2020/03/26
本日のアップデートで公式日本語対応となりました。
もう一回プレイするぞ！！

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やったー終わったー！のでとりあえずレビューをば。

主人公のリタは浮遊大陸アラフェルのアロリア村に住む16歳のレンジャーの少女。幼馴染の戦士アドリアンとエルフの遺跡を探検した際に秘密の入口を発見し、エルフの指輪を見つけたことがきっかけで浮遊大陸の存亡に関わっていくことになるお話。

SFCでFF等のRPGをやった人なら違和感なくとっつける作り。
町もキャラクターも非常に良く描き込まれたドット絵で、それでいてちょっとした会話の仕草やアクションなども細かく表現されている。
日本語対応していないのでストーリーを追うのは結構大変かもしれないが頑張ってやっただけの価値はあったと思う。
作者はラピュタとかに影響されてるんですかね。
さらに作中で語られる作品背景を理解するためには結構な量の文章を読むことになるのでやはり大変。
日本語対応してくれるといいのになあ。

戦闘はシンボルエンカウントのリアルタイムターンバトル制。
ストーリーモードを選んだおかげか、HPはフィールドで自動回復するなど非常に楽に進められるようになっていた。
レベルアップは自分で特定のステータスを上げていく方式。
戦闘の難易度は選べたはずなのでハードなのがお好みな人でも遊べそう。
しかし日本語対応していないのでいくつかの謎解きで英語の文章を読む必要が生じる。
ほんと日本語対応してくれないかなあ（ﾁﾗｯﾁﾗｯ

これぞ王道ＲＰＧ！

雰囲気とキャラクターがとてもいいです
主人公のリタの突っ込みがいちいち可愛くて面白い
ドットも作り込まれて、水に飛び込むシーンとかイベントとかも作り込まれてるんで見てるだけでも楽しめます
お話も王道好きなら期待を裏切らないと思います
音楽の良さも相まっていい感じでした

戦闘は、シンボルエンカウントのターン制ＲＰＧです
一戦毎にHPMPが全快するタイプなので雑魚戦でも難易度は高めです
ただ難易度の変更がいつでもできるので詰ることはないかと思います

武器防具は購入ではなくクラフトで強化します
素材は拾うか敵が落としますし、足りなければお店でも買えます

キャラの育成に関してもシンプルながら選択肢が用意されているので
どう成長させるか考える楽しみもありました
ステータスは自由に割り振れますし、スキルは強化時に特殊効果を選べます
攻撃スキルに全体回復をつけて、力にステ極振りして「攻撃は最大の防御だ！」して遊んだりできました
（回復量が力依存なので全回復も夢じゃない）
…が、守り低すぎて一撃死したり、素早さ（器用さに依存）なくて回復前に落ちたりして結局、ステ振り直しました（振りなおしは気楽にできる）

ちなみにこのゲーム、クリティカルはダメージ３倍なので、器用さにふってクリティカル率上げるのも大事です
逆に力あげないとクリティカルで３倍になっても元ダメージがしょっぱいので微妙
守りも上げないと攻撃する前に落ちるし…賢さあげないとＭＰのターン回復が足りなくてジリ貧になるとなかなか悩ましい良いバランスでした

ただシステム面は正直にいって中の中で、特段優れている訳ではないかと思います
それでも自分が2020年にもなってドット絵のRPGにハマってしまったのは、
やっぱり雰囲気とキャラがとてもよかったからです！

エピローグの続きが気になる！

トレーラーを見てマップのグラフィックが気に入ったなら、その点は期待を裏切らないはず。ゲームのかなりの部分が楽園のような美しい世界の中で繰り広げられる上に、歩き回って探索するのが楽しいシステムとデザインになっている。走り回ったり泳いだり遺跡を見つけたりと存分に美しい世界を堪能できる。

ストーリーは王道のファンタジーで、ベタだけどラストは胸が熱くなる展開。キャラクターもメインキャラ中心にそれぞれ良い性格してて好き。主人公の女の子の喧嘩っ早さと旺盛な冒険心のおかげで、話がサクサク進むのも好印象。とはいえ日本語版が無い上に会話の量もそれなりにあるので、その点は人を選びそう。

戦闘は基本的に大味。防御で回復するシステムなどに見るものはあるものの、成長の自由度が高いわけでもなくパーティも基本固定なので、やや単調になりがち。とはいえ戦闘の頻度と難易度は低く、何周もするゲームでもないので、それなりには楽しめる。回復不要なシステム、避けやすいシンボルエンカウント、控えめな演出など、探索やストーリーの邪魔にならない作りになっているのも良い。

スーファミチックなJRPGで良作を探してるならプレイすべき作品。
定価で買っても十分元が取れる面白さはあると思います。
ツクール製のRPGでこれ以上の作品は、自分は見た事がありません。

コマンドRPG慣れしてる人なら初見エキスパートでも問題なく進めれます。
王道ストーリーですが、凄く良かった。
完全にお勧めです。

最終評価：74/100（50基準）
ゲームプレイ　★★★☆☆
ストーリー　　★★★☆☆
キャラクター　★★★★☆
グラフィック　★★★★☆
ミュージック　★★★☆☆

聖剣伝説っぽいストーリーと美麗なドット絵の海外産JRPG。キャラクターはそこそこ魅力があり、行動や人間関係が自然で押し付けがましくない。ビジュアルもよく、世界設定も相まって、アイテム探しに隅々まで探検したくなるデザイン。マップ探索中とかで詰まることはほとんどないと思うが、若干わかりにくい目的地が稀にあったりする。攻略を見ないとわからないほど詰まることはないだろう。ほとんど文句なしのデザインだが、ビジュアル点で唯一欠点を挙げるとすれば、「暗いエリアが暗すぎる」という点。それ以外は100点満点。

バトルに関しては比較的シンプルなコマンド選択式のバトルを採用しており、キャラごとに決まっているいくつかのスキルを状況に応じて使い分ける感じ。基本的に難易度高でも簡単で、ボスを理解していなかったために速攻全滅することはまれにあれど、戦略をたてればさほど難しくないというぐらいのバランス。もちろん難易度中以下なら戦略なんか立てずともごり押しですべてクリアできるだろう。カスタマイズ要素としては、クラスチェンジが各キャラ2個、スキル派生が各スキル2個と用意されているので、そこそこ自分の戦略にあったスキル振りができる（ただしリセット不可）。レベルアップのたびのパラメーター割り振りも手動で、こちらは金はかかるがリセット可能なので戦略的にポイントを振ることをお勧め。かなり序盤からバトル速度を設定で早くするとバトルもかなり快適になる。アニメーションがスキップされるわけじゃなく、単純に待ち時間が減るだけなのでプレイ感に支障はない。結構バフやデバフが重要になってくるバトルバランスになるので技の説明ぐらいはちゃんと読もう。

以下自分のＰＴ構成、参考までに：
リタ（ヴァルキリー）：　クリティカル100％、体力120、連続でホーリーショット2回打てるMPの確保、残り攻撃
エイドリアン（パラ）：　体力ガン上げ（250ぐらい）、素早さ71（敵１体を除きすべての敵に勝てる最低ライン）、残り攻撃
セリ（エレ）：　クリティカル100%、体力120、魔力120、残り攻撃
ドーレン（オカルティスト）：　体力120、素早さ71、魔力100、残り攻撃（回復力＝攻撃力なので）

プレイ時間は15~25時間ぐらい。５章＋エピローグという構成で、終わるころには難易度高め設定でレベル50付近。やりこみ要素というものはないが、コレクション要素なら一応ある、とは言え普通に進めてたり、探検してたりすれば大方手に入る。進めると取返しのつかない要素としては先ほども言ったクラスチェンジとスキル派生の選択ぐらいなもので、それ以外だとゲーム後半のサブクエストのうち一個だけ「正直」に答えることでしかもらえないアイテムが一個あるぐらい。

そこそこしっかりボリュームがあって、シンプルながらもそこそこ満足感があるゲームなので、やることが多すぎない、「ちょっと短め」なJRPGがやりたい人にはお勧め。

日本語対応ありがとうございます！前々から日本語でやりたかった…！
日本語訳の出来はもちろん申し分ないです。

紹介ムービーを見てこれだ！って思った方は、定価で買っても後悔は絶対しないデキです。すぐ買おう。

ゲームに慣れてる方は初見ハードでちょうどいいかと

古き良きSFC時代のRPGと表現すればいいだろうか。少なくとも自分はとても楽しめた。
ちょっとした冒険から騒動に巻き込まれて世界を救うヒーローへと成長していく主人公っていかにも古典的RPGのノリだが、「そうそう、そういうのでいいんだよ」な人向け。
序盤から割と自由度が高くガンガンマップを探索できる点は私としては高評価。戦闘がランダムエンカウントではなくフィールド上をモンスターが歩き回ってる系なので強敵回避しつつそういう事ができるのが良い。
素材集めてクラフトで装備強化していくのも宝探しみたいだし、サブクエストがいくつもあるのもゲームの楽しさを盛り上げてくれる。
キャラクターのレベルアップ時にステ振りで自分好みに強くしていける点、それに加えてステの振り直しが可能な点も素晴らしい。器用さ上げるとクリティカル率上がっていくんだが、最終的に80～ほぼ100％になるようにしたい。あとは攻撃力とクリティカル時のダメージ倍率の掛け算でクリティカル時の攻撃力が決まるんで、攻撃力とクリティカル時ダメージ倍率がバランス良く割り振られるように力と賢さに振る感じ。わかりやすくかけば攻撃力が300ならクリティカル時ダメージ倍率は300％。ここが等しく結ばれるのが1番効率いい。
おじさんには大満足な一本でした。

実績3つ取れてないけど、ひとまずエンディングまで行ったのでレビューします。

Ysみたいな浮遊大陸かな、おもしろそう！
と思って買ってみたけど、こっちの大陸はなんかもうすでに崩壊し始めてるみたい。

村人は家なんか建てずに壁に横穴掘って住んでて、地面が崩れかけててもあんまり気にしないで安穏と暮らしてる。

フィールドや村ではねずみやうさぎが駆け回り、雪が降ってる空を鳥が飛んでる。
村のすぐ近くに敵がいても、衛兵がいる村はあんまりないし、こういうのどかな雰囲気がドット絵ファンタジーの舞台に似合ってると思った。

浮遊大陸というか浮遊島みたいなので、地下のダンジョンも壁の隙間から外からの光が差し込んでたり、地面に大穴が開いてて空が見えてたりする。

BGMもありきたりでなく、仕事中にふと思い出すようないい曲が多い。

最初始めたときはバトルになってもBGMが変わらないので緊迫感がない気がした。
でも、ボス戦はちゃんとボス戦BGMになるし、逆にメリハリが効いててすごくいい。

戦闘はオーソドックスなコマンド入力だけど、ザコ戦を1ターンで終わらせることとボス戦を勝ち抜けることを両立したキャラメイクを考えると絶妙なバランスだと思った。

また、他の方も書いてる通り日本語もすごく自然で、すぐキレる主人公(笑)やほかのメンバーの人柄がすごく伝わってきて、思わずクスッとなる場面も多かった。

王道といわれているストーリーも、僕にとっては意外な展開が多くて、続きが気になるいい話しだった。
OCTOPATH TRAVELERのストーリーよりもこっちのほうが好きかも。

システム面では、フルスクリーンにしても解像度を下げるのではなく、そのままの解像度でドットを拡大して表示してくれるので、4Kで心ゆくまで美麗なドット絵を堪能することができた。
それに、この方式だと他のアプリのウィンドウの位置が変わったりしないので、他のことする前にAlt+Enterでウィンドウを小さくして隠しといて、終わったらまたウィンドウをフルスクリーンに戻してプレイ継続というスタイルができるので嬉しい。

このごろはRTSとかFPSとか忙しいゲームばかりやってたので、このゲームはなんかホッとした。
Ysと同じくこの名作も、ストーリーを忘れた何年後かにまた引っ張り出して遊んでみたい。

製作者さんと、ここのレビュワーさんに感謝！

ゲーム自体は面白いです。素材を集めて装備強化したり、
自分でステ振りしたり、スキル強化と大好きな要素満載で楽しいです。

ただ通常MAPの移動がストレスが半端なくプレイ中断しました。
風景の一部のような雑草に当たり判定があり通行不可だったり
通行不可のような岩の後ろに通路があり通れたりと、とてもイライラします。

あえて宝箱等に到達しにくくするために分かりにくくしているのなら
よいのですがただの町中の移動が通れそうで通れなかったりとストレスマッハでした。

ノーマルで結構探索してクリア。

積極的におすすめするほどではないけど、何かのきっかけでプレイするなら概ね楽しめるかと思います。
シナリオやキャラクターについては特別好みではないため割愛。


以下、気になった点

▼視認性が悪い
・ウインドウ起動時の解像度が852x480でドットは細かめなため
・妙に暗い。木々の影とか室内が暗いのはわかるが見づらい
・進行可能なマップの端・入り口がわかりにくい。逆手に取っている部分もある

▼移動快適性が低い
・移動速度がやや遅い。マップは広いように見えてそこまで広大ではないので我慢できる。
・オブジェクトが多く、引っかかりやすい。ストレス。

▼アクションの必要性
・水中、屈む、ジャンプのアクションがある。このシステムのためにマップにギミックを無理矢理配置されているように感じる。アクションするごとにアニメーション入るしテンポが犠牲になっていると感じた。