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0.9 hrs on record
単に遊んでクリアするだけなら1時間もかからない。
返金制度を悪用しようと思えばタダ乗りが出来てしまうが、
きっちり返金せずに開発者はコーヒーでも買ってくれと思う出来。

内容は女の子が給与が支払われながらも税金で搾取されつつ、
武器やステータスや仲間を強化しつつ生き抜くというもの。

ハイテンポというように確かにテンポよく楽しめた。
が、基本的に敵が単調でただ単に硬くなるだけなのでそれは不満。

マルチエンディングなようだが1回で十分かな。
ストーリーは憂鬱な世界観で、タイツな女の子が頑張っているからこそ生き延びたい。
Posted September 3, 2021.
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22.2 hrs on record
👍MMOを名乗りながら実態はMOという作品が多い中、多数のプレイヤーがフィールドに集結して巨大モンスターを倒すシーンに数多く出会える作品。(FF14などと同じくID制のコンテンツも多い)

👍ゲーム性はアクションの比重が高く、自動戦闘が主流な中でしっかり敵との位置取りやスキルコンボを意識する必要があるため、MMO RPGの中では難易度が高い。これは差別化として良い点だと感じる。

💢基本無料であるためRMTのスパムで埋め尽くされており、言語フィルターをかけていない全体チャットは使い物にならない。かといって日本語の全体チャットも古参の馴れ合いが垂れ流しとなっており、確かに有益な情報も多いが辟易する。

😑また高レベル帯のID募集も基本的に全体チャットで行われるが、装備レベルの制限が設定されているものがほとんどで後発組は疎外感を感じるかもしれない。自分から全体チャットで募集する積極性がないときつそうだ。自分がプレイしていた際はジョブ格差もそれなりに存在するように感じたが、これはアップデート次第でいくらでも化けるだろう。(近接職は鈍重だが敵が飛び跳ねるギミックも多いため、近寄ることばかりに必死になりがちな点はバランスを崩さずの改善が難しいかもしれない)

🤢基本無料であるため収益は課金から得る構造となっている。課金誘導はアイテム所持数の増加など不便の解消の面が強く、ユーザー心理としてはより便利になるための課金であってほしいがそれは難しそう。いつP2Wな課金が登場するやもしれず、そういった点である程度の資金を投じる覚悟が必要。FF14プレイヤーの自分からすると月額課金制の方が相性は良さそうだ。
Posted September 3, 2021. Last edited September 3, 2021.
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A developer has responded on Sep 23, 2021 @ 5:22pm (view response)
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13.1 hrs on record (8.1 hrs at review time)
Early Access Review
- <プレイヤー>は<敵>の<銃弾>に殺された
- <プレイヤー>は砲撃に巻き込まれた
- <プレイヤー>は敵が伏せていたと気づいた
- <プレイヤー>は失血死した
- <プレイヤー>は<機関銃兵>から逃れようとして溺れ死んだ

平均生存時間:3分(自分調べ)

あらゆるKilled In Actionを体験できる、
リアル志向の第二次世界大戦シューター。

50人 vs 50人。
司令官や分隊長など各自の役割が非常に重要。
各兵種は人数が決まっているため出来ることに注力しよう。

Escape From TarkovやARMAほどのシビアさはないが、
基本的に一発で死亡するし、音と勘で敵を探す必要がある。

オンラインゲームなのでプレイ人口が気になるところだが、
レビュー時点で日本からまともなPingで遊べるサーバーと人数は十分ある。
常時サーバーに接続してプレイしているアジア圏ユーザーは体験では500人ほど。

ユーザーは中国・台湾系が多い印象で、VCで日本語が聞こえてくることはほとんどない。
ただ、慣れてくればVCなどなくても
お互いが役割を果たすためある程度の連携は問題ない。
(高度な連携はフレンドと分隊を組まない限りは難しい)
Posted May 18, 2021.
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6.3 hrs on record
- 有志の日本語化MODあり
- Crytek作品のため2014年のゲームだが、2021年でも見劣りしない映像美。
- シングルプレイでさくっとローマ帝国を味わいたい人にオススメ。

ネロ皇帝の時代をアレンジした舞台設定。
ブリトン人と戦ったりします。

戦闘は基本的に通常攻撃・強攻撃・ガード崩しを相手のタイプに合わせて混ぜ込むだけでシンプルな作り。戦いの腕を極めたりという事に興味がある人には向かない。反対に言えばサクサクプレイしたい人には難しいことが無くてお手軽。

シングルプレイだけを前提にすると、総プレイ時間は約7時間もあればクリアできるボリューム。このボリュームを足りないとみるか十分とみるかは買値によるところだと感じる。テンポよくまとまっているので、私は特に不満を感じないボリュームだった。

リニアなストーリー展開なので、リプレイ性は低いと感じる。

総じて言えるのは、映像美とローマを楽しむゲームであって、アクションアドベンチャーとして期待することは間違っている作品。その前提を理解したうえであればオススメできる作品です。
Posted May 4, 2021.
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24.8 hrs on record
ホラーゲームじゃない海洋ホラー作品

人類が宇宙進出を果たした時代。
未知の惑星へと不時着した主人公は生還の道を探す。

  • 日本語対応
  • オープンワールド
  • サバイバル
  • クラフト
  • ナラティブなストーリーテリング
  • ホラーじゃないのに怖い

大海原に浮かぶ脱出ポッド。
海底がどれほど下なのかも分からず、
聞こえてくる不気味な鳴き声に鳥肌が立つ。

基本的な流れ

訳もわからず宇宙船から脱出し、
不時着したところから物語は始まる。

難易度選択により変更可能だが、通常のサバイバルモードではただ生きているだけで空腹や喉の渇きと対決することになり、海中で活動するためにこれに追加で酸素や電力の維持も行わなければならない。

急場をしのぐため食料を調達していたりすると、他の脱出ポッドから通信が入り、徐々にプレイヤーが置かれた状況が分かってくる。

基本的にストーリーは墜落で各地に散らばったデータログを読み解いていくことで、データログを残した人々に何が起きたのか、プレイヤーは何をすべきなのかを察していくことになる。直接的に〇〇をしないといけない、といった指示は行われない。

なにがホラーなのか

  • 舞台が海
  • ライトで照らしても底の見えない海
  • 海中に響く不気味な鳴き声

自分の下にどんな生き物がいるのかも分からないことがたまらなく怖くて、海水浴が出来ない自分にとってはこれらの要素がとにかく怖い。

行きたくないのに生還するために行かなくてはならない深海。先の気になるストーリーでなければ投げ出していただろうホラー要素のある作品です。

夜中の海や海中の洞窟が恐ろしくも惹かれる人にオススメです。
Posted May 1, 2021.
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81.0 hrs on record (39.5 hrs at review time)
FPS x ハクスラ

本レビューは「今から始める人」向けの情報を記載する。

結論としては今から始めること自体に問題はないが、
遊びつくすために注意する点がいくつかある。

ゲームの簡単な状況整理

長寿タイトルであるためまずは拡張の状況について説明する。

基本的に自由度が高くストーリーやエンドコンテンツを
楽しめるようにするには有料の拡張をそれぞれ購入する必要がある。
「レジェンダリー版」が全部入りなので一番お得。

さわりの部分だけを遊ぶ、という点ではどれも無料で遊ぶことはできるが
個人的にはその遊び方では早晩にやることがなくなるのではないだろうか。
基本無料と言っても購入した方が絶対に面白い。

名称
概要
無料/有料
新たな光 (New Light)
新規向け導入ストーリー
無料
孤独と影(Forsaken)
2018/9/5に登場
有料
影の砦(Shadowkeep)
2019/10/1に登場
有料
光の超越(Beyond Light)
2020/11/11に登場
有料

ソロで遊べるのか?

誰とも混じらずに遊べるかという意味では「いいえ」。
ワールドには他のプレイヤーの姿があるので、
誰の気配も感じずにプレイすることはできない。

ストーリーなどをソロでもプレイできるか
という意味では「はい」となる。

エンドコンテンツなどは「いいえ」。

2020年終盤に新たな拡張が登場したことからもわかるように
まだまだプレイヤー人口はおり、寂しさは感じない。

ただ本作は元々PlayStation向けのタイトルであったため、
その経緯から日本プレイヤー比率は圧倒的にPS4及びPS5が多い。
(クロスプレイには現在のところ対応していない)

そのため日本人コミュニティというのは小規模なところが多く、
エンドコンテンツを十分に遊ぶためには、
一緒にプレイできる仲間を自分で探してくることが必要になる。
(6人が必要)

どんな人が楽しめるのか?
  • FPSが好き
  • 神話とSFが混じる世界観が好き
  • ふわふわとした浮遊感のある動きに抵抗がない
  • 延々と良い装備品を集めるために周回できる

これらを満たすことのできる人にオススメしたい。

基本無料で楽しめる「新たなる光」は、
Destiny 2が合う人と合わない人をきっちり判別できる
良い出来となっているので、お試しで試してみるのが一番かもしれない。

面白くなかったら今後も面白くならないと思うが、
面白く感じたならぜひ一緒にやりましょう。
Posted February 5, 2021. Last edited February 5, 2021.
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16 people found this review helpful
2 people found this review funny
63.3 hrs on record (59.9 hrs at review time)
宇宙を旅するロマンを満たす

宇宙船パイロットとして成り上がっていく作品。
ただし成り上がり方はプレイヤー次第でどのようにでも選ぶことができる。

ミッションベースでは以下のように大別できるが、どれをやってもやらなくても良い。

  • 配達
  • 交易
  • 探索
  • 採掘
  • 座礁船の回収
  • 密輸
  • 海賊
  • 傭兵
  • 暗殺
  • 賞金首狩り
  • 人質救助
  • 旅行

とどのつまり、プレイヤーには選択肢を与えられはするが何も強制されない。
設定資料や勢力図など膨大な世界観は存在するが、明確な物語が掲示されることもない。
プレイヤー自身による目的意識や想像でどう生きるかを補完する必要がある。

30年以上の歴史を持つシリーズだけあり、コアなファンも多くハマればハマる典型。
上述した理由から誰にでもオススメできる作品では決してないが、これは面白い。

マルチプレイヤーだが宇宙は広い

MMOの宇宙シミュレーションであり、他のプレイヤーの功績が世界に反映される。
例えば誰もたどり着いたことのない星系に初めて到達したプレイヤーの名前は
その星系の第1発見者として記録され続ける。

ウィング、いわゆるパーティを組んで編隊飛行をすることも可能。
PvPの制限もないためNPCからもプレイヤーからも襲われる可能性がある。

もちろんソロプレイモードもマルチプレイ以外の制限なくプレイ可能。
その場合でも星系の第1発見者などの情報は共有される。

ドラマは多くの平凡の中で輝く

プレイヤーは何らかの目的をもってプレイすることになるが、
大抵はゲーム内資金か資源が必要になるため、多くの時間は金策に走り回ることになる。
同じようなことの繰り返しになる。

ただしそんな中でふとドラマチックな状況に遭遇することがある。

その最たるものは、存在が噂されていたThargoidという未知の生物種との遭遇だろう。
これは専門外のメディアにも取り扱われるニュースともなった。

もっと日常的な例でいえば、中性子星の領域へと飛び込んだ瞬間だろうか。
狭いパイロット座席に幻想的な姿が飛び込んできた瞬間はなかなか忘れがたい。

そういう膨大な作業の中の輝きを楽しめるのであればオススメしたい。
Posted October 10, 2020. Last edited October 10, 2020.
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693 people found this review helpful
37 people found this review funny
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2,381.9 hrs on record (398.9 hrs at review time)
文字通り新生したMMORPG

本レビューは「今から始める人」向けの情報を記載する。

結論から言えば今から始めても決して遅くないし、
現在のところ遊ぶのに十分な人口が常にプレイしている。

ゲームの簡単な状況整理

本作はWindowsやMacやPS4に対応しており、
異なるプラットフォーム間でも一緒に遊ぶことが可能だ。

2010年のサービス開始当初は酷評の嵐であったが、
2012年に運営体制を刷新して再始動して以降は好評。

名称
概要
状況
1.0
無印
酷評のあまり廃版
廃版
2.0
新生エオルゼア
現在の土台
無料
3.0
蒼天のイシュガルド
物語やコンテンツを追加
無料
4.0
紅蓮の解放者
物語やコンテンツを追加
拡張
5.0
漆黒の反逆者
物語やコンテンツを追加
拡張
6.0
暁月のフィナーレ
物語やコンテンツを追加
拡張

2020年10月時点で無料体験版の範囲が拡大され、
3.0「蒼天のイシュガルド」のコンテンツまで体験することができる。
本作への評価が大きく見直されるきっかけとなったコンテンツが無料で体験できるため、
ぜひ体験版からでもスタートしてみてほしい。

レビュー執筆時点での最新の拡張パッケージは6.0。
Steam上ではDLC「Endwalker」に該当する。

拡張パッケージにはそれ以前の全てのコンテンツのプレイ権利が含まれているため、
2.0と最新の拡張パッケージを購入すれば現時点のすべてのコンテンツにアクセスできる。

Steamで購入する際の注意点

現在のところWindows版は厳密には
「Steamで購入したもの」と「それ以外」で区別されている。

サービスページではどちらもWindows版として認識されるが、
両立してアカウントに紐づけることができない点に注意したい。

具体的にいえば2.0をSteamで購入し、
6.0をAmazonなどで購入しても登録できないという事だ。
Steamで購入した場合は、以降はSteamでの購入のみが有効。
Steam外で購入した場合は、以降はSteam外での購入のみが有効となる。

料金体系

・(必須)パッケージ
・(必須)サービス利用料金
・(任意)課金サービス

基本的にこの3つがゲームをプレイするうえで
必要となる可能性のある全てである。

Steam上ではパッケージのみが購入可能で、
後者2つは別途公式サイトから手続きが必要となる。

課金サービスの内容は外見アイテムが中心であり、
課金の有無はキャラクター性能などには影響しない。

誰かと始める場合の注意点

本作はいくつかの地域と、地域別の複数のデータセンター(DC)と、
DCの中に存在する複数のサーバーで成り立っている。

かつては同一DC内のプレイヤーのみが共に遊ぶことができたが、
現在は同一地域内の別DCへの一時的な移動が自由に行えるようになったため、
例えば日本地域という層で共通であれば同じマップを歩いて遊ぶことができる。

とはいえFC(クラン/ギルド)といった複数の機能で細かい制限が存在するため、
一緒に遊んでいきたいプレイヤーがいる場合は同じサーバーを選択した方が何かと便利ではある。
(有償でDCの恒久的な移動も可能であるため、取り返しがつかない要素ではない)

コンテンツの種類と難易度

コンテンツを進めるという観点で言えば、
大別して「戦闘職」「生産職」の2種類の成長要素がある。
もちろんどちらかのみに専念することもできるし、両立も可能。

コンテンツは進めずにオシャレを追及したり雑談をするという
遊び方ももちろんあるが、ここでは割愛する。

最も気になるのは「今から始めて追いつけるのか」という点だろう。
ゲーム内資金など積み重ねが重要な部分はなかなか難しい。
しかし最高難易度のコンテンツに挑んだり、という点では可能だ。

本作では新規プレイヤーが置いてきぼりにならないよう、
経験値取得量や難易度に補正がかかっているためだ。
もちろん難易度の補正を外すこともできる。

最後に

このレビューが参考になって1人でも
新規プレイヤーになってくれたら嬉しい。

私自身は2.0時代に引退して高評価を聞きつけて復帰した層だが、
その後も復帰と休止を適度にとりつつも長く続けることができている。

GaiaというDCのUltimaサーバーでプレイしているので、
良かったらFF14の世界に入ってみてほしい。
Posted December 22, 2018. Last edited September 15, 2022.
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32.4 hrs on record (25.8 hrs at review time)
幾度も繰り返す、殺人鬼からの逃走

総評
圧倒的脅威者から逃れるホラー鬼ごっこ

  • 公式に日本語完全対応
  • ストーリー性はなく、繰り返される殺戮と逃走
  • プレイヤーランクとスキルビルドの戦略性

4人の生存者と1人の殺人鬼。
追う者と追われる者の王道な非対称マルチプレイヤーゲーム。

目的はただ逃げ延びる事、殺し尽くす事

生存者は霧に包まれた箱庭空間に放り込まれ、
どこから襲い掛かって来るか分からぬ殺人鬼からの逃亡を目指す。

殺人鬼から逃れつつマップに点在する発電機を5つ修理し、
脱出ゲートを起動させて逃げ出すことが生存者の目標だ。

殺人鬼の目的は生存者を狩りだし殺し尽くす事。
切り刻んだ哀れな被害者を、屠殺される家畜のように吊し上げるか
地べたを這いつくばり失血死していく様を見届ける。

どちらもプレイヤーが操作していることから、
一度しかないプレイ体験がそこに生まれる。

キャラクターをどれだけ育てたかによって、
個々のスキルビルドが異なってくるが、
懸念されるようなプレイヤー間格差はあまり感じられない。

プレイヤー数の供給が十分な現在は
上手くそのあたりのバランスが取れているように感じる。

ビジュアルとサウンド、操作性

ビジュアルはホラー作品なだけあり全体を通じて陰鬱。
被害者は血を流すし、死に怯える表情まで見える。
ゲーム性と雰囲気がバランスよく描かれている。

サウンドは殺人鬼に合わせた演出があり、
恐怖からくる生存者の心音には否応なく緊張させられる。
重傷を負った際の凄惨な悲鳴も良く出来ている。

操作性はマウス/キーボードでも、コントローラーでも
どちらも不満なくプレイできるだろう。
操作コマンドにも複雑なものはなく、文句ない。

プレイするべきか否か

マルチプレイヤー型のホラーゲームであり、
スキル制度が実装されていることを踏まえると
誰にでもはオススメ出来ない。

  1. ホラー、直接的な暴力表現に耐えられること
  2. 対人戦をひたすら繰り返すゲームで構わないこと
この2点が大丈夫であることが必須。

1人でプレイしても十分楽しいが、
4人一緒にプレイするフレンドを用意できればさらに楽しい。

非対称マルチプレイヤーのお手本となるゲームだろう。
Posted June 9, 2018. Last edited June 9, 2018.
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18 people found this review helpful
2 people found this review funny
179.7 hrs on record (27.7 hrs at review time)
舞台は宇宙、銀河系の覇権をめぐる異星人たちの物語

総評
自らの歴史を想像しながら遊べる戦略ゲーム

  • 有志制作の日本語化対応
  • 人類をはじめ幅広い種族として銀河を統治できる
  • 矮小なる人々が遠大な銀河を巡る覇権を争う戦略性

ストラテジの老舗らしいParadoxの魅力を残しつつ、
課題であった取っつきにくさを排除した名作。

大宇宙における我々の物語を考えよう

人類が地球を旅立ち他の星系へと生息圏を伸ばしたとき、そのフロンティアで出会う我々とは異なる知的生命体たち。彼らと出会ったときに我々人類はどのような反応を見せるのだろうか。

古来より人類同士で殺しあった野蛮さを再び発揮するのか、広大な宇宙で思いを伝えあえる友に出会えた喜びを胸に共存を図るのか。その選択肢は種の総督たるプレイヤーに委ねられる。

どのような道を選ぶにせよ、種の宿命として掲げられた目標は「繁栄」。数ある大銀河の中のたった一つの銀河における、いくつかの種族の出会いとその先。それでもそこに思いを馳せることは出来るし、そこで物語を紡いでいくのはプレイヤー自身だ。

自分だけの物語としての戦略を

強力な複数文明による連邦によって生息圏を拡大していくのもいいし、軍事力を背景に異種族を支配し銀河支配をもくろんでも構わない。奴隷制や浄化など戦略ゲームとしての面白さもしっかりと味わえる。

これまで史実を舞台としてきたParadoxが未来に目を向けたことで、人それぞれに思い出ができるナラティブさと、戦略ゲームとしての味わい深さの両立を成し遂げたのが本作だ。

プレイするべきか否か

孤独な宇宙に放り出され、まずは自らの星系を調査する船団を送り出し宇宙での己の立ち位置を知る。その中で異文明と出会い、時には遥か昔に没落した銀河帝国の残滓に触れたりと、思いを馳せる体験を求めるのならばまずはお勧めしたい。

反対に、宇宙を舞台に緻密な軍略や外交による権謀術数の限りを尽くした戦略性を求めるのならば再考を促したい。ゲーム序盤の文明の立ち上がりには胸躍るポイントが多いものの、他の多くの戦略ゲームと同じく中盤以降の惰性となる欠点は本作でも克服することは出来ていないからだ。

戦略さのみに着目しても、競合作品のように例えば外交勝利や科学勝利など勝利に向けた複数の道筋が存在するのではなく、あくまでも繁栄を目指すため、単独か同盟かの違いはあれど戦争に頼らざるを得ず、取れる道筋は限られている。

宇宙を舞台にナラティブさを重視するのならばお勧めで、戦略性の高さを期待するのならば止めておこう。

Posted September 11, 2016.
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< 1  2  3 ... 8 >
Showing 1-10 of 80 entries