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30.2 hrs on record (12.0 hrs at review time)
覚者様は良い評価と悪い評価、どちらを先に聞きたいですか? 悪い評価ですね、OK!
とにかく重い。多分、最適化不足です。
特に序盤のメイン拠点となるヴェルンワースは無駄に重い。
その癖、無駄にいるNPC達は進行的に有用な話をするだとか、世界観が窺い知れるような日常会話をするでもなく、現実世界で月曜日を迎えた時の私よろしく「今日も疲れた。生きるの辛い」的な吹き出しを出してます。
辛いのは発売前に動画見ながらワクワクしてたこっちだよ。
でかい街だー!って言ってワクワクする以前にカクカクするから探索する気が失せるよ。

次に、本作はゲームプレイ中に頻繁に入るオートセーブの枠が1つと宿屋 or 自宅で寝泊まりした際にチェックされる特殊なオートセーブ枠が1つあります。
これのせいで変なところでオートセーブが入って詰む→前のデータで再開しようと思ったら何時間も前の特殊オートセーブ枠でしか再開出来ない……なんて事が起きたりします。どうしたらこんな作りに……。もっとセーブの枠用意しておいてよ。
え?もういっそ初めからプレイするって?ニューゲームね、あいつなら行方不明だよ。

内容としてのゲーム面についても少しばかり触れておきましょう。
「シームレスなオープンワールド」等と謳ってますが、実際には街や村から複数の方向に道が伸びているだけに等しく、その道中も大体は両脇を高い岩壁や断崖、或いは落ちるとヒュージブルという魔物に食われて強制死亡するという、某マスターアサシンや某カウボーイのジョンもびっくりな深い水辺(海とか川とか)で阻まれているので、実質一本道に近く、ところどころ横道が存在してはいますが、ここから見えてるあの村に行きたいけど海と崖のせいでどうやっても行けないや……みたいな事も平気で有り得る構造です。
こんな事なら古代のアサシン達やお姫様を救出しに行く緑の服着た美少年みたいに崖登りスキルを磨かせてくれとさえ思います。
マップ的な冒険の自由度を求めている方は見た目に対して実際の行動範囲が制限される閉塞感に苛まれます。でも、グリフィンの背中にしがみついたまま大空に拉致されたりは出来ちゃうんだ。某ポッターさんみたいにグリフィンと友達になれたらいいのにね。

ついでにOWには珍しくFTの制限が大きいです。
あえてFTに不便さを設けている理由に「移動自体も込みで旅や冒険を最大限楽しんでもらうためのゲームデザイン」といった趣旨らしいのですが、移動における楽しさははっきり言うと薄いです。
数多のランダムイベントが仕込まれている訳でもなく、数百メートル歩く度にゴブリンやら狼やらリザードマンがうろついてるだけだから戦闘の連続で飽きないっていうか、もうそのイツメンみたいな顔ぶれとの戦闘頻度に疲れるよ!
たまに襲われて「助けてー!」って言ってる人(助けると報酬くれる)や、路上を旅してる行商人(話し掛けると売買出来る)なんかもいるから、そこはちょっとした甘味料かも。
前作から約12年、不便さや癖の強さを伴っていても最高の没入感や体験を与えてくれる作風で参考になる面白いオープンワールド作品はいっぱいあったはず。(某西部劇2とか、キングダムでカムなやつとか)
後生だから、前作や他作品から学んでくれ……。

では、最後に良いところを少しばかり。
要とも言えるポーンシステム、プレイヤーである自分の従者をキャラクリして連れ歩けますが、健気について来て無茶する覚者様を必死にサポートしたり、荷物持ちをしてくれたり、あそこに宝箱がありますねって言ってくれたり、本当に可愛いです。
ちょこちょこAIがアホになるところにも愛着が湧きます。これはドラゴンズドグマシリーズならではの魅力。
また、街道を歩いているNPC等も戦闘に参加してくれる事がある為、好物の牛目当てに飛んで来たグリフィンが目の前を走っていた牛車を襲ったので、助けようとした結果、自分のPTのみならず牛車の護衛隊や乗客、更には偶然歩いて来た旅の野良ポーンに、攻撃に巻き込まれて怒った野生の牛達で共闘になったりと、擬似的な大規模レイドバトルに発展するような混沌とした光景が楽しめます。一期一会の共闘良いよね!
アクション面はカプコンゲーなのでマイルドになったモンハンみたいな感じ。ロックオン出来なかったり、カメラワーク最悪だったりのせいでアレだけど、戦闘そのものは大味さも込みで個人的には嫌いじゃないです。機動力のあるジョブも存在するから意外と楽しいよ。(システムの出来も含めた「戦闘」って括りだと賛否両論とも言えるかも)
ここまで読んでくれた聖人でありながら「大味なのはいいけど、もう少しアクションとしての歯応えや挙動の軽快さが欲しいんだ!」って人は、お別れだよ。あんた きっと、エルデの王におなり。

総評としては、オープンワールドのゲームとして見た際に「ドラゴンズドグマ2でしか出来ない体験も少しばかりあるけど、ドラゴンズドグマ2では出来ない体験の方が圧倒的に多い」って感じです。
前作と同じで粗削りながら可能性は感じさせるゲーム……って、それ12年間まるで成長していないって事じゃん!?
自分はそれなりに楽しいって思って遊んでる部分もあるけれど、他人には絶対オススメ出来ないのでごめんなさい。
Posted March 23. Last edited March 23.
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30.2 hrs on record (17.1 hrs at review time)
現状では最適化が甘いのか、こちらで設定を弄り回さないとフレームレートが一気に落ちる場面がままある様子で今後のパッチに期待です。
ついでに才能の振り直しもさせてくれないかな?

ゲーム自体は舞台となるホグワーツ城や魔法界を細かく再現・補完してくれているらしく、原作で見たような小ネタがあちこちに散りばめられていて、ファンならニヤリとする演出や愛を感じる作り込みになっていると思う。
(少しだけ例を挙げるならばトイレの個室を誰かが製薬用のスペースとして使っているような形跡があったり、吼えメールでお母さんからお説教されている生徒がいたり……等々)
如何にもホグワーツでの学園生活ならこんな事ありそう! ってなる光景に結構な頻度で遭遇します。

また、時代的には1800年代なので我らがハリー・ポッター達は居ないけれど、「この苗字は……」と思わせる人物がちらほら居たり、原作で人望0とまで言われていたあのお方も存命中なので生の声で人望のなさを知れたり、本作で出逢える同級生や教師陣も癖のある個性的で魅力溢れる面々となっているので決して寂しくはならないはず。
ただ、欲を言えばもう少し学園生活を満喫出来る要素が強かったり、ランダムイベントがあっても良かったかも? 談話室でソファに座って生徒達の他愛のない雑談をぼんやり聴き続けるだとか、大広間でみんなと一緒にもぐもぐしたり、夜は寮に戻ってベッドで寝たり、そういった一見無駄な行為とも思える浸り方もしたかった。
(理想で言えばRDR2みたいに世界観そのものとは別の部分にある、もう一歩踏み込んだ没入感)

あと、最初は校内のあちこちに点在するギミックを習得した魔法を使って解いていくのが楽しいけれど、同じギミックが何箇所にも配置されている事もあって段々とダレて来る部分はあるかもしれないです。
戦闘に関しては難易度にもよりますが、これをする相手にはこの呪文や行動で返すみたいな部分があるのでバットマンシリーズやスパイダーマンに近いかも?
まぁ杖先から出る光がピュンピュン飛んでいくの見てるだけでも魔法使いになった気分で楽しいんですけどね!

とりあえず言えるのはハリー・ポッターが好きな人には断然オススメという事です。
逆にハリー・ポッター全く知らないよって人はちょっとでも映画を観るか、とんでも翻訳の原作を読んだ後で組分け帽を被って「グリフィンドォォォール!」って叫びながら好きな寮に入って下さい。
(公式ファンクラブの組分け診断もやっておくと更に楽しいよ!)
Posted February 11, 2023.
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146.7 hrs on record (10.5 hrs at review time)
ついにSteamで太閤立志伝5が遊べるぞー! しかも武将にイベントにと追加要素が盛り沢山だって!? と喜んだところまでは良かったのですが、他の方々も指摘しているように兎に角不親切で扱い辛いUIとゲームテンポの悪さが本来の素晴らしさを台無しにするくらいのストレスとして降り掛かって来ます。
マウス操作に対しては全くといっていい程に配慮も効率化もされておらず、更には野戦・攻城戦・評定・ワールドマップ移動時のもっさり具合も酷いのでさながら水軍技能0で船に乗ってしまった時のような気分にさせられます。
ファン待望のリマスターのはずがこの体たらく。もしかしてKOEIさんはストレス耐性が極端に高い人達だけを集めてこのゲームを再構築したのでしょうか。ゲーム開発者として"プレイフィール"って言葉はご存知?
今回のリマスターに携わった開発陣の仕事ぶりは、例えるならば村雨という伝家の宝刀を持っている筈なのに何故かその辺で買った槍を振るい続ける足利義氏かのようなガッカリ具合です。
そして皆さんの思う不満点が改善されるであろうその時を、私も尼子家再興を願う山中鹿介のような心で待ち望みます。

※書き忘れてましたが、上記の殆どはマウスでプレイしている際の不満点でもあるので、画面効果を簡易に設定(ここは共通で大事!)してパッドでプレイする分にはかなりマシに遊べます。
Posted May 22, 2022. Last edited May 22, 2022.
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201.8 hrs on record (6.3 hrs at review time)
フロム・ソフトウェアのオープンワールドっぽいような、そうじゃないような作品です。
システム的には同社のダークソウルシリーズの系譜ともいえ、表面上にオープンかつシームレスなエリアが置かれ、そのエリア内の各地にお馴染みのダンジョンが配置されている形となります。
昼夜の要素等もあり、どうやら時間帯によって出現するNPCやボスもいるようなので、ロケーション毎への印象がその時々のプレイで大きく変わる可能性もあります。
その辺も踏まえた上で既存のダークソウルシリーズファンの方からすれば、従来のシリーズにおけるエリア探索要素が更に増えた「ダークソウル4.7くらい」と見れば良いかと思います。
私は下手クソなのでガンガン死にますが、失われる物といえばダークソウルシリーズにおける「ソウル」と同じ貨幣&経験値である「ルーン」くらいの物なので当たって砕けろの精神があれば楽しめる筈です。(人を選ぶゲームだとは思いますが……。)
また、全世界のキャラクリ大好き人間さん達には朗報で、とある場所まで進める事が出来れば素性(最初に選ぶ職業的な物、これで初期ステータスが決定される)以外は性別、容姿、キャラ名まで後から何度でもクリエイトし直せます。
理想のイケメン美女のキャラクリに挑むも良し、オークやゴブリンみたいな異形を生み出してロールプレイするも良し、正直な話をすると自分の中ではこの要素が一番嬉しいくらいでした。

ただ、ゲームとしては楽しいのですが、発売日である2022.2.25時点ではPC版の最適化が行き渡っていないのか時折フレームレートの低下によるカクつきも見受けられます。
(※CPU:Ryzen7 5800X,GPU:RTX3070,Memory:32GBでプレイしています。)
自分の環境ではフルスクリーンモードではなくボーダーレスウィンドウモードでの起動に切り替えて2時間程プレイしたところ、上記の問題は軽減されたらしく現状はそこまで不満を持っていないのですが、人によってディスプレイやプレイ環境の異なるPC版においてはシリーズファンの方にも手放しで「オススメ」とは言い切れません。
購入を迷っている方は今後の修正に期待して様子見をするか、或いはネット上に散見される多くの問題点によく目を通した上での購入検討をオススメします。

※手放しではオススメ出来ないとは書きましたが、個人の観点で見た場合のプレイフィールとしては現状面白いと思うので「オススメ」に入れさせて頂きます。
Posted February 25, 2022.
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20.9 hrs on record
俗に言うメトロイドヴァニアというジャンルで、エリア毎の探索と戦闘がメインとなった2DアクションRPGなのですが、死んでしまった場合にも直前の拠点に戻される事と主人公のリリィちゃんがちょっと痛ましい様子で可哀想な気持ちになる以外はデメリットも特に存在せず、所謂ソウルライクと呼ばれる死と隣り合わせの中でプレイヤー自身がキャラクターと共に成長しながら打開していく要素を持つゲームの中では比較的易しめの方だと思います。
(※この手のジャンルのゲームはあまり得意ではないのですが、個人的には難し過ぎず、易し過ぎずの適度な歯応えを感じました。)

主人公であるリリィを始めとして様々な背景を持ったキャラクターや彼女達が生きる穢れと絶望に満ちた世界、儚くも不安や寂寥の念を掻き立てる音楽といった絵本をそのままゲームとして描き起こしたかのような美麗なビジュアル面に目が行きがちですが、ゲームバランスの部分においても遊んでくれる人に対する丁寧さを感じさせ、エリアや敵によって「このスキルがあると楽に進めるかもしれない」だとか「こう動けば対処しやすい」といった事が分かってくると先程まで強敵だと思っていた相手が途端に御し易い存在と化したり、各拠点の配置間隔の絶妙さ、未探索・探索済みのエリアが色分けされていたりと、こちらがちゃんと向き合おうとすれば、ゲーム側もあまり理不尽を押し付け過ぎるスタイルではないおかげか多少疲れる場面だとしてもストレスばかりが膨れ上がるといった事は特にありませんでした。(とは言え、誘導弾に頼った敵の攻撃がちょっと多いかな……等という細かな不満点も幾つか見受けられましたが。)

特別に周回要素が強いゲームではないので、一周で各種エンディングを全て見終えたらクリアという形になる人も散見されそうな作りではありますが、それでもリリィや彼女を取り囲む仲間達と共に駆け抜けた時間は確かで鮮やかな思い出として残る。
そんな一作だと思います。
Posted February 2, 2022.
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50.9 hrs on record (19.4 hrs at review time)
フランスの辺境・ジェヴォーダンに小さな所領を持つ貴族の私は主君たるフランス王家に連なる名家の令嬢と政略結婚をし、彼女と何度も愛を深め合った末にお互いを魂の伴侶とも呼べる間柄になりました。
そして子宝にも恵まれ、可愛らしい女の子と男の子を授かった私はこの先もっと幸せで順風満帆な生活が待っているに違いないと思いました。
時は流れ、娘が15歳を迎えたある日ーーそろそろ嫁ぎ先を考えても良い頃合いだと思った私と妻は話し合い、同じくフランスに所領を持つとある貴族の青年の元へと娘を嫁がせる事を決めたのです。
暫くは夫婦仲も良好そうに見えたのですが、娘が長男を授かって間もなく、私は驚くべき風の噂を耳に挟む事となりました。
なんと先代から我が家に仕えていた老齢の密偵頭と娘が不倫していると誰かが触れ回っているではありませんか。
私は娘を信じたい一心から彼女を問い質し、その身の潔白を証明しようと試みました。
しかし、結果としてそれが単なる噂ではなく事実だと知らされたのです!
その瞬間、私の脳は戦斧で頭をかち割られた時のような衝撃で粉々に破壊されました!(それ程までのショックを受けたのです。)
怒りと嘆きによってぐちゃぐちゃになった感情をどうにか抑え込み、敬虔な神の子を自負する私は泣きながら追い縋る妻の手を振り解き、不義姦通を行った密偵頭と娘を罪人として牢屋に繋ぐ事を決めました。

こんな事が普通に起きたり起きなかったりする中世ベースの恋愛シミュレーションゲームです。
パラドゲーらしく、結果よりもそこに到るまでの過程において自分だけのドラマが紡がれていくのがとても楽しく、穏和で貞節を大事にする正直な純愛好きの貴族にも、独善的で嘘つきで好色なNTR好きの異教徒にもオススメです。
Posted January 31, 2022. Last edited February 19, 2022.
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79.5 hrs on record (23.7 hrs at review time)
同社のETS2をやった事がある人にとってはお馴染み、トラックに乗って色んな荷物を運送するゲームのアメリカ版です。
ただ、実際にプレイしてみるとETS2との違いも散見されたので以下に記しておこうと思います。

1.まず初めに横から追い抜いていった車をピータービルト社のトラックに乗ってしつこく追い掛け回すゲームではありません。
2.それから購入したトラックが人型のメカメカしい地球外生命体に変形するなんて事もありません。
3.況してやいきなりトラックのボンネットにゴブリンの顔が生えて来て通行人を襲うなんて事もありませんのでご安心下さい。
4.赤信号でも右折出来ます。ここでアクセル全開、インド人を右に!
5.あちこちに秤量所があるので体重を気にしがちな人だと頻繁に乙女心が傷つきます。
6.アメリカントラックは大きいのでETS2の感覚でいると曲がる時にぶつけがち。曲がり角には常にパンを咥えた女の子が潜んでいると思って曲がるとGoodです。
7.ETS2の全体的に寒色寄りで涼しげな景色とは対照的にATSは暖色寄りで暖かみのある色彩になっています。

アメリカが舞台だからか、ラジオをONにしたらちょっとしたロードムービーの主人公にでもなった気分で走り出したくなる。
そんな不思議な魅力を持ったゲームです。
PCデスクの上にホットドッグとコーラを用意したらトラックに乗り込もう!
Posted August 27, 2021.
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69.9 hrs on record (41.6 hrs at review time)
Early Access Review
日本人向けのレビューにはなりますが、このMount&Bladeシリーズは何処ぞの歴史物大好き日本企業が出している「お猿さん立志伝」をベースに戦闘パートは無双出来ない「ほにゃらら無双」が掛け合わさったような、そうでないようなゲームです。
こう書くと意外と馴染み深い! と思って手を出してくれる人がいると良いなぁ~と思って書きました。

まず、カルラディア(※このゲームの舞台となる架空の世界)では全てが自由です。手始めに何人か兵を雇ってその辺にいる追い剥ぎをぶん殴って追い剥ぎ剥ぎするのが良いでしょう。
街の人のお願いを聞いて初めてのお使いに繰り出すのも良いかもしれません。各国を自分で見て回って行商したい? それもまた一興です。
そうして追い剥ぎを集団でイジメる通りすがりのヒーローみたいな事を繰り返したり、大切な商品を狙って来る下賤な奴らを返り討ちにしている内にあなたは傭兵として自分を売り込めるくらいの力を手に入れているはずです。
今度は戦争中の国家に雇って貰って舌なめずりしながら敵国の将軍達に殴りかかってやるのも良いでしょう。
また、戦争が起きている前線に近い地帯では一部の物価が上がっている事もあるでしょうから、ここに来てお隣さんちの夕飯のカレーと同じくらい強烈に金の臭いが漂って来たのをあなたは感じているはずです。
でも興奮し過ぎず、時には慎重かつ冷静に動く事もお忘れなく。
例えば「こっちは諸侯が集ってて700人の軍隊だ! ヘヘヘ! 蹂躙してやるぜ!」てな具合であなたの心の中にいる悪人面したモヒカン野郎がイキって150人の敵軍を追い回すのに夢中になっていたら、その後ろから1000人超の大軍がやって来て気付けば全員敵国のお城の薄暗い地下牢にぶち込まれていた、なんて事もままある世界です。
時には周りを見て退く事も覚えましょう。捕虜としての生活はとても惨めだし、この乱世で自分の身を守れるのは自分だけです。
「やっと解放された!」と思ったら城から出て数歩のところで馬に乗った100人に追い回されてすぐ連れ戻された……なんて事もあります。
カルラディアとはそういう理不尽も付き纏う世界なのです。

とまぁ、ここまで私の体験談も交えながら書きましたが、兎にも角にもまずは自分で剣を取り、旗を揚げてみない事には始まりません。
今度はあなたが行動する番です。
一国の王に仕える忠臣として信頼され、また敵軍からは恐れられる稀代の大将軍になったり、見切りの良い表裏比興の者として後ろ指を差されまくったり、工房と隊商を所持して大量のデナール(※お金の単位)金貨が入った袋をジャラジャラさせたり、果ては自分が一国の王として名乗りを挙げて乱世を終わらせる決意をするのだって全て自由なのですから。
さぁ、カルラディアであなただけの歴史物語を紡いでみませんか?
Posted July 2, 2021.
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21.0 hrs on record (21.0 hrs at review time)
街中で突然「ナニニシマスカ?」と声を掛けられた時、あなたはラーメンを注文するタイプですか?
それとも喋りかけて来た相手に向かって偶然手にしていたヌカランチャーをぶち込むタイプですか?
荒廃した地上世界では協力と暴力のどちらもが正解だと思います。これはそんなゲームでした。
Posted June 18, 2021.
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26.8 hrs on record
お馴染みSaints Rowシリーズの4作目。
これまでギャングとして悪の出世街道を歩んで来た我らがボスですが何がどうなって誰が投票してそうなったのか、とうとうアメリカ大統領になってしまいました。
肝心のゲームに関してですが、もしもあなたが過去にアメリカ大統領に当選した事があるならばオススメです。
また、アメリカ大統領になった事がないそこのあなたにもまぁまぁオススメです。
そして「難しい事は分からないけど暴れるぞー!」ってな具合に頭を空っぽに出来る人ならばとてもオススメです。
でも本音言うと前作までの方が好きかな。
Posted June 4, 2021.
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