Dawn of Man

Dawn of Man

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Dawn of man攻略テクニック覚え書き
By Redbard69
全実績開放記念に作成。
遊んでいて気づいたテクニックの覚え書き。
暇つぶしやシナリオクリア、古代の戦士ハードコアなど実績解放の参考にして頂ければ、と。
   
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村作りの基本
・スタート地点の選定
ゲームを始める時に、定住か放浪か選ぶ事になるが、これは慣れる前なら定住が、慣れた後なら放浪の方が良い。このゲームは起伏のある所には思った様に建物や畑を建設出来ず、また水辺に近すぎても同様なので、周辺の鉱物資源が豊富な広い平地が理想的だ。
特にハードコアをやるなら絶対に放浪をオススメする。
大陸の夜明けシナリオ以外、広い平地で鉱物資源豊富な定住スタート地点などないので将来の拡張・防衛構想を考えて条件に合う所に移動して村作りを始めよう。
理想的なスタート地点の条件は、以下の優先順位で決める。

1.勾配がない広い平地がある。(現在森になっていても伐採すれば問題ない。とにかく起伏がない事が重要)
2.水辺が近くにある。
3.鉱物資源が豊富である。(具体的には火打ち石2~、銅1~、錫1、鉄2~くらい)
4.巨石が沢山ある(10以上あれば上等)
5.枝やタンニンを得やすい森や石材がある。

1~3くらいは必須級だが、鉱物のある・ないくらいは多少妥協しても良い。ただし火打ち石と鉄の鉱脈だけは決して妥協してはならず、近くにある事が重要だ。
4~5は近くにあればとても良いが、妥協しても問題ない。
狩猟について
旧~中石器時代まではこれがメインの食料・資材確保の手段。
基本的に動物へ狩りの指示を出してもシステム側はスタックした指示を順番に消化していくだけなので、別件の仕事を沢山積んでいると実行が遅れ、拠点の近くにいた獲物が遠くに行ってしまったりして資源の回収が遅れる事になる。
また狩りの指示を出した時に向かうハンターは、獲物1匹につき2人と犬1匹(スタックなしの犬がいる場合)が割り当てられるが、強い獲物や体力が高くて逃げ足の速い動物を指定すると、この人数では返り討ちにあうか逃げられて体力と労働力を無駄にする場合が多いので、特に労働力に乏しい初期ではこの方法は悪手である。
対策としては、戦闘要員を多めに選択して直接狩りの指示を出す集団戦術。可能なら5~10人程度を指定してやればケブカサイやマンモスなどの大物も、最小限の犠牲で狩ることが出来る。獲物によっては何人か無駄な指示が発生するが、被ダメージによる戦死や疫病感染による病死よりはマシなので、この時代の狩猟は他の仕事を放棄してでも集団を構成する事を意識した方が良い。このように集団で襲いかかる事で獲物を一気に致命傷へ追い込み、反撃をなくす事で人的損害のリスクを最小限に抑えこむ事が、この時代の狩猟ではとても有効的な手段だ。
オススメの狩猟テクニックとしては拠点の近くをたむろしている戦闘になっても逃げ出さない大物を全戦力結集して狩る事。マンモスの群れなど最も良い。5~6人戦闘出来る人がいる場合はオオカミの群れを攻撃しても良い。子オオカミは貴重な戦力になり維持にコストも掛からないので、積極的に飼い慣らすべし。

新石器時代以降は、狩猟は仕事の合間についでで行う程度で良い。
動物は家畜化してそこから肉や皮を得る方法にシフトしていくと生産が安定して楽。
よって優先順位は農耕より下になる。ただ1つ、オオカミなどの人間を襲う危険生物だけはテリトリーに入り次第、迅速に抹殺する事を推奨する。放置していると資材を回収中の子どもなどを襲われて犠牲者が出る可能性が高く、リスクでしかない。前述の集団戦術を利用して圧殺し、子オオカミは家畜化して味方の戦力を増やそう。
農耕について
新石器時代から開放される最も重要な食料・資材入手方法。
特に穀物は最重要なので、常に村人を賄えるだけの量を生産したい。
タスクを沢山積んでいる場合は、範囲選択かダブルクリック指定で優先度を上げておくと作付け・刈入れを村人がほったらかす事が少なくなる。収穫時ランダムイベントで作物が病気になり、収穫できない場合がある。種類を増やして対策しよう。

-穀物について-
穀物は4種類あるがワラの生産という観点からオオムギが最も優れる。次点でライムギ。
新石器時代以降は家の建材や防衛施設、家畜のエサなどワラは幾らでも使うのでその生産量を増やせるオオムギは非常に有効である。また全体の10%~30%程度はライムギにして置くとオオムギ病害時のバックアッププランとして使えるので適度に混ぜておこう。他のムギも病害対策用に作っても良いが基本的にオオムギ・ライムギよりうま味が少ないので、全体の0~20%程度あれば十分。

-畑の設置テクニック-
畑を敷くときに注意したいのは選択範囲で、少しずつ区切って作ると一ブロック分の配置不能スペースが出来てしまうので、できる限りまとめて作物の区画を整備する。
3×3を4×4に変える時などは冬の農閑期に一端、全て撤去してから拡張すると無駄なく敷設出来るので、この方法を使用してデッドスペースを無くせば省スペース化出来る。

-豆-
冬に植え付けて夏収穫する事が出来るので、穀物と時期が被らなくて良いモノの様に見えるが、穀物と違い副産物を生み出さないので優先度は低い。勿論ないよりあった方が良いので作るべきだが、あくまで食料政策の補助プラン程度のものと考えても差し支えないだろう。ただし、古代の戦士シナリオの様な新石器時代から始まる場合は、備蓄もなくマンパワーの不足から食料政策が万全ではないスタートとなるので、優先度は相対的に高くなる。ちなみに種類における優劣はなく病害対策になるだけ。

-アマ-
重要な素材。服として利用出来る時点で不可欠な素材だが、それ以外にも武器として強く商材としても高価な合成弓の素材にもなるので、作れる様になったら常に幾らか生産しておく必要がある。余ったアマ糸も全時代共通で価値5あるので、余剰分は商材として利用しよう。

-果実のなる木-
農業系では優先度最低。
大きなスペースを使う割に収穫量も少なく、ワラ等収穫時の副産物生産もないので飾り程度の認識で良い。果物は腐敗も早く保存に不向きで、撤去しても一瞬で消失してしまい、木材を生産する事も出来ないので、研究ポイントを稼ぐくらいしか使えない。
家畜について
犬・ヤギ・ヒツジ・ブタ・ロバ・ウシ・ウマの全7種類がいる。
どの家畜も絞めると肉・皮・骨を幾らか出力する。
対象動物の家畜化をアンロックするとその野生動物を捕獲可能になるので、村周辺の水辺を見張って獲物が来るのを待とう。ちなみにこの家畜化は自動化が出来ないので面倒、プレイヤーが対象の動物を一々指定しなければならない。また動物がちょっと逃げると住民が早々と諦めて帰ろうとする時もあるので、ともかく指定し続けるしかない。ちなみに手動で指定しても攻撃しかしないので意味がない。また獲物の捕獲時、オス・メスに気を付けてどちらかだけにならない様に注意したい。オス・メス揃っていないと繁殖せず、自転車操業になるので、どちらかが全滅していないか定期的なチェックが必要だ。
注意点としては狩猟をエリア指定で自動化した場合、捕獲可能の動物も狩ろうとしてしまう所だろう。これに関しては注意する他ない。欲しい動物がテリトリーに入るのを待ってから粘り強く捕獲を狙うのだ。商人からトレードする事も出来るがランダムな上、オス・メス一方に偏るので自前で繁殖を狙いづらく、あくまで補助的なものと考えておくと良い。

-有用性が高い動物-
全7種の中で特に有用な動物は、犬・ヒツジ・ロバ・ウシ・ウマである。
・犬
犬は維持にコストを必要とせず、戦闘に貢献してくれるので特に序盤では強い味方になってくれる。その後の時代でも敵に突撃してヘイトを引いてくれたり、動物に襲われた子どもの下にダッシュで駆けつけ救出するなど、数々の活躍を見せてくれるはずだ。
オオカミの子が彷徨いていたら、積極的に家畜にしたい。もちろん大人オオカミを始末した上で。
・ヒツジ
最重要家畜 。冬に使用する羊毛の服を作成するのに使う羊毛を作り出せる上、羊毛は余っても商材としても優秀。特に吹雪が発生する様なシナリオでは冬にこれが無くては、ほぼ何も出来なくなる。繁殖力を生かしてわざと余らせ、精肉等にも利用可能。まともに攻略するつもりなら絶対に必要な存在であり、出来るだけ数を持っておきたい。
・ロバ
荷車を引くことが出来る家畜。上位互換にウマがいるが、ウマの開放は時代が異なる上、同じ時代に優先すべき技術も多いので、相対的に重要度は増す。また、荷車だけ引けるというのは、鋤や荷車はあるのに動物が不足している時に使用方法をコントロール出来るので、ウマ解放後も十分に使い道はある。開放されたらすぐに、その後も見掛ける度に捕まえると良い。10~20匹程度いると運搬効率がとても良くなる。
・ウシ
ヒツジに匹敵する程の重要家畜。鋤を引ける上、ミルクの生産も可能で絞めると多めの資材を生み出す。メリットだらけなので羊同様、出来るだけ数を持っておきたい。
・ウマ
荷車に加えて鋤を引く事も出来るロバの上位互換。ただし技術開放が遅い事と、同じ時代に優先順位が高い技術が多いので、開放が遅れがちになる。捕獲も比較的困難なのがネックだが、開放された暁には是非それなりの数を揃えよう。乗って移動速度向上に使えないのが残念。アップデートに期待したい。

-有用性が低い動物-
ヤギ・ブタがこれに当たる。
・ヤギ
ミルクを生み出す。絞めて手に入る資源は羊と同じ。早く開放される家畜なので、僅かに出番があるが、ミルクは腐敗も早く、売り物にもならない上、ウシもこれを作り出せるのでウシが開放されると完全に出番はない。
ではウシが開放されるまで活躍するかと言うと、家畜小屋のスペースを使う上にエサも羊同様掛かるので、ヤギを飼うくらいなら羊の方が……となってしまうだろう。しかもその羊はヤギ開放のすぐ後なので、尚更出番はない。
はっきりいってわざわざ飼う必要性はかなり低い。ヤギを愛でたいなら某シュミレーターで十分ではないだろうか。まあ、折角家畜小屋を建てたのに、ワラが余りまくっている割にガラガラで寂しいというなら捕まえても良いだろう。
・ブタ
絞めると多めの資源を生み出す……だけ。もちろん量こそ違うが、他の動物にもこれは出来る。何なら牛の方が産出資源も多い上に、あちらは働き者かつ、おまけもついてくる。つまりブタはウシの完全下位互換である。ブタさん涙目。完全にお荷物。使いどころが全くない文字通りの穀潰し。所詮、飛べないブタなどただのブタといった所か。何かの間違いで家畜にしたならさっさと出荷でどうぞ。(´・ω・`)そんな-
防衛について
新石器時代以降、最も大切な事。
対策を怠っていると折角作った村が卑劣なる蛮族共の餌食になるので、しっかりした防衛プランを構築しよう。筆者が使った防衛プランを記載するので参考にして欲しい。

-防衛に際して気を付けたい事-
このゲームで防衛に最も向いている地形は大きな起伏のない平野である。
起伏のある山や谷などの地形では門や壁を配置出来ない場合が多く、起伏のある地形は防衛に不向きだ。更に一部の山オブジェクトは敵・味方共に遠距離攻撃が貫通する仕様なので防壁ごしに槍を投げ合うなどしてしまい、被害が増えるケースもある。一応、これを利用する方法もあるが、地形条件が難しい。他にも、川や湖の様な水辺にも壁は構築出来ないので、川や湖ぎりぎりの所に建物を建てていると、壁の構築スペースがなく壁を回り込んで水辺から侵入される事になるので注意したい。山城やマチュピチュの様な村を作って遊べたら面白そうであるが、残念ながらこのゲームでは出来ないので、諦めて平野で構築しよう。

-戦闘結果-
このゲームの戦争はリロードする度に違う結果になる。どうやら襲撃時期は前回の襲撃の後から確定するようだが、出現場所と規模・装備は襲撃イベント発生時に決まる様で、読み込む度に異なる。一回やってみて全滅する様な敵でも、前回のセーブ地点から再びやってみたりすると、出現場所が異なり数人程度の犠牲で済んだりと結果は変る。全滅したり、勝つには勝ったが、村人が死にすぎて存続困難な時などはこの方法に頼るのも1つ手。特に古代の戦士ハードコアなどで、吹雪と襲撃が重ねって大惨事になるなどしたら、その後の運営に差し支えるのでこのテクニックが役に立つだろう。

-全周型防衛プラン-
どのような地形でも実行可能だが、実行に時間のかかる防衛プラン。
やり方は単純。村の建物・畑等含めて全周全てを壁で囲い、各門の側に防衛塔を2~3個設ける。各門の間隔は壁6個につき門1つくらいにすると間の防衛塔が2つ分の門を守れる。これで1問辺り6塔が防衛し配置戦闘要員は18人程となる。装備差と人数差が大きくなければ大体の襲撃を防ぎ切れるはずだ。欠点はかなり広い範囲を囲む事になるので、構築に掛かる時間と資源は鰻登りになる事。

-城塞都市型防衛プラン-
古代の城塞都市などは基本的に居住区を壁で囲い、面積の必要な畑は門の外に作っていた。
これもそれに倣い、今後の拡張分を含めた居住区のみ壁で囲い畑を壁の外に作る事で防衛面積を少なくして、かつ有効的な防衛効果を得る事が出来る。
問題は地形によっては、十分面積を確保出来る平地以外は畑と居住区との間の距離が大きくなり、非効率的になる恐れがある所。
このプランをやるならば、最初から移行する事を意識した土地に入植し、防衛施設分のスペースを空けるような村作りをする必要があるだろう。

-出城構築防衛プラン-
全周型等の発展的な防衛プランまでの繋ぎ。
古代の戦士ハードコアなどではスタートして2~3年で10人前後規模での襲撃が起こるので、上記防衛プラン等ではとても構築が間に合わない。
よって早く作れてしっかり守れるプランが必要になる。
このプランは、集落のすぐ近くに防衛塔が4棟程入るだけの小さなスペースを壁で囲い門を1つだけ作っておく。小さい砦、と言えば良い分かりやすいだろうか。
門がここ1つの場合、敵の襲撃時に警報を鳴らすと村人はこの門の内側に集まる。
敵のAIは基本的には村人を殺す事を第1目標としているので、施設を無視してこの砦に殺到する。しかし、新石器時代の武器と襲撃人数では防衛塔が4つ程度あると敵は破壊する前に力尽きる。防衛塔は中にいる村人を完全に守りダメージが入らず、塔に入れない村人も門の内側にいるので無傷で済む。ちなみに発射台はNG。発射台はこちらもダメージを受けて、負傷・死ぬ危険がある。簡素な為、構築も素早いので、防衛施設に時間をかけられない時にオススメしたいプランだ。
欠点としては極稀に一部が施設にひっかかって、その施設を攻撃する事があるので、砦の周りの敵が壊滅したら、可及的速やかに血祭りに上げよう。
また銅器時代以降は襲撃人数が増えて敵攻撃力も高くなって来るので、出城プランでは持たない場合が多い。繋ぎと割り切り、早めに本丸を築城しよう。

-防衛上やってはならない事-
・物理的に距離がある2~3地点に小集落を立てる事。
収集等でメリットがあるのだが、これをやると防衛時に戦力が分散してしまい、警報を鳴らしても、分散した戦力では味方へ無駄に被害が広がる。
もしくは他地点より駆けつけてきた所を各個撃破されて無駄死が増える。特に鉄器時代辺りで敵攻撃力と人数が増えてくるとジリ貧になる事が顕著で、悪手と言える。
やはりというか先人の教えにある通り、戦力分散の愚は避けるべきという事だろう。

・水辺ぎりぎりや山岳部に村を築く事
これをやると水辺なら水辺側を壁で覆えず回り込んでくるので、防壁が意味を成さなくなる。一部は壁や門を壊しに来るので足止めとして機能して完全に無意味ではないが、無駄な犠牲が出ているという点で、オススメ出来ない。山岳部も同様である上、高低差があると敵は壁の外からでも壁内側の人間に遠距離攻撃出来るので、やはり壁が陳腐化する。水辺ぎりぎりや山岳部での集落建築は止めておいた方が良い。
実績開放について
幾つか難度が高いと思われる実績開放のヒントを記載する。
実績開放で苦労しているなら参考にして欲しい。

-Paleolithic Overpopulation-
開放条件:旧石器時代に人口100以上にする。

注意点:この実績開放で最も注意すべき点は食料問題。旧石器時代は食料生産を自動化する方法が少なく、人数が増えるに連れて食料問題が逼迫してくる。これをどのように解決するかが開放において重要である。

具体的な方法:手順1―入植-
資源が最も多く環境的に楽な大陸の夜明けシナリオのノーマルで始める。
マップは川がオススメ、放浪で開始して以下の条件の土地を探して入植を開始する。
1.ベリーや果実などの採取ポイントが周辺に10以上ある。
2.川に近く、かつ湖も近くにある。
3.火打ち石の鉱脈が最低でも3以上ある。
この実績開放が有利になる土地の条件は、食料生産の自動化が可能なリソースが幾つあるかと、周辺の水場の数で決まる。
水場は動物が集まりやすく狩り場として使え、漁場にもなる。しかし、近くの川だけでは動物も魚も不足してくる上、川沿いに進むにつれ本拠地からの距離がどんどん長くなっていって非効率的になるので、それを極力抑える為に水場がまとまっている湖も欲しい。
川マップには湖も点在しており、比較的川から近くにある湖を見つけてその近辺に入植すれば両方のメリットを享受出来る。この様な川も湖もあるハイブリットポジションなら水場を増やしつつ距離も抑えられて有利に事を運べるので、探してみよう。

手順2-運営-
序盤は特別な事は必要ない。通常通りの運営を行えばよい。
苦しくなって来るのは50人突破した頃でこの位の人数となって来ると採取や漁業などの自動化だけではつらく、より積極的に獲物を探して行かなければ持たなくなっていく。
旧石器時代は農耕が存在せず、資源集めや道具作りなどの仕事が少ないので、50人もいれば既に労働力は過剰で余っているだろうが、ここから重要なのは労働力を余らせない事だ。
余剰労働力は骸骨のポールや墓など建てて名声を稼がせて、更に本来なら非効率的で行うべきでない様な遠くへの狩りなども実行して仕事を作っていく。少々遠くにある採取や釣りポイントなども労働力を余らせるよりはマシなのでどんどん実行する。
すると当然一部は救出困難な所で野生動物に襲われて犠牲になるだろうが、必要な犠牲と割り切ろう。矛盾しているように聞こえるかもしれないが、この実績クリアには人口が必要でも、それを維持する為には食料が不可欠。まして食料の備蓄がない状態で人工過剰になると大量餓死を引きおこして結局窮地に立つ事になる。
つまり、この実績開放への道は人数が増えれば増える程優先度が人命<食料となり、犠牲を払ってでも食料というリソースを増やして行く方が結局前に進む事になるのだ。
この点を理解しながら進め、確実に食料を増やして人口の増加にも耐えられる備蓄を作ろう。ギリギリでも良いので備蓄さえあれば100人達成まで何とか維持出来るはずだ。80人以上が正念場、ここらで獲物が見つからず備蓄もないと餓死でボロボロ死んでいく。
緊急事態対策としては距離があっても構わないので本拠地を離れて遠隔地の魚のいる水場、採取ポイントへと部隊を分けて派遣する疎開政策を実行する必要がある。無論急場しのぎの苦肉の策なので継続困難な上、非常に効率が悪い。

そしてこの実績を達成する頃には農耕なくして人類の発展はあり得なかったと当たり前の事を強く再認識する事になるだろう。

-Stone Prestige-
開放条件:石器時代中に名声900以上にする。

注意点:大量のトーテムを建設する必要があるので、その為に原材料の大量生産を行えるだけの生産力をつけておかなくては無駄に時間がかかる。

具体的な方法:“石器時代中”にというのは新石器時代も含まれる。よって技術は新石器時代まで進めて良い。新石器時代なら農耕や牧畜などの大規模な食料生産が出来るので、難しい事はない。家畜は何でも囲んで皮や骨の生産を厚くして、材料が余り次第片っ端からトーテムを建てて名声値を稼いでいく。これを繰り返すだけで達成出来る。
襲撃も大陸の夜明けシナリオノーマルで始めておけば数人程度なので、小ネタで紹介している野戦でも仕掛けて雑に撃退して良い。食料生産の自動化さえ済んでいれば時間がかかるだけで達成が簡単な実績だ。また一番簡単に達成する方法はPaleolithic Overpopulationの実績達成のデータを使う事。労働力が過剰な程あるので、いきなり大規模農場がやれるし更に人口を支える為に大量の家があるはずなので、建物の名声値も加算されてかなり楽にやれる。

-Prestigious-
開放条件:名声を1000にする。

注意すべき点:効率的にやりたいならStone Prestigeの実績開放の後にやった方が良い。

具体的な方法:特別な手順は必要ない。どんな方法でも崩壊しない様に村を拡張していけばいつかは達成される事になる。

-Ultimate Challenger-
開放条件:4つのチャレンジモードをハードコアでクリアする。

注意すべき点:チャレンジ毎に異なるのでチャレンジモード攻略で説明する。

具体的な方法:チャレンジ毎に異なるのでチャレンジモード攻略で説明する。
チャレンジモードについて
チャレンジモードは条件を満たせばクリアとなるミニゲーム的なモード。チャレンジモードでは蛮族共の襲撃がないので、防衛の事を気にしなくていい。その為シナリオモードのハードコアよりも遙かに簡単だ。条件を達成するとその場で終了となるので、長期的運営を視野に置く必要がなく、建物の設置もほぼ無秩序で構わない。最初からハードコアでやればノーマルもハードコアも両方達成した事になるので一挙両得となる。

―長い3月―
クリア条件:マンモスを1匹も死なせずに指定ポイントまで誘導すればクリア。

注意点:このチャレンジでは原始の視点が使用出来ない。よって脅威は目視で確認して迂回するなどする必要がある。

具体的な方法:マンモス達を指定ポイントまで誘導する村作りとは関係ない特殊なチャレンジ。
マップには危険生物がウヨウヨしているのに、原始の視点が使えないので敵の発見が難しい。移動先に危険がないか確認してから誘導する必要がある。適当に最短ルートを進んでいると襲われる事になるので、敵がいるなら多少の回り道はやむを得ぬものとし、とにかく戦闘を避ける事を意識して進む。ポイントは幾つも指定されるのでじれったいが、重要な事さえ抑えておけば達成はさして難しくない。重要なのは足を止めない事だ。基本的に正面から鉢合わせしない限り、肉食動物達は獲物認定した動物の後をゆっくり尾行して止まった所を集団で襲いかかってくる。足を止めず、近づかない様にすればほとんどの戦いを回避する事が出来るだろう。だが、もし回避に失敗して戦闘になったとしても心配はいらない。マンモス達はとても強いので、ライオンだろうがオオカミだろうが2~3戦くらいなら返り討ちにするくらいの戦闘力を有している。基本的には回避すべきだが、どうしても邪魔な敵がいるなら遠慮なく踏みつぶしてしまおう。あと何度も使用する事は出来ないが、人間に指示する時と同じで手動で選択後に移動させたい所で右クリックを連打すると士気を消費してマンモス達がダッシュし高速移動する事が出来る。緊急事態には迷わず使おう。

―太陽の神殿―
クリア条件:ストーンサークルと4つのメンヒルの建設をMorkarが生きている内に達成。

注意点:何より注意すべきはMorkarの命。狩りに出してうっかり死んだり、負傷して疫病感染からの病死になるとそこで終わりなので、彼に無茶をさせない様に行動を管理しよう。

具体的な方法:
まず村の基本生産体制の抜本的見直しを行う。開始時点ではインフラも備蓄も貧弱過ぎてストーンサークルなど建設する資材も人足もいない。人員確保の為の住居と十分な食料の備蓄、巨石移動用資材を整える為に1~2年程度は建築準備期間と考えて内政に着手する事。
そしてストーンサークル建設を行っても村が崩壊しない程度の備蓄が整ったら本題の建設に移行する。通常の場合と異なり、ストーンサークル建設予定地は村の近くでなくて良い。本来なら村の近くに建てて士気回復用施設として使う所だが、このチャレンジに限ってはクリア条件さえ達成すればそれで良いので、建物の効果など無視して各巨石の運搬距離が最小になるポイントを指定してやれば早く構築出来る。
メンヒルも巨石の落ちているポイントと重ねてやれば運搬距離ほぼ0で建築出来るので、さっさと構築出来る。後はMorkarが何らかの事故に巻き込まれなければ良い。野生動物の動向には目を光らせよう。

―羊飼い―
クリア条件:家畜小屋を4つ以上建て、家畜を50匹以上飼う事。

注意点:注意すべきは三つ点。
1.家畜を沢山維持するにはワラの生産量が多くなければならない。
2.ワラの生産量を増やすには労働力が無くてはならない。
3.労働力を確保する為には住居と食料が無くてはならない。
つまり太陽の神殿チャレンジと同じでインフラを整えて基礎生産力を確保すれば良い。
より端的に流れを言えばこういう事だ。労働力確保→ワラ増産→家畜増加=達成

具体的な方法: このチャレンジ達成で重要なのはワラの生産量。よって大麦を大量生産するのが良い。まず現労働力で維持できる限界まで大麦を作り、ワラを確保して住居を整える。このシナリオは通常より野生動物が少ない。よって狩猟は余りあてにならないので、食料は麦・家畜・採取・釣りがメインとなり、これらで当面の食料を維持する。食料とワラがあれれば労働力確保の準備は完了。そして食料と労働力さえ確保すれば既に達成した同然だ。
あとは労働力に任せてワラ生産量を増やしてやれば、家畜を沢山囲えるので後は家畜小屋を建てつつ、動物を増やせば完了というわけだ。
太陽の神殿と比べて足手まとい護衛対象がいない上、達成期限もないので、このチャレンジの方が難度は低いと言えるだろう。

―夜明け前に―
クリア条件:旧石器時代の技術だけで住人を50人以上にする

注意点:問題となるのは基本的に”Paleolithic Overpopulation”と同じ食料問題。
もし達成済みなら半分の50人までで達成なのでかなり楽に感じる事だろう。

具体的な方法:人数が少ない内は特別な事は必要ない。通常通りの運営でも十分回る。
30人くらいから食料生産により注力する様に意識していれば、維持は簡単だ。長期的視点が必要ないので、分散拠点をやろうがお構いなしだ。
だがもし、運悪く長い期間周囲の獲物が少ない様なら”Paleolithic Overpopulation”の項でも書いた様に非効率的な遠征を行ってでも魚や採取、獲物を確保しにいこう。
小ネタ
筆者が知っている小技。小手先程度の役には立つが、微妙に再現性がない場合がある。

・水上の農地化(通称:田んぼ)
実は橋を架けた水の上は農作物を配置する事が可能で、農地に適した場所が少ない時などは、橋を沢山かけて川を農地化するというテクニックがある。湖でも一応可能だが、掛けられる面積の問題で恩恵は薄い。このテクニックは設置に条件がある様で、これをやる場合農地設置時に可視化されるマス目に平行でないといけないようだ。

・建物と木を重ねて集落内でタンニン・果物集め(通称:ツリーハウス)
木が苗木未満の時はその上に建物を設置出来る。これを利用して建物を苗木の上に建設すると、木がそのまま育ち、建物と木が同じ座標に重なる。その木がタンニンや果物ならそのまま取得が出来るので、省スペースで機能的になる。一定以上育った苗木では失敗するのか、発生の詳細条件は不明。

・疑似家畜小屋(通称:牧場)
野生動物をそのまま囲う方法。山岳部などに門と壁を使って袋小路を作り、そこに動物を追い込む。動物が袋小路に入ったら、門を閉鎖して放置。必要になったらハンターを派遣して絞めれば良い。維持にワラ等コストが掛からず、シカの様な家畜化不能な動物も囲えるので見た目に面白いが、面倒な仕込みの割にリターンが少ないという欠点もある。

・襲撃部隊を先制攻撃(通称:野戦)
襲撃の敵はマップ端から沸いてプレイヤーの村まで歩いてくる。村の襲撃までにこれを発見した場合は、先制攻撃をかける事が可能。警報発令で全体の仕事を止めなくて済むので、有効的な時もある。ただし、新石器時代などの襲撃規模が低い時でないと、無駄な死人が出るだけなので素直に籠城した方が良い。防衛施設が整ってないならこの方法も手の1つ。

・漁夫の利を得る(通称:ハゲタカ)
肉食動物は人間以外にも他動物が近くを通ると襲いかかる事がある。
勝敗は場合によって異なるが、これは利用出来る。肉食動物が勝った場合は、彼らの食べ残した骨や皮などの資源のおこぼれに預かる事が出来るので最序盤などで楽が出来る。
もし肉食動物が負けた場合は大きなチャンスだ。肉食動物と戦闘した獲物は多少なりとも体力が減っているので、可能ならこれに仕掛けて漁夫の利を得よう。更に負けた肉食動物の死体から資源を頂けば、ローリスクで多くの資源を手に入れる事が出来るので一石二鳥。
12 Comments
hemfe Dec 27, 2021 @ 4:57pm 
参考になりました
Redbard69  [author] Nov 5, 2020 @ 3:53am 
実績解放、チャレンジモードについての項目を追加。攻略の参考になれば幸いです。
Redbard69  [author] Oct 27, 2020 @ 6:28am 
まあ、あくまで総合効率を重視した私の考えです。プレイスタイルは十人十色。特にこの手の開拓ゲームは自分流のやり方で楽しむのが良いと思っています。極端な話、村全て養豚場にしてみたブタ縛りプレイなんてエグそうだが面白そうじゃないですか。
あと家畜のリスク分散は良いアイデアと思います。試してみてもいいかもしれません。開拓ゲームでニワトリというとBanishedを思い出しますね。
ニワトリは値段も安く繁殖も早いので、とても心強い存在でした。
Redbard69  [author] Oct 27, 2020 @ 6:27am 
よって何故ウシを薦めるのかという疑問の答えは、そういった肉・皮・骨を含む全メリット・デメリットを総合的に見て、有効的と判断したというのが答えです。
具体的な理由は以前質問された方への返事として下のスレに記載した三つの理由が主ですが、
あえてブタを薦めない最大の理由を挙げるなら後期時代程、肉・皮・骨はリソースとして重要でなくわざわざ生産を太くする必要がない上、ブタでなくとも代用出来るというのが、
一番の理由ですね。もし肉・皮・骨が必要ならは短期的には狩猟で、長期的には他の家畜で賄い、それで過不足を調整し家畜小屋スペースは労働家畜と羊を優先、有り余る羊毛を元手に全てを手にすれば良いというのが私の考え方です。
Redbard69  [author] Oct 27, 2020 @ 6:26am 
実際にはもっと複雑でブタを運用する場合はどんどん増えていくので、家畜小屋を圧迫し、ある程度の生産を維持する為にはウシと比較して多くのスペースが必要になります。
更に頭数が増えるとエサが多くなり、ワラと麦の消耗は比例して増加いきます。ワラ・麦の消耗が増えるという事は農業の収穫量が十分でないと、建材用のワラが無くなってしまう危険があり、運用上のリスクになりえる。
他にもウシは労働力とミルクという資源も生み出している訳で単純な肉・皮・骨の収支だけではない部分があります。
こうした運用コストやウシ固有の生産物など別の視点を加味すると、ブタは肉・皮・骨こそ多く生み出しますが、代わりに別のデメリットも抱えている事が分かります。
Redbard69  [author] Oct 27, 2020 @ 6:24am 
sidekさん、コメントありがとうございます。整理すると疑問に思っているのは、肉・皮・骨で見た時、回転が早いブタの方が資源を出すのに何故ウシの方を薦めるのか?という所でしょうか。
中々答え方が難しい質問ですね。というのもこれは視点の違いから来る問題でどこに注目するかで変わりますから。この質問に対しての回答は多少長くなりますが、ご容赦を。
例えば肉・皮・骨の収支”だけ”を気にしているならブタが有効的というのは正しいです。
出産のサイクルが最も早いので手軽に頭数と資源を稼げるでしょう。
ではやっぱりブタは使えるじゃないか。と思うでしょうが、それは肉・皮・骨の収支”だけ”で判断した場合です。
Redbard69  [author] Oct 27, 2020 @ 6:23am 
Schiegnyaさん、ありがとうございます。頑張って下さい!このガイドを覗いたのは久しぶりで、100人くらいで埋もれていくと思っていましたが、考えていたより見てくれている人達がいたようです。
未公開部分に書きかけのまま放置していたチャレンジについてなどの項目も、時間がある時にでもプラスしておくことにしましょう。見る事があったら暇つぶしにでもどうぞ。
sidek Oct 26, 2020 @ 10:55pm 
体感でですが、牛の方が産出される産物多いとのことですがこれはあくまで一回~1匹の“出荷”に対してでしょう。
下記コメにもある通り“出荷”までのサイクルが早い豚の方が総じて出荷物は多い気がする。牛の方が多いと書いてあったので豚から牛にチェンジしたが、ぜんぜん増えない+寿命が長いのか屠殺しない→出荷されないので。。
ウマとは違い、農耕専門としてスキを専属で使えるのはいいかもしれん。
ウマは2役こなせるのでそれだけに頼ると、疫病時に輸送&農耕に大打撃で、かなりの損害になった。麦の病気リスクと同様、家畜の方でもリスク分散は大事かもしれない。

はやくニワトリ🐓が登場してほしい。
それと、川の中で獲物仕留めると、肉骨皮が取り出せない場合があるのを直してほしい。
Schiegnya Aug 12, 2020 @ 6:56am 
とても解りやすくて、参考になりました。ありがとうございます。
まだスタートしたばかりなのでウッホッホ時代ですが、
「タンニンハウス」は土地活用で楽しめそうです、さっそくやってみま~す。
Redbard69  [author] Jun 15, 2020 @ 6:09am 
最後に、このゲームの繁殖力は囲っている頭数に比例するので、まず使う事になる羊やウシに寄せた方が繁殖力も上がり、ブタの利点である繁殖力は他の動物でもカバー出来るという点。よって効率という観点で、ブタは他の家畜に劣ってしまうでしょう。もし例外があるとするならトーテムを大量量産する必要のある”新石器時代までに名声900”の実績を解放する時ですね。あれに関しては大量の皮と骨が必要になるので、有効的になる可能性はあります。あえて使う必要があるならその時くらいではないでしょうか。まあ楽しめるスタイルが一番なので効率など考えず、単純に可愛いから使いたいというのもありだと思いますよ。