面白かったです。
一度、はまってしまい動けなくなりましたが、移動方法を変更することで事なきを得ました。

幸せな時間をもらえた
ゆっくり考えてゆっくり歩いて
ゲーム内でも現実でも謎のことを考える

MYSTファンなら買って損はしません。
全体的にリアルミストに近い感覚でプレイできます。
日本語化も簡単にできますが、メモ書きは日本語化されないので細部まで話を堪能するには多少の英語力が必要です。
謎解きに関してはミストをプレイした人なら誰しも通る”基本いじってみる”、”周りをよく見渡す”でほとんどの謎が解けます。
一部メモを読まなければ進めない部分がありますがそんなに難しく設定されていないので、特に行き詰まることは無いと思います。
まだプレイ途中ですが2つ目のワールドに行ったときは感動しました。
VRでプレイしているとやっとミストの世界に接続できる様になったかと思わずため息が出ました。
是非VR環境のある方はVRで遊んでください。

ところどころ攻略を見ながらクリアしましたが、めちゃくちゃ楽しめました。こういう独特の世界観を持つ３Dパズルゲームが好きな人にはおすすめです。

steam版だと設定からは日本語にできませんが、ファイルをいじれば日本語字幕にできます！やり方は「obduction steam 日本語」みたいな感じで調べてみてください。

しかし、パズル（特に古い機械類）や次どこに行くべきかなど不親切な部分は多いです。ガイド役も不親切、「手伝ってるのはこっちだぞ！」ってめちゃくちゃ思いながらプレイしてましたw
世界観、風景、設定など細かく作りこんであり、ところどころで作者の遊び心も見られてめちゃくちゃ面白いので、ストーリーが詰まってしまったら素直に公式で出してる攻略サイトを見るのがいいと思います。超詳細なので考察も深めることができますよ！

勘や要領はあまりいい方ではないと思っていますが、自力攻略でプレイ時間は18時間弱でした。すべてが謎の状態から始まり、いろいろな物を見ていく中で、急にいろいろな要素がカチッとハマって新たなエリアが開けるあの感覚がたまらないです。うかつなことをしても死なない安心感があるのでとりあえず触ってみるの精神でいろいろ試せてよかったです。迷子になったり元の場所に戻れなくなったりいろいろ苦労しましたが……。あの世界の住人は不便じゃないのだろうか……。ストーリーに関しては謎というか説明不足感が残りました。

ストア情報では日本語に対応していないとなっていますが、日本語のデータは含まれていて（言語選択では日本語を選択できなくなっている）、少し調べて対応することで日本語でプレイすることができました。あくまで公式では日本語非対応ですので自己責任です。不安な場合は公式に日本語対応しているハードでのプレイをおすすめします。

実はVRゲームとして楽しもうと思ったのですが、酔いと操作難易度のため30分ほどでデスクトップでのプレイに移行しました。グラフィックはとても美しいので酔わずVRでの操作感もいいとよかったのですけど、これはまぁ個人差かもです。デスクトップでの操作感は特に問題ありませんでした。

MystやRivenを一通りプレイしています。あまりに難しすぎて自力のみではさっぱり先に進めませんでしたが、攻略サイト見ながらやっていました。どんどん謎が解けて不思議な世界の中で行動範囲が広がるのはとてもワクワクしました。
今作は、解き方や雰囲気は継いでいますが、難易度がかなり下がっており、自力でなんとか解き進めることができました。自力だけでどんどん世界が広がっていくのはとても楽しかった。
もっとやりたいなあ、もっと広くてもよかったのに。

どうも各所にある手紙や喋る人々が謎解きのヒントになってるらしいんですけど、現在日本語化MODが正常に動かず手紙が翻訳されません。フォーラムの更新日を見るにこれから更新されることもないようなので、購入する場合はある程度英語を読む覚悟をしておいた方がよさそうです。
自分は英語を読めないわけではありませんが、読む気力が湧くわけでもなかったので、途中で断念しました。
謎解きの質に関しては、難しくはないもののとても良くできていると感じました。流石にwittnesに敵うことはないですが、有象無象のアドベンチャーパズルゲーよりは良くできてると思います。

MYSTシリーズを超えた現時点での最高傑作だと思います。MYSTシリーズ未経験者はまずこれをやるべきです。

探索中、どこを歩いていても景観がとてつもなく作りこまれており、どこを切り取っても芸術作品のように美しく作りこまれています。
それだけではなく、ゲームが進むにつれ徐々に世界観が明らかになってくると、それら一つ一つが意味のあるものとして理解できるようになります。
パズル（と英語）で頭を悩ませながら、合間に芸術作品をじっくり嗜むような感覚、これがMYSTだ！と個人的に思います（MYSTではないが）。

ゲーム内の文章の量も、過去作に比べると多すぎず、世界観を得るのに丁度いい文章量に調節されてるなと感じましたが、シリーズ未経験者にとっては辛いかもしれません。
未経験者に教えておくと、日本語でも理解するのが難しい文章もあるので、パズルを解くために英語長文を理解する必要は無いです。
記号、数字、重要人物の名前、マーカーが引いてあるところ、重要そうなメモ書き以外は飛ばし読みで大丈夫です。
ただし、最初は固有名詞がわからず意味不明だった文章も、ゲームが進むにつれて徐々に解るようになり、ゲーム内の一つ一つのオブジェクトの理解が深まるようになるので、文章もじっくり読んでいくとより楽しめると思います。
このゲームの世界は本当に一つ一つのオブジェクトに意味があり、すべて接続されています。

気になるパズルの難易度ですが、シリーズ経験者ならノーヒントであまり詰まらずクリアできる程度だと思います。理不尽さは一切ないです。
一度ゲームをやめてしばらく経った後に「あれ試してなかったな」と思いついたらそれが合っていることもありますので、詰まっても攻略サイトを見に行くのは待ったほうがいいです。
何周もするゲームではないので、１周目をじっくり楽しんでください。

ただ、何周もするゲームではないですが、２週目は１周目で何時間も悩んだ昔の自分を懐かしみつつ、ザックザク攻略できるのが快感なので時間がある方にはおすすめです。

MYSTシリーズをこよなく愛するMYST愛好家によるレビューですのでバイアスがかかっている可能性があります、ご注意下さい。
1995年PS版MYST、SS版及びPC版RIVEN THE SEQUEL TO MYST、PC版MYST III EXILE、PC版MYST IV REVELATIONをプレイ＆クリア済み
Myst V: End of Ages及びMYST Uru: Ages Beyond Mystはプリレンダからポリゴンベースへ変化したことにより世界観がチープになってしまったため未プレイ
尚MYSTシリーズ最高傑作は個人的にMYST III EXILE（別会社制作ですが企画段階でCYANが絡んでいます）

とまあ前置きはこの位にしておいて、MYSTスタッフが贈る精神的後継作である本作ですが…

目的のよく分からない装置に不思議な生き物、まず何をすれば良いかって？そんなものは自分で見つけろと言わんばかりの異世界に放り出された感
本で時代を行き来する設定こそ無いもののそれに似たとあるギミックが存在していて、はたまたCYANらしさ溢れるスチームパンクな構造物が大自然と調和し一面に広がる…ちょっと奥さんタイトルこそ違えどこれまんまMYSTですよ！
世界観が特にMYST III EXILEと良く似ていて、ワールドスペースはMYSTシリーズと比べると比較的広大です

世界全体を駆使して謎を解くあの懐かしい楽しさがここにあります
MYST好きならぜひプレイして欲しい作品です

MYSTシリーズを世に送り出したCYANが出した新作ということでファンとしてはかなりわくわくしました。
MYSTシリーズの伝統をしっかりと受け継いで、余計な説明は一切なく、探索の過程で発見する痕跡や断片から世界像を自分で構築いき、その過程でのパズルが世界の現状に至った経緯を物語っている。ゲームのメカニクスにだけ着目すればパズルゲームということになるが、世界観に重点が置かれているので、アドベンチャーにパズルが自然に溶け込んでいる。

パズルを解く上でこの世界のメカニクスへの理解は不可欠で、逆にいえば、それをしっかり理解できれば、パズル自体はそれほど難しくなく、「見落としさえしなければ」、容易に推測できる。パズルを解くことで、世界観への理解を深めていく過程がとても楽しい。

MYSTシリーズ全般にいえることだが、ゲーム作者のある種の古き良き時代、その時代の物たちへの愛情を強く感じる。消防車のおもちゃ、ナンバープレート、ダイヤル式の電話ボックス、列車、電線・・・　現代（アメリカ）社会から徐々に姿を消しつつものを組み合わせて、様々な時代(age)を作り上げている。その心情と共鳴できれば、なおさらこのゲームは楽しくなること間違いない。

不満な点としてあげるなら、
シームレスのシーンの移行が場所によってはローディングが長くて、あまりスムースではないこと
コントローラー操作の視点操作の融通があまりきかないこと
パズルの試行過程で、移動がやたらと長いものがあるということ

余談を一つ：
ゲーム中にずっと対話をしていくことになるキャラクターを演じているのがRobyn Millerで、Riven等でAtrusを演じていたRand Millerの兄弟で、MYSTシリーズファンならおなじみで、顔と訛りに覚えがあるだろう