アクションは面白い。
残念なのは、めちゃくちゃな数のリトライをしながらひらすら上振れするのを待つゲームになっちゃってる事。

　魔法使いとなって、カオスの試練と呼ばれるダンジョンのような物をクリアするゲーム。カオスの試練は、中ボスのいる２つの階層をクリアした後に大ボスを倒すという工程を3回する。その後は中ボスラッシュ後にラスボスに挑むという形式。


■ゲームの要素
▼日本語あり。カオスの試練を一周するのに初回は大体1時間ぐらい。クリア後に特定のアイテムを使ったビルドだと運が良ければ５分ぐらいも目指せる。

▼アルカナと呼ばれる。魔法の技を最大６つまで装備可能。各技を各ボタン・各キーに設定するといった感じ。ただし、ベーシック、ダッシュ、シグネチャーの3タイプは必ず一つは入れないといけない。

▼階層毎に、レリック屋、アルカナ屋、ランダムに決まる謎の部屋が用意されており、これらでゴールドを支払って強化等を行う。ちなみにレリック屋にHPを回復するポーションが売られている。

▼カオスジェムというものを集めると、レリックやアルカナ、服などを事前に購入して持ち込める。ただし持ち込めるのはどれも一つずつのみ。その他にも一部の微々たる強化に使える。

▼途中セーブなし。




・ビルドの多さ
　特化系のビルドが強く、運が良く噛み合った組み合わせになるとかなり強力になる。またその組み合わせも多いので、得意なビルドも見つかりやすいかもしれない。


・メリハリのある戦闘
　雑魚敵の数の暴力で殲滅力や探索力が試される通常の階層攻略と、一部の攻撃を除いて回避方法が対処しやすく、かといって避けるのが簡単ではないボス戦でメリハリのある戦闘が体験できる。

　また、ボス戦前には必ず少数の回復アイテムが置いてあるので、HPの管理に対する緊張感を小休憩的に落ち着かせる事ができる。




・永続的な強化
　基本的には毎回、カオスの試練はほぼ最初からやり直すことになるが、レリック、アルカナ、服等を持ち込める。一応頑張ってリトライし続ければ、微々たる物だが強化されていく。中にはアルカナの図鑑登録数で効果が増えるレリックもある。

　ただし、これらを実際に体験するには、かなりの数のカオスジェムを要求されるので、ある程度ボスを倒せるぐらいの腕前が無いとどちらにしろ稼げない。つまり稼ぎにもプレイヤースキルを要求される。




・中途セーブ出来ない
　プレイ30分もすれば、疲れる人も出てくるのに途中でセーブ出来ない。これだけでかなりマイナス。ゲームをぶっ通しで出来る人もいるだろうが、出来ない人もいるのに通しでやらされるのは精神的にキツイ。


・コントローラーに付いたアナログスティックのデッドゾーン設定が反映されない
　他のゲームだと反映されるのにこのゲームだけ何故か反映されない。環境によるかもしれないので、注意が必要。ほんのちょっと当たっただけで想定外の挙動をしたので結構不快だった。


・難易度調節が不可能
　全員が全員、一度死んだらほぼ最初からやり直すローグライトを軽々クリア出来る訳ではないのに、難易度調節が全くできない。


・難しいというより理不尽な要素（多いので箇条書き）
▼ダッシュと被弾時に無敵時間やスーパーアーマーが生じない。これらはレリックでのみ追加できる。

▼特定の区画で閉じ込められる上に、大量の敵がスポーンする。場所によっては、ダッシュ1回しか出来ない狭さで敵が湧く。こうなると無敵時間がないので一瞬でHPマックスから0になることがある。特に倒すと分裂するタイプの敵だと殲滅しきれず、袋叩きにされる。

▼回復アイテム、レリック、有益なアルカナを手に入れられる機会に運が絡む。何回かラスボス間近で役に立たないレリックばかり持っていたことがあった。

▼狭い空間と多数の落とし穴。そして多数の罠

▼自キャラの硬直の多い攻撃。対して敵の硬直の少ない攻撃。

　他のローグライトにも言えるが、こういった取り敢えず制限すれば面白いというのは一部のプレイヤーにのみ適応されるものだ。ゲームバランス全体を考慮した上でこういった制限を設けて、更に物足りない人にのみ、もっとキツイゲームバランスの難易度を用意した方が良いと思う。


・ストアページの説明とプレイした感じが違う
　コンボを強調して、動画や画像でもコンボしている様子ばかり強調的に表示しているが、実際はコンボよりもタイミングが重要なゲーム。
　下手に近接コンボでも繰り出せば、攻撃後の硬直が長いので相手のカウンターをもろに食らうようなゲーム性である。故に真逆とまではいわないが、実情とかけ離れた事を売り文句にするのは誇張表現ではないだろうか。


・クリア後にやることが同じことの繰り返し。またはボリューム不足
　結局カオスの試練しか挑む事が無いゲーム性なので、同じ敵を相手にし続ける事しかやる事が無い。一応ラスボスを倒すとカオスアルカナを貰えるが、大して強いアルカナでもないので、集める気力も湧きにくい。

　ローグライトというジャンルにあるランダム性で紛れているが、実際には大して底の無いゲーム。レリックやアルカナの数は膨大だが、その分引きが悪くなっているだけなので、ボリュームに寄与するところがない。


・ドロップしたレリックの効果が分からない
　通常のレリックであれば、気に入らない場合には捨てればよいだけだが、呪いのレリックだと捨てられないので、おいそれと拾う事が出来ない。

　このゲームはレリックの効果、メリット・デメリットと戦術との噛み合い、レリック同士のシナジーを考えるのが重要である。なのに知らない呪いのレリックが落ちると拾ってよい物かゲーム内では判断しづらいので、WIKIに頼るならテンポが悪いし、取り敢えず呪いのレリックは取らない方針であれば、有用なレリックを得る機会を逃してしまう。


・苦労したのに水の泡
　マイホームの棚にトロフィーとクリアの記録が置かれるので、苦労した実績として嬉しかったが、ゲームをやり直すとカオスジェムを10個支払って受けられる試練のクリアしたトロフィーと記録が消えていた。どうなっている？

　このせいで完全にやる気がなくなった。クリアしても意味がないって事だから。




　全体的にプレイヤースキルを要求されすぎる仕様な上に、休憩できずに時間を縛られる。なのに、失敗すると攻略時間が１時間近く無駄になるというのがやる気を削がれる所。特に時間がない人には遊ぶのが苦痛となるだろう。

　また一度クリアするまでは、アンロックされない店やら要素が多いので、回避が重要なアクション系が苦手な人や、緊張感を長く保つのが苦手な人には遊び尽くすことが出来ない仕様となっている。
　カオスジェムもプレイヤースキルが無いと稼げない為、アクション系苦手だと強化が遅くなるので、面倒くささやスムーズ感が感じられずに辞める人も多いと思う。
　そういった要素のあるゲームなのに、より難しく、理不尽に感じさせる要素が盛り込まれているので、あまり他人にお薦めできるゲームだとは思えない。

　逆にプレイヤースキルが一定以上あると、そこそこ楽しめるし、ランダム性やビルドの幅が広いので、トライアル＆エラーが好きな人にはお薦めしやすい。
　筆者もビルドを突き詰めたり、トライアル＆エラーが好きなので、このゲームをそこそこ楽しく感じてはいるが、やはり何回かプレイしていても、理不尽な死に方をすることが多いのでストレスが溜まりやすいゲーム性だと思う。
　被弾すると一瞬で溶けると形容する位にはHPが減るので、そこがどうも苦手に感じる。敵の攻撃も多段ヒット系と誘導率の高いのが多いのもその原因の一つ。

　筆者としては時間がない人にプレイしにくい所、ストレスを溜めやすい点、万人受けし辛い所、ボリュームが少なめ、ストアページと若干異なるゲーム性等を考慮に入れるとお薦めできないと判断した。２も配信される予定なので、この辺をいくつか改良できればお薦めできそうだと思う。
　実際プレイしていて、楽しい所は楽しいのだから。

悪い点
・ダッシュに一切の無敵なし
　なんで？（困惑）
　貴重なレリック枠を埋めればあるみたい。序盤からビルド固定か？

・敵
　一部の敵の攻撃発生が早すぎる(接触即)。しかもそこそこ1面から出現する
　腕前の問題と言われても超閉所多いしダッシュ無敵ないし…

・硬直で操作不可、驚異の無敵なし

・道中の落とし穴
　歩き加速があるのにいちいち加速を止められる。
　無駄に道中が長いので脳死でダッシュを使用してみるが、穴の大きさがダッシュとほぼ同等のため気を抜くと落ちて萎える。
　どういう意図で配置しているのか意味不明

良い点
・グラフィックは良い
・再挑戦時のテンポはいい

総評
魔法の多彩さを求めるなら一刻も早くNoitaをやるべき

ローグライク系の中でもかなりストレスが溜まる。
抜け出せないボスのコンボ、雑魚集団の高速移動と角ハメetc...
周回の強化要素もほぼ無い。

とても丁寧な作りのゲームだと思いますが、残念ですがオススメしないとさせて頂きました。

ゲームとしては面白い要素もあるのですが「難易度が高すぎ」です。

初めの3時間ほどは下手なりに頑張ってて地味にアイテムロック解除してたりしましたが、時間がかかりすぎますし、RPGでは無いのでキャラクターの成長には限界があり、プレイヤーの技術が重要となります。

ジェム集めに限界感じてチート使って無敵になり最後までクリアしたのですが「無敵状態」でもラスボスに攻撃当てるのが大変ですし、ましてやこの攻撃避けるとか無理と、悟りました。

豊富なアイテム、軽快な操作、スキルを使った時の演出など総じてレベルが高く、素材は面白くなる要素があるのですが、普通のプレイヤーにはクリア不可能だと思いますね。

どれくらい難しいかといえば高難易度で有名なELDENRINGとか比べものにならない難易度の高さだと思います。もはや理不尽の域。

本当に高難易度なゲームを求めてる極一部の方をターゲットとしたゲームなのでご注意ください。

ローグライクゲームの中でもかなり難しいと個人的に思う。
・無敵時間が存在しない
・雑魚敵もそこそこ強く、ステージが広いので、１プレイが結構重い

プレイキャラに無敵時間やガードが存在しない上にライフ回復手段も限られているため、できる限り被弾を避けながら慎重に立ち回らないといけない。
PVのような爽快アクションを期待していたら肩透かしを食らいます。

また周回前提の作りになっているので、死にゲーとか覚えゲーが苦手な人にもお勧めできません。

高難易度な2D見下ろし型アクションゲームです。
難易度選択や恒久的アンロックによる難易度緩和が存在せず、アクションが上手なプレイヤー以外は楽しめません。
また、PVではスタイリッシュなプレイができそうですが、実際はダッシュ直後の硬直が長く思ったような爽快感はありませんでした。
そこかしこに無意味に設置された落とし穴もテンポを落とす要因です。

何回も死んで周回することを前提としたゲームなのになんなんだこのローディングの遅さは

最初は面白かったけど嫌になった。
プレイ時間の大半がひたすらお散歩して雑魚敵と戦うだけ。
まず1フロアがそこそこ広いのに移動が遅いのが面倒だし、
そこそこ硬い雑魚敵の出現頻度も多いのでうんざりする。無視して進むこともできるが敵が落とすゴールドがなければお店で強化することができなくなる。落とすゴールドの量もごく僅かなので結局歩き回って全部倒す羽目になる。
お店のレリックは役に立たないものが大半で、効果が良くても微量すぎてさしたる恩恵を感じられない。
その他の店も内容がピーキー過ぎて無視することが大半。
アンロック要素が大量にある割に解禁に必要なジェムも微量しか落ちないのでひたすら周回を余儀なくされる。THE作業。
ひたすらざこざこざぁこでむなしくなってやめた。

全体的にテンポが悪くもう少し火力をあげる、ドロップ増やして1フロアを狭める、ゲーム全体のスピードを上げるなりしてくれないと作業感が半端なくてやってられない。
代わり映えのしないダンジョンをひたすら歩いて代わり映えのしない雑魚をひたすらしばいて微量の報酬に感謝できる修行増向け。

ローグライク要素に関しては、さして実感の湧かない強化要素に大半が産廃なレリック、ピーキー過ぎて使えないイベント（お店）とローグライクの良くないところをこれでもかと詰め込んだハッピーセットです。助かる
というかそもそもローグライクじゃなかった方が面白かったと思います。