本作は音楽やグラフィック、ストーリーなどゲームに必要な要素が全て高いレベルで作られていて、非常に素晴らしいゲームに仕上がっています。

戦闘はとても満足のいく仕上がりになっています。巧妙で使いやすい魔法システムや武器、盾、防具の経験値を最大にして新しいスキルをアンロックしたり、スキルを装備するための容量を増やしたりするのは特に素晴らしかったです。
ストーリーはタイムトラベル要素が絡んでいて、少数の個性的な主要キャラクターがストーリに花を添えています。

特に「オーディンスフィア」や「キャッスルヴァニア」のようなゲームのファンなら、とりあえずデモをプレイすることを強くお勧めします。

----2022.10.17追記---

ゲームシステムは上記に記載したように素晴らしいのでお勧めにしていたのですが、全体的にバグが多いでおすすめしないに変更します。

特に第六章である重要アイテムを集めて扉を開けるイベントがあるのですが、アイテムを集めて取り付けてもイベントが進まず扉が開かないので攻略不可になりました。クリアしている人もいるので全てのユーザーに該当しているわけではないようですが注意して下さい。

GOOD
・アクションが小気味いい。

BAD
・テンポが悪い
　OPを見た時点で嫌な予感がしたが文字送りできないテロップを連発してくるのはやめてほしい。
　区切りごとに流れるタイトルムービーも意味不明。飛ばさない人はいないだろうに。
　負けて即リトライできるボスとできないボスがいるのもよくわからない仕様だった。

・死ぬとタイトル直行
　全てが無駄になる。割と即死しやすいゲーム性なのにこれ。時間返して。

・ストーリーがきつい
　圧倒的好評でストーリーも評判のようだったので楽しみにしていたが、蓋をあけてみればなろう小説だった。
　頻繁に挿入される下品なギャグのおかげで全くシリアスな空気になれない。
　古典ゲームによくある、パロネタを使えば面白いと思っているような作風も好かない。
　この程度なら文字を一切出さずに雰囲気と演出だけで訴えかけた方が良かったと思う。

総評
　良くも悪くも90年代のゲームといった印象。
　あの頃のひたすら時間を浪費させてくるゲームの類なので、時間が有り余っている方なら受け入れられるんじゃないかな。

面白いけれどあくまでもインディーズゲームの域。やや過大評価されている気はする。
とりあえず早くゲームを始めたいプレイヤーに開幕でスタッフロールを見せるのは即刻修正したほうがいい（しかもオープニングと序盤ボス討伐後の別動画で２バージョンあるんかい！掲載内容あまり変わってないしくどいわ！）。
オープニング周りももう少し短く収めるか、ゲームパートをうまく挟んでほしい。
2時間くらい遊んでようやく面白さにたどり着く……が、素材収集周りももう少し改善の余地があると思う。
武具は素材ではなく金のみにして時間で保障されないと延々天鱗マラソンのようなことになる。
ドロップした素材は消耗品生産に使うのみ、くらいでよかったのでは。
また、つるはしや鍵を常に持ち歩かせる要素、面白さはある？
ボス戦リトライ機能、使った消耗品が戻ってこないのに需要ある？
ダメージ計算・パラメーター周りがアクションゲームとあまり相性の良くない仕様になっているのか、敵が異様に硬い。与ダメージの最低保証値を設定するなどして、防御力重視のビルドなどでも何回殴れば倒せるか、でバランスをとったほうが良いと思う。
（攻撃力特化で振っていけばこの問題は解消されるが、それはビルドの多様性というゲームデザインを殺してしまう）
あと、敵に攻撃を当てた際のヒットストップの癖が強い（多段しやすいせいで余計そうなのかもしれない）。「敵が吐いた球は動いているが自分はヒットストップにより鈍化する」と感じられる挙動をしており、「攻撃を当てたせいで敵の攻撃を回避できなかった」と思える状況がたびたび発生する。意図した仕様通りかもしれないが、アクションゲームとしての気持ちよさを奪っている感が否めない。
プレイ時間を担保するため仕方ないのかもしれないが、同じマップをひたすら何度も往復するような進行が多いのも気になる。


豊富なアクションやドロップアイテムによるクラフト要素などは良く、メトロイドバニア作品としての品質は決して悪くない。もし無料で公開されていたら賞賛に値するレベル。
しかし値段をつけるとなると細かいところがやはり気になってしまう。

テキストの雰囲気やゲームオーバー時に流れる男の喘ぎ声など、ところどころ違和感のある部分については、外部（知人）にQAを頼んで忌憚ない意見をもらうことで回避できたかもしれない。

後半に行くほどキャラの成長要素が拡張され遊びやすさが増していくので、二章くらいまでは不便さを受け入れてプレイする必要がある。

メトロイドバニア系ではあるが章仕立ての進行になっており、各章の構成はソーサリアンを思い出した。

最初は難しいが要素が解放されていくにつれアクションが苦手でもどんどん進めてのめり込んでいけるハクスラ２Dアクション。
所謂、昔ながらのゲームといった感じのものを求めている人にはオススメしたい一作。

ただ、４章をある程度進めたところから下ネタギャグが挟まる。
それまでとても面白かったのに自分はそこでプレイを止めてしまったレベルで合わなかった。
そういったのが嫌いな人は購入前に一考を。

難易度ハードでクリア。ゲーム自体は面白いしボリュームもあるのだが、
いくつか不満点があった。

・闘技場をクリアしていかないと装備の更新が止まる。
　６章でこの状態になり、戻ることもできず苦しい思いをした。
・６章の樽が固すぎる。
　固いうえに、すごい勢いで回復する。無視したら詰み。
・最終イベントに必要なアイテムのドロップが悪い。
　運の数値が低いのかとにかく出ない。その上、空の宝箱まであるので、
集めるのが苦痛。
・最終イベントに必要なアイテムが足りないと……
　65時間程苦労しながらクリアした結果、打ち切りみたいなエンディングを観ることに。

アイテムを集めきってみたエンディングは良かったが、
ドロップの悪さと、最初に観た打ち切り感による不満感の方が強かった。

満足度：40／100点

【良いところ】
・システム周りが豊富、ARPGとは思えない程の重厚なシナリオ。

【悪いところ】
・会話パートが長い上に寒い、同じマップを何度も往復させられる。

評価が高かったのと、14年もかけて作ったフリーゲームの完成品とコメントがあったので期待して購入。

まずシステム周りはとてもフリーゲーム出身とは思えない程盛り沢山で、「装備品を使用し続けることによってスキル等を取得できる」「アイテムを天秤に乗せてステータスや耐性をアップ」「敵が落とすジェムを使って取得するスキルツリー」「簡単なコマンドで出すことが出来る必殺技」「アイテム同士で行う合成」などなど、色々なゲームの良いところを集めて昇華させたような贅沢っぷり。はっきり言ってシステム周りだけで言えば間違いなく100点満点。

しかしそれ以外に残念な点が多く、ひとつは会話パート。自分自身もダンテ時代からツクールでゲームを何作も作ってきたこともあるので気持ちは分かるのだが、無駄な吹き出しが多くてとにかくテンポが悪い。よくあるのが、

1.吹き出し【！】→2.吹き出し【...】→3.セリフ「なんだってー！」

こういうパターン。色々やりたいのは分かるが、これなら【！】だけで十分伝わる。少なくとも【...】は省略すべき。というのも、このゲームはシナリオにかなり熱を入れているようで会話量がとにかく多い。それ自体は良いのだが、前述したように無駄に吹き出しを多用するものだから一度会話パートが始まるとその余りの長さに辟易してしまう程。何度も会話パートをスキップしようと思ったが、そんなことをすれば次に行く場所が分からなくなってしまうので泣く泣く読まないとならない。
加えて辛いのがその口調。完全に「なろう系」で、そういうのが無理な人には相当厳しい文章。私自身もそのタイプで、余りの寒さに読んでいて本当に辛かった。

例）「よろしく頼む」「…まぁ、そうだろう」「なん…だと」「…よかろう」等

上記に加えてプレイ時間を助長にしているのがダンジョン攻略パート。とにかくひたすら同じマップ内での攻略を繰り替えさせられる。これも例を出すと、

「老夫婦に物資を届けてと言われてマップの奥へ」→「残念、ここは行き止まりです。入口まで戻ってね」→「入口付近で抜け道を見つけて老夫婦の家に来たよ。じゃあ入口に戻るね」→「入口まで来たけど老夫婦の様子がおかしいんだって。また奥まで行こう」→「老夫婦を助けたよ。じゃあまた入口に戻るね」→「入口まで来たけど老夫婦の様子が～」

これ。大半のパートがこんな感じで、ひたすら同じマップ内を行ったり来たり。敵も同じような配置なのですぐに飽きがきて、せっかくの面白いアクションも作業になってしまう。同じマップを使い回すのは仕方ないことだが、せめて前の章のマップを絡めて移動させるとかして、お使いパートを苦にさせないような工夫が欲しかった。

不満点が多くなってしまったが、最初に言ったようにシステム周りは本当に素晴らしいゲーム。なろう系に抵抗が無く、時間が有り余っている人なら大変楽しめるゲームだと思う。
私には合わなかっただけということで、「よろしく頼む」。

デモプレイして圧倒的に好評だったのでやってみた。
進めれば進めるほど敵がウザく、萎えていくゲーム。
ラスボスまで来て「くそだりー」ってなったのでレビュー。
日を改めて残を処理していく予定。

<悪い点1>
バランス調整諦めました？ってレベルの被ダメと敵の硬さ。

• ひたすら殴り続ける必要がある
  
• エフェクトが派手過ぎて敵の攻撃予告がわかりづらい

っていう理由で基本ガチャプレイになる。
ただし、被ダメは3, 4回すれば死ぬレベルで、更に被ダメ後の無敵時間がかなり短い。
フル体力から気付いたらゲームオーバーになってる事も。
回復アイテムを大量に買い込んで回復しながら殴り続けるのがデフォになる。
死ぬとセーブデータからやり直しでストレスマッハ。

画面切り替えの所からやり直しだったらそこまで気にならなかったと思う。

<悪い点2>
2D横スクのアクションゲームなのに弾幕が酷い。
ボスが延々と弾幕張って被ダメ覚悟で殴るしか無い。
弾のダメージは通常よりも威力は低め、、、なんてことは無く
ちゃんと防御しないとあっさり死ぬ。
　# 一応、敵の弾を防ぐシールドもスキルで出せるが

アクションゲームとして、敵の攻撃を見切ったりするのはほぼ無いと言って良い。
敵の攻撃パターンはあるが、弾幕を防御し過ぎると盾が一時的に使えなくなったりするので離れる。弾を回避するのではなく。
ジャストガードはあるがやってもあんまり意味無し。
アクションゲーム感が無い。

<悪い点3>
ストーリーのテンポ最悪。
中身のない思わせぶりな会話が延々と繰り返される。
フィールアイコンが多用され過ぎて会話シーンがめちゃ長い。暗転とかもめっちゃゆっくり。
何回も同じ演出が繰り返されてトイレ休憩しろというメッセージかと。
初見でもスキップはできるが初回はストーリーを知る為に観るので苦痛だった。
下ネタが嫌いって評価がチラホラ目に付くけど、自分は気にならなかった。
ただ単に会話内容がクソつまらない。


<良い所>
育成システムは良かった。

• スフィア盤的なキャラ育成
  
• 素材集めて装備を新調
  
• 装備はマスターすればアビリティを習得
  
• 召喚獣的な攻撃、頻繁に呼び出せてバトルの盛り上がりに貢献、攻撃も多彩

アビリティは付け外し自由なポイントを割り振って使うので自由に試せて良い。
修得も時間は掛からず、種類も豊富。
クリア済みのエリアに戻ると敵がクソ雑魚になるくらいちゃんと成長する。
ただ、スフィア盤の開放ポイントに偏りがある。

天秤システムは効果が大きいけど、設定が面倒で割りと空気。


あと、これは超個人的な好き嫌いだけど、
ラスボスの脈絡のないキャラデザが一番残念だった。
3人いるけど、どれがさっきのやつで残り2人誰だよ……

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最後までやって追加レビュー
結論は変わらず、面倒くさくて途中から難易度を下げてプレイ
ストーリーは全体的には良かった反面、
　「あなたには関係ありません」的な感じで含みを持たせつつ説明しないパターン
　ちょっと現れてすぐに去る情報を小出しにするパターン
が多用され過ぎてイライラした
あと、キャラデザがあんまり好きじゃない

追加の悪い所は無いけど、追加の良い所はやりこみ要素がある所かな
自分はやりこみ要素は必要ないけど、トコトンやり込めばオレツエーができるのは良いと思う
けど、それなら強くてニューゲームがあった方が良かったと思う。ストーリーの再確認もできるし。

あくまで個人的には低評価だけど、全体的な評価はラスボスまで実績解除されている割合の高さから、決して過剰に高い評価を受けている訳では無いと思う。
ただ、自分は「価格相応のボリューム」は気にしない、楽しければ良いけど、
残念ながら最初の 2点がウザすぎて、全てがイラつく様に見えているとは思う。
「サクサク楽しみ、終わったら次！」みたいな人には向かないのかも。

シナリオはとてもいい。ここだけはお勧めできる。

HPが豊富でもバグかと思われるくらい何の前触れも無く唐突に敵の攻撃による一撃死が発生する。
ステータス異常に耐性のあるアイテムを天秤に乗せても抑止効果を実感できない。
アイテム類を使う際に効果が発動するまで時間がかかり、その間に敵の攻撃を受けると発動がキャンセルされるのがもどかしい。

オススメされて評判だったのでやってみたが、初めて途中でもういいやとなったゲーム
シナリオも最初からそんなことだろうなと思ってた通りだし古臭い雰囲気がすごい、戦闘に関してもただただ薄く同じマップの周回や苦痛な素材集めなど遅延されている気分になる。
ありとあらゆる不便さを楽しめる人にはいいんじゃないでしょうか。という気持ち
ずっと微妙な気持ちで３０時間も費やしてしまった。憂鬱

システムは面白いゲームだと個人的に思いましたし、悪い点は過去のレビューに書いてありますので、特に言及しません。私怨だけ。

ネタバレ注意
とある章で、ある人物を連れていくかどうかの選択があります。
わたしはそこの選択のためだけに、とても多くの時間を無駄にしました。とても不愉快です。
本筋には関わらないとはいえ、あんなにもあっけなく退場させるのはキャラクターへの愛が感じられませんでした。後味も悪いですし、何より主人公の勘が鈍すぎてなんだこいつは？となりました。
セーブのスロットはたくさんあるんだからこまめにセーブしろ？その通りだと思います。
もちろん、その時点でのセーブはとっていました。
ですが、その選択の結果がわかるまでに、私は素材集めやスキル成長のために時間をかけました。
その出来事によって、私はすっかりこのゲームへの意欲を失ってしまいました。
これを読んでしまったこのゲームをプレイする前の人へ。
5章です。5章に気を付けてください。

では。