正式リリース記念にアーリーアクセスから280時間超プレイさせてもらった所感を書こうと思います。
XCOMのようなゲームシステムであるという事は他のレビュアーが詳しく書いているので、違った部分をレビューしてみようと思います。主に日本のゲームに親しんだ人向けのレビューとなりますので、海外の多くの方にとって分かりにくい表現を含むことをご容赦ください。
-----------------------------------------
■比較的とっつきやすいキャラクターデザイン
衣装デザインは少し「厨二」寄りではありますが、極端に「萌え系」に寄っているわけではないので、いわゆる萌え絵が苦手な人も問題ないと思います。商品説明画像の絵柄が受け入れられるなら問題なしです。キャラ立ちもしているのでキャラゲーが好きな人にもおすすめできますが、キャラクターと交流して高感度を上げるといった要素は今のところありません。

■特性により柔軟なキャラビルドが可能だが…
付け外し可能な「特性」というものでステータスや耐性、アクションの追加等ができるのですが、付けられる数は上限があるのでその中でやりくりしていくパズル的な楽しさがあります。「特性ボード」という機能で特性をまとめて保存・変更できるので、前衛タンク用ビルド、トレハン用ビルドなどステージによる使い分けができます。
ただし、後半になればなるほど組み合わせに最適解が出てくるため、必要な特性に偏りが出てきてしまいます。特性を素材にして違う特性を作るというクラフト要素もあるので、無駄になるという事はないのですが…。

■日本語訳はこれからに期待
これは多くの人が書いていますが、日本語訳は機械翻訳感強めで意味は理解できるというレベルです。ただし、プレイに支障が出る致命的な誤訳などはありません。開発側から翻訳用のツールが出ていますし翻訳を反映するアップデートも頻繁ですので、正式リリースで多くのユーザーがプレイし、翻訳精度が高まっていく事に期待しています。

■戦闘難易度は比較的高め
序盤はゴリ押しでクリア可能ですが、後半は自軍のユニットが１発で沈む事もあります。後半は前述の特性の組み合わせが非常に重要になります。ただ、回数制限無しのフリーバトルでレベル上げもできますし、仮に全滅しても経験値は失われませんので時間が無駄になる事はありません。難易度調整機能も付いていますので、キツければ無理せず難易度を下げましょう。

■1戦闘あたりのプレイ時間は長め
後半になるに従って敵の数も増え、1戦闘あたり1時間超えはザラにあります。ただ、メッセージスキップや戦闘時の演出カットもできますので、その点を冗長に感じることはありません。じっくり腰を据えてプレイしましょう。戦闘中の中断機能もありますので急な用事が入っても大丈夫です。

■モンスター育成要素あり
これはゲームの途中から特定のクラス（職業）で解放される機能ですが、個人的には非常に評価したいポイントです。敵で出てくるモンスターはごく一部を除いてほぼ自軍キャラとして使用可能です。人間キャラクターのように独自の特性を持ち、成長させて進化させる事もできます。ステータスにはランダム要素もありますので、こだわる人はとことん選別しましょう。

■トレハン・クラフト要素あり
装備品には基礎値に加えてランダムで性能が付くので、より良い効果を持った装備品を狙うといったトレハン要素もあります。特定の敵だけが持つ強力なレアアイテムもありますので、ドロップを狙って繰り返し戦闘をする事も多々あります。また、素材を組み合わせてアイテムを作ったり、既存の装備品を強化するといったクラフト要素もあります。いらなくなったアイテムはお店で売ることもできますが、分解することで素材アイテムを手に入れられるので無駄になる事はありません。

■機能説明は少なく、慣れが必要なUI
280時間超のプレイで自分はすっかり慣れてしまったのですが、初めてプレイする方は戸惑うかもしれません。戦闘画面のUIはXCOMをプレイした事がある人は直感的に理解できると思います。ただしインターミッションの編成画面に関しては、基本的には自分で触って覚えていくスタンスでいる方がストレスが少ないと思います。

■開発側に好感が持てて、今後のアップデートにも期待大
現時点で未実装であったり調整が必要な機能もありますが、かなり頻繁にアップデートを行なっていますので、ユーザーの意見をうまく汲み取ってより良いゲームになっていく事を期待しています。steamレビューや掲示板にも丁寧にコメントを付けている点も好感が持てます。
-----------------------------------------
今後継続した開発を行なっていくには資金繰りの問題もあるという事ですので、正式リリースを機に多くの人がこのゲームを手にとってくれる事を願います。また、このレビューがその一助になれば幸いです。

※2023年4月26日に翻訳の流れについて追記。

犯罪が溢れ、警備隊が不足する大都市で
治安戦力を補充する民間企業トラブルシューターが
警察と共に犯罪に立ち向かう韓国産SRPG。
開発者曰く、XCOMやFFTの影響を受けて製作されています。
戦闘ボイスは韓国語ですが、日本語字幕の表示が可能です。
翻訳関係ですが、現段階ではシナリオ周りは
選択肢の派生や、街の追加サブミッションを除けば
体感的に9割方は大丈夫だと思います。

主人公はトラブルシューターの会社を立ち上げ
人材を増やしながら活動をしていきます。
簡単な地域の評判や治安の悪さ、人材のお給料などを
チェックしながら経営していきます。
街で騒ぎがあればトラブルシューターの出番です。
シナリオを重視しており、一枚絵の数は百を超える勢いです。
イラストレーターは数人いると思われますが
どんな状況か伝わりやすく見応えがあります。

戦闘中に拾った装備品や店の売り物に
レアリティの概念があり、ちょっとしたハクスラ要素があります。
同じ名前でもパッシブ効果が違う物があり
謎に包まれた鑑定装備要素など見つける楽しみがあります。

敵を倒して経験を稼ぎ、
LVを上げて成長していくタイプです。
一定レベルに達するとクラスチェンジが可能です。

敵を倒すと装備式のスキルをたまに入手出来ます。
それらを合成して新たな特性を作るクラフト要素があります。
装備品なども分解・作製・強化など
クラフト要素が実装されています。

基本的な戦闘UIはXCOM系と考えていいです。
大きな違いとしては
・LVの概念がある
・キャラがロストしない
・戦闘にターン速度の概念
・レア装備を集めて装備or収集
・スキルを集めて自由に装備
・地球侵略などターン数に追われる要素の減少
・戦闘の早送りがある
・戦闘よりシナリオがメイン寄り
・野獣を飼い慣らせる(専用の仲間が必要)
・ドローンを組み立てられる(専用の仲間が必要)etc.
など数多くの要素があります。
序盤はやれる事が少なく退屈ですが、
中盤からやれる事がどんどん増えていきます。

他のSRPGと比較して敵や味方の数が多い仕様で
長期戦になる事もありますが
超広範囲攻撃を持つ味方が多く
まとめて敵を5体以上倒せる事も珍しくありません。
鍛えて、大勢のユニットを一気に蒸発させる
爽快感はなかなか心地よいです。

・警官の数
大半のミッションで警官が同行する仕様ですが
警官の数が多く、それに合わせて敵の数も多いので
オプションで戦闘速度を常に最大にしないと
長期戦になりがちです。
一応オート操作や離脱させる事も可能なので
煩わしいと思ったらオート命令を出したり、
離脱させるのも手です。
ある程度進めると警官は減って仲間メインで戦えます。

・システムの多さ
ガイドに書き切れないほど
数多くのシステムが実装されています。
触って見ると何てことはないのですが
ゲーム慣れしていない人を不安にさせる要素を感じます。
意欲・給料・地区ごとの治安・オンラインモード、
この辺りのシステムは別に無くても影響ないのでは？
と思う物もあります。

・キャラとシナリオの相性
キャラクターは若い人向け、という印象ですが
シナリオはおっさん目線や
犯罪者視点でのシナリオが多く含まれており、
社会を風刺した話や中間管理職の世知辛さなど
中年向けというアンバランスさがあります。

色々気になる部分はありますが、
LVや装備品のレアリティの概念、鑑定品やスキルの合成など
インスパイア元と違いを出そうと一工夫試みた後があり、
イラストの多さに精力的にチェックしているサポート、
魅力的なキャラクター達。
資金不足の影響で正式版が早まる事になりましたが
個人的にはここで終わらせるには惜しい、
と感じさせてくれる作品でした。

元々はある程度進んだら、
オンラインミッション配信形式にして
事件を配信して長々続ける予定でしたが
シングルプレイとしての完結を求める声が多いので
路線を切り替えたそうです。

お手頃価格なので、SRPGを何か求めていたら
一度試してみるのは有りだと思います。
ただ難易度最低でも、難易度が高い部類の作品かつ
やれる事が増えるのは中盤辺りからなので
ある程度ゲーム慣れした人向けだと思います。

※追記
現在は公式翻訳ツールの発展により
ゲームプレイ中に気になる文があれば
誰でもその場で翻訳を編集して
オンラインアップデートが可能になっています。
素晴らしいツールと様々な翻訳者さんのおかげで
翻訳の進行が早まったのを確認しています。

初期の頃は無条件で更新されていましたが
開発の話では、全ての言語がネイティブに通じるほど
校正されてもプレイヤーが増える分だけ
直訳派・意訳派、その人の感性がぶつかり合い
表現の編集が止まらず、遊び半分で更新して
中途半端に一人称や口調を弄って飽きてやめる人、
意訳ではなく創作のシナリオを作る人が現れるなど
検証の労力が止まらず、懸念材料となりました。
現在はその対策と開発側で翻訳を吟味する為に
無条件で更新するのは止めています。

最初期の頃から校正に参加している縁で
現在は開発陣や数名の訳者と連携を取って、
韓国語のネイティブと表現の確認や話し合いをしながら
出来る範囲内で、ほそぼそと翻訳の更新に参加しています。

↓のアドレスに公式から確認がとれた情報をまとめているので
校正に参加する方は目安にでも。
※ネタバレがあるのでクリア後に確認するのを推奨します。
https://steamcommunity.com/groups/745246/discussions/0/3829791550525916403/
スキルやシナリオ名は大きく変更すると
ビルドサイトやwikiが混乱を起こす為、直訳気味です。
英訳は韓国人が翻訳したものなので
日本語同様、ネイティブが校正した文とは限らないので注意。

まず最初に結論を述べるとTroubleShooter(TS)は明らかに値段をはるかに上回る面白さです。万人におすすめするには少しシステムが複雑なところもありますが、ハマる人にはとことんハマるゲームなのはこのプレイ時間を見てもらえれば分かると思います。基本的にはオンラインが推奨されていますがオフラインモードもあり全ての内容が問題なく遊べます。

まともにレビューを書いたことがなく、見やすくする手段も知らないのですが購入検討者の助けになればと思います。

〇基本的なゲームシステムについて
戦闘ゲームシステムはXCOMライクと言うべきか、マス目状のマップで遮蔽を利用しユニットが戦うSLGとなっています。そこにレベルシステムや装備・スキルのあるRPG要素が加わっており、XCOMライクと自称しておきながら単なる後追いに収まらない差別化に成功。素晴らしい独自性が生まれています。

また行動ターンがXCOMのような自軍→敵軍の一斉な移り変わりではなく、ターン速度というRPGでいう素早さにより計算される行動順に従って各ユニットごとに小さくターンが入れ替わります。この点がXCOMとの戦術の組み立て方が大きく異なるところだと思います。このターン速度は何よりも重要なステータスです。
火力ばかりを求めてこちらを疎かにすると他の味方との歩調が合わなかったり敵から滅多打ちに合います。空の軌跡などのATシステムを知ってる方なら想像しやすいかも。

ここからはゲームの大まかな特徴になります。

＋キャラロストがない
XCOMも嫌いではないのですが、一度倒されてしまうと還らぬ人というのは僕個人にとってお気に入りのキャラクターのかっこいい戦いを見るための足枷にしかなっていませんでした。それにどれだけ気を付けても99％の回避率で残りの1％を引くことはあるのです。
TSではたとえやられてしまっても意欲ゲージ（まずなくならない＆回復も手軽）が減るのみで続けざまに次のミッションへ繰り出せます。

＋差別化されたキャラクター
自軍ユニットになるキャラクターは現在（2020/11/27 無料DLC含む）11人いてどれも個性あるスキルやユニークな職業を持っています。
ネタバレになるのであまり詳細には書きませんが、攻撃を受け止め片っ端から蹴り上げる格闘家。当たれば体力ゲージを吹き飛ばす高火力超能力者。体力だけでなく行動加速やバフ効果を与えるヒーラー等々。さらにそれぞれのキャラクターは基本の職業に加えて2つの上位職をもち、そのスタイルがまったく異なることで自分の好きな役割を選び、いくらでも切り替えることができます。
剣を振り回してた人が超能力で風を飛ばして攻撃し始めたり、味方を回復してた子が次のミッションでは敵を範囲攻撃で壊滅させるみたいに気分によって戦闘スタイルを変えてやることも簡単です。さらになんとかわいいorかっこいい動物のペットや無人ドローンまで味方として育成＆操作できます。

＋育成要素が豊富
RPGらしくレベルアップによるステータス成長、ランダムなステータスを持つ武器防具によるお気に入りの一品（レジェンダリー装備もある）を装備する。それに加えてTSには特性というパッシブスキルがあります。
特性の種類は様々で、単純なステータス補正からアビリティ追加、経験値・アイテムドロップ倍率の上昇や経験値を同数味方に分配する親切なパッシブまでたくさんあります。これらをひとつひとつ自分が思うキャラクターの役割通りにセットしていくのです。さらにセットした特性によって追加の強力なボーナス特性なんかもあります。各キャラクターの職業専用の特性もあり、そちらがどれも一癖ある＋強力なので『強さを求めた結果全員が同じ特性しか装備していない……』というようなキャラクターの個性を殺すこともありません。

ちなみに特性は低コストで付け外し可能でスキルセットも複数保存でき、攻略するマップの敵やしたい戦法に合わせて簡単に切り替えることができます。試行錯誤を繰り返して作った自分なりのスキルセットが実際に上手く機能したときの爽快感はすばらしいものです。

＋ストーリーが魅力的
プレイアブルキャラクターの掘り下げはもちろんのこと、敵や友好勢力として登場するユニットにもいいストーリーが設定されています。
TSでプレイヤーと敵対する人間の陣営は大まかに今のところ2つ。マフィアや暴力団などの犯罪組織、スプーン教と呼ばれる新興宗教です。どちらの陣営にも多くのネームドキャラクターがおり、そのほとんどにバックグラウンドがあります。過去の経験や心情、なぜ犯罪・暴力行為にはしるのかの動機などがメインストーリーを通じて丁寧に描かれています。その凝りようは幹部クラスの敵がドロップするレジェンダリーにフレーバーテキストまであるほど。

それに翻訳の妙なのかテキストの言い回しがかっこいいです。特に敵対陣営は互いの関係もピリピリしており、幹部がよく口撃しあうのですがぐっとくるセリフも多々見られます。僕が好きなのはとある敵ドロップアイテムのフレーバーテキスト、”ジョン、ご飯は茶碗ほどだけ盛ることができる”なんですが、このゲームをやると多分わかってくれると思います。

＋取り返しのつかない要素がない
SLGやRPGにありがちな、ある選択によってもう片方の選択肢が消えてしまい、実はそちらには別のアイテムなんかがありました～みたいなのって悔しくないですか。TSにもストーリー上選択に迫られる場面があり、そこで選んだ内容によって異なる特性を得たりする場面があります。
しかし気にすることはありません。後に何度でもストーリーミッションは繰り返しプレイできて選択肢をコンプリートできます。丁寧に『このミッションでは異なる選択肢で異なる報酬が得られます』みたいな案内もしてくれます。
サイドミッションは当然何度もリプレイできますし、高難易度モードという敵レベルをこちらのレベルを参照して引き上げるモードがありますので、たとえ序盤の適正レベル5くらいのミッションでもこのモードによって経験値補正を得られます。さらにゲーム全体の難易度もあり、拠点でいつでも変更できるそれを上げると低難易度では見られなかったユニークボスキャラ（倒すと懸賞金がもらえる）が登場したりして新しい発見があります。最近（2021/03）のアップデートで簡単のさらに下の難易度が追加され、とにかくまずはシナリオを読みたいという人にも易しくなりました。

＋強くなるにつれて増す爽快感
序盤再行動の手段もなく、回復手段にも欠ける（主要な回復キャラが序盤から少し進まないと加入しない）ため、難易度比例だが基本的にめっちゃ多い敵の集団に対して牛歩戦術を余儀なくされます。
低い命中率に乏しい殲滅力、下手に遮蔽から離れれば襲い掛かる波状攻撃をかわし切れず虫の息・・・。しかしレベルが上がり、仲間が増え、スキル・特性がそろい始めてからはとんでもないです。先ほどのめっちゃ多い敵の集団はプレイヤーを気持ちよくさせるための重要なファクターに早変わり。自前で回復できる特性を装備できるキャラもいます。

☆敵発見→範囲攻撃で殲滅→次の敵集団へ→ループのハクスラプレイ

☆単独で敵陣に→殺陣のように攻撃を防御し返す刀で斬り伏せる→自分だけが残り周りには敵の死体の山の剣豪プレイ

☆あえて遮蔽を飛び出すも破格の堅さであらゆるダメージを受けきる→自ターンの攻撃で一瞬にして体力を回復し『その程度か……』と優越感を得る魔王プレイ

といったこの手のSLGにあるまじき爽快感を得られます。これのおかげで繰り返し同じマップをプレイするのも苦ではありません。

＋基本的に上方修正
好きなキャラが弱くされるとどうしても心象は複雑ですよね。このゲームはほとんど（バグの作用等を除き）弱体化されることはありません。なのでせっかく考えたスキルセットが1つのアップデートで崩壊するということもないです。むしろ敵がどんどん手強くなるので新たな効果の追加のような形で基本的に上方修正されます。完成されていると思っていたスキルセットをアップデート後に見直してみると意外な相乗効果を発見したときはたまらないですね。

ー序盤の金欠
駆け出しの頃は資金を得るのに少々難儀します。それはお金を得る手段が序盤であるほど乏しいからです。メインの収入は説明が難しいのですが簡単に言うと、一定回数ミッションをクリアするといくばくかの活動資金をもらえます。この金額は正直はした金です（適正レベル武器2個分くらい）。おそらく最初はマップに落ちている宝箱から手に入れるアイテムでやり繰りするでしょう。アイテムや武器を売るというプレイヤーも少なくないようですが、低レベル装備は負けず劣らずのはした金なので周回が面倒な人向けの最後の手段だと思います。僕のおすすめは懸賞金のかかった指名手配犯がいるミッションをレベル上げなどの際に重点的にプレイすることです。1人倒せば活動資金とほぼ同額もらえます。

とはいえ序盤は敵がドロップする武器を乗り継いだり、最悪の場合そこそこの品を使い続けても特性がしっかりと組めていれば敵も弱いうちは詰んだりはしません。それに装備充実のためのアイテム作成や強化はすべて素材アイテムだけで完結するので中盤以降はお金自体に困ることが無くなります。

ー1プレイ当たりの長さ
メインシナリオ、サブミッションともにプレイ時間が長めだと思います。というのも基本的に敵の数が多いのでその行動消化に時間がかかります。例えば敵が20人いたら倒したり行動を割り込まない限り20ターン分待機することになります。ゲームの重要な要素の1つとしてトレハンがある以上どうしてもトレハン目的で周回すると、この点が気になってくる人がいると思います。

ただプレイヤー自身のプレイスキルが上がっていくと、敵が攻撃するよりも先に一気に数を減らすことができるのでワンプレイ当たりの時間はどんどん短縮されていきます。ミッション中にゲームを閉じても進行状態はちゃんと保存され途中から再開することもできます。

ー特性システムの複雑さ
特性システムはこのゲームの楽しさと快適さの根幹だと僕は思いますが、それにしてはゲーム内での説明が少ないです。『特性は重要なのでセットしましょう』みたいな感じでそれ以上はなかったと思います。
特性の組み合わせに正解はないと思います。強いて言うなら各々が考えに考えたものが正解でしょう。でも不正解はあります。再三書きますが、敵の数が多いのでこちらは量より質で勝負しなければなりません。終盤になるほど敵の質も上がってくるため、でたらめに特性を装備していたらきっと中盤以降詰みを感じることになります。
複雑なパッシブツリーといえばPoEを連想する人も多いと思います。TSもそこまで複雑ではありませんが似たところがあります。レベルを上げるだけでは強さを実感できず、特性システムを理解しなければゲームの楽しさと爽快感の半分も得られないでしょう。序盤はてきとうで大丈夫ですが、中盤からは『この特性は強いな』とか『この特性は合わないな』と考えることが必要です。まあ振り直しは容易ですし、慣れるまではネットで検索したらキャラクターのおすすめするセットが紹介されているのでそれを頼りにしてもいいでしょう。そして慣れたら自分で特性を一から考えてみてください。ハマったらすごく楽しいですよ。

？ストーリーは人を選ぶ
上の方でストーリーが良いと書きましたが、物語の全体像は合う合わないがもちろんあります。このゲームはアニメチックな見た目とは裏腹にストーリーは世知辛いというか、完全な勧善懲悪ものではありません。登場する敵役が犯罪カルテルなこともあり、民間人などの人命が理不尽に失われたり危険にさらされる描写もあります。グラフィック上では流血等のグロテスクな演出はありませんがつらい人にはつらいと思います。

あとこのゲームの主人公はストアページにあるように黒髪の青年アルバスなのですが、彼が物語の中心ということではないです。アルバスはプレイヤーの分身ではなく、アニメや小説にとっての主要人物のようなものと言えばいいんでしょうか。要は感情や行動の表現はほぼ完全にアルバスという人物像に決められており、プレイヤーが自由にキャラクター性を反映できるような形ではないということです。ノベルゲーを読むようなものですね。あとはストーリーの描き方がいわゆる神様視点なので、主人公が介入しないところで話のかたがついたり主人公が知り得ない他のキャラクターの内心や過去もプレイヤーには伝えられたりするのでこの要素は人を選ぶと思います。

◎コミュニティの親切さ
このゲームはとてもユーザーフレンドリーです。購入前の疑問だろうがゲーム内容の疑問だろうが、スレッドを立ててわからないことを聞けばすぐに開発者や熟練のプレイヤーたちから返事が返ってきます。有志による各コンテンツのガイドも熱心であり、先ほど書いた特性についての説明や各特性の獲得先などもすべて載っています。アップデートで新たに追加されてもその日のうちにはコメントに報告があり、次の日にはガイドに反映されています。問題は当然すべてが英語なところですが、わからなければ日本語のwikiやブログなどでてきとうにコメントを投げれば教えてくれると思います。

長々と書き連ねましたがまだ魅力を書ききれません。総合的に見てやはりこのゲームは素晴らしいゲームです。個人的にはいままで出会った中で三本の指に入るゲームだと思っています。書ききれなかった要素もありますし、値段がこれから上がるのかは分かりませんが2500円程度で購入できるレベルのクオリティではないです。開発チームの皆さんにはぜひこのクオリティのまま頑張ってほしいです。

最後に、開発資金の問題から開発チームは正式発売を早めてしまったことを深く残念に思っているようです。このレビューを見てくださってゲームに興味を持ったなら、ぜひ購入を検討してください。今の段階でも十分に数百時間あそべるボリュームですし、購入することでさらにアップデートが進み楽しみが増える、開発とユーザー互いにとってwin-winなものになるでしょう。

おすすめしないのレビューが一番上に来ていて
それ読んで買わない人もいそうなので応援するつもりで書きます

よく言われるのが XCOM + FFT
遮蔽システム + ターン制SRPG + キャラビルド ( + ハクスラ )

以下若干ゲームシステムのネタバレあり



【良い点】
・ビルドを考えるのが楽しい

敵からのドロップ等で入手する 特性 の組み合わせでキャラクターの性能が決まるのですが、
キャラ毎の職業で使える特性に違いがあり、役割に応じたビルドを考えるのがとても楽しいです

また、モンスターを仲間にしたり、自分で好きな性能のロボットを作ることができます
もちろんモンスター・ロボット専用の特性もあるので、その気になれば無限にビルドを楽しめます

grim dawnのビルドやFE風花雪月の成長ルートにうんうん悩むのが好きな人にはたまらないと思います

・やりこみ要素
基本的に装備の性能がランダムなので理想の装備もとめてトレハンビルドで周回 or 素材集めてクラフトしたり
未知の特性をもとめて敵を倒して図鑑埋めたり　
珍しいモンスターを集めたり

・ユーザーフレンドリー
少し言語化しにくいのですが、ゲームの各所でプレイする上でのストレスを減らす親切心が感じられます

例えば、ゲームをプレイするうえで気になる細かい数字や情報が
ちゃんと見てわかるようになっています

攻撃の際表示される命中率にマウスオーバーすると、味方の特性で+○% 敵の特性で-○
% といった補正が表示されます
気になったことがあったらとりあえずマウスオーバーしてみましょう

また、ゲーム内ヘルプがかなり充実しており、わからないことがあれば検索すればだいたい出てきます



【悪い点】
・時間がかかる
SRPGなので仕方ないといえば仕方ないのですが、1マップ30~90分かかります
多くのマップにNPCの味方がいるので、全員操作しようとすると結構疲れます (味方NPCに関してはオート操作も可能)
オプションで各種演出カットは必須だと思います

ただ負けてもキャラロストせず経験値はそのまま、ドロップしたアイテムも一部はもらえるので
完全に時間の無駄にはなりません
チェックポイントからやりなおしたりもできるので、どの難易度でも安心

・システムが複雑
戦闘システムに加えて、キャラビルド・ハクスラ・クラフト等多くの要素があり最初はかなり混乱します
前述ゲーム内ヘルプが優秀なのでじっくりよめればよいのですが、そもそもどれを読めばいいかわからなくなります

・ロードが長い
これはPC推奨要件を満たしていない私も悪いのですが、マップの前後に5~10秒の長めのロードが入ります

・3Dモデルが微妙
君なんか写真と違くない？？？



いろいろ書きましたがめちゃくちゃいいゲームです
キャラもみんな好きだよ

有料DLCでもなんでもいいからアップデートをずっと待っています

現時点で実装されているストーリー部分の６章をクリアしたのでレビューします。

まず、大事な点を。「これはＸＣＯＭとはゲーム性が違います」
ＸＣＯＭライクなゲームを求めての購入は現段階ではよく考える必要があります。
移動やカバーの概念、敵の視界で発見される等、一見するとＸＣＯＭのように思えます。
しかし、カバーが機能していません。正確にはボーナスそのものはありますが、敵にやたらと近接攻撃型が多く、あっさりと側面を取られます。また、敵の数が多い為、カバー付きの高台からの狙撃という本来ベストポジションであるはずの場所がそのキャラが次のターンが回ってくる前に２桁の敵の攻撃を受けて倒れるというのも普通です。
このゲームは戦術で勝つのではなく、キャラビルドで徹底して火力を盛って、範囲攻撃、連続攻撃で無双しなければなりません。敵の数を一刻も早く削らなければ数の暴力で負けます。
また敵の視界をほとんどのオブジェクトが貫通する為に、敵の近くに味方を潜ませて一斉攻撃というのも無理です。

重ねていいますが、これはＸＣＯＭではありません。戦術で勝つのではなく、力でゴリ押すゲームです。

ただし、それはあくまでそういうゲームというだけあって、それが悪い訳ではありません。私が言いたいのはこのゲームにＸＣＯＭを求めてはいけないという事です。
ゲーム内容自体は私は普通に面白いと思いますし、この価格ではお買い得以上と言えます。

ＦＦＴについてはやった事もないし、ゲーム内容も知らないので比べられないです。



このゲームの面白さの大きな部分はキャラビルドでしょう。

特性というパッシブスキルようなものキャラクターに装備させる事で、大幅に強化できます。
特性は種類が多く、加えて特定の組み合わせで追加の特性が発現する為に組み合わせを考えるのは楽しいです。特性は無限に付けられる訳ではなく、特性を装備出来るスロットには限りがあり、また特性にはそれぞれコストがあり、キャラクターのレベルに応じた総コストと、攻撃や防御といったカテゴリ毎に定められたコスト制限があります。
これにより、同じキャラであっても特性次第でまったく別種の性能となります。
また、クラスの概念があり、クラスによってステータスやそのクラスのみで使える特性など、こちらもキャラビルドに大きな影響があります。ただし、どのクラスになれるかはキャラクターによって固定です。現状、基本クラス１種に上位クラス２種となっています。


残念な部分はアイテムや偏ったゲームバランスでしょう。
アイテムについてはクラフトシステムが死んでます。材料が厳しすぎです。
また敵が落とす装備品等も適正レベルのものはまず落としません。各マップに配置されているアイテム箱からかろうじて手に入るくらいです。
不要な装備品は分解すればクラフトの材料になり、おそらく開発としてもその意図があるのでしょうが、ぶっちゃけ分解せずに売らないとお金がなくなります。結局材料がなかなか手にはいりません。
私は回復ポーションくらいしかクラフトしませんが、その材料費でドロップアイテムの売却費が消えます。
お金の問題は、まず消耗アイテムを使わない低レベルミッションを繰り返し、５回のミッション毎にもらえる報酬を糧とする事ですが、何の旨味もないミッションを何度も繰り返したいと思う人はいないでしょう。たぶん、その時点でこのゲームを辞めるでしょう。
私は収支ぎりぎりのラインでなんとか維持しています。


ゲームバランスについては終盤あたりは死んでます。
先にも述べましたが、このゲームは戦術ではなく、火力で多数を倒すものです。が、終盤は雑魚でも攻撃力やスキルが強力になり、防御の特性を積んでもあっさり倒されます。
さらには複数で囲んで倒すレベルの敵に囲まれるというシーンもあります。
特性やアイテムで、そのミッションに特化させればさすがにどうとでもなります。が、特性を外す場合は専用の消耗アイテムが必要で、持ち込めるアイテムは特性の組み合わせによる追加効果がなければ、使うだけでターンを消費し手数が落ちる－＞火力低下を引き起こします。火力で押すゲームで火力低下はかなり厳しいです。

私の場合は、全キャラクターのに、アイテム使用時のターン消費緩和の特性の組み合わせをつけてます。



総評として、ストーリー中盤まではたぶん誰でも楽しむ事が出来るでしょうが、終盤あたりから人によってはストレスに感じる人はいるでしょう。

ただし、このゲームはアーリーアクセスであり、また開発はユーザーからの意見に積極的に耳を傾けています。その点は韓国の開発会社でありながら、日本語のレビューのほとんどに返信をつけている事からも疑う余地はないでしょう。
また、アップデートも頻繁です。
現在ストーリー最新の６章もそこで終わりではなく、さらに続く事を示唆したものになっています。
将来性を期待して先買いもありでしょう。


ただ、個人的な心配としては現状のレベルデザイン的に６章終了時点でキャラが完成してしまう事で、これ以上の章を追加しても新たなキャラクターの強化システムでもないと厳しいのではないかと思える。
あるいはセーブリセットして、キャラクターの成長終着地点の見直しだが、現状でキャラ作りあげた人はやっぱりリセットしたらブチ切れるよね。そう考えるとそうそう出来る事じゃないですね。
今後、その点についてどういった舵取りを行うのか、気になるところです。開発のパワーに期待したい。

ストーリーも気になる、キャラもいい…が、根本的にバランスがあまり好みではなかった。

ステージに難易度が書いてあるが、最初のチュートリアルステージだけ普通、あとは全て難しい・やや難しい・非常に難しいだけで構成されており落ち着く暇なし。普通とは一体…
時間も（オプションで最大限加速しモーションやら何やらわからない状態にして）1マップ40～120分かかるのでげんなりしてくる。
3ステージごとに小休止みたいなかなり短いステージが挟まったり、5ステージごとに稼ぎ向けステージが挟まるとよかったな。
1ステージ1時間頑張って味方キャラ誰もレベルアップしないことも。レベリングはかなり苦痛。

毎回大体10キャラ～15キャラくらい操作する事になり、敵味方増援の嵐。味方の増援も大半モブなので操作するのも億劫になる。魅力ないし半端な強さだし。かと言ってオートにするとAI酷すぎていないほうがマシに…
長丁場で集中力切れて少し前に行き過ぎると敵のスナイパーなどにより即死もざらに起こる。
初見殺しの敵配置も多く、急な敵増援に対し知ってれば主人公を向かわせて余裕だったのに、そばに脆いキャラしかいない！詰んだ！みたいな展開も割とあり。
索敵のために移動だけするシーンも多く、ターンベースSRPGのシステムと相まって面倒。
キャラ多いせいで全員10歩前に移動するのに数分かかるよ！あと気力（いわゆる残弾数）も充填することになり全員無駄に1ターン待機させられたりも…敵が見つからないんだったら自動的に充填でよくない…？

ちょくちょく敵サイドを操作しよう！ってステージもあるが慣れないステータスのキャラ操作にストレスを感じる上に頑張っても経験値が無駄になると思うと全然嬉しくない。
また、キャラは良いと書いたものの、仲間が増えるペースがかなり遅くてかなり初期に一度心折れそうにもなった。主人公＋モブキャラ大量の時期が長すぎる…
トレハン要素も一応あるが70時間近くプレイしてほとんどが店売りの良品で揃えた。拾ったものは換金。

つまらないわけではないが、こういうバランスのため起動が億劫になり、一日起動しない…三日起動しない…を繰り返し最終的に積んでしまった。
朝昼晩ステーキで夜食にステーキ、翌日の朝ごはんもステーキだよ！みたいなゲームで、たまにはそうめん食べたい。
がっつり飢えてる人にはおすすめです。

日本語のアップデートがちょくちょくあたっているが、追加部を翻訳したという意味らしく、
序盤から割とひっどい翻訳がそのまま残ってます。ギリギリわからなくもない感じ。一人称は常に揺らいでます。

やりこみ要素満載のSRPG。
X-comに近いと評価されてるし、似てるところはあるけれど実態は全然異なる。
X-comと違ってトラブルシューターは極めに極めたキャラクターを使って無双ゲームだ。

キャラ独自の特性をつけて強化を行っていくけど、大体キャラ事に装備できる特性が30個くらい。
装備できる種類は700個くらいあるからパターンはほぼ無限に近い。
まあ強さだけを求めたらある程度形は決まっていくんだけど、俺のプレイ時間を見ればその底深さを分かってもらえると思う。

絶対面白いからぜひ買ってみてくれ！

タクティカルゲーム開発者が常に陥る問題にこのゲームも直面しています。

ゲーム開発者はしばしば初心者の事を「ジャンルに精通していて、ゲームの基本操作を全て理解している優秀な人間。」と思い込みます。そのため例えば攻撃ボタンがどれかすらわからないような本当の初心者を最初から切り捨てて、最低難易度の基準値を高くしすぎてしまいます。これは大手メーカーからインディーズまで皆等しくかかってしまう病気です。トラブルシューターもその例に漏れず、後半ステージの難易度はタクティカルゲームに慣れていないプレイヤーにとっては非常に難しく設定されています。

上記の理由によりあまり慣れていないプレイヤーには本製品を勧める事は難しいのですが、ストーリーは群像劇としてとても魅力的であり高難易度に苦労する価値はあります。終盤までストーリーを読み進めればスプーンを持って仮面を被りたくなりますし、トラブルシューター世界全体の厳しい環境にも興味が湧いてくるでしょう。日本語翻訳も何度か修正が入った今では十分な質の高さです。

ちなみにストアページに居る赤髪の子はパーティーに加入するまで少しかかりますので、まずは彼女は置いておいてスプーン教団という作中の組織に入信する所から始めましょう。ひとさじ。

一言で表すとこうなります。

特徴としては、

• XCOMやFEなどのSRPGに似たゲーム性
  
• 戦闘中に取得できるアイテムのトレハン要素
  
• 経験値を得てスキルやアビリティで自キャラを強化する育成（ビルド）要素
  
• モノを製作できるクラフト要素
  
• なかなか練り込まれていて楽しめるストーリー展開
  
• 個性的なキャラクター達

などが挙げられます。

あれだけ超有名なXCOMはプレイしたことがないのですが、XCOMよりもRPG色（ストーリー、育成面）が強いんじゃないかと思います。
なので、FEのほうが近い気がします。

ストーリーも、キャラも、ゲーム性も、操作性も全てにおいて高次元で融合しており、かなり楽しめます。

まださほどやり込んでいませんが、現状では下記の点がイマイチです。

1.日本語がちょいと微妙
　機械翻訳バリバリで全くダメということはもちろんないのですが、微妙な箇所がちょいちょい見受けられます。
　他の方のレビューでもありますが、結構システムが複雑なので、微妙な翻訳と相まって理解しにくいことがあります。

2.戦闘が始まる前のキャラ同士の会話の吹出しが消えるのが早い
　まだ読み終わってないのに吹出しが消えるので、内容が分からない時があります。
　マウスクリックで先に進むなど、先に進むタイミングはユーザーに決めさせたほうがいいです。

3.宝箱を全部開ける前にクリア条件が揃うとミッション終了してしまう
　現状では、クリア条件が揃うと勝手にミッション終了してしまいます。
　周辺を散策してから帰還したいので、ミッション終了するタイミングはユーザーが決めれるようにして欲しいです。

4.次のシーンへ移る際のUI
　右下に「帰還する」など小さく表示されていて見難いし、クリックしにくいです。
　かと言って大きく目立つとこにあると誤クリックを招くので、適切な位置、大きさで配置して欲しいです。

5.ロードが遅い場合がある
　基本的には早いのですが、遅い場合が稀にあります。
　なんの違いなのかはわからないですが、PC負荷自体は変わっていないので、処理の問題だと思うのですが・・・

6.主人公キャラが変更できない
　これはまぁ仕様というか、ゲームシステムがそうなので仕方ないですが、仲間にできるキャラも主人公キャラに設定できるとよかった。
　そのキャラ視点でストーリーが展開されるので、リプレイ性がかなり上がると思われます。
　DLCでもいいので、出して欲しいです。

7.小さなバグ
　たまたまサーバーメンテでオンラインでできなくなった時にゲームを起動していたのですが、そのままオフラインでゲームしようとするとオフラインでもゲーム開始できませんでした。
　（ネットワークが繋がっていない、とか、サーバーが起動されていないみたいなメッセージが表示された）
　多分、バグかな？
　とは言え、それ以外のバグにはまだ遭遇していない、というか気にしてないだけかもｗ

あと、イマイチではないのですが、数時間に1回アプデがあります。
（起動するごとにDLされるイメージですｗ）
小まめにゲーム品質を上げようと努力している開発陣には敬意を払いますが、告知あるケースもありますが、ないケースがほとんどです。
恐らく大きめのアプデの場合はあるのでしょう。
それに伴うマイナーバグFIXなどは告知がないのかもしれませんが、何が変更されたのかがよくわからないので気持ち悪いです。
（よくなっているなら、何がよくなったのかを知りたい）

と、色々文句を書きましたが、非常にデキがよく、良質です。
特にSRPGに抵抗のない日本ゲーマーの大多数の方に合うゲーム内容ではないでしょうか。
30%OFFのセールで購入しましたが、定価でも全然OKだと思いました。

2019/06/06 追記：
個人的に戦術級ストラテジーは面倒なので苦手なのですが、これはいけましたｗ

2019/06/23 追記：
サーバーのメンテが頻繁にサラリーマンGT（21:00～23:00）に行われます。
恐らく、欧米基準でメンテ時刻を決めているのだと思いますが、その時間帯に停められると日本人には厳しいです。
なんとか改善してもらいたいですね。

まず最初に言っておくと公式で言及されているFFT感は極めて薄い
またXCOMよりはアニメ調でストーリー重視と日本人にはとっつきやすく見えるが
システムゲームシステム面に踏み込むとXCOMと比べ複雑化したマップが索敵のめんどくささを生み出し
敵の全滅という勝利条件を満たすのが非常にめんどくさいとか色々欠点もある
CPUの長考などSLGの欠点慣れした気の長い人間でなければ投げ出したくなる様なテンポである
全体的に面白いがイライラ感が半端ないというもったいなさ