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Posted: Feb 28, 2018 @ 9:58am
Updated: Aug 18, 2019 @ 7:58am

プレイ状況:初見Maximum Fury難易度でノーヒントプレイ、9~10時間ほどでクリア。

なぜか2019年になって1995年に作られたエンジンのFPSがリリースされるという、よくわからない事態が発生した。
これがきっかけになったかはわからないが、Quake 1エンジンの新作も近いうちに同じ販売会社(3D Realms/1C)から出るとか。

Build Engineの代表作であるDuke Nukem 3Dの開発元、3D Realmsが関わっているだけあって、当時のFPSのスタイルを理解しながらも、今のFPSでよくみられる要素がある程度盛り込まれている。

当初はIon Maidenだったが、Iron Maidenと名前が似すぎて訴訟されたせいでIon Furyに改名することになった。

良い点
・eDuke32によるWindowsネイティブサポート。安定性は高いほう。
・戻ることが可能なレベル構成。多くのBuild Engineゲームは一本道のエピソード制だったが、Ion Maidenはいくつかローディングがはさまれるものの広大なマップを行き来できるようになっている。
 後戻りが出来なくなる箇所はあるのだが、直前で未発見シークレット数を教えてくれる親切設計となっている。
・シークレットの隠し方もクラシック。とても小さなスイッチを探したり、色の違う壁を調べたり、絵画の裏に道があったり、高所へよじ登ったりすると見つかったりするのが多い。
・敵には部位ダメージが用意されており、ヘッドショットならかなり少ない弾数で敵を倒せる。
・武器の使用感はかなり良く、全て等しく使い分けて生き残れるバランスである。
・主人公がよくしゃべる。主なBuild Engine作品のプレイヤーは敵を爆破したり、強い武器を入手したりすると個性的なセリフをキメるが、このゲームでも健在。
・敵は攻撃する前に音による警告(大体は装填音)がある上に、Hitscanではなくトレーサー系が多いため被弾を避けることは比較的容易。ただし一発のダメージがかなり重い。
・これでもかと言うほどパロディやイースターエッグが盛り込まれている。Doom、テトリス、コマンドー、RoTT、ストリートファイター2、Dopefish、カーマゲドン、Dangerous Dave、Star Wars Dark Force、Doge、The Room等がネタにされており、シークレットだけでなくメイン進行ルート上にまで仕掛けられているのでじっくりプレイしよう。

問題点
・上下へのaim補正がかなり厳しく、ボウリングボムを投げる際に不自由することが多い(Buildエンジンの仕様ではあるが)
・セクター制によるマップの区切りにより、爆発ダメージが通らないケースもある(Buildの仕様)
・総じてボスが極端に硬い。ラスボス戦は敵が無限沸きじゃなかったのが救いだと思えた。

Build Engine信者として、だけでなくシングルプレイヤーFPSガチ勢としてはDUSKとあわせて遊ぶべきと言いたい。
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