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前作から9年+多大なロード時間を待ったかいがあるほどではないが、いつものサムが帰ってきたことをまずは喜びたい

RTX 3060 Tiでのパフォーマンス

ねんがんの GeForce RTX 3060 Ti をてにいれました。
結論から言えば、フルHDのウルトラ画質でおおむね 75~90FPSでます。
いろいろ試した結果、オプションのパフォーマンスから、以下の設定にするのがベターです。
フレームレートを優先したい人はGPU設定をさらに下げていただければ。

CPU速度:ウルトラ
GPU設定:ウルトラ
 GPU設定カスタム:グラフィックAPI:DIRECTX11
 GPU設定カスタム:3Dレンダリングの最大画素(MPIX):2(FHD 1080P)
GPUメモリ:高
最大FPS:無制限

グラフィックAPI を DIRECTX12 するとパフォーマンスは全然あがらないのに異常なまでにジャギります。
VULKAN にするとパフォーマンスは3分の1くらいまで落ちます。
この2つははっきり言って罠ですので、選ばないほうが無難だと思います。

困ったことに、GeForce Experience を使うと DIRECTX12 が選ばれてしまうようで、結果として超ジャギります。このゲームに限っては GeForce Experience は使わないでください。

総評

いつものサムが9年ぶりに帰ってきました。前作(Serious Sam 3)を踏襲しつつ、前作で評判が悪かったところを修正しています。シリーズの中では良いほうだと思いますが、結局初代が一番面白いと言われ続ける宿命を変えることはできなさそうです。激重ですので、PCのスペックはよく確認しましょう。GeForce GTX 1050 Ti で最低ギリギリという重さです。

Serious Samシリーズについて

Serious Samシリーズは「撃つ&避ける」というFPSの原点に忠実なゲームプレイをモットーとしており、それは19年前の初代から一貫して変わっていません。近年、クラシックFPS(90年代風FPS)の再ブームが起きており、DUSKなどを始めとした良作がリリースされています。Serious Samシリーズは、今に至るまでずっとその作風を継続し、最新の技術であの頃のFPSを作ってきた、まさに生きた化石のようなシリーズです。

本作の特徴は「広くて開放的なマップで100体以上の敵と戦う」という点に集約されます。DOOM系と呼ばれることも多いのですが、マップはDOOMよりはるかに広く、敵の数も非常に多いです。プレイヤー(=主人公であるサム)に向かって突進してくる大量の敵を素早く捌いていくことが要求されます。

この説明から想像できるように、Serious Samシリーズの難易度は高めです。死にゲーと言って良いでしょう。といっても、ソウルシリーズ程ではありません。難易度は選べますので、初見の人は簡単で始めてみたほうがいいかもしれません。また、どこでもセーブができるので、やたら細くセーブして強引に突破することも可能です。

日本語化について

今作は最初から日本語化済みです。起動時には日本語になりませんので、「OPTION > LANGUAGE > 日本語」と選択して日本語に切り替える必要があります。

翻訳クオリティですが、ところどころ直訳っぽい部分が散見されるほか、何故か改行されておらずテキストが切れてしまっている箇所が見受けられます。まれに未翻訳の部分もあります。ですが、プレイには全く支障がありません。まあ、ぶっちゃけ、本シリーズは英語でも全く支障ありませんし。

要求スペックについて

今作もかなり重いです。GeForce GTX 1050 Ti では最低画質でないと60フレームになりません。つまり、重いことで有名なPUBGよりも重いと言っても過言ではありません。まあ、フォトリアルなグラフィックで、広大なマップと100体以上の敵を描画しているのだから、PUBGと同等以上の描画量であろうことは想像できるので、重いのはある程度はどうしようもないことだと言えるでしょう。

最低画質でも、絵面はそれなりのものを維持しています。しかし、LODの設定が強烈なのか、ポッピングが尋常ではなく酷いです。木が出たり消えたりするのはザラで、ひどいときには歩いていなくても目の前の地面が草を生やしたり消したりすることを数秒おきに繰り返すことすらありました。いずれRTX3060が発売されたら載せ替えたいと思います。(思えば、9年前も、Serious Sam 3 をプレイするためにビデオカードを買い替えたのでした・・・)

前作のときのように、要求スペックを満たしていてもフレームレートが出ないなどのおかしな挙動はありません。また、画質設定は非常に細かく調整できるため、手間を惜しまないなら設定を細く追い込むことができます。

(画質設定の細かさとか、PS4で出すことをまるで考慮していなさそうなステージ構成を見ていると、まさしくあの頃のパソコンゲームの生き残りって感じがしますね!)

重すぎて無理って人は初代のHD版、なんならいっそガチの初代をどうぞ。

デフォルト設定だとひどくジャギっている人へ

私の環境では、初期値ではレンダリング解像度が720Pになっていました。レンダリング解像度と画面解像度が別なのでちょっとわかりにくくなっています。「オプション > グラフィックオプション > 3Dレンダリングの最大画素 > 2(FHD 1080P)」 を選択して フルHDに設定しました。画面がやたらとジャギっている人は同じようにして修正できます。

画面が真っ赤になっている人へ

GeForce Experience で最適化すると、LODの設定が極端に低くなり、すぐ目の前のオブジェでも手抜き描画されて真っ赤になります。ゲーム内のパフォーマンス設定で設定をやり直しましょう。

なお、GeForce Experience で変化する項目を見てみると、相当細く調整しようとしていることが伺えます。NVIDIAの中の人も本作の重さに苦労したであろうことが伺えます。

ロード時間について

SSDにインストールしているにも関わらずかなり長いです。ロード中に感想をメモしておけるくらいには長いです。とくにゲーム開始時のロードはやたらと長いですが、待てばちゃんと始まりますのでおとなしく待ちましょう。

前作からの改善点

前作では序盤ステージの地味さが批判されました。今作も市街地からプレイがスタートしますが、前作のように狭っ苦しいマップではなく、わりと開けたマップでプレイできます。また、ダブルバレルショットガンが開始早々に入手できますので、すぐにシリアスサムらしい戦闘ができます。

スプリント、リロード、近接攻撃、も前作から引き続きありますが、いずれも前作より扱いやすくなっています。リロードはかなり速く終わりますし、近接攻撃も雑魚ならノーダメージで、前作のように自傷前提ではありません。

前作では、敵の攻撃に即着弾が多く、避けられないことが批判されました。今作では即着弾はほとんどなさそうです。どの敵の攻撃もちゃんと弾が見えますし、避けたり撃ち落としたりできます。なお、サソリは即着弾ですがこれはシリーズの伝統です。

敵の数は前作より多いです。数を数えている余裕なんてないのですが、ちゃんと画面を埋め尽くすくらいには出てきます。敵の種類はほぼいつもの通りですが、新規と思われる敵もいました。シリーズ恒例の爆弾男は前作同様首なしデザインでした。個人的には旧作の爆弾頭デザインが好きなので少しがっかりです。

マップは広大になりました。はるか遠くの敵がドットレベルでしか表示されないくらい広大なステージもあります。なお、LODは相当に強めのようであり、走っていると目の前にどんどん木が生えていきます。ウルトラハイエンドビデオカードなら大丈夫なのかもしれませんが。

新要素

今作では仲間キャラクターが参戦します。仲間は完全無敵でテキトウに弾を撃っているだけの存在で、一切邪魔になりません。当たり判定すらなく、仲間は通り抜けます。いつもどおりにサムを動かせばよく、仲間はガン無視でOKです。戦力としてアテにするようなものではありませんが、敵のヘイトを稼いでくれる、敵の出現方向を向くので早く気がつける、見逃していた1匹を勝手に処理してくれる、など、そこそこ役に立つ場面もあります。

新規要素として、スキルツリーがあります。スキルツリーは他のゲームにもよくあるアレそのものです。これははっきり言って蛇足ですね。プレイスタイルに変化を出すようなものではないし、ステージクリア型のゲームなので、スキルツリーのアンロックによってプレイのモチベーションが維持されるわけでもありません。

アイテムは持ち越しできるようになり、どこでどうやって使うかをプレイヤーがコントロールできるようになりました。苦手な場所を攻略するのに重宝します。

クラシックFPSといえばシークレット(隠しルートに用意された隠しアイテム)ですが、本作ではサブミッション扱いとなり、ルートとして明確に表示されます。サブミッションは報酬が豪華なので基本的に回収するのが前提と考えて良いでしょう。それとは別に従来通りの隠しアイテムもたくさんありますが、そちらは基本的に弾薬と回復アイテムとなっています。

ストーリーについて

Serious Samでストーリーとかどうでもいいいのですが、何故か今作ではストーリーに力が入っています。(ストーリーに全く期待されていないゲームのストーリーとしては)とても良好なものでした。冒頭から多数のキャラクターが登場します。敵味方どのキャラにもちゃんと個性があり、その個性がちゃんとストーリーの流れにも影響しています。

シリアス度は前作よりあがっており、シリアスサムシリーズ最高のシリアス度です。それでいながら、サムのキャラクター性にはそれほど変化がなく、相変わらず寒いギャクを繰り返す脳筋キャラをちゃんと維持しています。なお、初代と2が完全なギャグだったのと比較すればシリアスという話ですので、誤解なきよう。

数千体の描画ができるというシステムについて

ゲーム終盤で体験できました。敵味方数千人(というかもはや数えられない程の人数)が激突するステージがあります。ムービーなどではなく実際のゲームプレイとして体験できます。絵面としては完全に Ultimate Epic Battle Simulator そのものであり、なかなかのスペクタクルです。

なお、ゲームプレイとしてはかなり大味なステージになります。味方には一切当たり判定がありませんし、どう見ても突撃しているだけでまともに戦っていません。敵は静止して銃を撃ってくるだけで、ある一定の距離まで近づくと即死するので敵との当たり判定は確認できません。ちゃんと1体1体処理しているのではなくて、特殊ギミック的な扱いだと思われます。

つまり、数千体の敵味方は背景に近い存在であり、実質的には雑魚敵に混じってウロウロしている中型敵を遠くからなぶり殺すだけのステージです。とはいえ、迫力は圧倒的ですのでイベントバトルとしては十分に満足できます。

なおフレームレートは30を維持できていました。あの描画量で30なら全く文句はありません。

サムを初めてプレイする人に

とにかく足を止める&撃つのをやめると死ぬゲームです。逃げ続けながら打ち続けてください。

本作は昔ながらのアーケードスタイルのFPSですので、シールド&アーマー性であり、いわゆる自動回復はありません。したがって、ダメージを抑える立ち回りが非常に重要です。敵の種類と、その敵を倒しやすい武器と、適切な交戦距離を、素早く見極めることが肝心です。

ほとんどの雑魚については引き撃ちでOKです。障害物に気をつけつつ、後ろに下がりながら撃ちまくりましょう。撃つと爆発する敵も同様に距離をとって戦いましょう。ただし、多くの敵が遠距離から弾を撃ってきますので、それを避けることが大事です。左右にジグザグに動いて、下がりつつ弾を避けながら打ち続けましょう。

ただし、一部の敵(牛、骨、ハンマー(新規))などは、サムよりも移動速度が速く、ダッシュで一気に距離を詰めてきますので、引き撃ちしても逃げられません。これらの敵については衝突寸前で横ジャンプして回避することで対処しましょう。衝突寸前にダブルバレルショットガンで仕留めるとか、ギリギリで左右移動して避けて対処することもできますが、ジャンプで回避は絶対に必要になるので序盤で練習してできるようにしておきましょう。

また、サム特有の要素として、ショットガンの交戦距離がかなり長いということは覚えておきましょう。FPSのショットガンの常識からはとても届かないような場所にも平気で届きます。

マップの探索も怠らないようにしましょう。アイテムはマップのそこかしこに隠されていますので、しっかり回収しないと、弾薬や体力が苦しくなります。かなり嫌らしい隠し方をしているアイテムも多いため、回収しきるのは困難ですが、見えるところや普通にいけるところは隅々まで回って必ず回収しきるようにしましょう。

ただし、アイテムを取った瞬間に敵が湧き出るというシリーズ伝統のしかけがあるので注意です。大量のアイテムがこれみよがしに置かれている場合、取った瞬間に敵が湧き出る可能性が高いので、戦闘準備を済ませてからアイテムを取りましょう。

Croteamにお願い

独自のゲームエンジンにこだわるのも良いですが、もっとコンスタントにシリーズをリリースして欲しいですね。流石にまたせ過ぎです。

もちろん、9年前の時点では、Unreal Engine は非常に高額でしたので、Croteamの規模では採用は難しかったでしょうし、たとえ採用できても、Fortniteが存在しなかった当時のバージョンでは、シリアスサムのように広大なマップに大量の敵を出すことには対応できなかったことは想像できるので、独自エンジンを否定するものではありませんが、それでももう少し早く出せるとは思います。

流石に今回でエンジンも完成したと思いますので、次回作はスムーズに出してくれることを願います。まあ、その前にDLCを頼む。
Review Showcase
8.3 Hours played
10年以上前から現代水準のグラフィックを実現していながら、未だに決定的なヒット作に恵まれない悲劇のデベロッパーCrytekの、事実上の最終FPS。Half-Life 2 と Doom 3 と Far Cry が 3大新世代FPS としてPCゲーマーの間で話題沸騰だったあれからもう15年。当時からのPCゲーマーにとっては伝説的なデベロッパーの一品であり、一度は触れておくことをおすすめします。

さて、Crytek といえば、あまりにハードコア過ぎていまいち伸びきれなかった初代Far Cry(2以降とはマジで別物ですよ!)、コアっぽいカジュアルになってしまったことで微妙な立ち位置になってしまった Crysisシリーズ(本作を含む)、コアっぽいカジュアル路線をさらに推し進めすぎてしまった Ryse: Son of Rome という悲劇の歴史について語らないわけには行かないのですが、今回は Crysis の話だけにとどめておくことにします。

本作を含む Crysisシリーズ は 「ナノスーツ」というコアコンセプトが最後まで足を引っ張ってしまったと言えるでしょう。主人公プロフェットが装着しているナノスーツは非常に強力で、強靭無比な防御力、圧倒的な索敵力、究極のステルス性能を備えており、某スパルタンの全身装備がおもちゃに見えてくるほどの究極SF装備です。ですがこれが問題で、はっきり言って強すぎるのです。

とくにクロークの強さは規格外であり、これで透明化するだけでほとんどの場面がどうにかなってしまいます。なろう系ラノベばりのチート性能です。実際、安全第一でプレーする場合、透明化 > 暗殺 > エネルギー回復まち > 透明化 を延々と繰り返すだけという作業プレイになってしまいます。本シリーズの歴史はナノスーツの強化と弱体化と簡略化の歴史です。

さらに初代から一貫している問題として、やたらだだっ広くて自由度の高いステージと、狭くて一本道ステージのどちらかしかないという両極端なステージ構成があります。だだっ広いほうは下手すると透明化で全部の敵をスルーできたりする一方で、狭いほうはひたすら防御を固めて撃ちまくることになりがちです。ちなみに個人的には狭いほうが好みで、ありがたいことに今作はほぼ狭いです。

さらに要求されるPCスペックの重さも問題でした。7年前のゲームですが、今のPCなら軽いかって言うとそうでもありません。ミドルレンジのGPUは必要でしょう。ましてや当時であればウルトラハイエンドのマシンが必須でした。

あとはあまりにB級なストーリーもそれなりに問題でしょう。主人公プロフェットの死ぬ死ぬ詐欺やスーツなくした詐欺にはあまり突っ込まないでやることをおすすめします。

というわけで、本作(というかシリーズ全作)は、すこし難易度を落として、なるべくクローク(透明化)を使わないようにプレイするのがおすすめです。難易度をあげますと、クロークしかないだろってなりがちで、クロークすると退屈な作業になりがちですのでやめておきましょう。これだけでかなり面白さが違ってきます。虎の子のゲームエンジンもアマゾンに買い取られてしまい、もはや当時の面影はなくなってしまった悲劇の名門Crytekの、事実上の最終FPSを今こそプレイするべきときです。

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