JR EAST Train Simulator

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東海道線3535E 快速アクティー熱海行の運転ガイド
By SeriesE233
私なりの快速アクティーの運転方法を載せておきます。ご参考までに。
   
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1.今は亡き、快速アクティーとは。
 ご存じの方がほとんどだと思いますが、一応簡単な説明を。
 かつて存在した東海道線の速達種別です。
 設定当初は戸塚・辻堂・大磯・二宮・鴨宮・早川・根府川を通過していましたが、戸塚・早川・根府川は(詳細な理由は省きますが)複数のダイヤ改正を経て停車するようになります。これによりたった4駅しか通過しなくなり、次第に存在意義が疑問視されるようになりました。普通でも120km/h運転が可能であり、湘南新宿ライン特別快速という別の速達種別も存在します。通過駅の辻堂の利用客数が停車駅の茅ケ崎を超える逆転現象まで発生しました。
 ついに2021年には通勤快速2枠を残して廃止、2023年には完全に廃止されました。
2.私が紹介する運転のスタンス
 配信にてこのようにおっしゃっていました。

 「皆さん注意してくださいね~今まで東海道線、『ん、なんかちょっとダイヤ緩いな』とか、『余裕で川崎いけちゃうね』なんて思っている方がいたら大間違いです。東京から新橋に行くだけでも15両は超大変」

 間違ってはいませんが、ちょっと誇張されすぎです。これまでのダイヤほど余裕はありませんが、それでもある程度惰性で流しても間に合うようにはなっています。今回は「運転中の手数をできるだけ減らす」をモットーに運転していきます。加減速を繰り返して運転時分を詰めるのもまた楽しいですが。
そもそもこの快速アクティー、もとは10番線発車なのでいきなり65km/hまで出してよく、もはやゲーム攻略と化しているのですけれども。
<誤りです、10番線発車でも45km/hでした。

 また、最後に載せる運転デモは大船駅でオーバーランしていますが、現実では修正せずドアを開けてしまう程度なのでご了承ください・・・運転デモの失敗も生かした今回のガイドです。
3.快速アクティーを運転してみよう
ここからは私なりの快速アクティーの運転方法を紹介します。
3.1 東京~新橋
 まずP2を投入し、ATS-P投入を確認出来たらP3まで入れて制限速度まで加速します。
45の制限が解除されたら76km/hまでフルノッチで加速し、駅入線まで惰性で走行します。
 ホーム上の番線表示でB5を投入し、2つめのグリーン車停車表示でB3に緩めます。
3.2 新橋~品川
 フルノッチで95km/hまで加速し、田町までは惰性で走行します。
 田町駅を通過してすぐのところに60km/hの制限があるため注意してください。
 解除マークが見えてから最初の中継信号が制限解除の目安です。75km/hまで加速し、最初に見える番線表示でB4を入れます。
3.3 品川~川崎
 まず90km/hまで加速し、カーブの制限解除マークで100km/hまで再加速します。
 ここからは蒲田駅まで流します。のんびり走った分蒲田駅で110km/hまで再加速します。
 ブレーキも惰性でずっと走った分詰めていきます。踏切のような場所でB7を入れ、エレベーターでB5、グリーン車停車位置表示でB3に緩めます。
3.4 川崎~横浜
 90km/hの制限が鶴見駅前にあるので95km/hまで加速します。
 制限が解除されたら再び95km/hまで加速し、京浜東北線と立体交差する箇所で100km/hまで加速します。これによりブレーキをかけることなくカーブの制限をクリアできます。
 東神奈川駅手前で制限が解除されたら105km/hまで加速します。横浜駅の分岐で100km/hを超えないように、場内信号でB1を投入し、分岐に入ったらB5までブレーキを追加します。
3.5 横浜~戸塚
 100km/hまで加速してしばらく惰性で走行させます。保土ケ谷駅付近から75km/hの制限がかかるので注意しましょう。上り勾配で速度が落ちていくため、途中の直線区間で制限解除時に85km/hまで再加速させます。東戸塚駅付近の80km/h制限は抑速を使用しました。
 東戸塚駅を通過し、制限が解除されたら95km/hまで再加速させます。戸塚駅前の90km/hは時間の関係上ブレーキを入れて減速させます。
 時計でB6を入れ、10両停目でB4まで緩めます。
3.6 戸塚~大船
私の問題シーン
 ここから120km/h線区ですがまだ120km/hは出しません。110km/hまで加速させます。
 しばらくすると80km/hの制限がありますが、70km/hまで減速して駅まで流します。
 ホーム中ほどの自動販売機でB5を入れます。
3.7 大船~藤沢
 一旦85km/hまで加速します。100km/hの制限解除マークで鉄橋まで加速します。
 藤沢駅前の勾配が9.1‰あるようには見えませんが、一応上のように加速して流せばカーブ前で減速せず済みます。
 建物の下をくぐる際にB5を投入し、湘南電車80系をモチーフにしたNewdaysの位置でB4に緩めます。
3.8 藤沢~茅ケ崎
 120km/hまで加速します。あとはずっと茅ケ崎まで何も操作せず流します。
 辻堂駅(2022年度乗車人員、52573人)を通過。
 デモ動画ではゆっくり停車していますが、ホームの切れ端でB5を入れましょう。

 ちなみに、「茅ケ崎」の「ケ」は駅名だと大文字ですが、今は亡き相模線205系の幕表示は小文字であり、茅ヶ崎市という都市名も小文字とあやふやです。今回は駅名に準じて表記しています。
3.9 茅ケ崎~平塚
 駅を出てすぐある制限の105km/hまで加速し、あとは惰性で走行させます。
 駅に進入するときにB5を入れます。10両の停目でB3に緩めて停車させましょう。
3.10 平塚~国府津
 最初は制限いっぱいまで加速します。110km/hの制限にかかったら大磯駅直後の90km/hに備え惰性走行させます。
 大磯駅(2022年度乗車人員、7015人)通過。
 制限が解除されたら110km/hまで再加速し、また惰性走行をします。それでも速度は落ちてくるので、下り勾配が終わった後のカーブを曲がったら115km/hまで加速させます。
 二宮駅(2022年度乗車人員、11008人)通過。
 二宮駅を通過した後はそこまで距離がないため惰性で走行します。
 国府津駅前の中継信号でB5を投入し、駅員室でB3に緩めます。
3.11 国府津~小田原
 出発後105km/hまで加速し、後はずっと惰性走行です。
 鴨宮駅(2022年度乗車人員、10531人)通過。
 小田原駅入線時にB5を入れます。エスカレーター付近でB3に緩めます。これで快速運転は終了です。が、ここからがダイヤに余裕のない区間です。。。
3.12 小田原~早川
 とにかく速度を出しましょう。E233系3000代のブレーキを最大限に活用しましょう。
 デモでは105km/hまで加速し抑速を併用していますが、スタンスに基づき100km/hまで加速し、ホーム手前でB7を入れます。入線速度目安は95~100km/hです。屋根が途切れた後の駅名標あたりでB5に緩めます。
3.13 早川~根府川
 65~75km/hを維持して運転します。速度が落ちてきたらP3を入れて再加速させます。
 ブレーキは2つめのレピーターでB5を入れるとちょうどよいはずです。デモ動画のように1つめのレピーターからブレーキを入れると余ります。
 作業員さんが複数いらっしゃるため、警笛をお忘れなく。
3.14 根府川~真鶴
※録画当時は真鶴のシミュレータ内発着時刻が5秒早くなっています。
 途中までは75km/h程度を維持して走らせますが、制限が緩和される長いトンネル区間では制限速度まで加速させます。トンネルを抜けると再び75km/hの制限がかかるため注意が必要です。
 屋根のある所でB6を投入し、最初の停目でB4に緩めます。
3.15 真鶴~湯河原
 引き続きダイヤに余裕がありませんが、デモ運転録画時には5秒早くドアが閉まっていたため5秒待ってから出発しています。(2024/9/24アップデートにて修正済み)
 90km/hまで加速しますが、すぐ75km/hの制限があるためそれに備えます。下り勾配のため抑速を使用してもいいかもしれません。
 屋根のあるところでB5を入れ、屋根が無くなったところでB3に緩めます。
3.16 湯河原~熱海
 まずは75km/hまで加速させます。トンネルに入ったらデモ運転では85km/hまでの加速を繰り返していましたが、95km/hまで加速してあとは流します。駅前の信号には注意してください。
 駅はゆっくりブレーキをかけながら停車させます。B4以上はかけません。
これで運転は終了です。お疲れさまでした。
4.失敗も含むデモ運転
今回のガイドの作成の基準となったデモ動画です。よろしければこちらもご覧ください。
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5. 更新履歴
2025.02.08 ガイドの誤りを訂正
2024.09.29 平塚駅~国府津駅の運転方法を一部変更
2024.09.26 2024.09.24のアップデートにおける真鶴駅発着時刻修正に対応
2024.09.08 ガイド発表