Town of Salem

Town of Salem

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Town of Salem 日本語ガイド(Coven対応)
By sim1034 and 1 collaborators
Town of Salemの基本的なあそびかた、および各ロールの特徴について解説しています。
基本的な情報、基本的な戦略のみにとどめていますが、もし活用して頂ければ幸いに存じます。
   
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更新履歴
2018年04月13日 - アップデートに伴いJesterの報復対象を修正、ほか細かい部分を推敲
2018年01月19日 - SpyのBugアビリティ、および「JailorのDeathNoteについて」を追加
2018年01月16日 - 「ゲーム内用語集」を追加、アップデートに伴いInvestigatorの調査結果を修正
2017年07月27日 - ガイド公開
初心者ガイド - あそびかた
Town of Salemをこれから始める方へ向けて
おもしろそうだけど、難しそう…そんなあなたの助けになれば幸いです

このゲームを手に入れて、まずプレイするのは
オンラインのNORMAL-CLASSICモードになります

えっ? いきなりオンライン対戦?
まだ心の準備が…と臆する方もいらっしゃると思われますが
初心者や、お試しプレイヤーの集まりなので、気にせず突撃していきましょう



PLAY SOLO を押すとロビーに繋がり、15人集まるとゲームが開始されます
プレイヤーは現在でも多いので、あまり待たされる事はないでしょう



プレイヤーキャラの名前をつけます
何も入力しないと、ランダムで決定されます
既に使用されている名前はつかえません



ガラガラ~っと水車のような物が回り、自分のロールが抽選されます
Scrollsというのは装備すると選んだロールに当たりやすくなるアイテムですが
とりあえずは気にしないで良いです



それでは、ゲーム画面の各ウィンドウを解説していきます

画面左下にあるのは、チャットウィンドウ
プレイヤー同士の会話に使われます

右下にあるのは、生存者ウィンドウ
投票やスキルなどで対象を選ぶ時は、ここで選択します

画面右上にはプレイヤーのロール詳細が表示されます



Graveyard(墓地)
死んだプレイヤーの名前とロールが表示されます
クリックすると、遺言状とデスノートを見る事ができます



Role list
クリックすると、そのロールの詳細を見る事ができます


画面下部のアイコンは左から遺言状、デスノート、メモ帳
遺言状は自身が死亡した時に村人に開示されます
デスノートは殺害能力を持ったロールのみ所持していて
相手の死体にメッセージを添えられます
メモ帳は自分用のメモです



チャットログアイコンを押すと、チャットのログだけでなく
イベントログも表示されるので、推理にとても役立ちます
初心者ガイド - Classicモード解説
2016年作成のため、現在のバージョンと異なる部分があります
(Spyの盗聴能力、Escort)
初心者ガイド - 遺言状
Town of Salemで、とても重要な役割を果たす
Last will - 遺言状について解説します

遺言状はプレイヤーが死亡すると全員に開示されます
このゲームでは、ほぼ全員がなんらかのアビリティを持っているので
特にTown側は必ず書く事になるでしょう

また、マフィアやシリアルキラーでも
いざという時に、他のロールになりすますため
偽の遺言状を書いておくと、言い訳がスムーズにできます



では順を追って、遺言状の基本的な書き方、読み方について解説します
Town側は自分が使ったアビリティとその結果を書いていきます
例としてSheriffの場合を見ていきましょう



多くのアビリティが夜に使うものなので
N = Night 夜の略、数字は何日目かを表しています

1日目の夜、Johnに対してアビリティを使い
結果は容疑なしだったと読み取れます
2日目はRolfを調査し、これも容疑なし
3日目はKenyを調べ、マフィアであると書いています

このように、基本的には
N# 対象 - 結果
と書いていけば問題ありません

なお、遺言状は閉じたときに書いた内容がセーブされるので
夜が明ける前に、必ず閉じておきましょう
そうしないと殺されてしまった時に、せっかくの情報が仲間に伝わりません
初心者ガイド - よく使われる英語・略語
ワード
元語
意味
例文
guilty
有罪
inno
innocent
無罪・無実
abstained
棄権
sus
suspicious
疑わしい・容疑者
NS
not sus
not suspicious
容疑なし
immune
免疫・耐性もち
John is immune
because he is exe
clue
手がかり
Have you found any clue?
何か手がかりみつかった?
jailed
投獄
I was jailed last night
昨晩は捕まってたよ
framed
ハメる・ぬれぎぬ
He was framed
彼はハメられた (framerに)
evidence
proof
証拠
Can you show evidence?
証拠あるの?
obvious
明らか
obvious evidence
明らかな証拠
prob
probably
たぶん
prob inno
たぶん無実だね
IMO
IMHO
IMPO
In My Opinion
In My Humble Opinion
In My Personal Opinion
私が思うに
He is inno,IMO
彼は無実だと俺は思うよ
HF GL
have fun - good luck
はじまりの挨拶
GG gg
good game
おわりの挨拶
ワード
元語
意味
例文
初心者ガイド - でも英語じゃん(´・ω・`)
あそびかたは、なんとなくわかったけど
でも…

このゲーム英語じゃん! (´・ω・`) 外国人と会話するのムリムリ

おそらく最後に残ったプレイの壁は英語だと思います
たしかに英語を話せた方が、より豊かなプレイングができるでしょう
しかしプレイするだけなら、あなたが話しかけられる事は9割決まっています

role?

チャットで、死刑台で、はたまた牢屋で
「お前のロールはなんだ?」と問いかけられます
そうしたら、ロールを答えればいいだけです

ロールを答えたら、なにかいちゃもんをつけてくるかもしれません
そうしたら、あなたの遺言状をコピーして、チャットに貼り付けましょう
これほど有効な弁明は他にありません

この2つさえできれば、あなたも立派なTown of Salemの住人です
どうです? 簡単でしょう? :)
初心者ガイド - JailorのDeathNoteについて
2017年9月のアップデートで、JailorにDeathNote機能が追加され、投獄した者を処刑した際
その理由をデスノートによって第三者に公開できるようになりました。



No reason specified.
 理由が指定されていません(チェックを忘れるとこれになる)
They are known to be an evildoer.
 悪人である事は明らか(昼の会話での絞り込みなどから)
Their confession was contradictory.
 供述した内容が矛盾していた
They are possessed and talking nonsense.
 言動が意味不明
They are too quiet or won't respond to questioning.
 無言、あるいは尋問への返答を拒否した
They are an outsider that might turn against us.
 部外者ゆえ、街に敵対するかもしれない(Neutralのロールを処刑する時に使う?)
I'm using my own discretion.
 自分の裁量(=判断)で処刑した

処刑の理由を第三者が一目で把握できるデスノートは非常に効果的です。
理由があって処刑したのであれば、忘れずに該当する項目にチェックを入れておきましょう。
初心者ガイド - ゲーム内用語集
・Unique Role(ユニークロール)

1つのゲーム中には0~1人までしか割り当てられないロールのこと。
以下のロールがこれに該当する([]内はCoven Expansion限定ロール)。

街:Jailor、Veteran、Mayor、Retributionist、Vampire Hunter
マフィア:Mafioso(※)、[Ambusher]
ニュートラル:Werewolf、[Pirate]、[Plaguebearer→Pestilence]
コーヴェン:[全てのロール(全6種。詳細はCoven Roles(Coven Mode)の項を参照)]

これらのロールが1ゲームに2人以上存在することはありえないため
(例外:GFとMafiosoの死亡による他マフィアのMafioso昇進)
ロールを絞り込むための手がかりとなる。
※Ranked Practice以上のモードにおいて、既に固定枠にMafiosoがいるため、
 Random Mafiaの枠にMafiosoは決して選出されないということ。


・Whisper(ウィスパー)

ささやき。個人間チャットのこと。「/w プレイヤー名 本文」と打つことで、
指定した相手しか読めないチャット(紫色で表示される)を送ることが出来る。
(重要:/w、プレイヤー名、本文の間にはそれぞれ半角スペースを入れる必要がある)

自分が誰かとウィスパーをやり取りした時は「シャシャシャシャ」と
ペンのような効果音が鳴る。

使用例
/w Jeny Were you attacked last night?

プレイヤー名はプレイヤーナンバーでも良い。仮にJenyが11番の場合、以下のように打つ。
/w 11 Were you attacked last night?

ウィスパーの行為そのものは全体にも通知されるので、乱用すると怪しまれやすい。
また、焦ってw/と打ったり半角スペースを入れ忘れたりして送信すると
全体チャットになってしまい、内容が全員にモロバレしてしまうので要注意!


・CC(=Counter Claim カウンタークライム)

直訳すると反訴。誰かがあるロールを主張した際、主に反論する形で自分も主張すること。
主に以下のような会話の流れで用いられる。

A: Mars role?(Mars、お前ロール何?)
Mars: I'm Vet(Veteranだよ)
A: Anyone cc vet?(誰か他にVereranだって人いる?)
B: I cc vet(俺Veteran)

Veteranはユニークロール(2人以上いる事はありえない)のため、
Bのこのたった一言に「Marsはウソをついてるぞ」という主張も含まれている。
ただし当然、これだけではどちらが本当のVeteranかは判らないし、
MarsとBの両者ともVeteranではないウソつき(≒悪人)かもしれない。


・Necronomicon(ネクロノミコン)

Coven Modeにおいて、Covenメンバーのうち1人の能力が強化される事。
初日から数えて3日目の夜になると強化が発動する。

3日目の夜にCoven Leaderが生存していれば彼女が強化され、
もし死んでいれば他のCovenメンバーの1人がランダムに選ばれ強化される。
(誰が強化されたかは、夜の始めにCovenチャットのウィンドウに通知される)
それぞれの強化内容は、Coven Roles(Coven Mode)の各ロールを参照のこと。

また、強化されるとSheriffの調査に耐性を持つようになる。
通常、全てのCovenメンバーはSheriffに調査されると「Coven」という
結果が出てしまうが、強化中は「not sus」となる。

効果は死ぬまで持続し、強化されたメンバーが死ぬと
生存しているメンバーから1人ランダムに選ばれ強化され、これを繰り返す。
Town Roles(Classic その1)
Sheriff(略称:なし)

属性
Town Investigative(TI)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Sheriff / Executioner / WereWolf / Poisoner
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
保安官。指定した一人を、悪人であるかどうか調査する。
調査結果は以下の通り。

街のロール全員 = 「not sus(=疑わしくない)」
Neutralの善ロール(NB) =「not sus」
GF以外のマフィア = 「a member of Mafia」
Serial Killer = 「a Serial Killer」
WereWolf = 「a Werewolf」(満月時のみ)
 満月でない夜は変身していないため「not sus」となる。
Covenメンバー = 「a member of Coven」
 ただし対象がネクロノミコン時は「not sus」となる。

以下のロールは悪人であるが、
Sheriffの調査に耐性を持つため、結果は「not sus」となる。
・Classicモードで登場 GodFather, Jester, Executioner
・Rankedモードで登場 Witch, Arsonist, Vampire
・Coven Expansionで登場 Pirate, Plaguebearer, Pestilence

またFramerやHex Masterの能力により、
本来とは違う結果が返ってくるケースも存在する。
・同日にFramerにFrameされた人物 =「a member of Mafia」
・Hex MasterにHexされた人物 =「a member of Coven」

Arsonistのガソリンぶっかけは、Investigatorの調査結果に
影響をもたらす(かけられた人物はすべて「BG/GF/Arso/Crusader」
という結果になる)が、Sheriffの調査はぶっかけの影響を受けず、
その人物の本来のロールを元に調査結果を得る事ができる。

いささか運次第とも言えるが、放っておくとどんどん街人を消し去っていくSKやマフィア、
WWなどを見つけられるため、彼らに対抗すべく重要な役割を担うロールである。
調査結果は全てのゲームモードを考慮すると非常にややこしく覚えづらいものとなっているが、
ひとまず入門用のClassicモードに限っては、以下の要素さえ押さえれば十分立ち回れる。

・SK、Mafioso、Framerの3人を見つけるのがSheriffの目的
・GFはSheriffの能力では見つけられない
・Framerの能力により街人が濡れ衣を着せられている可能性もあるので、
 「a member of Mafia」という結果が出ても対象がマフィアだと決め付けるのは早計
 (確率を考えると可能性はかなり高いのだが、100%ではない)
 何らかの理由でFramerが死ねば、その後は「a member of Mafia」=100%Mafioso となる

始めのうちは「a member of Mafia」という結果を掴んだら、すぐにチャットで提示してみよう。
Framerの濡れ衣によって街人を処刑に追い込んでしまう可能性や、
街人を処刑するのが目的のExecutionerだと疑われて相手にされない可能性もあるのだが、
何事もやってみなければ始まらない。提示した後はプレイヤーたちの総意に賭けてみよう。
思惑通り悪人を始末できた時の達成感はひとしお。

またClassicに限らず全てのモードに言える事だが、処刑された悪人に対して有罪票を
投じなかった者や、言動が怪しい者などを見逃さず、その後の調査対象にするよう心がけよう。
他にも、たとえばInvestigatorが調査結果を「Doc/Disguiser/SK/PM」と提示した人物を
SKかどうか確認しに行ってみるなど、街の仲間との連携も大切である。


Doctor(略称:Doc)

属性
Town Protective(TP)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Doctor / Disguiser / Serial Killer / Potion Master
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人が攻撃された時治療し、対象の死亡を回避する。
Poisoner(Coven限定ロール)の毒も治療することができる。
自分以外は何度でも、自分自身は1度だけ治療できる。

例外として、名乗り出た後のMayorは治療対象に選べない。

序盤の治療対象はカンで適当に選ぶしかないが、JailorやBG、Investigatorなど、アビリティが
強力な街ロールを主張する人を見つけたら、その人に張り付いて守ってあげよう。
特にBGとのコンビネーションは強力で、互いに訪問し合うことによって
 ・BGが殺害対象にされてもDoctorが治療する
 ・Doctorが殺害対象にされてもBGが相手を殺し、さらに治療によってBGも死なない
…と、殺戮者が1人なら無敵状態を誇る。このためウィスパーで連携を取るのも悪くない。

ただしもちろん、GFなどによるBG詐称は十分に警戒しよう。
ロールリストとにらめっこして、相手がありえないロールを主張していないか確認が重要。

またDoctorは、Investigatorによる調査結果がSKと同じカテゴリのため、
非常にSKと疑われやすい。実際に治療実績があれば治療された人が擁護してくれるのだが、
そうでない場合Doctorたる確証を示せないため、街人が信じてくれるよう祈るしかないだろう。


Investigator(略称:Invest)

属性
Town Investigative(TI)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Investigator / Consigliere / Mayor / Tracker / Plaguebearer
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人のロールが、どのカテゴリに含まれるかを調査する。

以下は調査結果カテゴリの一覧。
([]でくくってあるロールは登場するゲームモードが限定されており、
 モードによっては調査結果から除外された状態で表示される)

・Sheriff, Executioner, [WereWolf], or [Poisoner]
・Doctor, [Disguiser], Serial Killer, or [Potion Master]
・Investigator, [Consigliere], Mayor, [Tracker], or [Plaguebearer]
・Spy, [Blackmailer], Jailor, or [Guardian Angel]
・Medium, [Janitor], Retributionist, [Necromancer], or [Trapper]
・Escort, Transporter, [Consort], or [Hypnotist]
・Lookout, [Forger], [Witch], or [Coven Leader]
・Vigilante, Veteran, Mafioso, [Pirate], or [Ambusher]
・BodyGuard, GodFather, [Arsonist], or [Crusader]
・Framer, [Vampire], Jester, or [Hex Master]
・[Survivor], [Vampire Hunter], [Amnesiac], [Medusa], or [Psychic]

街人の目的はロールの絞り込みでいち早く悪人を見つけ、処刑に追いやること。
その目的に大きく貢献できるロールである。
最大5択ではいかにも心もとなく見えるかもしれないが、
ロールリスト、死亡者のロール、他の人からの情報などと照らし合わせることによって
調査対象のロールは着実に(時には一発で)明らかになっていく。

調査結果を遺言に書いておくことの重要性は言わずもがな。
また、生きているうちに調査結果を公開する行為はリスクも伴う。

一つ目は、Investigatorを恐れる悪人によって次の殺害対象にされてしまう恐れがある事。
二つ目は、たとえばある人の調査結果を「Spy / BM / Jailor / GA」と公開した場合、
悪人は「こいつがJailorかも。殺しちゃえ!」というロジックに至ってしまう事。

他にもさまざまなケースが考えられるため、何でもかんでも公開するのは得策ではない。
自分が殺されても、自分の遺言をもとに街人が悪人を絞り出してくれる期待も込めて、
繰り返しになるがとにかく遺言はきちんと書いておこう。


Jailor(略称:なし)

属性
Town Killing(TK) ※ユニークロール
耐性
相手のロールブロック耐性を無視する
Investigatorによる
調査結果
Spy / Blackmailer / Jailor / Guardian Angel
攻撃能力
防御不可攻撃(Pestilenceのみ無効化→反撃する)
防御能力
なし
アビリティ[昼]
指定した一人を夜に投獄する。
(画面上部の黄色い太陽マークをクリックして対象を選ぶ)
アビリティ[夜]
投獄した対象と、自分の正体を知られずに会話できる。
また対象を自分の権限のみでその晩処刑できる(3回まで)が、
もし街人を処刑してしまった場合はその後の処刑権限を失う。

投獄された側は(下で記す例外を除き)その晩アビリティを
使用できず、Jailor以外が自分に向けて使ったアビリティ
(殺害、治療、調査etc.)もすべて無効化する。
(使った相手には「Your target was jailed!」という通知が行く)

SKや(満月時の)WWを投獄し処刑しなかった場合、彼らは反撃し
Jailorを殺す。またPestilenceはJailorの処刑すら無効化→反撃するため
彼を投獄した時点でJailorの死亡が確定する。

投獄の用途は多岐に渡り、街の最重要ロールといっても過言ではない。
昼の投獄対象選択は、とりわけ初日は忘れやすいので十分に注意しよう。
誰を投獄対象として選ぶべきかの一例として、
・昼の会話でかなり疑わしいにも関わらず、裁判要求の票が集まり切らなかった者
・Mayorを名乗った者
などが挙げられる(Mayorは投獄されている限り、悪人の攻撃から守られる)。

さまざまな推理やテクニックを要求されるロールだが、ここでは割愛させて頂く。
慣れないうちは最低限夜の会話で「Role?」と訊き、
相手の名前と供述したロールを遺言に記しておく事だけでも遂行しよう。
もしJailorへの反撃能力を持つSKやWWなどに殺された場合も、
少なくとも誰を投獄したか遺言にきちんと書いておけば、あとは残った人が推理してくれる。

処刑に関しては、中盤~終盤「状況的にこいつは100%悪人!」となった時以外は
確実な正解がないケースがほとんど。ゲームに慣れてくれば少ない情報からでも悪人を
推理できるようになるのだが、それまでは権限に酔わず、安易に処刑しないようにしよう。


Medium(略称:Med)

属性
Town Support(TS)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Medium / Janitor / Retributionist / Necromancer / Trapper
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
自分が死亡した後、生存者のうち誰と交信するか選択する。
(画面上部の黄色い太陽マークをクリックして選ぶ。
 この能力をseanceと呼び、1度だけ使える)
アビリティ[夜]
夜に死亡者(の霊)たちと、自分の名を明かすことなく会話できる。

ある者が死ぬ際、「遺言の書き換えができなくなる」→「その晩の
情報が表示される」→「あなたはしにました」という順に処理が
行なわれるため、彼らが死んだ晩に得た情報は遺言に記す事が
できない。Mediumはそれらを聞き出し、一緒に推理したり、
その情報を翌朝街人に提示するのが主な役割である。

当然ながら、
既にそのゲームから退室してしまった者からは聞き出せない。

英語によるチャットコミュニケーションが必須となるため、日本人にはハードルの高いロール。
誰かを訪問するという概念がないため、詐称しやすくまた疑われやすいロールでもある。

死亡者がいる状態で夜を迎えたら、自分から「Any clues?」とでも話しかけてみよう。
もし死亡者が情報をくれたら、その内容は自分の遺言に残しておくようにしよう。
もし情報を得られた同じ晩に自分が殺されてしまったら、
seance能力を使って街人とおぼしき生存者へ情報提供しよう。

SheriffやInvestigatorによる調査結果、Lookoutによる殺害目撃情報など、
勝敗を左右する重要な手がかりが得られる事も決して少なくはない。
とりわけ死亡者のロールや遺言を隠蔽するJanitorやMedusaが存在するゲームでは、
Mediumの重要性が一気に跳ね上がる。
Town Roles(Classic その2)
Escort(略称:なし)

属性
Town Support(TS)
耐性
ロールブロック耐性
Investigatorによる
調査結果
Escort / Transporter / Consort / Hypnotist
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人のアビリティ使用を封じる(ロールブロック)。
ロールブロックされた側には夜の終わりに通知が行く。
ただしロールブロック耐性を持つロールには効果がない。

SKや(満月時の)WWをロールブロックすると、
彼らがその晩選んだ対象の身代わりとして殺されてしまう。
(この場合、殺された通知の文末に「~you visited!」がついているので
見分けがつく)

情報に乏しいうちは街人の有益なアビリティ使用を妨害するだけの
足手まといになってしまうケースも確率的に少なくないため、序盤~中盤はほぼ運頼み。
人数的に街人>悪人である序盤は、あえて誰もロールブロックしないのも決して愚策ではない。

このロールの真価は、主に以下のようなケースで発揮される。

終盤人数が少なくなってから怪しい人物をロールブロックし、その結果殺害が起こらなければ
対象が悪人(主にマフィア)である可能性が高まる。連日で同じ結果になればほぼ確実。
もしJailorが死んでしまっていても殺害を抑止できるため、これが決め手になる事も多い。

またSKや(満月時の)WWを対象に選んだ場合、彼らの特性により、
Escortは彼らが選んだ対象の身代わりとして殺される。
ロールブロックの対象をきちんと遺言に書いておくことにより、
「EscortがSKに殺された」→「EscortはAをロールブロックしていた」→
「AはSKの可能性が非常に高い!」という推理が成り立ち、あとは生存者の判断次第となる。

ただし犯人がもともとEscortを狙っていた可能性もあるため、100%Aが犯人とは限らない。


Lookout(略称:LO)

属性
Town Investigative(TI)
耐性
相手の調査耐性を無視する
Investigatorによる
調査結果
Lookout / Forger / Witch / Coven Leader
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人が、その晩誰に訪問されたかを調査する。
複数の人物が対象を訪問した場合も、その全員の名前が表示される。
もし誰も訪問しなかった場合、メッセージは何も出ない。

最もわかりやすい例としては
「Aを調査した」→「AはBに訪問され、その晩Aはマフィアに殺された」→
「Bはマフィアである!」というケース。
犯人を確実に特定できる手がかりではあるが、ここまでうまく決まるケースはまれ。

運次第ではあるが、「BGを名乗る者が、供述した対象を実際に保護していたか?」など、
殺害の目撃以外にもさまざまな手がかりを得られる事もある。

Witchによるコントロールや、Transporterによって転送された場合を除き、
原則としてマフィアはマフィアを訪問できないため、
「マフィアに訪問された者はほぼマフィアではない」ということが判る。
Spyが提示した情報や、死亡したマフィアの名前と照らし合わせることによって、
こうした情報精査も可能となるだろう。ロジックの重要性が高いロールである。


Veteran(略称:Vet)

属性
Town Killing(TK) ※ユニークロール
耐性
警戒を使った夜のみ、以下の耐性を持つ。
噛み付き耐性、ロールブロック耐性、コントロール耐性
Investigatorによる
調査結果
Vigilante / Veteran / Mafioso / Pirate / Ambusher
攻撃能力
(警戒を使った夜のみ)強力攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
退役軍人。警戒能力(alert)を3回まで使うことができ、
警戒した夜は自分を訪問してきた者を善悪問わず皆殺しにする。
ただしPestilenceには無効化され、こちらが殺される。

また警戒の使用と訪問が同日に噛み合うことがトリガーであるため、
・既にVeretanにぶっかけ済みのArsonistによる点火
・既にVeteranを呪ってあるHex Masterによる呪い攻撃
などは、警戒を使った夜でも防げない。

国勢調査気分で(?)にこやかに(??)訪問して来た街人たちを問答無用で殺したり、
街が敗北濃厚だったにもかかわらず悪人を返り討ちにして大逆転につなげたりと、
良くも悪くも唐突に勝敗に影響を及ぼすことの多い引きこもりロールである。
自分がVeteranだと明らかになってしまうと悪人には訪問を避けられ、警戒が不発に終わり
終盤になるにつれジリ貧になってしまうので、可能な限り自分のロールは隠しておこう。

初日に警戒を使うかどうかの是非についてだが、
「初日に使わず殺されてしまってはVeteranである意味がない」
「生存者が多いうちは街人に訪問される確率のほうが高いから警戒は控えるべき」
…どちらの主張も筋が通っている。このあたりはプレイヤーの個性に委ねられるべきだろう。

Investigatorによる調査結果が「Vigilante / Veteran / Mafioso / Pirate / Ambusher」であり、
また行動履歴を簡単に捏造できるため、悪人、とりわけMafiosoによる詐称として
Veretanが用いられるケースが多く、そうした傾向により本物のVeteranも疑われやすい。
しかしながらVeteranはユニークロールであるため、
遺言などにより誰かがVeteranであると特定された時点で、
それまで他にVeteranを主張していた者は全て詐称確定という事になる。

いずれにせよあまり頭を使わずに参加できる、気楽なロールではある。
ただしチャットの流れはよく読んで、悪人の処刑には一票として貢献できるようにしよう。


Vigilante(略称:Vig, Vigi)

属性
Town Killing(TK)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Vigilante / Veteran / Mafioso / Pirate / Ambusher
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人に対し発砲する。
この能力は3回まで使える。もし殺した対象が街人だった場合、
Vigilanteは自責の念から次の夜自殺する。

初日は原則として発砲できないが、WitchやCoven Leaderに
操作されると、たとえ初日でも強制的に発砲させられる。

何ともバクチ要素の強いロールである。
実際Classicなど軽めのモードにおいては、2日目から何の根拠もなくランダムな相手に発砲する
無責任Vigか、街人を殺してしまう事を恐れ何もできない臆病Vigが大半を占める。

…ではVigilanteが真価を発揮できるのはどんな時だろうか。
中盤~終盤、明らかに悪人とおぼしき者がいるのに票が足りず裁判→処刑に追い込めない。
または誰が悪人であるか決定的な情報がないが、ふるいにかけない限り街が負けてしまう。
そんな状況であれば、Vigilanteの一発が切り札になるかもしれない。特にJailorが既に死んで
しまっている場合街はジリ貧になりやすいため、攻撃能力を持つVigilanteの存在価値は増す。

失敗は許されないとばかりに気を張り詰めすぎると疲れるだけのロールなので、
時には街:悪人が1:1のような状況で、あまり発言していないような(怪しい?)人を
とりあえず撃ってみるのも悪くはない…かもしれない。

余談だが、WitchやCL、Necromancerなどがいるゲームでは、
彼女らにコントロールされ発砲能力を悪用されやすい。


BodyGuard(略称:BG)

属性
Town Protective(TP)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
BodyGuard / GodFather / Arsonist / Crusader
攻撃能力
強力攻撃
防御能力
なし
(ベスト使用時のみ)基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を保護し、もし対象が攻撃能力を持つ者に
訪問された(=襲われた)場合、強力なカウンター攻撃を行なう。
結果保護された者は生き残り、BGと訪問者は両方とも死ぬ。

BGが反撃する対象は以下の通り。
・Vigilante
・マフィアの殺害担当(Mafioso、GF)
・Serial Killer
・Vampire
・Vampire Hunter(保護対象にVampireを選んだ場合)
・WereWolf

訪問者がPestilence、またはNecromancerが使役した
ゾンビだった場合、BGは一方的に殺されてしまう。
また、Arsonistの点火やHex MasterのHex完成時の呪い攻撃は、
訪問と殺害のタイミングが異なるため、BGは対象を保護できない。

1度だけ、自分自身を選択する事によって防弾チョッキを使用し、
自分自身を守ることが出来る(この場合反撃はできない)。

いくつかの例外を除けば、能力が発動した時点で悪人を1人始末できる、頼りがいのあるロール。
Crusaderと違い、街人に対してはほぼ無害のため、扱いやすさも段違い。
どう行動すべきかは明白だと思われるので、ここでは解説は控えさせて頂く。

Investigatorによる調査結果のカテゴリが「BG / GF / Arsonist / Crusader」である事に加え、
BG自体、自分が生きている間はBGだと証明できる材料がないに等しいため、
(逆に言うと、生存者を対象にしておくだけで簡単に行動履歴を捏造できるということ)
GFを始めとする悪人の詐称に非常に用いられやすい。
こればかりはこのロールの宿命だと思って受け入れるしかない。

また、街人には重宝されるロールのため、Retributionistの蘇生対象として選ばれやすい。
本物だと判っているBGほど頼もしいものはない(当然悪人の標的にもされやすいが)。
もし死んでもすぐに退室せず、Retriの蘇生に期待して一晩は待ってみたほうがよいだろう。

Mayor(略称:なし)

属性
Town Support(TS) ※ユニークロール
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Investigator / Consigliere / Mayor / Tracker / Plaguebearer
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
市長。画面上部の太陽マークをクリックする事によって
自分が市長であると名乗りを挙げる。
名乗りを挙げると、チャットウィンドウにオレンジ色の文字で
全員に通知される。

名乗りを挙げた後、裁判投票や処刑投票においてMayorの1票は
3票分の力を持つ。しかしDoctorに治療してもらう事はできなくなる。
アビリティ[夜]
なし

街が悪人に人数で押されても跳ね返す力を持つため、名乗りを挙げたとたん
悪人からは格好の標的となる。同時にLookoutがMayorを観察し続けてくれるようになったり、
BGが守ってくれるようになったりと、ゲームはMayorを中心に動くことになるだろう。

行動履歴を遺言に残す必要が全くなく、もし疑われたりランダムリンチにかけられたりしても
ボタン一発で名乗って回避できるため、その点では気楽。
それ以外のケースでいつ名乗るべきかに関しては、「今名乗る事が街の有利に働くか?」を
考えれば、おのずと答えは見えてくるだろう。

もしMayorの権力が原因で善人を処刑してしまってはド裏目になるため、
情報整理や観察眼が非常に重要となる。自信が持てない時は投票しない(abstain)のも1つの手。
また、裁判対象にJester疑惑が高まった場合、Mayorは無罪に投票しておこう。
(アップデートにより、処刑されたJesterが棄権者にも報復できるようになったため)

MayorもまたBGなど同様、その能力の強さからRetributionistの蘇生対象として選ばれやすい。
殺されても最低一晩は待ってみよう。
Town Roles(Classic その3)
Retributionist(略称:Retri)

属性
Town Support(TS) ※ユニークロール
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Medium / Janitor / Retributionist / Necromancer / Trapper
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
死亡者リストから指定した一人を生き返らせる事が出来る。
この能力を使えるのは1度だけで、他に以下のような決まりがある。

・蘇生できるのは街のロールだった者のみ
・既に退室(suicide,left)した者は選べない(ボタンが現れない)
・Janitorに清掃された者(Cleaned)や、Medusaに石化された者
 (Stoned)もボタンが現れず、対象に選べない
・Witchにコントロールされた場合や、
 DisguiserがなりすましたTownロールを選んだ場合、
 誰も蘇生できないが、蘇生回数を失う事もない

誰かが蘇ると、翌朝鐘の音と共に全員に通知される。

どのロールの者が復活したら有益と考えるかは、プレイヤーによって意見の分かれる所だろう。
能力を使うべきタイミングもゲームの展開によってさまざまで、判断力が問われる。
重要なロールが死ぬまでは温存…と思っていたら自分が先に殺されてしまうのは
よくあるケースだが、しかたのないことである。

蘇生能力を使った後はアビリティ的には無力化するが、街の清き1票としての価値は変わらない。
ユニークロールである点を活かし、誰かを蘇生したらいち早くロールを明かすのがベターか。
Retriの存在は、誰かが蘇ったという事実が立証してくれるはず。
もし先に他の悪人にRetriを主張されてしまうと、面倒な事になってしまうだろう。


Spy(略称:なし)

属性
Town Investigative(TI)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Spy / Blackmailer / Jailor / Guardian Angel
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した対象の家を盗聴(Bug)し、対象が「ロールブロックされた」
「転送された」「治療された」「攻撃を無効化した」など、
通常は第三者には通知されない出来事を知ることができる。

またマフィア(CovenモードではCoven)たちが、夜誰を
訪問したか判る。夜が明ける瞬間、マフィア(Coven)たちに
訪問された人物の名前が全てチャットウィンドウに表示される。
こちらの能力は、もしSpyがロールブロックされても効果を発揮する。

以前は「マフィアチャットや他者のウィスパーチャットを盗聴できる」
という能力も有していたが、アップデートでこれらの能力を剥奪されてしまった。

その代替か、2017年9月のアップデートでBug(盗聴)能力を得た。
仮に昼の会話で悪人が街人を詐称してデタラメな行動履歴を供述している際、
Spyの盗聴結果との間に矛盾があれば、処刑に追い込む強力な手がかりとなるだろう。
ただし盗聴結果に「Transported」が含まれていた場合、他に起こった出来事は
Spyが選んだ対象のものではなく、Transporterが指定した交換相手のものであるため要注意。

(↓以下の文の「マフィア」はすべて、CovenモードにおけるCovenにも置き換えられる)

また、マフィアに訪問された者たちは、遺言に何らかの形でリスト化しておくこと。
(1日ごとの結果より「マフィアに訪問された者一覧」のほうが、第三者は把握しやすい)
マフィアは仲間を訪問対象に選べないため、単純に考えれば
「マフィアに訪問された者=マフィアではない」という図式が成り立つが…

 ・マフィアの訪問対象がWitchによってコントロールされ、対象がマフィアになった時
 ・Transporterの転送によって、マフィアの訪問対象がマフィアの誰かと位置交換された時
などはこの図式に当てはまらなくなるため、留意しておこう。

SKやArsoなどNeutralの存在もあるため、仮に上記の例外に当てはまらなかったとしても、
「マフィアに訪問された=善人」とは限らない。
Investigatorなどの調査結果と組み合わせる事によって情報の精度が増すので、
頃合を見て情報提供していこう。


Transporter(略称:Trans)

属性
Town Support(TS)
耐性
ロールブロック耐性
コントロール耐性
Investigatorによる
調査結果
Escort / Transporter / Consort / Hypnotist
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
ボタンが2列現れ、左右のボタンで選んだ人同士の
位置を交換する事が出来る。
自分も対象に選べるが、左右同じ人物は選べない。

転送された2人には、夜の終わりに
「You were transported to another location!」という通知が行く。

良くも悪くも、ゲーム自体を混乱させる事が生業(?)のロール。
彼がゲームに及ぼす影響はあまりにも多種多様でここでは書ききれないため、
2つほどわかりやすい例を挙げるにとどめさせて頂く。

例1
ある夜、SheriffがAを調査しようとした。
TransporterがAとBの位置を交換した。
Sheriffが受け取った調査結果はBのものであり、しかもその時点ではBが誰だか判らない。

例2
マフィアがCを殺そうとした。
TransporterがCとD(=マフィア)の位置を交換した。
マフィアは仲間であるDを殺してしまう結果になる。

このようにさまざまなイレギュラーが起こる。
調査結果などの正確性にかかわるため、とりわけ自分が街人である場合、
自分が転送された時はチャットで報告しよう。他にもう1人転送されたという人がいれば
情報整理が可能となる(同時にそのゲームにTransporterがいる事も全員に伝えられる)。
(Covenモードの場合)もし他に転送されたという人がいなければ、
自分がHypnotistのターゲットにされたという疑いを持って良いかもしれない。

さて、Transporter本人の立ち回り方についてだが、
これといった正解はないため気ままにやって良いと思われる。
意図的に狙うとすれば、マフィア優勢の時に怪しい人物を転送し、
上で挙げた「例2」を狙うくらいだろうか。

ちなみに非常にレアなケースだが、Transporterと殺戮者が最後の2人として残ると、
Transporterの転送により殺戮者は彼を永遠に殺すことが出来ない。
この場合特殊ルールが適用され、自動的にTransporter(=街)の勝ちとなる。
Mafia Roles(Classic)
GodFather(略称:GF)

属性
Mafia (Killing)
耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
BodyGuard / GodFather / Arsonist / Crusader
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を、Mafiosoに殺しに行かせる。
(Mafiosoが既に死んでいる、投獄されたなどの時は
自分で殺しに行く)
NE枠のロール以外を全員殺せればマフィアの勝ちとなる。

マフィアの親分でありまとめ役…だが、Classicモードでは難しいことはなく、
適当に殺害指示を出しているだけでもそれなりに役割は果たせるだろう。

だがRankedやCovenモードにおいては部下が多彩な能力を持ち、
柔軟な戦略が可能となるため、すばやい状況把握と的確な指示を要求される、
どちらかといえばゲームに十分慣れた経験者向けのロールへと変貌する。
本番で戸惑わないよう、マフィアの他のロール(部下)の能力は予め押さえておこう。
また、少なくともConsigliereによる調査結果は聞き逃さないようにしよう。

マフィアのライバルであるSKやWWなどをいつ処刑に追い込むかがカギとなるが、
ごく序盤で見つけたからといって嬉々としてすぐに処刑に追い込んでしまうと、
その後街人が減るペースが落ちるため、マフィアは着実に調査されていき不利になってしまう。
(Ambusherがいない限り、マフィアは良くて1日1人しか殺せないからだ)
仮にSheriffが初日でSKを見つけたりしても、あえて投票に乗らないのも一つの手だろう。
ただしGFとSKの2人が最後に残ると、特別ルールにより自動的にSKの勝ちとなるため要注意。

またGFは、疑われた時の詐称は非常に厳しいものとなっている。
防御能力と、Investigatorの調査結果を見れば、おのずとその理由はお解りになるだろう。
よほど街人へのなりきりに自信がない限り、BGだと言い張るくらいしかないのが現状である。


Mafioso(略称:なし)

属性
Mafia (Killing) ※ユニークロール
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Vigilante / Veteran / Mafioso / Pirate / Ambusher
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
マフィアの殺害担当。
夜になるとまず、その晩誰を攻撃すべきか進言(vote)する。
対象がGFが選択した人物と異なった場合、GFの選択が優先される。
(MafiosoはGFの部下であり、決定権を持つのはGFであるため)

ただしGFが投獄された、誰も選択しなかった、ロールブロックされたなどの場合、
Mafioso自身が進言したターゲットを殺しに行く事となる。

MafiosoはGFが選択したターゲットを殺しに行く実行犯を担う。
対象が満月時のWWや警戒中のVeteranなどだった場合、
彼らの返り討ちの犠牲となる。

もしGFが先に死んだ場合、MafiosoはGFへと昇進する。

進言は一見無意味なようだが、アビリティの項で記した通り
GFの状況によっては効力を持つケースもあるため、夜ごとに必ず誰かを選んでおこう。
件のケースでもしMafiosoがvoteしていないと、誰も殺しに行かない。1日のロスは痛すぎる。

実行犯であるがゆえ、Lookoutなどの調査によって非常にアシがつきやすい。
だが、序盤からチャットでマフィアのあぶり出しに尽力しているようなそぶりを見せておけば、
殺害現場を目撃されない限りは疑惑を逸らしておく事が可能かもしれない。

対象が投獄されていた場合や、対象がSKやExeなど基本防御を持つ者だった場合、
殺害は失敗に終わる。これらの理由となるメッセージはMafiosoには通知されるが、
GFには通知されないため、翌晩のマフィアチャットなりで報告するよう心がけよう。

また、攻撃を無効化した者の名前をデスノートに書いておくと、次の殺害成功時に公開され、
自らは正体を知られないまま、街人らの疑惑を彼に向けることができる。


Framer(略称:なし)

属性
Mafia (Deception)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Framer / Vampire / Jester / Hex Master
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人に濡れ衣を着せる(Frame)。
対象は同じ晩に調査された場合に限り、Sheriffの調査では「Mafia」、
Investigatorの調査では「Framer, Vampire, Jester, or Hex Master」
となる。Frameされた側に通知は行かない。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

他者の調査結果を捏造し、無実の人を処刑に追い込むための能力であるが、
恒久的に機能するHex MasterやArsonistの能力と違い、Framerの能力は
使った当日しか対象への効力を持たないため、いささか力不足の感は否めない。
もし何のお膳立てもなければ、Sheriffなどが「同じ晩にたまたま偶然に」
Framerと同じ対象を選ばないと効力を発揮できないからだ。

任意の街ロールを詐称し、誰々(対象)が怪しいと言い、
Sheriffなどの調査を煽ぐよう仕向けた上で、その晩対象をFrameする。
または自らSheriffになりきり、Frameした対象を翌朝
「調査したらMafiaだった!」と全体に報告し、罠にはめる。

偶然に期待していてはほとんど活躍を望むべくもないロールなので、
本気でマフィアに貢献したいと思うなら、
上記のような能動的な立ち回りが必要となってくるだろう。
Neutral Roles(Classic)
Serial Killer(略称:SK)

属性
Neutral Killing(NK)
耐性
ロールブロックへのカウンター攻撃
Investigatorによる
調査結果
Doctor / Disguiser / Serial Killer / Potion Master
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した1人を殺す。
通常攻撃のため、GFやExeなど基本防御を持つ相手は殺せない。
また、SK自身も基本防御を持つためマフィアなどの攻撃を無効化
できるが、WWなどによる強力以上の威力を持つ攻撃は防げない。

自分以外の全員を殺せば勝ちだが、例外として
・残っているのがSurvivor, Witch, Jester, Executioner
・GFと1対1になった
・(any枠などによる)自分以外のSKと1対1になった
などの場合はSKの勝ちとなる(3つ目の場合、両方のSKとも勝ち)。

SKとWWが持つ共通の特性として、以下のようなものがある。

Jailorに投獄されても、処刑されなければJailorを返り討ちにできる。
EscortやConsortにロールブロックされた場合、
対象の代わりに彼ら(ロールブロックしてきた相手)を殺す。
Sheriffに調査されると"Your target is a Serial Killer!"と
特定されてしまう。

孤独な殺人鬼。
自分をロールブロックしてきたEscortや、自分を投獄したJailorをも殺せるなど
殺害スピードは優れているものの、それらが裏目にも出て非常に行動が目立ちやすく、
基本防御やSheriffの調査なども相まって、特定のされやすさは悪い意味で一級品である。

それだけに終盤まで生き残れた時は独特のスリルを味わえるのだが、
「街のJailorやTIが早々と殺されてしまい、手がかりに欠ける状況のまま終盤を迎える」など、
よほど展開に恵まれない限り、仮に策を弄したところで終盤までやり過ごすのは難しい。
このロールを引いた場合、「バレなければラッキー」くらいの軽い気持ちで臨むのが賢明かも。

また滅多にないケースだとは思われるが、
もしWitchが協力要請を煽いで来たら、ぜひ彼女は殺さずに協力してあげよう。
ただでさえ勝利条件がキツい上に孤独な者同士、出会いのきっかけになるかもしれない(!?)。
まじめな話、このゲームにおいて味方が1人増えるというのは大きなアドバンテージだ。


Jester(略称:Jes)

属性
Neutral Evil(NE)
耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Framer / Vampire / Jester / Hex Master
攻撃能力
防御不可攻撃(Pestilenceのみ無効化する)
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし…だが、自分が処刑されれば勝ち。
その後街やマフィアなどの対立結果がどうなろうとも、
Jesterの勝利は揺るがない。仮に街が勝った場合は、
街とJesterの2勢力(?)が勝者という事になる。
アビリティ[夜]
処刑された晩、自分に無罪票を投じなかった者(棄権者も含まれる)
の中から1名選び、処刑の報復として対象を殺すことが出来る。
この攻撃を無効化できるのはPestilenceのみで、
彼以外の大多数のロールの者は、投獄、治療、BGによる保護など、
いかなる手段を用いても死からは逃れられない。

非常に特殊な勝利条件を持つロール。一見簡単そうに見えるが、
・Sheriffに調査されても「not sus」という結果になってしまう
・生きている間は夜何の行動もできないため、疑わしい挙動を示すことができない
・ある程度ゲームに慣れているプレイヤーたちは、常にJesterの存在を考慮に入れている
これらの理由から、
無言で運良く疑われるのを待つだけでは、そうそう処刑してもらえないだろう。

要は適当な調査結果などをばらまき、適度な頃合で疑ってもらえれば良いのだが、
あまりにも稚拙なウソ(たとえばその場で明らかにありえないロールを主張するとか)だと
Jesterである事を見抜かれてしまうし、かといってスキのない内容だと疑ってもらえない。
このあたりのさじ加減が非常に難しく、それだけに自分に裁判票が集まった時は
ガッツポーズものである。裁判にかけられたら、あとは下手に弁明しないほうが無難だろう。

処刑された晩は、他の死者から誰々を殺してくれと懇願されるなど、気分は王様である。
2018年3月のアップデートで、有罪投票者のみならず棄権者にも報復できるようになった。
ちなみに処刑された時点で勝利は決まっているので、誰も殺さなくても良い。


Executioner(略称:Exe)

属性
Neutral Evil(NE)
耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Sheriff / Executioner / WereWolf / Poisoner
攻撃能力
なし
防御能力
基本防御
アビリティ[昼]
なし…だが、ゲーム開始時にターゲットが指定されており
(画面右上のロール解説ウィンドウをよく見ると、「Your target
is ○○(プレイヤー名)」と書いてある)、その対象を処刑に
追い込むことができれば、Executionerの勝ちとなる。
(その後殺されても問題はなく、退室せず最後まで残っていれば良い。)

ターゲットが処刑以外の理由(殺害など)で死んだ場合、
ExecutionerはJesterへと転職する。
アビリティ[夜]
なし

Executionerのターゲットは必ず街のロールから選ばれる。
そのため、「ターゲットが悪人で、彼が殺害現場を目撃されて処刑されて楽勝~♪」
…という事には決してならない。
運頼みでない勝利を得るためには、何かしらの誘導が必要となってくる。

街人であっても、JailorとMayorは予めターゲットの候補から除外されている。
彼らは非常に処刑に追い込みづらい(というかほぼ不可能)であるがゆえの措置であろう。

さてExecutionerの基本戦略だが、InvestigatorによるExe本人の調査結果を逆手に取り、
Sheriffのフリをして2日目の昼に「ターゲット=マフィア!」と言ってしまうのが手っ取り早い。
もちろんある程度慣れたプレイヤーなら、この時点でExeを警戒するので容易ではないのだが、
もしターゲット本人の弁明にキレがなければ、意外とあっさり決まってくれる事も多いだろう。
あせらず長期戦に持ち込む場合も似たような戦略を取るのがセオリーで、
話術はプレイヤーのセンスにかかっている。

基本防御を持ち、ターゲットが殺された場合Jesterへと転職するため、
「悪人に攻撃されSKやGFなどの疑惑を持たれる→ターゲットが死んでJesterになる→
攻撃無効化を指摘されて処刑され、(Jesterとして)勝利」という絶妙な流れになる事もある。
もし良心が邪魔をして(?)ターゲットに冤罪をかけたくないなら、
ひたすら待ちに徹してこちらのパターンを狙うのも悪くはない。
(Jesterについては彼の項目も参照のこと。転職すると基本防御を失う点に注意)
Town Roles(Ranked, Coven Mode)
Vampire Hunter(略称:VH)

属性
Town Killing(TK) ※ユニークロール
耐性
吸血耐性(Vampireの噛み付きを無効化)
Investigatorによる
調査結果
Survivor / Vampire Hunter / Amnesiac / Medusa / Psychic
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を調査し、もしVampireだった場合は殺す。
自分を訪問してきた相手がVampireだった場合も殺す。
ただし人間に対する殺害能力は持っていない。
(たとえばVHが訪問したVampireがBGに守られていた場合、
VHはBGに一方的に殺される)

また、夜にVampireたちのチャットを聞くことができる。
街からVampireがいなくなった場合、VHはVigilanteへと転職する。
ただし弾は1発しか持っていない。
(通常のVigilanteの初期持ち弾は3発)

ロールのany枠に超低確率のVampireが選出された時のみ、
このロールも必ずセットで選出される、激レアロールでありVampire退治のエキスパート。
それだけに(?)やりがいのある任務となっている。
志半ばでSKなどに殺されてしまうととても悲しい。


Crusader(略称:Cru) ※Coven Expansion限定ロール

属性
Town Protective(TP)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
BodyGuard / GodFather / Arsonist / Crusader
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を保護し、対象を訪問してきた者のうち一人を
街人であろうと誰であろうと無差別に殺す。
BGと違い相撃ちにはならず、Crusaderは生き残り保護を続けられる。
自分を保護することはできない。

アビリティを見れば解るように、非常に扱いが難しいロール。
罪のない街人が彼によって殺される悲報が後を絶たない。
保護した相手が善人であるという保証もない。
強いて挙げるなら、MayorやDoctorなどが名乗り出た後に彼らを保護するくらいか。

攻撃能力を持つので、街が劣勢の時には切り札として機能する事もあるが、
より慎重に立ち回るなら、人物とロールのつながりがある程度明らかになるまでは
あえて誰も保護せずおとなしくしているのも立ち回りのひとつ…と言えるかもしれない。


Tracker(略称:なし)※Coven Expansion限定ロール

属性
Town Investigative(TI)
耐性
相手の調査耐性を無視する
Investigatorによる
調査結果
Investigator / Consigliere / Mayor / Tracker / Plaguebearer
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を追跡し、誰を訪問したかを調査する。

Lookoutが「対象が誰に訪問されたか」を調べるロールであるのに対し、
こちらは「対象が誰を訪問したか」を調べるロールである。
うまく殺害を目撃すれば動かぬ証拠になるのはどちらも同じだが、
こちらは「もし対象がMedusaに石化されたら、誰がMedusaか特定できる」という強みがある。

この追跡能力は調査として強力な部類に入るため、安易に自分のロールを明かすと
その後殺戮者どもに狙われやすくなる。情報公開するタイミングを慎重に見極めよう。


Trapper(略称:なし)※Coven Expansion限定ロール

属性
Town Protective(TP)
耐性
相手の調査耐性を無視する
Investigatorによる
調査結果
Medium / Janitor / Retributionist / Necromancer / Trapper
攻撃能力
強力攻撃(基本防御では無効化できない)
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
罠を作り、指定した人物の家に設置する。
罠がない状態では罠を作るのに1晩かかり、その晩は設置はできない。
罠を作ったら、対象を指定し彼の家に罠を設置する。
対象が誰かに訪問されると、以下のようになる。

・訪問者が善人だった場合
  訪問者は死なない。
  訪問者のロールが判るが、誰だかは判らない。
・訪問者が悪人だった場合
  訪問者は罠によって死ぬ(Pestilenceを除く)。
  ロールは通知されるし、翌朝名前ともども明らかになる。

いずれの場合も、誰かが罠を踏んだ時点で罠は機能しなくなり、
また一から作り直しとなる(踏まれる前なら撤去→再設置は可能)。

罠による殺害は、処刑以外でSKやGFを仕留められる数少ない貴重な手段。
それだけに手間がかかり、対象選択の不運による能力の空振りが非常に痛いロール。
罠の所在が悪人にバレては元も子もないので、遺言には書かないようにしよう。

また悪人からすると詐称しやすいロールでもあるため、
他の偽Trapperの供述によって情報が錯綜しやすく、
何かの拍子に自分が疑われてしまうと弁明が難しくなる要素もはらんでいる。
もし投獄されたり昼の裁判にかけられても、弱気にならず堂々と弁明(?)しよう。

特筆すべき事項として、罠は設置さえ済めばTrapper本人が殺されても残る。
これが終盤で大逆転につながるケースも決して珍しくはない。


Psychic(略称:Psy)※Coven Expansion限定ロール

属性
Town Investigative(TI)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Survivor / Vampire Hunter / Amnesiac / Medusa / Psychic
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
超能力者。対象を指定する必要はない(できない)。
夜が終わった瞬間、チャット欄に自動的にビジョンが現れる。

・奇数日(満月でない)の晩
  3人の名前が表示され、そのうち少なくとも1人は悪人である。
・偶数日(満月)の晩
  2人の名前が表示され、そのうち少なくとも1人は善人である。

「少なくとも」という包含条件に注意。
奇数日のビジョンの3人からその後悪人が1人処刑されたから、残りの2人は善人確定だなっ!
…ということではなく、2人もしくは3人とも悪人の可能性もあるのだ。

死亡者リストと照合し、消去法によって悪人または善人を絞り込んでいくための能力であるが、
主にMedusaによる石化のせいでロールを絞り込めず、うまく機能しない事が多い。
よって実戦の場ではPsychicが2日目に提示した「悪かもしれない3人」を次々に裁判にかけ、
ロールを吐かせてあわよくばボロを出させる、という流れが定番となりつつある。

それの是非はともかく、ビジョンを急いで遺書に書き写すのはなかなか大変ではあるが、
「でたらめではない情報」であるのは事実なので、毎日きちんとチャットで提示していこう。

余談ではあるが、MedusaがPsychicを詐称してウソのビジョンを流している場合、
適当なでっちあげビジョンゆえにどこかに矛盾が生じる。注意深く観察してウソを見抜こう。
Coven Roles(Coven Mode)
Coven Leader(略称:CL)※Coven Expansion限定ロール

属性
Coven ※ユニークロール
耐性
ロールブロック耐性
ネクロノミコン時に限り、Sheriffの調査にも耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Lookout / Forger / Witch / Coven Leader
攻撃能力
なし(ただしネクロノミコン後の初回のみ対象Aに基本攻撃できる)
防御能力
なし(ただしネクロノミコン時には基本攻撃を無効化できる)
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人のアビリティ使用対象を操作する。
ボタンが2列現れるので左のボタンで誰を操作するか選び(対象A)、
Aが誰に能力を使う(=訪問する)かを右ボタンで選ぶ(対象B)。

夜が終わった瞬間に対象Aのロールが何であるか判る。
また同時に対象Aには「コントロールされた」という通知が行く。
これにより当人は、Covenに自分のロールがバレた事も理解する。

Witchと同じく巨乳魔女だが、攻撃・防御面や仲間がいる点でWitchより優遇されている。
文字通りCovenのリーダーで、「街の重要なロールを優先的に狙う」「必要に応じてメンバーに
指示する」「攻撃対象が被らないように注意する」など、的確な状況判断が問われる。

対象Bに味方であるMedusaを選び、対象AにMedusaを訪問させると、
対象Aが訪問できないロール(Mayorなど)である場合を除き、対象Aの石化がほぼ確定する。
(対象Aが投獄されていた時や守られていた時などは失敗するが、成功率は高い)
特に初日はこの戦略が常套手段となっているので、きっちりMedusaへ誘導してあげよう。
また、明らかになった対象Aのロールをチャットで味方メンバーに逐一報告する事も忘れずに。

アビリティ操作はさまざまな応用が効き、たとえばVigilanteに強制的に発砲させる事
などもできる。この場合、本来Vigilanteが発砲できない初日にも発砲させることができ、
対象が街人であればVigilante本人も翌日に自殺、と、街の大ダメージは必至。

調査結果に含まれるTownロールがLookoutのみのため、一旦疑われると弁明が難しいのが弱点。


Potion Master(略称:PM)※Coven Expansion限定ロール

属性
Coven ※ユニークロール
耐性
なし
ネクロノミコン時に限り、Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Doctor / Disguiser / Serial Killer / Potion Master
攻撃能力
(攻撃ポーション使用時のみ)基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
調査・攻撃・治療の3つのポーションから1つ選んで使う。

調査 - 指定した対象のロールが確実に判る(Consigliereと同じ能力)
攻撃 - 指定した対象に基本攻撃を行なう(SKなどと同じ能力)
治療 - 指定した対象を治療する(Doctorと同じ能力)

同じポーションは連続で使えず2日間のクールダウンが必要となるが、
ネクロノミコン状態になるとこの制約が解除され、自由に選択できるようになる。

相手の人数減らしのためにも、初日は攻撃ポーションを使うのがセオリー。
調査ポーションで判明したロールは必ずメンバーに報告して情報共有しよう。
運良くJailorやMayorなどを早めに見つけて処理できれば、勝利がグンと近づく。
ロールを詐称するに当たっては、安直ではあるがDoctorになりすますのが無難かと思われる。


Hex Master(略称:Hex, HM)※Coven Expansion限定ロール

属性
Coven ※ユニークロール
耐性
なし
ネクロノミコン時に限り、Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Framer / Vampire / Jester / Hex Master
攻撃能力
通常はなし(ネクロノミコン時には対象に基本攻撃できる)
Hexが完成した時には、Hexされている全員に対して
防御不能の攻撃を行なう(アビリティ[夜]の項目を参照)。
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人をHexする(=呪いをかける)。呪いをかけられた側には
通知は行かない。その後SheriffやInvestigatorなどが対象を調査すると、
Hex Masterを調査した時と同じ内容になる。

★Sheriffの調査結果 = Coven
★Investigatorの調査結果 = Framer / Vampire / Jester / Hex Master

Covenメンバー以外の全員がHexされた状態になった夜、
対象全員に防御不能の呪い攻撃を行なう。これを無効化できるのは
Pestilenceのみで、彼が存命でなければCovenの勝利が確定する。

殺害能力に即効性がないので地味な印象は拭えないが、ツボにハマれば非常に強力なロール。
殺害能力を持つ点でFramerに勝り、仲間がいる点でArsonistに勝る。
Hexした相手は必ずリスト化し、効率が落ちないように他のメンバーともしっかり
情報共有するよう心がけよう(メンバーがHex済みの相手を狙ったら指摘するなど)。

また、ネクロノミコン時には呪い攻撃が遠隔操作(Astral Attack)へと強化される。
対象を直接訪問せずに済むようになり、BGやVeteran、Trapperなどの反撃を受けない。

Investigatorの調査結果にロクなのがないのがこのロールの大きな弱みであり、
もし疑われ始めたら言い逃れは困難。せいぜい「I was hexed」とでも言うしかないが、
遺言などを駆使して事前にどんな街ロールを詐称するかの心構えは必要だろう。


Necromancer(略称:Necro)※Coven Expansion限定ロール

属性
Coven ※ユニークロール
耐性
ロールブロック耐性
ネクロノミコン時に限り、Sheriffの調査にも耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Medium / Janitor / Retributionist / Necromancer / Trapper
攻撃能力
なし(ネクロノミコン後の初回のみ、対象に基本攻撃できる)
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
墓場からゾンビを生み出して意のままに操る。
墓場に操れる死者がいる時はボタンが2列現れるので、
左のボタンで墓場から対象を選び(対象A)、
対象Aが誰にアビリティを使うかを右のボタンで選ぶ(対象B)。

一例としてVigilanteが墓場にいる時、左のボタンで彼を選び、
右のボタンで対象Bを選ぶと、Vigilanteのゾンビが対象Bに発砲する。
(この場合、対象Bが死んだ時のメッセージは「shot by Vigilante」
となり、撃たれた当人も第三者も、Necromancerによってゾンビに
撃たれたのか、街に別のVigilanteがいて彼に撃たれたのかは、
終盤ロールが絞り込まれているなどの判断材料がないと特定できない)

ゾンビは一度操ると死体が崩れ、同じ死者を2回使うことはできない。
また初日など、墓場に操れる死者がいない状態では何もできない。
ネクロノミコン後の初回に限り、対象Aに自分を選択する事によって
墓場を利用する事なくゾンビを生成し、対象Bを攻撃できる。

このロールの長所は、自らは訪問せずゾンビを操って行動させるためアシがつかず、
Lookoutに現場を目撃される事がないという点。

ただしTrackerに追跡されている晩にゾンビを使役すると、
「墓場の死者を訪問した!?…って事はNecromancer!!」と特定されてしまう。
(他に墓場を訪問できるのはRetributionistのみ。彼は蘇生の遂行でシロを立証できる)

ゾンビの使役は殺害だけでなく、墓場のBGに自分やメンバーを守らせるなどの応用も効く。
強力なロールゆえに、経験豊富な街ロールプレイヤーはNecromancerがいると判明すると
特定にやっきになるので、詐称の心構えはしておこう。


Poisoner(略称:特になし)※Coven Expansion限定ロール

属性
Coven ※ユニークロール
耐性
なし
ネクロノミコン時に限り、Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Sheriff / Executioner / Werewolf / Poisoner
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を毒に侵す。
毒された側は次の夜の間にDoctorの治療を受ければ回復するが、
さもなければ翌朝死亡する。

ネクロノミコン時の毒は即効性を持ち、Doctorでも治療できない。

やるべき事が単純明快なロールで、ゲームを始めたばかりの人でも容易に扱えるだろう。
毒された側は翌日昼のチャットでDoctorに治療を煽ぐ事になるが、もし元々Doctorが
選出されていなければそのゲームでは毒の治療は不可能であり、Poisonerは活躍が望める。
前日毒をかけた相手を忘れて連日で対象にするなどのケアレスミスには注意。
疑われたらSheriffのフリでもしておこう。


Medusa(略称:特になし)※Coven Expansion限定ロール

属性
Coven ※ユニークロール
耐性
なし
ネクロノミコン時に限り、Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Survivor / Vampire Hunter / Amnesiac / Medusa / Psychic
攻撃能力
強力攻撃(基本防御では無効化できない)
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
stone gaze(石の視線)を3回まで使用できる。
使用した晩は訪問してきた者を全て石にする。
SKやArsonistなどの基本防御を持つ者でも石化からは逃れられず、
これを無効化できるのはPestilenceのみ。
石にされた側は墓場でのロール表示が「Stoned」となり、
ロールが判らない。遺言も無いものとされる。

普段は自分からは動けないが、
ネクロノミコン時には自分から出向いて対象を石化できる。
(自分を選ぶことで、待機による訪問者石化も引き続き行なえる。
stone gazeの残数は無限となるため、回数の懸念は不要となる)

VeteranとJanitorの能力を併せ持つ。
その能力は凶悪きわまりなく、Coven Leaderの項でも述べたように
彼女との「強制的に訪問させる」コンビネーションが猛威を振るっている。
街にMediumがいれば石にされた者のロールが明らかになるケースもあるが、そうでない場合
ロールの絞り込みは困難で、遺言が消される事も相まって街は苦境に立たされるだろう。

初日に騒いだり「TP on me」(=Town Protectiveさん私を守って下さい)などと言って
自分を訪問するよう仕向ける腹黒Medusaも後を絶たない。またPsychicのフリをして、2日目から
ウソのビジョンをばら撒き続けるのも、手間はかかるが疑惑を逸らすには有効な戦略だろう。
Neutral Roles(Ranked)
Amnesiac(略称:Amne)

属性
Neutral Benign(NB)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Survivor / Vampire Hunter / Amnesiac / Medusa / Psychic
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
死亡者リストから対象を選ぶと、
対象のロールに成り代わる(Amnesiac=記憶喪失者なので、
正確にはロールの記憶を思い出す)ことができる。
ただし街のユニークロールは選択できない。
殺されたBGを選択すれば、自分もBGになれるという事。
以降、勝利条件はそのロールに準ずるものとなる。

Amnesiacが何のロールになったかは、翌朝全員に通知される。
この通知によって、ロールのNB枠(またはany枠)が
Amnesiacであるという事も全員が把握する運びとなる。
ただし(元)Amnesiacが誰であるかまでは当然通知はされない。

条件つきだが、ある程度自由にロールを選んで遊べる。
BGなどになって街に味方するケースが多いが、悪人になるのもまた一興。


Arsonist(略称:Arso)

属性
Neutral Killing(NK)
耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
BodyGuard / GodFather / Arsonist / Crusader
攻撃能力
防御不可攻撃(Pestilenceのみ無効化する)
防御能力
基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人にガソリンをぶっかける(通知は行かない)。
かけられた側は、Investigatorによる調査結果がArsonistと
同じものになる(BodyGuard / GodFather / Arsonist / Crusader)。

1人以上にガソリンをかけた後自分を選んで点火すると、
それまでガソリンをかけた連中を一晩で焼き尽くす。
この放火はDoctorの治療やBGなどの保護では防げない。

基本的に自分が最後の1人として生き残れば勝ちと考えて良いが、
SurviverやWitch、(もしいれば)他のArsonistは殺さなくても良い。
また基本防御を持つため、1人残ったSKやマフィアなどに殺される
事はなく、この場合自動的にArsonistの勝ちとなる。

また、終盤Escort、または処刑権限を失ったJailorと1対1に
なった場合、Escortは延々とArsonistをロールブロック、
JailorはArsonisitを延々と投獄…と、将棋でいう千日手になって
しまうため、この場合も自動的にArsonistの勝ちとなる。

点火するまでは敵対勢力を減らすことができず、
マフィアやVigilanteの攻撃によって夜間の攻撃無効化が発覚してしまうと
特定→処刑に追い込まれやすいため、黙々とガソリンをかけているだけでは
勝つのは非常に困難。Arsonistが勝つと周りから賞賛されるほど、である。

2日目までにマフィア以外による殺害が見受けられなければ、
慣れているプレイヤーは「NK枠=ほぼArsonist確定」と悟ってしまう。
調査結果がGFと同じカテゴリで、非常に詐称しづらいのも逆風となっている。
真剣に勝ちを狙うなら、街の人間になりきる高度なロールプレイ(?)が必要となるだろう。


Survivor(略称:Surv)

属性
Neutral Benign(NB)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Survivor / Vampire Hunter / Amnesiac / Medusa / Psychic
攻撃能力
なし
防御能力
(Vest使用時のみ)基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
Bulletproof Vest(防弾チョッキ)を4回まで使える。
使った晩は基本攻撃を全て無効化する。
街やマフィアなどの勝敗に関係なく、
とにかく自分がゲーム終了まで生き残れば勝ちとなる。

一見簡単そうに見える勝利条件だが、GFやArsonistなどが
攻撃無効化を指摘された際によく使うのが「I'm Surv」という言い訳。
これにより、自分サバイバーっす無害っす生き残りたいだけっすという弁明は
通用しづらいものとなっているため、抗争の巻き添えを食わずに生き残るのはなかなか
難しい。息を潜めて時が過ぎるのを待つか、逆に積極的にどちらかの味方につくか。
単純だが奥が深い、立ち回りを問われるロールである。


Vampire(略称:Vamp)

属性
Neutral Chaos(NC)
耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Framer / Vampire / Jester / Hex Master
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人に噛み付き攻撃を行い、
相手のロールをVampire(=仲間)にする。
Vampire同士は画面右中央のリストでお互いの名前を知る事ができ、
夜にチャット(←Vampire Hunterには丸聞こえ)で次に噛みに行く
相手を投票で選ぶ。(票が同数の場合は、最大票の中からランダムで
選ばれる)。最も新しくVampireになった者が噛みに行く。

Vampireは最大4人で、4人いる状態では減るまで次を噛みに行けない。
また、GF以外のマフィアやCovenメンバーは噛んでもVampireに
変換できず、その場合対象は死亡する。

Vampire Hunterには、接触した時点でこちらが殺される。
生き残りがVampireのみになれば勝ちとなる。
(ただしSurvivorやWitchは残っても良い。彼らも同時に勝ちとなる。)

any枠から超低確率で選ばれることがある激レアロール。
Vampire Hunter(VH)の項でも触れているように、VampireとVHは必ずセットで選出される。
最初は孤独だが、仲間を増やして新たな派閥で街の制圧を目論む、とても楽しいロール。
なかなかお目にかかれず、Vampireとしてのプレイ経験を積みづらいのが(悲しい)難点。


WereWolf(略称:WW)

属性
Neutral Killing(NK) ※ユニークロール
耐性
ロールブロックへのカウンター攻撃
(満月でない夜のみ)Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Sheriff / Executioner / WereWolf / Poisoner
攻撃能力
(満月時のみ)強力攻撃
防御能力
(満月かどうかを問わず常に)基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
満月でない夜(奇数日)は何も出来ない。
満月の夜(偶数日)には指定した一人を訪問し、対象および対象を
訪問した人を皆殺しにできる。対象を選ばなかった時は自宅待機し、
自分を訪問してきた人を殺す。
WWの攻撃は強力攻撃であり、GFやSKなども殺すことができる。

満月の夜はSKと似通った特性を持つ。以下はその一例。
Jailorに投獄されても、処刑されなければJailorを返り討ちにできる。
EscortやConsortにロールブロックされた場合、
対象の代わりに彼ら(ロールブロックしてきた相手)を殺す。
Sheriffに調査されると"Your target is a Werewolf!"と特定されてしまう。

1日おきにしか攻撃できないが、運次第では一晩に数人まとめて葬れるSK(のようなもの)。
非常に特定されやすいのもSK譲り(?)で、Arsonistほどではないものの勝つのはなかなか難しい。
チャットの流れをよく見て、満月の夜には人が集まりそうな所(疑われている人など)を
訪問して一騎当千(?)を狙おう。ちなみにSheriffを詐称するのは定番すぎてバレやすい。
Investigatorに調査されない事を祈りつつ、他のロールを詐称する事も考慮に入れてみよう。

WereWolfは奇数日には攻撃できないため、奇数日の昼にWWを含め疑わしい者が2名いる場合、
WWを後回しにし先に他者を処刑するのが定石である。WW対策としてこちらも覚えておこう。


Witch(略称:なし)

属性
Neutral Evil(NE)
耐性
ロールブロック耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Lookout / Forger / Witch / Coven Leader
攻撃能力
なし
防御能力
(攻撃された初回に限り)基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人のアビリティ使用対象を操作する。
ボタンが2列現れるので左のボタンで誰を操作するか選び(対象A)、
Aが誰に能力を使う(=訪問する)かを右ボタンで選ぶ(対象B)。

夜が終わった瞬間に対象Aのロールが何であるか判る。
また同時に対象Aには「コントロールされた」という通知が行く。
これにより当人は「魔女が存在する(NE枠、またはany枠はWitch)」
「魔女に自分のロールがバレた」という2つの事実を知ることとなる。

CovenモードにおけるCoven Leaderとほぼ同じ能力を持つ巨乳魔女(元祖はこちら)。
悪人と一緒に最後まで生き残るのが勝利条件なので、
悪人と連携を取り、コントロール能力で街を妨害していく。

ロール看破能力も踏まえ、基礎的なコントロールの一例を以下に記載。
 ・Vigilanteを見つけたら、街人に対して強制的に発砲させる
 ・SKが自分を殺しに来ないように、彼の対象選択を操る
 ・SheriffやInvestigatorの調査対象を操作し、進捗を妨害する

Witchが協力すべき悪人はSKなどでもよいのだが、
基本的には勢力の大きいマフィアと協力していく事になる。
ロール看破でマフィアを見つけたら、ウィスパーで彼に自分がWitchだと明かし、協力を煽ごう。
その後は同じくウィスパーでロール情報をマフィアに提供する、
夜の操作対象にマフィアを選択しない、マフィアによる善人処刑投票に同調する…など、
徹底してマフィアをサポートする体制を取っていく。

ライトユーザーのマフィアはマフィア以外を全て敵とみなしてしまい、
協力を望めないケースがほとんどだが、経験豊富なプレイヤーによるマフィアなら
Witchの能力の価値を認めており、きっと連携を取ってくれるだろう。

淡々と適当にやっていてもまず勝てず、的確な情報整理や能動的な立ち回りを要求される、
最もテクニカルなロールだと言っても過言ではないだろう。
Neutral Roles(Coven Mode)
Pirate(略称:なし)※Coven Expansion限定ロール

属性
Neutral Chaos(NC) ※ユニークロール
耐性
ロールブロック耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Vigilante / Veteran / Mafioso / Pirate / Ambusher
攻撃能力
強力攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
夜、誰を攻撃するか指定する。
(画面上部の黄色い太陽マークをクリックし、
 対象をボタンで選択する)
アビリティ[夜]
昼に指定した対象に、3種の武器から選んで攻撃を仕掛ける。
(対象または自分がJailorに投獄された場合は不可)

scimitar(三日月刀) = 相手がサイドステップしたら勝てる
rapier(レイピア) = 相手のチェインメイルを貫ける
pistol(ピストル) = 相手が後ろに避けたら勝てる

相手は2/3で回避するので、こちらが勝つ確率は1/3。
(あいこでも負けのジャンケンのようなもの)
こちらが勝つと相手は死ぬが、こちらは負けても死ぬことはない。

襲撃はロールブロック機能を併せ持つ。襲撃された側はロール
ブロックの耐性を持っていなければ、その晩アビリティを使えない。

Pirateが2勝すればそのゲームでの勝利が確定し、
仮にその後処刑されたりNKに殺されたりしても、
ゲーム終了まで退室せずに残っていればゲーム勝者となる。

難しい立ち回りや話術は必要なく、
とにかくジャンケンライクな決闘に2回勝てば良い、運任せの気楽なロール。
初日昼の対象選択はとかく忘れやすいので要注意。

ロールブロック機能はEscortやConsortのそれと同じ性能を持つため、
たとえばSKに勝負を挑んだ場合、Pirateは3択に勝ってSKを殺せれば生き残れるのだが、
負けた場合SKの「ロールブロックしてきた者を殺す」特性により殺される。
このためSKやWWなどの疑いがある人物は狙わないのが賢明だ。


Plaguebearer(略称:Plague, PB)※Coven Expansion限定ロール

属性
Neutral Chaos(NC) ※ユニークロール
耐性
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Investigator / Configliere / Mayor / Tracker/ Plaguebearer
攻撃能力
なし
防御能力
基本防御
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
夜に指定した対象を疫病に感染させる。
感染者が他者を訪問したり、他者に訪問される事によって
疫病は水面下でどんどん感染を広げ、全員が感染すると
PlaguebearerはPestilenceになる。
(Pestilenceについては彼の項目を参照のこと)

疫病に感染した被害者に通知は行かない。
Plaguebearerは、その晩誰が感染したか知る事ができる。
また、全員が感染しPlaguebearerがPestilenceになった時は、
即時全員に通知される。


Pestilence(略称:Pest)※Coven Expansion限定ロール

属性
Neutral Chaos(NC) ※ユニークロール
耐性
ロールブロック耐性
コントロール耐性(WitchやCLにコントロールされない)
Sheriffの調査に耐性を持つ(not sus)
Investigatorによる
調査結果
Investigator / Configliere / Mayor / Tracker/ Plaguebearer
攻撃能力
強力攻撃
防御能力
無敵
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した対象、および互いの訪問によって自分と居合わせた者を
皆殺しにする。強力攻撃ゆえに無効化できる者はいない。
全員始末し、最後の生き残りとなれば勝ちとなる。

特筆すべきは何と言っても無敵の防御力。
夜にはいかなる手段によっても殺される事はなく、
Jailorの処刑、Jesterのリンチ、Hex Masterの呪い攻撃すら無効化する。
Pestilenceを殺せる唯一の手段は昼の処刑だけだ。

しかし実戦においては、攻撃に取りかかるまでが遅いため
Plaguebearerであるうちに消去法によって特定されやすく、勝つのは困難を極める。
よほど街のメンバーが抜けていない限り、Arsonistなどと同様、
積極的に発言し街の人間になりきる高度な立ち回りが必要不可欠となるだろう。
Mafia Roles(Ranked)
Blackmailer(略称:BM)

属性
Mafia (Support)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Spy / Blackmailer / Jailor / Guardian Angel
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
ウィスパーチャットを見ることができる
アビリティ[夜]
指定した一人を脅迫し、翌日昼のチャットで発言できなくする。
脅迫された側は、裁判にかけられた際何か入力した時のみ
「I am Blackmailed」と表示されて皆に伝わるが、
それ以外の事は全く発言できない。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

概して殺害が目的の悪人は、ボロが出ないようにあまり発言しない傾向にある。
チャットを封じるのは、情報提供させない+周りに疑惑を持たせるという効果があるのだが…
脅迫対象を日によってコロコロ変えてしまうと、相手は脅迫の効力が解けた瞬間
ほぼ必ず堰を切ったように(?)「I was Blackmailed.」などと発言する。
これでは彼がマフィアでない事や、BMの所在をみすみす知らせるようなもの。

よってBMの基本戦略としては、執拗に同じ人を狙った上で頃合を見て昼チャットで
わざとロールを聞き、周りに無反応だと思わせて処刑に追い込むのが効果的。
ただし序盤から積極的な情報提供で場をリードしている人間は、
その後脅迫しても疑惑を持たせる効果は薄いので、なるべくなら避けたほうが良いだろう。
(この手の饒舌な輩は殺害対象にしてしまったほうが早い)
無口な人を、さらに脅迫によって追い込まれても弁明すらさせないほうがうまくいきやすい。

またウィスパーチャットから重要な情報が手に入ったら、必ずマフィアチャットで提供しよう。


Consigliere(略称:Consig)

属性
Mafia (Support)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Investigator / Consigliere / Mayor / Tracker / Plaguebearer
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人のロールを確実に看破できる。
たとえばInvestigatorがSpyを調査すると、現れるのは
「Spy,Blackmailer,Jailor, or Guardian Angel」という結果だが、
Consigliereの調査では明快に「Spy」と出る。

また、Framerによって濡れ衣を着せられている人物は、
Sheriffの調査では「Mafia」、Investigatorの調査では
「Framer, Vampire, Jester, or Hex Master」となってしまうが、
Consigliereの調査ではFramerの影響を受けず、正しい結果をもたらす。

ただしArsonistにぶっかけられた人物は「Arsonist」、
Hex Masterに呪われた人物は「Hex Master」と出てしまう。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

ロール名は「コンシリエーレ」と読む。Investigatorを上回る優れた調査能力を持ち、
マフィアメンバーが誰であるか判っている以上、確実に敵対勢力を調査できるのも強み。
(身内は対象に選べない。が、コントロールやトランスポートされるとイレギュラーが起こる)

このロールで重要なのは、得た情報をマフィアチャットで提供するのは当然として、
予めInvestigatorの調査結果一覧をメモ帳などに記載し、即座にコピペできるようにしておく事。
対象がSpyなら遺言には「Spy / BM / Jailor / GA」のように記しておくことで、
容易にInvestigatorになりすます事が出来る。投獄時や裁判時の弁明において非常に効果的だ。
…が、終盤ロールが絞られてくると、Consig疑惑は避けられなくなるだろう。


Consort(略称:なし)

属性
Mafia (Support)
耐性
ロールブロック耐性
Investigatorによる
調査結果
Escort / Transporter / Consort / Hypnotist
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人のアビリティ使用を封じる(ロールブロック)。
ロールブロックされた側には夜の終わりに通知が行く。
ただしロールブロック耐性を持つロールには効果がない。

Escortと同様、SKや(満月時の)WWをロールブロックすると、
彼らがその晩選んだ対象の身代わりとして殺されてしまう。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

Escortのマフィア版。
他のMafia Supportロールと同様、一部の例外(コントロールなど)を除いて
身内を対象にしてしまう恐れがないので、同じ能力を持つEscortより優れていると言える。

詐称はもちろんEscortがベスト。
万一SKなどを対象にして彼らに殺されてしまった場合、その事実を
全体に知らしめる事ができるように、遺言はきちんと書いておこう。


Disguiser(略称:なし)

属性
Mafia (Deception)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Doctor / Disguiser / Serial Killer / Potion Master
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人と同じロールに(表面上)なりすます。
たとえば選んだ対象がDoctorの場合、当のDisguiserが殺されると、
墓場には彼のロールが「Doctor」と表示される。
この能力は何回でも対象を変更できる。

これにより、街人たちによるロール絞り込みを混乱させる事ができる。
Investigatorの調査結果はなりすまし後の偽ロールに影響されるが、
Sheriffはそれに惑わされず「Mafia!」という調査結果を受け取る。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

Consigliereの調査によって特定の街人のロールがわかり、その相手を対象に選んだ場合や、
適当に対象を選んだ後対象が殺されてロールが明らかになればなりすましが容易になるのだが、
そうでない場合「何だかわからないロールになりすます」事になるので、立ち回りは難しい。
なりすましたロールと言動に矛盾が生じてしまってはDisguiserだとバレてしまうので、
疑われたらせいぜい「I'm inno」「I'm town」など、当たり障りのない弁明に終始するしかない。

Retributionistは街人になりすましたDisguiserを蘇生の対象として選択できるが、
実際には蘇生しない。またVigilanteがDisguiserを撃っても、翌日自殺する事もない。
これらの違和感によって、彼らは対象が街人でなくDisguiserだった事を知ることとなる。
こういったユニークな挙動にはさまざまなケースがあるが、ここでは割愛させて頂く。


Forger(略称:なし)

属性
Mafia (Deception)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Lookout / Forger / Witch / Coven Leader
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人の遺言を自由に書き換えることができる。
この能力は3回まで使えるが、対象が投獄されていたなど、
失敗した場合も回数は減ってしまう。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

Janitorの能力と同様、原則としてGF(Mafioso)が選んだ殺害対象にセットで使う事になる。
Janitorの能力は序盤で使ってもそれなりの効果をもたらすが、こちらは能力の特性上、
情報が少ない序盤に使ったり、ロールのわからない適当な相手に使うのは好ましくない。
JailorやInvestigatorなど、遺言の重要性が極めて高いロールに対して使うのが効果的だ。
もし味方にConsigliereがいて、上記のような重要なロールを見つけ出してくれれば心強い。
初日から対象を選べるからといって、くれぐれも適当にボタンを押さないようにしよう。
(そんな事をしたらマフィアメンバーからの大ブーイングは必至)

また味方にJanitorがいる場合、彼と同じターゲットを狙っても何の効果ももたらさないので
注意しよう(理由はJanitorの役割がおわかりなら明白であるはず)。

遺言書き換えに使える時間は長くないが、たとえば「I'm gamethrower(=やる気ねーよ)」
などとでも書いておけば、街人の神経を逆撫でして面白くなるだろう。
ちなみにロール詐称は、Forger自体が何か情報を得られるロールではないため、非常に難しい。

Janitor(略称:なし)

属性
Mafia (Deception)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Medium/ Janitor / Retributionist / Necromancer / Trapper
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
清掃夫(用務員?)
指定した一人がその晩死んだ場合、墓場での対象のロールが
「Cleaned」となり、明らかにされない。遺言も無いものとされる。
この能力は3回まで使え、失敗した場合も回数は減る。

Janitor本人には、対象のロールが何であったか通知される。
また墓場の対象の遺言をクリックする事で読むことができる。

マフィアの殺害担当が全て死ぬと、Mafiosoへと転職(昇進?)する。

清掃能力は、街人の消去法によるロール絞り込みを大きく妨げる力を持つ。
Forgerの項で「序盤で使ってもそれなりの効果」と書いたが、より効果を挙げるには
遺言をも消せる点を活かし、Forgerと同様、JailorやInvestigatorなどが明らかになってから
彼らに対して使うのが良いだろう。GFがやる気満々なら、この辺りは指示をくれるはず。

ただし街にMediumがいる場合は、清掃した情報を回収される手段がある点に気をつけよう。
また詐称するなら、これまたMediumが効果的(Investigatorの調査結果にも含まれている)。
自分だけが遺言を読める利点を活かし、ウソも交えながらもっともらしい事を言ってみよう。
Mafia Roles(Coven Mode)
Hypnotist(略称:Hyp)※Coven Expansion限定ロール

属性
Mafia (Deception)
耐性
なし
Investigatorによる
調査結果
Escort / Transporter / Consort / Hypnotist
攻撃能力
なし
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人を催眠術にかけ、
「あなたはトランスポートされた」「ロールブロックされた」
「攻撃されたが治療された」など、さまざまな偽の記憶を
植えつけることが出来る。偽の記憶は夜が終わる瞬間、対象の
チャットウィンドウに、実際に起こった時と同じ文章で通知される。

なりすましのエキスパート。対象に送れる偽の記憶は、アビリティ[夜]の項目で
記した以外にも多種多様なものがあり、これによりさまざまなロールを詐称できる。
しかしながら実際には何もしていないので、たとえば治療メッセージを選んだ上で
自分からDoctorを名乗り、対象に恩を売るような出すぎた言動にはリスクが伴う。
Doctorがいるにも関わらず、その後JailorなどDoctorが張り付いて当たり前の重要なロールが
治療されずに死んでいけば、街人は医者の存在に疑念を抱くに違いないからだ。

よほど自信があるならともかくとして、基本的になりすましは疑われた時の保険と考え、
いずれバレるまでの間、街人のロール絞り込みを停滞させるための役割、
と割り切ったほうが無難かもしれない。


Ambusher(略称:なし)※Coven Expansion限定ロール

属性
Mafia (Killing) ※ユニークロール
耐性
ロールブロック耐性
Investigatorによる
調査結果
Vigilante / Veteran / Mafioso / Pirate / Ambusher
攻撃能力
基本攻撃
防御能力
なし
アビリティ[昼]
なし
アビリティ[夜]
指定した一人の家で待ち伏せし、対象を訪問した者を暗殺する。
対象にマフィアの仲間を選ぶことはできない。
待ち伏せは3回まで可能。空振りに終わった場合も回数は減る。

DoctorやMayorを対象として選び、同じ夜に彼らを守るべくBGが対象を訪問すると、
BGと相撃ちになることなく一方的に殺せる。
ある程度街の相関関係が明らかになってから、街人同士で訪問するシチュエーションを読んで
使うべき能力であり、序盤から闇雲に待ち伏せするのは得策ではない。
マフィアメンバーが選んだ殺害対象と同じ人物を選んでしまうと、
マフィアを殺す事になってしまうので要注意。
1 Comments
GNDA May 24, 2019 @ 10:19am 
great work! ありがとう :)