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Posted: Sep 30, 2020 @ 1:02am

王道をひた走る、邪道のアクション
デビルメイクライシリーズ第五弾。ジャンルは3Dアクション。

デビルメイクライといえば圧倒的スタイリッシュアクションである。今作は3人に渡るキャラクターをステージごとに使い分け、それぞれのスタイリッシュな攻撃を追求することができる。様々なスタイルを使い分けるダンテ、自分以外の味方に攻撃指示を出し戦うV、所持したデビルブレイカーをその場に応じてデッキメイクするネロの3人はどれも個性的で、それぞれのアクション追求ができる。個人的にはVが好みですアクション性において右に出る作品はない、と言えるほど攻撃や回避に多様性があり、自身のスキルアップも感じやすいためやればやるほど深みにハマっていく作品と言えるだろう。

個人的にデビルメイクライに思うことは3Dアクションとしては邪道であるということだ。3Dアクションの名作を除いてみると、「スーパーマリオ64」から「NieR:Automata」まで、基本的に探索をメインとした箱庭もしくはオープンワールドの作品になる傾向が強い。ハードが進化してより世界が広くなったことにより、広大な世界で探索しながらも敵を倒すゲーム、などが流行にあることは間違いないだろう。その一方で、「Beyonetta」や本シリーズを中心とする、戦闘をメインとしたステージ(コース)攻略型の3Dアクションが進化し続けていることもまた事実だ。オープンワールドが流行る中でも、ステージ制に面白さを追求できるのはスコア制度やスタイリッシュな攻撃方法など、繰り返し遊びたくなるような要素を各所に散りばめているからであろう。進化し続けた神髄がこの作品に詰まっている。

本作の魅力として、REエンジンを用いた驚異的なレベルのグラフィックにある。半年前に「バイオハザードRE:2」をプレイしたのだが、「これをアクションでやれたら恐ろしいぐらい楽しいだろうなぁ…」と思っていたら本当にあった。このグラフィックで敵をバンバンなぎ倒せること、かつスタイリッシュに攻撃しまくれることがたまらなく気持ちいい。あと女性描写がとんでもなくとんでもない。マジでそういうゲームかってレベルで凄い。そういう描写好きな人、おススメしておきますよ。

深いこと考えずにボコボコ敵を薙ぎ払い人には是非ともおススメしたい。暴れるにはぴったりのゲームだ。



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