アーランド黄昏（別機種）不思議ライザ2までトロコンしていたが初のギブアップ
基本システムはいつものライザなのだが自分のプレイスタイルや好みと上手く合致しなかった
自由度が高いのがこのシリーズの魅力なのだが、ある程度ゲーム側からもストッパーを設けるべきだと感じた作品

①探索する意味のない無駄に広いフィールド
大量に配置されたゴミ箱、無のランダムクエスト、追いついていない素材の種類
パターン少ないのに頻繁に聞かされる仲間との掛け合い
異常に見づらいミニマップ

②ユーザーの忖度頼みのバランス
SPを使ったシステム解放はストーリー進行でロックされておらず必要なSP稼ぎも非常に容易なため
通常採取Lv3+品質上限999開放+アイテムリビルドで最序盤からほぼ完成形の特性を持ったアイテムを作れてしまう
進行に慣れているユーザーは空気を読みながら解放を進めないと①がよりつまらない事になってしまう
今までのシリーズで攻撃アイテム禁止+VHなどセルフであれこれ縛ってきたが、ライザ3では上手い落としどころが見つからなかった

③鍵
あまり面白さが理解できなかった。解放タイミングが②よりかなり後になったせいではある
鍵ストックがあると戦闘中に毎回捕獲をせっつかれて嫌だ

④1、2からそうなのに何故か鼻についたもの
バラバラの敵を狙う味方AIとそれを映さない寄りカメラ
品質999装備に補助輪のように付く雑なステータスボーナス
もっさり隙間移動
キャラ別ミッションで開放される地味なパッシブスキル群
絶妙に使いにくいライド

次回ナンバリングがソシャゲという事なので
次々回作あるいは何かしらのリメイクまで黙して待とうと思う

普段レビューなんてほぼしないけどあまりにも酷かったので・・・

良かった点
・素手の採取がシームレスなところ
ただし素手以外の採取は騎獣に乗りながらは採取できず、後述しますが騎獣も微妙なのでむしろ面倒くさいです。

・戦闘
これは前作から大きく変わっていないので、ライザ2が楽しいと感じた人はそのままの感覚で楽しめると思います。

・キャラクターの成長幅がシリーズ通してもかなり大きい
インフレとも言うかと思いますが、やり込んだ時に強くなれる上限値みたいなのが跳ね上がった印象を受けました。

・パーティー加入メンバーが多い
新規キャラに加えてライザ1や2で参戦していたキャラも一部を除いて再加入してくるため、かなりの大所帯となります。
キャラゲーとしての側面も強いと思うので、好みのキャラで編成して楽しめます。
戦闘面では、それぞれ特徴があり面白いのですが、通常プレイの範囲では気にしなくても攻略に支障はないため戦略を練るような楽しみ方はあまり出来ないかもしれません。


悪かった点
・広大すぎるマップ
今作は複数の地方が存在し、それぞれオープンワールドのような作りになっています。
それだけだったら良かったのですが、後述する内容によって最大のストレス要素になっています。

・移動が苦痛
マップの広さに対して移動が普通に走るか、それより多少早く走れる騎獣に乗るかしかありません。
騎獣を呼ぶにも一々足を止めてからモーションに入り、降りる時にも足を止めるためとにかくテンポが悪いです。
他のオープンワールドゲームのように崖を上ってショートカットできたり、空を飛んだり滑空したりすることはできません。それどころか、至る所に見えない壁があり行く手を阻まれます。
誰得だと言わざるを得ないギミックも多数存在しています。道幅の狭い崖はクソ遅い蟹歩き、狭い穴も同様にクソ遅いしゃがみ移動や匍匐前進をさせられます。勿論そのたびに騎獣から降ろされ、数メートル意味のない遅い移動をしたらまた足を止めて騎獣に乗らされるわけです。たまになら良かったんですが結構な数そういった場所があるので辛いです。
他にも何度も訪れるポイントが何回も梯子を上らないと行けないところにあったり、そもそも梯子での移動も遅いのでうんざりします。

・マップ機能が不便すぎる
今作は広大なマップを探索することになるため、当然マップ機能には何度もお世話になるかと思います。
しかしこのマップ機能がお世辞にも良いとは言えません。クーケン島以外のマップは全て初期状態は雲に覆われているような形で使えません。マップの特定の箇所に辿り着くと、その周辺の雲がなくなりマップが見えるようになります。また、その特定の箇所がファストトラベルのポイントになります。
マップが開放されていない状態では、当然行き止まりで引き返さなければ行けない場合もあります。前述した移動のストレスを抱えながらマップを開放していかないと行けないわけです。
ライザちゃん、何で過去作で探索したことのあるエリアまで全て忘れてしまったんだい？

・マップの広さと素材の種類が見合ってない
マップが広い割に同じような素材ばかり採れるので、探索する旨味が少ないです。
特定のポイントでしか取れない素材が殆ど無く、ファストトラベルで採取ポイントも復活するためランドマーク付近でのみ採取を行うことになります。
移動のストレスが半端ないのである意味助かっているのかもしれませんが・・・。

・宝箱ではなくゴミ箱
RPGらしくマップには各地に宝箱があります。しかし中身が全てその辺で取れる素材となっています。
その時点では調合できない装備アイテムや、その宝箱からしか入手できない激レアアイテムなんてものは存在しません。中身は全て草、石ころ、挙句の果てには只の水が出てきます。
宝箱を開けるたびにライザが「ワクワクしちゃうな～＾＾」みたいなこと言いますが、私はこのゲームの宝箱でワクワクしたことは一度もありません。そのくせしてワールドマップで宝箱の総数と回収率が表示されるので、コンプ勢にとってはゴミ拾いを強制される要素にもなっています。

・鍵システムいる？
今作の目玉の要素だと思うのですが、戦闘・調合・探索などあらゆる場面で鍵が必要になってきます。
この鍵はいくつか作成方法があり、鍵にはランダムで能力が付与されます。やり込む上で鍵の厳選は欠かせないのですが、何とこの鍵は複製できません。鍵を作成するのに必要な鍵の元みたいなのも複製できません。複製できないどころか使用回数に制限もあるため使い切ったら消滅します。
良い素材を各地で集めて、様々な調合ルートを駆使して理想のアイテムを作り上げるのがアトリエシリーズの醍醐味なのに、そこに訳の分からない要素で試行回数を求めてくるのはやめてください。

・採取できる素材が一目で分からない
採取アイテムにカーソルを合わせないと何が採れるか分からない仕様になっています。採取オブジェクトの多くは複数の採取アイテムに対応しており、それによって採れる素材も異なります。
欲しい素材が何を使えば採れるのか、そもそも何の採取アイテムに対応しているか一々カーソルを合わせて確認しなきゃいけません。採取はアトリエシリーズ通して基礎中の基礎みたいな要素です。なのでこの不便さがずっとつきまとってきます。

・コンテンツが少ない
良かった点で、やり込んだ時にその分強くなれるということを書きましたが、一方でやり込まないと攻略できないレベルの超高難易度コンテンツというものが存在しません。そのため、強くなってやることといえばサンドバッグ相手にダメージがどれだけ出せるか、ということのみです。
正直、ある程度アトリエシリーズをやったことがある人ならば、最高難易度でもヌルゲーになりがちだと感じました。
ただ硬いだけの敵を出してもつまらないので、ちゃんと火力以外のことも考えないと全滅してしまうような、やりがいのある高難易度コンテンツが欲しいと思いました。


長々と書きましたが、楽しめる要素が全くないとは思っていません。
アトリエシリーズが好きな方はそれなりに楽しめると思います。
ただ、私のように細かい(言うほど細かくない気はするが)ストレス要素が気になってしまう方はよく考えてから購入されるのをお勧めします。

AとBが逆になってて採取パートがやりにくかったので、設定で逆にした。そしたら戦闘パートでAとBが逆になった。任天堂レイアウトも試してみたが、今度はXとYが逆になった。操作の違和感が強すぎてなかなか楽しめない。



03.26 追記：2のように決定ボタン変更オプション入れておけばよかったのに、なんでこんなことをした…？


2024.10.15追記：一年半かけてようやくABの不具合を解消できました。いや、もう発売前からすでに解決策が存在してたから最初からやれよ。
操作可能になったところでようやく再開、そして無事クリアしました。クーケン島付近を探索した時は1の思い出が浮かべて懐かしい気持ちになりながらも、終わりに近づくと段々寂しい気持ちになって「あ、もうすぐ終わるんだね、この冒険」となった。
一応ネタバレにはなるが、終盤ライザのクーケン島に対する気持ちが、このシリーズに対する甘酸っぱく切ない気持ちがと見事重ねあって、素晴らしかった。

ABの問題を最初から入れなかったらなあああああああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！

ゲームバランスが大味すぎる。
アクティブな戦闘とか色々ある錬金効果とか全く意味のないものとなっている。
調合してるときだけは楽しいんだけどそれ以外が苦痛ではないけれども面白くもない。

ストーリーは割と良好だがそれ以外の不満点が多すぎる。そのストーリーもいつものお使いクエストに広く高低差もあるフィールドが合わさり、かつランドマークに着くまで解放されない使いづらすぎるマップのせいでストレス。そして広いフィールドのくせに移動速度が遅い。そのくせ移動方法もほぼ走るだけ、滑空とか崖登りとか自由な立体的な移動方法が存在しないため高低差の多いフィールドではストレスが凄い。いたるところに宝箱が設置されているが中身は10割ゴミ、フィールドを探索する楽しみもない。新システムの鍵も何やるにしても鍵を使うのでシステムが非常に分かりにくい。鍵を厳選するために鍵を使うのだが持ち出せる無垢の鍵は最高10個、尽きたらアトリエに帰還して補充する必要があるというクソめんどくさいシステム、10個で足りるわけねぇだろ。戦闘面でも過去作まではあった敵味方全員が表示されている行動順のゲージが消され戦略的なバトルがやりずらくなっている、なんで劣化してんねん。当然のようにアイテム使用時に敵のブレイクゲージが見えなくなる個人的に不便だと思っていた仕様もそのまんま。そもそも戦闘面でのやり込みは現時点(ver1.02)でラムロースト（サンドバッグ）を殴るくらいしかない。クリア後の強敵？そんなもの存在しません。今までのアトリエシリーズには居たのに、手抜きとしか思えない。
といった具合に上げればまだまだ細かい不満点は出てくるがもうキリがない。
総評すると「三部作の最後で」「一か月延期して」出てきたのがコレ。プレイヤーに楽しんでもらおうとか快適にプレイしてもらおうとかそういったのが感じられない。期待ハズレな作品。
まだ今後のアプデやDLCで評価が変わる可能性はあるが前作（ソフィー2）のガッカリDLCを見てると正直あまり期待できないのもつらい所。

追記：2週目プレイ、無料DLC、有料DLCプレイ後感想
多くの登場人物が大人になっている為かなんの面白みを感じないキャラクター達。そんなキャラが進めるストーリーの為ほとんど真面目な話や毒にも薬にもならない他愛ない話しかせず面白みのない薄っぺらなストーリー。有料DLC範囲でも最高難易度で、単騎縛りやアイテム縛りや鍵縛り、なるべく低レベル縛り等々の縛りプレイをしてもなお敵が弱すぎてやりごたえも達成感もゼロな戦闘。無度に広く高低差があるマップのせいでストレスしかない各種蒐集要素。テストプレイしたのか疑わしい見づらい使いづらい各種UI。ギリギリ褒めてもいいと思うところが調合しかない。
なんというかろくにテストプレイもせず上っ面だけを意識して「ライザ出しとけば適当でも売れるだろ」という制作者の思惑だけがビシビシと伝わってきて面白いつまらない以前にプレイしてて非常に不快。
自分がプレイしたアトリエシリーズ（黄昏DX3作、不思議DX3作、ソフィー2、秘密3作、マリーリメイク）の中では間違いなく圧倒的に最低の作品。
この作品のせいでアトリエシリーズ次回作（マリーリメイクの次）に全く期待が持てなくなった。少なくともライザ4とか擦ってきたらスルー確定。

発売日に買ってたけれどようやくクリアしたのでレビューというより感想

3作品同じ主人公で同じ主人公を3度も強化しないとならなく、
どうして毎回弱くなってるの…どうして毎回レシピ忘れてるの…と同じ事やらされて飽きてたから。
同じ世界、同じ主人公で連続作品にするならセーブデータ連動で過去の強化を引き継ぎたかった。

それに、アトリエなのに結局武器や防具を強化してボスを殴るゲーム色が今まで一番色濃く感じ、
錬金術ってよりも鍛冶屋のアトリエでは…思ってしまった。

新たな主人公で描かれる秘密シリーズが出るならば、
もう少し戦闘要素は低くして錬金術で最後まで成し遂げて貰いたい。

良かった点に付随して悪かった点もくっついてしまった感が否めない。
全体的に詰めが甘いという印象。

良かった点
・フィールドワークの軽快さ
　　採取のテンポがめちゃくちゃよかったです。最初に触ったときは感動すらしました。
悪かった点
・音楽
　　アサノハヤトはどこ行った？夏暁はめちゃくちゃ良い。
・戦闘
　　忙しいのとエフェクトが激しすぎてせっかくのキャラのモーションを鑑賞できない。アクティブタイムバトルはもうやめたほうがいいんじゃないかな。
・キャラ
　　相変わらず当たり障りのないキャラ。キャラのカプに旨味はあるけど、単体での旨味があまりない。
・採取物
　　DLCかなんかで追加された採取物が取れるオブジェクトかどうか近づかないとわからないのが難点。フィールドワークの軽快さに照らされて怠さがより一層浮き彫りになる。
・ランドマーク
　　フィールドの広さに比べてランドマークが少ない。特に異界でのイベントが起こる場所に対するアクセスが最悪。フィールドはよく作られていて綺麗ではあるが、わざわざ移動するコストを相殺できるものではない。
　・フィールドのギミック
　　なぜあるのかわからないギミックで時間を使わせるのはやめてほしい。小さい穴をスライディングできるのはめちゃくちゃいいので全部そうして欲しい。キャラのモーションは見たい人が見るという選択肢が欲しい。
　・鍵
　　ランドマークによる鍵生成は場所によって効果が固定でよかったんじゃないですか？じゃないと鍵に生成元が書かれている必要性がないと思う。

総評
コンテンツを詰め込むだけ詰め込んでブラッシュアップが圧倒的に足りない。次回作ではきれいにまとまっていることを期待する。

点数をつけるとしたら　50点/100点
・良い点
プレイ全体で制限日数が設けられていない為、
好きなだけ採取と合成に没頭できるのは好印象
水面を介して見る水中が光の屈折をうまく表現できていたり、
雨上がりの風景、明け方に視界がぼやける等、臨場感溢れる作りは最高！

・悪い点
マリーのアトリエ、エリーのアトリエをやり尽くした者からすると、
もっと細かく素材の割合等を設定できる機能が失われたのは痛手
選択したら1個丸々全部ぶち込むのは、合成ではあるが調合とは言わない
アイテム合成ゲームではなく素材採取ゲームになっている。
突発性依頼に対して話しかけたら強制的に請ける為、
未だ解放してない品を要求されることもしばしば、その旅にストーリー進行が止まる

戦闘面において、コンボを繋げる為に一応毎回ナビは出るものの
インパクトの瞬間ではなく行動直前での入力である為
ナビを注視していないとコンボが繋がらない
よって戦闘中にキャラクターの動きをあまり見れない
新たにメンバーが加入しても楽しみには繋がりにくい

・現在4/6に確認している未だに修正改善されていない不具合・バグ
キーボード+マウス操作において霊獣騎乗時に掘るの動作ができない
（キー設定でライド中のアクション実行キーの変更項目がない）
ショップ利用またはフィールド探索中に視界調整を行うとアイテム欄スクロールが機能不全に陥る
ウィンドウでプレイ中にフィールドアクション直後やコンボ中に操作キャラがスタン等の特定の条件下でゲームが非アクティブ化する
（右クリックしてるときだったりするのでバックグラウンドで開いてる物を触る、当然ゲーム起動中に余計なものを動かされる）
戦闘終了直後に視界反転+ダッシュ移動+ジャンプを行うと視界が半永久的に回りだし（この間操作不能）直前の戦闘で入手したアイテムを捨てる画面が開かれる
追跡動物出現時、動物が壁の中（侵入不可能）に入ってしまい追跡できないときがある

・結論
RPGとしては面白いが
アトリエシリーズとしては楽しさに欠ける

ライザ1の方で書きましたが、ライザ3の評価はおおむね以下の通りです。

ストーリー：△
調合：△
バトル：△（部分的に◎）
マップ：×××
モデリング：◎
モーション：〇

一つだけ特に言いたいのはマップは過去ナンバリングでワーストです。
オープンワールドぽくしたかったとは思うのですが、それにしてはファストトラベルポイントの少なさ、マップ開放方法のめんどくささ、簡易移動のロープ渡りの設置個所の微妙さ。
全てがよろしくない、これだけでおススメしたくないという気持ちにさせるものです。

シナリオも登場人物の身の回りのシナリオは良いのですが、大きな話になると急に全体がぼやけた感じになります。
バトルは実際の戦闘システム自体はナンバリングベストと言えますが、ドロップ素材を全マップで品質を合わせるためか、3作目で雑魚の強さをこちらのレベル依存にしたせいで、装備更新などをしても序盤の雑魚にさえ苦戦する事があります。

良くなった点はモデリングとモーションです。
モデリングに関してはこれまではイラストと何か違うよなあという感じが大きかったのですが、今作で等身が上がった事もあり、イメージが近くなりました。
前作で平面的だったタオ等の顔も改善されております。
モーションも他の高クオリティなとこと比べてしまうと洗練はされていないですが、全体的な平均で言うと全く問題ないと思います。

今作は、悪かった点が良かった点を大きく上回り、結果的におススメ出来ない作品になってると思います。

超特性集め、鍵集めがクソ。
調合楽しむ前に延々単純作業をやらせるなと言いたいし、鍵は仕様がいろいろひどい。