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Posted: Sep 2, 2016 @ 1:16pm
Updated: Nov 29, 2016 @ 6:25am

2016年11月未明、それは突然起きた
Steamアワード2016 "うぉぉぉぁぁぁぁ、マジか! で" 賞にこれほど相応しいタイトルはない

HelloGamesが永い沈黙を破りついに動き出したのだ
拠点を構築する新要素を含めたアップデートがなされ、第一歩を踏み出したこのゲームに一縷の望みはもしやまだあるのかもしれない

しかしながら内容はまだないようなので今のところは様子見がオススメである
さてはてこの数年後、評価の大どんでん返しがくるのか見届けたいと思う

(16.09.28 旧レビュー)----------------------------------------------------------------------

まずこのゲームは宇宙を探索するゲームではない
なぜならここにあるのは、惑星、衛星だけでそのどちらも自転/公転せず、ブラックホールはただのワープゾーン、コロニーは内装がコピペ、恒星に至っては近寄ることも叶わず、アステロイドはただの素材だ
ガス惑星もなければリング惑星も連星もなにもない、よって宇宙のロマンはここにはない
「宇宙」を謳った宇宙以外の何かだ

惑星はどうだろうか、雨こそ降るものの雷というごく自然な現象も起きないしオーロラや蜃気楼などのロマン要素もないばかりか、川、滝、火山などの自然活動も見られない
ジャングルのような密林感も、氷や砂漠の大地も溶岩もない
最も致命的なのは惑星まるごと同一バイオームであるということだ、大地がどんなに広大であろうとも着陸地点から全く変わらぬ景色が広がるばかりなのである、これは歩いて探索する意味を損なわせている

1844京ものランダム生成された惑星へ自由に飛び立てる圧倒的スケールに誰もが探究心を抱くだろう
実際にはそのだだっ広い空間にいくつかのコピペされた施設が点在しているというだけで
一頻りのアップグレードを終えたあとに残るのは虚空の大地だけということに気が付かされ、探索するワクワク感は早急に色あせてしまう

す べ て の 星 の 内 容 が 一 律 な の で あ る

これはランダム生成の弊害だ、どの惑星でも資材が足らず詰むことがないよう最低限生き残るだけの環境を与えてしまっているという点や施設の種類が少なくワンパターンであるといった点に尽きる

観光巡り自体は多様性が希薄なりにも光るものもあるにはある、実際面白い地形に出会うこともある、しかし逆に言えばそれしかない
その残された唯一の楽しみである観光巡りも周囲をうろつくBOTが台無しにしている、コイツがとにかく邪魔なのだ
常に周囲を蚊が飛んでいる感覚に近い、その鬱陶しさは水中に潜ってさえ付きまとってくる程だ(ありがたい事にこのBOTはMODで消し去ることが出来る)

地形の大部分は専用ツールで削ることが出来るのだが、掘り起こせる階層も浅く地下に秘密の部屋や隠された財宝があるわけでもなく、削るという行為が全く意味をなしていないのだ
恐らくNMSで一番景色の良い広大な海には何もない、海底でしか取れない希少素材があるわけもなく真の意味で観光スポットというだけである

気に入った土地にマイホームを建築するといったような要素も、パーツを集めて自分だけのオリジナル宇宙船を建造するといったような要素もなく
プレイヤーの創造性はどこにも生かすことが出来ないのである
最終コンテンツが観光巡り以外にないというのはサンドボックスゲームとして致命的だ
位置付けるとすれば広大なウォーキングシミュレーターの部類だろうか

プレイするほど開発がいったいどういうゲームにしたかったのか謎が深まるばかりな作品だが、ひとつだけ確かなことがある、6000円に見合う内容ではないということだ
勘違いしないで欲しいが6000円という額については別に惜しくもなんともない、たかだか500円12枚分だ
ダシと具のない味噌汁を延々と飲まされている気分である、物足りなさを感じるのは当然だ

これらは批判ではない、残念なことながら事実なのだ
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