犠牲者を少なくするため、ロードだけで敵を2/3減らす、
もしくは全滅させるような戦法を取ることが非常に多く、本来のゲーム性からかけ離れてしまう
オートリザルトの性能がかなり悪く（勝てるの敗北認定、もしくは勝てるけど犠牲者多数など）
手動で連戦を強いられるため非常に疲れる
あとタワーディフェンスがつまらん
　

オキシヨトル（リザードマンのカメレオン※DLC）

• ケイオスの土地に態勢を持つうえに、特定の敵勢力のところまでワープできる特有のシステムがある
  
• 序盤から終盤まで大活躍するカメレオンスキンクがかなり優秀で、ケイオス軍を序盤から圧倒する
  
• ケイオス、ノースカ、ダークエルフ、スケイブン、グリーンスキン以外とは基本的に友好関係を築くことが可能なため、理不尽な宣戦布告はない

　　初心者にオススメ

カールフランツ（エンパイア）

• 立地的にどの勢力とも戦争や同盟を組める勢力で、楽しみ方が多い
  
• 序盤はゴミのように弱いが、レイトゲームは若干化ける勢力
  
• 強すぎず弱すぎずでwarhammerの世界観に忠実なステータス

ドワーフ全般

• メレー防御値とアーマー値がバカ高く、今作のケイオス軍とフロントからやり合える髭軍団
  
• 魔法と射撃態勢も備えているためキャンペーン上では最強勢力かもしれない
  
• 火炎放射ユニットが強すぎて、敵のロードやモンスターがすぐ溶けるため調整入りそう

スケイブン全般

• ウェポンチームが凶悪なほど強い
  
• 戦場で敵がバッタバッタ死んでいく様を見たい人向け
  
• イェス！イェス！

　　ホーンドワン実装されないかな...

ケイオス全般※DLC購入した場合

• 脳筋　
  
• パワーこそ正義
  
• 僕が考えた最強ユニット

　　強すぎるって問題

ダークエルフ

• 難易度レジェンドだと難しすぎる
  
• ケイオス、ノースカ、ハイエルフからの攻撃が止まない
  
• 加えてDLCのビーストマンからの攻撃もあるため心が折れる

グリーンスキン

• スタート地点がちょっとキツイ
  
• バトルシステムを理解していないと序盤から積む
  ※以下バトルシステムについて
  攻撃、防御、アーマー、ダメージ火力にそれぞれ値があり、ダメージ計算式を理解してるかで戦場での立ち回りが大きく変わる
  雑魚軍団でもバトルシステムを理解してれば、Tierが高い敵軍団にも勝てる

イモータルエンパイアは十分に面白い
その反面ゲームプレイによるストレスとそれの昇華はまだまだあまいと感じた

ちなみにプロローグに出てくるユーリと、キスレブの女王カタリンが恋人だった
というのを知っている日本人ユーザーってどれぐらいいるんだろう
ストーリーを追うだけでもトータルウォーとwarhammerは面白いんで是非読んでほしい

ただゲームにもう少しうまく落とし込んでほしいな
熱い展開とかストーリー上はもっと沢山あるのにゲームにそれを落とし込めてないのはもったいないと思う
ケイオスドワーフが次くるはずなので期待かな

剣と魔法のファンタジー世界が舞台のSLG+RTS。
今回使えるのはロシアがモデルの氷の国キスレフ、
中国・モンゴルがモデルの竜の国キャセイ、
世界を滅ぼそうとする混沌の四神それぞれの軍勢、
混沌四柱勢力に属さない悪魔軍団デーモンオブケイオス。

○良い点
・剣や槍で打ち合い、矢や魔法が飛び交う合戦シーン。
　大軍勢によるファンタジーバトルは迫力満点。
　ドラゴンなどの大型モンスターを含む勢力もいる。

・簡潔にまとめられた都市づくり。
　何を建てるかを指示するだけでいいので簡単。
　しかし、都市設備が軍団の編成や支配度、
　その他の要素にも関係するので、疎かにできない。

・難易度変更が出来る。
　SLG、RTSそれぞれで難易度を細かく変更できるほか、
　ターン経過で起こる終焉イベントも調整可能。
　終焉イベントを起こさない設定まで可能となっている。
　絶望的な状況から始まる勢力でも安心して遊べる。

・色々と個性豊かすぎる各種族・勢力。
　ユニットの見た目も性能も種族によって全く違い、
　得意とする戦術が全く異なってくる。
　種族ごとに独自ギミックがある場合もある。
　同じ種族でも勢力によって補正や環境が違ったり、
　独自ギミック持ちの勢力もあるため、
　勢力ごとのプレイ感もなかなか異なる。

・都市防衛戦が防御側に有利になった。
　マップが複雑に入り組んだ地形になったほか、
　防衛兵器を設置できるため、防衛側が有利になった。
　一方、攻撃側も複数軍団で攻め込めば
　敵を分散させられるので、勝てないわけではない。

・前作からの細かい改修点。
　装備品の交換に1ターンかからなくなったり、
　外交の交渉材料に領地交換が追加されたり、
　クエストがバトルだけになったり、
　騎乗物にスキルポイントを取られなくなったり、
　宿営や待ち伏せ状態で進軍できるようになったり、
　ロードが快適になったりと、嬉しい改修が施された。

・長めのチュートリアルがある。
　1つの独立したモードとしてチュートリアルが存在。
　説明が丁寧かつ自分で考えて操作するパートもあり、
　チュートリアルとしての完成度は高いと感じた。
　独自のストーリーもあり、とあるキスレフの公子が辿る
　とんでもない旅路を追体験するというもの。
　ラストバトルを除き、戦闘の難易度は低くなっている。

・統合マップモード「インモータルエンパイア」。
　前作のモータルエンパイアモード(以下ME)の進化系で、
　1と2、そのDLCを本作と統合させた広大なマップで遊べる。
　その勢力数はモブ合わせ280ほどと非常に多い。
　全勢力が一斉に登場するが、自勢力として使うには
　勢力が含まれる1か2の本体・DLCを導入する必要がある。
　前作MEで1勢力のサブ指導者に甘んじていた一部指導者が
　遂に独自の勢力を得て別の場所に移ったり、
　初期配備戦力が整えられて個性的になっていたり、
　クリア条件が分かりやすく変更されていたり、
　首都が変更されている勢力があったりと、
　非常に嬉しい変更が多数行われている。
　前作MEは1を買わないと遊べなかったはずだが、
　こちらは1や2を持っていなくても遊べるようだ。

・日本語化MODが超高品質。
　公式では日本語サポートなしだが、
　有志の方が作成して下さった日本語化modがある。
　非常に高品質なうえに導入も超簡単だ。
　詳しくはワークショップで"Japanese"で検索。

○アレな点
・3の勢力だけのキャンペーンが辛すぎる。
　一定期間ごとに空間の亀裂が出現するので
　そこから指導者の軍団を別マップへ転移させ、
　最深部のクエストバトルでの勝利を目指す。
　このクエストバトルが異常に長丁場なうえに
　地形が入り組んでいたりしてかなり戦いにくく、
　イージーに設定していても容赦してもらえない。
　しかも、長丁場というだけで面倒くさいのに、
　それを4回もやらなければならないのも辛い。
　おまけに指導者が別マップに行っている間にも
　マップ上の亀裂から敵が出現し続けるため、
　それに対処し続けなければならない。
　自分の領土にある裂け目は閉じられるほか
　建物を建てれば出現すること自体を防げるが、
　他の国にある裂け目には手を出しにくく、
　しかもそこから湧く敵軍団はこちらにも来る。
　筆者はこちらのクリアを諦めている。

・DLCが過去作のものより高額。
　現状、多くのユーザーに非難されている点。
　内容量が前のDLCと大して変わらないor少なく、
　かつ価格が上がっていることが不評を招いている。
　DLCを買わないなら無関係。
　今後改善するらしいので期待して待とう。

・やはり開始状況が辛い勢力が少しある。
　ドワーフ「カラク＝カドリン」など、
　初期州の都市が少ない勢力は収入が伸びず、
　苦しい展開になりがちになってしまう。
　…が、決してクリアできないわけではない。

・2024年現在、種族にニッポンがない。
　各方面から結構怒られそうな名前が多いものの、
　やはり日本人としてはニッポンの登場に期待したい。
　神の力で動き出す守護石像「テンプルドッグ(狛犬)」、
　東洋の寺院で「オレンジのシムカ」なる神を信仰し
　「ヴィムト」なる格闘技を習得している僧侶、
　魔剣トヨタを手に戦うサムライ「サンヨー・カワサキ」、
　彼の腹心「ニッサン」に同盟相手の「ホンダ・スズキ」…
　ネタ抜きにしても、彼らがこの世界で戦う所を見たい。
　なお、公式から名指しで出さないと言われた模様。

かなりプレイしやすく改修されており、
シリーズ3作目の名に恥じない仕上がりになっている。
今後の発展にも期待したいところ。

...失礼しました。

個人的な感想ですが、本当に楽しいです。
僕みたいな天災でもプレイできるぐらい簡単な操作でWarHammerの世界を体験することが出来ます。
WarHammerって元々フィギュア使って遊ぶボードゲームで、大規模戦闘も出来ますが数と場所が必要でだいぶ大変なんですよね。その"めっちゃ大量の軍勢同士で戦いたい"を叶えてくれるのがこのゲームです。
しかも、WarHammer知ってなくても大体何したいのか分かる初めてストーリー★みたいなのがついてるので最高です。

　ゲームの内容は
・ターン制ストラテジー(領地・目標の取り合い)に局所的なリアルタイムストラテジー(軍勢同士の戦闘)
・RTSの部分は自動的に判定するシステムがあるので、占領戦略を練る楽しみと戦う悦びを同時に味わえます。
・自動判定はあくまで目安で、敗北すると書かれていても自分が操作したら勝てるなんてこともザラにあります。
・マルチプレイが出来て対人・協力も出来ますが、対人になると後半戦はマージでしんどいです。協力しましょ。
・派閥ごとに存在する特殊能力は強力なものが多く、推しの派閥で戦いやすいです。(僕はKhorne様推しです)
・ワークショップによる拡張も超楽しいです。オススメは日本語化ともっと大規模軍勢化です。

全体的に楽しいのでマジで遊んでもらうのが一番楽なんですが、デメリットも少しあって
・推しの派閥周辺の地域が強いやつらばっかりで勝ちにくい時もある (でも、場所は変えれない)
・RTS戦闘する時、60人１小隊とかなのでちょっと遠目でもキモい場合がある(集合体恐怖症の方は特に注意)
・60人１小隊が最大２０小隊分 x 相手含めて2倍になるので、超大規模とかにするとPCスペックが必要
・マルチをしている際に、あまりにも相手との回線速度が離れていると同期ずれが発生する→ウザい

ここら辺のデメリットはある程度解消できる手段がおおよそ用意されているので、良かったらまずは買ってみて遊んでください。
そしてそのままボードゲーム版の方にも遊びに来てください。TotalWarで好きになったのにボードゲーム版ではクソほどに不遇なKhorne軍勢でお待ちしてます。

評価を下げたくないのでサムズアップに入れておきますが、現状はお勧めできません。

調整不足とバグとコンテンツの不足とユニットの挙動不審が目立つ…アップデートが済むまで、少なくとも２のモータルエンパイア相当のキャンペーンが実装されるまでは置いておくことを推奨します。私はトータルウォー信者なので買いましたが。

まず一番気になるのがユニットの挙動です。まるでローマ２の頃に戻ったのかのようなレスポンスの悪さがあり、細かい指示出しに非常に苦労します。昔の作品は戦闘の展開もゆっくりであったため問題ありませんでしたが、WHシリーズはどの勢力もぶっ壊れた性能で一瞬で相手をぶち殺して行くのでこれが中々致命的になることが度々…。
これに対して敵側はこれまでの作品以上に俊敏に動き、挙句の果てに前衛ユニットを正面からすり抜けて戦線を崩壊させるという現象が起こります。
過去作でもそういった傾向はありましたが今作は特に顕著で、例として歩兵同士、一体一の戦闘で相手に突撃を食らうとすり抜けた敵に後ろを攻撃されている判定になりこちらに背面攻撃デバフがかかる、というレベルです。
バグと言っても良いほどのの挙動のおかしさなのでその内修正されるとは思いますが、現状はこの有様なので中々ストレスが溜まりますね。

次にキャンペーンの内容がとにかく面白くないです。詳細は長くなるので省きますが、勝利条件を満たすため強制的にミニゲーム的な探索ごっこをさせられた挙句、最後にはだらだらと一時間近くかかるクソ長いタワーディフェンスゲームをさせられます。
これをつまらないからと無視した場合他勢力に勝利条件を達成されてゲームオーバーです。最高に楽しい陣取り戦争ごっこゲームをしてるのに水を差すんじゃないよ。

その他にもAIの外交スパムがウザいとか、ナーグルが飛び抜けてつまらないし弱いとか、予約特典含めて９勢力？デーモンは一つの勢力を四分割してるだけだから実質４勢力じゃない？とか色々ありますが、まぁトータルをウォーはトータルウォーな感じです。２と同様アップデートで徐々に良くなっていくでしょう。
今思い出せば２の初期もスケイブンの呼び出しアビリティになぜか異様に強力な攻撃判定が付与されており、発動するだけでどんなユニットも壊滅させてしまうというヤバいバグがありました。もう五年近く前の話ですね…。

書き忘れたので追記
今回もバトルミュージックは最高です。特にデーモンプリンスのがアガります。
１～３の曲をまとめたサウンドトラックを出してほしい。