スピリットフェアラーとは、故人それぞれが抱える未練や遺恨を紐解き、無事あの世へおくり届ける船頭である。
大海原には無数に島があり、島へ島へと航海しながら別れまでのひとときを故人と供にする。
長い旅路を連れ会う船は巨大で、長い旅路のさなかに素材を集めて建築や料理、畜産農業を営むことができる。
そしてその終着点はエバードアと呼ばれるあの世とこの世の境界。
新米スピリットフェアラーのステラは数々の出会いと別れを経て、世界や自分についてを知ることになり...

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なぜか動物の姿をしている死人を船に乗せ、昇天させるために大海原を旅するゲーム
戦闘要素のない風のタクト+ペーパーマリオRPGといった感じ

だけならオススメできるゲームだった




ストーリーはほぼ一本道。
ストーリー進行のために乗員のクエストは全て消化する必要があるが、全ておつかいである。
夜中は航行ができないのでゲームに慣れてくるとだんだん時間に追われるようになる。
日中は航行が必要なクエストを優先し、夜中はクエスト要求アイテムの製作や島内探索というふうに常にクエスト消化に奔走する。
ベッドで寝る際の地味に待たされるムービーや、アイテム収集や製作などのモーションは冗長なものがあり、
時間の無駄なく立ち回りたい人にとっては面倒に感じてしまうだろう。

• 建築
  ストーリーを進めるために全て"作らされる"。
  建物配置がは好きに変更できるものの、海上で起こる収集クエストやスペース確保のために結局最適化するはめに。
  
  
• 料理
  数十種類ほどのレシピがあるものの、
  料理の用途はクエストの要求品としてか、乗客の食べ物として与えるのみでそれ以上は作る意味がない。
  もっと言うと料理を与えずともゲームオーバーになったりしないのでフレーバー要素に近い。
  
  
• 製作,栽培
  インゴットや織物製作などは建築物のために、果物や野菜などはエサや料理素材として必要になるが、
  クエストや乗客の食事で求められる量以上は必要が無い。
  
  
• 畜産
  料理や食べられる素材を与えることで素材の収集サイクルが早くなるが、与えなくても十分である。
  ある時期を過ぎたら家畜小屋はスペースをとるだけの無用の長物となる。

このようにゲーム自体は自由度を感じさせるものの、実績解除目的以外ではクエストで要求される分以上はやる必要がなく、
またストーリーの都合上作るものや作る順序なども固定されている。
あと建築シミュレーションというタグがついているがそれ目当てで買うのは絶対にやめたほうがいい。




色々な性質の乗客を船に乗せるが、ぶっちゃけ全員ヒモだ。
家を建て、内装を整え、食事を与え、欲しいものはなんでも与える。
物語を進めるために必要なことだからおつかいクエストはあったっていいが、比重がおかしい。
乗客とのかかわりの大半はクエストでかりだされている時間で、都合よく使役されている感が異常である。
そして対価として貰えるものは雀の涙ほどのいらない素材である。
極めつけは暮らしやすい生活環境を整えて、さあこれからという矢先にお別れとなることだ。
たいして船上での密接なかかわりがないのに、最後はなぜか妙に懐かれている。
ステラと乗客の隠された関係性があやふやなままそれが繰り返されるので、基本的にプレイヤーはおいてけぼりである。
故人であるし、スピリチュアルな仕事であるから仕方のないことかもしれない。
しかし好き嫌いが分かれそうなキャラもいて、時には全く同情できない事情で馬車馬のように働かされるのが本当に苦痛だった。
どのキャラクターも豊かで面白いストーリーを隠していると物語を追ってみれば明らかなのだが、
全て時間も労力もかかるめんどくさいクエストでそれが台無しにしてしまっていると思った。



ブルース&ミッキー
ニンジン100個はさすがに狂ってると思う

エレナ
やたらクエストが難しい。マジで

指を下に向けていますが、買ってよかったとは思っています。
ただ、人にお勧めできるかというと微妙ということで、指を下にしました。
主な理由は以下の二点
・ミニゲームが苦行すぎる
他の人のレビューにも書いてありますが、このゲームは魂を解放するため必要となる資材を集めて家具を作ったり料理を作ったりする必要があります。で、この資材を集めるためにミニゲームをするのですが、これがあんまりにも単調です。一応バリュエーションはありますが、どれもタイミングを計ってボタンを押すだけ。資材を集めなくてはゲームが始まらないので、この単調な作業を延々と繰り返すのがゲームの基本となります。設備を整えれば自動化できる…なんてこともありません。雰囲気と世界観を楽しむゲームとはいえ、あまりにもキツイ。
・キャラクターごとのストーリーが説明不足すぎる
ここが一番期待していた点で、一番がっかりした点です。このゲームではキャラごとにタスクがあり、それをこなすことでストーリーが進行、魂を解放します。主人公であるステラは喋らないので、キャラの独白でストーリーが進行するのですが、これがもう意味不明です。まずプレイヤーには初対面の相手でも、相手はステラのことを当然のように知っている前提で話を進めるところからはじまり、ステラとキャラが知っているらしい第三者の話をしたりします。感覚的には何の説明もなしに他人の世間話や悩みをひたすら聞いている感じです。そんな感じでストーリーが進行し、魂の解放に進むため、良くわからん奴が良くわからんけど自分の中で折り合いをつけて良くわからんままお別れ…といった具合になります。このためゲームのメインとなるキャラに全く愛着が湧きません。

ゲームとして単調でつまらなくても、先が気になるストーリーであれば問題はなかったと思いますが、肝心のストーリーは意味不明…というより電波に片足突っ込んでるレベルです。ゲームの骨子となる部分がこの有様なので、ゲームとしては苦行をやっているのと大差ありません。

ただし冒頭で述べた通り自分はこのゲームを買ってよかったと思っています。その理由はただ一点、圧倒的な世界観です。PVを見ればわかると思いますが、エゲつないレベルのアニメーションと壮大なBGMのおかげで、ただ世界をうろついているだけでも結構楽しめると思います。特に、序盤にある雷を捕まえるイベントは、BGMと相まってこのイベントを見れただけでも買ってよかったと思わせるレベルでした。ついでに言うと操作性もバツグンに良く、プレイ自体は非常に快適にできるでしょう。

総じて、非常にもったいないゲームだと思います。高評価が多いのも頷けるのですが、ゲームとしては致命的につまらなく退屈で、自分は世界観を楽しむ前に心が折れました。
しかし世界観は他の追随を許さない程素晴らしいので、買ってプレイしてみるのも悪い選択肢ではないと思います。

16時間ほどプレイ、船の改造の進捗度から判断して全体の半分はプレイしていると思います。
良い点として個性的なキャラクター、アニメーションのように滑らかに動くグラフィックは魅力的です。
このゲームで悪いと思ったのは素材を集めたり加工するために単純作業が何度も必要になる点です。
例えば丸太を加工して木材にする時には指定されたラインにそって切断する作業が必要ですし、鉱石をインゴットにするには鋳造所内でふいごを押して炉を加熱する作業が必要になります。
こういった作業はミニゲームのようなものですが、指定されたことをこなすだけであり単純で工夫の余地がほとんどないものを何度も繰り返すことになります。
素材集めはストーリーを進めるために不可欠なもので、そのために単純作業を何度も繰り返さないといけないのは苦痛にしか感じません。

クエスト全クリア達成率100％までプレイしたがお勧めしません。
人との出会いや別れの美しさ以前に忙しすぎて叙情台無し。
関わる魂たちとゆっくり静かに・・・という感じではなく住人全員の腹が減った連呼、ひたすら繰り返す作業と移動。
農作物を食べまくる羊と釣りにはかなりイライラしました。船室の並び替えも巨体になるとやりづらく結局ガタガタ。
住人とステラの関係性は命令と我が儘と独り言ばかりで、アートブックを見ないとなんだかわからないしゲームとして不親切。

死生観題材にしたストーリーだとざっくりとした期待を持ってプレイ

必要素材などの攻略に手間取ったからか
同乗者を乗せる、解放させる。の攻略順、期間が意図したものとなってない流れになった感がある。
最後の方は残った同乗者一人一人をお使いで淡々とクリアしていくようになってしまい、
そのままクリアした結果、この題材での感動が期待したよりも足りないと感じてしまった

もっと同乗者同士+主人公とのワイワイ感のあるプレイができたら（家同士の位置を弄ってあげたり、主人公が面倒を見てあげないとダメなイベント増やすなど）
別れの時の感動なども期待を超えるようになったかもしれない

釣りゲーとしてもほんのちょっと期待はしてたのですが、もうちょっとバリエーションがあってもよかったかもと思っている

ストーリー、世界観一個一個のミニゲームなどちゃんと作ってあり、良くできたゲームではあるが、それぞれ、もう一歩という感じです
実績回収のための２週目等も多分やろうとは思わないので、おすすめはしないでおきます

苦痛すぎてギブアップ。
どうぶつの森や牧場物語のルーチンワークやマイクラの整地が好きな人なら耐えられるかも？

主人公のモーションは超超超ハイクオリティ。
操作開始10分までは神ゲーを感じた。
ここまでがピークで、あとは急転落。

本作は、生前の旧知の仲？の乗客とのやりとりから好感を得て、成仏させるのが目的。

そのため、ルーチンワークを複数掛け持ち、素材を稼ぐのだが、これが苦痛。
なにをやるにも3秒くらいのご自慢の高品質モーションが挟まり、テンポはぐちゃぐちゃ。
たまにならいいが、15分に1サイクル程のルーチンワークだからいくら高品質でも飽きてくる。

そのご褒美に乗客とのやりとりを楽しめるかと思いきや、全く知らない思い出トークをされる。
　NPC「これ見ると思い出すわよね～？あのときのベンったら笑っちゃったわ！うんうん！」
　プレイヤー（ベンって誰だ……？何を思い出したんだ……？）
みたいな感じで置いてけぼり感MAX。

しばらくプレイしたがこの調子が続きそうだったので撤退。

まず題材がいいよね。霊魂となった乗客と共にゆったりと充実した時間を過ごし、消えない思い出を作り、最期は大切な友人とのお別れをする…。心温まるし、そして切ないじゃない。子供のころに経験した旅行みたいでさ、旅行している間は楽しいけど、終わりが近づくにつれてだんだん寂しくなってきちゃうような。

　絵のタッチもかわいいし、猫のダフォディルを使ってリモートプレイもできるから、離れた友達とも共有して２人でできるのも魅力的。値段は、安い時を狙えばお高い感を感じない。



　しかーし！
問題は肝心のストーリーなんだよなぁ…主人公とキャラの相関関係が分かりづらい。設定資料集を見ないと分からないネタが多すぎる。そのため、いまいち感情移入できない。へぇ…ってなってプレイヤーとしては、不完全燃焼感がすごい。これはやっちゃってるよ。逸材として化ける感あったのに、残念。


　そして中盤、船上でやることが多すぎてブラック企業化する。野菜の水やりめんどくせぇよ！序盤は、あれやこれやと料理作ったりして楽しめるけど、最終的に日替わりでくだものしかあげなくなる。終盤は、楽になっていくんだけど、遅いっていう。
ベニザケどこで釣れるんだよ！って思ったらけっこう後半のほうっていう。


まぁ道中の移動は、ほのぼの感あるし、お世話をするっていうのも演出上仕方ないかなって思うけど、雰囲気ゲームの域を越えなかったなぁ…って感じでした。
正直、がっかり。　　
実績は、簡単でした。気を付けないと２週目をやる必要が出ます。私は２週しました。

友達におすすめは…うーん…しないかなー…。ってところが大体の人の感想だと感じる。

6.5点/10点

想定された体験を得るには不備があります。

船の移動は目的地を設定してそちらへ向かう上で、距離に応じた時間がかかる。その間は単調な作業の繰り返しで徐々にすかすかな部分が目立ってきます。プレイヤーは効率化の要求が大きくなり、シナリオが進行する要点だけを拾ってゲームを進めたくなっていきます。

最初は海域に障害があり航海範囲が限られており、その障害を超えるには船の強化が必要になります。あるキャラクターのシナリオ進行のための目的地が範囲外にあり、これが後に大きなストレスになります。

船を強化するにはキャラクターとお別れをすることで得られるアイテムが必要になりました。そうして思ったのが「乗船したキャラクターの中で誰がお別れに近いだろうか」ということでした。キャラクター個別のシナリオを進めていくと最後に死後の世界へ送るお別れができます。早くお別れしたいと思ったため、ハグも作業になりました。キャラクターのことはどうでもよくなり、シナリオを進める理由がなくなり、ゲームは途中で投げました。

もし単調な作業が自動化できて、旅の合間には面白いシナリオが詰めてあれば、プレイする中でいつの間にかお別れの時が来たと受け取り方が変わっていたと思います。別れは突然に自然に訪れるものだと思うからです。このゲームの設計ではそれを急いでしまいます。良いところは多いのに残念です。

街に入るとマップは横に長いのにわざわざ船のところに戻らなければマップに戻れません。単純な話ですが、左端から右端へ行ったならその分戻らなければなりません。これはいつでも船に戻れるようにしてほしいです。あと卵みたいな岩が気持ち悪かったです。

This review is meant to readjust people's expectations a bit on what kind of game this really is and what you'll spend the majority of the time doing. I'm also writing this out in hopes that I can clarify some things I wished someone mentioned to me before purchasing this game. This is not a hard non-recommendation. Very specific people will not enjoy this game and I want to address certain things for their sake.

As described by this game's description, this is very much a resource gathering/management game first and foremost. Despite the impression you might get from trailers and the early demo, the heartfelt moments of this game only briefly punctuate the long sessions of task-juggling, traveling, crafting, and resource gathering rather than balancing out those moments of extended gameplay in an even way. If I had to use percentages, it feels like 90% of the game is doing some sort of busywork and the other 10% are moments you sparingly enjoy.

Those who have a tendency to leave no stone unturned, clear out notifications, or address issues in a prompt manner will feel like this game is CONSTANTLY nagging at you to finish doing something. Tasks include feeding passengers, tending animals, bouncing from one island to the next, cooking, various crafting, constantly watering plants ALL THE TIME, etc. Timers on these gameplay aspects will simultaneously run down and you'll always find yourself obligated to address them as they constantly call for your attention.

I know this is what resource management games are all about, but the issue here is that the balance between the gameplay and the story elements seem HEAVILY skewed towards the former. For those more curious about Stella's story and her passengers, it feels like WAY too much busywork and time invested for the payoff. Imagine trying to spread a single dot of peanut butter over a piece of sliced bread. My overall enjoyment of this game felt hampered by this sort of imbalance. People with certain personality types will never feel relaxed despite wanting to do so in a beautiful game like this. Despite the game's descriptions, the gameplay loop is NOT cozy or relaxing.

One thing I'll say is that nothing significantly detrimental happens when you fail to keep up with things, but if you don't realize this (usually not until late in the game when you've given up on staying on top of things) and have the personality of getting things done, the journey towards learning about Stella and her passengers will feel stagnant and frustrating with all the simultaneous plate-spinning and upkeep along the way.

Gameplay and balance aside, a few characters leave a great impression, but the overall story arcs of the remaining passengers don't feel particularly fulfilling. I don't see much growth or satisfying conclusions. It's more about them slowly revealing their stories and finally accepting their specific circumstances. I feel like there are attempts to be profound and I appreciate the effort, but I was ultimately feeling empty--not because I was sad, but because I felt like something was a bit off and unrelatable in terms of how the characters conveyed their feelings and dealt with their circumstances. It feels like someone writing a second-hand account of someone else's words, journey, and experiences instead of it genuinely coming from the characters themselves. Stella herself is likable and expressive in animation and movement, but her non-reaction to her own journey felt a bit odd especially in this game's conclusion.

Although I was weary with the game as a whole, there were still individual aspects of the game that really left a positive impression on me. There's just an ever-present charm in all aspects of this game. The music and art are all so beautiful. I loved how much personality each character design had. Those individual aspects among other small details are awesome and I will always remember them.

Ultimately, this game was definitely not for me, but I can appreciate what it offers especially to those who are looking for A LOT more gameplay in these sort of seemingly emotionally-charged games.

For those who wanted something more relaxing or at least something that was a bit more balanced between gameplay and story, this game may frustrate you. However, if you still are curious about the characters, story, art, and wonderful soundtrack, I recommend watching a playthrough of this game instead. It's still worthwhile to witness and experience the endearing the moments of this game and its wonderful soundtrack even if you're watching someone else play.

セールになっていて、「少女が魂の送り人になる」というロマンチックな宣伝文句に惹かれて買いましたが作業ゲームでした。
バグに遭遇したので途中までの感想です。

風景と音楽が美しい２Dクラフト作業ゲームです
物語中心ではなくて、クラフト、作物育成、素材集め、乗客の面倒をみるのが主なようです。ハイジャンプなど能力がないと行けない場所は後で再訪する必要があります。
全体的に作品に製作者がしたいことを盛り込みすぎと思います。
いっそ全部ご都合主義にして作業は適当でいいとか、クラフト主体なら船の増改築の自由度を高めるとか、物語を見せたいなら風景と音楽主体にしてほしいような気がしました。

いいところ：
美しい風景と音楽、滑らかな動きのカートゥーン風キャラクター、作業せずにのんびりすごすこともできる、主人公がかわいい（特にポイントショップにある絵文字）、作業好きなら延々できる
　
悪いところ：
物語が不足なまま作業に忙殺されて乗客に対する理解ができない。
各島で行けるところが少ない、見た目もほぼ同じ、素材が少ない。
膨大な作業量に対して物語の進行が少なすぎて徒労感がある。
船の増改築に手間がかかるが、配置換えだけで自由度は少ない。

のんびり楽しんでいたら、素材を集めても数が増えないバグが発生し、クラフトできなくなりました。オートセーブが大量にありますがどこからバグったか不明なのでギブアップ。
掲示板を見たらピン止めされた開発者のスレッドと大量のバグレポートがありました。「バグは報告してね」と開発者が修正に熱心なのは救いですが、セールで買ったとしてもお金払ってデバッカーになるのは嫌です。惚れ込んだゲームならそれも楽しみの１つかも知れませんが…。開発者はきちんと返事をくれるようなので、作業ゲームが大好きな方＆デバッグに参加したい方にはおすすめです。

もしかするとすごく奥深いゲームかもしれないので、良い点についてはバグもなく最後まで終えた方のレビューをご覧ください。