Hard West
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細かいルール・仕様
Por nataya
快適なHard Westライフを送るために。
ヒット判定、リアクションショット、直射、コーンオブビュー、タクティカル画面、アイコン、難易度、フェイトトレーダーなどについて。
   
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はじめに
このガイドでは、ゲーム内のチュートリアルやマニュアルには詳しく書いていないようなルール・仕様について説明します。ここに書かれていることを知らなくても問題なく全シナリオをクリアできますが、知っていると確率的な要素が少ない Hard West をより楽しく快適に遊べるでしょう。

内容は2017-07-01時点で最新のv1.5で確認しました。
間違いや分かりにくいところがあれば、コメントで教えてもらえると助かります。

用語について
日本語にしたほうがわかりやすいものだけ日本語にして、そうでないものは訳さずにカタカナか英語で表記してます。
よく出てくる "point-blank shot" は短く「直射」と表記したので、それだけ頭に入れておいてください。
ヒット判定
ヒット率(Chance to Hit)は % で表記されますが、Hard West では一般的なターンベースストラテジーとは違い、確率ではありません。射撃をしてヒットするかどうかは、射撃側のヒット率と防御側の運(Luck)によって事前に決まっています。

判定の仕組みを簡単に言うと、「射撃側のヒット率が防御側の運より大きければヒット、そうでなければ運からヒット率の値を引く」です。

ヒット判定に関することでランダム性があるのは、ミッション開始時に決まる敵の運の初期値だけです。なのでこの手のゲームには珍しく、次の射撃が必ず当たるとわかる状況が多く出てきます。このランダム要素の少ないメカニクスは Hard West の最大の特徴です。


ヒット率の計算
まず、次のような要素を単純に足し算引き算します。これは射撃確認の画面から見ることができます。

射撃側キャラ
 + Character Aim
 + Elevation(高度) +10%(下から撃つときはマイナスもある?)
 - No Line of Sight -10%


 +/- Accuracy Bonus
 +/- Distance

防御側キャラ
 - Defense
 - In Half-Cover -20%
 - In Full-Cover -30%

そして、上の計算結果が十分に高いか低い場合、次の補正が適用されます。

1. 上の計算結果が80%以上ならば、最終的なヒット率は100%
2. 上の計算結果が20%以下ならば、最終的なヒット率は0%

ヒット率が100%の場合は、防御側の運に関わらず(たとえ運が100より大きくても)必ずヒットします。つまり、このゲームでは95%を3連続で外してストレスを溜めるようなことはありません。やった!

ヒット率が0%の場合は、射撃を選択できません。ファニングのエイムペナルティ(-20%)で0%になることが多いですね。

また、直射距離(point blank range: 半径4.5マス以内)での射撃ならば、上の計算は無視してヒット率は100%になります。ただし、ファニングとコーンショットは直射でも80%が上限です。


ヒット判定の手順
以降、ヒット率は射撃側の、運は防御側の値を指します。
ヒット率が100%でない場合、ヒット判定とその処理は次の通りです。

ヒット率 > 運
  射撃はヒット、残っていた運に決められた回復量を加える。

ヒット率 ≦ 運
  射撃はハズレ、運からヒット率の値を引く。

そして繰り返しになりますが、ヒット率が100%の場合は、防御側の運に関わらずヒット扱いとなります。

ヒットして運が回復するとき、運は一度0にはせず、残っている値に足すことに注意してください。
運の回復量は、マニュアルには(ダメージを受けた側の)キャラクターによって異なる、と書かれているだけです。それほど重要な値というわけではないので、私も詳細については調べていません。


敵の運の初期値の範囲は?
敵の運の初期値はランダムに決まりますが、ミッションあるいは敵のスポーンごとにその範囲が決まっているように思われます。根拠としては、(以下A Matter of Timeシナリオのネタバレ具体例)A Matter of Timeの最初のミッションで、パコのChain Killを使って処刑台の周りにいる敵を撃てば、ヒット率は60%以下でも残るのは1人か2人です。対して、同シナリオのTrainyardの敵は70%あってもなかなか最初の射撃は当たらないはずです。

一応、敵の運の初期値は、Jinxというスキルでいくつ減るかを見て正確に知ることができますが、調べる意味はあまりないでしょう。


練習問題
フローレンスがヒット率60%でウォーレンを射撃する。ウォーレンの運は50、最大運は100、被弾したときの運の回復量は70とする。射撃はヒットするか? また、ヒット判定後のウォーレンの運はいくつか?
答え:ヒットする、100
リアクションショット
プレイヤーキャラが、ターン開始時に視界に入っていた敵の半径4マス以内に入ると、リアクションショットという射撃を受けます。リアクションショットを撃たれる移動をしようとしているときは、その敵の周りに赤い円が表示されます。

ターン開始時に視界に入っていなかった場合は、敵の半径4マス以内に入っても撃たれません。これは有効活用することもできる、とても重要なルールです。

リアクションショットは必ずヒットします。直射距離からの射撃なので当然といえば当然です。

また、カバーに沿いながら移動して、リアクションショットの範囲に入ったとしても、カバーによるダメージ減衰は適用されません。これも当たり前ですが、移動中はカバーを取っていないことになっています。

敵のAIは、プレイヤーキャラのリアクションショット範囲を必ず回避して動きます(視界外でも)。この点、プレイヤー側はわざと撃たれて近づく選択肢がある分、有利でしょう。敵がプレイヤーキャラに対して直射をしてくるのは、敵の逃げ道を塞いでこちらから近づいた場合にしか見たことがありません。


リアクションショットと直射距離の範囲
視界内の敵に対して直射を狙って近づくときには、次の緑のマスに移動するといいでしょう。後述しますが例外もあります。



灰:敵のいるマス
赤:リアクションショットを撃たれるマス
緑:直射になる&リアクションショットを撃たれないマス
黃:直射になる&リアクションショットを撃たれるときと撃たれないときがあるマス(条件不明)

リアクションショットの半径は4マスで、直射の半径は4.5マスみたいに考えればいいと思います。

黃のマスは垂直に入ったら撃たれないのかと思いましたが、そうでもないようです。この位置に移動したいときは毎回赤い円が出るかどうか確認しましょう。

また、ハシゴや階段を通過するときは、上の図に当てはまらないときがあります。下の状況ではどちらも実際に移動して撃たれました。
コーンオブビューの境界
セットアップ時において、敵の視界をあらわす赤い円錐形の範囲をコーンオブビューといいます(マニュアルより)。コーンオブビューはリアクションショットとは違い、赤い領域が表示されていても敵に見つからないときがあります。


通り道が円錐と交わる → 見つかる

 

移動先のマスの中心だけが円錐と交わる → 見つからない

 

ちなみに、中心点だけ触れた状態からだと判定がおかしくなるのか、派手に横切ってもなぜか見つかりません。どこかで使えるかも?
タクティカル画面表示
気づきにくいところだけ解説します。

HUD


左上(あんまり見ない!)
DayやNightなどの時間帯が表示されます。

左下(あんまり見ない!)
Range modifierのゲージは右端が直線40マスです。

右下(かなり使う!)
これは射線が通っている(=射撃可能な)敵のリストです。アイコンにマウスオーバーするとその敵の位置に画面が移動し、クリックするとその敵に射撃ができます。アイコンの上にあるゲージは、それぞれの敵に対するヒット率です(赤:0~40%、黄:40~80%、緑:100%)。


アイコン

左から順に、プレイヤーキャラ、視界に入っている敵、視界に入っていない敵の画像です。

星はAP、数字はHPを表していて、下の太陽は日なたにいるときは黄色、日陰にいるときは黒になります。

外側のVの形をしている枠はカバーの状態を表しています。この画像では左から順に、ハーフカバー、カバーなし、フルカバーです。

アイコンの色と視界は次のような関係です。
敵のアイコンが赤色 → 行動キャラの視界に入っている。
敵のアイコンが銀色 → 行動キャラの視界に入っていない。

視界に入っていれば、その敵のHPを見ることができます。銀色なのにHPが見える場合は、行動キャラ以外のキャラからその敵が見えている(視界が共有されている)ということです。

基本的に敵の身体もしくは影が見えてなければ射撃可能にはなりませんが、視界の共有によって、行動キャラからは何も見えていないのに射線を通すことができます。これを知っているとたまに役に立ちます。
難易度による違い
とりあえず確認できたものだけ。
Normalを基準とします。

Easy
・敵のHP-1
・敵の数が減る

Hard
・敵のHP+1
・敵の数が増える
・一部の扉やゲートが閉じられ通れなくなる

参考:開発者の投稿
http://steamcommunity.com/app/307670/discussions/0/1456202492171327530/
フェイトトレーダー
ゲーム中に特定の条件を満たすと入手・アンロックできるユニークで強力なアイテムがあります。アンロックするとシナリオ選択画面で保安官のバッジとして表示され、他のシナリオのフェイトトレーダー(Fate Trader)で買うことができるようになります。Hard Westにおいてシナリオ間で影響を及ぼす要素は主にこれだけです(一応他にもある)。

フェイトトレーダーの仕様
  • シナリオの最初のミッション以降は大体いつでも行ける
  • 現金は持っていない
  • 各アイテムの在庫は1つずつだが、ミッションを終えるごとに再入荷される
  • (バランスが大きく変わるので通常プレイでは非推奨)買ったあとセーブ&ロードすると再入荷される
その他細かいこと
最後にちょっとした仕様を箇条書きで書いておきます。

  • Rキーでリロードできる(なぜかメインシナリオ終わるまで気づかなかった……)
  • ワールドマップと死神のメッセージはスペースキーで送れる
  • 階段の移動は3マス分。ただし階段を挟むと直射にはならない
  • 上の階で敵が窓に貼りついているとき、真下かその隣接マスからノーカバー直射で撃てることがある
    こういう位置関係↓
    https://youtu.be/N4D3hE4BMqc?t=1m15s
    https://youtu.be/N4D3hE4BMqc?t=3m10s
  • セットアップ時の射撃に、カバーによるダメージ減衰はない(防御側は棒立ちでカバーを取っていない)
  • 隣接しているときは、カバーが間にあってもカバーによるダメージ減衰はない(adjacentと表示される)
  • 直射距離でも隣接していなければ、カバーによるダメージ減衰はある(これ注意!)
  • 一度目のSubdueはHeatの値に(加算ではなく)セットされるので、Suspiciousカウンターが短くなることもある
  • Suspiciousカウンターの上限は5か7。ミッションによって決まってる?
  • Shadow Cloakで不可視状態になっているとき射撃を行うと可視状態になるが、そのあとに他のキャラを行動させると不可視状態に戻る
  • アイアンマンでも戦闘中にタイトルメニューに戻ってまたロードし直せば、実質リスタートができる


(おわり)
1 comentarios
フォロスト 27 NOV 2017 a las 18:33 
助かります