Recent reviews by nagareyama

最初に書いておきます。タグに性的表現がありますが胸の谷間やふとももが見える程度です。
きっと開発者は思春期なのでしょう。誰も脱ぎません。おこるぞ。
デベロッパーの他のゲームにはDLCがあるのを見るに当初は予定があったのかもしれません。

パズルは女の子によってルールが変わり、左クリックで移動＆入れ替え・右クリックで回転・マイスホイールボタンで反転が必要になります。パズルのピースが正解の場合黄色いエフェクトが出ます。

１０人のドット絵で描かれた女の子のイラストは個人的には好みです。眼鏡の娘が２枚もあって気合が入ったイラストなのはGOODですね。

パズルをクリアするとボーナスステージをやるかどうか聞かれます。ボーナスステージをクリアするとフィギュアと呼ばれる女の子の小さなドット絵がギャラリーに追加されます。

※ここから重要
現在のバージョンですと開発者がアップデートで更新したファイル以外消してしまったので、ゲームが遊べない状態です。フォーラムで過去のファイルを取得する方法が書かれているのでどうしても遊びたい方はそちらをご参照下さい。
また、ボーナスステージクリア実績が１つを除いて壊れていてアンロック出来ません。

現状プレイできない状態、全実績解除も出来ない状態なので購入はオススメしません。折角低価格ゲームとしては悪くないのにこれらの不具合があるため、アップデートで改善されない限りサムズダウンとします。

2023年7月25日に、公式で日本語翻訳が実装されました！
アナウンスにもありますが、日本語翻訳のお手伝いをさせて頂きました！
より多くの皆さんにプレイして貰うために再レビューをさせていただきます。

このゲームはストアページのトレーラーやスクリーンショットの通り３Dボクセル世界を走ったり飛んだりしながら各所に配置されたステージを見つけて攻略していく、スーパーマリオ64スタイルの一人称視点３Dジャンプアクションゲームです。

EYE.COと言う名の謎の多い企業で清掃の仕事をしていた主人公の「青い小さなピクセル君（以下主人公）」は、ある日ひょんな事から重役達の秘密の会話を聞いてしまいます。慌てて逃げた主人公ですが、秘密を知られた事に気付いた重役たちに彼は捕まってしまいました。主人公は気がつくとフックに吊るされており、他にも様々な色のピクセル達が捕らえられていました。EYE.COの工場では密かに捕らえたピクセル達を、魂の無いキューブに改変していたのです。絶体絶命の主人公でしたが、突然現れた正体不明のヒーローが主人公を助けてくれます。しかしフックから落ちた先はコンテナに詰まった渦の塊。彼の体が変化すると共に全ての記憶を失い体が変質してしまいました。主人公は気づくとEYE.COに入社した際に行われるフィジカル＆メンタルテスト空間に佇んでいました。体もカラフルにうねるまだら模様に変化してしまった主人公はEYE.COの謎と世界の秘密を明かす為の冒険に旅立つのでした…。
といった所までが冒頭からチュートリアルまでのストーリーとなります。

ゲーム内容は上記の通りボクセル3D世界を探検し、ステージを見つけ攻略していくという内容になります。
また、ステージをクリアするごとにEXPが溜まり、ランクが上がるとショップで行動範囲が増えるアイテムや主人公をアップグレード出来るアイテムを購入する事ができます。
また、ステージには各所に隠された「監視カメラ」が配置されておりコレを収集することでもEXPを獲得する事ができます。

　
• ○圧倒的ボリューム。本当にこの内容で無料なの！？と驚くほどのステージ数です。チュートリアルをクリアすると大まかなステージの数を見る事ができるのですが、結構多いな…と思うはずです。ご安心ください。それよりも想像以上に多いです。
  　
• ○３Dプラットフォーマーとしての完成度が高い。基本的な事ですが操作性が素直な挙動で思った通りに動いてくれるのでストレスは感じません。ステージの構成（レベルデザイン）も良く考えて作られており、次に行くべき場所も分かりやすく詰まる事はほぼありません。またステージによってギミックが凝っていたりゲーム性そのものが変わったり飽きない様に工夫されています。
  　
• ○収集要素も盛り沢山！ステージには上記の「監視カメラ」以外にも主人公の見た目・プレイ画面を変更出来る衣装が隠されています。収集実績もありますのでコレクター心をくすぐってきます。またそれ以外にも様々な攻略には関係ない収集要素もあり、全て集めるのはなかなか骨が折れると思いますが、発見出来た時の喜びもひとしおです。
  　
• ○隠し要素・秘密がいっぱい！とにかく様々な隠し要素があらゆる所に沢山散りばめられています。攻略や実績には直接関係ないものから、ストーリー、NPCの過去や世界観に関することまで全容を把握するのはかなり難しいでしょう。
  　
• ○開発者とプレイヤーの距離が良い意味で近い。開発者のguiliam氏は情熱を持ってこのゲームを取り組んでいる様です。プレイヤーの要望や細かいバグなどすぐに対応してくれますし、良いと思ったアイディアもすぐにアップデートで追加してくれます。また、正式リリース後すぐに行われていた全実績解除先着10名がゲーム内に名前が載せると言うイベントでは、残念ながら11人目となってしまった方の名前もちゃっかりゲーム内に載せちゃうという柔軟さです。（ちなみに実績解除イベントの結果に私の名前も載っています）数ヶ月に1度はゲーム内に追加要素やファンコミュニティに関するイベントのアップデートを行っています。

　
• ×自分の行きたいステージがどこにあるのか分からなくなりやすい。ステージのハブとなるメインのエリアからステージに進む為には床に表示されているステージの上に乗ってEキーを押すことでステージに入る事ができます。ステージの上には「？」や「！」のマークが出ているのでステージの大まかな場所は分かります。ただ、自分がいる位置から上方にあるステージだと何のステージか覚えていないと、何のステージだったのか目で見て分からないので「あのステージってどこにあるんだっけ…？」となりやすいです。
  　
• ×ファストトラベルがない。一応ハブとなるメインエリアにはワープ出来る装置が置かれていますが、基本的に詰み防止か専用のステージへの通路としての機能しかないものが殆どです。どのステージも必ずプレイヤーがその位置まで移動しないと入れない為、ステージから次のステージへ移動するのに少し時間がかかります。
  　
• ×NPCのセリフが長い。一回話しかけると8～10回位セリフ送りをしないとセリフが終わらないキャラが殆どです。一応話しかけた後もプレイヤーは操作可能なのでその場から移動すればセリフの表示は解除されますが、中には特定のアイテムの入手方法のヒントを話したりするNPCもいるため、全て読むのは少々面倒くさいです。
  　
• ×英語が分からないとストーリーの半分位理解できません。コレに関しては英語力がない私が駄目ではありますが、感想という事で一応書きます。
  キャラクター達はキューブ状ではありますが動きの演技付けや表情が豊かなので大まかな話は理解できますが、上記の通りセリフが長いので私は分かる所以外殆どのセリフやナレーションを読み飛ばしてしまいました。その為やはりストーリーやNPCの過去などはなんとなくしか理解出来ていません。
  2023年7月25日のアップデートにより公式で日本語が実装されました！これで英語に疎い方でもNPCのセリフやストーリーをが理解出来るようになりました！

正式リリース当初私は無料で実績解除が簡単に出来そうなゲームだろうと高をくくってこのゲームをインストールしました。ですが無料にも関わらずその圧倒的なボリュームと完成度に感服し、是非この素晴らしいゲームに自分の名前を刻みたいと強く思い、開始してしばらく経っていた先着10名全実績解除イベントの為に徹夜でこのゲームを遊んでいました。私にとってそのくらい、このゲームは自分の時間を使うのに惜しくない作品だと思ったのです。
話しによると開発者のguiliam氏はコミュニティの力を借りながら7年もの歳月をかけてこのゲームを完成させたそうです。正直「駄目な所」などと言う部分を書きたくないほど、私はこのゲームにべた惚れしてしまっています。（レビューなのでちゃんと書きましたが）
言語の壁はやはり厚かったのか、日本語レビューが無いのが不思議な位、素晴らしい3Dプラットフォーマーだと私は思っています。全編英語は抵抗があるかも方もいるかも知れませんが、3Dプラットフォーマーが嫌いでないのなら、是非遊んでみてください。オススメです。カジュアルでポップな見た目とは裏腹に骨太な体験がきっと出来ると思います。

このゲームはある1人のドイツ人女性「ジェシカ」が如何にして"壊れていったのか"を探し出すフルモーション系ミステリー推理アドベンチャーです。

（ストーリー開始時の内容が含まれるので、ストアページ以外の情報を知りたくない方は下の「といった流れが本作の概要」まで飛ばして下さい）

プレイヤーは友人の「チャド」の誘いによって「遺族からの依頼で故人のPCをハッキングし、集めた情報を渡す」という、（不正アクセス的犯罪では？と思われる黒い）「ケム」が社長の小さなIT会社で働くことになった、ビジネスハッカーである。
ある日「グラビッシュ」という人物の娘である「ジェシカ」のPCから情報を探ってほしいと依頼を受ける。
そう、タイトルにもなっている「ジェシカ」は既に故人であり、自ら命を絶ったようだ。
彼女の所持していたPCは「グラビッシュ」氏もログインIDとパスワードを知っているが、ファイルの全てが暗号化されている為閲覧出来ないと言う。
「ジェシカ」は生前webサイトで動画をアップロードしていたらしい、しかしそのwebサイトも消失している様子。
つまり依頼内容はこうだ、「ジェシカのPCをハッキングし、暗号化された動画ファイルを探して解析、ジェシカが何故自ら命を絶ったのかを調べ依頼者に提出する」。
こう書くと難しい内容かと思うかもしれないが、プレイヤーには会社の同僚「ゾーイ」が開発した「Decrypter」という強力なハッキングアプリが支給されている。
このアプリは侵入したPCのファイルに関連するタグを入力すると自動的にファイル取得と解読作業をする優れモノ。入力されたタグからファイル取得をすればするほど暗号パターンを学習し解読機能が強化され、強固に暗号化されたファイルも短時間で解読出来るようになる仕組みだ。
こうしてプレイヤーは「ジェシカ」のPCをハッキングし、彼女の死の謎を動画を通して探ることになる…。

といった流れが本作の概要となります。
ゲームを開始すると登場人物のプレイヤーとの関係が一切説明されないままゲームの世界に放り出される為、概要が少々冗長になってしまいました。
以上の情報はメッセンジャーアプリのログから知ることが出来ますが…プレイヤーの立ち位置が分からないままストーリーが始まり困惑したので、一応ネタバレに配慮した上で書かせて頂きました。
「それを探す所からがゲームだろうが！」と仰っしゃられる既プレイヤーの方も居るかもしれませんが、「プレイヤーは何者なんだ？」から始まるのが嫌な方の為のレビューだと思って目をつぶって下さい。

ゲーム内容としてはキーワードを打ち込み、出てきた関連した動画を観て推理し、更に新しいキーワードを見つけて新しい動画を探す作業を繰り返す、直球に言ってしまえば「Her Story」とほとんど代わりはない内容となっています。
ただ「Her Story」と少し違う所はファイルが暗号化されている為、動画を一定数見つけないと更に複雑に暗号化された動画を見る事が出来ない点です。
なので、いきなり確信に近いファイルを見つけたとしても序盤では見ることが出来ないと言う訳です。

• ○日本語字幕・日本語UI対応。一部未翻訳や文体が変な翻訳もありますがゲームのストーリー理解に支障がないかなり品質の高い翻訳でした。
  
• ○キーワード検索において日本語入力にも対応。翻訳された字幕に出てきた単語をそのまま検索出来るのは非常にありがたいです。（ただ日本語入力にすると、ゲーム内で連動して鳴るキータイプSEが無くなってしまい少し寂しいですが…）
  
• ○発見したファイルのお気に入り保存機能。暗号未解読ファイルも保存でき、保存数の上限もなく、未読のファイルはサムネイルが表示されない等、ユーザーフレンドリーなUIの為スムーズにゲームを進行できます。
  
• ○メッセンジャーアプリによる同僚とのコミュニケーション機能。仕事の内容から他愛もない日常会話メッセージが送られてきます。「あー今自分小さいアットホームなIT会社で働いてるなー」という没入感に入り込めます。ただ作業中にもメッセージが飛んできたりする辺りもリアルっぽいのでそこは賛否あるかも…。
  
• ○余計な機能がなく、アプリや動画をドラッグでゲーム上のデスクトップの好きな場所に移動できます。まさにハッキングのお仕事するためのPC、そのアプリに関連するファイルなどは全てそのアプリ内で一纏めに格納されています。私のデスクトップとは大違い！
  
• ○環境音やタイプ音などのSEにこだわりを感じます。実際にそういう作業をしているという没入感に一役買っています。PCの日付を元にゲーム内ログの日付も変化するので是非早朝や昼間にヘッドホンやイヤホンをつけて遊ぶことをオススメします。
  
• ○「壊れていくジェシカ」。音声はドイツ語と英語吹き替えがあり、私は英語吹き替えを選びました。吹き替えの違和感が無く役者さんの演技がとても素晴らしいです。（他言語のレビューでは演技が下手とあった為ドイツ語やネイティブの方には違和感があるのかも？でも私は好きです。）

• ×概要にも書いた通り、初見ではプレイヤーの立ち位置が全く分からないままスタートします。メッセンジャーのログからプレイヤーの立ち位置把握するところからゲームが始まっているとしても、プレイヤーの職業が「Her Story」と違い特殊である事と登場人物の名前や関係すら分からないまま始まるのはやはりファーストインプレッションとしてはあまり良い演出ではないと思います。
  
• ×キーワードの日本語入力対応ですが、やはり多言語ではニュアンスの違いでキーワードに引っかからない動画がいくつかあります。これは仕様上仕方の無いことだと思いますが、せめて翻訳の際単語の言い換え等で対処してほしかったです。
  
• ×動画の暗号化解除には特定のキーワードを打ち込む必要がありますが、重要でない動画にも関わらず一つの単語だけでしか解除出来ない物がいくつかありました。実績解除の為コミュニティガイドに頼った所、最初の方で見る動画だよなこれ…というものがいくつかありました…。
  
• ×こういうゲームでありがちなPCの不調演出。最初はまあ…軽く驚きますが、最終盤になると段々その頻度が高くなってきて煩わしくなってきます。正直鬱陶しかったです。
  
• ×ストーリーは一本道。エンディングも１つ。見た動画の順番によるストーリーの変化などはありません。一定数の動画を見ると勝手にストーリーが進んでしまうため、観た動画での推理したジェシカの情報とストーリー進行によって追加される情報にズレが生じて混乱してしまいます。これもストーリー上の演出なのか判断出来ませんでした。
  
• ×一部嫌悪感を抱く場合がある表現が含まれる。ストーリーのネタバレになるのであまり書きませんが、あえて単語を上げるなら「暴行」「政治」「ヘイト」「純血（純潔の誤字ではない）」です。これらの単語に嫌悪を抱く場合プレイはオススメしません。（おっと！安心して下さい、ジェシカがそれらを語るだけでそういった映像は流れません！）
  
• ×「ジェシカ」のストーリーは「Her Story」にはなれなかった。導入や中盤までのストーリーは「自分で推理して検索する」ゲーム性もあり引き込まれました。しかし終盤にかけてのストーリーは「Her Story」との差別化やどんでん返しのつもりだったのかもしれませんが、プレイする側としては正直「えぇ……？」と言う感想でした。

このレビューを書いている私自身は「Her Story」の他に「SIMULACRA1&2」「Replica」「Hacknet」等いわゆる「ハッキング系アドベンチャー」をプレイ済み（全て全実績解除済み）でして、様するに「ハッキング系アドベンチャー」というジャンルが好きなのです。今回も「Her Story」のフォロワーでありしかも故人のPCをハッキング！タグにホラーは無いけれどミステリー・スリラーと心躍るタグがついているではありませんか！定価はちょっとお高いのでセールで購入いたしました。
何度も繰り返してすみませんが、最初の設定分からない状態から脱却してビデオを探す作業は「Her Story」をプレイしていた時のようにワクワクしながら夢中で遊んでいました。

ですが、ある動画を境にこのゲームの評価は私の中で大きく下がりました。「ジェシカ」が何故ココまで壊れてしまったのかという謎よりも、ストーリーが主張したい部分と私が期待していたワクワクが大きくかけ離れてしまったのです。

正直に書きますと、このレビューを書くかどうかも数日迷いました。
他の方の日本語レビューは日本語対応されているよ以外の情報がなかったので、じゃあ私が詳細レビュー書いちゃおっとプレイ中盤まで思っていたのですが、上記の通り内容が過激な事、リアルの現代のご時世（執筆時2022年5月とある国同士が争っている）や日本の一部のコミュニティにクリティカルな事柄がある事、そして最終盤のどう解釈すればいいのか分からなくなる演出の数々、コレは万人にはちょっとオススメは出来ないかなぁ…と思ってしまいました。
2020年に発売されて「Her Story」フォロワーで日本語対応のやや好評ならゲーム内容に対するレビューがあってもおかしくないのに…と違和感がありましたがコレが原因かなぁと考えます。

ゲーム自体の出来は非常に良いです。翻訳もほぼ完璧です。ただ、ストーリーが私には合いませんでした。
ただ、「ジェシカが壊れた理由・ジェシカの心境の変化」については考えさせられる内容ではある為、刺さる人には刺さるストーリーだと思います。ですのでおすすめボタンを押します。
実績も一つちょっと頭をひねるモノがあるだけで難しいものはないので全実績解除も簡単です。
もし「ジェシカ」の「ストーリー」に興味があるなら、セールの時に購入することをオススメ致します。

時は1801年産業革命、イギリスで低賃金で子供達が働いている製綿工場が舞台のホラー謎解きアドベンチャーゲーム。
主人公は例にもれず兄と共にとある製綿工場で住み込みで働いている少女。
ある晩、主人公の兄が施設の中央にある普段施錠されている小屋に向かって行くのを目にする。
後を追い小屋の前に行くも、突如謎の声が聞こえたかと思うと意識を失ってしまう。
目を覚ますと周りは悪夢のような、狂気的な世界だった…。
ここまではストアページとトレイラー映像の通りの概要です。

一人称視点で現実世界とサイケでグロテスクな謎の世界を行き来し、消えた兄を探す事が主な目的となります。
最初はどこもかしこも鍵がかかっていて進めませんが、その付近に居る子供達や異世界のオブジェクトに話しかける事でヒントを貰い、謎を解いていく事で進めるエリアがどんどん増えていきます。

• 独特な3Dモデルによる陰鬱さと良い意味での不気味さ。
  
• 異世界の異質で奇っ怪ながらも可愛げがある世界観。
  
• 謎解きのヒントをしゃべるキャラは分かりやすく、同じことしか言わないので親切です。
  
• 頭を悩ませるほど難しい謎解きはほとんどナシ！
  
• 無料！
  
• クリアすれば全実績解除！
  
• なんと言っても安易なジャンプスケアがない！！（←超重要）

• セーブ機能がない。
  
• オプションもない。音量調節や画面サイズ変更が出来ない。
  
• 主人公が歩くと鳴るSEにホワイトノイズがある場所があり少し不快。
  
• ストアページでは想定プレイ時間１～２時間と書かれていますが、２つの世界を行き来する為マップが複雑化しており、初見ではマップを覚えづらく３～４時間はかかります。上記の通りセーブ機能がないので再開すると最初からなので同じ謎解きをやり直さないといけません。
  
• 箱や樽などを物理演算で持ち運び重ねたり出来たりしますが、謎解きで使用する場面は少なく挙動もあまり安定しません。2つ目のトレーラームービーで重ねて足場を作っている映像がありますがそんな事を要求される謎解きはありません。
  
• スタックや虚空に落とされて復帰出来ない場所が何点かあります。（ヤードの木箱裏などはしゃがみジャンプ所謂クラウチジャンプで抜けられたりも出来ますが…）
  
• 最終局面でゲーム性が少し変わるのでそこは評価が分かれるかも…。

徐々に進める場所が増え、次はどんな新しい工場施設とその異世界を見れるのかワクワク出来てとても楽しいです。
個人的な感覚の差はあると思いますが、異世界も個人的にはサイケ的色合いもあり、不気味や奇妙感はあれど不快さをあまり感じないのも良い点かと思います。
ただ謎解きに関しては出来ることが少ない事もあり、おつかい感を感じてしまうのは少し残念です。
また、英語テキストの表示時間が短いのもあり、私のような英語力の低い方は世界観や謎解きのヒントを理解しづらいかもしれません。
因みにトレーラームービーの２つ目は解り難い点の攻略のヒントにもなっているので進行に詰まった場合は見なおしてみる事をオススメします。
本当に詰まったらクリアまでのガイドも既に作られている方もいるのでソレを見てしまっても良いかもしれません。

総合的に無料とは思えない、普通にお金を取っても良い程のクオリティなので、ストアページを見て、このサイケな異世界を探検をしたいと思った方はオススメです。
逆に昨今の強烈なグロ・ゴア・目が痛いくらいのサイケデリックを摂取したい方には物足りないかと思います。

最後になんか使う箇所が分からないアイテムが一つ残ったままゲームがエンディングに迎えましたが…このアイテムは一体…？

タイトルの通りクエストで手に入れた「戦利品」を「研磨」する「シミュレーション」ゲーム。
分類としてはクリッカーやガチャゲー（Loot sim）に近いかもしれない。
タイトルの「Loot」や「Simulator」からクソゲー臭が…と思うかもしれませんが、
遊んでみるとなんだかどうにも止まらない。そんなゆるくできるゲームです。

クエストから作りたい「装備-クオリティ-作る速度」の書かれたクエストロールを選びます。
選んだクエストは時間経過（すぐに終わる）で装備を取得出来るようになります。
今装備しているクオリティのレベルよりも高い装備が出れば自動的に装備されます。
何度かコレを繰り返すと同クオリティの装備が余ってくるので、
同クオリティ10個を「細かく砕いて・研磨」する事で、
一つ上のクオリティの任意の装備をクラフト出来きます。
そうするとプレイヤーのレベルも上がりクエストから、
取得出来る装備のクオリティも上がっていきます。
これを繰り返して最終的に最高クオリティの装備に身を包めて
「伝説のファイター（実績名まま）」になることが最終目標になります。
また装備の種類も豊富でコレクション実績もあり、
作業感を感じさせないように気を配られた作りになっていると思います。

コレクション作業を進めていた時に、
最後の一つを埋めるためにクラフトを行ったら本来表示されるはずの、
出来た装備の画像UIの位置が奥に移動してしまうようになってしまいました。
それ以降今まで何処をクリックしても取得した装備の画像UIが消えていたのが、
その取得した装備UIをクリックしないと消えなくなる現象が、
再起動をしようと残り続けてしまいました。
ゲーム進行に問題はないですが、
最後の最後に起きたバグなのでちょっと勿体ないなぁと思ってしまいました。

ながら作業でプレイしていたため私は3時間半ほど全実績獲得にかかっていますが、
普通にプレイすれば1～2時間程度で全実績取れると思います。
とても簡単に短時間で全実績解除出来るので、すべおめを増やしたい方にもオススメです。

今の所課金が必要な要素なども見当たらないので、
気軽に無料で時間を潰せるゲームをお探しの方にもオススメです。

ポチポチクリックして良い装備が出た時のSEが小気味良いし、
分解して次のランクの欲しい装備を作るシステム、
コレクション要素など結構射幸心が良い意味で煽ってくれます。
携帯アプリの移植のようなUIとウィンドウをしていますが、
ググっても出てこないので、手に取って貰いやすくする為に
わざとこういうUIにしているのかもしれません。
設定画面にプレイヤーMAXLｖと全装備種コレクションのプレイ時間を表示する機能があるので、
SpeedRunに自信がある方は是非挑んでみては如何でしょうか？
（あと装備の中にどっかで見たことある気がするのがあるけどよくわかんないや）

えっちな画像を見る方法が2020年2月13日のアップデートにより外部からパッチをインストールしなくてもゲームそのものに同梱されるようになりました。
その為、他の方のレビューやコミュニティのスレッドで貼られているえっち画像パッチのURLはリンク切れとなっています。
コミュニティのパッチノートに記載されていますが、一応記載しておきます。

ゲーム自体はオーソドックスなクリッカー＋ミニゲーム集にHENTAIが合わさったものです。
ただ不満点としてエンディングのフラグが、ある女の子のミニゲームである事、
トゥルーエンドとバットエンドの分岐が初見で分かりにくい事です。
なのでセーブ分けはこまめに。

イラストもゲーム内容もHENTAIゲーム・全実績獲得目的ならば値段相応かと思います。
ただメガネの娘のメガネ外したのだけは絶対許さない。

初めに書いておきますがこのゲームは総合的に見てローグライクACTではありません。

本作はダンジョンに潜り、モンスターを倒しながらレベル毎に落ちているカギと次のレベルへ進む為の扉を探し、10レベル毎に待ち受けるボスを倒しつつ最下層を目指す全方位シューティング型ACTです。

• なんとローグライクACTの名作Spelunkyの1/3の値段で買えます！
  
  
• 敵を攻撃すると大量の血がドバドバ飛び散って地面や壁を覆い尽くします！血まみれ地獄！
  
  
• コミカルなキャラがダークな世界観を縦横無尽に大暴れ！
  
  
• 実績対応！難しい実績殆どなし！
  
  
• トレカ対応！たった５枚でバッジが１個作れます！
  
  
• ボス戦のカッチョいいエレキギターサウンド！
  
  
• ローグライクACTを遊んだ気分になれます！

　

• ローグライクを期待するとがっかりする出来。つまり全てが駄目。これはただのランダム要素多めのACTです。
  
  
• 武器がショットガン・マシンガン・ライフル・毒ボウガン・大砲・バブルガン・氷の杖・赤or青の杖（マシンガン・ライフルの下位互換）の実質7種類。たったこれだけ。道中で武器を手に入れた場合にランダムで追加能力の付与なども一切なし。新しい武器を手にした瞬間今まで所持していた武器はアップグレードもろとも跡形もなく消え失せます。アンロックで追加されるキャラが最初から強化された武器を所持しているので、初期キャラの無強化ショットガン以外武器を持ち変える必要一切無し。
  
  
• アイテムが一度使わないと効果が殆ど分からない。範囲攻撃等を行えるサブウェポン「シンボル」は、説明が表示されず効果すら分からない物ばかりです。拾った時点で効果が現れるアイテムもありますが、初見ではシンボルと見分けがつきません。どれ程説明不足か例を上げますと「キノコ」を取得した際、MARIO!と表示され画面が波打つだけの罠アイテムの様に見えて、実は数秒間無敵になっていた…、と言った具合です。
  
  
• gold取得アイテムが、1つにつき1goldしか増えない物と、出現頻度が極端に低い100～500goldが手に入るレアな物の2種類しか存在しません。
  
  
• ダンジョン内にランダムで配置されるショップが本作にもありますが、ローグライクでお約束の強盗や盗み要素が一切なく、健全な購入しかできません。上記の通り手に入るgoldが少ないので、事前に運良く大量のgoldを入手していない限り販売価格が高くアイテムが手に入りません。
  
  
• ダンジョンが自動生成では無い。事前に用意されている30～40種類程度のマップをランダムに回しているだけです。マップは詰み防止の為か開始位置やカギと扉、罠やアイテム、破壊できる壁、全ての位置が固定です。ローグライク特有の何度遊んでもマップが違うから新鮮というが持ち味はありません。
  
  
• 血がドバドバ出る演出ですが、攻撃する度に出まくるので敵が血に隠れて見えなくなる事がよくあります。最初は馬鹿みたいに血が出て面白いですが、すぐに赤い玉が大量に出るからなんだ馬鹿馬鹿しいと言う気分になります。
  
  
• BGM代わりに不気味な環境音や叫び声が鳴り続けます。序盤は背景の雰囲気とマッチしていて良いのですが、後半ネタが切れたのか背景と関係ないヘリの騒音や赤ん坊の泣き声が流れだします。げんなりします。
  
  
• 敵の種類が多いように見えますが、攻撃方法と見た目以外動きがほぼ同じです。床の上を左右移動して壁にぶつかったら反転する者と、重力を無視してランダムに上下左右移動する者だけです。それらを基本行動に見た目によって弾を発射したり、近づくと追尾したり、爆弾を発射するだけです。ジャンプや回避をする敵は一切登場しません。ボスも例外でなく全10体中6体が雑魚を延々召喚しながら左右・上下左右ランダム移動・もしくは全く移動しない状態というお粗末さ。戦略性皆無。
  
  
• 「モンスターを何匹殺せ」や「goldを何個集めろ」といったチャレンジが表示される事がありますが、達成してもゲーム上何の得にもならないグローバルランキングに対応してるスコアが増えるだけです。
  
  
• 同レベルに長く居ると出現する無敵のゴースト、カジノのライフ消費で回すルーレット、丸のこ、ポータルなど、どこかで見た事がある要素が満載！
  
  
• 一番の問題点は即死という概念が一切ない事です。どんな罠や敵に触ってもライフが1減るだけです。高所落下ダメージすら無し。ボスを倒すとライフの上限が増えるアイテムを落とし、道中に回復手段が豊富に用意されているので、後半は多少被ダメージしても全然怖くありません。迂闊な行動が死に繋がらない為緊張感はほぼ皆無です。

• 100回死ねば解除される実績がありますが、グローバル実績で全面クリア実績より100回死ぬ実績の方が獲得者が少ない事からも分かる通り、クリアした多くの方が100回も遊んでいない事が分かります。100回すら遊べていない時点でローグライク失格です。
  
  
• 通算100時間プレイしろといった馬鹿げた実績もあります。これは起動時間ではなくダンジョン内時間です。幸い放置防止のゴーストが出現しないチュートリアルでもプレイ時間が稼げるのですが、非アクティブウィンドウにするとゲームが停止してしまう為、PCで他の事をしつつプレイ時間を稼ぐ事が出来ません。こういった実績でありがちなDOSなどでPC時間を進めて解除する方法も恐らく通用しません。2015年2月末現在、この実績は不具合で解除出来ず、ユーザーが用意したファイルを適応しない限り100%実績獲得する事が出来ません。電力の無駄です。

このゲームを遊ぶ位ならSpelunkyやVaganteを購入して遊んだ方が長く楽しい時間を過ごせる筈です。カジュアルなローグライクもどきACTとして最初の1～2時間くらいは値段相応に楽しめると思いますが、やればやるほど同じステージや敵ばかりだと気付きうんざりすると思います。「ガッツリしたローグライクは嫌だけど似たゲームがやりたい」と言う場合もオススメしません。

まとめますと、ローグライクに不可欠な緊張感や戦略性をこのゲームから一切感じ取れませんでした。これはローグライクと認めるべきでないと思います。
最後にもう一度書きます。"99 Levels to Hell is a rogue-like"？看板に偽りあり！本作はローグライクではないのでオススメいたしません！

This is one of the finest action games.

This is a GREAT GAME! Finger might be a stress fracture.