Win10で最初にプレイしたときは15分ほどでクラッシュしましたが、以下の操作をしてからは問題なくプレイできています。
タスクマネージャー　＞　サービス　＞　TabletInputService(Touch Keyboard and Handwriting Panel Service)　>　停止
他のゲーム等もクラッシュしなくなったのでWin10で頻繁にクラッシュする場合は試してみてください。

6/17追記
システム更新により上記の設定をしていても再起動等で再び実行中になるようなのでその場合は以下のようにしてみて下さい
タスクマネージャー　＞　サービス　＞　ウィンドウ下部の「サービス管理ツールを開く」　＞　Touch Keyboard and Handwriting Panel Service　＞　プロパティ　＞　スタートアップの種類　＞　無効


ゲームはまだ序盤しかプレイできていませんが、ダンジョン探索や育成が好きな人にはおすすめです。

2023/04/12 更新
2021/03/16に「蒼き翼のシュバリエ + 新釈・剣の街の異邦人」としてSteamにて販売開始されていたため追記。私は未プレイのため不明瞭ですが、レビューを見るとバグが存在する様子のため、購入前に確認をおススメします。残念ながら、本作にアップデートで追加という形にはならなかったようで、本作を持っている人への割引も特に無し、残念。
値段も大差が無いため、本作を購入するメリットは現状特に無いかと思います。
https://store.steampowered.com/app/1363840/

また、2022/04/26にデモンゲイズエクストラも販売開始されていますね、素晴らしい。
https://store.steampowered.com/app/1732340/_/

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※以下、レビュー記載当初の情報

2016/07/21 に発売予定の「新釈・剣の街の異邦人 ～黒の宮殿～（PS Vita専用）」ですが、本作Stranger of Sword CityはVita版の移植という事もあり、遂にPCユーザーもチームムラマサ作品の（恐らく）完全版をプレイ出来るのでは無いかと期待しつつエクスペリエンスサポートに問い合わせてみました。

結果、2016/6/6時点（本作発売日）で
・日本国内向けPC版「剣の街の異邦人 ～白の王宮～」の新釈へのアップデート・変更追加パッチの予定は無し。
・Steam版である「Stranger of Sword City」に関しては現地法人であるNIS America, Inc.に問い合わせるようにとの返答。

続いてNIS Americaに問い合わせてみたところ、2016/6/21時点で
・Steam版である「Stranger of Sword City」に対して新釈対応のDLC等は予定していないとの事。
・また2016/10にPS Vita専用タイトルとして最新作の発売を控えているデモンゲイズシリーズや過去作であるクロスブラッド等も現状Steam版として販売する予定は無いとの事でした。

残念な結果ではありますが、両サポートには是非に完全版をPCで！と頼み込んでおいたので、後は素晴らしい対応を待つ事にします。 :3


以下、本作のレビュー。
約100時間プレイで全実績解除済み。


・興味深いストーリー。
・突然異世界に飛ばされてしまい、その世界では何故だか強大な力が宿っていたという設定。
・ダンジョンRPG好きならそこそこ手応えのある難易度。
・初心者でも難易度を下げてプレイする事が出来る。
・素晴らしいアートワーク。
※自パーティーのメンバー用に選択出来るポートレートとして、塚本陽子、沖史慈宴両氏のイラストから選べる。
　また、ゲームプレイ時に表示されるNPCのイラストに関しても両氏のイラストから好きなものを選ぶ事が出来る。
・神保直明氏によるドラマティックなサウンドトラック。
※一部メロディライン等にボーカロイドを採用しており、好き嫌いは分かれるでしょう。
私自身ボーカロイドは無機質でつまらないというイメージを持っており心配すべき要因の一つでしたが、良い意味で予想を裏切られました。
エクスペリエンスの作品は全て同氏がサウンドを担当しているそうなので、他作品の曲が好きだったのであれば迷わずおススメ出来ます。
なお、ボーカロイド部分のみオフにし、他インストゥルメントに切り替えるオプションも付いています。
・少し手間はかかりますが、自分の好きなイラスト、画像を自キャラのポートレートとして使用可能。
※方法に関しては他の方々がとても分かりやすく記載して下さっているのでここでは省略します。


・戦闘パート的な意味で、自由度が高いゲームでは無い。
本作ではキャラメイク時以下内容を設定する事が出来る。

名前・愛称・性別・年齢・種族・クラス・才能・ボイス

これらの要素はロールプレイをするにあたってとても重要な要素なので設定出来ることは素晴らしい。
しかし、それらの要素がゲームプレイ部分（つまり本作のメインであろうダンジョン探索／戦闘部分）に与える影響が低い、自由度が乏しいと感じた。以下に詳細を記す。

「名前・愛称・性別・ボイス」はステータスに影響を及ぼさない。

「年齢」は幼ければ初期ステータスが低くなりがちだが、冒険中に死亡してしまったときのペナルティが軽く、歳をとっているほど初期ステータスが高くなりやすいが死亡時のペナルティが重い。
ステータスのアドバンテージに関してはカンスト時の数値上限に関わらないようなので、1週目の旅が楽になるといった程度である。（周回プレイをする予定が無いのであれば個性になり得る）
死亡時のペナルティに関しては時間さえかければ安全に復帰する事が可能なので緊張感が薄い。
低年齢を選択するメリットはロールプレイ的（個人的）趣味でしか無い。（これはあくまで時間を掛けられる人の話なので、時間に制限がある人にとっては致命的になり得る）

「才能」は選んだ種類によって異なるステータスポイント等にボーナスが付くが、周回プレイにてLVを上げることでその差はほぼ無くなる。

「種族」は選んだ種類によってステータスポイント各種の上限値に差が出る。これは良い所だと感じた。

「クラス」は特徴的なスキルを複数もつ職業から1つを選んでキャラに設定させるのだが、「転職」を繰り返す事で複数の「クラススキル」を1キャラに持たせることが出来る。とても面白そうな要素ではあるが、クラスとスキルの種類が少ないと感じてしまった。
「○○のスキルと、△△のスキルを組み合わせたら面白いかも！」といった要素が無いわけでは無いが、その数が乏しい。

本作はハックアンドスラッシュというジャンルにも分類されると個人的には思っており、そうなると他タイトル（ダンジョンRPGに限らず）のキャラビルド自由度等と比較してしまい上記の様な不満が残ってしまう。
スキルツリーが星座図のように無限の可能性を感じるもの・・・とまではいかなくとも、もう少しキャラビルドに試行錯誤させてくれるようなスキルの種類があったら大満足であった。

「新釈」アップデートが来てくれたとしたら、上記不満点は和らぐでしょう。


不満に感じる部分はあるものの、好きな要素のほうが上回った作品でした。
メリットデメリットなど細かい事は気にせずにロールプレイすると楽しめると私は思います。

光る蝶の舞う剣の街 エスカリオにて、元いた世界へと戻る術を探し出し必ず全員で帰還しましょう！

本作は国産DRPGを作り続けるDRPGファンの間で有名なチームムラマサの作品だ。
内容は過去に国内で発売された「剣の街の異邦人」の海外版となっている。

物語は異世界に迷い込んだ主人公が、生きるために戦うオーソドックスな物語だがエンディングは三つ用意されている。
周回プレイが可能なので最初は好きなルートを選択するといいだろう。
またチームラ過去作「円卓の生徒」の延長線上に位置する物語のため、作品を知っているとにやりと出来る場面が多分にある。

キャラメイクは用意されているポートレイトの他に自前で用意できるのでロールプレイが好きな人は捗るだろう。

難易度に関して
本作のクリア時間はおよそ40時間だ。半分はトレハンの時間だろう、意外とあっさりしている。（実績コンプは90時間）
所感としては過去作「円卓の生徒」の”引き継ぎ無しMASTER”の方が遙かに難易度は高い。（クリア時間は70時間ほど）
バランス的には「クロブラ∞」より少し優しい位だと思う（エンディング後の隠しダンジョン含め）。
それでも本作の難易度は普通のDRPGと比較すると、少し毛色が違うため、やや難しめという認識でいいだろう。

ゲームシステムに関して
高速戦闘が非常に便利だ。一瞬で次ターンの行動選択が可能な為、トレハンが捗って仕方がない。
しかし、戦闘ログが短すぎるため、連続攻撃などでログが流れると、味方が死亡した理由を確認出来なくて困る事もある。
バックログもっと表示増やしてください！
またマップの自動移動も便利だ。場合によっては敵シンボルを回避してくれるのもいい。

ゲームデザインに関して
装備品のステータス要求が厳しいの一言に尽きる。
せっかく手に入れたレア装備もステータス不足により装備できない事がとても多い。
転職ばかりを繰り返すと後半は上位のユニーク品を装備できなくなるのでクリア後まで存在する意味が薄くなる。

また作れるキャラクターの数が少ない。
装備のせいでステ振り失敗とかしやすいので50人くらい作れるようにして欲しい。

宝箱の罠に関して
本作では盗賊に類するクラスが存在しない。よって罠の解除は解錠能力の一番高い仲間一人にゆだねられる。過去作で可能だった複数人で調べて罠を比較するといった事が出来ない。
また、罠がミミック確定だった場合、罠を発動させてミミックと戦闘するといったことが出来ない。後半になるとミミックのドロップは貴重なので可能な限り戦えるようにして欲しかった。

グラフィックに関して
敵のグラフィックは最近のゲームの中では凝っている方だ。（アニメーションはないのが残念）
巨大な敵の圧倒的な存在感はすさまじい。見ているだけで勝てる気がしないデザインの敵が非常に多い。
NPCのグラフィックは写実的な物と、イラスト的な二つから選択できる。
前者なら重い世界観が際立ち、後者なら幾分か雰囲気が和らぐだろう（場違いとか言わない！）。
イベントCGも選択したものに変わるので2週目は気分を切り替えてプレイすることも可能だ。

音楽・BGMに関して
素晴らしいの一言に尽きる。全体的に雰囲気を出しており、場面に相応しい楽曲が揃っている。
特に戦闘曲は良曲揃いで、ボス戦などはテンションが上がりっぱなしである。
また、ボーカルにボーカロイド（デモゲと同じならIA）が使用されている曲も一部であるが、殆ど気にならないクオリティに仕上がっている。
これはオプションでオフにすることも可能なので、アレルギー反応を起こす人も安心していい。

大村正に関して
出やすい、あっさり出る。リロールに出しても直ぐ帰ってくる。
実績解除は安心していい。

物足りない部分
全体的に絶望感と理不尽感が足りない。
円卓やクロブラなどの過去作にあったボス戦での絶望感が殆ど感じられなかった。
理由は魔法職が早くから対策を講じやすいからだ。また物理職は火力を上げやすいので、ボスを瞬殺しやすいというのもある。
生命点によるロストのシステムも自動蘇生では点数が減らないということにより、あまり重みを感じないせいもある。

総評
チームラ作品はG-Xth、クロブラ、円卓、デモゲと一通りプレイしてきており、本作も概ね楽しめた。
過去作と比較するとDRPGとしての理不尽な部分は丸められ、強力なスキルや魔法は総じて弱化、弱かったスキルや魔法は強化された。この調整は敵味方両方に及び結果的にはバランス良く纏まったが、尖っていた部分がなくなり難易度は下がった印象を受ける。
値段も高いわけでもなく、値段相応かそれ以上に楽しめる良DRPGなのは間違いない。
DRPG慣れしていないなら難易度は少々高めだが、初心者でもプレイ可能な範囲なのでオススメしたい。

＜このレビューはファーストインプレッションです。クリア後に追記・修正される可能性があります。＞

グラフィックとBGMが良いダンジョンRPG。

難易度は公式が明言するほどの高難易度であり、難易度ノーマルですらチュートリアルダンジョン（鉄の廟の血統種撃破）突破に2時間かかるほど。

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唐突にレベルが倍近い雑魚が出てくるため、いつもの調子で殴っていると味方が死んでいることが多い。
出現場所もほぼ全域であり、攻撃する前に確認したほうが良いだろう。


作中でのシステム説明は簡素なものだが、実はヘルプにかなり充実した解説がある。

種族や才能の説明に操作方法も載っているだけでなく、本作では呪いの仕様が他ゲームと違ったりするため、
始まったらF1を押して熟読することをおすすめする。

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難易度は高いというものの、その大半がレベルが倍近い雑魚が出てくることのようで、実際にカーソルを合わせないとレベルが倍近くあるかわからない。
強敵でも何でもない雑魚のため、せめて常時レベル表記か特殊な表記でわかりやすくしてほしかった。


もう半分の理由は難易度ノーマルですらかなり難しいことであり、序盤ですら装備集めのための周回中でうっかりすると味方が死ぬ（そもそも難易度の違いが明記されていない問題も）。

この手のゲームの熟練者以外は難易度ビギナーのほうが良いだろう。

一応難易度変更のアイテムも販売しているため、うっかり間違えても途中で変更は可能。

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ロマサガのようにHPとは別のLPというシステムもあり、これがゼロになると問答無用で消滅する。

死亡からの復活もLPの回復も「敵との戦闘回数（強敵ほど良い）」に応じて回復し、序盤で死ぬと復活させるのに延々と何時間も戦闘し続ける羽目になるため、誰かが死ぬとリセットが楽だろう。

どうやら10人近くのメンバーをぐるぐる回しながらプレイすると良いらしい。

また画像インポートも可能であり、好きなキャラで冒険できるのも良かった。


他に一部環境だとフリーズしやすいようだが、どうやら特定のプロセスが悪さをしているとの情報もあるため、プロセスキルを試されてみても良いかもしれない。

それでも直らない場合、以下の方法を取ると解決するかもしれない。

・IMEをMSIME→GoogleIMEにする
・セキュリティソフトの除外リストに入れる
・Superfetchを無効にする
・Touch Keyboard and Handwriting Panel Serviceを無効にする
・Tablet PC Input Serviceを無効にする
・板タブのUSBを抜く（特にBAMBOO系）

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現時点での評価は可もなく不可もなくだろうか。

突然出てくる倍近いレベルの雑魚や、特に世界観として説明のなかったLPなどシステムとして必要なのかと疑い深い要素もちらほら。

最序盤でチュートリアルダンジョン突破に時間がかかったのもレベルが足りなかったからが9割であり、最初の5人（と主人公）は初期レベル3にしておいたほうが、サクサク進んで良かったかもしれない。

自分の画像をポートレートに読み込む方法
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Stranger of Sword City\PICTUREGATE

から任意のフォルダを選ぶ、画像の名前とかサイズそのままで差し替え(bmp?)するとキャラメイク画面で反映されてます
※切り替わったり切り替わらなかったりしてるので公式の変更方法じゃないのかも、ご利用は自己責任で
オプション画面の画像取り込みとか、PICTUREGATEフォルダの使い方とか、自分はわかってないです
（以下コメントでURATZENさんが補足してくださってます。感謝ッ！）

楽しいトレハンやシビアなゲーム内容はとてもいいのですが
現時点でゲームプレイ中に強制終了からデータロストの危険があるので
10ユーザーは様子見するのもいいかも

クリア後の感想。

いわゆるwiz系の迷宮探索RPG。この系統のゲームは苦労を買って楽しむというか、UIが不親切なほどコアユーザーに好まれるという、初心者お断りの偏見を抱いていたので敬遠していたが、本作はUIが親切で初めてでもとっつき安い。ただしゲーム自体がぬるい訳では無く、途中で難易度を落としてようやくクリアできた。

　初心者がとっつき安い理由としては、待ち伏せシステムにより経験値＆アイテム稼ぎが非常にやりやすいのが大きな評価点。各ダンジョンの特定の場所で宝箱を落とす強敵と繰り返し戦えるので、メ○ルスライムを探してうろうろするような面倒くささが解消されている。前述したようにゲーム難易度は高く、ボス戦で詰まったと感じる場面は多々あったが、待ち伏せでレベルを上げつつ装備を揃え、対策を練って挑戦すればなんとかなる。

一週目のクリア後ダンジョン攻略と全実績解除を終えて、二週目に入った時点で総プレイ時間は130時間だった。平均は80～100時間と見積もればいいと思う。それでもアイテムはコンプしておらず、ゲーム本編もマルチエンディングなのでまだやり込む余地がある。

古典的なタイプのRPGを、じっくり腰を据えて遊びたい人にお勧め。

友人から死の緊張感があるゲームだと聞き購入したが、Wizardry1～3ほどは難しくない。
ダンジョンによっては”理不尽な程強い雑魚”がいたりするが、キャラごとに生命点（死亡しても復活できる回数）があり、
その生命点も回復する事ができる点で、気にかけておけばWizのように灰になってロストという事もないので易しい。
好きなタイミングで好きな職業に転職できるのも易しいと感じた要員。
帰還すれば無料で全回復するのも易しいし、自動移動も楽ちん。

序盤は特に苦戦するが、VIT上げを優先してればなんとかなる。余力を残した探索を。
補助スキルは重ね掛け有効なものが多い。神気スキルも積極的に使っていこう。

種族によって通る攻撃と通らない攻撃が顕著なのは面白かった。
これにより、どれだけレベルが上がろうとも確認をせずオート戦闘を行うと気づいたら死亡という事も・・・
アタッカー、盾、ヒーラー、敵種族に応じた攻撃方法を得るためのパーティ編成とスキル構成、装備を考えるなければ先には進みにくい。

装備の強化値が高いものをひたすら探しに行くのが楽しいと思えるハック＆スラッシュ好きなら（序盤で投げ出さなければ）買って損はしないと思う。

win10ですが、今のところクラッシュは起きていません。
オプションは複数ページあり、グラフィック設定や画像の取り込み、キー設定などにちょっと気づきにくいかも。

早速数名死亡しましたが楽しめてます。

※PS Vita版プレイ済みです。

エクスペリエンスのチームムラマサのD（ダンジョン）RPGの「剣の街の異邦人」です。
「白の王宮」と「黒の宮殿」という2種類のバージョンがある本作ですがSteam版は「黒の宮殿」ベースの内容になっています。
厳密にはSteam版は海外で発売中のPS Vita版の移植です。
※公式TwitterでSteam版が黒の宮殿の移植と告知されています。
https://twitter.com/event_EXP/status/739989819699273728

Steam版はWindows10に対応していないので購入前に推奨環境を必ず確認しましょう。
Xboxコントローラーが使用出来ます。箱コン使用時はボタンのガイドが箱コン準拠になります。

ゲーム自体はよく出来たDRPGです。パーティ構成はチームラ伝統の構成があるのでググッてみてください。
※DPRGが分からない方は動画サイトで「デモンゲイズ」(同じチームの開発)「世界樹の迷宮」（別会社のDRPG)の動画を観ると大体の流れが分かると思います。

・ キャラクターメイク
キャラクターを自分で作ってパーティを作るのですが、このキャラクター作成が難しい。
年齢の設定項目があり、年齢によって割り振れるステータスボーナスが変動します。年齢が高い程ボーナスが増えて序盤から強くなりますが生命点という数値が下がります。
キャラクターが死ぬと生命点が１減ります。また、生命点が0になってしまうとそのキャラクターはロストします。
つまり、若い新兵は生命力はあるけど半人前、経験豊かな老兵は若者に勝る戦闘力があるが生命力が少ないという具合です。
なので高齢のキャラクターは強いけど死なせられないというシビアな難易度になっています。

・トレハン
トレハンは各ダンジョンにある待ち伏せポイントに戦闘で回復する士気ポイントを使用して、出現した敵襲って宝箱を入手して行います。宝箱に剣や鎧のレリーフが描かれているので中身はある程度判別出来ます。
ダンジョンから出ずに同じ場所で待ち伏せをして敵を倒していると宝箱のランクが上がって良い装備を入手しやすくなりますが敵も強くなります。

トレハンに便利な機能として下記の要素を簡単に使えるようになっています。

• マッピング済みの場所を指定して高速移動
  
• 戦闘時、前ターンと同じ行動をする(高速戦闘)

主人公やパーティメンバーはプレイヤー自身が名前や年齢を決めるのでTPRGのような設定を脳内で構築出来る人ならより一層楽しめます。

高速戦闘があるおかげで楽に進行出来るダンジョンでトレハンしてもサクサク進むのでストレスはかなり軽減されています。

強いキャラクターには欠点があり、良いアイテムの入手にはリスクが伴う絶妙な難易度に仕上がっています。
”「まだ行ける」は「もう危ない」”この言葉を念頭に入れてSafe Playを心掛けるとコツが分かってくると思います。

序盤からかなり難易度が高いゲームになっていますがそこを抜ければ永遠に続けられる楽しい作業が待っています。なのですぐに返品せず頑張ってみてください。

※70時間ほどプレイし本編を1ルートクリア時点での感想です。
～楽しかった点～
なんといっても装備品集め、これに尽きます。
この会社のダンジョンRPGをプレイするのは今作が初めてなのですが、
アイテム鑑定時に初見の装備品が出たり高いステータス補正のものが出たりすると
やっぱりテンションが上がりますし、その辺は昔のウィザードリィと同じですね。
今作は操作のレスポンスが小気味よく、高速戦闘などもあって、とかく地味な周回作業に
なりがちなトレハン遊びを非常に快適に行うことが出来ました。

～いまひとつだった点～
ストーリーは理にかなったものではありましたが薄味です。
キョウ先輩など美味しいキャラもいましたが、声優さんの演技が微妙なキャラもあり、
のめりこむほどではありませんでした。
また、ダンジョンギミックが面白くありません。
スキル禁止ダンジョンとか魔法禁止ダンジョンとかありますが、戦法の幅を狭めるだけで、
結局レベルを上げて殴るのが最適という身もふたも無い結果になってしまい、実に退屈でした。

～全体として～
不満点もあるものの、少なくとも数十時間以上はトレハンに夢中になれる楽しいダンジョン探索ゲームでした。
国産メーカーのRPGがSteamでちゃんと遊べるという事だけでも嬉しいですしね。
願わくば、Vitaでリリースされている新釈版もSteamで遊べれば。