Project Wingman

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お勧め機体のまとめとか
By Reばにら
飛行機に詳しくない人にとっては、機体を乗り換えるにしても「どれを買えばいいんだろう・・・」とお金を貯める指標に悩むことと思います。PS5版も出て再注目されている今、参考程度におすすめの機体をまとめてみようと思います。
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空対空戦闘を軸に考えた場合のお勧め
エースパイロット気分を味わう上でも重要な空対空戦闘は、どんなミッションでも常に発生するものであり、対空戦闘が一切発生しないミッションというのは存在しません。
(一応、ほぼ対空戦闘をせずにクリアできるミッションは無くはないですが・・)
そのため対空戦闘能力は非常に重要視されるものであり、ここでは対空戦を主軸に考えた場合にお勧めできる機体を紹介します。

F/C-16
なんでもこなせる序盤の救世主
ゲームを始めてからマトモに買えるようになる初めての戦闘機ですが、戦闘機といいつつ対地攻撃もこなせる「マルチロール」機でもあります。

このゲームのドッグファイトにおける一番のキモである「仰角リミッター」を搭載していない機体なので序盤でしか活躍できない機体ではありますが、軽量機だけあって序盤の機体の中では高い機動力を有するため、素の戦闘能力が高めです。

兵装としては、安定してエアシップや長距離援護が可能なMLAAを多数搭載できるのが非常に強力ですが、長距離攻撃でいうならSAAも遠距離からロックオンできるため、遠くの敵を狙い撃ったり先制攻撃するには有力です。
また序盤の機体しか搭載できない兵装としてHISMがあり、誘導性能は低いものの火力が高めなので機銃の節約が可能です。乱戦ではMLAAやSAAよりもとりあえずで撃っておけることもあって、使い勝手のよい武装です。
対空で使える兵装がすべて揃っているので、機動性と相まって、対空戦闘はそつなくこなせます。
加えて対地攻撃も、ハードポイントこそ少ないですが最も使い勝手の良いMLAGを有するほか、UGBS-3やUGBLも装備できるため、多数の敵相手でも艦船相手でもどちらでもこなせます。

総じてあらゆる状況に対応できる非常に優秀な対応力を持ちながら、素の性能も序盤の機体としては決して低くないため、とりあえず買っておけば活躍してくれること間違いなしです。最序盤の乗り換え先として、まずは買っておきましょう。


MG-29
「仰角リミッター」による高機動戦で中盤以降も活躍できる優等生
前述した「仰角リミッター」が初解禁される機体です。対エース戦では特にですが、それ以外でも非常に便利に使うことができる機能なので、是非とも慣れておきたいところです。

F/C-16同様、こちらもマルチロール機としての性質が強く、SAAを積めるほか、全スロットにMLAAを搭載できるため、MLAAを最大で6連装することができるため、対空攻撃における手数の多さが魅力です。
一方で対地攻撃ではMLAG-2を装備できるので最大四目標を同時にロックオンできるほか、集合目標には非常に強力なURMBを装備できます。URMBはバーストロケットランチャーで、まとまった数のロケット弾を一気にショットガンのように発射する兵装ですが、艦船やエアシップなどのように多数の兵装を同時に装備する相手には非常に強力な武装です。

スロット数が少ないので連装数の上限は低いものの、手数として様々な相手に対応できる武装を有しながら、仰角リミッターで高機動戦に追随できるため、ショップに並んだらいの一番に買っておくことをお勧めします。一度買っておけば、ゲームの非常に長い期間に渡って貢献してくれることでしょう。


ACCIPITER
対空戦最強火力を有する上級者向け無誘導機
戦闘機としては上級者向けになりますが、ガンポッドとURMBを大量に搭載できることが非常に魅力的な軽攻撃機です。軽量機ということで機体の基本スペックがMG-29とほぼ変わらず、軽快な機動性が売りです。ただし本業は攻撃機のため、仰角リミッターが使用できないことが大きなデメリットになります。
代わりというほどではありませんが大きな特徴として、VTOL機であるため失速がなく、空中でどれだけ速度を落としても制御不能にならないという特殊な挙動があります。失速するほどの速度でも変わらない機動性を維持できるため、低速での旋回戦では他を圧倒する機動性を発揮できます。
一方で速度が遅いということは絶対的な移動量が少ないため、低速ではミサイルの回避が非常に難しくなることは念頭に置いておきましょう。

仰角リミッターが使えないので敵機に追随する性能は限界があるものの、ガンポッドおよび前述の通り非常に強力なバーストロケットランチャーであるURMBをほぼ全スロットに装備できます。
ガンポッドは追加機銃となるMGPを二か所、ショットガンのように撃てるCGPを一か所装備できるため、ガンキルメインで運用する際に非常に高い火力を一瞬で供給することができます。
URMBは通常の戦闘機に当てれば一撃で確殺し、敵エース相手ですら当て方が良ければ一撃で叩き落せるため、当てることさえ出来れば極めて強力な一撃となります。

本作の敵エースは、機銃やミサイルを発射すると仰角リミッターを利用した高機動で回避機動に入るため、うまくタイミングを合わせて攻撃しないと簡単に避けられてしまい、ダメージを入れることが難しい特性があります。
その点において、前述の特性を持つガンポッドやバーストロケットランチャーは、少ないチャンスで確実に敵に大打撃を与える、非常に強力な武装として利用できます。
対エアシップを考えても、大量の弾幕で一気に武装をはがしたり、ロケット弾はうまく当てれば全武装を一撃で剥いだりすることもできるため、超強力です。その瞬間的な供給火力は、隠し機体をも超越しかねないほどのロマンを有しています。

その代わり無誘導兵装のため当てることが難しく、特にロケット弾は弾速も遅いため、当てるには近づいたうえでの偏差射撃が必要であり、上級者向けの武装と言えます。
その供給火力は本来であれば対地攻撃に使用するものであり、この機体自体は攻撃機として設計されている機体ではあるのですが、前述の通り対空戦闘でも非常に強力な火力になります。機銃をはじめとする無誘導武装の扱いに慣れてきたら、是非対空戦闘でも使ってみましょう。
敵エースを一撃で粉微塵にする爽快感は、筆舌に尽くしがたいものです。


F/D-14
序盤における安定した立ち回りの強さ
MG-29と競合する立場にあり、仰角リミッターが使えないので空戦においてはMG-29に一歩劣る機体にはなります。

一方で、乱戦でも使いやすいミサイルであるHISMやHVSMを装備できるため、兵装面ではMG-29よりも手数を増やすことができるという特徴があります。全身MLAAにするとMG-29同様、6連装にすることができます。
MG-29と比べるとピッチの性能自体は落ちている一方、レスポンスが速いので、最大旋回速度はMG-29に劣るものの、スティックの入力に対する反応が素早く、細かい旋回戦では優位に立つことができます。
これらの要素から、仰角リミッターを使わずにフレアを搭載するのであれば、MG-29よりもF/D-14のほうが「使いやすい」と感じる場面も多いです。

また、対地攻撃においてはMLAGは装備できない一方、UGBS-3を2スロット装備することができるため、うまく爆発範囲に巻き込むことができれば、MLAGよりも多くの敵を一度に倒すことができます。敵の密集状況によってはMLAGよりも効率的に攻撃できるため、ミッションの内容に応じてMG-29と使い分けると、便利に戦うことができるかもしれません。


F/S-15
なんでも装備できる高機動機。本作最優秀と言っても良い機体
前出のMG-29やACCIPITERからかなり間が空きますが、F/E-18やF/C-15、Sk.27はMG-29と大差がなく、むしろMG-29のほうが勝っている面もあるため、乗り換えはお好みで。
一方でこのF/S-15は明確にワンランク上の機体であり、非常に強力な機体です。最後まで攻略できるポテンシャルを持つため、是非購入しましょう。

まず前述の通りこのゲームは機銃系が強いのですが、追加ガンポッドであるMGPを装備できるため、対エース戦において火力アップを図れます。
加えてMLAAを最大で10連装まで装備できます。MGPを装備して1スロット使ったとしても4連装なので、他の機体と同等レベルで運用できます。
さらに、それだけの武装を有しながら対地武装まで持っていくことができます。しかも非常に強力なMLAGを4連装できるほか、それ以外の武装もUGBS-3やUGBLと使い勝手の良いラインナップ。

これだけ武装面で優遇されていながら、機動性においてはゲーム中トップクラスであり、仰角リミッターまで装備できるので、もはや言うことがありません。

非常に高価であることは最大のネックではありますが、一方で終盤の高性能機の中では一番安い部類であり、本機を空戦特化にしたようなSk.37や、本機をよりコンパクトにまとめたようなVX-23はさらに高価なため、コスパとしては本機が最優秀です。
これさえあれば最後のミッションまで十分なスペックを持っているため、購入できるようになったらすぐにでも乗り換えましょう。
空対地戦闘を軸に考えた場合のお勧め
対地戦闘は総じて敵の数が多かったり、艦船のように強力な敵が多かったりと、手数や範囲攻撃が重要になることが多いです。
そのため通常ミサイルだけではどうにも手数が足りず、もたついている間にレールガンやミサイル、AAの猛攻に晒されて撃墜されてしまう、ということもありがちです。
そのため、対地攻撃を主体に考えた場合のお勧め機体を考えます。

Sk.25U
本作の実在機ベースの航空機では唯一の対地攻撃専門家
フライトシューティングゲームの対地攻撃の専門家と言えばA-10シリーズが主流ですが、本作ではなんとSu-25(モチーフ)が採用されています。なんとも珍しい。

東側VerのA-10ともいうべき非常に強力な対地攻撃機なこともあり、その性能は折り紙付きです。
すべてのスロットが対地攻撃兵装に特化しており、さらにそのハードポイントの数も全部で8ヵ所と非常に豊富。加えて、マルチロック可能な対地攻撃ミサイルであるMLAG-2を二か所に装備できるため、MLAG-2だけで8つのターゲットをロックオンできます。そのうえMLAGで4つのターゲットをロックオンできるため、瞬間的には12もの地上ターゲットを同時攻撃することが可能です。
それ以外にも各種ロケットランチャーやUGBS、UGBLを有するため、範囲攻撃にも対応可能。惜しむらくはUGBS-3が装備できないことですが、MLAGがこれだけあれば事足りるでしょう。
さらに各種ガンポッドも装備できるため、機銃掃射もお手の物です。

唯一にして最大の欠点は機動性が低くて鈍重なことであり、ミサイルの猛攻に晒されると回避が困難です。フレアを効率的に使用し、できるだけ多くのミサイルを無力化できるように最適なタイミングで運用しましょう。

一部の対地攻撃メインのミッションでは、多少の航空機は出てくるとはいえ、この機体を使わない手はありません。ショップに並ぶなり即座に購入しておき、ブリーフィングの内容が対地攻撃主体であれば、コイツを引っ張り出してみると良いでしょう。犠牲にされた鈍重な機動性に見合う、むしろそれ以上の圧倒的な殲滅能力を以て、敵地上部隊を気持ちよく一掃してくれます。


ACCIPITER
特に対艦戦闘において比類なき強さを発揮する対地攻撃のスペシャリスト
戦闘機の欄でも触れましたが、URMBを山ほど搭載できるこの機体は、まとまった敵を倒すのに非常に強力な火力を供給してくれます。

本作の艦船はエアシップも含めて、搭載している武装をすべて排除しないと本体にダメージを与えることができず、武装を剥ぐ効率が求められます。その点において、一射あたりが短く、対地攻撃武装としては弾速が速くて狙いがつけやすく、その割に十分な攻撃範囲と火力を有するURMBは非常に使い勝手の良い武装です。どんな艦船相手でも、基本的には二発撃てば沈めることができます。うまく当たれば、一撃で撃沈まで持っていけます。
 ※全武装撃破+本体撃破まで含めて一撃でいけます。
 ※対艦戦闘でいうと、実はMLAGは終末誘導が甘いため高速で移動する艦船には意外とフルヒットしないこともあり、MLAGよりも無誘導武装のほうが確実だったりします。

それを両翼に満載でき、最大8連射できるACCIPITERは対艦攻撃において最強といっても過言ではありません。URMBはリロードが少々長めなのがデメリットの一つですが、さすがに8連装もあればリロードも十分間に合い、ほぼ常時撃つことができます。

広範囲を攻撃したい場合は遠距離から撃つことである程度弾が拡散してくれるので、重力による落下を見越した山なり軌道の射撃ができればある程度の範囲攻撃も可能です。そしてもちろんUGBS-3や通常のURMも装備できるので、URMBがそこまで大量に必要なミッションでなければ、そちらを装備して手数を増やすのも良いでしょう。

そしてこれだけの対地攻撃能力を有する対地攻撃のスペシャリストでありながら、機動性がMG-29とほぼ同等の性能を持つため、対空戦闘も十二分以上にこなせるというのがこの機体の何よりの強みです。ガンポッドを一つでも積めば対エース戦ですら十分な活躍が期待できるため、対地メインでありながら両方が求められるような一部のミッションでは、他の機体にはできないような大活躍を見込むことができるでしょう。

買えるようになったら是非とも買っておきたい一機です。


F/D-14
爆弾搭載数の多さによる手数が魅力のマルチロール機
対空戦闘能力は「空対空戦闘を軸に考えた場合のお勧め」に記載のとおりですが、爆撃能力としてはUGBS-3を2スロット4連装も装備できる機体はそう多くなく、全体的に性能の劣るF/C-16か、あるいはハイエンド機のF/S-15くらいに絞られます。

そのため、意外にも対地攻撃適性があり、UGBS-3をたくさん投下していくことで、思いのほか手数を出すことができます。『地殻エネルギー産業』や『バルキリーの呼び声』のように、密集した敵地の爆撃と敵航空戦力との空戦を両立しないといけないようなミッションでは、思わぬ活躍を見せてくれるケースもあります。

MG-29や後述のF/E-18によるMLAG/MLAG-2運用で事足りるケースも多いですが、クレジットに余裕があるのであれば一機持っておくと、思った以上の活躍を見せてくれる場面に出くわすかもしれません。
かつての名作映画『トップガン』に熱狂したファンの方はぜひ。

余談ですが、F-14「トムキャット」シリーズの機体に爆装を施し、こうして攻撃機・爆撃機のように運用する機体のことを、俗に「ボムキャット」と呼びます。本作でこれだけ爆撃も得意になるよう設定されているのは、そうした背景もあってのことなのでしょう。


F/E-18
MG-29より汎用的に攻撃可能なマルチロール機
正直、兵装構成や同時ロックオン数はMG-29と変わらず、ピッチと加速の性能に関してはむしろMG-29のほうが上なので、素の機動性に関していうならMG-29から乗り換えるメリットはあまりありません。

ただし唯一にして最大の特徴は、MG-29がMLAG-2×2連装で4連装を実現していたのに対し、F/E-18はMLAG×4連装に変わっていることです。MLAG-2はMLAGに比べてリロードが長く、また奇数の敵に対しても偶数発のミサイルが飛んで行ってしまうことから、残弾調整が難しいデメリットがありました。
MLAGはスロット数が必要になる反面、ロックオンした数だけしか飛んでいかないので、敵の数に合わせて残弾を調節でき、またMLAG-2よりリロードが早いため、総合的な手数ではMLAGに軍配が上がります。
そのためMG-29よりF/E-18のほうが兵装面の小回りが利き、総合的にはF/E-18のほうが使い勝手が良いと言えます。

わざわざ乗り換えるコストを払うほどかというのは何とも言えないところですが、クレジットに余裕があるなら調達してみると、微妙な継戦能力の差に救われる場面もあるかもしれません。
あの名作映画の続編として話題になった『トップガン マーヴェリック』に熱狂したファンの方は、マーヴェリック気分に浸ってみるのも如何でしょうか